【1.社会貢献寄付信託】 個人寄付の現状や関心度合い、寄付に際しての

【1.社会貢献寄付信託】
個人寄付の現状や関心度合い、寄付に際しての懸念事項を調査し、信託の活用ニーズ
についても調査をしております。
結果、以下の通り、寄付についての課題が浮かび上がっており、これを解消する信託
商品に対する大きなニーズが寄せられています。
<調査概要>
調査対象 :世帯貯蓄残高・投資残高1,000万円以上の世帯
調査方法 :インターネット調査
サンプル数 :4,500件、回収数:1,677件(回収率:37.3%)
<寄付の現状把握>
 これまでに1万円以上の寄付の経験がある人の割合:31.4%
<今後の寄付意向>
〈寄付に対する関心〉
 今後寄付をしたいと考えている人:73.9%
このうち、
・積極的に寄付をしたい
: 5.6%
・寄付したいと思う団体があれば寄付したい:68.3%
⇒わが国でも、寄付に対する関心は高く、潜在的寄付者は多い
〈寄付をしていない理由や今後寄付をするにあたって重視する点〉
 寄付をしていない理由:
「寄付金が確実に支援に使われるかわからない」
:61.8%
「どこに寄付すればよいかわからない」
:13.1%

寄付を始める際に重視する点:
「寄付金の使途や活動内容の報告を受けられる」
:64.4%
「税制上のメリット」
:37.4%
「手続きが簡単」
:29.0%
⇒「寄付金がどのように使われたかを知りたい」という声が圧倒的
以上より、我が国の寄付の現状については、以下のような点が調査結果から浮かび上が
りました。
◆寄付に関する関心は高い(約7割の人が寄付したい)が、
◆「寄付金の使途が不安」「どこに寄付すればいいかわからない」という理由から、
寄付にまで至っていないと推測される。
<具体的な商品内容に関するアンケート結果>
以下の2種類の商品についてアンケートを実施。
新商品A:複数年にわたって非営利団体に寄付のみを行う商品
新商品B:信託期間中は信託財産から年金的に受取り、死亡後または一定期間終了後
の残余財産が寄付される商品(米国のチャリタブル・リメインダー・トラス
ト類似商品)
※いずれの商品も、金融機関作成のリストから寄付先を選択し、金融機関を通じ
て寄付者は寄付金活用報告を受けることが可能。
〈新商品A〉
 利用したい:16.8%
⇒利用したい理由:
・「寄付金の活用報告が確実に受けられる」
:52.9%
・「金融機関が選んだ寄付先の団体であれば信頼できる」 :30.6%
・「寄付先を自分で探す手間がかからない」
:27.2%
〈新商品B〉
 利用したい:13.9%
⇒利用したい理由:
・「年金という安心感と社会貢献を一つの商品で実現できる」
:65.6%
・「金融機関が選んだ寄付先の団体であれば信頼できる」
:33.7%
・「寄付先を自分で探す手間がかからない」
:28.2%
以上より、具体的な商品についても、以下のような点が明らかになっております。
◆寄付を目的とするような信託商品については大きなニーズがあり、
◆またその理由としては、「寄付金の使途が不安」「どこに寄付すればいいかわから
ない」といった、寄付をしていない理由に対して有効な解決手段を提供できる点
などが評価されている。
【2.教育資金贈与信託】
祖父母から孫への教育資金援助の実態や今後の援助意向を調査し、教育資金援助にか
かる信託の活用ニーズについても調査しております。
結果、以下の通り、孫の教育資金について贈与したい祖父母の強いニーズが浮かび上
がるとともに、これを確実に実現する信託商品に対する大きなニーズが寄せられてい
ます。
<調査概要>
調査対象 :50歳以上の既婚者
調査方法 :インターネット調査
サンプル数:10,000件、回収数:3,013件(回収率:30.1%)
<孫への教育資金援助の現状>
 子ども世帯に対して孫のための経済的援助をしている:18.1%
このうち、教育費を援助している:26.4%
<今後の孫への教育資金援助の意向>
 子ども世帯に対して孫のための経済的援助意向がある:40%
(住宅取得費用援助より孫への援助意向の方が高い)
このうち、教育費の援助意向がある:42.8%
以上より、我が国の教育資金援助にかかる現状については、以下のような点が調査結果
から浮かび上がりました。
◆子ども世帯への援助の中でも、孫のための経済的援助、特に教育資金の援助を考
えている割合が非常に多くなっている。
<具体的商品内容に関するアンケート結果>
以下の商品についてアンケートを実施。
商品内容:大学卒業までといった将来分を含めた教育資金を一括で贈与税を課税さ
れずに贈与できるが、一方で、孫への金銭の払出については教育費に限定
し他の目的に利用できない商品。
 利用したい:28.5%
 利用したい理由:
・「他の目的ではなく確実に孫の教育資金に使ってもらえる」 :49.3%
・「贈与税の優遇措置が受けられるから」
:47.4%
・「自分の死後も相続人に分散せず孫の教育資金となるから」
:25.8%
以上より、具体的な商品についても、以下のような点が明らかになっております。
◆祖父母から孫への教育資金援助に信託を活用することについては大きなニーズが
あり、
◆その理由としては、死亡後も含めて「確実に孫の教育資金に利用される」点などが
評価されている。