13 “ -. , ・l f l " " ・ o : t J t t " . .山 田 川 " " . . . " " . r I t 1 . , , , , , ・ ・ . . ・ 仰 " " , . . . " " . t I l U " ' ' '. . ,1 1 1 1 . " . . ‘ " . . 1凹 . " , . ." . , sl I J " ' ' ' . . . " " , 州 ! 1m, "U( f < " 町 一 , , , , , f I l y ' . . . . .・ " . . 1 m ' 判 P " " ' " " 樺 太 の 桜 鱒 (o..pzCo.t~今叫ん……ん-u.o..o.t..-.r の生物学的特徴 目白川田 , r r n . . . . " . . ., I s l " " . . . . . . " . . . I U lm' 岡 山 ,r o ) p . A . ト、グーニン(太平洋漁業海洋科学研究所〉 訳大屋善延 1 1 ρ " " ' ., . . " d J U " " " " "I I H J " ' ' ' ' ' " ", I 1W ' ' ' ' ' ' ' ' ' J ' ,・1 1 1 1 '" ・, , , 1, 1 ド. . . . " " . 1 1 1 1 . " . " . . . . " "・ " ' 0 1 " ' " ...."Wll"". " , U/TJ" ' " ' ' ' u . ., , I l 1 J " U I . . ., ,. I H J ' ' ' ' ' ' ' ' ' ' 'Jlr l l J ' ' ' ' ' ' . . . , , , , , ,m J ' ' ' ' n . ., , , , , , . I l f 1 " " " 山 田 ,n " " ' u . . . . IJ l Jn n, ", 文献中には樺太の桜鱒について,ごく 組成は魚類が主体で,主としてホッケ- 一般的に記載されている(ベルグ 1 9 4 0 1 3; ドヴーニン 1 9 6 2 )。 しかしながら若干の pleurogrammusozonusJ ordane t MJfs,太平洋練 Clupeaharengus p a l l a s iCuviョ re tValenciennes, 稀に はサンマ一一一C o l o l a b i ss a j r a ( B r e v o o r t ) ヒシコ Engrau 日sJ a p o n i c u s( S c h l e gd),紅貝 Ammodytest o b i a n u s p e r s o n a t u sG i r a r d などである。ある年 には,桜鱒は甲殻類(最も多く Euphau ・ s i a c e aがみられ, Calanusc r i s t a t u s, Calanust o n s u s,Hyperiidaeなど)を 食 生物学的な指数および特徴から,樺太の 桜鱒は,極東の他の地域の桜鱒とみ;質的 に異っているので,おそらくローカル的 な群に属するものと思われる。 外観的には,仔魚すなわち当歳魚およ び 2 年魚 (L 十〕には体側表面に 8~ 1l の大きな横縞があるが,成魚、では体表か ら銀色の鱗箔が完全にはがれでも縞が全 く認められないということ以外には,エ 4 引が記載してい ル,エス,ベルグ(19 J している。 樺太の河川内への桜鱒の湖上は,上記 る桜鱒と一致しており,産卵時期(河川 中にて〉にだけ,鮮紅色を帯びた縞が再 び現われる。その他雄では僅かに背部に 隆起が見られる。 沿岸帯への出現と略々同時に始まり,盛 期は 6月後半から 7月の前半で,終期は 8月の始めである。 桜鱒は,多くはないが樺太の河川内で は到る所で見られる。しかし南西沿岸地 域〔主にニエヴエリスクーーチェフオフ 特徴を知るため,われわれは 1 9 4 7年から 樺太の河川内 l 乙澗瀞する桜鱒の組成の 1 9 5 3年にかけて,南西沿岸の建網で捕獲 1 1 ) では産業として成立 およびライチシ ) された桜鱒の中から純粋な生物学的分析 0 0 0例以上の資料を得た。 を行うため 1 つ数量が捕獲されている。桜鱒は i 朔河性 これらの材料を処理した結果次の資料 の太平洋鮭鱒中一番先に樺太西岸の南部 が待られた。すなわち雄成魚の体長〔尾 沿岸地帯 l 乙出現(通常 5月の中頃から終 鰭の中央鰭条の先端まで〕は 3 4o ~55cm, 鱒は性的に未成熟で(熟度は雄で 0 . 9, . 8 ),盛に餌を摂っている。餌料の 雌で 3 のように述べている。すなわち《アムー 平均 44.6cm,体重o .6~2. 7kg,平均1.4 りにかけて〉する。この地域の棚上盛期 は 6月の前半で,終期は 6月後半から 7. kg。極東の他の地域では桜鱒は非常に大 きく,エル,エス,ベルク(19 月の始めにかけてである。乙の時期の桜 4 8 ) は次 ル河下流では桜鱒の雄の大きさは 46~67 14 cm,平均56.8cm,体重1.8~3. 2kg, 平 均2.3kg,雌47~62cm,平均 54.4cm,体 第 1表各生活年の終りにおける桜鱒 (粍) の成長 重1.6~3.1kg,平均 2.3kg であり,ポシ エツスク地方(朝鮮との国境付近)では 雌は 52~68cm (平均 61cm ,材料 1 2尾 ) , 間宮海峡に流入するツムニン河の雌では 3 : : : m (最高 71cm),平均体重 4 . 平均体長 6 Okg (最高 6.0kg) である》と。 このように樺太の桜鱒は体長,体重が いちじるしく小さく,それに相応して字 9 0 0 粒 卵数も少く, 739~2683粒, 平均 1 である。しかるに一方アムール産の桜鱒 の苧卵数は ]3 ヨ6~3261 ,平均 3200粒(プ ラウジン 1 9 4 0 ) である。 体長および体重組成ならびに字卵数に おいていちじるしい差異があるにもかか わらず,樺太の桜鱒の性的成熟期に達す る年齢は,他地域の大型魚の性的成熟に 達する年齢と全く同一である。大部分は 3年 (21十〕で産卵期に達し,極く少数 9 のものが 4年 (31十 1)で産卵する。 1 47 年から 1 9 5 3年の間では,僅かに 1950年 にだけ年齢 4歳の魚が全体の 20%, 3年 魚が80%を占めていたにすぎなかった。 1 9 5 0年以前および以後の各年には, 4年 魚が 1~8% 占めていたにすぎなかっ た。鱗から逆算した桜鱒の成長は第 1表 の通りである。 乙見られるように樺太の桜鱒と 第 1表 l アムールの桜鱒との成長のテンポは本質 的に呉る。 雌の産卵は樺太の河川では, 7月の中 頃から 9月の終りまで続き,仔魚、は平均 ),平均体重 17.5g 体 長 11cm (8.5~14. 7 (7.0-39.0) に 達 す る ま で 河 川 内 に 残 る 。 河川から海に降った桜鱒の仔魚、は,そ 捕獲場所 │成長(年) ! 備 I 1 2 I 3 ! 考 4 (樺太) 雄 雌 11 2 8 13 9 0 14 9 9 15 5 0 1われわれの資料 11 2 7 13 8 2 14 8 4 15 2 3 1による (アムーノレ1 ) 雄 雌 I.~~I ~._I , _ ' I N . Navozo 1 2 71 3 1 51 6 5 01-I~~{~v~~よの資 1 口. 11 5 5 13 6 6 15 6 2 15 8 8 1料による の後,岸の近くに留まり,沿岸の建網の 漁獲物中のみならず,岸から多少遠く離 れた建網の漁獲物や,練流網の漁獲物中 に認められることは注目すべきである。 毎年 6月か 7月頃に樺太の南西沿岸で 漁獲物として捕獲される 2年生(11十 〕 3 .5~25. 5cm, の性的未成熟雌魚は体長 1 平均 17.0cm ,体重 30~184g,平均 74g程 度である。この期間中に桜鱒は栄養をと る。その餌料組成の中,甲殻類,ホッケ の稚魚が主体をなしている。 1 9 5 1年の 1 1月1 7日樺太南西岸で i 回瀞練 の捕獲試験を行った際,表層部 (8mま で〕で年齢 2歳 ( 11十),体長 32.5cm , 体重 385gの性的に未成熟の桜鱒雌 1尾の 捕獲が報告されている。 1 9 4 8年 1 2月 3' 1 1 には倖太南西岸1.5I 盟の練建網内で性的 未成熟の 2年 生 の 桜 鱒 が 報 告 さ れ て い る 。 このことは夏および晩秋の期間だけで なく,初冬の時期でも桜鱒がこれら沿岸 回滋することを証明している。 の近くに i 以上要約すれば,次の如く結論するこ とが出来る。すなわち間宮海峡に流入す る樺太の河川内で産卵するため湖として 来る桜鱒は, ローカル的な群であり,そ の冬季の棲息地は樺太南西岸から比較的 近い所,十中八九間宮海峡の南部公海に あると思われる。(道淡水係長〉
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