き そ む ら №143 議会だより 平成26年1月30日 木祖村議会 議会報編集委員会 TEL (0264) 36‐2001 平成26年木祖村消防団 輝く女性消防団員 12月会議 村政を問う 一般質問9件 ………… 6 視察レポート 舟橋村 日本一小さな村の取り組み … 12 特集 旧庁舎跡地に何ができる …… 14 新年のごあいさつ 木祖村議会議長 古 畑 節 行 明けましておめでとうございます。 日頃は木祖村議会に対しご理解とご協力をいただきまして、厚くお礼を申し上げます。 最近、他の町村の人たちと話すときに「木祖村は元気だね」とよ く言われます。 の大変な盛り上がりに加え、さまざまなグループや団体が活発に活 大輔 衿子 孝男 康男 節行 大久保庄亮 柳沢 明義 星 梓 奥原 當 (議席順) 二〇一四年も よろしくお願いします 岩原 深澤 武居 田上 古畑 お祭りや源流夏祭り、村内一周駅伝大会や雪灯りなど、イベント 動をして新聞やTVなどで取り上げられています。それは木祖村の 地域力が高く、村民の郷土意識が強いということで素晴らしいこと であり、村民皆様のこの意識が、元気な木祖村を支えていてくれて います。この木祖村の元気をずっと続けていけるよう我々議会も努 力を惜しみません。 昨年より試行している通年議会はまだ道半ばでありますが、毎月 の議員協議会、村外への視察など、議員一人ひとりが今まで以上に 資質向上に努めています。今年も「住民と語る会」を予定していま す。多くの皆様にご参加いただいてご意見を頂戴したいと思います。 木祖村議会は本年も村政発展のために全力を傾ける所存です。ど うか今まで以上のご支援・ご協力をお願いいたします。 平成25年 12月会議 総額4,623万円の増額補正 12月会議は、12月17日㈫に再開し、審議期間を12月24日㈫までの8日間と定め、村長の行政報告、木曽 広域連合議会・松塩筑木曽老人福祉施設組合議会の報告、専決報告、一般質問(5名)が行われました。 また、条例改正5件、条例制定3件、平成25年度一般会計・特別会計補正予算、議員発議4件の審議が 行われ、原案どおり可決・承認されました。 木祖村道の駅に電気自動車用充電スタンド設置へ 平成25年度 一般会計及び特別会計補正予算 会 一 計 名 正 額 計 4,008万2千円 25億6,858万8千円 国民健康保険 547万8千円 3億3,221万7千円 42万1千円 7,682万8千円 営 会 補 計 村 般 水 道 公共下水道事業 合 計 24万9千円 4,623万 円 1億2,686万8千円 31億 450万1千円 ●主な財源 1,439万8千円 普通地方交付税留保分の予算化 地域の元気臨時交付金(国) 3,415万8千円 地域の元気市町村交付金(県) 3,400万 円 次世代自動車充電インフラ整備促進事業補助金 339万8千円 他 ●主な使い途 後期高齢者医療広域連合負担金 △502万8千円 障害者自立支援事業返還金 323万4千円 小学校改修 基本設計 260万4千円 償還金利子 △405万2千円 次世代自動車充電設備工事 546万 円 村民センターホール椅子更新 183万5千円 他 2 月 会 議 12 可 決 案 件 鳥獣被害対策実施隊 景観形成推進審議会を設置 特定秘密保護法には抗議と見直しを望む 条例の制定・改正 ◆木祖村税条例の一部改正 地方税法改正に伴い︑村民税均等割の額を 改正するもの︒平成 年から平成 年まで ︻全会一致で可決︼ 年間︑防災対策として均等割500円 設置 するもの 木 祖 村 景 観 計 画 の 策 定 に 伴 い︑ 審 議︵ 諮 ◆木祖村景観形成推進審議会条例 ︻全会一致で可決︼ で財政上の優遇措置等を受けられるように 木祖村鳥獣被害対策実施隊を設置する条例 ◆木祖村鳥獣被害対策実施隊設置条例 ︻全会一致で可決︼ 元気交付金の運用に係わる時限的な基金の ◆木祖村地域の元気臨時交付金基金条例 ︻全会一致で可決︼ 滞納者に対する延滞金の額︵率︶を改正 税条例に記載がないための追加条項︒長期 条例の一部改正 延滞金及び木祖村後期高齢者医療に関する ◆木祖村税外収入金に対する手数料及び が増加する の 35 ︻全会一致で可決︼ ◆木祖村営水道条例の一部を改正する条例 する条例の一部を改正する条例 ◆木祖村農業集落排水施設の設置及び管理に関 ◆集団的自衛権に関する憲法解釈を変更しない 集団的自衛権に関するこれまでの政府見解 ことを求める意見書 を堅持し︑集団的自衛権の行使につながる 憲法解釈の変更を行わないことを求めるも ◆木祖村下水道条例の一部を改正する条例 以上は︑消費税増税に伴い上下水道料金税 抜本的な見直しを求める意見書 ◆特定秘密保護法の拙速な成立に抗議し 院議長︑法務大臣︑外務大臣︑防衛大臣 ︻提出先︼内閣総理大臣︑衆議院議長︑参議 ︻全会一致で可決︼ の ︻反対1・賛成7で可決︼ 額分の差額を値上げするもの 議員発議 ◆義務教育費国庫負担制度の堅持を求める 立したことに強く抗議し︑抜本的な見直し 約するこの法律が拙速な国会審議により成 民主主義の根幹にかかわり人権を大きく制 国の責務である教育水準の最低保障を担保 意見書 するため︑必要不可欠な義務教育費国庫負 を求めるもの 院議長︑総務大臣︑法務大臣︑外務大臣︑ ︻提出先︼内閣総理大臣︑衆議院議長︑参議 ︻全会一致で可決︼ 担制度を堅持し︑負担率を2分の1に復元 することを求めるもの ︻全会一致で可決︼ 内閣官房長官︑国家公安委員長︑内閣府特 ︻提出先︼内閣総理大臣︑衆議院議長︑参議 院議長︑財務大臣︑文部科学大臣︑総務大 命担当大臣︵特定秘密保護法担当︶ 人以下学級推進と 臣 ◆国の責任による 人以下学級を推進するた 教育予算の増額を求める意見書 国の責任により め︑教職員定数改善計画を策定・実行する ︻全会一致で可決︼ とともに︑教育予算の大幅増額を行うこと を求めるもの 務大臣︑総務大臣 ︻提出先︼内閣総理大臣︑文部科学大臣︑財 3 26 問︶機関を設置するもの どんど焼き 1月14日 35 35 10 議 案 審 議 教 育 長 半分程度は予備 使えるものは各地区 をする︒ 問 ■ の要望により使っても らったらどうか︒ 設計単価︑落札率等 を伺いたい︒ 問 ■ の状況説明を︒ 村の状 〜 %値上 がりし︑資材も上がって 設計単価は 況は落札率が 〜 % ︒ 建設水 道課長 問 ■ 国民健康保険 特別会計予算 今年度の国保全体の 住民 福 祉課長 今の状 上問題とはならないと考 であるため︑条例の運用 払いではなく︑捕獲が主 総 務 課長 他の動物は追 ■ 実施隊を組織する理 木祖村鳥獣被害対 策実施隊について 問 ■ カは狩猟鳥獣であり︑通 農 林課長 イノシシ︑シ える︒ ■ 審議会は何名でどの 木祖村景観形成推 進審議会について 問 ■ ような方か︒行政の諮問 機関として審議会を設置 するのであれば専門知識 いては︑銃刀法の技能講 ニホンザルに対する思 意 見 情熱を持つ人を選 のある人を任命すべき︒ 態で行けば一般分につい 習に係る規定の適用を除 んでほしい︒ 年駆除をしている︒ ては昨年より下がり︑全 いは他町村に勝るものが 条文中の実施隊構成 商工観 光 課 長 ■ えする意味もあり明文化 した︒ 等の説明︶村民が景観づ 明記したのはなぜか︒将 ンザル追払い協力員﹂と 的である︒意見は真摯に 習の適用除外が主たる目 村 長 条例制定は技能講 い︒ 踏まえ選任をお願いした いってほしい︒その点を くりの担い手になって 来的にもっと柔軟な発想 受け止め今後の参考にし たい︒ をしてはどうか︒ 力 員 ﹂ で は な く︑ ﹁ニホ ■ 員に﹁有害鳥獣追払い協 問 ■ あり︑その熱心さにお応 般工事に移行しつつ︑仕 ︵人数 外できることによる︒ られると考えている︒ 進入防止柵の実施箇 村営水道特別会計 補正予算 問 ■ 所は︒ 管理す 箇所で実施 建設水 道課長 る 施設中 大型の上下水道工事 する︒ 問 ■ が全く無くなった状況で あるが︑業者の方の動向 はどうか︒ 事を行っている状況であ ■ 体的には増減なしで進め 農 林課長 実施隊員につ 由は︒ ■ 医療費の見通しは︒ ■ として残し︑半分は処分 ■ 一般会計 補正予算 充電装置の規格が どの電 メーカーごとに 違 う 心 配 問 ■ はないか︒ 住民 福 祉課長 気自動車にも合 う も の を 設置する︒ 教 育 長 各自治会の要望 ■ ◇ 自 然 エ ネ ルギー 普 及 促 進 事業 ■ ■ 公用車で電気自動車 総 務 課 長 新年 度 予 算 で の導入は考えて い る か ︒ 問 ■ ■ ■ 過疎債で予定してい いると聞く︒ 問 ■ た事業を︑地域の元気交 付金に財源組み換えした だけでは経済対策の効果 は乏しいのではないか︒ 年度補正を行っ 総 務 課 長 国は経済対策 として 般財源が必要であり︑新 る︒ 土木一 たな経済対策を行うこと 建設水 道課長 は厳しい状況︒予定して いた事業の前倒しを基本 としている︒ 4 95 17 ■ 10 90 15 たが︑地方で行うには一 26 予算要求をした い ︒ ◇小学校改修工事設 計業務委託 年 度 基 本 設 計︑ 改修工事の実施時期 は︒ 問 ■ 教 育長 ■ 年度 ■ 年度詳細設計 ︑ 実施したい︒ 以降に4年間程度かけて 27 古いものはどうする 25 25 ◇村民センターホー ル 椅 子 の 更新 問 ■ のか︒ 健康・福祉&環境フェア 9月22日 たっしゃで転ばん教室 12月11日 26 議 会 諸 報 告 松塩筑木曽老人福祉施設組合議会報告 (報告 岩原大輔) 11月8日㈮、松塩筑木曽老人福祉施設組合議会の11月定例会が開催されました。 決算認定1件、予算案件1件、人事案件2件、専決報告4件の議案について審議され、原案通り可決・承 認されました。 ○平成24年度松塩筑木曽老人福祉施設組合一般会計歳入歳出決算認定 歳入合計 45億7,158万3,281円 (前年度より160万9,143円の減) 歳出合計 45億5,286万6,287円 ( 〃 414万567円の増) 歳入歳出差引額 1,871万6,994円 平成24年度の決算額は、実質収支1,871万6,994円の黒字決算となったが、財政調整基金からの2,700万円 の繰入を加味すると単年度赤字決算である。 ※サービス収入の確保、経費削減に取り組んだが、歳入ではサービス収入の減、歳出は人件費の増などによ り、介護保険制度が始まって以来、初めての財政調整基金の繰入を行った。 事故発生場所 338,027円 233,008円 158,445円 45,150円 松本市今井 木曽町福島 松本市沢村 塩尻市大門 平成 年度以降に大規模改修が 第1号 第2号 第3号 第4号 損害賠償額 予定されているサニーヒルきそ ○監査委員の選任について……………………………………高砂 礼次 氏(新任・塩尻市代表監査委員) ○公平委員会委員の選任について……………………………北川 直樹 氏(新任・塩尻市公平委員会委員) ○平成25年度松塩筑木曽老人福祉施設組合一般会計補正予算……………………………… 800万円の増額 ○デイサービス車両事故に関わる損害賠償の額の 決定の専決処分報告について 26 木曽広域連合議会報告 (報告 田上康男) 11月25日㈪、平成25年木曽広域連合議会第4回定例会が開催されました。 条例の改正3件、平成25年度一般会計・特別会計補正予算2件の議案について審議され、原案どおり可 決・承認されました。 ○木曽広域連合介護保険条例の一部改正 ○木曽広域連合奨学金貸付条例の一部改正 ○木曽広域連合看護師等奨学金貸付条例の一部改正 …いずれも延滞金利率の改正 ○平成25年度木曽広域連合一般会計補正予算 …975万8千円を減額 ○平成25年度木曽広域連合介護保険特別会計補正予算 …補正額0円(款項組替えによるもの) 総額30億2,732万9千円 ○議員発議:木曽広域連合議会委員会条例の一部改正 …広域議会・議員定数削減にともなう、常任委員会の委員定数削減(2名) 《全員協議会》 1.信州木曽看護専門学校の地域特定推薦入学について … 木曽広域連合推薦枠の設定(2名) 2.プラスチック製容器包装ゴミ収集日の変更について … 南部町村第1・3週の木・金曜日に変更 3.木曽地域災害時医療救護訓練について … 8月25日に木曽合同庁舎と木祖村で実施済 5 一 般 質 問 服店を周回できる道を考 当面は花屋宅から鈴木呉 の改善には取り組むが︑ 者については募集し︑有 除雪の協力者や除雪希望 除雪支援を実施していく︒ 今後は社会福祉協議会で 質問︒村の未来はどうあるべきか えてみたい︒火災は消防 償で実施する︒ 問 木祖村はラジオの難 約にもない秘密保護法を 化こそ気を配るべきで公 を聞きたい︒精神の強靭 論の自由は必要な権利で 住民福祉課長 がされないよう注視した ども考慮し恣意的な運用 要で︑地域社会の影響な は理解するが国民の知る 権利について国民の疑問 に答えていない︒ 教育長 運用基準を明確 にし制約を課すのも必要 ではないかと思う︒ 新春 狼煙上げ 村政を問う 5 議員 法の基準を満たす消火栓 聴区域にあり︑防災面や 成立させたが国民の知る あり戦争へと突き進んだ の高齢化率は % ︒高齢 い︒ 6 問 精神の強靭化の意見 視聴覚障がい者にも早急 総務課長 関係者に掛け 時代を思い秘密保護法の 者のみの家庭が約 % を J R︑ 三角土場 柳沢尾根公園 が整備されている︒ な対策を望む︒ 合っているが早急な改善 権利の侵害だ︒表現と言 策は望めない現状だ︒ 問 以前の議会で冬場対 見解を問う︒ 問 薮原町並線が通行不 秘密とは何かの議論が必 策の要請をしたが経過は︒ 村長 慎重審議を望むが 占めている︒昨年は試行 木祖村 建設水道課長 的に雇用創出事業で9名 30 た︑火災の場合 は 消 防 車 建物移転︑用地 買 収 な ど 宅の除雪作業を実施した︒ 副 村 長 国 益 を 守 る 点 で が入らず危険だ ︒ 困難は多い︒老 朽 化 箇 所 37 飯 米 原 9 村長 …秘密保護法は恣意的な 運用がないよう注視 能に陥った時︑ 避 難 道 と 武居孝男議員 して東町裏線が 必 要 ︒ ま 強靭化の意味をただす ついては︑税収減につな 木曽川下流の自治体に 事業などは流域全体のメ ある︒村が行う森林整備 ル的に訴えていくべきで しやすい工夫をビジュア リットでもあるため︑下 問 愛知県日進市につい がるため積極的にアピー 戦略は慎まなくてはなら 流自治体にも積極的にP 行政が間に入ることなく て︒交流 ルできない︒過剰な土産 ないと考えるため︑地道 かがか︒ Rすべきだと考えるがい 住民レベルの 自治体交流に ついて ではあるがホームページ 報発信拠点を設置できな 問 日進市に木祖村の情 町内ではいまだ不自由な 年半が経過する中︑川俣 合が多いことから情報を 学生や若い世代の人口割 て今できる取り組みを早 らの日は浅いが︑村とし 多い︒交流が始まってか いか︒長年の交流があり︑ 暮らしをされている方が 発信することは大きなメ 人会でもPRなど工夫し い︑成人式や同窓会︑村 く住民にも協力してもら いきたい︒村だけではな の方法についてはさらに がどうかと考える︒告知 納税を全面的に出すこと いているため︑ふるさと 様々な形で協力をいただ 総務課長 下 流 域 か ら は という声もあるが︑交流 流の広がりが見られない く変化してきている︒交 体を取り巻く環境も大き 進市は3万人増と両自治 祖村は人口1千人減︑日 まれている︒この間︑木 住民レベルでの交流が生 て︒東日本大震災から2 問 福島県川俣町につい い︒ 改めて日進市に話をした とつの節目が過ぎたため︑ 副村長 子どもたちの交 副村長 交流 周年とひ か︒ リットがあると考えるが︒ 急に進めるべきではない ていきたい︒ 工夫しながら︑上下流交 の展望については︒ 周年を迎え︑ からの発信を中心に効果 問 他の自治体の事例を 流や水を生み出している 的な宣伝方法を検討して 見ても︑現状ホームペー 木祖村をアピールできる り︑信頼関係ができたか らこそ今日に至っている︒ 日進市との交流は上下流 交流の柱であり︑今後も 下流域ユーザーとの交流 については検討したい︒ くなど新年度以降の実施 村民を募って被災地に赴 流を継続していきたい︒ ジだけではPR不足であ お金がついてまわる﹁経 ンティアでは困る︒常に 副村長 交流事業はボラ が縮小している 中 ︑ 木 祖 済交流﹂であり︑双方に た交流も 年の歳月があ 日進市との間にうまれ ない︒ 村を応援してく だ さ る 人 ながる有効な手 段 で あ る ︒ さと納税は財源 確 保 に つ 利点がなければ長続きし 件176万円︒自主財源 税は︑平成 問 木祖村のふるさと納 25 方法を考えていきたい︒ 25 25 の発展につなげていきた い︒ 町イチ!村イチ!(東京) 1月12日 今後︑より積極的なPR が必要ではない か ︒ 総務課長 現在は︑村の ホームページで 広 く 全 国 的に発信してい る 他 ︑ 民 間ベースのふる さ と 納 税 紹介サイト等に 情 報 提 供 をしている︒ 一 般 質 問 元旦 たちの気持ちと し て ふ る 鳥居峠ハイキング る︒制度を理解し︑活用 総務課長 …HPでの発信を工夫したい 年度実績8 岩原大輔議員 24 7 ふるさと納税の積極的 PRについて 一 般 質 問 され活用の幅も広がった︒ うか︒ ことでは非常に効果が大 を使ったデザインはまだ プレートは︑ゆるキャラ 例えばご当地ナンバー きかったと考えている︒ 県内にない︒年賀状や切 全国に木祖村を発信する 今後は︑今まで以上に こだまの森宿泊 施設の更新と改 泊施設︑緊急防災機能を けない結論に至った︒宿 く全体を直さなければい 果からトイレだけではな ケビンはアンケートの結 考えは︒ 付きコートにするなどの コートの改廃または屋根 ペースになっているが︑ テニスコートがデッドス は三重県木曽岬町との交 者は増加傾向で︑来年度 動向ではキャンプ場利用 問 こだまの森の利用者 計上している︒財源調達 計画として︑実施計画に 含め︑平成 年度以降の 必要となる︒景観整備を 調達と一定の整備期間が 水施設等については財源 に転用している︒こだま イコートはドック・ラン 3面のみの使用で︑クレ コートは砂入り人工芝の り需要が減ったテニス 商工観光課長 建設時よ 善について 流計画もあり︑宿泊施設 備えた雨天対策施設︑排 すれば住民や事業者との 報発信することであろう︒ ケースを役場が企画周知 村民一人一人が村外に情 協働が可能だ︒ブランド の重要度は増していく︒ キャラクターが利用され︑ 手など︑村民が個人的用 地元にさらに溶け込むよ 化への環境づくりや機運 の森全体計画の中で災害 源気くんの利活用を促 を改善し︑多くの方が源 ている︒着ぐるみの課題 着手するのか︒ 商工観光課長 最も古い も聞く︒使われていない 根付きスペースをとの声 問 災害時の利用から屋 27 途で自由に使って良い う取り組みたい︒ の醸成が重要︒ は国や県の情報をとらえ での成果は不十分で︑今 問 経済効果や地域振興 こだまの森の宿泊施設 時 雨 天 時 の﹁ 防 災 ド ー のリニューアル計画はそ 気くんに関われるように ム﹂を検討している︒ ながら実現したい︒ 進する具体策を考えてい 題は着ぐるみで︑源気く 商工観光課長 物理的課 したい︒ の後どのように進みいつ 後は課題を改善しながら んが登場する全ての場面 商業活動に利用しやす 8 これまでの源気くんP の経済効果も大 き い と い 問 ゆるキャラは地域へ で人手がかかり︑最低で い環境を作り︑多くの人 「源気くん」のご当地ナンバープレート(案) の長期戦略が必要である︒ るか︒ われるが︑村外 に 人 気 が も2名は必要である︒着 小型特殊 農耕用 (緑) 商工観光課長 源気くん でないまま消え る も の も ぐるみも1 体なのでク R 事業の課題は何か︒ 少なくない︒今 後 は ゆ る が情報発信できるよう︑ の活用案は前向きに捉え キャラの戦略を 変 え て い リーニングなどのメンテ く必要もあろう ︒ り︑申請しないと村民は をしたい︒ 幅広い場面での利用検討 問 着ぐるみだけの全国 ナンスも神経を使う︒ ﹁源気くん﹂の過去5 年間の行政評価 と 今 後 の 展開について村 長 の 見 解 PR には限界がある︒源 自由に使えない︒もっと を︒ の情報発信︑下 流 圏 で の 村長 源気くんは木祖村 弾力的に運用して村民の 気くんには使用規程があ PR 大使として 活 躍 し て (桃) 村長 …村民による情報発信と浸透を図る 利用機会を増やしてはど (黄) 梓 議員 星 いる︒封筒や商 業 に 利 用 原付用 (白) 木祖村の地域ブランド 源気くんの長期戦略を問う 意見 ソフト事業は中々 とが多い︒今後は村長か 100歳を迎えられた 報でも広く紹介をしてい 路は︑村としてもう少し 方は︑国・県・村から祝 年 下流に︑水の始発駅付近 問 高齢化社会となった 立プランにより平成 で起きる地震︑ゲリラ豪 に一本橋を作るなど︑対 きたい︒ 雨やこれからの大雪の状 策を考えてみてはいかが い状や記念品が贈られる︒ 住 民 に は 知 ら れ な い こ 度に廃止した︒ 況によりどうなるかわか 今︑様々なサービスも充 村の表彰式でも︑高齢で らメッセージなどを贈り︑ 健康村人作りを ら な い︒﹁ 早 く 村 と し て か︒ 実し 年齢を引き下げ対象者の 年前と比べても元 危険回避の策を﹂と考え るが︒ も介護保険を利用してい 枠を広げられるよう考え ない方の表彰をさせてい ただいたこともある︒健 て︒ 気な村人が木祖村を支え 昔は人生節目のお祝い 康福祉の集いで体験談を ていると実感する︒ 測はつくので事前の早退 があったが︑村としてソ 今後も健康づくりや長 発表していただいている︒ であるが風・水災害の予 なったから災害発生の危 や休校で避難はできる︒ フト事業を見直すならば 総務課長 小 学 校 は 低 地 険度が高まったという訳 3〜5年に1度︑医療に 認する際に︑警戒区域な だきたい︒ 報をしっかり伝えていた 意見 住民へは今後の情 うか︒ 康村人﹂を奨励してはど 世話にならない﹁真の健 るような方の表彰や︑広 生きで︑村民の模範とな くよう望む︒ しソフト事業を進めてい となる︒もっと村人と接 村長の任期は残り1年 大規模なハード事業は要 どの情報を活かしていき 見直し避難経路などを確 たい︒それぞれの地区住 元気は得があると村が形 や介護保険を納めるだけ︒ 高齢になっても保険料 安全・安心の公 共 施 設 管 問 3・1 1 か ら 村 内 の 民の意見や過去の経験を 住んでいることを忘れな として示してはどうか︒ う︒ 住民福祉課長 平成 年 いで考えていくべきと思 小学校付近には村民が 理の重要性を提 案 し て き 活かし作成したい︒ 問 たとえば危険性の高 月には に 作 成 さ れ︑ い川を渡る小学校の避難 表彰を行っていたが︑自 診しなかった世帯に健康 国保では医療機関を受 などに取り組んでいる︒ 村を目指して︑健康教室 祖村でも健康で長生きな トが計画されており︑木 造プラン﹂でプロジェク 県の﹁しあわせ信州創 国平均の値となっている︒ 県となった︒木祖村は全 の平均寿命が公表され︑ 域をどう対処し て い く の 作成にあたりこ の 危 険 区 今後ハザード マ ッ プ の を抱いた︒ 説明を聞いた住 民 は 不 安 指定場所近くだ っ た り と 避難する途中で あ っ た り 危険区域の中に は 住 民 が 県の示した警 戒 区 域 ・ 方が出席し行わ れ た ︒ に伴う警戒区域 の 住 民 説 9 ヶ所で土砂災 害 防 止 法 支え合いマップ が 地 区 毎 た︒そんな中災 害 時 住 民 今後支え合いマップの らないと考える︒ 総務課長 指定区域に 17 ではない︒ 10 長野県は全国一位の長寿 22 9 総務課長…ハザードマップに 警戒区域を活かしていく 10 か︒昨今︑あち ら こ ち ら 一 般 質 問 ふれあいクッキング 深澤衿子議員 明会を県の建設 事 務 所 の 木祖村住民のつどい 1月18日 12月13日 防災を考える中で い︒また︑企業参入の規 実現を願う︒これからは いものに変えるには非常 で金が回ることにもなる︒ で今の生活のベースを良 る人の仕事もできて地域 に厳しいものがある︒緊 い る︒ ﹁日本の小売業の 開発と価格戦略を進めて して自社ブランド商品の 社商域の拡大チャンスと とで結構︒上下流交流や 問 検討していただくこ 厳しい現実が出現してい れ︑この村での農業にも ンのトマト生産が公表さ 業による施設栽培は ト にされたい︒ も検討し利用しやすい形 ティの形成を図る面から 率 性 や︑ 地 域 コ ミ ュ ニ か・ふるさと基金を対策 臨機応変に財調・すこや ては︑本当に厳しい競争 させながら対応してきた︒ ている︒村内業者にとっ 急雇用対策も国県と同調 にさらされてしまう︒こ 転 換 点 に な る︒ ﹂と言っ 年金減額者や消費税の 対応した対策 負担軽減策や︑年金を補 非課税世帯等に対しての に結びつけたい︒住民税 村の経済の現実問題とと 減少となっている︒この は政府の統計で の 会議が予定されているの ム商品券は商工会に提案 商工観光課長 プレミア 判断したい︒ 格や経済情勢を見ながら ついては︑今後の燃料価 と考えている︒恒久策に 万円の 足する雇用対策に対応す 世帯などを対象に灯油購 入補助として5千円を支 給した実績がある︒例年 需要期に灯油が値上がり の暖房用燃料費の確保が 問 一棟 万円で4分の で︑小規模生産でも出荷 し検討していただく︒消 70 部業者は 円安いから︑ ト ル の 石 油 の う ち︑ 外 一家庭で400 リッ ように要求したい︒ 活を守る政策に使用する 15 一 般 質 問 かったが︑今後いろいろ 制緩和策が進む中で︑研 共業化︑集団化により効 総務課長 小 さ な 村 の 力 な角度から研究してみた トン︑企 究も進み露地栽培で5ト マラソン等々のイベン ン︑ハウスで い︒ ト交流が増え活用幅や ミ ン グ も﹁ 源 流 縁 結 び なかで︑月2万〜3万円 年間に勤労者の所得 る︒ 水﹂など木祖村を売り出 すに有効な手段と考える︒ の副収入が確保できたら らえることで対処法を考 うれしいとのアンケート ることを考えたら︑新た 150万円程でできるこ 問 消費税増で 兆円プ える︒消費税の一部が村 も圧倒的である︒共同共 徴 収 さ れ︑ 一 方 年 金 は ラスで4月より な基金創設のタイミング とから︑源流の里として 業化を図る中で一棟目は に交付されるが︑村民生 半額補助として制度活用 ではないと考える︒ 水道水を使って売り出す 兆円が ことは簡便で自治体の宣 経済状況の中で ︑ 特 色 の 村長 かつて平成 ︑ 問 地方の自治体が今の 1%切り下げられる︒ 伝を兼ねて行うため十分 と︑足を踏み出せる基準 あるものを売り 出 す こ と にしてはどうか︒ 年度に高齢者や障がい者 ペイできると考える︒ ③福祉灯油の毎年支給の バス券支給 ②高齢者免許返上者への 生活を守る︒ ①商品券の季節的販売で は難しい︑すぐ に 類 似 の 年より制度 農林課長 を創設した︒共同化など 育成支援対策も講じてい ④益々厳しくなる日本・ 著しく困難と判断される する傾向にあり︑冬期間 補助率については他事業 村民の暮らしを守る 世帯に︑生活の安定と福 恒久化策 とも比較検討したい︒道 ﹁くらし平準化基金﹂ るが︑なかなか進まない︒ の駅の集荷体制について 1 の補助だと︑なかなか できるよう検討したい︒ 費者と小売業等の公平に 増額を イプハウス補助 収入をはかるパ 農業振興による 村長 検討したい︒ 水源の村で水 道 水 を ア ものが出回る︒ ピールすること も 考 え 売 り出してはどう か ︒ 村長 木曽川源流の里と して水は大きな キ ー ワ ー ドになっている ︒ 現 在 は ト用に使ってい る ︒ 愛 知 踏み切れない現実があ 意見 集荷体制も1回の 祉の増進を図るため︑灯 水道企業団︑名 古 屋 市 上 る︒TPPがらみで政府 意見 大企業はこの際自 油購入の補助を行いたい 下水道局も水道 水 を ペ ッ は減反政策や小規模零細 の創設を願いたい︒ トボトル化してPRして 利のあるものにしたい︒ は︑運営協議会︑生産者 いるが︑内容を 聞 く と 赤 は切り捨てる政策をとり︑ 手 数 料 を い た だ く 方 式 も考えても良い︒集荷す 20 60 字であるとのこ と ︒ 今 ま 木曽町の水源水 を イ ベ ン 消費税大増額に 販 売 機 会 は 多 い︒ ネ ー 10 24 4000円補助すると 400万円で1千軒分と なる︒村内スタンドの生 き残り策としても︑村の 財政出動を求めたい︒ アベノミクスのいい加 減さに対して︑しっかり 対応しないと︑村内経済︑ 生活は一挙に変貌してし まうので共に考えたい︒ ﹁村政を問う﹂は︑各議員から 提出された一般質問原稿をもと に構成し︑掲載しています︒ 10 村長 …様々な角度から研究する 道の駅の出荷も伸びな 10 23 10 當議員 奥原 で村では検討していな 50 19 源流水道水の活用に ついて 議 会 諸 報 告 保育所運営委員会の報告 (報告 深澤衿子) 国の「子ども・子育て関連3法」成立に伴い子育て支援事業計画を策定すること、保育所の円滑な運営 を図るために必要な、保育料や運営費等、今後のありかたについて協議するため運営委員会が組織されま した。 第1回 7月23日 委員長選出で深澤が選任され以下の点について説明を受け ました。 ・とちのみ保育園の現状・運営について ・子ども・子育て支援新制度について ・木祖村次世代育成支援行動計画について ・運営委員会設置の趣旨と今後の予定 第2回 とちのみ保育園正月遊び体験 11月14日 村長より下記についての諮問を受け審議するともに、村としては初めての保護者との懇談会を開き意見 交換を参考にしました。 ・保育料について ・子育て支援事業計画の検討のあり方について その結果以下の通り答申しました。 ・現保育料の据え置き ・本委員会に若干名を加え専門委員会等を組織し今後検討していくこと 今後は子ども・子育てに関するアンケート(就学前の子を持つ保護者対象)を実施しその結果を見なが ら子育て支援事業計画を作成していきます。 ○委員名簿 社会福祉協議会長 民生主任児童委員 保育園保護者会長 小学校PTA会長 中学校PTA会長 1月18日 唐澤 一寛 鎌田久美子 小畑 明 和田 文人 渡辺 孝 スキー教室 教育委員長 保育園長 小学校長 中学校長 議会議員 12月22日 11 唐澤 寺澤 丸山 岩原 深澤 達夫 成美 信夫 茂樹 衿子 クリスマスコンサート 月 日 舟橋村立 図 書 館 ︻視 察 先 ︼ 富山県中新川郡舟橋村 富山地方鉄道・越中舟橋駅に併設 かせ会︶ ﹂ に 参 加 し て お り︑ 職 員 の 全課長が毎月﹁おはなし会︵読み聞 われている︒これには村長をはじめ は図書館ボランティアを含め毎週行 さ れ た﹁ 舟 橋 文 化・ 福 祉 複 合 施 設 ﹂ ●舟橋村立図書館 であり︑図書館をメインとした施設 梓 衿子 型図書館︑情報発信基地としての図 村立図書館のコンセプトは︑滞在 で下車し図書館を利用する︒村民の 題 とする︒ 的には小中学校を分館化したい 校図書も管理することで︑将来 2︑学校との連携を強化中で︑中学 1︑年配者をどう取り込むか︒ ○課 祉的機能も充実している︒ カウンセリングする場所もあり福 けている︒ 的に企画し︑多くの利用者を惹きつ 絵画展・写真展・書道展等を定期 きいとのこと︒ 意識啓発やメンタルケア的効果が大 状 登録者2400人に対し︑他市町村 富山市に通う高校生などが舟橋駅 に商工会事務所︑喫茶店が同居する︒ 村は駅舎の老朽化と乗降客の減少 のなか︑駅の無人化を避ける方策と して改装とともに複合文化施設を併 設することとなり︑広域的かつ幼児 から年配者までの利用を期待できる ことから図書館併設構想へと舵を 切った︒ 延べ床面積約1︐519平方メー トル︑RC3階建︑駅舎更新を含め 的︼ ①舟橋村図書館の現状と課題 た総事業費は約6億913万円︒ ︻目 ②若者定住策について 星 深澤 ○現 の多くが基本図書・参考図書の整備 の登録者は1万4千500人を超え 蔵書の特徴としては︑新設図書館 書館︑広域利用サービスである︒ を目指すのに対し︑実用書・雑誌・ る︒ 大輔 大久保庄亮 マンガに重点を置き︑隣接市町村の 岩原 利用者を積極的に受け入れる姿勢が 節行 人口2975人︑面積3.47平 ある︒村民の日常生活で楽しめる施 古畑 方キ ロ メ ー ト ル ︵ 東 京 デ ィ ズ ニ ー リ 設という視点に重点が置かれている︒ と併せて居心地の良い空間にした︒ ●舟 橋 村 の 概 要 舟橋村立図書館 へ の﹁ お は な し 会︵ 読 み 聞 か せ ︶ ﹂ ている︒児童サービスでは保育園児 面も人員が少ない中で研究工夫され 館長と司書の2名が常駐︒ソフト きる雰囲気を作っている︒ の多くの年齢層の人が気楽に来館で ることで︑舟橋村民だけでなく近隣 建物を1階2階3階と機能的に分け 木製建材を多用し︑床暖房の導入 ゾートの約3.8倍︶で富山県内で 村民のほとんどが米作兼業農家で 最も 小 さ な 村 で あ る ︒ あり 富 山 市 に 勤 め を 持 っ て い る ︒ 村 内 に は 保 育 所︑ デ イ サ ー ビ ス セ ン ター ︑ 舟 橋 会 館 ︑ 児 童 館 等 の 新 し い 施設 が あ り ︑ 徹 底 し た 住 民 サ ー ビ ス 舟橋村の皆さん 12 21 に力 を 入 れ ︑ 合 併 せ ず に 発 展 を 遂 げ てい る ︒ 情報検索フロア 11 所管事務調査 総務経済常任委員会視察報告 所管事務調査 総務経済常任委員会視察報告 富山市に隣接している地理的好条 ●舟 橋 村 の 人 口 増 加 策 ・ 若 者 定 住 策 れていた︒タブレット画面にドリル レットによる割り算のドリルが行わ 授業見学は︑4年生の算数でタブ 情報だけで理解や判断をするのでは Bを活用した調べ学習の際︑一つの するツールである︒子供たちがWE タブレットはあくまで授業を補完 ・1988年︑8年がかりで﹁市街 件を 活 か し た 諸 策 を 執 っ た ︒ を解く時間が表示されており︑児童 なく︑しっかりした情報にあたれる 化 調 整 区 域 ﹂ の 除 外 と な り︑ こ 青 木 村 が考え込んだ時には画面にヒントが ようにメディアリテラシー教育を 月 日 青木小学校 自動的に表示されるようになってい れを契機に農地の宅地造成が可 ︻視察先︼ 的︼ 格納し︑道具の管理がしっかりされ 6年生の理科の授業では︑上皿天 育委員会が決める﹁青木小グランド がある︒これらは年度ごとに村の教 は﹁ 青 木 っ 子 教 育 ポ イ ン ト5 か 条 ﹂ 秤を用いてのいろいろな物の重さを デ サ イ ン ﹂ の 一 環 で︑ 村 の 教 育 目 ていた︒ 測る授業が行われており︑しくみを 深澤 梓 衿子 方を実際に学ぶことで︑中学入学後 師を務める︒児童が中学の説明の仕 として︑定期的に中学校の教師が講 青木小学校では︑保小中一貫教育 れたもので︑教育委員会も定期的に ことがないようにとの配慮から示さ 長先生や教師の異動によって変わる これは学校の方針や教育水準が校 ビジュアルに説明する動画を電子黒 標・学校教育目標・実現のための重 板に写しながら班別に授業していた︒ 点目標などが設定される︒ 大久保庄亮 星 大輔 見直しながら︑時代に応じた5か条 岩原 もスムーズに学校になじめる他︑教 を策定することになっている︒ 人口4450人︑青木小学校児童 数229名︑家庭数116戸 青木小では平成5年から続いてい なお︑青木村での﹁保小中一貫教 育﹂は実際には連携に近い形といえ る︒ 平成 り授業活用支援が行われている︒授 門のメディアコーディネーターによ タブレット授業にあたっては︑専 を活用したICTの導入など︑特色 業のICT化のもう一つの効果とし る保小中一貫教育のほか︑総務省の ある取り組みが行われている︒ 全体像︑青木村の教育施策︑教育委 校長先生より︑青木小学校の教育 う︒ 年配まで教師の指導力もあがるとい 以前より明らかに向上し︑若手から ては︑小学校教師のICT活用力が 員会のマネジメントを活かした取り 年 度 事 業﹁ 絆 プ ロ ジ ェ ク ト ﹂ の再確認する効果があるという︒ 師も小学生を教えることで指導方法 ICT機器を活用した教育現場の ︻目 長野県小県郡青木村 12 ●青木村・青木小学校の概要 視察 とりが授業後に必ず充電ロッカーに 行っていくことも今後の課題である︒ 代後半が突出 分﹂を最大の売 駅舎に大きな複合的機能を持つ 図書館を造った︒ ・駅 前 に 大 型 駐 車 場 を 設 け ︑ 富 山 市 通 勤 者 の 拠 点 と し た︵ P & R 方 式︶︒ ・新旧村民交流の場として﹁舟橋会 館﹂を建設︒各種団体の活動拠点 教育委員会主導の取り組みとして る︒また︑タブレットは児童一人ひ 能 と な る︒ 村 内 に 若 者 定 住 策 の た め の 宅 地 開 発︵ 分 譲 ︶ や 住 宅 建 設 を 促 進 し︑ そ の 後 は 民 間 企 業 が 村 内 全 域 に 住 宅 を 建 設︒ 富 年間で造成された区 山市のベットタウンとなって い っ た︒ 画 は 官 民 あ わ せ て5 2 2 区 画 と なる︒ 現在人口増加率は .7%︒ 代後半から 年 間 で 3 倍 に 増 加︒ 人 口 構 成 で は している︒ ﹁富山駅まで 口 増 加 の ま ち づ く り 施 策 と し て︑ 20 施設となる︒スーパー銭湯も併設︒ 水洗化率は100%である︒ ・旧 村 民 と 新 村 民 と の 日 常 交 流 や 村 祭りを通しての文化交流が大き 13 24 ・ 大 企 業 も 観 光 資 源 も な い 中︑ 人 40 り に す る︒ 無 人 駅 に 駅 員 を 置 き︑ 13 12 組みについて説明があった︒ タブレット授業 20 な課題である︒ 22 30 特 町並みの活性化と老朽化による防災対策のために跡地利用が検討されてきた旧村 総合庁舎。昨年末すでに解体工事が終了し、いよいよ新施設建設に向けた具体的な 設計段階にきている。 多額の費用を投入し、村の活性化に向けて大きな期待がかかる多目的交流施設に ついて追跡リポートする。 跡地利用および施設機能検討の経過 ◎2011年6月 住民アンケート実施 村と薮原地域自治協議会により、薮原地区全戸を対象に旧庁舎跡地利用等に関するアンケート調査を実施。 「跡地に建物が必要か」という問いに対しては、回答数331のうち必要181、必要でない150。アンケートの 結果を踏まえ、新施設建設の検討が始まる。 ◎2011年11月 旧庁舎跡地利用検討委員会が発足 自治会長や各団体代表者など約30名による「旧庁舎跡地利用 検討委員会」が発足。協議の結果、検討委員会として新施設に 以下の機能を持たせることが了承される。 ①パン工房・販売・喫茶 ②くつろげる空間交流施設・多目的なホール ③観光案内・展示スペース ④朝市等を開催できるスペース ⑤公衆トイレ ◎2013年6月〜 作業部会が発足 信州大学寺内研究室と山田建築設計室からの設計案 を基に、検討委員会から選出された作業部会で協議を 行う。 構造模型を使用し具体的な位置関係を確認しながら、 施設の階数、屋根の構造、人や車の動線など細部の協 議を重ねる。 ◎2013年10月 検討委員会に最終案提示 作業部会で検討した施設概要の最終案を再度検討委 員会へ提示。 14 集 旧庁舎跡地には 特集 一体何ができる !? 特 集 検討委員会で示された最終案 多目的交流施設 パン工房・販売スペース 事務所・観光案内・展示スペース 木曽郡内で障がい者の就労支援事業を 展開する事業者が木曽郡北部の拠点と してパンの製造・販売を行う予定。 施設全体の管理また観光案内所の事務所機 能を備える。管理人が常駐する予定だが、 管理人については未定。 飲食スペース 駐車場 広場 朝市などのイベント開催の他、避難 場所や臨時駐車場として利用できる。 サロン 公衆トイレ 広いスペースがあり、会議やサーク ル活動など催し物にあわせて様々な 使い方ができる。窓を開け、広場と 一体的に利用することも可能。 観光客も利用できるよう町並みに そって配置。他の建物と屋根で繋 がっており、施設利用者も利用でき る。 施設建設の費用について 新施設建設までのスケジュール 建設費は、当初概算で解体撤去4,000万円、本体の 建設費6,000万円、周辺整備3,000万円、設計費500 万円等が見込まれていた。この建設費の財源としては、 国から70%の交付金補助がつく過疎債を活用する。 しかし、人件費や資材費の高騰により当初予定した 費用より2割ほど増える見込み。 15 当初平成26年4月のオープンを目指していたが、 慎重に審議をすすめたことや解体後の地盤でボーリン グ調査が必要になったことなどをうけ、半年ほど遅れ たスケジュールとなっている。 平成26年2月頃 3月頃 10月頃 議会(本体工事の補正予算) 工事着工予定 工事完了・オープン予定 議 会 日 誌 (平成25年10月29日〜平成26年1月27日) 消防団出初式 1月11日 ▼明けましておめでとうございます︒ 菊 田 郁 と い う 人 の 作 品 に﹁ 夢 を つ な い あ やがて虹になり おおきな虹がやがて世界の空に広がる 生 ちいさなろうそくが で﹂という詩があります︒ たたかい手と手があなたの胸にとどき きていく力をはこんでくれるだろう︒ ︵ ﹃沈 黙の海﹄潮出版社︶ 新しい年になって各市町村では消防団の 出初式が行われ︑その様子が報道されてい ます︒目を閉じれば︑頼もしい若者達の大 地に響く靴音が聞こえてくる気がします︒ 梓 16 この力で今年も災害ゼロであってほしいと 思うのは私達議員だけでなく︑村民一人ひ ﹁ボランティア﹂の語源を調べると﹁志 とりの願いです︒ 願兵﹂とあります︒今も東北の被災地や伊 豆大島の地︑またフィリピンの地にも日本 から多くの方がボランティアを行っていま す︒ 今や小さな地域紛争が大きな世界紛争に まで発展してしまう危険性を含んでいま す︒グローバル化の時代︑世界全体が運命 共同体に入っています︒平和を希求する志 願 者 に よ っ て︑ 世 界 の 空 に 大 き な 虹 が 広 がってほしいと願います︒ 星 議会報編集委員 岩原 大輔 大久保庄亮 行政がどんな村づくりを考えているのかお確かめ下さい ●議会傍聴に出かけてみませんか やぶはら高原スキー神社安全祈願祭 12月会議 議会運営委員会 総務経済委員会視察(青木村小学校) 12月会議 12月会議 議員協議会 12月会議 例月出納検査 議会報編集委員会 議会報編集委員会 消防団出初式 議会報編集委員会 議員協議会 木曽川源流フォーラム(名古屋市) 例月出納検査 12月9日 10日 12日 17日 18日 20日 25日 26日 1月8日 11日 20日 23日 25日 27日 県町村議会議長会総会 議会報編集委員会 議会報編集委員会 松塩筑木曽老人福祉施設組合議会 にっしん市民祭り 議員協議会 町村議会議長会全国大会 保育所運営協議会 総務経済委員会視察(富山県舟橋村立図書館) 小中学校合同PTA研修会 木曽広域連合11月定例議会 例月出納検査 連合自治会要望陳情 木曽広域連合臨時議会 10月29日 31日 11月6日 8日 10日 11日 13日 14日 21日 22日 25日 26日 12月3日 5日
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