特 記 仕 様 書

特 記 仕 様 書
1.
件
名
病理システムの更改
2.
導入するシステムに備えるべき技術的要件(性能、機能に関する要件)は次のとおり
である。また、今回導入するシステムは、全て自社開発したシステムであり、当セン
ターと同等規模(500 床以上)の病院へ複数導入実績があること。
I.
ア
基本機能および機器構成について
機器・基本ソフトウェア構成
基本要件については病理検査を支援する機能を有する、クライアント・サーバシ
ステムであること。サーバの構成について、以下の機器および必要な周辺機器で
構成されること。ハードウェアは以下の仕様を満たす、標準的な PC サーバである
こと。
(1) サーバラックは当センターにて準備する他社システムが格納されているラッ
ク内に設置することとする。
(2) サーバ構成は、メインサーバ・バックアップサーバ・無停電電源装置、その
他必要機器から構成すること。
(3) 17 インチ以上の TFT 液晶カラーモニターディスプレイを備えたコンソールユ
ニット準備すること。
(4) キーボード、マウスを備えていること。
(5) 4 チャンネル以上のディスプレイ・キーボードセレクタにより、サーバの切り
替えができること。
(6) 格納するサーバを制御できるサーバスイッチを導入すること。
(7) CPU はインテル Xeon E5-2640 2.50GHz 相当以上であること。
(8) メモリは 16GB 以上であること。
(9) ハードディスクは RAID5 もしくは RAID10 構成であること。実効 1.8TB 以
上であること。ホットスペアディスクを有すること。"
(10) リムーバブルメディアは CD ドライブまたは同等以上のデバイスを接続でき
ること。
(11) 各サーバに対して、ファンの冗長化を行うこと。
(12) 各サーバに対し、無停電電源装置を設置し、予期せぬ電源遮断に対しても5
分以上電源を確保し、安全に終了処理が行える状態を維持すること。
(13) 無停電電源装置は、共有での利用とはせず、各サーバ機器等に対して設置す
ることとし、1Uで搭載可能な無停電電源装置を導入すること。
(14) 各サーバに対して電源ユニットの冗長化を行うこと。
1 / 19
(15) LAN は 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T 自動切替であること。
イ
基本ソフトウェア構成
ソフトウェアについては以下の要件を満たすこと。
(1) 基本ソフトウェアは Windows Server 2008 R2 もしくはそれ以降のバージョ
ンで安定稼働可能な基本ソフトウェアであること。
(2) データベース・ソフトウェアは Microsoft SQL SERVER 又は Oracle 11g
Standard Edition(ユーザ数制限なし) 、もしくはそれ以降のバージョンの
データベース・ソフトウェアであること。
(3) アプリケーション・ソフトウェアは本仕様を満たす機能を提供する、サーバ・
アプリケーションがインストールされていること。
ウ
クライアント構成
クライアント端末は以下の要件を満たすこと。ただし、電子カルテシステム端末
(34台)に相乗りして利用できることとするため、準備する端末は2台とする。
端末の種類は当センター担当者と協議の上、決定すること。
(1) CPU:デスクトップ型は Core i5 3.00GHz 以上、ノート型は Core i5 3.00GHz
以上であること。
(2) メモリは 8GB 以上であること。
(3) ハードディスク:デスクトップ型は 160GB 以上、ノート型は 160GB 以上で
あること。
(4) リムーバブルメディアは CD-RW/DVD-ROM コンボドライブまたは同等以上
のデバイスを接続できること。
(5) LAN は 10BASE-T/100BASE-TX/1000BASE-T 自動切替であること。
(6) ホイールマウスもしくは光学マウスを有すること。
(7) デスクトップ型のモニターは、21.5 インチワイドモニタ(解像度はフル HD
以上)以上であること。
(8) ノート型のモニターの解像度は、FULL HD 1920×1080 以上であること。
(9) ソフトウェアについては以下の要件を満たすこと。
(10) 基本ソフトウェアは Windows 7 Professional(64bit)以上であること。
(11) 端末については Microsoft 製 Office2013(Word、Excel、PowerPoint)、もし
くはそれ以降のバージョンがインストールされていること。
(12) アプリケーション・ソフトウェアは本仕様を満たす機能を提供するクライア
ント・アプリケーションが、各クライアントに一式ずつインストールされて
いること。
(13) リカバリメディアを添付すること。
2 / 19
エ
クライアント接続機器(機器構成・機器仕様・台数)
クライアント接続機器の仕様について各クライアントに接続される接続機器は、
以下の仕様を満たすこと。
(1) ラベルプリンタについては以下の要件を満たすプリンタを2台準備すること。
(ア) 印字方式は感熱方式/熱転写方式兼用であること。
(イ) 解像度は 12dot/mm(305dpi)以上であること。
(ウ) 印字速度は 100mm/秒(4 インチ/秒)以上であること。
(エ) 印字有効エリアは最大 長さ 400mm×幅 104mm であること。
(オ) QR コード、マイクロ QR コードに対応していること。
(カ) インターフェースは USB または LAN であること。
(2) ガラス印字プリンタについては以下の要件を満たすプリンタを3台準備する
こと。
(ア) 印字方式は熱転写方式であること。
(イ) 印字速度は スライドガラス 約1分/10 枚であること。
(ウ) 印字品質は水、アルコール、キシレンに耐性があること。
(エ) バーコードの種類は、1 次元、2 次元が対応できること。
(オ) 印字ドット密度は 12 ドット/mm であること。
(カ) インターフェースは、USB またはLANであること。
(3) 小型ガラス印字プリンタについては以下の要件を満たすプリンタを1台準備
こと。
(ア) 印字方式は、熱転写方式であること。
(イ) 印字速度は スライドガラス 約 1 分/約 10 枚であること。
(ウ) 印字品質は水、アルコール、キシレンに耐性があること。
(エ) バーコードの種類は、1 次元、2 次元が対応できること。
(オ) 印字ドット密度は 12 ドット/mm であること。
(カ) インタフェースは USB または LAN であること。
(キ) ミクロトームの横に設置できるコンパクトサイズであること。
(4) カセット印字プリンタについては以下の要件を満たすプリンタを1台準備す
ること。
(ア) 印字速度は最大 6 カセット/分であること。
(イ) 印字方式は、レーザー方式であること。
(ウ) セットできるカセットの数は、8 本のマガジンに各 45 個収納できること。
(エ) 印字カセットがトレイに並んで排出されること。
(5) イメージスキャナは以下の要件を満たすイメージスキャナを1台準備するこ
と。
(ア) 読取方式読取ヘッド移動による原稿固定読取方式であること。
(イ) 解像度は 4800dpi 以上であること。
(ウ) 用紙サイズは最大 A4 まで読み取れること。
3 / 19
(エ) インターフェースは USB であること。
(オ) オートドキュメントフィーダが付属していること。
(カ) 依頼書に記載するバーコードを読み取れること。
(6) バーコードリーダは以下の要件を満たすバーコードリーダを36台準備する
こと。
(ア) ニ次元バーコードの読み取りが可能であること。
(イ) ハンドフリースタンドが付属していること。
(ウ) 利用用途が異なる場合、当センター担当者と協議の上、機種を決定する
こと。
(7) ペンタブレットは以下の要件を満たすペンタブレットを2台準備すること。
(ア) 21.5 型相当の表示サイズがあること。
(イ) 解像度は 1920×1080 ドット(16:9)以上であること。
(ウ) USB接続によりクライアント端末より利用できること。
(8) コンパクトデジタルカメラは以下の要件を満たすコンパクトデジタルカメラ
を2台準備すること。
(ア) 1600万画素以上の有効画素数であること。
(イ) 防水・防塵・耐衝撃性を備えていること。
(ウ) USB接続で撮影した画像を取り込むことが可能なこと。
(エ) SDカードが利用できること。
(オ) Wi-Fi機能を有するSDカード(16GB)を2個用意すること。
撮影した画像をWi-Fi機能にてタブレットPCおよびPCへ転送可
能なこと。但し、病理システム内でのみ利用できること。
(9) Wi-Fiルーターは以下の要件を満たすWi-Fiルーターを2台準備す
ること。
(ア) 無線LANの規格として、IEEE802.11n / IEEE802.11g / IEEE802.11b
に準拠していること。
(イ) TCP/IPプロトコルに準拠していること。
(ウ) WPA2-PSK(AES/TKIP)
、WPA-PSK(AES/TKIP)
、WPA/WPA2 mixed
PSK、WEP(128/64bit)
、Any 接続拒否、プライバシーセパレーター、MAC
アクセス制限に対応していること。
オ
機器・ハードウェア構成
(1) サーバ2台(メインサーバ・バックアップサーバ)
(2) 無停電電源装置2台(各サーバに1台ずつ)
(3) クライアント ライセンス36台分
(当センターにて準備した電子カルテ端末に相乗り34台、専用端末2台)
II. 病理システムとして、以下の要件を満たすこと。
4 / 19
ア
共通機能
(1) 当院との協議により、必要な場合は、電子カルテシステムからシングルサイ
ンオンにて病理診断業務支援システムを利用できること。
(担当ベンダーと調
整し、連携情報の確認を十分行うこと。
)
(2) 端末へのログインに際してはユーザ名、パスワードなどによる認証をおこな
うこと。
(3) 利用権の設定により、システムの利用可否を制御できること。
(4) 職種等にアクセス制限(更新,参照等)が設定できること。
(5) 患者属性情報は、電子カルテシステムから取得し表示できること。(担当ベン
ダーと調整し、連携情報の確認を十分行うこと。
)
(6) 電子カルテシステムから、病理検査オーダ情報を受信できること。(担当ベン
ダーと調整し、連携情報の確認を十分行うこと。
)
(7) 受付、実施情報を電子カルテシステムへ送信できること。(担当ベンダーと調
整し、連携情報の確認を十分行うこと。
)
(8) 受付、実施情報、結果情報、レポート情報を内視鏡システムへ送信できるこ
と。
(担当ベンダーと調整し、連携情報の確認を十分行うこと。)
(9) タブレットPCにて、タブレット専用システム画面が稼動出来る事。
(10) 進捗状況一覧表示で、進捗状況の確認が行える事。
(11) 手動で進捗状況の変更が出来る事。
(12) WINDOWS 8.1 及び Windows 10 に対応している事。
(13) ユーザ毎にセキュリティーレベル(権限)を与えられる事。
(14) タブレットPCでもピンチイン、ピンチアウトする事によりシステムを見や
すく動作させる事が出来る事。
イ
組織診(組織診・受付処理・到着確認)
(1) 病理組織の受付入力は以下の項目を指定できること。(患者情報、担当医、依
頼科、診療科、病棟、依頼臓器、臨床診断コード、依頼コメント、依頼情報(通
常、迅速、他院標本) 等)
(2) 検査情報一覧(表形式)から受付入力への連動が可能であること。(一覧表示
から該当データを選択し、受付入力へ展開すること)
(3) 患者ID番号のない患者の受付入力ができること。
(4) 依頼臓器を最大30臓器以上、登録できること。
(5) 依頼臓器の採取方法が指定できること。
(6) 臨床診断コード(病名コード)とフリーコメントの登録ができること。
(7) 依頼書(申込書)の電子保存(画像取り込み)ができること。(※検体への割
付は自動で行うこと。
)
(8) 任意に検体バーコード出力が可能であること。印字フォーマットは変更可能
なこと。
5 / 19
(9) 組織診の種別番号は年の通し番号とすること。
(10) 受付画面で既往歴の参照が出来ること。昇順、降順に並び替えられること。
(11) 臓器種別名の変更、追加、削除が出来る事。
(12) 検体コメントの入力が出来ること。フリー入力も可能なこと。
(13) 受付画面で既往歴の参照が出来ること。昇順、降順に並び替えられること。
(14) 臓器毎の到着に対応すること。又、検体毎の到着にも対応すること。
ウ
組織診(組織診・切り出し処理)
(1) 検査情報一覧(表形式)から切り出し処理への連動が可能であること。(一
覧表示から該当データを選択し、切り出し処理へデータ展開すること)
(2) 検体バーコード及び、病理部門番号からデータ展開ができること。
(3) マクロ画像を即時取り込めるよう関連付けできること。(※オンラインまた
はメモリカードで画像取り込みができること)。
(4) マクロ画像の画像編集(ペイント入力)機能を有すること。(切り出し線・
ブロック番号・枝番号(数字・英字)・グリッド線・フリーハンドなどの画
像編集ツールを利用できること)
(5) 液晶ペンタブレットから画像編集ができること。
(6) マクロ画像がなくても、フリーペイント(スケッチ形式)で画像入力・編集
ができること。
(7) ブロック数(依頼臓器毎)が登録できること。
(8) マクロ写真を検体に割付ける時に、割付間違えが起きないシステムである事。
(9) HE染色の指示ができること。(画像ペイント入力(ブロック番号)からH
E染色指示の自動入力が可能なこと)
(10) 特殊染色・免疫染色の指示ができること。
(11) 染色セットは無制限に登録出来ること。
(12) 染色セットの順番で染色ラベルが出力されること。
(13) 染色単位でスライドの枚数が指定できること。
(14) 切り出し完了日時・担当医師・担当技師・予定診断医の登録ができること。
(15) 切り出し時に下記の情報が登録できること。(脱灰処理・脱脂処理・標本作
製不能等)
(16) 写真のプリントアウトが自動、手動で管理出来ること。(出力設定も可能で
あること。)
(17) 切出し画面から、作成したブロック、スライドの印字が出来ること。
(18) 既往歴の参照が出来ること。
(19) マクロ画像、フリーペイントの画像編集前、編集後の印刷が出来ること。
(20) カセット、フロストの出力先を変更出来ること。
(21) スキャナーで読込んだ画像を保存して、一覧表示して画像編集出来ること。
(22) 画像編集で、臓器のスケール(長さ)、面積などが測定可能な事。
6 / 19
(23) 数字、アルファベットのブロック番号、枝番号がふれる事。
(24) 免疫染色等の工程管理の為、染色単位で完了状況を管理できるようにするこ
と。またその進行状況を一覧で確認することができるようにすること。
(25) Wi-Fiを使用してタブレットPCを使用して薄切時にカセットを読込
ませて該当するスライドガラスの印字を行えるようにすること。
(26) 免疫染色オーダ時に、会計用用紙を出力出来ること。
エ
組織診(組織診・標本作製ワークシート出力)
(1) 出力指示は以下の項目を指定できること。(すべて・受付日・切り出し日・
染色指示日・病理部門番号・染色分類(特殊染色・免疫染色)等)
(ア) 連続出力範囲・未出力等の指定ができること。
(イ) 出力先プリンタを任意に指定できること。
(ウ) 出力内容は、画面で確認出来ること。
(エ) 出力内容は、EXCEL 形式で保存出来ること。
オ
組織診(組織診・スライドラベル出力)
(1) 出力指示は以下の項目を指定できること。
(受付日・切り出し日・病理部門
番号・染色分類(特殊染色・免疫染色)等)
(ア) フリー入力でスライドラベルが出力できること。
(イ) 連続出力範囲・未出力等の指定ができること。
(ウ) ラベルプリンターから手張りのラベルが出力出来ること。
(エ) スライドラベルにバーコード出力が可能なこと。
(オ) スライドラベルの出力フォーマットは自由に定義できること。
(カ) 染色セットは指定された順番で表示されること。
(キ) 枝番号(ブロック番号)順にラベルが出力されること。
(ク) ラベル印字情報は5行に印字可能であること。
(ケ) 二次元バーコードに対応しているシステムであること。染色セット項
目は指定された順番で出力されること。
カ
組織診(組織診・診断入力)
(1) 検査情報一覧(表形式)から診断入力処理への連動が可能であること。(一覧
表示から該当データを選択し、診断入力処理へデータ展開すること)
(2) 検体バーコード、スライドラベルバーコード及び、病理部門番号からデータ
展開ができること。
(3) 組織診断入力中に以下の項目情報が入手できること。(患者情報、依頼内容、
依頼書画像、マクロ画像、既往歴(詳細表示)等)
(4) デュアル画面、シングル画面の両対応が可能なこと。
(5) 特殊染色・免疫染色の追加指示ができること。
7 / 19
(6) 病理診断及び、病理所見入力時に定型文(データベース・ファイル)からの
入力が可能であること。
(7) 入力中に診断定型文マスタの即時登録,削除、変更が可能であること。
(8) 病理所見入力時に癌取扱規約のパターン化入力が可能であること。
(9) ICD-O 癌取扱規約の変更、削除、追加が診断画面で出来る事。
(10) 診断後、間違え設定によるマスキングが出来る事。
(11) スムーズにミクロ画像が取込める事。この時、パソコンはシステムの相乗り
が出来る事。
(12) スペルチェック機能があること。
(13) 同一患者の過去の診断所見が引用可能であること。他患者も可能であること。
(14) 仮診断・本診断・追加診断(9 診断以上)の登録が可能であること。
(15) 診断の保留・確定の登録操作ができること。
(16) 診断確定時に確定診断医の自動入力(電子署名)ができること。
(17) 診断医の権限レベルによる確定操作のチェック機能を有すること。
(診断医の権限レベルによっては確定操作ができないようにすること)
(18) 診断確定時及び、診断修正時にセキュリティーが確保できること。
(19) 即時に報告書印刷が可能であること。
(20) 病院の癌登録システムと連携可能なこと。
(21) キーワード検索による診断が可能であること。
(22) 報告書のプレビュー機能を要すること。
(23) 顕微鏡デジタルカメラとの連携が出来ること。
(24) 診断文章の強調文字、太字、下線、フォントサイズ、色の変更等が可能であ
ること。
(25) 診断文章の中に、EXCEL の様な枠・セル表示・セル入力が可能なこと。
(26) SNOMED のコード設定が可能であること。
(27) SNOMED のコード化に対応出来ること。
(28) 診断区分・集計区分が選択可能であること。
(29) タブレットPC、WINDOWS での診断入力が出来る事。
(30) 病理診断情報を内科学会報告書のフォーマットに合わせて出力できるように
すること。
(31) 内科学会報告書に出力する「主臨床診断名」と「主病理診断名」の欄は30
文字までとなっている為、報告書作成画面にて「主臨床診断名」と「主病理
診断名」を修正できるようにすること。また、文字数のカウントを行うこと。
(32) 内科学会報告書に搭載する症例は、診療科によって報告対象となるかが分か
れる為、病理システム側の診療科マスタで「内科学会対象」等のチェックを
設け、それに準じて報告対象の標本を計上する等の仕組みを設けること。
(33) 包埋ブロック数の一括登録ができるようにすること。
8 / 19
カ
組織診(組織診・報告書出力)
(1) 組織診の報告書出力が行えること。科別、臓器別、内視鏡別に出力、未出力
が可能であること。
(2) 連続出力範囲・未印刷等の指定が可能であること。
(3) 出力先プリンタを任意に指定できること。
(4) 報告書の出力フォーマットは自由に定義できること。
(5) 依頼書・ミクロ・マクロ画像を報告書へ添付可能であること。
(6) 文字の装飾あり、装飾なしが選べて印刷出来ること。
(7) 報告書には病理医名3名が記載出来ること。
キ
組織診(組織診・帳票出力)
(1) 組織診の受付台帳出力が行えること。印字内容、出力条件はカスタマイズ可
能なこと。
(2) 組織診の結果台帳出力が行えること。印字内容、出力条件はカスタマイズ可
能なこと。
(3) 受付台帳出力は、月別、年度別、年別、四半期別で出力出来ること。
(4) 受付台帳出力結果は、EXCEL ファイルに保存出来ること。
ク
細胞診(細胞診・受付入力)
(1) 細胞診の受付入力は以下の項目を指定できること。
(患者情報、担当医、依頼
科、診療科、病棟、依頼材料、依頼コメント、依頼情報(通常、迅速、他院標
本)等
(2) 受付情報一覧(表形式)から受付入力への連動が可能であること。(一覧表示
から該当データを選択し、受付入力へ展開すること)
(3) 患者ID番号のない患者の受付入力ができること。
(4) 依頼材料から染色セットが自動展開できること。
(5) 染色情報の追加・修正指示できること。
(6) 染色指示単位にスライド枚数の指定ができること。デフォルトはマスタでス
ライド数の設定が出来ること。
(7) 患者付帯情報の入力ができること。
(最終月経・月経周期など)
(8) 依頼書(申込書)の電子保存(画像取り込み)ができること。
(9) 任意に検体バーコード出力が可能であること。
(10) 細胞診の種別番号は年の通し番号とすること。
(11) 1 オーダ、複数材料(5 材料)の受付が可能であること。
(12) 染色セットは1セットにつき染色を 20 種まで登録できること。
(13) 臨床診断コード(病名コード)とフリーコメントの登録ができること。
(14) 検体コメントの入力が出来ること。フリー入力も可能なこと。
(15) 受付画面で既往歴の参照が出来ること。昇順、降順に並び替えられること。
9 / 19
(16) 材料毎の到着に対応すること。又、検体毎の到着にも対応すること。
(17) 免疫染色オーダ時に、会計用用紙を出力出来ること。
ケ
細胞診(細胞診・標本作製ワークシート出力)
(1) 出力指示は以下の項目を指定できること。(受付日・病理部門番号・染色分類
(特殊染色・免疫染色)等)
(2) 連続出力範囲・未出力等の指定ができること。
(3) 出力先プリンタを任意に指定できること。
(4) 出力内容は、画面で確認出来ること。
(5) 出力内容は、EXCEL 形式で保存出来ること。
コ
細胞診(細胞診・スライドラベル出力)
(1) 出力指示は以下の項目を指定できること。(受付日・切り出し日・病理部門番
号・染色分類(特殊染色・免疫染色)等)
(2) 自由入力でスライドラベルが出力できること。
(3) 連続出力範囲・未出力等の指定ができること。
(4) ラベルプリンターから手張りのラベルが出力出来ること。
(5) スライドラベルにバーコード出力が可能なこと。
(6) スライドラベルの出力フォーマットは自由に定義できること。
(7) スライドラベル枚数は材料により、基本枚数が自動で決定できること。
(8) ラベル印字情報は5行に印字可能であること。
サ
細胞診(細胞診・診断入力)
(1) 検査情報一覧(表形式)から結果入力処理への連動が可能であること。(一覧
表示から該当データを選択し、結果入力処理へデータ展開すること)
(2) 検体バーコード、スライドラベルバーコード及び、病理部門番号からデータ
展開ができること。
(3) 細胞診結果入力中に以下の項目情報が入手できること。
(患者情報、依頼内容、
染色情報、依頼書、既往歴(詳細表示)等)
(4) 既往歴の表示は、昇順、降順、組織診、細胞診の組合せで表示可能なこと。
(5) 細胞項目がマスタ化され、結果入力が可能なこと。
(6) 細胞診の判定・所見・付記項目(標本評価・指導コメントなど)が入力でき
ること。
(7) 所見入力時に定型文からの入力が可能であること。
(8) パパニコロウ分類、ベゼスタシステム双方の入力に対応すること。乳腺、穿
刺吸引等の入力形式に対応可能なこと。
(9) 同一患者の過去の診断所見が引用可能であること。
(10) 細胞検査士 1・細胞検査士 2・細胞検査士 3・細胞検査士 4・指導医の診断入
10 / 19
力画面があり、検査士で入力された文面を指導医がコピーできるなどの連携
が考慮されていること。
(11) 診断の保留・確定の登録操作ができること。
(12) 診断確定時に確定細胞検査士・指導医の自動入力(電子署名)ができること。
(13) 細胞検査士の権限レベルによる確定操作のチェック機能を有すること。
(細胞
検査士の権限レベルによっては確定操作ができないようにすること)
(14) 診断確定時及び、診断修正時にセキュリティーが確保できること。
(15) 即時に報告書印刷が可能であること。科別、臓器別に出力、未出力が可能で
あること。
(16) ミクロ画像が即時取り込め関連付けされること。
(※オンラインまたはメモリ
カードで画像取り込みができること)
(17) 報告済みの修正は強制解除出来ず、追加報告によること。
(18) 顕微鏡デジタルカメラとの連携が出来ること。
(19) 報告書のプレビュー機能を要すること。
(20) 診断文章の強調文字、太字、下線、フォントサイズ、色の変更等が可能であ
ること。
(21) 診断文章の中に、EXCEL の様な枠・セル表示・セル入力が可能なこと
(22) 細胞診の一括確定処理が出来ること。
(23) SNOMED のコード設定が可能であること。
(24) SNOMED のコード化に対応出来ること。
(25) タブレットPC、WINDOWS での診断入力が出来る事。
シ
細胞診(細胞診・報告書出力)
(1) 細胞診の報告書出力が行えること。科別、材料別に出力、未出力が可能であ
ること。
(2) 連続出力範囲・未印刷等の指定が可能であること。
(3) 出力先プリンタを任意に指定できること。
(4) 報告書の出力フォーマットは自由に定義できること。
(5) 依頼書・ミクロ画像を報告書へ添付可能であること。
(6) 文字の装飾あり、装飾なしが選べて印刷出来ること。
(7) 報告書には、病理医名3名、細胞検査士3名の記載が出来ること。
ス
細胞診(細胞診・帳票出力)
(1) 細胞診の受付台帳出力が行えること。印字内容、出力条件はカスタマイズ可
能なこと。
(2) 細胞診の結果台帳出力が行えること。印字内容、出力条件はカスタマイズ可
能なこと。
(3) 受付台帳出力は、月別、年度別、年別、四半期別で出力出来ること。
11 / 19
(4) 受付台帳出力結果は、EXCEL ファイルに保存出来ること。
(5) 細胞診認定施設統計出力の為、患者 ID 単位で同じ材料かつ、細胞診と組織診
の両方を検査している標本データだけをリストアップして関連付けができる
ようにすること。
セ
剖検(剖検・受付入力)
(1) 検査指示情報(画像含む)、患者属性情報を電子カルテシステムまたはオーダ
リングシステムから取り込める機能を有すること。
(ア) 検査依頼単位、または、検査依頼一括登録機能を有すること。
(イ) オーダ情報受付時に、同時にオーダ情報の変更ができること。
(2) 剖検の受付入力は以下の項目を指定できること。(被検者氏名、性別、生年月
日、年齢情報、申し込み医(診療科)、死亡日時、剖検日時(死後経過時間)、
感染症、被検者住所、被検者職業、解剖部位、治療歴、臨床診断など)
(3) 受付情報一覧(表形式)から受付入力への連動が可能であること。(一覧表示
から該当データを選択し、受付入力へ展開すること)
(4) 被検者に患者ID番号がある場合、被検者情報の自動入力ができること。剖検
依頼書・承諾書などの電子保存(画像取り込み)ができること。
(5) 剖検の種別番号は、開院時からの通し番号とする。
(6) バーコード読み込みによる到着確認機能を有すること。
(7) 患者情報登録につき下記の機能を有すること。
(ア) 患者番号入力時、患者属性情報を表示でき、登録、訂正する機能を有する
こと。
(8) 受付情報の入力・訂正・削除処理機能を有し、更新履歴管理につき下記の機能
を有すること。
(ア) 履歴管理された情報は容易に参照できる機能を有すること。
(9) 依頼書及びビンに貼ることが可能な,標本番号のバーコードシールを印刷する
機能を有すること。
(10) 受付画面で既往歴の参照が出来ること。昇順、降順に並び替えられること。
(11) 臨床診断コード(病名コード)とフリーコメントの登録ができること。
(12) 臓器重量が入力出来る事。
(13) 治療区分・剖検部位の選択が出来る事。
(14) 各カンファレンス(「オルガンコントロール」、
「スライドカンファレンス」、
「ブ
レインカッティング」、
「神経病理ミクロカンファレンス」、「CPC」)予定の登
録・通知・予定表作成・案内表作成、並びに病理システムユーザーへのメッセ
ージによる通達ができるようにすること。
(15) 各カンファレンス予定情報には開催日時、開催会場を登録できるようにするこ
と。
(16) 剖検機能において、各カンファレンスの実施状況を確認できるようにすること。
12 / 19
(17) 既存システムにある病理解剖データベース機能である「 ANATOMY」と
「GEAD」と同等の機能を設けること。
(18) 剖検受付入力に凍結保存検体名、凍結血清内容の記載が出来ること。
(19) 剖検受付入力に(病理医、技師、捕手、写真技師、見学その他)の記載が出来
ること。
ソ
剖検(剖検・切り出し追加)
(1) 検査情報一覧(表形式)から切り出し処理への連動が可能であること。(一覧
表示から該当データを選択し、切り出し処理へデータ展開すること)
(2) 検体バーコード及び、病理部門番号からデータ展開ができること。
(3) マクロ画像を即時取り込め関連付けできること。
(※オンラインまたはメモリ
カードで画像取り込みができること)。
(4) マクロ画像の画像編集(ペイント入力)機能を有すること。
(切り出し線・ブ
ロック番号・枝番号(数字・英字)
・グリッド線・フリーハンドなどの画像編
集ツールを利用できること)
(5) 液晶ペンタブレットから画像編集ができること。
(6) マクロ画像がなくても、フリーペイント(スケッチ形式)で画像入力・編集
ができること。
(7) ブロック数(依頼臓器毎)が登録できること。
(8) HE染色の指示ができること。
(画像ペイント入力(ブロック番号)からHE
染色指示の自動入力が可能なこと)
(9) 特殊染色・免疫染色の指示ができること。
(10) 染色セットは無制限に登録出来ること。
(11) 染色セットの順番で染色ラベルが出力されること。
(12) 染色単位でスライドの枚数が指定できること。
(13) 切り出し完了日時・担当医師・担当技師・予定診断医の登録ができること。
(14) 切り出し時に下記の情報が登録できること。
(脱灰処理・脱脂処理・標本作製
不能等)
(15) 切り出し時にリンパ節のコメントを手書きでなく、選択して一括で入力でき
ること。
(16) 写真のプリントアウトが自動、手動で管理出来ること。(出力設定も可能であ
ること。)
(17) 切出し画面から、作成したブロック、スライドの印字が出来ること。
(18) 既往歴の参照が出来ること。
(19) マクロ画像、フリーペイントの画像編集前、編集後の印刷が出来ること
(20) カセット、フロストの出力先を変更出来ること。
(21) スキャナーで読込んだ画像を保存して、一覧表示して画像編集出来ること。
(22) Wi-Fiを使用してタブレットPCを使用して薄切時にカセットを読込ま
13 / 19
せて該当するスライドガラスの印字を行えるようにすること。
タ
剖検(剖検・スライドラベル出力)
(1) 出力指示は以下の項目を指定できること。(受付日・切り出し日・病理部門番
号・染色分類(特殊染色・免疫染色)等)
(2) 自由入力でスライドラベルが出力できること。
(3) 連続出力範囲・未出力等の指定ができること。
(4) ラベルプリンターから手張りのラベルが出力出来ること。
(5) スライドラベルにバーコード出力が可能なこと。
(6) スライドラベルの出力フォーマットは自由に定義できること。
(7) スライドラベル枚数は材料により、基本枚数が自動で決定できること。
チ
剖検(剖検・診断入力)
(1) 剖検情報一覧(表形式)から剖検診断入力処理への連動が可能であること。
(一
覧表示から該当データを選択し、剖検診断入力処理へデータ展開すること)
(2) 検体バーコード、スライドラベルバーコード及び、剖検番号からデータ展開
ができること。
(3) 剖検診断入力中に以下の項目情報が入手できること。
(被検者情報、依頼内容、
依頼書、マクロ画像、既往歴(組織診・細胞診の詳細表示)等)
(4) 剖検診断・臓器重量・剖検所見の入力ができること。
(5) 剖検診断及び、所見入力時に定型文からの入力が可能であること。
(6) スペルチェック機能があること。
(7) 剖検輯報の印字が出来ること。
(8) 同一患者の過去の診断所見(組織診・細胞診)が引用可能であること。
(9) 診断の保留(仮診断)・確定の登録操作ができること。
(10) 診断確定時に確定診断医の自動入力(電子署名)ができること。
(11) 診断医の権限レベルによる確定操作のチェック機能を有すること。
(診断医の
権限レベルによっては確定操作ができないようにすること)"
(12) 診断確定時及び、診断修正時にセキュリティーが確保できること。
(13) マクロ画像が即時取り込め関連付けさせること。
(14) 即時に報告書印刷ができること。
(15) キーワード検索による診断が可能であること。
(16) 報告書のプレビュー機能を要すること。
(17) 顕微鏡デジタルカメラとの連携が出来ること。
(18) 診断文章の強調文字、太字、下線、フォントサイズ、色の変更等が可能であ
ること。
(19) 診断文章の中に、EXCEL の様な枠・セル表示・セル入力が可能なこと。
(20) 集計区分が選択可能であること。
14 / 19
(21) タブレットPCでの診断入力が出来る事。
(22) 「ANATOMY」と「GEAD」の情報は各剖検標本情報と関連付けを行う為、
剖検診断画面からそれぞれの機能を起動して情報入力できるようにすること。
(23) 「GEAD」にて管理する26疾患のそれぞれに含まれる判定対象項目は、マ
スタにて追加できるようにすること。また判定は疾患の度合いを数値にて入
力できるようにすること。
(24) 神経病理の診断入力ができるようにすること。
(25) 神経病理の診断入力した内容を印刷できるようにすること。
(26) ANATOMY から診断基準の表を診断入力画面へ添付する事が出来ること。
(27) 神経病理の過去データの全てか一部を病理検査システムに移行する為、サー
バの容量を大きくするのか、NAS などの外付けの HDD を使用するのか検討
して対応することができるようにすること。"
(28) Wi-Fiを使用して解剖室でタブレットPCを使用して入力できるように
すること。
ツ
剖検(剖検・報告書出力)
(1) 剖検診断の報告書出力が行えること。
(2) 連続出力範囲・未印刷等の指定が可能であること。
(3) 出力先プリンタを任意に指定できること。
(4) 報告書の出力フォーマットは自由に定義できること。
(5) 依頼書・ミクロ・マクロ画像を報告書へ添付可能であること。
(6) 文字の装飾あり、装飾なしが選べて印刷出来ること。
テ
剖検(剖検・帳票出力)
(1) 剖検の受付台帳出力が行えること。印字内容、出力条件はカスタマイズ可能
なこと。
(2) 剖検の結果台帳出力が行えること。印字内容、出力条件はカスタマイズ可能
なこと。"
(3) 受付台帳出力は、月別、年度別、年別、四半期別で出力出来ること。
(4) 受付台帳出力結果は、EXCEL ファイルに保存出来ること。
ト
コントロール抗体管理(コントロール抗体管理)
(1) 免疫染色で使用する抗体管理機能を設けること。
(2) 免疫染色の他、蛍光染色の判定入力もできるようにすること。
(3) "抗体管理機能の管理項目は、
「SEQ(連番)
」、
「分類」、
「分類②」、
「略名」
、
「抗
体名」
、
「PF」
、
「希釈倍率」
、
「説明」、
「前処理」、
「コントロール(の有無)」、
「コ
ード番号」
、メーカー名」
、
「有効期限」、「備考」、「検討」とする。
15 / 19
ナ
研究用業務管理(研究用業務管理)
(4) 研究用としての作業実績履歴を管理する為、研究の目的と内容管理する機能を
設けること。
(5) 管理項目は「申込日」、
「提出期限」、「依頼病理医」、「担当技師(6名以上)」、
「ブロック数」、
「HE 枚数」、「特殊枚数」、「目的」、「内容」、「備考」とする。
(6) 入力した情報を元に統計表を作成、出力できるようにすること。
(7) 研究用業務管理の情報は標本情報と関連付ける必要が無い為、病理検査システ
ムとは別のシステムにより実現することでも構わない。但し、「研究依頼病理
医」
、
「担当技師」
、
「臨床医」の属性情報は病理システムの属性情報マスタと同
期すること。
ニ
がん登録システム連携(がん登録システム連携)
(1) インフォコム社に病理診断情報を送信できるようにすること。
(2) インターフェース内容については、担当システムベンダーと十分調整のうえ、
対応すること。
ヌ
問合せ・検索(問合せ・検索)
(1) 臨床からの問合せに即時対応できること。(検査進捗状況が把握できること)
(2) 以下の項目からデータ検索ができること。
(検体バーコード、標本バーコード、
受付日、病理部門番号、患者登録番号、患者氏名(カナ)、診療科、病棟など)
(3) 検索結果が複数の場合は一覧表示から該当データを選択し、詳細表示できるこ
と。
(4) 検索条件のテンプレートが作成出来て、詳細なテンプレートを作成出来ること。
(5) テンプレートによる検索が出来ること。
(6) 全て EXCEL に出力出来る事。
(7) 臨床部門からの病理診断結果照会時に対象病理オーダの結果状況を検索する
機能を設けること。
ネ
問合せ・検索(データ抽出)
(1) 受付日・病理部門番号範囲から、以下の項目よりデータ抽出ができること。
(検
査種別、患者番号、診療科、病棟、依頼医、性別、年齢範囲、臓器/材料、採
取方法、切り出し医、診断確定医、診断区分/判定クラス、診断文字列(複数
指定可能、AND・OR検索可能)、所見文字列(複数指定可能、AND・O
R検索可能)
、集計用設定項目(希少例・学会用・診断困難例・迅速不一致例
等)
)
(2) 抽出結果をディスプレイに出力ができ、画面上で確認ができること。
(3) 抽出結果をプリンタ又は、データ(CSV ファイルなど)に出力ができること。
16 / 19
(4) 精度管理上、抽出結果をランダムに出力ができること。
(5) 検索条件のテンプレートが作成出来て、詳細なテンプレートを作成出来ること。
(6) テンプレートによる抽出が出来ること。
ノ
問合せ・検索(画像データ抽出)
(1) 受付日・病理部門番号範囲から、以下の項目より画像データ(マクロ・ミクロ)
がサムネイル一覧表示できること。(検査種別、臓器/材料、採取方法、診断
文字列(複数指定可能、AND・OR検索可能)、集計用設定項目(希少例・
学会用・診断困難例・迅速不一致例等)
)
(2) サムネイル一覧表示から該当する画像データを選択し、拡大表示・印刷ができ
ること。
(3) 指定した画像データを外部媒体へ出力できること。(JPEG形式のファイル
に出力ができること)
ハ
統計・集計(統計処理及びその他の帳票処理)
(1) 下記の統計・集計処理が出力できること。(日報、月報、年報、年度報、組織
診臓器/依頼元別件数集計、細胞診材料/依頼元別件数集計、組織診保険点数
項目件数集計、細胞診保険点数項目件数集計、組織診Dr別切出し/診断件数
集計、細胞診技師別鏡検件数集計、ブロック数・スライド枚数集計、染色別件
数集計)
(2) 病院独自の集計処理を出力できるシステムを提供できること。(公社病院間統
一集計)
(3) 細胞診共通集計
(4) 全て EXCEL に出力出来る事。
ヒ
貸出管理(貸出入力)
(1) ブロック・標本等の貸出し入力が可能であること。
(2) スライドバーコードより自動入力が可能であること。
(3) 貸出者・返却予定日・コメント・貸出担当者・貸出先施設名などの情報が入力
可能であること。
(4) 貸し出し表などの、印刷が可能な事。
フ
貸出管理(返却処理)
(1) 貸出したブロック・標本の返却入力が可能であること。(返却担当者の入力が
可能であること)"
(2) 標本の場合、スライドバーコードより自動返却入力が可能であること。
(3) 貸出状況の一覧表示ができること。(返却予定日を超過したものなど一覧表示
上から貸出状況が把握できること)"
17 / 19
(4) 返却請求書など、印刷出来る事。
ヘ
借用管理(借用入力)
(1) ブロック・標本等の借用入力が可能であること。
(2) 病理番号、患者氏名などの入力が可能であること。
(3) 借用者・返却予定日・コメント・借用担当者・借用先施設名などの情報が入力
可能であること。
ホ
借用管理(返却処理)
(1) 借用したブロック・標本の返却入力が可能であること。(返却担当者の入力が
可能であること)"
(2) 標本の場合、全返却が可能であること。
(3) 借用状況の一覧表示ができること。(返却予定日を超過したものなど一覧表示
上から借用状況が把握できること)"
マ
WEB照会
(1) 電子カルテシステムから特定の URL を開ける場合、WEBにより病理診断画
像、レポートを参照できること。
(2) 病理検査支援システムから、電子カルテと同じく WEB により病理診断画像、
レポートを参照出来ること。
(3) 病理検査支援システムから、臨床側でレポート参照をしたか確認が出来ること。
(4) 病理支援システムでタブレットPCでの結果参照が出来る事。
(5) 臨床からの結果参照で、患者番号、オーダ番号で参照できる他に、臨床のドク
ターに進捗状況が依頼科毎・主治医毎に参照出来るシステムが標準で装備され
ている事。
(6) 臨床側の病理検査結果の確認漏れを防ぐため、「主治医」、「依頼医」が病理診
断結果を確認したかどうかを管理できるようにすること。"
(7) WEB 参照画面から臨床医が病理レポートを印刷出来るか禁止するか打合せ時
に決定する。
(8) WEB 参照画面の報告者は組織診が病理医3名、細胞診が病理医3名と細胞検
査士3名の記載が出来ること。
ミ
マスタメンテナンス
(1) 各種マスタのメンテナンスが行えること。
ム
その他
(1) 将来の拡張を配慮したシステムを構築できること。(カセット印字機対応、ス
ライド印字機対応、内視鏡との連携、自動免疫装置との連携、バーチャルスラ
18 / 19
イドとの連携)
(2) タブレットPCでシステムが稼動出来る事。
(3) Windows、タブレット混合でのシステム運用が可能な事。
19 / 19