様式第2号(第6条関係) 光ファイバケーブル芯線の賃貸借に関する契約

様式第2号(第6条関係)
光ファイバケーブル芯線の賃貸借に関する契約書
宮若市(以下「甲」という。)と
(以下「乙」という。)とは、甲が所
有する光ファイバケーブル芯線の賃貸借に関して、次のとおり契約(以下「本契約」とい
う。)を締結する。
(本契約の対象)
第1条 本契約は、甲が所有する別紙 利用区間の光ファイバケーブル芯線(以下「本物件」
という。)を対象とする。
(用途)
第2条 乙は、賃貸物件を移動通信サービス回線として使用し、その他の用途には使用しな
いものとする。
(使用の原則)
第3条 乙による本物件の使用は、本契約に別段の定めがない限り、乙の書面による同意な
しに甲から一方的に中断又は終了し得ないものとし、甲は第5条に定める期間中、乙の電
気通信事業用として長期安定的に使用させるものとする。
2 甲は、別紙に定める利用区間において乙が使用していない光ファイバ芯線を乙以外の者
に使用させる場合、本契約と比べ不当な差別的条件で提供しないものとする。
(乙の設備との接続等)
第4条 乙は、本物件を使用するに当たり、必要な伝送・中継設備その他の付属物を自らの
費用により設置し、維持管理を行う。
2 乙は、本物件と乙が所有する光ファイバケーブル芯線を甲が所有するクロージャー等接
続盤内において接続するものとする。
3 前項の接続については、甲の立会いの下、乙の責任において施工するものとする。
4 本物件に接続するために設置する甲が所有する光ファイバケーブル芯線等の接続端子
等により本物件側は甲が、乙が所有するクロージャー及び光ファイバケーブル芯線側は乙
が、それぞれの責任において適切な品質に維持管理する。
(使用期間)
第5条 本物件の貸付期間は、本契約の締結日から10年間とする。
2 乙は、本物件の使用期間の延長を希望する場合、使用期間の満了する日の6箇月前まで
に延長を希望する期間を明示し、書面により甲に申し入れを行うものとし、この場合は、
甲乙双方誠意をもって協議し、合意の上は期間を延長できるものとする。ただし、この場
合における当該延長期間については、前項の規定は適用しない。
(貸付料)
第6条
本物件の貸付料は、電柱添架料及び伝送路保守費等を基礎に算定し、年額
円(内訳:円/1芯/
m)とする。
2 前項の貸付料は、甲が納付期限を定めて発行する納入告知書により、当該年度の貸付料
を前払いするものとする。
3 貸付期間が1年に満たない年度又は第16条の規定により本契約を解除することとな
った年度においては月割計算とし、1月未満の日数があるときは、その日数は1月とする。
(貸付料に10円未満の端数が生じる場合は切り捨てる。)
4 原則として納付した貸付料は返還しない。ただし、甲の責めによる事由により本契約を
解除することとなった場合は、この限りでない。
5 前条第2項の規定により使用期間を延長した場合において、経済変動等に伴い、金利、
物価、労働賃金等に大幅な増減が生じたときは、貸付料について甲乙双方誠意をもって協
議し、決定する。
(貸付物件の支障移転費用)
第7条 貸付物件に対し電柱移設、ケーブル加重、車両事故等による光ファイバケーブル
の支障移転が発生した場合には、移転箇所の全芯線数に対する貸付物件の芯線数の応分
負担を乙の負担とする。
2 前項の支障移転費用は、応分負担を記載した請求書を乙に送付し、甲が納付期限を定め
て発行する納入告知書により、支払いするものとする。
(遅延損害金)
第8条 乙は乙の責により甲が定める支払期日までに貸付料を支払わない場合、支払期日の
翌日から起算して支払日までの期間につき年率
%の割合で計算して得た遅延損害金
を甲に支払うものとする。ただし、100円未満の端数が生じる場合は、これを切り捨て
るものとする。
(関係行政官庁への手続)
第9条 乙は、本物件の使用につき、関係法規等を遵守するとともに、関係行政官庁に対す
る必要な手続を乙の責任において行うものとする。
2 甲は、本物件の設置及び維持管理にあたり、関係法規等を遵守するとともに、関係行政
官庁に対する必要な手続を甲の責任において行うものとする。
(施設の移設等)
第10条 甲は、本物件について移設工事を施工する必要が生じた場合、速やかに書面によ
り乙に通知を行い、移設工事の期間、内容等について協議を行うものとする。緊急その他
やむを得ない場合はこの限りでない。
2 移設工事により本物件の敷設ルートを変更する場合、甲は乙の電気通信事業が円滑に行
われるよう配慮し、変更後の敷設ルートが最適となるよう努めるものとする。ただし、敷
設ルートの変更により対象ケーブル長に変更が生じても貸付料の変更は行わない。
(保守管理等)
第11条 甲は、本物件が別紙 光ファイバケーブル芯線の仕様を満たすように保守管理に
努めるものとする。
2 甲は、送受信装置、双方向画像電送装置、光ファイバケーブル芯線等の保守又は工事上
やむを得ない場合、本物件の使用を一時的に中断させることができる。
3 甲は、前項の規定に基づき本物件の使用を中断させる場合、その理由、中断日及び中断
期間を予め書面により乙に通知し、協議を行うものとする。ただし、緊急その他やむを得
ない場合はこの限りでない。
4 前3項に定める他、保守管理に係る事項については、甲乙別途協議の上、定めるものと
する。
(損害賠償)
第12条 乙の故意又は過失によって、甲又は第三者に損害を与えた場合、乙はその責めを
負う。
2 甲の故意又は過失によって乙又は第三者に損害を与えた場合、甲はその責めを負う。
3 本物件が第三者に損害を及ぼしたときは、甲乙協力して処理を行うものとする。
(事故発生時の処理)
第13条 乙は、本物件に起因すると思われる通信障害等の事故を検知した場合、甲に事故
の発生日時、場所、内容等を速やかに連絡しなければならない。甲は連絡後直ちに現場調
査等を実施し、その結果を乙に連絡するものとする。
2 甲は、本物件に異常を発見した場合は、直ちに乙に連絡するものとし、乙は通信障害の
有無を確認して甲に連絡するものとする。
3 前2項の場合において、本物件の復旧、補修措置を必要とする場合は、甲は速やかにこ
れを実施するものとし、乙はこれに協力するものとする。
4 通信回線に障害が生じ、復旧までに時間を要すると判断されたときは、甲乙協議の上本
物件以外の未利用芯を一時利用し、障害復旧後は本物件の通信回線へと現状復旧するもの
とする。
5 前項の未利用芯がない場合においては、他の応急復旧措置を含めた善後策について、甲
乙協議するものとする。
(権利義務の承継)
第14条 甲及び乙は、本契約に定める権利義務を第三者に譲渡し、又は第三者のために権
利を設定してはならない。
(秘密の保持)
第15条 甲及び乙は、本契約に基づき知り得た相手方の営業上及び技術上の秘密を第三者
へ開示又は漏洩してはならない。本契約の解除又は本物件の賃貸借期間満了後も同様とす
る。ただし、法令上必要とされているとき又は相手方の書面による承諾を得たときは、こ
の限りでない。
(契約の解除)
第16条 甲は、乙が次の各号のいずれかに該当する場合、催告をなさずに本契約を解除す
ることができる。
(1) 破産手続の開始、会社整理の申立てを受け、又はこれらの申立てを自ら行ったとき。
(2) 電気通信事業法第18条の規定に基づき、乙が本契約に係る電気通信事業の休止若
しくは廃止又は法人を解散したとき。
(3) 電気通信事業法第14条の規定に基づき、乙の事業の登録が取り消されたとき。
2 甲及び乙は、相手方が次の各号のいずれかに該当する場合、書面による催告の上、相当
な期間をおいて本契約を解除することができる。
(1) 甲又は乙が、その責めによる事由により本契約に定める重要な事項に違反したとき、
重大な信義則違反があったとき又は正当な事由なく本契約に基づく業務を遂行しな
いとき。
(2) その他本契約の円滑な履行が困難になったとき。
(契約の変更)
第17条 本契約の各条項の内容は、甲乙双方の書面による合意によってのみ変更すること
ができる。
(契約の有効期間)
第18条 本物件の有効期間は、本契約に別段の定めがない限り、本契約締結の日から本物
件の使用期間の満了する日までの期間とする。
(協議事項)
第19条 本契約に定めない事項又は本契約の解釈に疑義が生じたときは、甲乙協議の上、
誠意をもって解決するものとする。
2 自然災害、関係行政庁の指導又は第三者に起因する事情等により、本契約に定める事項
を履行できなくなった場合は、甲乙別途協議の上、誠意をもって解決を図るものとする。
以上、本契約締結の証として本書2通を作成し、甲及び乙が、それぞれ記名捺印の上、各々
1通を保有するものとする。
年
月
日
(甲)
(乙)
別紙
利 用 区 間
芯線数
始点
終点
始点
終点
始点
終点
始点
終点
始点
終点
光ファイバ芯線の仕様
項
目
ファイバ種別
モードフィールド径
クラッド径
クラッド非円率
偏心量(率)
カットオフ波長
伝送損失
仕
様
距離(m)