2010 ＳＥＭ戦略と報酬拡大へのＳＴＥＰ講師：浜本浩二ＳＥＭとは何か？ SEMとは Search Engine Marketing の頭文字を取ったもの直訳では「検索エンジンマーケティング」、分かりやすく意訳すると「検索エンジンを使って上手に集客する手法」と言えます。その中の手法の一つに「PPC」が存在します。PPCとは広告型検索サービスを指します。 PPCとは = Pay Per Click ペイパークリック広告 Overture や Google AdWords、Looksmart の Looklisting、FindWhat といった広告料金を支払う額に応じて検索エンジンの上位に表示できる有料リスティングを指します。 PPCは多くの場合、オークション方式を採用しており広告主は入札を行うことで自由にクリック単価を設定することができます。PPC は SEM を達成するための手段の１つです。 WEBを媒体としたビジネスの展開の法則興味のある人を集める。手を挙げさせる（紙媒体では不可能） ⇒購入してもらう⇒リピート購入もしくは別商品を購入してもらうネットの利便性とは？ ①興味のある人を効果的に集めれる ②欲しい人だけを相手に（特定少数） ③効果が測定できる SEO,PPCなど含めネットを媒体としたビジネスは「ムダ」を省き、接触機会を増やすこと。コストを下げることを念頭に置くと失敗する。自分で何から何までしようとすれば、成長規模は頭打ちになるので限界はある。キーワード市場（SEOやSEM）における分布とワード分類インプレッションが多い＝BIGワード。デメリットは意図が不明確。例）MT4.誕生日プレゼント、結婚式などＳＥＯとＰＰＣどちらが良いの？よくある質問・・・・・・・・・その答えは？！なぜか多くの人は２者択一を好む。ここでの誤りは「どちらかを選ぼう」としている思考。 SEOかSEMの「どちらか」を選ぼうとしている時点で伸び率には限界がある。積極的にSEOも絡ませながらPPCなどのSEM手法も取り入れていけばよい。 SEOだけでもダメであるし、PPCだけでもダメ。バランスと利益額の伸び率を考える。共通すること・・・・インプレッション増加機会損失を起こさないようにすることが大切である。売上500万以上の専業アフィリエイターのアカウント管理月額500万以上を稼いでいる人はどんな運営管理をしているのか？毎月1千万以上売り上げる個人の人って多いのです。そこでどんな方法、管理をしているか教えます。 ⇒ 基本、どんぶり勘定です。アカウントを複数持ち、利用額と報酬額を見比べプラスが出ているかどうかを見ている。承認サイクル、承認スピードにシビアである。クレカが止まれば、資金が解ければ終焉・・・・必ずクレカは2枚もちたい。お薦めはアメックスのビジネスカードなど。実践編 • PPCを始める前に知っておくべきことＰＰＣの現状アドワーズ・・・・大量ワード入札禁止オーバーチュア・・・・ＣＰＲの高騰 PPC基本用語 CTR･･Click Through Rate（クリック・スルー・レート）の略。クリック率。広告がクリックされた割合。 CVR･･Conversion Rate。ウェブサイトへのアクセス数（＝ページビュー）、またはユニークユーザーのうち、何割がコンバージョン（商品購入や資料請求などの、ウェブサイト上から獲得できる最終成果）に至るかの割合を示す指標。訪れたユーザー1000人のうち、実際に商品を購入したユーザーが50名いたとすれば、その広告のCVRは〔50÷1000＝0.05〕で5 パーセントであることになる。 CPR・・CPRとは、広告宣伝費の費用対効果を示す指標の一つで、1件の問い合わせを獲得するために使用した広告宣伝費のこと。例えば、100万円の広告宣伝費で、5,000件の問い合わせが発生するプロモーションを行った場合、このプロモーションの CPRは、200円ということになるアドワーズが以前は猛威を奮っていた（コンテンツマッチ）が最近ではアフィリエイトサイトを除外する方向に。そのためオーバーチュアへの流出が起こっている。この流れは今後も同じであろう。 PPCとは投資型アフィリエイトであり、投資マインドが低いものは生き残れない。 PPCアフィリエイタトで100万売り上げる為にこんな人はPPCをやってはいけない 1.PPCの基本操作がわからない（オーバーチュア講座で十分学べる） 2.1円も損したくない（絶対に利益を膨らませることができない理由の１つ） 3.資金が乏しい（月額10万円程度の資金でどうにかなる市場ではない）アンカリング効果により「ほとんどの人は失敗もしくはヤメる」という行動を取ります。ここが大きな違いであり、結果を左右します！各ステージごとにリターンは変わってくるという事実を事前に知る法則：期待する売上利益は原則として広告費に比例する１）3万の広告費で6万の売上。利益は3万だから倍になってかえってきた！２）5万円を投じたら、利益は75,000円だった。利益は25,000円。費用対効果が落ちたな・・・３）継続し10万で15万円の売上。利益は5万だった。 ①が実は一番困難。･･･にも拘わらず一番HOTな市場である。だから稼げない。初心者はここにずーっと拘る。そこで商材等を買いあさり一攫千金を見るが、現実的には全く伸びない。広告費5万円で15万円の売上げ！広告費3万円で10万円GET!！･･･などの類。困難な理由・投資の2倍以上がリターンできるプログラムがそもそも少ない・自分だけが見つけたとしてもリスクがある・PPCアフィリエイト自体が過渡期にある・広告費をかけない事を最優先する思考なのでキーワード入札数も限られる・広告費について理解が浅いので、大きな機会損失を抱える２が重要なポイントとなる。少ない金額で売上をあげるのは困難な時期であることを認識しよう PPC（オーバーチュア編）攻略とポイントクリック率と入札単価が掲載順位に影響（品質スコア）ただし･･これはあくまでも「競合ひしめく場合」という事が前提である。品質スコアが１でもTOP掲載されるワードはいくらでもある！札束を燃やす事ができるか？？？？リスクを避けるものに「リターン」は存在しない。リターンを得るもの・人は「リスクをコントロール」できる人である。 PPCをはじめる前に全体像を知りステップを練るリターンが1.2∼1.5倍程度になっているなぜこのような市場になってしまったか？・リスティング規制・顕著なトレンド（アフィリエイター）・ＯＰＮＥの案件にはアフィリエイターが飛びつくマスカラの例アービトラージ（裁定取引）・・アービトラージとは市場のゆがみを利用し、同じ価値を持つ商品の価格差を利用して利鞘を稼ぐこと。比較的低いリスクで収益機会を狙うことができる。アービトラージは、右から左に商品を流すだけで、ノーリスクに見えますし、実際にそれなりの収益を確保できるため、アービトラージ専門の市場参加者（アービトラージャー）も存在します。しかし、アービトラージで成功するためには、３つの条件がある。（1）特定の市場・商品に関して他の参加者より情報収集が容易（2）豊富な資金力と取引ツールを持つ（3）万が一取引が途中で不成立になっても、損害を回避する手段がある長期的に費用対効果が必ず落ちてくるという真実を受け止める。時間の経過に伴い収益の幅が縮小してくるという事。この事を理解しておかないとPPCをやっても無駄である。打開策の一例：いわゆるキーワード大量戦略。「新規」でどんどんグループを作成。プログラム探し。 PPCの基本グルーピングが重要（キャンペーン）クリック率が重要（クリエイティブ文）テストが重要ネットの醍醐味は「可視化である」 SEOもPPCも定義は同じ！テストを途中でやめたり、途中で離脱するから「PPC」で利益があげられない。 PPC管理画面の構造（オーバーチュア）アカウント広告グループ広告構成はgoogleアドワーズでも同じ。構成を覚える！基本の質問:品質スコアもしくは品質インデックスはどこに影響されますか？アカウントの部分一致、完全一致について。部分一致と完全一致を正しく理解する部分一致でキーワードを登録するメリットインプレッション数が増える想像できないキーワードで検索をかける見込みユーザーに訴求できる部分一致でキーワードを登録するデメリットインプレッション数が増えすぎる関係のないユーザーにまで訴求してしまう可能性がある。完全一致でキーワードを登録するメリット自分が想像した見込みユーザーにピンポイントで訴求できる広告費の消化が少ない完全一致でキーワードを登録するデメリットインプレッション数が極端に減り、チャンスロスに繋がる想像できないキーワードで検索をかける見込みユーザーに訴求できない（たとえば・・・・）ダイエット足やせで完全一致ダイエットで部分一致同じ入札額ならどうなる？セイコウスルPPC戦略 1日の予算絶対に設定しない⇒機会損失、予算を按分して消化してしまう危険性。複数のクリエイティブを作成し、必ず広告表示最適化をOFFにする！品質スコアをあげるには「入札単価」をあげるか「クリック率」を上げるしかない！資金があれば入札価格をある程度あげれるだろう。その後、入札額を下げていく。それが無理ならクリック率をあげる事を心がけるべき（クリエイティブ、ライティングが重要）誰もいない市場を見つけることで独占的な市場とする（関連ワード） 30万くらい捨てる覚悟で取り組むその他：SEOのテストとして使う予算設定 • おおよそ月に10万円の広告費がかかるこの場合に予算設定を月5万円に設定する。そうなるとどうなるだろうか？ ⇒毎日12時間だけ表示される。機会損失の発生を招き、コンバージョンもとれない。。。リスクを避ける • リスクは避けてはいけない • リスクはコントロールするものである。 PPCで言えばグルーピング（同じ籠に入れない）やSEOで言えば水平展開がその一例。キーワードの分散投資クリエイティブを極める • クリック率があがれば低単価で集客可能 • オーバーチュアタイトル15 本文33 • アドワーズタイトル12 本文 34 • 全て３の倍数で構成されている。その理由は？⇒読視野 3秒÷0.2秒×3文字＝45文字 • 大人気ネットで話題の洗顔石けんクリック率向上 • タイトルイン • ABスプリット • 主文：感覚か？事実か？スモールワードで出稿 • スモールワードのCVR ３％ • ビッグワードのCVR ０．５％と仮定する。発生タイムラグ • ここにエクセル LPOの基本 PPC広告で成功する法則は、利益を拡大する仕組みをいかに早くつくれるかがポイント。設定した目標を下回っていれば、最小限に傷口をとどめ、上回っている場合は積極的に効果が続く限り、広告に資金をつぎ込むフローが重要となる