CODEN:KDCHEW ISSN 0916-0892 九州大学中央分析センター報告 − − 第 33 号 − − REPORT OF THE CENTER OF ADVANCED INSTRUMENTAL ANALYSIS KYUSHU UNIVERSITY NUMBER 33 2015 九州大学中央分析センター 目 次 研 究 報 告 1.有害な有機化合物の量子化学計算とそのレーザー分光計測への応用 今坂 智子,今坂 藤太郎…………… 1 2.原子間力顕微鏡による固液界面ナノバブルの観察 西山 貴史,高橋 厚史,高田 保之…………… 8 3.X 線マイクロトモグラフィを用いた MgB2 超伝導線材のフィラメント構造解析 井上 昌睦,東川 甲平,木須 隆暢…………… 15 4.ヒトタンパク質チロシン硫酸転移酵素の結晶構造 角田 佳充…………… 22 平成27年度機器利用研究題目 ……………………………………………………………………………… 31 装置を利用した研究成果 ……………………………………………………………………………………… 53 関係委員 ……………………………………………………………………………………………………………… 61 中央分析センター業務記録 …………………………………………………………………………………… 63 九州大学中央分析センター報告 第 33 号(2015) − 研 究 報 告 − 有害な有機化合物の量子化学計算とそのレーザー分光計測への応用 今坂 智子 1,今坂 藤太郎 1 2, 3 九州大学大学院芸術工学府 2 九州大学大学院工学研究院応用化学部門 3 九州大学未来化学創造センター Quantum chemical calculation and its application to laser spectrometry of hazardous organic compounds Tomoko Imasaka 1, Totaro Imasaka 2, 3 1 Laboratory of Chemistry, Graduate School of Design, Kyushu University 2 Department of Applied Chemistry, Graduate School of Engineering, Kyushu University 3 Division of Optoelectronics and Photonics, Center for Future Chemistry, Kyushu University Abstract Excitation energies, oscillator strengths, and ultraviolet absorption spectra were calculated for hazardous organic compounds such as dioxins (DXNs) and polycyclic aromatic hydrocarbons (PAHs), particulate matter 2.5 (PM2.5), explosives, and nerve agents using time-dependent density functional theory (TD-DFT) that includes B3LYP, B3P86, and wB97XD methods. The vertical ionization energies were also calculated, in order to obtain additional information concerning the optimal pathways for multiphoton ionization in mass spectrometry. Gas chromatography/ multiphoton ionization/time-of-flight mass spectrometry (GC-MPI/TOFMS) was utilized for analysis by using the third- and fourthharmonic emissions (267 and 200 nm) of a femtosecond Ti:sapphire laser as an ionization source. 1.はじめに 国境を越えた大気汚染は 1950 年代ごろからヨーロッパでも認識されるようになったが、日本においても 近年、その影響が注目されている。たとえば、ごみ焼却炉による燃焼や製鋼用電気炉、自動車の排ガスなど 様々な発生源をもつダイオキシン類が適切に処理されずに大気中に放出され、また以前使用されていた PCB や農薬等が低質土壌などの環境中に蓄積している可能性があると報告されている [1]。一方、近年の爆発物 や神経剤を用いたテロ事件としては、アメリカの同時多発テロ、フランス・パリの爆破テロ、さらに日本の 地下鉄サリン事件やイランにおけるサリンの使用などが有名である。このように様々な理由で環境中に放出 されるこれらの有害、危険な物質を迅速に測定することが極めて重要になっている。 微量の化学物質を分析するには、ガスクロマトグラフ/質量分析計(GC/MS)や液体クロマトグラフ/質 量分析計(LC/MS)がよく用いられている。このような複合分析法ではクロマトグラムとマススペクトルが 同時に得られるので、各成分の同定が容易に行える特長がある。本稿では、試料をガスクロマトグラフで分 ―1― 九州大学中央分析センター報告 第 33 号(2015) 離した後、フェムト秒レーザーを用いて分析対象物を多光子イオン化して飛行時間型質量分析計(TOFMS) により計測する方法について報告する。 レーザーイオン化法では、レーザー波長により分析感度や選択性が決まる。しかし、有害物質である分析 対象物の吸収スペクトルやイオン化エネルギーなどの分光学的データは、これらの物質の合成や取り扱いが 難しいこともあり、ほとんど入手することができない。一方、量子化学計算は、分子の構造式が決まれば、 分子の構造、電子分布、反応性および種々のエネルギーを理論的に求めることができる。最近では、高性能 な大規模科学計算機の開発により、分子の反応性を予測して新たな材料設計に繋げたり、分子量が大きなタ ンパク質や生化学物質の計算に適用するなど、医学、生命科学の分野にも広く利用されるようになっている。 そこで、本稿では量子化学計算により紫外スペクトルやイオン化エネルギーを求め、有害な有機化合物を効 率よくレーザーイオン化質量分析した研究例について紹介する。 2.方法 2.1 量子化学計算 計算には、多体電子系の全ての物理量を空間的に変化する電子密度の汎関数として表す密度汎関数法 (DFT 法)の仲間である B3LYP、B3P86、wB97XD を用いた。これらはハイブリッド汎関数と呼ばれており、 B3LYP は化学の分野においてよく用いられている [2]。最初に、各分子の最適化構造を求め、さらに最安定 状態であることを確認するために振動数計算を行う。次に、フェムト秒レーザーを用いて非常に短い時間で イオン化させることを勘案して、垂直イオン化エネルギーを求めた。また、時間依存 DFT(TD-DFT)法に よって、一重項状態の励起エネルギーを 1 - 40 番目まで計算し、0.333 eV の半値半幅をもつガウス分布のピー ク形状を仮定して、吸収スペクトルを計算した。これらの計算には Gaussian 03, 09 および Gauss View 5 を用 いた [3]。 2.2 レーザー計測化学 図1に研究室で開発したガスクロマトグラフ/レーザーイオン化質量分析計を示す。本装置の中核をなす 試料導入モジュールとイオン検出部は、起業したベンチャー企業の(株)光技術研究所から市販している。 土壌などの実試料は高速溶媒抽出装置で抽出した後、必要に応じて適宜前処理し、ガスクロマトグラフの自 動試料注入部から注入する。キャピラリーカラムを用いて成分を分離した後、飛行時間型質量分析計に導入 する。分子流中の分析対象物にレーザーを集光し、多光子イオン化させる。現在、研究室ではフェムト秒チ タンサファイアレーザーの高調波(400, 267, 200 nm)を用いることが多いが、水素のラマン散乱を用いて波 長をさらに数 10 nm シフトさせて用いる場合もある。発生したイオンが検出器に到達するまでの時間をデ ジタイザにより計測し、質量スペクトルを求める。データは 1 ms 毎に測定するが、1秒程度積算してコン ピュータのメモリに蓄積することが多い。この方法ではガスクロマトグラフの保持時間を横軸、飛行時間あ るいは質量電荷比(m/z)を縦軸とする二次元表示データが取得できる。信号強度はz軸上に示すが、等高 線表示することが多い。ガスクロマトグラフと質量分析は何れも分離性能が高く、この二次元表示データに は数 1000 以上の成分を一挙に表示することができる。ガスクロマトグラフの保持時間と質量電荷比は、試 料分子に関する直接的な情報を与えるので、多数の成分を網羅的検出して同定することが可能になる。 ―2― 九州大学中央分析センター報告 第 33 号(2015) Auto-Sampler Time-of-Flight Mass Spectrometer Oscilloscope Personal Computer Gas Chromatograph Femtosecond Laser (THG) Fig. 1 Experimental apparatus of GC-MPI/TOFMS. Photographs of the instruments are inserted in the figure. 3.結果と考察 3.1 ダイオキシン ダイオキシン類は、人工的に合成された物質の中では最も毒性が高く、極微量で成分を測定する必要があ る。このため高感度な分析方法が不可欠である。一方、分子中の塩素原子数や置換位置により毒性が1万倍 以上異なるため、選択性にも優れている必要がある。したがって、GC-MPI/TOFMS は有望な分析法の一つ である。しかし、ダイオキシンの毒性が極めて高いこともあり、その分光学的性質はほとんどわかっていな い。 塩素原子を置換した多数のダイオキシン、ジベンゾフラン、ビフェニルについて量子化学計算を行い、励 起エネルギー、イオン化エネルギー等を計算した。その結果、紫外レーザーを用いて2光子イオン化するこ Fig. 2 Two-dimension display in the region where tetraCDD/Fs appear in GC-MPI/TOFMS. The concentration of each analyte is 1 pg μL–1. The assignments of the signals are given in the figure. ―3― 九州大学中央分析センター報告 第 33 号(2015) と、また励起寿命がピコ秒程度であることから、フェムト秒チタンサファイアレーザーの第三高調波(267 nm, 100 fs)を用いることが望ましいことがわかった。 図2は上記レーザー(267 nm)を用いてダイオキシン標準混合物を測定した結果の一例である [4]。分子 内に塩素原子が4つ置換したジベンゾフランとダイオキシンが測定される領域を拡大表示している。塩素 原子は自然界に 35Cl と 37Cl の同位体が存在し、その存在比は凡そ 3:1 である。同位体数は塩素の数より一 つ多くなり、4塩素体の場合は5個のピークが得られる。図中にはジベンゾフラン(CDF)とダイオキシン (CDD)の同位体が明瞭に観測されている。一方、これらの化合物中の 12C 炭素原子を全て 13C で置換した 同位体が内標準試料として添加されており、これらの信号も観測されている。実試料の定量分析では、自然 界に存在する 12C ダイオキシンの信号強度を内標準物質の 13C ダイオキシンの信号強度で補正することによ り、1%以下の測定誤差で分析できることを明らかにしている。図2からもわかるように、ダイオキシンは ジベンゾフランの信号よりかなり弱い。これはモル吸光係数の違いによって、イオン化効率が異なるためで ある。筆者は産業廃棄物土壌等から抽出、前処理した多数の試料を測定し、毒性等量を求めている。最近で は、ベトナムで入手したトランス油から PCB を検出するなど、多くの分析例を通して開発した装置の有用 性を示している。 一方、本研究の GC-MPI/TOFMS は塩素原子を有しない多環芳香族化合物の分析にも有効である。フェム トグラム以下の試料が測定可能であることを示し、GC/MS として最高感度を有することを報告している [4]。 また、北京郊外で採取した河川水中からベンゾ (a) ピレン等の多環芳香族化合物を検出し、定量分析できる ことを報告している。 3.2 PM2.5 最近、アジア諸国の生活の質の向上に伴い、家庭で暖房等に使用される化石燃料及び自動車から排出され る廃ガス等による PM2.5 の高濃度発生が懸念されている。とくに近隣の諸外国では、日本の基準値の 10 倍 を超えることが少なくなく、大きな社会問題となっている。PM2.5 には多数の有害な有機化合物を含んでい る可能性があり、これらを分析することにより健康被害との相関を議論することができる。本稿では、発が 0 100 0.2 0.1 200 300 400 0.4 (b) 30000 NO2 0.3 20000 10000 0.0 500 600 0 Wavelength (nm) Ionization Energy/2 Ionization Energy Lowest Excitation Energy 0.2 0.1 Oscillator Strength Lowest Excitation Energy Ionization Energy 10000 0 0.3 Ionization Energy/2 20000 0.4 Absorptivity (M-1cm-1) NO2 (a) 30000 Oscillator Strength Absorptivity(M-1cm-1) ん性、催奇性が高いと懸念されるニトロ芳香族化合物の分析例について述べる。 0.0 0 100 200 300 400 500 600 Wavelength (nm) Fig. 3 Calculated UV-VIS absorption spectra. (a) 3-nitroFLU (b) 1-nitroPYR. ニトロ化合物は毒性が高く、分光学的性質に関するデータが少ない。そこで量子化学計算を行ったところ、 図3のような吸収スペクトルが得られた [5]。これらの結果からニトロ化合物は 400 nm 付近に第一吸収帯が あることがわかる。しかし、イオン化エネルギーは、150 nm 付近にあり、2光子イオン化には 300 nm 以下 ―4― 九州大学中央分析センター報告 第 33 号(2015) の波長のレーザーが必要である。それより長い波長では3光子イオン化となり、イオン化効率が低下するこ とが予測される。 図4は、PM2.5 から溶媒抽出した試料を 267 nm と 345 nm のフェムト秒レーザーを用いて測定した結果で ある。267 nm のレーザーを用いて測定した場合には、信号強度は大きいが多数の夾雑物が同時に観測され ることがわかった。このためニトロ芳香族化合物を同定することは困難である。一方、345 nm のレーザー を用いると信号強度は低下するが、これらの妨害物の影響を排除してニトロ芳香族化合物を測定することが 可能になる。現在、PM2.5 に含まれるニトロ芳香族化合物は、還元処理してアミノ化合物に変換し、その後 に化学発光を検出部に用いる液体クロマトグラフで分析する例が報告されているが、本法は多数の有機化合 物を網羅的、かつ迅速に分析できる特長がある。 -1680 -1747 220 -1808 200 180 160 15 20 30 -1883 -1926 -1964 -2000 40 1-nitroPYR (b) 260 240 240 250 260 m/z 220 PAHs 17 200 m/z 17 240 19 Flight Time (μs) 260 m/z Flight Time (μs) 19 (a) 180 200 15 20 220 m/z 240 160 9-nitroANT 30 40 Retention Time (min) Retention Time (min) Fig. 4 Two-dimensional display of the sample extracted from PM2.5. Laser wavelength; (a) 267 nm (b) 345 nm. 3.3 爆発物 現在、世界各地でテロ活動が行われているが、事件の捜査においては爆発物の分析は欠かすことができな い。現在、種々の爆発物が使用されているが、検出が困難な物質が多い。とくに過酸化アセトンは、電子イ オン化質量分析では分子イオンが観測されず、同定の精度に問題がある。これに対して紫外超短パルスレー ザーイオン化法では、フェムト秒領域でも光パルス幅の短縮により分子イオンが増強されることが報告され ている [6]。本稿では、紫外域においてレーザー波長がイオン化効率に与える影響について述べる。 量子化学計算の結果を図5(a) に示す [6]。これから過酸化アセトンは、200 nm 以下の真空紫外域に吸収帯 を持つことがわかる。したがって、紫外域のレーザーを用いて共鳴イオン化することはできない。しかし、 267 nm 以下のレーザー波長を用いれば非共鳴2光子イオン化することが可能である。本研究では、水素分 子のラマン散乱を用いてチタンサファイアレーザーの第三高調波(267 nm)を 241 nm、219 nm に変換して 用いた。その結果、図5(b)-(d) に示すように、267 nm のレーザーを用いてイオン化における余剰エネルギー を低減することにより、分子イオンを明瞭に観測できることがわかった。なお、本研究では、重水素置換し た過酸化アセトンの合成と内標準試料への応用、血液中に含まれる過酸化アセトンがどの程度の期間で分解 するかの解明、さらに血液試料における過酸化アセトンの分析を妨害する因子とその排除方法等についても 報告している [7]。 ―5― Signal Intensity 100 80 241 nm 219 nm 267 nm Ionization Energy 100 Ionization Energy/2 Lowest Excitation 150 200 250 Wavelength (nm) 0.08 0.06 0.04 0.02 0.00 300 40 20 0 50 140 120 100 80 60 40 20 0 (b) 0 (d) 50 40 50 100 150 200 250 m/z [C2H3O]+ 30 20 10 0 100 150 200 250 m/z [M]+ [C2H3O]+ 60 (c) [C2H3O]+ 60 0 Signal Intensity (a) Signal Intensity 12000 10000 8000 6000 4000 2000 0 Oscillator Strength Absorptivity (M-1 cm-1) 九州大学中央分析センター報告 第 33 号(2015) 0 50 100 150 200 250 m/z Fig. 5. (a) Calculated absorption spectrum for TATP. (b) – (d) Mass spectra measured at 267, 241, and 219 nm, respectively. 3.4 神経ガス わが国では 2020 年に東京オリンピックの開催が予定されており、神経ガスを用いるテロが懸念されてい る。これを未然に防ぐには神経ガスの簡易・迅速・オンライン計測手段の開発が望まれる。一方、犯罪の捜 査活動には犯罪者が正確に特定できる精度の高いオフライン計測手段の開発が必要である。 図6はサリン及びその代謝物質の分光学的性質を計算した結果である [8]。これらの化合物は 200 nm 以上 に吸収帯を持たず、共鳴イオン化するには真空紫外フェムト秒レーザーが必要である。しかし、計算結果か らもわかるように、紫外レーザーを用いて非共鳴過程により2光子イオン化することは可能である。その他 の神経ガスに対しても同様に計算を行い、VX ガスについては 267 nm 付近の紫外超短パルスレーザーを用い てイオン化が可能なことを報告している。 神経ガスの分析は安全上の問題があるため実施していないが、その代謝物については標識した後にガスク ロマトグラフに導入し、紫外フェムト秒レーザーイオン化質量分析計を用いて測定できることを示してい る。一方、真空紫外域で共鳴イオン化法を適用するため、水素のラマン散乱を利用して 200 nm 以下の真空 紫外レーザーを発生させている。真空紫外域には多くの物質が吸収帯をもつため、今後、広範な応用が期待 される。 ―6― 九州大学中央分析センター報告 第 33 号(2015) Fig. 6 Predicted VUV-UV absorption spectra for (a) sarin (b) DIMP (c) IMPA (d) MPA calculated using B3LYP/ccpVTZ. IE, ionization energy; IE/2, one half of the ionization energy; EE, transition energy for the first electronic excited state. 4.まとめ GC-MPI/TOFMS は超高感度な計測方法であり、毒性が高いあるいは危険な物質を超微量でかつ網羅的に 測定できる。また、レーザー波長を選択することにより、分析対象物の信号を増強、あるいは妨害物の影響 を低減することができる。しかし、そのような分析対象物の多くは極めて有害あるいは危険であるため、分 光学的性質が明らかになっていないことが多い。このためレーザー波長の選択に関する指針が得られない。 しかし、量子化学計算を行えば、分析対象物に関する分光学的な性質を実験なしに取得できる。したがって、 両者を協奏的に用いることにより、新たな分光計測化学の分野を開拓できると期待している。 参考文献 [1] Dioxins control office, Policy planning division, Environment management bureau, the Ministry of the environmental, Japan, http://www.env.go.jp/chemi/dioxin/ index. html. [2] A. D. Becke, J. Chem. Phys., 98, 5648–52 (1993). [3] Gaussian 09, Revision D.01, M. J. Frisch, G. W. Trucks, H. B. Schlegel, et al., Gaussian, Inc., Wallingford CT, 2009. [4] T. Matsui, K. Fukazawa, M. Fujimoto, T. Imasaka, Anal. Sci., 28, 445–450 (2012). [5] Y. Tang, T. Imasaka, S. Yamamoto, T. Imasaka, Talanta, 140, 109–114 (2015). [6] A. Hamachi. T. Okuno, T. Imasaka, Y. Kida, T. Imasaka, Anal. Chem., 87, 3027–3031 (2015). [7] R. Ezoe, T. Imasaka, T. Imasaka, Anal. Chim. Acta, 853, 508–513 (2015). [8] T. Imasaka, T. Imasaka, Anal. Sci., 30, 1113–1120 (2014). ―7― 九州大学中央分析センター報告 第 33 号(2015) 原子間力顕微鏡による固液界面ナノバブルの観察 西山 貴史 1,高橋 厚史 1,高田 保之 1 2 2 九州大学大学院 工学研究院 航空宇宙工学部門 九州大学大学院 工学研究院 機械工学部門 AFM observation of nanobubbles at a solid-liquid interface Takashi Nishiyama 1, Koji Takahashi 1, Yasuyuki Takata 2 1 Department of Aeronautics and Astronautics, Faculty of Engineering, Kyushu University 2 Department of Mechanical Engineering, Faculty of Engineering, Kyushu University Abstract Highly-stable nanoscale gas states at solid/liquid interfaces, referred to as nanobubbles, have been widely studied for over a decade. In this study, surface nanobubbles at a pure water–highly ordered pyrolytic graphite (HOPG) interface were investigated by peak force quantitative nanomechanics (PF-QNM). Multiple isolated nanobubbles generated by the solvent-exchange method were present on the terraced areas, avoiding the steps of the HOPG surface. Adjacent nanobubbles coalesced and formed butterfly-shaped nanobubbles. Coalescence was enhanced by the PF-QNM measurement. We determined that nanobubbles can exist for a long time because of nanoscale contact angle hysteresis at the water–HOPG interface. Moreover, the hydrophilic steps of HOPG were avoided during coalescence. This result indicates that it is possible to control the nanobubble generation by the hydrophobic-hydrophilic combination surface. 1.はじめに マイクロバブル・ナノバブルといった微小な気泡は、近年ではファインバブルとも呼ばれ、すでに食品・ バイオ等の分野において実用化が進められている。それに対して本研究で対象としている固液界面ナノバブ ルは、撥水性表面と液体との界面に存在する非常に薄い気相のことを指す。1994 年に初めてその存在が報 告され [1]、技術の進歩に伴い 2000 年代には液中 AFM による固液界面ナノバブル計測が行われるようになっ た [2]–[17]。これまでに厚さ 5 ~ 100 nm、直径 1 μm 以下のものが観察され、Fig.1 に示すような半球に近い 形状(cap-shape)[2] や、パンケーキ型と呼ばれる扁平な形状(micro pancake)[18] などが知られている。し かしながら、ヤング・ラプラス則から考えると、直径 100 nm の気泡は約 30 気圧の加圧状態でなければ安定 に存在できないはずである。ナノバブル内が本当にそれほど高圧となっているかどうか不明であり議論が続 いていたが、最近の論文において、実は古典論のみ(拡散方程式・ラプラス圧・ヘンリーの法則)でナノバ ブル形状が説明でき、ピニング(固気液三相界線をピン止めする効果)が安定性の要因であると推測されて いる [19], [20]。 また、相変化伝熱はその熱伝達率の大きさ故に日常生活から産業界まで幅広く応用されているが、そのメ カニズムは非常に複雑であり、特に沸騰における初期気泡の発生に関しては解明が進んでいない。その主な ―8― 九州大学中央分析センター報告 第 33 号(2015) 原因はナノオーダーでの検証が十分になされていないことにあると思われる。沸騰による伝熱効率の向上に おいて重要なのは「低い過熱度での沸騰開始」と「高い限界熱流束」であり、撥水性表面には過熱度を低減 する効果があることが知られている。ナノバブルが伝熱面と液体との界面に存在するのであれば、それが過 熱度低減の要因であることや、沸騰伝熱における初期気泡の形成に影響していることも考えられる。本研究 では未解明な発泡現象の基礎として、固液界面ナノバブルの生成および成長過程についての調査を行う。 Fig. 1. Schematics of cap-shape nanobubble and micropancake. 2.実験方法 2.1 撥水性表面の準備 伝熱面を撥水性にすることで沸騰開始時の過熱度を低くすることができるため、伝熱面にテフロン系の撥 水コーティングを施したもの等による沸騰実験が行われ、沸点よりも低い温度での沸騰開始も報告されてい る [21]。しかしながら、一般的なテフロン系の撥水コーティングはミクロンオーダーの表面粗さを持ってい るため、その表面構造が沸騰時の気泡生成に寄与している可能性が高い。また、固液界面ナノバブルの厚み は 5-100 nm 程度であり、それらを正確に評価するにはナノオーダーで平滑な表面を用いて実験する必要が ある。そこで本研究では高配向性グラファイト(HOPG)の劈開面を用いた。HOPG 表面と水との接触角は 92-95°程度の撥水性であり、劈開によって極平坦なグラファイト面を容易に得られることからナノバブル 計測に適している。また、さらなる撥水性を有する薄膜として、テフロン AF 薄膜を用意した。PTFE 等の 一般的なテフロン系材料は有機・無機溶媒に不溶であるが、テフロン AF は特定の溶媒に可溶であり、ディッ プコート、スピンコート等による製膜が可能である。よって従来のスプレーコートによる PTFE 薄膜より平 坦でありながら、水との接触角が 120°程度の高い撥水性をもつ薄膜が得られる。 2.2 PF-QNMによるナノバブル計測 固液界面ナノバブルの計測方法としては AFM による液中計測がよく用いられているが、気相であるナノ バブルを押しつぶさず、その形状を正確に計測するには AFM ティップによる押し込み強さを出来るだけ小 さくする必要がある。よって従来のコンタクトモードやタッピングモードはあまり適していない。本研究で は九州大学中央分析センターの共同利用機器である走査型プローブ顕微鏡 Dimension Icon(ブルカー AXS 製) で使用可能なピークフォースタッピング(PFT)という計測モードを用いた。PFT ではカンチレバーを共振 周波数よりも低い周波数(2 kHz)で振動させることにより全てのアプローチをフィードバックに使用して いる。さらに、PFT による形状測定と同時に機械特性(弾性率、吸着力、変形、エネルギー散逸等)の情報 を得るピークフォース定量的ナノメカニカルマッピング(PF-QNM)も使用した [22]。 また、液中 AFM 計測の前に Solvent exchange method [3], [23]–[27] を行った。これは固液界面ナノバブル の発生にしばしば用いられている方法である。まず、サンプルをセットした容器にエタノールを入れて数分 間浸し、そこへ純水を少しずつ注入してエタノールと純水とを置換する。すると、置換後の固液界面には多 ―9― 九州大学中央分析センター報告 第 33 号(2015) 数のナノバブルが発生する。これはエタノールと純水に対する空気の溶解度の違いにより生じると言われて いる。つまり、より多くの空気が溶解しているエタノールと固体面が接しているところに空気の溶解度が小 さい純水が注入され、局所的な過飽和状態となりナノバブルが発生するということである。 3.実験結果および考察 Solvent exchange method による置換後の純水- HOPG 界面の AFM 像を Fig.2(a)に示す。直径 100-700 nm の様々なサイズのナノバブルが多数発生しているのが計測された。また、HOPG 表面はナノメートルオー ダーの段差であるステップ部分(Fig.2(a)の白線部分)と、原子レベルで平坦なテラス部分とによって構 成されているが、ナノバブルは全てステップ部分を避けてテラス部分に生成している。(b) (c)では計測時 の押し込み強さをより強くしている。(b)770 pN で近接するバブルの合体がいくつか見られ、(c)2.3 nN に なるとナノバブルが押しつぶされてしまうため表面形状像ではナノバブルが見えなくなってしまう。しかし ながら、同時に得られる弾性率マッピング像(d)においては HOPG の固体表面とは弾性率が明らかに異な る部分が見られる。この結果より、表面形状像では確認できないがナノバブルは消滅していないことがわか る。その後、(e)において押し込み強さを 462 pN に戻して計測すると、再びナノバブルが表面形状像に現 れるが、合体・変形の進行によって半球状でなくなったものが多く見られる。(f)はさらに 462 pN で数回 計測を行った後の表面形状像であるが(e)とほぼ同じ形状のままであり合体は進んでいない。つまり、ナ ノバブルの表面形状を正確に得られるような弱い力で計測してもナノバブルの合体・変形はほとんど生じな Fig. 2. PF-QNM images (5×5 µm) of a HOPG–water interface (a) 45 min, (b) 90 min, (c) 150 min, (d) 150 min (mapping image using the DMT model), (e) 180 min, and (f) 230 min after solvent exchange with a setpoint of 462 pN, 770 pN, 2.3 nN, 2.3 nN, 462 pN and 462 pN, respectively. The white lines extending from the upper left corner to the lower right corner of the image in (a) indicates the positions of the steps on the HOPG surface. ― 10 ― 九州大学中央分析センター報告 第 33 号(2015) いが、ナノバブルが押しつぶされるほどの強さで計測すると、カンチレバーの走査によってナノバブルの合 体・変形が促進されることがわかる。 また、(a)と(e)の画像を比較すると、合体後のナノバブルもステップ部分を避けていることがわかる。 強い押し込みによる計測で合体が進むのはステップによって区切られた同じテラス上にあるナノバブル同士 であり、ステップを超えての合体は起こっていない。また、HOPG 表面は撥水性であるが、ステップ部分は 親水性であることが環境制御型走査電子顕微鏡(ESEM)を用いた凝縮実験により確認されている [28]。親 水性部分を避けることはナノバブルが気相であることのひとつの証左であり、Solvent exchange method のエ タノール浸漬時に固体表面の残留ガスは除去されていることから、計測された固液界面ナノバブルの主な構 成要素は、溶存空気由来の空気であると考えられる。 マクロスケールでは表面張力が支配的であるため固体面に付着する気泡は半球状となるが、固液界面ナノ バブルは合体後には Fig.2(e)のように様々な形状で安定に存在している。このような形状で存在するには 大きな接触角ヒステリシス(前進接触角と後退接触角の差)が必要となるが、マクロスケールの HOPG 表 面においては前進接触角:90°、後退接触角:70°でありヒステリシスはさほど大きくない。そこで ESEM を用いて多層カーボンナノチューブ(MWCNT)を水滴に抜き差しする実験を行った。これは HOPG と同 様のグラファイト状の表面をもつ MWCNT を用いることにより、ナノスケールにおけるグラファイト表面 と水との動的接触角を計測するために行ったものであり、その結果を Fig.3 に示す。MWCNT を押し込むと きの前進接触角は 120°以上、引き抜くときはメニスカスを形成し後退接触角は 8°以下となり、マクロス ケールでは見られないような非常に大きな接触角ヒステリシスを持つことが明らかとなった。したがって、 HOPG -純水界面では、このナノスケールの接触角ヒステリシスによって固液界面ナノバブルは安定化して いると考えられる [23]。 Fig. 3. ESEM images of the (a) push and (b) pull of a MWCNT probe from the surface of a pure water droplet. ― 11 ― 九州大学中央分析センター報告 第 33 号(2015) 次に、より撥水性の高いテフロン AF 薄膜と純水との界面の AFM 像を Fig.4(a)に示す。テフロン AF 薄 膜は撥水性が高いため、HOPG の場合よりも多くのナノバブルが生成すると予想していたが、確認できたナ ノバブルはごくわずかであった。それに対して Fig.4(b)はテフロン AF 薄膜表面に EBID によりアモルファ スカーボンを堆積して親水性部分を作製したものであるが、堆積したアモルファスカーボン近傍に多くのナ ノバブルが生成することから、親水部分がナノバブル生成に影響を及ぼしていることがわかる。 Fig. 4. PF-QNM images (5×5 µm) of Teflon AF thin film–water interface (a) without hydrophilic carbon domain, (b) with hydrophilic carbon domain. 4.まとめ 液中 PF-QNM 計測により Solvent exchange 後の HOPG 表面と純水との固液界面に直径 100-700 nm のナノ バブルが観察された。また、それらが HOPG 表面の親水性ステップ部分を避けて生成すること、AFM 計測 によってナノバブル同士の合体が促進されること、合体時にもステップ部分を避けていることが明らかと なった。また、テフロン AF の結果より、ナノバブル生成には固体面の撥水性のみではなく親水部分の存在 も重要であることがわかった。これらの実験結果は、撥水 - 親水複合面によってナノバブルの制御が可能で あることを示唆するものである。 参考文献 [1]J. L. Parker, P. M. Claesson, and P. Attard, “Bubbles, cavities, and the long-ranged attraction between hydrophobic surfaces_John L. Parker, Per M. 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From the three dimensional analysis, we have confirmed that the MgB2 filament has elliptic cross-section and the cross-section area is very uniform along 10mm-length. These results means X-ray micro-tomography is one of the most useful diagnostics for three dimensional microstructure analysis for MgB2 wire with high spatial resolution and non-destructive manner. 1. はじめに 二ホウ化マグネシウム(MgB2)超伝導体は、従来の金属系超伝導体に比べて高い臨界温度を有する 1) と ともに、高い磁場中臨界電流特性を有することから、液体ヘリウムフリーの冷却システムの採用による冷却 コスト削減を図った超伝導応用機器への適用が期待されている 2-4)。特にコイル応用への期待が高く、同超 伝導体を用いた線材化開発が国内外で進められている 5-9)。現在、MgB2 の線材作製法の主流は、原料粉末を 金属管に充填した後に線引き加工して熱処理を施す、Power In Tube(PIT)法である 5,7,8)。PIT 法は原料の供 給方法の違いで 2 種類に分類され、ひとつは Mg と B の混合粉末を金属管に詰めて加工し、熱処理によっ て MgB2 を生成する in-situ 法、他方は直接 MgB2 の化合物粉末を金属管に詰めて加工する ex-situ 法である。 一般的には、in-situ 法の方が MgB2 結晶粒の結合性が高く磁場中の臨界電流特性も優れているが、一方で MgB2 の体積密度が低い点が問題となっている。すなわち、Mg と B が反応して MgB2 を生成する際に体積 の収縮が生じ、空隙が形成されるため、MgB2 の体積密度が低下することが知られている。通常の大気圧で 熱処理した PIT 法では、MgB2 の充填率は 50% 程度と言われている。充填率の低下は、電気的 Connectivity の低減だけでなく機械的強度の低下にもつながるため、その改善が実用上重要となる。 MgB2 の充填率を上げる手法の一つとして有効なのが、マグネシウム内部拡散(Internal Mg Diffusion, ― 15 ― 九州大学中央分析センター報告 第 33 号(2015) IMD)法である(Fig. 1)10, 11)。IMD 法は、金属管と同心に Mg ロッドを設置した後、その周囲に B(磁場中 特性向上のために SiC などのナノ粒子を添加することもある)粉末を充填し、加工と熱処理を行うもので、 Mg が B に対して拡散反応することによって MgB2 が形成される。Mg ロッドが設置されていた部分には空 隙が生じるものの、MgB2 フィラメント自体の充填率は大幅に向上するのが特徴である。IMD 法 -MgB2 線 材のプロセス改善のためには、MgB2 フィラメントの電流輸送特性とフィラメント構造との対応を明らかと する必要がある。近年、臨界電流の面内分布を計測する手法として走査型ホール素子磁気顕微鏡(Scanning Hall-Probe Microscopy, SHPM)の有用性が示され、同手法により特定された低特性部の組織や組成を SEM や TEM といった電子顕微鏡で調べるハイブリッド顕微法による臨界電流の制限因子解明が進められているが、 いくつかの問題が顕在化している。ひとつは、線材の線引き加工等に伴う機械的構造の変化はセンチメート ル程度の単位で生じるため、観察のスケールとしてセンチメートル程度が必要となること、もう一つは欠陥 の構造は線材の横断面と縦断面のどちらにも生じ得ること、である。これらは、金属管内部の MgB2 フィラ メントの構造を、マイクロメートル程度の分解能でセンチメートル程度の領域にわたって 3 次元的に解析す ることの必要性を意味しており、SEM や TEM では実現が困難である。本研究では、X 線を用いたマイクロ トモグラフィにより、IMD 法で作製された MgB2 線材内部の MgB2 フィラメントの構造を非破壊かつ 3 次元 で観察することを試みたので報告する。 Amorphous B (+ 10mol%nano-SiC) Pure Mg Rod Mono-core Wire Metal Tube Ar Atmosphere Grooved Rolling Drawing Heat Treatment Fig. 1 Internal Mg Diffusion (IMD) process for mono-core MgB2 wire. 2. X線マイクロトモグラフィによるMgB2フィラメントの構造観察 X 線トモグラフィは、試料に平行 X 線を照射して得られる X 線透過像を、試料を回転させながら連続し て得た後、それらの画像を再構成することにより試料断面の像を得るもので、X 線吸収率の異なる物質の構 造を 3 次元にかつ非破壊に評価する手法として幅広く用いられている 12-14)。本研究では、マイクロメートル の空間分解能かつセンチメートル程度の試料長にわたる構造観察を実現するため、九州大学中央分析セン ターの所有する高分解能 3 次元 X 線 CT システム(SKYSCAN1172)15) を用いた。同システムは、X 線源に空 冷タイプの密閉型マイクロフォーカス X 線チューブ(20-80kV、0-100µA)を、X 線検出器に 10M ピクセル (4,000 × 2,300)のディジタル空冷式 12bit-CCD ファイバーカップリングを用いており、ピクセルあたりの 最大空間分解能は 0.9µm となっている。 今回評価した IMD 法 -MgB2 線材は、シース材として用いられている Fe、MgB2 フィラメント、そして線 材中央部の空隙から構成されている。MgB2 フィラメントの構造を定量的に把握するためには、X 線トモグ ラフィにおいて Fe や空隙との境界を明確に区別することが必要不可欠である。特に X 線吸収率の低い軽元 素である B を含む MgB2 と空隙との区別が可能となるか否かが重要である。そこで、MgB2 フィラメントと 空隙のコントラスト差を明確にするための測定条件の検討を行った。まず、X 線吸収率の高い Fe をシース ― 16 ― 九州大学中央分析センター報告 第 33 号(2015) 材とすることから Al+Cu のフィルターを用いて、全体の線量を増加させることとした。次に X 線透過像の 複数枚撮影による平均化について検討した。Fig. 2 に、直径約 0.6mm の MgB2 線材を空間分解能約 1µm で撮 影した X 線トモグラフィを示す。左図は、一般的な計測条件となる、① X 線透過像の加算平均を 3 回、② 計測回転角 180°にて得たもの、右図は 25 回の加算平均と 360°計測を実施して得たものである。どちらの 場合も、X 線吸収率の高い Fe と X 線吸収率の低い MgB2 フィラメントとの境界は明確である。一方、X 線 吸収率の近い MgB2 フィラメントと空隙の境界を明確なコントラストとして得るためには、右図のような X 線透過像の加算平均による S/N 比の向上が不可欠であることが確認された。 MgB2 Fe Fe air Fig. 2 Transverse cross-section images of X-ray tomography for IMD processed MgB2 wire. Left image is obtained by 3 times averaging and 180° measurement. Right image is obtained by 25 times averaging and 360° measurement. The boundary between MgB2 filament and inner air can be clarified by improvement of signal to noise ratio. 3. 結果および考察 Fig. 3 に、MgB2 線材の端部を 1.2µm/pixel の空間分解能で撮影した X 線トモグラフィを示す。観察条件には、 前章で述べた S/N 比を向上させた際のものを採用した。封じ切りの処理を施した線材端部において、MgB2 フィラメントが大きく変形し、局所的にフィラメントに欠けや空隙が存在する様子が確認できている。 次に、線材の全長 10mm にわたる MgB2 フィラメントの構造観察を行った。本計測では、全長撮影のため に空間分解能を 5.0µm/pixel と変更したものの、X 線透過像の加算平均数等の撮影条件は先の観察と同一で ある。これにより得られた線材横断面像を Fig. 4 に示す。同図には 6 箇所の異なる部位で得られた断面像を 載せているが、いずれも MgB2 フィラメントの外形が楕円状となっていることが分かる。これは最初の線引 き加工において角型の溝ロールを用い、その後は円形のローラーダイスを用いていることに起因している。 線材中心の空隙も MgB2 フィラメント同様、楕円形状を有していることが確認できる。Fe と MgB2 フィラメ ントとの境界面には空隙は見られないことから、Fe シースと MgB2 が良好に接合していることが確認できる。 線材の使用時は、必ずシース材を介して MgB2 フィラメントへ電流を流し込むことになるため、シース材と MgB2 フィラメントの接合状態は実用上重要である。一方、MgB2 フィラメントの断面形状は場所によって かなり異なっており、MgB2 の厚みの変化や、Fe シースに対して突起状に形成される構造が確認できる。こ のような構造を長手方向にわたって定量的に解析するため、画像の離散化処理と 3 次元像の構築を行った。 ― 17 ― 九州大学中央分析センター報告 第 33 号(2015) MgB2 MgB2 Fe Air Fe Air Fe Air Fe Air Air Air Fe Fe Fig. 3 Cross-section images of X-ray tomography for IMD processed MgB2 wire. Spatial resolution is 1.2µm/pixel. ① ① MgB2 MgB2 Air ③ ③ ⑤ ⑤ ④ ④ ⑥ ⑥ Air Fe Fe ② ② Fig. 4 Transverse cross-section images of X-ray tomography at various position of IMD processed MgB2 wire. Fig. 5 に、Fe シースと MgB2 フィラメントの 3 次元像を示す。Fig. 5 でグレーの透過像として表した Fe シー ス表面は 10mm 長にわたり綺麗な円形をしていることが確認できる。一方、紫色で表した MgB2 フィラメン トの表面(Fe シースとの界面)の構造を見てみると、数 100µm の径を有するクレーター状の構造の局所的 な存在や、線材長手方向に連続する筋状の構造が確認できる。筋状の構造は、角型の溝ロール加工の影響を 受けていると考えられることから、今後円型の溝ロール加工を施すことにより軽減できると思われる。 ― 18 ― 九州大学中央分析センター報告 第 33 号(2015) Fe MgB2 (a) (b) Fig. 5 Three dimensional surface model for 10mm-long IMD processed MgB 2 wire. (a) Transparency image of Fe sheath and MgB2 filament, (b) enlarged view of MgB2 filament. X 線トモグラフィから各物質の断面積を定量的に計測することが可能であることから、その長手方向分布 についても調べた。その結果を Fig. 6 に示す。MgB2 線材全体の断面積は 10mm 長にわたりほとんど変化し ていないが、MgB2 フィラメント及びその内部の空隙については局所的な乱れが生じていることが確認でき る。その乱れ方は、MgB2 フィラメントと空隙とで相補的に振る舞っており、両者を合わせた断面積(図中 の MgB2+Air)は長手方向にほぼ均一となっている。従って、MgB2 フィラメントの断面積の乱れは、加工前 に充填した B 粒子の粒径や密度の違いを反映していることが考えられる。この MgB2 フィラメントの断面積 の統計分布を調べたところ、Fig. 7 のような結果が得られた。この分布をガウス分布にて近似すると、図中 の実線のような解が得られた。このときの、MgB2 フィラメントの断面積の平均値は 41,700µm×µm、分散 値は 1,300µm×µm であった。分散値の平均値に対する割合は 3.1% となっていることから、MgB2 フィラメ ントの断面積の空間的な乱れは小さいことが明らかとなった。 5 3.0x10 5 2.5x10 2 area [ µm ] 5 2.0x10 MgB2 5 1.5x10 Fe Air whole wire MgB2 + Air 5 1.0x10 4 5.0x10 0.0 0 2 4 6 x [ mm ] 8 10 12 Fig. 6 Longitudinal distribution of transverse cross-section area for each materials for IMD processed MgB2 wire. ― 19 ― 300 MgB fimament 2 250 x [ mm ] 九州大学中央分析センター報告 第 33 号(2015) 300 MgB fimament 2 250 S ave. frequency 200 2 = 41,700 µm σ = 1,300 µm2 σ / Save. = 3.1 % 2 150 100 50 Gaussian distribution 0 25,000 50,000 2 area [ µm ] Fig. 7 Statistical distribution of transverse cross-section area for MgB2 filament. 4. まとめ IMD 法で作製された MgB2 超伝導線材の内部構造を X 線マイクロトモグラフィにより非破壊かつ 3 次元 に調べた。その結果、本手法により MgB2 線材を構成する金属シース、MgB2 フィラメント及び空隙を識別 し、それぞれの 3 次元構造をセンチメートル長にわたりマイクロメートルの空間分解能で定量的に把握でき ることを明らかとした。現在開発されている IMD 法 MgB2 線材のフィラメントの断面形状は角型の溝ロー ル加工に伴う楕円形状となっていることが確認された。さらに、MgB2 フィラメントの断面積の長手方向の 分布を調べたところ、その空間的な揺らぎ(分散値の平均値に対する割合)は 3.1% と小さく、均一な加工 が施されていることが確認された。これらの成果は、X 線マイクロトモグラフィが MgB2 線材の内部構造を 定量的に把握する手法として有用かつ有効であることを示している。今後は、局所的な臨界電流密度分布計 測や構造分析等の他の評価手法と組み合わせることにより、MgB2 線材の臨界電流の制限因子解明に資する ことが期待される。 謝辞 本研究の一部は、JST 先端的低炭素化技術開発(ALCA)「未来の水素利用社会を支える低コスト高性能 MgB2 線材の開発」の一環として行ったものである。 参考文献 [1]J. 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[15]https://www.bruker.com ― 21 ― 九州大学中央分析センター報告 第 33 号(2015) ヒトタンパク質チロシン硫酸転移酵素の結晶構造 角田 佳充 九州大学大学院農学研究院 Crystal structure of human tyrosylprotein sulfotransferase Yoshimitsu Kakuta Faculty of Agriculture, Kyushu University Abstract Post-translational protein modification by tyrosine sulfation plays an important role in extracellular protein-protein interactions. The modificaton is involved in implications for immune response, inflammation, hemostasis, and viral infection including that of the human immunodeficiency virus (HIV). The sulfation reaction is catalyzed by the Golgi enzyme tyrosylprotein sulfotransferase (TPST). We reported the first crystal structure of the human TPST isoform 2 complexed with a substrate peptide derived from a tyrosine-sulfated protein, complement C4, and 3’-phosphoadenosine5’-phosphate (PAP), a degradation product of the sulfate donor, 3’-phosphoadenosine-5’-phosphosulfate (PAPS). The structural information with the mutational analysis data, provides a molecular basis for catalitic mechanism with substrate specificity, and explains how TPST can accommodate a variety of substrate proteins. <序文> タンパク質の翻訳後修飾としてのチロシン硫酸化反応は、ヒトを含む様々な真核生物で広く行われている ことが明らかとなっている 1-3。このタンパク質のチロシン硫酸化は、様々な生命現象に関与している。例え ば、蛋白質の生理活性の変化、生理活性ペプチドのプロセシング、蛋白質の半減期の変化、蛋白質間相互作 用の調節などである。具体例としては、補体系に関わる補体 C4 の活性化、胃酸の分泌を促進するホルモン であるプロガストリンのガストリンへの成熟化、白血球の遊走、浸潤に関わる P-selectin glycoprotein ligand1(PSGL1) の P-selectin への結合などにチロシン硫酸化が大きく関与していることが上げられる 4-7。ケモカイ ンレセプターにおいても、硫酸化チロシン残基が発見され、チロシン硫酸化は炎症反応に対しても、広く役 割を果たしていることが示唆された 8-12。その中でも、ケモカインレセプター CCR5 においては、N 末端領 域の複数のチロシン残基が硫酸化されることが、エイズウイルス(HIV ウイルス)の感染に関わることが報 告されている。 このチロシン硫酸化反応は蛋白質チロシン硫酸転移酵素 (tyrosylprotein sulfotransferase); (TPST) によって 触媒され、生体内の様々な蛋白質が、この TPST による硫酸化を受けることが知られている。TPST は、 3′-phosphoadenosine 5′-phosphosulfate (PAPS) の硫酸基を、蛋白質チロシン残基のヒドロキシル基に転移させ る働きを持つ酵素である(図1)13。生化学的な研究によって、 TPST はゴルジ体膜に結合した膜蛋白質であり、 ― 22 ― 九州大学中央分析センター報告 第 33 号(2015) Sulfated Target Protein Target Protein TPST PAPS (Sulfate donor) PAP Figure 1 Tyrosine sulfation reaction as catalysed by TPST その活性部位はゴルジ体内腔に向いていることが明らかになった 14-15。人においては、hTPST1 と hTPST2 の 2つの異なるアイソフォームが存在している 16-19。TPST1 と hTPST2 はそれぞれ II 型膜貫通蛋白質であり、 N 末端の短い細胞内ドメイン、一回膜貫通ドメイン、約 40 残基のステム領域、触媒ドメインから成る。こ れら2つの酵素はそれぞれ 370、377 のアミノ酸残基から成り、67% の配列同一性を持っている。 これまでに、hTPST は様々な蛋白質の硫酸化修飾を行うことが報告されてきた。報告されている硫酸化さ れるチロシン残基周辺のアミノ酸配列の特徴としては、酸性アミノ酸残基が多く含まれることが挙げられる が、コンセンサス配列は知られていない。さらに硫酸化されるチロシン残基が複数存在している場合もある。 そのため、hTPST がどのようにして、これらのアミノ酸配列が異なる硫酸化領域を認識し、様々な蛋白質 を基質として硫酸化を行うのかは未だ不明となっている。 我々の研究室ではこれまでに、hTPST2 と反応生成物である 3'- phosphoadenosine 5'-phosphate (PAP)、アク セプター基質である補体 C4 からデザインしたペプチドとの三成分複合体である hTPST2-PAP- 補体 C4 ペプ チド複合体の結晶構造を決定した 20。この構造から、hTPST によるタンパク質中のチロシン残基の硫酸化反 応メカニズムに一端が明らかになった。 <材料と実験方法> ・hTPST2の発現と精製 構造解析に用いた hTPST2 は、N 末端側の細胞内ドメイン、膜貫通ドメイン、ステム領域の一部までを 欠損させ、予想触媒ドメイン(Lys43-Glu370)のみを発現領域をとした。この発現領域の hTPST2 遺伝子 は、ヒト培養細胞からクローニングしたものから PCR で作製した。増幅した DNA 断片を大腸菌用発現ベ クター pET15b (Novagen) にサブクローニングした。作製したプラスミドの遺伝子配列は、Research Support Center, Graduate School of Medical Sciences, Kyushu University にて確認した。pET15b を用いて大腸菌にて発 現した場合、N 末端側に 6 × His tag 及びスロンビン切断領域が組み込まれたタンパク質が作られることに ― 23 ― 九州大学中央分析センター報告 第 33 号(2015) なる。hTPST2 の発現は、BL21 (DE3) RIL cells (Novagen) を用いて 37℃で一晩行った。遠心操作による集菌 後、lysis buffer (50mM Tris, pH 8.0 and 500mM NaCl) にて再懸濁し、超音波による細胞破砕を行った。得られ た溶液に対して 12,000 g x 20 分間の遠心操作を行い、沈殿を 1M グルコース溶液で再懸濁し、再度 12,000 g x 20 分間の遠心操作を行った。得られた沈殿を 1% (v/v) Triton X-100 、10mM EDTA を含む溶液で再懸濁 し、再度 12,000 g x 20 分間の遠心操作を行った。得られた沈殿を、抽出溶液 (8M 尿素、50mM Tris-HCl, pH 8.0, 500mM NaCl) で再懸濁し、10 ℃で1時間撹拌後、12,000 g x 30 分間の遠心操作で抽出溶液を得た。そ の溶液を Ni-NTA agarose gel (Qiagen) カラムにかけ、200mM imidazole を含む溶液で溶出した。Slow dialysis protocol 21 にもとづき、TPST2 の巻き戻しを行った。得られた溶液を PD-10 カラム (GE Healthcare) にて column binding buffer (50mM Tris-HCl, pH7.0, 100mM NaCl) にバッファー交換を行った。さらに、 Resource S (GE Healthcare) 陽イオン交換カラムにかけ、0.1 ~ 1M の NaCl の濃度勾配により溶出した。得られた TPST2 溶 液にトリプシン(Sigma) を加えて 10℃で一晩おいたところ、部分的に切断された TPST2 サンプルが得られ た。アミノ酸シークエンサー(島津製作所)の使用を含めて解析したところ、TPST2 の 43 から 359 に対応 するサンプルであることがわかった。この領域をあらためて、pET15b ベクターにサブクローニングを行い、 上と同様に方法で安定な TPST2 の可溶性触媒ドメインのサンプルを得た。このサンプルをこの後、TPST2 と呼ぶ。TPST2 には 5mM PAP,、1m MnCl2、1mM C4P5Y3 peptide(基質ペプチド)を加えて、結晶化に用いた。 ・結晶とX線回折データ測定 TPST2 の結晶は、sitting-drop vapour-diffusion method で 20℃で行った。リザーバー溶液には、 0.1M sodium malonate (pH 5.0)、10–12% polyethylene glycol 3350 を用いた(図2)。Cryo buffer (0.1M sodium malonate、pH 5.0、10–12% polyethylene glycol 3350、50mM Tris-HCl、pH 7.0、200mM NaCl、5mM PAP、1mM MnCl2、5mM C4P5Y3 peptide 、10% glycerol) に結晶を浸し、cryo system(リガク)を用いて 100K の窒素ガ ス冷気化で凍らせた。1.9 Å分解能の回折データは、beamline BL5A, Photon Factory, Tsukuba, JAPAN にて行っ た。また、1M potassium iodide を含むクライオ溶液に 30 秒間浸した結晶の 2.0 Å分解能の高い redundancy を 持つ回折データは、beamline BL38B1, SPring-8, Hyogo, Japan にて行った。 0.1mm Figure 2 Crystal of hTPST2-PAP-C4P5Y3 peptide complex ― 24 ― 九州大学中央分析センター報告 第 33 号(2015) 0.1mm ・立体構造決定 初期位相は、native データとヨウ素 derivative data を用いた SIRAS 法を HKL2MAP 22 を使って決定した。 Density modification を Resolve 23 で行った。その後、部分モデルを Resolve と ARP/wARP 24 を用いて行い、 COOT 25 を用いてマニュアルでモデル構築を行った。Refmac 26 による構造精密化と COT によるモデル構築 を複数回のサイクル行った(図3)。立体構造の質は、PROCHECK 27 で評価した。 PAP Tyr acceptor Figure 3 Electron density of catalytic area of hTPST2 <結果と考察> ・hTPST2の結晶構造 hTPST2 の PAP と C4P5Y3 peptide との複合体の結晶構造は、分解能 1.9 Åで決定された。C4P5Y3 peptide は、 ヒト補体 C4 タンパク質の硫酸化を受ける Tyr741 付近の配列からデザインされた9残基のペプチドである。 このペプチドに対するラット TPST の Km 値は 5.4μM と報告されている。hTPST2 は、5 本のストランドから なるパラレル β シートの両側に複数の α ヘリックスを持った一つの α/β モチーフからできていた(図 4)。こ の構造の中心領域には、β3 と α1 からなる 5'-phosphosulfate-binding (5'-PSB) motif motif (75-GVPRSGTTL-83) を持っていた。このループは、硫酸基ドナー基質 PAPS の 5'-phosphosulfate と相互作用できる形状をしていた。 さらに、β6 と α7 は、PAPS の 3'-phosphate binding (3'-PB) motif を形成していた(図4)。これらの 5'-PSB と 3'-PB motif は、すべての硫酸転移酵素フェミリーに保存されていることが知られている。この2次構造のア レンジメントは、以前に SULT1E1 28 の立体構造とともに報告されたように、いくつかのキナーゼに見られ る P-loop ととてもよく似た構造をとっている 29。 ・二量体の界面 これまでに、TPST は膜貫通領域を用いて二量体を形成することが示唆されている 30。興味深いことに、 今回の hTPST2 の結晶構造解析を行った領域には、膜貫通領域は含まれていないにも関わらず、ホモ二量体 ― 25 ― 九州大学中央分析センター報告 第 33 号(2015) Dimer contact area Figure 4 One protomer ribbon diagram of the hTPST2 with PAP (yellow) and C4P5Y3 peptide (green) α-helices and β-strands are coloured orange and cyan, respectively. Figure 5 Dimer structure of hTPST2 を形成していた(図5)。二量体の界面は、α2、α3、α4 の連続した3本のヘリックス領域であり、その接触 面積は hTPST2 のプロトマー分子の全表面積の 25% にもなるものであった。さらに、二量体中の二つのプロ トマーの N 末端の位置が、二量体分子の同一方向に存在していることは、二量体のまま typeII 型の膜タンパ ク質として N 末端膜貫通領域を使ってゴルジ膜に結合することをうまく説明できる。さらに、二量体である ことは、ゲル沪過による解析でも示された。 ― 26 ― 九州大学中央分析センター報告 第 33 号(2015) ・立体構造から考察されたhTPST2の硫酸転移反応メカニズム hTPST2-PAP-C4P5Y3 の三成分複合体の立体構造は、TPST2 の酵素反応メカニズムを明らかにした。この 立体構造の PAP 部分に、PAPS を重ね合わせた場合、基質ペプチド中の硫酸化を受ける位置にあるチロシン 残基の水酸基は、PAPS の硫酸基と 2.6 Åの距離になる。この重ね合わせの構造は、hTPST2 硫酸転移反応 が、他の硫酸転移酵素と同様に SN2 様の in-line displacement mechanism であることと矛盾しない(図6)。ま た、hTPST2 の活性部位にある Arg78、Glu99、Lys158、Ser285 が硫酸転移反応を担っている活性残基である ことが予想された。これらの残基をそれぞれ Ala に変異させた hTPST2 は、すべて活性が極端に低下し、こ のことを支持した。さらに、hTPST2 の活性部位をすでに立体構造が報告されている低分子化合物の代謝に 関わるマウス硫酸転移酵素 SULT1D1 31 の基質であるパラニトロフェノール、PAPS 複合体と重ね合わせる と、Arg78、Glu99、Lys158 に対応する位置に SULT1D1 の活性残基が存在していることがわかった(図6)。 また、ヒトにおいてヘパラン硫酸の生合成過程で働き、3位の水酸基に硫酸転移を行う HS3OST 32 の基質 である4糖の糖鎖、PAP とも重ね合わせを行った。その結果、HS3OST の活性残基は、hTPST2 の Arg78、 Glu99、Lys158 と位置的に対応する場所に存在していた。以上のことから、Arg78 は活性酸、Glu99 は活性塩基、 Lys158 と Ser285 は硫酸転移反応の遷移状態の安定化の役割をそれぞれ担っていると考えられた 33, 34。 Catalytic acid R78 K162 K48 PAP/PA PS GlcN Yaccept pNP S285 K68 K158 K215 K106 E99 E184 Catalytic base Figure 6 Superposion of catalytic center of hTPST2 HS3OST and SULT1D1 ・基質ペプチドの結合様式 二量体において、両方のプロトマーが深い溝部分に、それぞれ L 字型のコンフォメーションをとった ― 27 ― 九州大学中央分析センター報告 第 33 号(2015) C4P5Y3 ペプチドを結合していた。基本的に両方の結合様式は同様であり、C4P5Y3 中の硫酸化を受ける Yacceptor は、3'PB motif のすぐ C 末側の領域と短い β シート構造を形成していた。 ・基質タンパク質の認識機構 hTPST2 による基質タンパク質中の特定のチロシン残基を認識する方法は、「ターゲットとなるタンパク質 の柔軟性の違い」と、 「電荷による相互作用」の2つによるものと考えられた。柔らかい構造をしたターゲッ トタンパク質は、タンパク質チロシン硫酸転移酵素の深い溝の奥に入り込み、さらに 90 度折れ曲がること で活性部位の適切な位置に結合して、硫酸化修飾をうけることができると考えられる。しかし、硬い構造を したタンパク質は、この溝に入ることができず、硫酸化修飾をうけることができないと考えられる。また、 タンパク質チロシン硫酸転移酵素が持つ深い溝表面には、プラスの電荷が多数準備されていて、ターゲット となるタンパク質のマイナスの電荷を持った部分を特異的に認識すると思われる。このように、タンパク質 チロシン硫酸転移酵素は、様々なタンパク質の柔軟性の違いと電荷による相互作用の両方を用いて、硫酸基 をつけるターゲットタンパク質を選別していることが示唆された。 本研究成果は、タンパク質の主な翻訳後修飾の一つであるチロシン残基の硫酸化についての、立体構造的 基盤を与えるものであり、今後の応用展開の基盤を作ったものと考えられる。 <参考文献> 1. 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The synchrotron radiation experiments were performed at the BL38B1, BL44XU, BL41XU of SPring-8 with the approval of the Japan Synchrotron Radiation Research Institute (JASRI) (Proposal No. 2009B2096, 2010A1518, 2010B2018, 2011A1234, 2013B1874, 2014A1221, 2015A1121, and 2015B2121 ), and Photon Factory (Proposal No. 2010G101). ― 30 ― 平成27年度機器利用研究題目(2014.10.1 ~ 2015.9.30) A.X線光電子分光分析装置(筑紫地区) ・ NIFS 応力研 図子 秀樹 産学連携センター Anggraini Sri Ayu 三浦 則雄 ・ Investigating the detail aging phenomena of Zn-Ta-O-sensing electrode ・ Ag@Pd/TiO2 微粒子を用いたギ酸からの高効率水素生成 ・ ダイヤモンド基板表面の XPS 分析 先導研 服部 真史 辻 正治 産学連携センター 山崎 努 先導研 吾郷 浩樹 ・ グラフェンの化学修飾 ・ 電気化学的手法による鉱物表面への影響 工学研究院 ・ 酸素除去触媒 LaSrCo 系ペロブスカイトの表面分析 物質理工学 永長 久寛 産学連携センター Anggraini Sri Ayu 三浦 則雄 ・ Investigating the surface state of Zn-Ta-O during aging ・ 革新的ゼロエミッション石炭ガス化発電プロジェクト 先導研 松岡 秀和 森島千菜美 平島 剛 尹 聖昊 ・ カーボンナノドットの系統的な電気化学特性評価と光電子デバイスの応用 先導研 松岡 健一 ・ 革新的ゼロミッション石炭ガス化発電プロジェクトにおける CO2 回収型次世代 IGCC 技術開発 先導研 東 佑樹 尹 聖昊 醍醐真由美 菊池 裕嗣 ・ 非対称トラックエッチド膜による交流電場駆動電気浸透流ポンプの高性能化 先導研 ・ ニッケルと金、白金、パラジウムの合金形成とその触媒作用 理学研究院 徳永 信 産学連携センター Anggraini Sri Ayu 三浦 則雄 産学連携センター 西澤 秀明 土肥 俊郎 工学研究院 松岡 秀和 平島 剛 先導研 東 佑樹 尹 聖昊 三菱日立パワーシステムズエンジニアリング㈱ 富岡 信彦 福田 隆根 量子プロセス理工学 永富 雄太 中島 寛 ・ Investigating the surface state of Zn-Ta-O before & after H2 treatment ・ 超精密仕上げ用砥粒と CMP 応用に関する研究開発 ・ 硫化鉱物浮選に関する研究 ・ 触媒坦持活性炭素繊維によるホルムアルデヒドの除去 ・ Ni 皮膜の表面分析 ・ Ge-CMOS の開発 ・ 高レート性 Li-ion 電極材の実現および電池用モザイクコークスの調整法 先導研 ・ 高ヒ素含有銅鉱石ミネラルプロセシングのイノベーション ・ ステンレス鋼板の表面分析 尹 聖昊 工学研究院 松岡 秀和 平島 剛 三菱日立パワーシステムズエンジニアリング㈱ 富永 信彦 福田 隆根 ・ 酸化反応に有効な坦持金ナノ粒子触媒の分析 ・ 二層グラフィンの触媒成長 ・ Y および Pt のマイクロ波還元によるカーボン坦持 ・ 硫化鉱物の酸化に関する研究 ・ 新規貴金属燃料電池触媒の合成と特性評価 理学研究院 徳永 信 先導研 吾郷 浩樹 炭素センター 宇都 慶子 辻 正治 工学研究院 松岡 秀和 平島 剛 炭素センター 宇都 慶子 辻 正治 ・ Elemental investigation of CuCrFeO4, CoCrFeO4, CuCrFeO4 (+YSZ), and CoCrFeO4 (+YSZ) 産学連携センター Anggraini Sri Ayu 三浦 則雄 ・ 電子顕微鏡による高分子安定化ブルー相中のフィブリルネットワーク観察 先導研 ・ アルミ箔のスナップショット測定 中央分析センター ― 31 ― 進藤 慎司 奥村 泰志 三浦 好典 B.赤外分光分析装置(筑紫地区) ・ 機能性ゴムの開発 産学連携センター 井上 祥恵 古川 勝彦 ・ 金属吸着剤の開発 産学連携センター 中嶋 一雄 溝口 誠 ・ 物理気相成長法による超高濃度ボロンドープナノダイヤモンド膜の創製と超伝導特性 量子プロセス理工学 高原 基 吉武 剛 ・ 外場応答型分子性強誘電体 先導研 黄 有桂 佐藤 治 ・ 錯体の赤外分光測定 先導研 姜 舜牧 佐藤 治 C.顕微赤外分光分析装置(筑紫地区) ・ 外場応答型分子性強誘電体 先導研 佐藤 治 D.高周波2極スパッタ装置(筑紫地区) ・ BN の形成 量子プロセス理工学 伊藤 裕之 堤井 君元 量子プロセス理工学 福嶋 敦志 藤田 克彦 産学連携センター 大山 幸希 山崎 努 量子プロセス理工学 山下 峰宜 藤田 克彦 E.走査型プローブ顕微鏡(筑紫地区) ・ カーボンナノドットの系統的な電気化学特性評価と光電子デバイスへの応用 ・ 先端的難加工材料の高効率精密加工法の研究 ・ 高結晶性有機 - 無機ペロブスカイト薄膜の作製 ・ 金ナノ粒子 / ポリスチレン複合膜型有機抵抗メモリ素子におけるマトリックスポリマーの影響 量子プロセス理工学 福嶋 敦志 藤田 克彦 産学連携センター 井上 祥恵 古川 勝彦 バイオメカニクス研究センター 小俣 誠二 村上 輝夫 F.粒径測定システム(筑紫地区) ・ 機能性ゴムの開発 ・ PVAハイドロゲルの摩耗粉分析 ・ 磁気共鳴法による生分解性高分子ナノ粒子プローブの除放性評価法の開発 先端融合医療レドックスナビ研究拠点 ・ 磁気共鳴法を用いた除放製剤の評価 先端融合医療レドックスナビ研究拠点 ・ 吸着膜相転移をスイッチにした新しいシステムの構築 伊藤 慎治 伊藤 慎治 兵藤 文紀 理学研究院 常盤 祐平 松原 弘樹 理学研究院 Walaa Akkad 関谷 博 Walaa Akkad 関谷 博 G.超高感度示差走査熱量計(筑紫地区) ・ BDNA Polymorphs ・ Comparison of Infrared and Raman spectra of 6-chloro2,4-dinitro aniline 理学研究院 ― 32 ― H.エネルギー分散型蛍光 X 線分析装置(筑紫地区) ・ 機能性ゴムの開発 産学連携センター 井上 祥恵 古川 勝彦 ・ 金属酸化物の観察(C, Li2O2, RuO2, PTFE) 物質理工学 藤本 宰平 湯浅 雅賀 ・ 機能性セラミック材料の合成に関する研究 物質理工学 南里 恭範 西堀麻衣子 ・ 金属酸化物の観察(LaMnO3, La0.9Pr0.1, Ni0.8Fe0.2O3, C) 物質理工学 伊舎堂雄二 湯浅 雅賀 Lu Ying-Ching 岡田 重人 I.電界放射走査型電子顕微鏡(筑紫地区) ・ 新規ポリアニオン系正極活物質の研究 先導研 ・ TiO2 微粒子の合成 物質理工学 ・ 金属酸化物の観察(Fe3O4、Cu) 湯浅 雅賀 量子プロセス理工学 平田 慎治 大瀧 倫卓 ・ 金属酸化物電極の観察 物質理工学 山我 和裕 湯浅 雅賀 ・ 炭素繊維の観察 物質理工学 伊舎堂雄二 湯浅 雅賀 ・ カーボン材料の酸素還元活性 物質理工学 ・ 革新型蓄電池先端科学基礎研究開発 湯浅 雅賀 先導研 小林 栄次 岡田 重人 ・ 金属酸化物の観察(Pd/Sb-SnO2、Sb2O5-Sn-O2) 物質理工学 佐々木美幸 湯浅 雅賀 ・ 化合物半導体薄膜の観察(Cu2ZnSnS4) 物質理工学 堀田 佳佑 湯浅 雅賀 ・ Morphology of tungsten oxide nano-materials 物質理工学 Ma Jia 湯浅 雅賀 ・ 金属酸化物の観察(BiCuVOx) 物質理工学 加登 僚平 湯浅 雅賀 ・ 金属酸化物粉末の観察(カーボン坦持 LaMn0.6Fe0.4O3) 物質理工学 山我 和裕 永長 久寛 ・ セラミックス集積体おマクロ構造体解析に関する研究 物質理工学 牛尾 佑貴 西堀麻衣子 先導研 木本 祥紀 藤田 克彦 ・ 固体電解質を組み込んだ新しい半導体ガスセンサの提案 物質理工学 加登 航平 島ノ江憲剛 ・ 接触燃焼式ディーゼルパティキュレート検知センサの開発 物質理工学 牛尾 佑貴 西堀麻衣子 ・ pantide size of Agl hsz891hoA investigation 物質理工学 Ruan Hongcheng 島ノ江憲剛 ・ 有機太陽電池の構造制御 ・ 高結晶性有機 - 無機ペロブスカイト薄膜の作製 量子プロセス理工学 ・ PM催傾 Sensor 物質理工学 山下 峰宜 藤田 克彦 Ruan Hongcheng 島ノ江憲剛 J.レーザーラマン分光光度計(NRS-2000)(筑紫地区) ・ かご状構造を持つ酸化物における特異的フォノン散乱と熱電特性 量子プロセス理工学 ・ LaMnO2 の研究 水田 航平 先端エネルギー理工学 大瀧 倫卓 橋爪 健一 K.レーザーラマン分光光度計(Nanofinder 30)(筑紫地区) ・ 炭酸カルシウムの結晶多形の同定 先導研 長岡 憲吾 菊池 裕嗣 量子プロセス理工学 畠田 貴文 藤田 克彦 L.表面形状測定装置(DEKTAK3)(筑紫地区) ・ Polymer の分析 ― 33 ― ・ レジストの分析 工学研究院 坂上 恵 ・ Mo & Au の分析 物質理工学 堀田 佳佑 島ノ江憲剛 物質理工学 Ma Nan 島ノ江憲剛 M.ICP発光分析装置(筑紫地区) ・ Water vapor effect on the gas sensing properties of Pd-SnO2 sensor N.ICP質量分析装置(伊都地区) ICP 質量分析装置 (7500c) ・ インジウム関連工場従事者のバイオロジカルモニタリング 医学研究院 松村 渚・廣瀬 洋子 田中 昭代 ・ インジウム等レアメタルによる職業性疾患予防および病態解明のための疫学研究および動物実験研究 医学研究院 松村 渚 田中 昭代 ・ 廃棄体の物性評価 工学研究院 松本 遼・上村 拓人・木村 涼・平野 飛翼 稲垣八穂広 ・ ベントナイト中のホウ素の拡散挙動 出光 一哉 工学研究院 マハズ ・ オキソ陰イオンの拡散挙動 工学研究院 小川 由貴・浜田 涼 出光 一哉 ・ ベントナイト中の核種移行挙動調査 工学研究院 前田 範之・大久保徳弥 出光 一哉 ・ ゾル - ゲルプロセスによる非晶質リン酸チタン固体電解質の作製と物性評価 工学研究院 藤原しおり 林 克郎 ・ 溶媒抽出法に基づく希土類金属の高度分離プロセスの開発 工学研究院 深見 有沙 後藤 雅宏 ・ Fe, Mo 錯体の合成 工学研究院 吉元 光児 小江 誠司 ・ 微量金属の定量 工学研究院 辻 幸盛 小江 誠司 ・ NiFe ヒドロゲナーゼモデル錯体の開発 工学研究院 木島 崇宏 小江 誠司 ・ ヒ素除去手法の評価 工学研究院 三浦 聖二 広城 吉成 ・ 河川水の水質特性に関する研究 工学研究院 重松 藍 広城 吉成 ・ 微細加工用セラミックス素材からのイオン溶解度分析 工学研究院 日高 昌則 澤田 廉士 工学研究院 權堂 貴志 金子 賢治 ・ イオン交換樹脂による吸着元素選択性の ICP-MS による評価 工学研究院 長門 周吾 笹木 圭子 ・ モンゴル、フィリピンの REE 研究 工学研究院 岡村 幸紀 渡辺公一郎 ・ シリカガラス中における REE の定量分析 工学研究院 川本 悠人 渡辺公一郎 工学研究院 川本 悠人 渡辺公一郎 ・ 金鉱化作用の解明 工学研究院 前田 淳郎 渡辺公一郎 ・ 岩石試料及び石英脈の金の含有率 工学研究院 池田 啓祐 渡辺公一郎 ・ Ni- ラテライト中に含まれる REE のリーチングテスト 工学研究院 野田 耕正 渡辺公一郎 産学連携センター 倉狩 大樹 藤野 茂 先端融合医療レドックスナビ研究拠点 河野 喬仁 村田 正治 先導物質化学研究所 水谷 直貴 藤田 克彦 ・ ESDUS 法によるポリマー半導体へのn型ドーピング 先導物質化学研究所 林田 寿徳 藤田 克彦 ・ TiO2 添加メソポーラスシリカ担持 Au 触媒における Au 担持量の定量 ・ ゾルゲル法を用いて希土類元素をドープしたシリカガラスの研究 ・ シリカガラスの Na 含有量調査 ・ MRI 機能化造影剤の開発 ・ 積層型高分子 EL の高性能化 ― 34 ― ・ 山梨県内山金山における金生産について 総合研究博物館 中西 哲也 ・ 地下水の重金属汚染に関する研究 熱帯農学研究センター 尾﨑 彰則 黒澤 靖 ・ 農産物重金属汚染に関する研究 熱帯農学研究センター 尾﨑 彰則 黒澤 靖 ・ 農地土壌の重金属汚染に関する研究 熱帯農学研究センター 尾﨑 彰則 黒澤 靖 ・ SCDase の構造解析 農学研究院 沖野 望 ・ 酸化マグネシウムと炭酸カルシウムの土壌中鉛不溶化能の比較 農学研究院 森 裕樹 ・ 新規陰イオン吸着材の評価 農学研究院 森 裕樹 ・ 佐賀県鹿島市の天然水における成分分析 農学研究院 中川 敏法 清水 邦義 ・ 天然素材の機能性評価に関する研究 農学研究院 中川 敏法 清水 邦義 ・ 機能水の分析 農学研究院 久保田知佳 白畑 實隆 ・ Pt 製剤の時間薬理 薬学研究院 加藤 泉希 松永 直哉 ・ Fe の体内動態リズム解析 薬学研究院 ・ オキサリプラチンの取り込み・排出機構の解明 薬学研究院 藤田 隼輔 家入 一郎 ・ ナノ粒子 - 微生物間の相互作用 理学研究院 正木 翔太 宇都宮 聡 ・ 親脂質性金属錯体とリポソームから成るメゾ機能空間の構築 理学研究院 中西 契太 大場 正昭 ・ リポソーム内水相における金属錯体の直接合成 理学研究院 本庄 正幸 大場 正昭 医学研究院 松村 渚 田中 昭代 松永 直哉 ICP質量分析装置 (7700x) ・ インジウム関連工場従事者のバイオロジカルモニタリング ・ インジウム等レアメタルによる職業性疾患予防および病態解明のための疫学研究および動物実験研究 医学研究院 松村 渚 田中 昭代 ・ 廃棄体の物性評価 工学研究院 松本 遼・平野 飛翼 稲垣八穂広 ・ 溶媒抽出法に基づく希土類金属の高度分離プロセスの開発 工学研究院 後藤 雅宏 ・ セレン汚染土壌の不溶化技術開発 農学研究院 森 裕樹 ・ 新規陰イオン吸着材の評価 農学研究院 森 裕樹 ・ 土壌中のカドミウム挙動解析 農学研究院 森 裕樹 深見 有沙 O.フーリエ変換赤外分光光度計(伊都地区) ・ 量子ドットを用いた太陽電池の研究 システム情報科学研究院 橋本 慎史 白谷 正治 薫 虓 白谷 正治 システム情報科学研究院 鳥越 祥宏・都甲 将・毛屋 公孝 白谷 正治 ・ Development of Anisotropic Plasma CVD for miniaturized High Speed Processes システム情報科学研究院 ・ 光安定水素化アモルファスシリコン薄膜の作製 ・ 基板の光学特性に対するダスト堆積の影響の検討 システム情報科学研究院 片山 龍 白谷 正治 ・ 分子認識吸着材の作製 山下 誠一 林 健司 システム情報科学研究院 ・ ポリオレフィンの構造解析 工学研究院 Ahmad Aljaiaan 田中 敬二 ・ 無機固体界面における高分子の凝集状態と緩和挙動 工学研究院 Jae Hyun Sim 田中 敬二 ・ 高分子接合界面の構造解析 工学研究院 下栗 大器 田中 敬二 ・ ポリカへの密着性を高めたシリカコーティングの開発 工学研究院 久保田涼子 田中 敬二 ― 35 ― ・ PMMA 固体界面 工学研究院 笹原 一輝 田中 敬二 ・ P3HT 薄膜についての研究 工学研究院 山口 修平 田中 敬二 ・ 高分子の表面改質 工学研究院 山本健太郎 田中 敬二 ・ キラル高分子の合成と物性評価 工学研究院 市川 究 田中 敬二 ・ 高分子材料のロタキサン導入による表面改質 工学研究院 種子田英伸 田中 敬二 ・ 方向制御した P3HT の電荷生成・移動 工学研究院 周 暁彤 田中 敬二 ・ 高分子半導体の凝集状態 工学研究院 緒方 雄大 田中 敬二 工学研究院 松本 裕治 田中 敬二 ・ 高分子の膨潤挙動 工学研究院 上村 祥司 田中 敬二 ・ 高分子精密合成に基づく新規刺激応答性界面の構築 工学研究院 杉本 晋 田中 敬二 ・ 架橋 DNA 固体膜の力学特性 工学研究院 盛満 裕真 田中 敬二 ・ 高分子膜のキャラクタリゼーション 工学研究院 青木 美佳 田中 敬二 ・ キラル高分子膜の膨潤挙動とその不斉選択性 工学研究院 大場真之介 田中 敬二 ・ 高分子膜の構造解析 工学研究院 塚本 涼太 田中 敬二 ・ 気泡を利用した高分子活性界面の構築とその応用 工学研究院 藤井 龍政 田中 敬二 ・ ハイドロゲルの基礎物性および界面機能 工学研究院 板垣 望 田中 敬二 ・ Na 空気電池の界面電荷輸送の促進 工学研究院 井田 大達 林 克郎 工学研究院 川地麻里奈 林 克郎 工学研究院 竹中 匠 林 克郎 平田 伸吾 林 克郎 ・ 超分子ヒドロゲルの階層的ダイナミクスとゾル-ゲル転移の可逆性 ・ 遊星ビーズミルプロセスによる水酸化アパタイトナノ粒子の作製と評価 ・ 液相法による窒化炭素の合成 ・ シリカ-チタニア複合多孔体の構造制御による環境浄化材料の開発 工学研究院 ・ ビーズミルプロセスのメカニズム解明とアパタイトへの応用 工学研究院 ・ CO2 吸収ポリマーの合成 工学研究院 林 克郎 今井 健太 三浦 佳子 工学研究院 百田 将吾 宇田 暢秀 工学研究院 百田 将吾 宇田 暢秀 ・ CNT による CFRP 積層板の層間高靭化におよぼすプラズマ処理条件の影響 ・ ナノ材料を用いた複合材料の開発研究 ・ ゾルゲル法によるシリカゲル中の希土類元素の均一性と微細構造の評価に関する研究 工学研究院 川本 悠人 渡辺公一郎 ・ 超分子ゲル化剤の物性・構造に関する研究 産学連携センター 松本 圭吾 古川 勝彦 ・ イノベーション材料創製に関する研究 産学連携センター 大背戸 豊 古川 勝彦 ・ 天然および合成雲母族鉱物の遠赤外吸収スペクトル 比較社会文化研究院 ・ ナノ粒子-微生物間の相互作用 石田 清隆 理学研究院 正木 翔太 宇都宮 聡 ・ 光安定水素化アモルファスシリコン薄膜の作製 システム情報科学研究院 鳥越 祥宏 白谷 正治 ・ 分子認識吸着材の作製 システム情報科学研究院 山下 誠一 白谷 正治 ・ SiC- グラフェン界面構造に関する研究 工学研究院 梶原 隆司 田中 悟 ・ 金ナノ粒子 工学研究院 石田 拓也 山田 淳 P.マルチチャンネル赤外顕微鏡システム(伊都地区) ― 36 ― Q.超伝導核磁気共鳴吸収装置(伊都地区) 超伝導核磁気共鳴吸収装置 (JNM-ECP400) ・ 電荷移動錯体複合膜を利用した燃料電池への応用 カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 西原 正通 ・ 有機 EL の開発 稲盛フロンティア研究センター チャン ミョンウン・ツオウ チャオジェン 安田 琢麿 ・ 有機トランジスタ材料の開発 稲盛フロンティア研究センター ヤン ユソク・諌山 康平・森 達哉・大山 達也・日高 優 安田 琢麿 ・ チエノアセン類による有機トランジスタへの展開 工学研究院 大山 達也 安達千波矢 ・ 遅延蛍光材料の電気化学発光 工学研究院 石松 亮一 今任 稔彦 ・ ジフェニル基を有するカルバゾリル基を有するジシアノベンゼン誘導体の電気化学発光 工学研究院 部坂 勇人 今任 稔彦 工学研究院 堀内 潤 今任 稔彦 ・ HBP の合成 工学研究院 粟根 諒 田中 敬二 ・ PMMA 固体界面 工学研究院 笹原 一輝 田中 敬二 ・ 高分子の表面改質 工学研究院 山本健太郎 田中 敬二 ・ キラル高分子の合成と物性評価 工学研究院 市川 究 田中 敬二 ・ ロタキサン導入による高分子界面の改質 工学研究院 種子田英伸 田中 敬二 ・ 高分子の膨潤挙動 工学研究院 上村 祥司 田中 敬二 ・ 末端にカテコール基を有する接着性高分子の合成 工学研究院 織田ゆか里 田中 敬二 ・ 末端に元素ブロックを有する高分子の合成 工学研究院 織田ゆか里 田中 敬二 ・ 固体界面におけるゴム状高分子の凝集構造とダイナミクス 工学研究院 杉本 晋 田中 敬二 ・ 高分子精密合成に基づく新規刺激応答性界面の構築 工学研究院 杉本 晋 田中 敬二 ・ キラル高分子膜の膨潤挙動とその不斉選択性 工学研究院 大場真之介 田中 敬二 ・ 高分子の構造解析 工学研究院 塚本 涼太 田中 敬二 ・ ハイドロゲル薄膜の構造と物性 工学研究院 板垣 望 田中 敬二 ・ ポリビニルエーテルハイドロゲル薄膜の創製 工学研究院 板垣 望 田中 敬二 ・ 二官能性カチオン重合開始種の合成 工学研究院 齋藤 浩明 田中 敬二 ・ CO2 吸収ポリマーの合成 工学研究院 今井 健太 三浦 佳子 ・ NAS、MPC、ポリマー重合の確認 工学研究院 内村 明香 三浦 佳子 ・ NIPA mモノリスの合成 工学研究院 瀬戸 弘一 三浦 佳子 ・ PEG を用いた歯科材料の開発 工学研究院 國府島由紀 三浦 佳子 ・ RAFT 剤の作製 工学研究院 集路 拓 三浦 佳子 ・ tBA の RAFT 重合 工学研究院 片上 将 三浦 佳子 ・ RAFT 重合を用いたポリマー合成と RAFT 末端の処理 工学研究院 宮崎麻衣子 三浦 佳子 ・ Synthesis of thiol-terminated glycopolymer 工学研究院 寺田 侑平 三浦 佳子 ・ 病み物質受容性蛍光センサーペプチドの合成とバイオイメージング ・ アミン含有ナノゲル粒子の相転移現象を利用した高効率二酸化炭素回収プロセスの開発 工学研究院 山下 知恵 三浦 佳子 ・ グリシンモノマーの合成 工学研究院 松本 光 三浦 佳子 ・ クリック反応を用いたポリマーへの糖導入 工学研究院 宮崎麻衣子 三浦 佳子 ・ ゲル粒子触媒の作製 工学研究院 瀬戸 弘一 三浦 佳子 ― 37 ― ・ トリブロックポリマーの合成 工学研究院 宮崎麻衣子 三浦 佳子 ・ ナノ粒子の NMR 分析 工学研究院 濱崎 央 三浦 佳子 ・ プラスチック抗体 工学研究院 下原新之介 三浦 佳子 ・ プロパギルメタクリレートの合成 工学研究院 宮崎麻衣子 三浦 佳子 ・ マンノースのアジド化 工学研究院 宮崎麻衣子 三浦 佳子 ・ マンノースの合成 工学研究院 澁谷 誠・地曳 俊紀 三浦 佳子 ・ マンノースモノマーの合成 工学研究院 園田 章大郎・王 尊弘・行部 智洋・集路 拓・松本 光 三浦 佳子 ・ モノマーの合成 工学研究院 中村 直志・三好 孝明 三浦 佳子 ・ モノリスの合成 澁谷 誠 三浦 佳子 工学研究院 秋吉 孝則 三浦 佳子 ・ 高分子担体が Pd 触媒活性に及ぼす影響 工学研究院 米田 玉弥 三浦 佳子 ・ 多官能性高分子の合成 工学研究院 仲本 正彦 三浦 佳子 ・ 糖鎖高分子の合成 工学研究院 長尾 匡憲 三浦 佳子 ・ コンドロイチン硫酸を用いた神経幹細胞の培養 農学研究院 神松 梨紗 北岡 卓也 農学研究院 石原 由貴 北岡 卓也 先導物質化学研究所 大石 智之 高原 淳 ・ NiFe ヒドロゲナーゼモデル錯体の開発 工学研究院 木島 崇宏 小江 誠司 ・ シリカカプセル 工学研究院 松根 英樹 岸田 昌浩 ・ 隕石有機物の精密構造解析 理学研究院 工学研究院 ・ 架橋密度の異なるナノゲル粒子を担体とする Pd 固定化触媒の活性評価 ・ ペーパー触媒によるリガンドを用いない鈴木宮浦カップリング反応 ・ アニオン重合を利用した TEMPO ラジカルポリマーの合成 超伝導核磁気共鳴吸収装置 (JNM-ECX500) 山内 敬明 R.走査型電子顕微鏡(伊都地区) 走査型電子顕微鏡(SS-550) ・ 高選択的触媒反応によるカーボンニュートラルなエネルギー変換サイクルの開発 カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 北野 翔 山内 美穂 ・ 無機化合物半導体の表面観察 システム情報科学研究院 神崎 雅俊・徳永 佑太 栗焼 久夫 ・ PVA ハイドロゲル中の血清物質残留観察 小俣 誠二 村上 輝夫 上原周一郎 村上 輝夫 稲垣 祐次 河江 達也 バイオメカニクス研究センター ・ UHMWPE の人口関節への応用についての研究 バイオメカニクス研究センター ・ Vibrating wire 法を用いた金属の水素吸蔵特性評価 工学研究院 ・ 吸着剤の開発 工学研究院 ・ 核燃料の融点評価装置の開発 工学研究院 岡部 弘高 原田 誠 出光 一哉 工学研究院 岩屋 健人・久保 貴博 内山 誠 ・ 急速充放電バッテリー用ウィスター電極の作製と評価 ・ ポリオレフィンの構造解析 工学研究院 ― 38 ― Ahmad Aljaiaan 田中 敬二 ・ 膜表面の化学組成評価 工学研究院 粟根 諒 田中 敬二 ・ 次元制御した半導体高分子の凝集構造とキャリアダイナミクス 工学研究院 周 暁彤 田中 敬二 ・ 特殊構造高分子の表面濃縮挙動に関する研究 工学研究院 織田ゆか里 田中 敬二 ・ 高分子水界面凝集相研究 工学研究院 張 翠 田中 敬二 ・ 高分子膜への血小板粘着特性評価 工学研究院 塚本 涼太 田中 敬二 工学研究院 藤井 龍政 田中 敬二 ・ 気泡を利用した高分子活性界面の構築とその応用 工学研究院 藤井 龍政 田中 敬二 ・ ハイドロゲル薄膜の基礎物性と界面特性 工学研究院 板垣 望 田中 敬二 永島 達也 津﨑 兼彰 ・ 高強度鋼の力学特性とミクロ組織の関係解明 工学研究院 永島 達也・谷内 大樹 津﨑 兼彰 ・ 鉄鋼の損傷成長挙動 工学研究院 上畠 尚 津﨑 兼彰 ・ 鉄鋼の破面観察 工学研究院 生嶋 新 津﨑 兼彰 ・ 超高速長時間連続撮影システムによる摩擦面のその場観察 工学研究院 松﨑 康男 八木 和行 ・ 強加工を受けた材料の強度に関する研究 工学研究院 山田 薫 野口 博司 ・ 析出強化鋼と DP 鋼における疲労特性の評価 工学研究院 山田 薫 野口 博司 ・ IF 破面、LCS 破面の観察 工学研究院 周 佳義 野口 博司 ・ A8 鋼の回転曲げ実験の疲労特性 工学研究院 李 博川 野口 博司 ・ 腐食生成物の成分分析 工学研究院 郭 小竜 貝沼 重信 ・ アルカリ溶液を用いたシリカスケールの溶解実験 工学研究院 藤岡 佳奈 糸井 龍一 ・ AMD 抑制に向けた FA の有効利用 工学研究院 松本 親樹 島田 英樹 ・ ホットパーティクルの分析 理学研究院 井元 純平 宇都宮 聡 システム情報科学研究院 大久保智幸 池上 浩 システム情報科学研究院 坂下 竜一・楊 雨峰 井上 昌睦 ・ クトマトグラフィーに基づく非溶媒 / 高分子界面のキャラクタリゼーション ・ オーステナイト / マルテンサイト二相鋼の水素助長損傷成長の観察 工学研究院 走査型電子顕微鏡 (JSM-6701F) ・ アモルファスシリコンのレーザアニール結晶化 ・ 先進超伝導材料の臨界電流制限因子の解明 ・ N- 混乱ポルフィリンを用いた機能性 MOF 工学研究院 古田 弘幸 ・ Study on performance of oxide-surpported Pt catalysts on Reduction of Dell (VI) with Hydrazine 工学研究院 趙 金仙 岸田 昌浩 工学研究院 田中 柊郎・西村 和洋・北村 圭祐・福永 鷹信 高松 洋 ・ 次世代デバイスに用いられる薄膜の面方向熱伝導率の測定法開発 ・ 熱可塑性 CFRP の成形冷却速度に関する研究 工学研究院 中川 雄太 宇田 暢秀 ・ ナノ材料を用いた複合材料の開発研究 工学研究院 百田 将吾 宇田 暢秀 ・ CIGS 太陽電池用バッファ層材料の開発 工学研究院 安徳新之介 堀田 善治 ・ PtSi/ZnS/ZnMgO の構造解析 工学研究院 安徳新之介 堀田 善治 ・ ナノミル粉砕による粘土鉱物表面の形態変化の観察 工学研究院 井上 聡大 笹木 圭子 ・ Cu 上のシリカスケール 工学研究院 益田 千聖 渡辺公一郎 ・ 斑岩銅鉱床における鉱石鉱物 工学研究院 山本 昌徳 渡辺公一郎 ・ リチウム電池用正極材料の構造解析 水素エネルギー国際研究センター ― 39 ― 葛西 昌弘 ・ プラズマクラスター技術を利用した医療応用 先端医療イノベーションセンター ・ ケイ素-炭素系材料の合成と評価 大平 猛 総合理工学研究院 寺田 幸輔 堤井 君元 ・ セミ類の表面微細構造と撥水性に関する基礎的研究 農学研究院 吉田 伊織 紙谷 聡志 ・ ホットパーティクルの分析 理学研究院 井元 純平 宇都宮 聡 ・ ナノインプリントによるトップダウン式量子ドットの作製 分子システムデバイス国際リーダー教育センター 野村 航 SEM (SU6600) ・ 鉄鋼材料の塑性変形および破断挙動に対する水素の影響 カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 松田 潤子 ・ アモルファスシリコンのレーザアニール結晶化 システム情報科学研究院 大久保智幸 池上 浩 ・ Ge 結晶薄膜の構造解析 システム情報科学研究院 甲斐 友樹 佐道 泰造 ・ Ge/Au 薄膜の組成分析 システム情報科学研究院 市田 大樹・田浪 荘汰 白谷 正治 ・ Ge ナノ粒子膜を用いた次世代型太陽電池の作製 システム情報科学研究院 市田 大樹 白谷 正治 ・ アモルファス Si の観察 下垣 哲也 岡田 龍雄 下垣 哲也 岡田 龍雄 システム情報科学研究院 ・ レーザーアブレーションによる ZnO ナノワイヤの作製 システム情報科学研究院 ・ 電界を用いた凝集体からのカーボンナノチューブ伸長とナノ複合材料作製への応用 システム情報科学研究院 井上 翔太 末廣 純也 川邊 祐貴 末廣 純也 工学研究院 渡部 恭志 松村 晶 ・ 電極表面の観察 工学研究院 稲田 顕子 伊藤 衡平 ・ DAGI 法を用いた延性破壊挙動の調査 工学研究院 寺岡佑佳子 戸田 裕之 ・ Al-Zn-Mg 合金の水素脆性破面における EBSD 解析 工学研究院 清水 一行 戸田 裕之 ・ Inconel718 の EBSD 撮影 工学研究院 セク キンワイ 三浦 秀士 ・ Ti 合金の EBSD 撮影 工学研究院 チェ ジュンホ 三浦 秀士 ・ 誘電泳動インピーダンス計測法を用いた DNA 診断装置の開発 システム情報科学研究院 ・ カソードルミネッセンス「その場」測定による照射欠陥蓄積過程の研究 ・ 3D レーザ積層造形法によるインコネル 718 部材の機械的特性 工学研究院 梶原 啓太 三浦 秀士 ・ Ni 基スーパーアロイ(インコネル 718)造形体の EBSD 撮影 吉開 巨都 三浦 秀士 ・ Ti-6Al-4V の EBSD 撮影 工学研究院 工藤健太郎・石光 博芳・馬場園卓哉 三浦 秀士 ・ レーザフォーミング材の機械特性 馬場園卓哉 三浦 秀士 工学研究院 永島 達也 津﨑 兼彰 工学研究院 岡﨑 正太 津﨑 兼彰 ・ 高強度鋼の機械的特性とミクロ組織の関係解明 工学研究院 金子 貴裕・谷内 大樹 津﨑 兼彰 ・ 鉄鋼の損傷成長挙動 工学研究院 上畠 尚 津﨑 兼彰 ・ 高強度鋼の機械的特性とミクロ組織の関係解明 工学研究院 福田 功貴 津﨑 兼彰 工学研究院 松﨑 康男・北村 圭祐 津﨑 兼彰 工学研究院 工学研究院 ・ Fe-32Ni-0.2C オーステナイト / マルテンサイト二相鋼の水素助長損傷の評価 ・ 高強度鋼の引張変形挙動 ・ 超高速長時間連続撮影システムによる摩擦面のその場観察 ― 40 ― ・ 水素ガス環境下での円周切欠きによる縦割れに対する微細組織解析 工学研究院 佐々木大輔 野口 博司 工学研究院 山村 悠祐 野口 博司 工学研究院 山田 薫 野口 博司 工学研究院 小川 卓郎 野口 博司 工学研究院 小川 卓郎 野口 博司 工学研究院 森 滉平 野口 博司 ・ 水素環境下における疲労き裂伝ぱメカニズム解明 工学研究院 大西 洋輔 野口 博司 ・ 鋳造欠陥の 3 次元解析 工学研究院 越智 直哉 野口 博司 ・ Mg の結晶方位分析を EBSD を援用して評価 工学研究院 鎌田 祥平 宮原 広郁 ・ オーステナイト系 TWIP 鋼の疲労限におけるひずみ時効の重要性 ・ 強加工を受けた材料の強度に関する研究 ・ Fe-Cr-Ni オーステナイトステンレス鋼の変形挙動における炭素の影響 ・ SUS304 に対する水素と炭素相互作用 ・ Mn-C 引力相互作用を利用したオーステナイトステンレス鋼の疲労限創出 ・ グローバルサイエンスキャンパス(世界にはばたく未成創成科学者育成プロジェクト) 工学研究院 寺西 亮 ・ MICROSTRUCTE OF PURE IRON AFTER N-Q 工学研究院 Muhammad Kozin 古君 修 ・ 工業用純鉄の延性破壊特性 工学研究院 西村 拓也 古君 修 ・ 窒素による鋼の表面硬化処理 工学研究院 片渕 紘希 古君 修 工学研究院 赤間 大地 土山 聡宏 工学研究院 浅野 道春 土山 聡宏 工学研究院 増村 拓朗 土山 聡宏 ・ 中炭素鋼に形成する恒温変態組織の特徴 工学研究院 大賀 光陽 土山 聡宏 ・ 鉄鋼材料の微視組織観察 工学研究院 大賀 光陽 土山 聡宏 ・ Fe-N 二元合金の相変態と浸窒焼入れ処理への適用 工学研究院 築山 訓明 土山 聡宏 ・ 鉄鋼材料の金属組織観察 工学研究院 中田 伸生 土山 聡宏 ・ Fe-Mn 合金のじん性について 工学研究院 田中将太郎 土山 聡宏 早田慎一朗 大上 悟 ・ 極低炭素マルテンサイト鋼における転位の性質と加工による変化 ・ 鉄鋼材料の微視組織観察 ・ 準安定オーステナイト鋼の加工誘起変態に及ぼす炭素および窒素の影響 ・ 誘導型 Ni-W 合金電析膜の微細構造と硬度に及ぼす熱処理の影響 工学研究院 ・ 電析物の微細構造観察 工学研究院 大上 悟 ・ 組織観察 工学研究院 松尾 健太・中村 直人・野口 量介 東田 賢二 ・ 巨大ひずみ加工によるアルミニウム合金の開発 工学研究院 Zhang Fan 堀田 善治 ・ Fe、V の粒径測定 工学研究院 岩岡 秀明 堀田 善治 工学研究院 原口 大佑 堀田 善治 ・ アルミニウム合金の解析 工学研究院 増田 高大 堀田 善治 ・ カロース繊維末端に存在する膜貫通タンパク質の観察 工学研究院 松尾慎太郎 堀田 善治 ・ ホットパーティクルの分析 理学研究院 井元 純平 宇都宮 聡 ・ 土壌・岩石構成鉱物の分析 理学研究院 古木 元気 宇都宮 聡 ・ 温間 HPT 加工による準安定オーステナイト系ステンレス鋼の結晶粒微細化 ・ 金属担持触媒 - 均一系不斉二元触媒系によるベンゼン環の不斉水素化の開発 ― 41 ― 理学研究院 池田 龍平 桑野 良一 ・ アモルファスシリコンのレーザアニール結晶化 システム情報科学研究院 大久保智幸 池上 浩 ・ ストレスバイオマーカー分析技術の開発 システム情報科学研究院 田原 祐助 都甲 潔 ・ LHD 内ミラーの光学特性の劣化機構の解明 システム情報科学研究院 片山 龍 白谷 正治 ・ 核融合装置内ダストの生成・輸送機構の解明 システム情報科学研究院 片山 龍 白谷 正治 ・ ガラス基板上にスパッタした Au 島状構造の観察 システム情報科学研究院 古閑 智貴 林 健司 ・ 金ナノ粒子構造の観察 システム情報科学研究院 荒木 聡 林 健司 ・ 分子認識吸着材の作製 システム情報科学研究院 山下 誠一 林 健司 ・ 金ナノ粒子の光マニピュレーション システム情報科学研究院 渡辺 真司 林 健司 システム情報科学研究院 中村 大輔 岡田 龍雄 ・ ZnO ナノ粒子を用いたアセチレンセンサーの開発 システム情報科学研究院 川邊 祐貴 末廣 純也 システム情報科学研究院 川邊 祐貴・中野 道彦 末廣 純也 SEM (SU8000) ・ レーザーアブレーションによる ZnO ナノワイヤの作製 ・ 誘電泳動インピーダンス計測法を用いた DNA 診断装置の開発 ・ PVA ハイドロゲルの磨耗分貪食応答の評価に関する研究 バイオメカニクス研究センター 小俣 誠二 村上 輝夫 ・ グラフェンナノディスクの観察 工学研究院 梶原 隆司 田中 悟 ・ 電池膜面観察 工学研究院 Chuanjiang Qin 安達千波矢 ・ EB リソを用いた微細構造の観察 工学研究院 Sandanayaka Sangarange・Dan Atula 安達千波矢 ・ EB リソを用いた微細構造の観察 工学研究院 古川 太郎・新田 篤志 安達千波矢 ・ 金属膜の観察 工学研究院 新井 啓矢 安達千波矢 ・ 有機半導体薄膜の観察 工学研究院 中谷 誠登 安達千波矢 ・ 光機能性ナノ材料の開発 工学研究院 二上 貴光 伊田進太郎 ・ ナノポーラスアルミナの作製 工学研究院 石松 亮一 今任 稔彦 ・ ポーラスアルミナの分析化学的応用 工学研究院 石松 亮一 今任 稔彦 織田ゆか里 田中 敬二 工学研究院 二川 裕紀 久枝 良雄 ・ 金属ナノ粒子の薄膜作製 工学研究院 井手奈都子 山田 淳 ・ 可視光照射による有機半導体の光酸化重合製膜法の開発 工学研究院 古川 喜崇 山田 淳 ・ プラズモン色素強結合場の創製 工学研究院 坂本 逸平 山田 淳 ・ 金ナノロッド-色素複合膜の作製と光機能材料への応用 工学研究院 坂本 逸平 山田 淳 ・ 銀ナノプレートの安定性向上 工学研究院 菅 晃一 山田 淳 ・ 銀ナノ粒子 工学研究院 石田 拓也 山田 淳 ・ 近赤外光応答型機能性光触媒の開発 工学研究院 曽田 祐輔 山田 淳 ・ 金ナノ粒子 工学研究院 迫 敬往・弥永 洋平 山田 淳 ・ LB 法による金ナノ粒子の組織化の検討 山田 淳 ・ ポリビニルエーテルゲル膜上へのシリカナノ粒子パターンニング 工学研究院 ・ ポルフィリン構造異性体を集積化した電解重合薄膜の創製及びその EC 特性 工学研究院 ・ 磁場プロセッシングを用いた金属ナノ粒子の配列と光機能の制御 ― 42 ― 立切 佑樹 工学研究院 槇原 悠太 山田 淳 ・ 新規発光性ランタニド錯体の開発 工学研究院 後藤 宣宏 小江 誠司 ・ ナノ炭素材料の分散体評価技術の開発 工学研究院 金森 亮太 中嶋 直敏 ・ self-healing nanoparticle に関する研究 工学研究院 杠 和樹 片山 佳樹 工学研究院 杠 和樹 片山 佳樹 ・ ジスルフィド結合を構造骨格にもつ DDS キャリアの合成 工学研究院 永野 研太 岸田 昌浩 ・ シリカナノ粒子を用いた DDS 担体の開発 工学研究院 永野 研太 岸田 昌浩 ・ シリカ被覆したアルデヒトによる尿酸の回収 工学研究院 橋詰 仁 岸田 昌浩 ・ 有機化合物を多孔性シリカに包括するための基礎的検討 工学研究院 橋詰 仁 岸田 昌浩 ・ 銀ナノ構造体の観察 工学研究院 山崎 信弥・松根 英樹 岸田 昌浩 ・ 親水性物質のナノ粒子を鋳型に用いたカプセルの開発 工学研究院 村岡 絵美 岸田 昌浩 ・ 有機物を含むシリカ粒子の観察 工学研究院 村岡 絵美 岸田 昌浩 ・ CO2 分離膜の作製、PES 膜の観察 工学研究院 行部 智洋 三浦 佳子 ・ 高分子モノリスの調製 工学研究院 松本 光 三浦 佳子 ・ CO2 分離膜の作製 工学研究院 瀧本 紗織 三浦 佳子 ・ PEG を用いた歯科材料の開発 工学研究院 國府島由紀 三浦 佳子 ・ モノリスの合成 工学研究院 澁谷 誠 三浦 佳子 ・ ナノゲル膜の観察 工学研究院 濱崎 央 三浦 佳子 ・ 金属ナノインクの薄膜形成における表面活性剤の影響 工学研究院 山下麟太郎 深井 潤 ・ 塗布型有機 EL 素子の薄膜形状に関する研究 工学研究院 中川 彰馬 深井 潤 ・ ナノコロイダル砥粒を用いた高能率・高品位研磨に関する研究 工学研究院 外山 貴彬 黒河 周平 ・ ポリイオンコンプレックス形成を用いたナノ構造体形成に関する研究 ・ 超純水高圧マイクロジェットを用いた研磨パッドの表面清浄度向上に関する研究 工学研究院 徳元 勇太 黒河 周平 ・ フィルター培養による表面突起の排除 工学研究院 福田 圭祐 澤江 義則 ・ 貝粉・岩塩の水素吸着特性 工学研究院 土田 大嗣 加藤 喜峰 ・ 新規ゲル化剤の創製 産学連携センター 小野 文靖 古川 勝彦 ・ イノベーション材料創製に関する研究 産学連携センター 大背戸 豊 古川 勝彦 ・ PLGA ナノ粒子製剤による革新的ナノ医療の創製 循環器病未来医療研究センター 船本 大起 ・ 紫外プラズモニクス材料のためのアルミニウムナノ構造の作製と評価 先導物質化学研究所 Pangpang Wang 玉田 薫 ・ 窒化物ナノ局在系の物性制御によるテーラーメイド光源の実現 先導物質化学研究所 川元 駿 玉田 薫 ・ 銀微粒子 先導物質化学研究所 荒木 祥平・斉藤 昴・田子森恭平・龍崎 奏 玉田 薫 ・ 金微粒子 先導物質化学研究所 寺田 開生・田子森恭平 玉田 薫 ・ 熱・マイクロ波・光を用いたナノ粒子の合成 先導物質化学研究所 宇都 慶子 辻 正治 ・ Li4SiO の Li 質量移行に関する研究 総合理工学研究院 山本遼太郎 深田 智 ・ タングステン堆積層への水素同位体捕捉 総合理工学研究院 野口 瑞貴 深田 智 野口 瑞貴 深田 智 ・ 水素プラズマスパッタ法における W 堆積層形成過程での水素捕捉 総合理工学研究院 ― 43 ― ・ 化学修飾セルローステンプレート上での酢酸菌分泌セルロースナノファイバーの形態観察 農学研究院 三浦 巧貴 近藤 哲男 ・ 疎水性表面を持つ配向性テンプレート上での酢酸菌の挙動観察 農学研究院 三浦 巧貴 近藤 哲男 ・ カロース繊維末端に存在する膜貫通タンパク質の観察 農学研究院 松尾慎太郎 近藤 哲男 ・ 天然由来の中空繊維の観察 農学研究院 松尾慎太郎 近藤 哲男 ・ ナノファイバーマスクの表面観察 農学研究院 辻田裕太郎 近藤 哲男 ・ Nematic-ordered-cellulose template observation 農学研究院 方 駒 近藤 哲男 ・ パッチ粒子の構造形成 理学研究院 岩下 靖孝 S.X 線回折計(伊都地区) X 線回折計 (MultiFlex) ・ SrTiO 粉末の結晶性の評価 システム情報科学研究院 池田 晃裕 浅野 種正 システム情報科学研究院 東畠 三洋 岡田 龍雄 ・ 廃棄体の物性評価 工学研究院 平野 飛翼 稲垣八穂広 ・ ランタニドの硝酸溶解性に関する研究 工学研究院 松本 裕昌 出光 一哉 ・ Ce-Si-C-O 系固溶体の構造解析 工学研究院 大久保諭生 出光 一哉 ・ セラミックス焼結と粉末 X 線回折実験 工学研究院 吉岡 聰 松村 晶 ・ N- 混乱ポリフィリンを用いた MOF 創成 工学研究院 坂下 竜一 古田 弘幸 ・ 種々の前処理法によるセルロース結晶構造の解析 工学研究院 Jia Lili・若林 里衣 神谷 典穂 ・ 熱プラズマを用いたナノ粒子合成 工学研究院 影山 拓也・吉田 周平 渡邉 隆行 ・ カーボン電極への金属析出挙動 伊藤 衡平 ・ レーザーアブレーションによる ZnO ナノワイヤの作製 工学研究院 中島 裕典 ・ 水素ステーションの高圧水素用ホースとシールシステムに関する研究開発 水素材料先端科学研究センター 榎本 一之 ・ 水素膨潤状態におけるゴム・樹脂の構造解析 工学研究院 大山 恵子 西村 伸 ・ 亜鉛・活性金属酸化物の複合電析メカニズムの解明 工学研究院 原 洋輔 大上 悟 ・ 塩化物浴からの電析 Ni に及ぼす不純物の影響 工学研究院 佐藤 佑樹 大上 悟 早田慎一朗 大上 悟 ・ 誘導型 Ni-W 合金電析膜の微細構造と硬度に及ぼす熱処理の影響 工学研究院 ・ 電析物の微細構造観察 工学研究院 大上 悟 ・ 硫化亜鉛(ZnS)薄膜の XRD 測定(CIGS 太陽電池用バッファ層の代替材料の開発および解析 工学研究院 安徳新之介 堀田 善治 ・ Al-doped ZnO 薄膜の特性調査 工学研究院 安徳新之介 堀田 善治 ・ 高圧巨大ひずみ加工中の Ti の変態に伴うその場解析 工学研究院 吉松 佑樹 堀田 善治 ・ アルカリ溶液を用いたシリカスケールの溶解 工学研究院 藤岡 佳奈 糸井 龍一 総合理工学研究院 森玉 貴也 橋爪 健一 ・ 酸素溶解ジルコニウムの格子安定数測定 ・ 天然鉱物の同定 理学研究院 ― 44 ― 宇都宮 聡 X 線回折装置 (SmartLab) ・ Ge 結晶薄膜の構造解析 システム情報科学研究院 ・ CoNi thin film with perpendicular anisotropy システム情報科学研究院 佐道 泰造 今村 謙次 松山 公秀 東畠 三洋 岡田 龍雄 ・ 廃棄体の物性評価 工学研究院 松本 遼・上代 拓人・平野 飛翼 稲垣八穂広 ・ 酸化セリウムの構造解析 工学研究院 永石 大誠 松村 晶 ・ Ir2O3 ドープ CeO2 粉末の構造解析 工学研究院 小林 佑介 松村 晶 ・ バナジン酸塩ガラスの局所構造解析 工学研究院 小林 佑介 松村 晶 工学研究院 岩屋 健人・久保 貴博 内山 誠 ・ N- 混乱ポルフィリンを用いた機能性 MOF 工学研究院 石田 真敏・楊 雨峰 古田 弘幸 ・ ポリオレフィンの構造解析 工学研究院 Ahmad Aljaiaan 田中 敬二 ・(HBP/PMMA)膜の構造解析 工学研究院 粟根 諒 田中 敬二 ・ 水界面機能制御に向けたポリビニルエーテルの新設計 工学研究院 粟根 諒 田中 敬二 ・ 高分子薄膜の精密構造解析 工学研究院 下村信一朗 田中 敬二 ・ 高分子の表面改質 工学研究院 山本健太郎 田中 敬二 工学研究院 周 暁彤 田中 敬二 ・ 高分子電解質膜の構造評価 工学研究院 緒方 雄大 田中 敬二 ・ 高分子の熱物性 工学研究院 上村 祥司 田中 敬二 ・ 末端にカテコール基を有するポリビニルエーテルの合成 工学研究院 織田ゆか里 田中 敬二 ・ 水界面凝集相解析 工学研究院 張 翠 田中 敬二 ・ ポリビニルエーテルハイドロゲル膜の創製 工学研究院 板垣 望 田中 敬二 ・ 高分子の構造解析 工学研究院 板垣 望 田中 敬二 井田 大達 林 克郎 工学研究院 岡崎 亮太 林 克郎 ・ 室温 NAS 電池のための Mxene の作製 工学研究院 河原 圭 林 克郎 ・ 液相法によるチタニアのナノ構造制御 工学研究院 吉川 将平 林 克郎 ・ S12A7(エレクトライド)の微粒子と緻密体合成 工学研究院 守谷 静香 林 克郎 ・ ナノポーラス結晶 S12A7 の合成ルートの探索 工学研究院 守谷 静香 林 克郎 ・ 高比表面積 S12A7 微粒子の液相合成と評価 工学研究院 守谷 静香 林 克郎 ・ オキシハライド系の新規導電性物質と電子放出特性 工学研究院 西見 和真 林 克郎 ・ ビーズミルのメカニズム解明とアパタイトへの応用 工学研究院 川地麻里奈 林 克郎 工学研究院 川地麻里奈 林 克郎 ・ 正方晶 BaTiO3 針状粒子の合成と誘電率測定 工学研究院 倉田 真志 林 克郎 ・ NASICON メンブレンの作製とナトリウム電池への適用 工学研究院 大久保圭祐 林 克郎 ・ テープキャスト法による NASICON メンブレンの作製 工学研究院 大久保圭祐 林 克郎 ・ レーザーアブレーションによる ZnO ナノワイヤの作製 システム情報科学研究院 ・ 急速充放電バッテリー用ウィスカー電極の作製と評価 ・ 方向制御したポリ (3- ヘキシルキオファン ) の電荷生成・移動ダイナミクス ・ セラミック・セパレータを有する水溶液系 Na- 空気電池の界面電荷輸送の促進 工学研究院 ・ 水熱炭化法によるカーボンスフィアの合成とキャパシタ特性評価 ・ 遊星ビーズミルプロセスによる水酸化アパタイトナノ粒子の作製と評価 ― 45 ― ・ Na-ion 電池用正極材料の開発 工学研究院 竹中 匠 林 克郎 工学研究院 平田 伸吾 林 克郎 ・ ジルコン酸ナトリウムランタンの構造解析とイオン伝導性 工学研究院 豊村 直人 林 克郎 ・ 新規高速 Na+ イオン伝導性酸化物の探索 工学研究院 豊村 直人 林 克郎 ・ 固体発光材料の開発 工学研究院 小野 利和 久枝 良雄 ・ 発光性包接結晶の合成と発光特性の評価 工学研究院 畠中 創・小野 利和 久枝 良雄 ・ シリカ - チタニア複合多孔体の構造制御による環境浄化材料の開発 ・ 超分子を基盤とする機能材料の創製 工学研究院 Roy Bappaditya 新海 征治 ・ ナノ炭素材料の分散体評価技術の開発 工学研究院 キム ガヨン 中嶋 直敏 ・ 反応系の制御による COF の高結晶化とサイズ制御 工学研究院 キム ガヨン 中嶋 直敏 ・ 複合膜の作製 工学研究院 服部 隆平 岩井 芳夫 ・ Development of high strength and high toughness Al alloys 工学研究院 Md Shahnewag Bhuiyan 戸田 裕之 ・ Dislocation density measurement of Al alloys 工学研究院 Zhang Peng 戸田 裕之 工学研究院 藤原 比呂 戸田 裕之 ・ セラミックスのためのレーザー 3D 造形プロセスの開発 工学研究院 長田 稔子 三浦 秀士 ・ 金属粉末射出成形による TiAl 合金材の創製 工学研究院 長田 稔子 三浦 秀士 工学研究院 長田 稔子 三浦 秀士 ・ 水素膨潤状態におけるゴム・樹脂の構造解析 工学研究院 大山 恵子 西村 伸 ・ 微細加工用セラミックス素材の X 線回折 工学研究院 日高 昌則 澤江 義則 ・ 実験後試料の内部構造評価 工学研究院 堂路 正樹 国友 和也 ・ Mg 合金への化成処理皮膜形成メカニズムの解明 工学研究院 中村 章紀 大上 悟 ・ 炭化綿の物性と評価 工学研究院 小川阿弥子 中島 邦彦 ・ TiO2-ZrO2 系の相転移に及ぼす酸素分圧の影響 工学研究院 服部 沢雄 中島 邦彦 ・ 窒化ケイ素系セラミックスの作製および特性評価 工学研究院 本田 皓 中島 邦彦 ・ 高力アルミニウム合金における各種トラップサイトへの水素配分挙動の評価 ・ 短繊維強化樹脂材の衝撃疲労およびクリープ疲労に及ぼす諸因子の影響 ・ リチウム電池用正極材料の構造解析 水素エネルギー国際研究センター ・ ジルコニウム中の水素挙動に及ぼす溶解酸素の影響 葛西 昌弘 総合理工学研究院 森玉 貴也 大塚 哲平 ・ 土壌・岩石構成鉱物の分析 理学研究院 落合朝須美 宇都宮 聡 ・ 微生物の体外放出物と希土類元素の相互作用 理学研究院 市吉 健太 宇都宮 聡 システム情報科学研究院 井手 智章・高崎 俊行・松村 勇希・松島 宏一 板垣 奈穂 T.走査型プローブ顕微鏡(伊都地区) ・ 酸化亜鉛薄膜の表面モフォロジーの解析 ・ スズ添加酸化インジウム薄膜の表面モフォロジーの解析 システム情報科学研究院 高崎 俊行 板垣 奈穂 稲盛フロンティア研究センター 込山 英秋 安田 琢麿 ・ 有機半導体薄膜の観察 工学研究院 中谷 誠登 安達千波矢 ・ 電気化学発光のレーザー発振 工学研究院 部坂 勇人 今任 稔彦 ・ モノリスの調製 工学研究院 澁谷 誠 三浦 佳子 ・ 有機トランジスタの開発 ― 46 ― ・ 塗布型有機 EL 素子の薄膜形状に関する研究 工学研究院 中川 彰馬 深井 潤 工学研究院 横尾 英昭 黒河 周平 工学研究院 王 成武 黒河 周平 ・ ナノコロイダル砥粒を用いた高品位・高能率研磨に関する研究 工学研究院 外山 貴彬 黒河 周平 ・ 小型レーザドップラー速度計 /MEMS エンコーダに関する研究 森田 伸友 澤江 義則 工学研究院 手嶋 秀彰・岩永 歩・西山 貴史 高橋 厚史 ・ ダブルパルスレーザーによる励起状態面の表面加工に関する研究 ・ 難加工材料の CMP 加工 工学研究院 ・ 伝熱面上のナノバブルに関する実験的研究 ・ 精密加工 SiC 基板の表面評価 産学連携センター 山﨑 努 ・ マイクロナノバブル生成装置および周辺技術 先端医療イノベーションセンター 山﨑 時久 大平 猛 甲斐めぐみ 竹原 公 ・ 脂質二分子膜修飾電極の電気化学的挙動に対する疎水性薬剤の影響 理学研究院 U.エネルギー分散型 X 線分析装置(伊都地区) ・ 高選択的カーボンニュートラルサイクルを実現するナノ触媒開発と高効率燃焼再生システムの開発 カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 吉丸翔太郎 山内 美穂 ・ 高選択的触媒反応によるカーボンニュートラルなエネルギー変換サイクルの開発 カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 倉本 尭弘・貞清 正彰 山内 美穂 ・ RuFe 合金によるアンモニア合成 カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 東崎 康太 山内 美穂 平山 将成 山内 美穂 ・ 窒素と水からのアンモニア合成の開発 カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 ・ レーザーアブレーションによる ZnO ナノワイヤの作製 システム情報科学研究院 永嵜 史明・高尾 修平・川原 裕貴・田中 稔伸・ 田中 雄也・藤原 優輝・東畠 三洋 岡田 龍雄 ・ PVA ハイドロゲルの磨耗分貪食応答の評価に関する研究 バイオメカニクス研究センター 小俣 誠二 村上 輝夫 ・ PVA ハイドロゲル中の血清物質残留観察 バイオメカニクス研究センター 小俣 誠二 村上 輝夫 ・ PVA ハイドロゲルの生体内機能評価 バイオメカニクス研究センター 鎗光 清道 村上 輝夫 ・ インジウム化合物の生体影響 医学研究院 田中 昭代 ・ 廃棄体の物性評価 工学研究院 松本 遼・上代 拓人・平野 飛翼 稲垣八穂広 ・ Ce-Si-C-O 系固溶体の顕微・分布分析 大久保諭生 出光 一哉 工学研究院 久保田涼子 田中 敬二 工学研究院 江村祥一郎 岸田 昌浩 ・ 直接メタノール燃料電池のための Nation 膜の改質 工学研究院 田中 貴大・服部 隆平 岩井 芳夫 ・ 下水処理場におけるセシウムの高効率回収について 工学研究院 藤田琳太郎 久場 隆広 ・ Distribution of metal in the quenched product of MSWI bottom ash 工学研究院 INKAEW Kanaeut 島岡 隆行 工学研究院 ・ ポリカーボネートへの密着性を付与したシリカコーティングの開発 ・ 炭素担持 Pt 触媒の分析 ・ Mineralogical and chemical composition of suspended solids in the MSWI quenching water ― 47 ― 工学研究院 Saffarzadeh Amirhomayoun Yang 島岡 隆行 ・ 乾燥湿潤繰返しによる焼却灰に含まれるセシウムの化学形態の変化に関する研究 工学研究院 岸田 匡隆 島岡 隆行 ・ 焼却飛灰に関する研究 工学研究院 牟 悦 島岡 隆行 ・ GDL の表面観察 工学研究院 稲田 顕子 伊藤 衡平 ・ 固体高分子形水電解セルの多孔質給電体へのぬれ性制御によるクロスオーバーの抑制 工学研究院 稲田 顕子 伊藤 衡平 ・ 燃料電池高耐久性電極触媒設計 工学研究院 稲田 顕子 伊藤 衡平 ・ 光学的イメージング計測技術による複雑流れ場解析 工学研究院 前田 恭平 森 英男 ・ Geotechnical Engineering:Utilization of waste materials in peat stabilization 工学研究院 Mohd Khaidir Abu Talib 安福 規之 ・ 腐食生成物の成分分析 工学研究院 郭 小竜・合田 宏樹 貝沼 重信 ・ アルカリ溶液を用いたシリカスケールの溶解実験 工学研究院 藤岡 佳奈 糸井 龍一 ・ インドネシアの金鉱石 工学研究院 Tomy Alvin Rivai 渡辺公一郎 ・ Analysing Pyrite, sphalerite, chalchopyrite, in led and zinc deposit 工学研究院 合田 明紘 渡辺公一郎 ・ インドネシア・ジャワ島西部・Kerta 地区より採取した岩石サンプルの観察及び分析 ・ 斑岩銅鉱床における鉱石鉱物 工学研究院 黒田 敦弘 渡辺公一郎 工学研究院 山本 昌徳 渡辺公一郎 ・ インドネシア・スマトラ南部・Lebong 地区より採取した岩石サンプルの観察及び分析 工学研究院 寺島 克仁 渡辺公一郎 ・ レアアース鉱化作用の解明 工学研究院 前田 淳郎 渡辺公一郎 ・ インドネシア、ハルマヘラの金鉱石 工学研究院 長谷 昴 渡辺公一郎 ・ 石炭鉱山における石炭灰のカバー層への有効利用 工学研究院 Sendy Dwiki 渡辺公一郎 ・ 溶融塩材料中の水素透過 総合理工学研究院 西海 亮佑 深田 智 ・ タングステン堆積層への水素同位体捕捉 総合理工学研究院 片山 一成 深田 智 理学研究院 井元 純平 宇都宮 聡 ・ 土壌・岩石構成鉱物の分析 理学研究院 井元 純平・古木 元気・落合朝須美 宇都宮 聡 ・ ホットパーティクルの分析 ・ 有機触媒-金属微粒子触媒二元系触媒によるベンゼン環の触媒的不斉水素化の開発 理学研究院 池田 龍平 桑野 良一 ・ アルゴン雰囲気中でスパッタされた金属の組成分析 理学研究院 安東 航太・松本 淳平 荒川 雅 ・ 金属間化合物の試料作製 理学研究院 甲木 義人 和田 裕文 ・ 廃棄体の物性評価 工学研究院 木村 涼 稲垣八穂広 ・ ランタニドの硝酸溶解性に関する研究 工学研究院 松本 裕昌 出光 一哉 ・ セラミックス固化体の溶解性に関する研究 工学研究院 大久保諭生 出光 一哉 ・ カーボンナノチューブへの Co の配位の確認 工学研究院 金森 亮太 中嶋 直敏 ・ ポリビニルホスホン酸を用いた燃料電池の高機能化 工学研究院 長嶋 昌代 中嶋 直敏 ・ カーボンナノチューブ複合体の研究 工学研究院 齊藤 千織 中嶋 直敏 V.蛍光 X 線分析装置(伊都地区) エネルギー分散型蛍光 X 線分析装置 (EDX-800) ― 48 ― ・ アルカリ溶液を用いたシリカスケールの溶解 工学研究院 藤岡 佳奈 糸井 龍一 ・ ランタニドの硝酸溶解性に関する研究 工学研究院 松本 裕昌 出光 一哉 ・ ナノ炭素材料の分散体評価技術の開発 工学研究院 韓 自依 中嶋 直敏 ・ スラグによるセシウムの効率的回収について 工学研究院 上田 聖也 久場 隆広 エネルギー分散型蛍光 X 線分析装置(EDX-7000) ・ 浚湈土砂インターロッキングブロックの材料特性と荷重伝播特性 工学研究院 古川全太郎 ・ インドネシア露天堀り石炭鉱山の採掘跡地における酸性水発生に伴う廃石の物理特性の変化に関する研究 工学研究院 松本 親樹 島田 英樹 ・ 新規陰イオン吸着材の評価 農学研究院 森 裕樹 ・ アザペンタセンの構造と組成 薬学研究院 唐澤 悟 W.電子線3次元粗さ解析装置(伊都地区) ・ ダブルパルスレーザーによる励起状態面の表面加工に関する研究 工学研究院 横尾 英昭 林 照剛 工学研究院 髙橋 崚 大上 悟 カーボンニュートラル・エネルギー国際研究所 衣笠 佳恵 谷口 育雄 稲盛フロンティア研究センター 込山 英秋 安田 琢麿 工学研究院 木村 涼 稲垣八穂広 ・ N- 混乱ポルフィリンを用いた機能性 MOF 工学研究院 坂下 竜一・楊 雨峰 古田 弘幸 ・ 高分子電解質膜の構造評価 工学研究院 緒方 雄大 田中 敬二 ・ poly propylene の高熱測定 工学研究院 盛満 裕真 田中 敬二 ・ イオン液体含有 DNA 固体膜の力学物性 工学研究院 盛満 裕真 田中 敬二 ・ 架橋 DNA の力学物性 工学研究院 盛満 裕真 田中 敬二 ・ 高分子の熱物性 工学研究院 塚本 涼太 田中 敬二 藤井 龍政 田中 敬二 工学研究院 入江 俊也 田中 敬二 工学研究院 板垣 望 田中 敬二 ・ 固体発光材料の開発 工学研究院 後藤亜衣子・小野 利和 久枝 良雄 ・ 発光材料の創製 工学研究院 多恵馬 愛 久枝 良雄 ・ 発光性包接結晶の合成と発光特性の評価 工学研究院 畠中 創 久枝 良雄 ・ 有機包接結晶を用いたリン光発光材料の創製 工学研究院 福田 有貴 久枝 良雄 ・ 熱電デバイス 工学研究院 黄 文シン 中嶋 直敏 ・ 塩化物浴からの電析 Ni の結晶組織に及ぼす電解条件の影響 X.熱分析システム(伊都地区) ・ 高分子の熱物性測定 ・ 有機トランジスタの開発 ・ 廃棄体の物性評価 ・ 非溶媒界面における高分子鎖局所コンフォメーションの熱力学的解析 工学研究院 ・ ポリ乳酸―ポリビニルエーテルブロック共重合体の凝集構造と細胞接着特性 ・ ハイドロゲル薄膜の創製 ― 49 ― ・ カーボンナノチューブ界面活性剤間に存在する構造化水の挙動解明 工学研究院 續 明子 中嶋 直敏 ・ 低温排熱からの高温熱生成システムの検討 工学研究院 小林 俊介 深井 潤 ・ CDP の吸脱着特性 工学研究院 新里 良輔 久場 隆広 工学研究院 松下 純平・藏田 耕作 高松 洋 ・ 骨細胞ネットワークの健全性に着目した骨リモデリング開始機序の解明 ・ 熱可塑性 CFRP の成形冷却速度に関する研究 工学研究院 中川 雄太 宇田 暢秀 工学研究院 増村 拓朗 土山 聡宏 工学研究院 本郷 俊史 堀田 善治 ・ 準安定オーステナイト鋼の加工誘起変態に及ぼす炭素および窒素の影響 ・ HPT 加工した Mg2Ni の水素化挙動 ・ ゾルゲル法によるシリカゲル中の希土類元素の均一性と微細構造の評価に関する研究 工学研究院 川本 悠人 渡辺公一郎 先導物質化学研究所 中村 和沙 佐藤 治 ・ 土壌・岩石構成鉱物の分析 理学研究院 落合朝須美 宇都宮 聡 ・ Ni 化合物の同定 理学研究院 安東 宏晃 横山 拓史 ・ 水酸化金(Ⅲ)の化学組成の同定と熱分解挙動の解明 理学研究院 川本 大祐 横山 拓史 ・ 混合原子価鉄錯体の相転移挙動の追跡 ・ 金アミノ酸錯体を前駆対とした含浸法によるシリカ担持金ナノ粒子触媒の調製 ・ 脂質膜の相転移温度/エンタルピーの測定 理学研究院 村山 美乃 理学研究院 木下 祥尚 Y.顕微レーザーラマン分光装置(伊都地区) ・ レーザアニール評価 システム情報科学研究院 諏訪 輝 池上 浩 ・ レーザー照射によるグラフェン形成手法の研究 システム情報科学研究院 服部 正和 池上 浩 ・ 金ナノ粒子構造の観察 システム情報科学研究院 荒木 聡 林 健司 ・ 表面増強ラマン散乱の確認 システム情報科学研究院 荒木 聡 林 健司 システム情報科学研究院 永嵜 史明・藤原 優輝・東畠 三洋 岡田 龍雄 ・ レーザーアブレーションによる ZnO ナノワイヤの作製 ・ 電界を用いた凝集体からのカーボンナノチューブ伸長とナノ複合材料作製への応用 システム情報科学研究院 井上 翔太 末廣 純也 ・ ガラス固化体溶解 工学研究院 松本 遼 稲垣八穂広 ・ 廃棄体の物性評価 工学研究院 上代 拓人 稲垣八穂広 ・ 核燃料の融点評価装置の開発 工学研究院 原田 誠 出光 一哉 ・ ポリオレフィンの構造解析 工学研究院 Ahmad Aljaiaan 田中 敬二 ・ 高分子の熱物性 工学研究院 上村 祥司 田中 敬二 井田 大達 林 克郎 工学研究院 岡崎 亮太 林 克郎 ・ 室温 NAS 電池のための Mxene の作製 工学研究院 河原 圭 林 克郎 ・ ビーズミルのメカニズム解明とアパタイトへの応用 工学研究院 川地麻里奈 林 克郎 ・ セラミック・セパレータを有する水溶液系 Na- 空気電池の界面電荷輸送の促進 工学研究院 ・ グルコース水溶液からのカーボン構造体の作製とキャパシタ特性評価 ― 50 ― ・ 液相法による窒化炭素の合成 工学研究院 竹中 匠 林 克郎 工学研究院 平田 伸吾 林 克郎 ・ 可視光照射による有機半導体の光酸化重合製膜法の開発 工学研究院 古川 喜崇 山田 淳 ・ プラズモン-分子強結合場の観測 工学研究院 坂本 逸平 山田 淳 ・ 可視光照射による有機半導体の光酸化重合製膜法の開発 工学研究院 曽田 祐輔 山田 淳 ・ 近赤外光応答型機能性デバイスの開発 工学研究院 曽田 祐輔 山田 淳 ・ 金ナノロッド 工学研究院 迫 敬往 山田 淳 ・ カーボンナノチューブ複合体の研究 工学研究院 Yu Xiaojing・福澤 将史 中嶋 直敏 ・ 温度応答性酸素吸収剤の開発 工学研究院 渡邉 猛 三浦 佳子 ・ 顕微ラマン分光法によるクラミドモナスの観察 工学研究院 渡邉 猛 三浦 佳子 ・ 顕微ラマン分光法によるポリマーの分布状態の観察 工学研究院 渡邉 猛 三浦 佳子 ・ 顕微ラマン分光法による封入試料中の酸素・窒素濃度測定 工学研究院 渡邉 猛 三浦 佳子 ・ 熱プラズマを用いたナノ粒子合成 工学研究院 岡元 大輔 渡邉 隆行 ・ ダブルパルス表面励起加工に関する研究 工学研究院 松永 啓伍 黒河 周平 ・ シリカ-チタニア複合多孔体の構造制御による環境浄化材料の開発 ・ 水素ステーションの高圧水素用ホースとシールシステムに関する研究開発 水素材料先端科学研究センター 榎本 一之 ・ 水素膨潤状態におけるゴム・樹脂の構造解析 工学研究院 大山 恵子 西村 伸 ・ 超高速長時間連続撮影システムによる摩擦面のその場観察 工学研究院 大渕 貴之 八木 和行 工学研究院 百田 将吾 宇田 暢秀 工学研究院 小山 恵史 沖部奈緒子 工学研究院 森下 志織 沖部奈緒子 工学研究院 深野 有兼 沖部奈緒子 システム情報科学研究院 平川 昇 興 雄司 バイオメカニクス研究センター 上原周一郎 村上 輝夫 バイオメカニクス研究センター 鎗光 清道 村上 輝夫 工学研究院 上代 拓人 稲垣八穂広 工学研究院 黒岩 真成 出光 一哉 ・ レアアースの高効率分離のための新規抽出剤の開発 工学研究院 趙 志鋼 後藤 雅宏 ・ モノリスの合成 工学研究院 澁谷 誠 三浦 佳子 ・ アルミニウム薄膜の異常診断法に関する研究 工学研究院 西地 喜章 井上 卓見 ・ チタン合金の疲労破壊 工学研究院 ベーゼル靖子 戸田 裕之 梶原 啓太 三浦 秀士 ・ CNT による CFRP 積層板の層間高靭化におよぼすプラズマ処理条件の影響 ・ 微生物を用いたヒ素不動化に関する研究 ・ 好熱・好酸性・鉄硫黄酸化古細菌を用いた As(Ⅲ)酸化不動化に関する研究 ・ ヒ素含有廃液からのヒ素の不動化 Z.3D 測定レーザー顕微鏡(伊都地区) ・ 有機マイクロロッドの作製 ・ UHMWPE の人口関節への応用についての研究 ・ PVA ハイドロゲルの生体内機能評価 ・ 廃棄体の物性評価 ・ レーザー誘起表面波法を用いた粘性率・表面張力測定装置の開発 ・ 3D レーザ積層造形法によるインコネル 718 部材の機械的特性 工学研究院 ・ Ni 基スーパーアロイ(インコネル 718)造形体の撮影および表面粗さ測定 ― 51 ― 工学研究院 吉開 巨都 三浦 秀士 工学研究院 足立 智也・丹後 博之・北村 圭祐 八木 和行 ・ 超高速長時間連続撮影システムによる摩擦面のその場観察 ・ 携帯端末への血流量計測技術の搭載の研究 工学研究院 竹下 俊弘 澤江 義則 ・ 小型血流量センサとその周辺機器に関する研究 工学研究院 竹下 俊弘 澤江 義則 ・ ブラスト鋼材の表面粗さ分析 工学研究院 小林 淳二 貝沼 重信 ・ 鋼板表面の粗さ評価 工学研究院 渡辺 亮太 貝沼 重信 産学連携センター 鳥原 英嗣 古川 勝彦 ・ 機能性ゴムの開発 ・ 高齢化社会におけるソフトメカニクスのためのスマートソフトマテリアルに関する研究 産学連携センター ― 52 ― 鳥原 英嗣 古川 勝彦 装置を利用した研究成果 超伝導核磁気共鳴吸収装置 1. A. Basu, M. Kitamura, S. Mori, M. Ishida, Y. Xie, H. Furuta, Near-Infrared Luminescent Sn(IV) Complexes of N-Confused Tetraphenylporphyrin: Effect of Axial Anion Coordination, J. Porphyrins Phthalocyanines. 2015, 19, 361371. 2. R. Sakashita, M. Ishida, H. Furuta, Spectroscopic and Theoretical Studies on Acid-Base Behaviors of N-Confused Porphyrins: Effects of meso-Aryl Substituents, J. Phys. Chem. A 2015, 119, 1013-1022. 3. Y. Hisamune, K. Nishimura, K. sakari, M. Ishida, S. Mori, S. Karasawa, T. Kato, S. Lee, D. Kim, H. Furuta, Stable π Radical from a Contracted Doubly N-Confused Hexaphyrin by Double Palladium Metalation, Angew. Chem. Int. Ed. 2015, 54, 7323-7327. 4. S. Shimizu, A. Murayama, T. Haruyama, T. Iino, S. Mori, H. Furuta, N. Kobayashi, Benzo[c,d]indole-containing AzaBODIPY -Asymmetrization-Induced Solid-State Emission and Aggregation-Induced Emission Enhancement as New Properties Derived from the Well-known Chromophore-, Chem. Eur. J. 2015, 21, 12996-13003. 5. K. Zhang, J. Zhang, X. Li, R. Guo, H. Ågren, Z. Ou, M. Ishida, H. Furuta, Y. Xie, Syntheses of a Neo-Confused Octaphyrin and the Formation of Its Mononuclear Complexes, Org. Lett. 2015, 17, 4806-4810. 6. C. Zhang, Y. Oda, D. Kawaguchi, S. Kanaoka, S. Aoshima, K. Tanaka, Dynamic-driven Surface Segregation of a Hydrophilic Component in Diblock Copolymer Films, Chem. Lett. 44(2), 2015, 166-168. 7. T. Hirata, H. Matsuno, D. Kawaguchi, T. Hirai, N. L. Yamada, M. Tanaka, K. Tanaka, Effect of Local Chain Dynamics on a Bio-inert Interface, Langmuir 31(12), 2015, 3661-3667. 8. T. Hirata, H. Matsuno, D. Kawaguchi, N. L. Yamada, M. Tanaka, K. Tanaka, Effect of Interfacial Structure on Bioinert Properties of Poly(2-methoxyethyl acrylate)/poly(methyl methacrylate) Blend Films in Water, Phys. Chem. Chem. Phys. 17(26), 2015, 17399-17405. 9. H. Matsuno, R. Matsuyama, A. Yamamoto, K. Tanaka, Enhanced Cellular Affinity for Poly(lactic acid) Surfaces Modified with Titanium Oxide, Polym. J. 47(7), 2015, 505-512. 10. 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Kohei Mizuta and Michitaka Ohtaki, Crystal Structure and Thermoelectric Properties of β-Pyrochlore-Type Alkali Iron Tungsten Oxides with Cage-Like Structure, Journal of Electronic Materials, in press. 3D 測定レーザー顕微鏡 1. 森英男,前田恭平,川幡宏亮,古川雅人,秋吉雅夫,文吉周,ポリマー型感圧塗料を用いた低周波数低振 幅の非定常圧力変動計測,日本機械学会論文集,Vol. 81, No. 826, DOI:10.1299/transjsme.15-00058 (2015). ― 59 ― 原子間力顕微鏡 1. T. Ide, K. Matsushima, R. Shimizu, D. Yamashita, H. Seo, K. Koga, M. Shiratani, N. Itagaki, Effects of morphology of buffer layers on ZnO/sapphire heteroepitaxial growth by RF magnetron sputtering, Mat. Res. Soc. Symp. Proc., vol.1741, aa09-12, 2015.1. イオンコーティング装置(JFC-1600) 1. N. Shirakigawa, T. Ideguchi, K. Ichikawa, T. Izumi, M. Higashi, S. Yamamoto, H. Ijima, Quantitative Analysis of Vascular Structure in Decellularized Liver Using 3D Computed Tomography, Advanced Biomedical Engineering DOI:10.14326 (in press). フラットミリング装置 (IM-3000) 荒牧 正俊,内田 聡,安田 恭野,及川 誠,古君 修,ナノインデンテーション硬さで評価した二相ステン レス鋼の引張変形とボイド発生挙動,Examination of tensile deformation and void nucleation behaviors of duplex stainless steel using nano-indentation hardness test, 鉄と鋼 , 100(2014), pp.1261-1266. 2. 平島拓弥,荒牧正俊,山本正之,安田恭野,宗藤伸治,古君 修,二相ステンレス鋼の変形エネルギーに及 ぼす引張試験片板厚の影響,Effect of tensile test specimen thickness on deformation energy for duplex stainless steel, 鉄と鋼,101(2015), pp.308-314. 1. 磁化率測定装置 (MPMS) 1. T. Hasegawa, N. Ogita, A. Mitsuda, M. Sugishima, H. Wada, S. Tsutsui, M. Udagawa, Valence-lattice interaction on YbPd, J. Phys. Conf. Ser. Vol. 592 (2015) p.012061. 2. T. Koyama, T. Maruyama, K .Ueda, T. Mito, A. Mitsuda, M. Umeda, M. Sugishima, H. Wada, Zero-field NMR and NQR studies of magnetically ordered state in charge-ordered EuPtP, Phys. Rev. B Vol. 91 (2015) p.094419. 高周波スパッタ 1. K. Teii, H. Ito, N. Katayama, S. Matsumoto, Effect of the Hexagonal Phase Interlayer on Rectification Properties of Boron Nitride Heterojunctions to Silicon, J. Appl. Phys., 117, 055710, 1-6 (2015). ― 60 ― 関 係 委 員 九州大学中央分析センター委員会委員(平成 26 年4月~平成 28 年3月) 委 委 員 長 セ ン タ ー 長 教 授 島 ノ 江 憲 剛 員 伊 都 分 室 長 教 授 古 田 弘 幸 長 教 授 高 松 洋(*) 総合理工学研究院長 教 授 原 田 明(*) 理 教 授 渡 部 行 男 教 授 徳 永 信 教 授 今 任 稔 彦 教 授 岸 田 昌 浩 院 教 授 下 田 満 哉 比較社会文化研究院 教 授 狩 野 彰 宏 医 学 研 究 院 教 授 康 東 天 歯 学 研 究 院 教 授 清 島 保 薬 学 研 究 院 教 授 王 子 田 彰 夫 芸 術 工 学 研 究 院 教 授 浦 濱 喜 一 システム情報科学研究院 教 授 興 雄 司 総 合 理 工 学 研 究 院 教 授 大 瀧 倫 卓 応 用 力 学 研 究 所 教 授 新 川 和 夫 先導物質化学研究所 教 授 横 山 士 吉 工 学 部 等 事 務 部 長 事務部長 藤 野 充 幸 筑 紫 地 区 事 務 部 長 事務部長 吉 田 隆 男(*) 工 学 学 研 究 研 院 究 院 〃 工 学 研 究 院 〃 農 学 研 究 (*) 平成 27 年4月1日~平成 28 年3月 31 日 九州大学中央分析センター運営委員会委員(平成 26 年4月~平成 28 年3月) 委 委 員 長 セ ン タ ー 長 教 授 島ノ江 憲 剛 員 伊 都 分 室 長 教 授 古 田 弘 幸 理 学 研 究 院 教 授 徳 永 信 薬 学 研 究 院 准教授 濱 瀬 健 司 工 学 研 究 院 教 授 今 任 稔 彦 システム情報科学研究院 准教授 吉 田 敬 総 合 理 工 学 研 究 院 准教授 高 曽 徹 農 学 研 究 院 教 授 松 井 利 郎 歯 学 研 究 院 准教授 都 留 寛 治 先導物質化学研究所 教 授 横 山 士 吉 ― 61 ― 中央分析センター伊都分室委員会委員(平成 26・27 年度) 委 員 長 分 工学研究院委員 ( 環 室 長 教 授 古 田 弘 幸 市 ) 教 授 島 岡 隆 行 系 ) 准教授 森 英 男 学 ) 准教授 星 野 友(*) ( 応 用 化 学 ・ 機 能 ) 准教授 中 野 幸 二 ( 応 用 化 学 ・ 分 子 ) 准教授 森 健 ( 地球資源システム工学 ) 教 授 笹 木 圭 子 ( 材 学 ) 准教授 佐 藤 幸 生 学 ) 教 授 高 橋 厚 史 ( 海 洋 シ ス テ ム 工 学 ) 准教授 後 藤 浩 二 ( エネルギー量子工学 ) 准教授 稲 垣 八穂広 システム情報科学研究院委員 准教授 吉 田 敬 人間環境学研究院委員 准教授 小 山 智 幸 准教授 石 橋 純一郎 准教授 古 賀 誠 人 教 授 松 井 利 郎 生命機能科学部門 准教授 中 山 二 郎 中央分析センター運営委員会工学研究院委員 教 授 今 任 稔 彦 境 ( 機 械 ( 化 ( 航 理学研究院委員 都 学 工 料 空 宇 工 宙 工 地 球 惑 星 科 学 部 門 生 物 科 学 部 門 農学研究院委員 生 命 機 能 科 学 部 門 (*) 平成 27 年4月1日~平成 28 年3月 31 日 九州大学中央分析センターの職員 セ ン タ ー 長 教 授 島ノ江 憲 剛( 兼 任 ) 伊 都 分 室 長 教 授 古 田 弘 幸( 兼 任 ) 助 教 三 浦 好 典( 筑 紫 地 区 ) 助 教 渡 辺 美登里( 伊 都 地 区 ) 教務員 岩 永 知 奈( 伊 都 地 区 ) ― 62 ― 中央分析センター業務記録 (自平成 26 年 12 月 1 日~至平成 27 年 12 月 31 日) (1) 中央分析センター運営委員会 平成26年12月18日(木)(書面回議) 平成27年1月24日(土)(書面回議) 平成27年3月9日(月)(書面回議) 平成27年3月27日(金)(書面回議) 平成27年6月30日(火) 平成27年9月11日(金)(書面回議) 平成27年10月26日(月) 平成27年12月9日(水)(書面回議) (2) 中央分析センター委員会 平成27年1月4日(日)(書面回議) 平成27年1月27日(火)(書面回議) 平成27年3月13日(金)(書面回議) 平成27年4月3日(金)(書面回議) 平成27年7月13日(月)(書面回議) 平成27年9月18日(金)(書面回議) 平成27年11月6日(金)(書面回議) 平成27年12月17日(木)(書面回議) (3) センター報告及びセンターニュースの発行 中央分析センター報告32号、中央分析センターニュースVol.33 No.4と Vol.34、No.1~No.3、を発行しました。 (4) 平成27年度国立大学法人機器・分析センター協議会 この会議が平成27年11月27日(金)、コンパルホール300会議室(大分市府内町1-5-38)にて開催されました。 (5) 分析基礎セミナー、講習会、ワークショップの開催 行 事 名 開催日 場 所 X線光電子分光装置講習会① H26.12.9 九州大学中央分析センター102号室 X線光電子分光装置講習会② H27.10.22 九州大学中央分析センター102号室 第88回分析基礎セミナー 「実践機器分析・機器の活用① H26.12.3 伊都キャンパス工学部第14講義室 第89回分析基礎セミナー 「実践機器分析・機器の活用② H26.12.11 伊都キャンパス西講義棟第3講義室 第90回分析基礎セミナー 「プロに学ぶ・走査電子顕微鏡」 H27.4.22 伊都キャンパス工学部大講義室 ― 63 ― 第91回分析基礎セミナー 「プロに学ぶ・X線分析」 H27.5.14 伊都キャンパス西講義棟第4講義室 第92回分析基礎セミナー 「プロに学ぶ・分光分析」 H27.5.28 伊都キャンパス西講義棟第4講義室 第93回分析基礎セミナー 「プロに学ぶ・無機元素分析」 H27.6.11 伊都キャンパス西講義棟第4講義室 H27.6.25 伊都キャンパス西講義棟第4講義室 第95回分析基礎セミナー 「プロに学ぶ・NMR,質量分析」 H27.7.9 伊都キャンパス西講義棟第4講義室 第96回分析基礎セミナー 「プロに学ぶ・単結晶X線解析」 H27.9.17 伊都キャンパス工学部第12講義室 第97回分析基礎セミナー 「プロに学ぶ・物性測定」 H27.10.21 伊都キャンパス西講義棟第4講義室 第98回分析基礎セミナー 「プロに学ぶ・薄膜、界面測定」 H27.11.18 伊都キャンパス西講義棟第4講義室 第99回分析基礎セミナー 「プロに学ぶ・ナノイメージング技術」 H27.12.16 伊都キャンパス西講義棟第4講義室 第22回分析センターワークショップ 「エネルギー分散型蛍光X線分析装置」 H27.5.15 伊都キャンパスウエスト3号館203室 第23回分析センターワークショップ 「マルチチャンネル赤外顕微鏡」 H27.5.29 伊都キャンパスウエスト3号館205室 第94回分析基礎セミナー プロに学ぶ・表面分析」 ― 64 ― 九 州 大学 中 央 分 析センター報 告 第33号 平成28年2月15日発行 九州大学中央分析センター(筑紫地区) 〒816 - 8580 福岡県春日市春日公園6丁目1番地 TEL 092-583-7870( 内線93-7362) FA X 092-593-8421 九州大学中央分析センター伊都分室(伊都地区) 〒812 - 8581 福岡市西区元岡744番地 TEL 092-802-2857 FA X 092-802-2858 ホームページアドレス http://www.bunseki.kyushu-u.ac.jp/bunseki/ 印刷所 福岡市中央区港2丁目11番8号 アイメディア株式会社
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