「図書館うさぎ」をたずねて

はなぞの通信
第120号
2007年
10月 31日発行 (毎月発行)
発行者:三愛会コミュニティケアセンター
はなぞの
763−0073
香川県丸亀市柞原町116番地
0877−21−5712
創刊日:1997年11月1日
「図書館うさぎ」をたずねて
10月13日編集委員は丸亀市立飯山図書館に行きました。ここで活動している「図書館うさぎ」は
旧飯山町立図書館の図書館ボランティアとして1999年に活動を始めたそうです。名前の由来はみん
なから募集して、図書館スタッフとボランティアのスタッフで話し合って2000年当時小学生の女の
子が考えた「図書館うさぎ」に決まりました。発足当時は、図書館の運営する行事のお手伝いが主な活
動でしたが、次第に『お話し会』を自主的に運営するようになりました。『お話し会』は子どもたちに
絵本の読み聞かせや影絵などをして、子どもたちの想像力の翼、心を育てるお手伝いという気持ちで行
っています。この『お話し会』に参加する子供達は、おはなしが始まると本の近くまで行って真剣に聞
いているそうです。スタッフは10代から60代の年齢層で幅広く、本を読むことが好き・作ることが
好き・何かの役に立ちたい等と多くの人の気持ちが集まって活動しています。7名だったメンバーも3
5名に増え「子供と本の出会いを通して地域の子育てをサポートしていく」事が目的でお話し会は月に
1回だそうです。
その他の活動としては『うさぎキャラバン』として図書館から飛び出し、小学校、幼稚園、保育所、
学童保育、支援センター、0歳クラブ等、飯山町内外へ行くそうです。子供達の「また来てね」の声や
笑顔に呼ばれて出かけるそうです。
取材当日、私たちが部屋に入ると、それまで遊んでいた子供達もみんな静かに座って本の読み聞かせ
や、紙芝居に聞き入っていました。それが終わると手遊び、ハロウィンのマントを作っていました。み
んな黒いマントにそれぞれのカボチャやお化けをペンで書いたり色紙で作ったり・・・作ることの楽し
さを実感していました。完成すると作ったマントをつけてハロウィンのお話を聞きました。(ハロウィ
ンとは日本ではお盆のようなもの)ハロウィンでは子供達が「trick or treart?(何
かくれなきゃいたずらするぞ!)」と言ってお菓子をもらうそうですが、ここでも「trick or
treart?」といって隣の部屋に行っていました。隣の部屋ではスタッフから風船をもらった子
供達が風船に目や口をつけて嬉しそうにしていました。
いつもは先生が来てオカリナや唱歌を使って影絵をしたりしていますが、聞き慣れない唱歌も繰り返
しすることで子供たちも覚えて一緒に歌ったりして子どもたちだけでなく一緒に来ているお母さん方も
楽しい時間を過ごせています。
本の読み聞かせも読み手によって感じ方が違いそれぞれに味わいがあるとのことでした。今回はハロ
ウィンのお話でしたが季節のものであったり、スタッフが提案したりして決めているそうです。
編集員のSさんは懐かしい気持ちになってきた、幼稚園の時を思い出して感動したと言っていました。
「図書館うさぎ」には0歳∼小学生ぐらいの子供が30名程とお母さんが参加してました。
行事が終わるとみんなワイワイ騒いでいました。やっぱり子供だなと思いました。地域の図書館とし
て、子どもたちにとってなくてはならない存在だと思いました。また、お母さん方にとっても本の読み
方を学んだり、子どもたちと触れ合ったり、情報交換の場として大切な場所になっていると思います。
図書館は本の貸し出しだけでなく、身近な存在として地域の交流の場所になって欲しいと感じました。
子どもたちだけでなく私達も本を読むことの大切さを知りました。今回お世話になった「図書館うさぎ」
のみなさんありがとうございました。
(谷野宮)
はなぞの通信
第120号
2007年
10月 31日発行 (毎月発行)
はなぞのトピックス
◎フリーマーケット◎
9月30日(日)に、ひまわりセンターでフリーマーケットがありました。最初テントを張って商品を陳列し
ました。雨が降っていたのでお客さんは少なかったです。午前中に市長さんが来てぬいぐるみを買ってくれま
した。他の催し物も見に行きました。ひまわりセンターの中でたくさんのお客さんたちがいてステージでは歌
を歌っていたりイベントをしておりました。自分たちの商品も結構売れていました。午前中、はなぞののメン
バーがたくさん買い物をしてくれました。2000円から3000円くらい売れました。フリーマーケットも
終盤に近づいてお客さんも増えてきました。商品の値段も半額にして一般のお客さんにアクセサリーなどが売
れました。初めての参加でしたが、とても賑やかで接客は緊張しましたが他のメンバーさんも手伝ってくれた
のでとても助かりました。雨が降っていたけど自分にはいい経験ができました。少し疲れたけどとても楽しか
ったです。次もフリーマーケットがあったら参加してみたいです。
(大畑)
◎ちょっとリッチなランチの会◎
10月22日(月)に丸亀の「蔵のダイニング」でのちょっとリッチなランチの会に参加しました。参加し
たのはメンバー4人でスタッフは参加しませんでした。私はパスタを食べ、残りの3人は鶏の唐揚げを食べま
した。食後はアイスコーヒー、ミルクティーを飲みました。私が食べたパスタは、茄子とベーコンのパスタで
味はとても良かったです。また、次回のランチの会を楽しみにしています。
(岡内)
◎ボランティア講座◎
10月25日(木)平成19年度精神保健福祉ボランティア講座がはなぞのにて行われました。ボランティ
ア講座受講生15名が参加され地域活動支援センターはなぞのと自立訓練(生活訓練)レイクビューの概要説
明と見学を実施しました。その後当事者の方と受講生との交流会を実施し、活発な意見交換が交わされました。
当事者の方・受講生の方それぞれ率直にお互いの立場から質問したり、返答したりという場面が見られとても
温かい雰囲気で親近感の感じられる交流会となりました。この経験を生かして今後ボランティアの方々と様々
な形の交流が持てるように努力していきたいと思います。
(鎌田)
ご
し
き
だ
い
は
な
ぞ
の
GOSHIKIDAI ♥ HANAZONO
中讃保健福祉事務所で生活技術向上セミナーが行
われグループHANAで行きます。
日時:11月12日(月)
13:00∼15:00
※12:30はなぞの出発
場所:中讃保健福祉事務所1階 デイケア室
内容:ヘルパーさんに聞く
「ホームヘルプサービスの実際」
講師:ホームヘルパー 海老 美恵子氏
ヘルパーを利用している方も利用していないけ
れど興味のある方は参加してみませんか。疑問に
感じていることも解決できるかもしれません。申
し込みは11月 9日(金)までにスタッフまで
お願いします。
11月10日(土)五色台・はなぞの交流会を
行います。今回は三豊市財田町の道の駅「たから
だの里 環の湯」と近くにある「香川用水記念公
園」でスポーツと紅葉狩りをすることになりまし
た。
参加費は弁当代400円と入浴料(手帳持ってい
る方のみ400円、持っていない方は500円)
です。
申し込みは参加費と一緒にお願いします。締め切
りは11月8日(木)です。
【スケジュール】
9:15 はなぞの集合
9:30 はなぞの出発
10:30 香川用水記念公園到着
散策やスポーツをしてお弁当を食べま
す
13:00 温泉入浴
その後「道の駅」に行きます
今回、申し込み後キャンセルした場合でもお弁当
代400円は必要となりますのでご注意下さい。
はなぞの通信
第120号
2007年
10月 31日発行 (毎月発行)
◎メンバー意見交換会◎
10月12日(金)はなぞの交流室でメンバー意見交
換会が行われました。
以前メンバーの方から「性的な話をしていたりうわさ話
があると居づらい」という意見があったことから今回の
議題は交流室や喫煙室のマナーについて意見交換をしま
した。
参加者からは・猥談をしていると女性では入りづらい
・エチケットを守らない
・交流室は個人的な場所ではない・・
という意見がありました。
しかしその意見とは逆に
・居づらいという感じではない
・その言葉について個性の一つとして寛容
さも大切
という意見もあって男性、女性では感じ方も違うようで
した。悪口を言っていると思ったらメンバー同士で注意
し(スタッフでは、間に合わないこともあるので)自分
が言われいると思ったらその時聞くようにする。メンバ
ー同士で働きかけていい雰囲気を作る「ここに来ること
が楽しい」と思えるように誰でも来やすいようにしよう
とみんなの意見でした。
次回は11月 2日(金)です。
花園荘トピックス
家族交流会
9月29日(土)家族交流会がありました。
朝日山公園でする予定でしたが雨天のため花
園荘で焼肉を行いました。忙しいなか家族の
参加があり、久しぶりの交流が出来ました。
交流会はお肉や野菜を焼き美味しく頂きま
した。焼いている間スタッフと話したり家族
と話したりしていつもと違った雰囲気でし
た。バーべキューをしてみんなが家庭のこと
を思いながら、楽しいひと時でした。
花園荘での生活や活動を通して「お互いの
励ましあいと努力、協力、共働していく気持
ち」を大切にこれからもいろんな支援を受け
ながら生活していこうと思います。
いろいろありますが、私はまだまだ期間が
浅いので不安な事もありますが私達のよりよ
い生活をして家族に感謝する気持ちを大切に
したいです。
(J)
清和荘トピックス
食欲ではなく運動の秋?
「イテテテテ」これが最近の私の口癖になっていま
す。理由は、筋肉痛で身体を動かすたびに痛みが駆け
巡るからなのです。実は、腕立て伏せと腹筋を5日前
から始め、どちらも30回ずつという何とも平凡な回
数でありますが、私にすれば高きハードルです。始め
た動機は、長年の食べ過ぎで作り上げたプックリお腹
を少しでもヘコまそうと思い、腕立てと腹筋を始めた
のですが、10回程ですでに息が上がってしまい、2
0回程でもう筋肉がプルプルと悲鳴を上げギブアップ
してしまいました。この現実は私にとって衝撃的でし
た。少なからず昔運動部にいたので、少しは筋力もあ
るだろうとなめておりましたが、はるかに下回る結果
に絶望感と危機感に襲われました。「継続は力なり」
と誰が言ったかは知りませんが、とりあえず3日坊主
だけは免れたので、コツコツと筋力アップに励もうか
と思います。やっぱり秋なので、食欲もいいけど運動
も大切に。
(林)
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再生 ⑦
岡内 敬
作者からの謝罪
これまで6回に亘って連載小説を執筆してきましたが、前回をもちまして終了させて頂き
ます。私の小説はおもしろいと色々な方からお世辞を言ってもらえましたが、私の小説は客
観的に見て、プロの作家の小説と比べると未熟で見劣りします。ストーリーは今後、主人公
が精神病院で拒食症の女の子と恋に落ち、彼女のアドバイスで勉強して大検を受けて早稲田
大学の第一文学部に合格し、彼女も主人公との付き合いを通じて拒食症を克服するというこ
とだったのですが・・・。私はやっぱり小説よりエッセイの方が向いていると思います。小
説の方はもっとプロの作家の文章を研究して文章修行をしてから再び書こうと思います。次
回より、またT.オカウチとして当分の間エッセイを書きます。小説が途中で終了したこと
を、改めて深くお詫びします。
風に吹かれて
其の(四)ー存在とその懐疑ー
伊藤
嗣穂
1 原始時代から現代に至っても高度な存在に対する態度は近代に確立した歴史
的事実として我々は認識しているがそれは認識論の掣肘を受け思惟活動の鋭角的
な切り込みとしてヤスパースやハイデガーによって深い懐疑からの成果として世
界的に流布しているが、現代は絶望的な迄深刻である。が、巨視的に人類は祭祀
や宗教全体観として或いは行動として是を楽観しているのを散見する。古代の舞
踊儀式は天空や大地を仰いで自分たちの共同体の運動を自然的恣意の問いかけを
喜悦と交換して懐疑を追放した。それは集団的行動であり近代の個的存在論を駆
逐するものであった。歴史の原点は楽観にあり古代ギリシャに於いて完成したそ
れは極度の擬人化した抽象と具体との融合であり、つまり苦腦とは自然の中に融
け込む忘我そのものであると。現代人は政治、経済、文化の外観に自然と区別し
た楽観が貫ら抜かれているのを忘れている。が、近代的個性とは何と惰弱なのか
支配者と被支配者とを恣意的に又はマルクシズムによる分析的人工的に分割して
存在への範疇的懐疑をその個的な現象へヴェクトルを向けた。
2 然し何も得るものは無く虚無感なる代償を貰ったに過ぎない。人間そのもの
を如何なる方法から分析しても不可不思議な懐疑が結局人間界全体の質的徴積分
値は完成した答えを得られぬ事が現代人は暗黙裡に分ってきた。古代ギリシャで
完成した壮大な人間の劇化を現代人は失念しマスメディアの中に再発見してそれ
を増々懐疑を深める所与としている悲劇を楽しんでいる。存在は本質的に楽観的
なものなのに。哀れ!
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大橋編集長のつぶやき【その⑪】
10月1日に神奈川県で震度4の地震がありました。けが人が2人でまし
た。
松坂が15勝で日本人でまた来年も15勝してほしいものだと思う。
また世界柔道で谷選手が金メダルを取ったのだ。
リアクション ③
細川
和明
宇留と浜本 観音寺の街でショッピングをしている。その時蟹塚とその子
分に発見される。必死で手をとって逃げる2人。
「またんかい。
」
追う蟹塚の子分。
路地を曲がった時に長谷プロデューサーの車にぶつかる。
逃げる二人。
白川、宇留にプレゼントをもって犬猫病院へやって来る。
その時蟹塚が犬猫病院にやって来て宇留を連れ去る。
宇留ともみ合った時、1枚のカードをおとす。拾う白川。
レンタルビデオ屋の会員証。
その様子を病院のカゲから見る金城。
浜本、いなくなった宇留を町中探す。
探すのをあきらめてアパートの前に立っている。
宇留は体じゅうあざだらけ。
「うわーん」浜本に抱きつく。
今 月の 詩
十一月の君のかみが
ゆれている・・
きれいだねって?
かぜのぬくもりが
よんでいるよ
︵真由美︶
面会!と その一言︵ひとこと︶に
よろこびて
患者ら明日︵あす︶の
活力となす
︵綾川孝雄︶
ひたすらに 雄々︵おお︶しく生きよ
いつの日か
夢をかなえる 時も来るべし
︵綾川孝雄︶
冬寒し
セ ータ ー ひっ ぱり にら めっ こ
︵秦 京子︶
布団干し
︵秦 京子︶
冬の晴れ間に
京子 ︶
空高く
スカートが やけにすかすか
ズボン に替える
︵秦
ストーブを 囲み鍋ちげ
ふう ふう と
︵秦 京子︶
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地域ネットワークトピックス
‘07みんなの精神保健福祉を語ろう会について
今度の11月23、24日香川県青年センターで、講師に精神障害者ピアサポートセンター、こらーる・
たいとう代表の加藤真規子さんをお招きして、‘07みんなの精神保健福祉を語ろう会が開催されます。この
会は、毎年行われているそうで、今回で12回目くらいになり、結構有名なのかなぁと思います。主催は、
みんなの精神保健福祉を語ろう会実行委員会のメンバーと、香川県精神保健福祉センターで、もう、今年の
4月からみんなの精神保健福祉を語ろう会実行委員会のメンバーで企画を練って、いろいろと話を重ねて、
みんなが話し合いたいテーマを考えたり、分科会のテーマを考えたり、講師を誰にやってもらうかという段
階から、もうこのパンフレットの色まで全部を実行委員会のメンバーで、月に1回、高松の精神保健福祉セ
ンターへ集まって、企画を考えてきました。それで、今度の11月23,24日の2日間で行われる’07み
んなの精神保健福祉を語ろう会は、その集大成で、目標であり、今まで話し合ってきた事を実行する、実行
委員会メンバーにとっては、すごく大きな催しだと思います。なので、ぜひ参加してもらいたいし、自分と
しては、会が真面目であり、楽しくもあり、実行委員間では助け合いができたり、自分自身実行委員をやっ
てて楽しめるような会にしたいし、失敗してもフォローできるようなやさしい会になって欲しいと思います。
【日
時】
2007年11月23日(金・祝)∼24日(土)
【場
所】
香川県青年センター
(高松市国分寺町国分1009)
【プログラム】
〈11月23日(金)〉
12:00 受付
13:00 開会
13:15 講演
「自分らしく生きるー今日を生きるー」
〈11月24日(土)〉
9:00
受付
9:30
全体会〈分科会報告)
10:00
全体会(講師と語ろう)
12:00
閉会
講師:精神障害者ピアサポートセンター
こらーる・たいとう 代表 加藤真規子氏
15:15 分科会
17:00 休憩
参加費は無料です(但し懇親会、宿泊、朝食代は別)
18:00 懇親会
※申し込みは11月9日(金)までにスタッフまで。
♪第5回 塩飽こころのフェスティバル♪
近年ますます「こころの健康」について関心が高まってきていますが、「こころの健康」は特別な人だけに
関わることではありません。住民誰しも生活の中で困難や苦労を抱えた時に相談できる人や場所があり必要に
応じて支援を受けられる地域であることが安心で住みよい町の条件の一つではないでしょうか。そこで塩飽こ
ころのフェスティバルとは「こころの健康」をテーマに地域の人達が集まり、交流を深め、福祉相談の実施や
丸亀近隣の精神保健福祉分野の関係者による情報提供を行うことで、誰もが住みよい町づくりに少しでも貢献
できないかと考えました。このような精神保健福祉に関する情報提供・啓発活動を「塩飽こころのフェスティ
バル」という形で開催しています。
日時:11月24日(土)10:00∼15:00
場所:丸亀市通町商店街みたから市内 オレンジグローブ&旧パチンコ中央前
【プログラム】10:00∼自主製品の販売(クッキー、焼き芋、廃油洗剤、梅干し、パン、シフォンケーキ、
コーヒー、バスマット、アクリルたわし等)
11:00∼11:30 ミニコンサート(木村さんとぞうさんバンド)
14:00∼15:00 ミニコンサート(萬象園)
先着200名様には緑化事業キャンペーンとして苗木を、先着100名様にはクッキーをプレゼントします。
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◆花園荘講演会◆
10月13日(土)の13:00∼16:00、ホテルサンルート瀬戸大橋にて第11回花園荘講演会を開
催しました。本年度はグループホームや共同住居について「きいてみよう仲間との暮らし」とのテーマで行
いました。実際にグループホームや共同住居に住まれている利用者の方と支援スタッフの方にお越し頂き、
共同住居での暮らしについて、グループホーム立ち上げの経緯について等お話を伺いました。県外からも多
くの方が参加して下さり、約90名の方の参加がありました。
後半の交流会ではグループホームや共同住居についての意見の他、あればいいと思うサービスや困り事、
各施設の様子について等、8つのグループに分かれて自由に意見交換を行って頂きました。どのグループも
最初は緊張のせいか、なかなか意見が出ませんでしたが次第に緊張も和らぎ、自由な意見を聞く事が出来ま
した。
参加者の方からは「具体的に生活が分かって良かった」「生の声が聞けて良かった」等の感想があり、有
意義なものになりました。参加して下さった皆さん、ありがとうございました。
【参加者の方からの感想】
・人それぞれの毎日の暮らしを聞いて、色々難しい事もあると思った。1人で生活するのはお金も必要
だし、地域の方等とも話をしなければいけないから地域の交流も大事だと思ったし、金銭面も大事だと思
った。生きていくのは色々苦労もあるけど、毎日楽しく過ごせたらいいと思う。はなぞのにはスタッフ・
他のメンバーさん等いるけどここを離れたら他の人(一般の人)とも交流しないといけないし、仕事も探
さなければいけない。地域で生活するにはしなければいけない事や、必要な事が多くあり、人生には色々
苦労があると分かった。人は1人では生きていけないし、最後は家族が必要だと分かった。すごく勉強に
なった。
(大畑氏)
・人がいっぱい来てて緊張しましたが受付をしました。交流の時に五色台の方と知り合って、リトルウ
エストの方とグループになって目標が書けなかったのが残念でした。
(T氏)
・大変参考になりました。
(細川氏)
暮らしにちょっと役立つ話
「 運転の心得 」
まず、運転を初めて一年間くらいは、あんまり都会には行かずに、車が少ない場所などである程度、
慣らしたほうがいいです。一年くらい経てば、自分で、こういう所に注意しないといけないなぁとか、
ここが危ないなぁとか、分かってくるし、運転にもある程度自信が持ててきて、精神面でもしっかりし
てくるので、その方が安心です。でも、自信がついては来るけど、逆に、自信がついてくる一年目くら
いが危ないのかもしれません。運転操作的には、もうすごく余裕が出てくるんだけれども、余裕が出て
くる分油断しがちです。痛い目に合わないと分からないかもしれませんが、痛い目に合ってからでは遅
いのです。痛い目に合わないように、初心を忘れずにすることも大切だなぁと思います。
もう一つ車に乗っていると麻痺してくるんだけれども、車を操作することがすごく危険で、車に乗っ
て運転していること事体がすごく危険な行為だということを理解しておく必要があると思います。一歩
間違えれば人の命がなくなってしまう、人を殺してしまう、責任なんて取れるわけがない、ということ
を頭の中にしっかりと入れておく必要があると思います。
今の車は、誰でも操作できるし簡単で、車内は風も吹かない一人部屋みたいな空間になっているし、
リラックスもできます。だから危険であるっていう事を見失いがちですが、いつも人の命がかかってい
るという重みを持って乗ってほしいなぁと思います。
(S.T)
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来月のはなぞの事業案内
〈
お知らせ 〉
◆11月3日(土)∼4日(日)四国学院大学学園祭があります。
はなぞのは3日(土)にフリーマーケットに参加します。(9:3
0∼14:30)是非行ってみてください!
◆11月9日(金)食事会を行います。10:30∼です。メニュ
ーは当日決めて、買い物・調理をみんなで行います。費用は実費
になります。食欲の秋でもあり、みなさん一緒に秋の味覚を楽し
みましょう。参加される方は事前に申し込みは必要ありませんの
で当日10:00にはなぞのにお越し下さい。
◆11月12日(月)13:00∼15:30、就労ミーティング
があります。就労意欲のある方はスタッフまでお問い合わせくだ
さい。職場実習体験企画中。
◆11月26日(月)メンバー学習塾がはなぞの交流室で行われま
す。今回のテーマは『一人暮らしについて』です。講師は、はな
ぞのメンバーで一人暮らしをしている亀井里志氏と徳田茂樹氏で
す。皆さんメンバーの方から実際の一人暮らしについての様子を
聞いたり、疑問に思っていることを質問してみましょう。時間は
14:00∼16:00です。事前に申し込みは必要ありません
ので当日、はなぞの交流室にお越し下さい。
〈
花園荘事業のご案内
〉
支援センターのメンバーも
参加できます!
■健康相談
日時:11月 7日(水)
時間:14:00∼16:00
内容:五十肩とリウマチについて
■生活セミナー②
日時:未定
内容:顧問医を迎えて
実習生企画
■スポーツ活動
日時:11月15日(木)
13:00∼15:00
内容:テニス
場所:丸亀市テニスコート
はなぞの通信では俳句と詩を募集しています。
暑い日が続いた10月でした。体を気をつけよう。11月も暑いのかな。皆さん元気ですごしまし
ょう。 来年はオリンピックの年ですね。日本頑張れと思います。
(大橋)