(2)高齢者の安否確認について 玄関フードに鍵がかけられ、チャイムは押せない。 窓を叩くが応答無い。民生委員が息子の連絡先を記録しており、連絡を取り、 留守電に入れる。 お嫁さんから昼近くに電話があり「車庫に車があれば、家にいる可能性が高い ので、窓を割って入って下さい。合鍵を持っているが JR なので時間がかかる」 車庫に車があるのを確認。付き合いのある近所の女性が呼びかけると、中から 返事があり、寝室の窓を開け鍵を渡してくれ室に入れるが「友人と役所の人1 人」と限定され面会。歩行がやっとなので受診を勧めるが拒否。 「こわいから 横になっていただけなのに何度こんな大げさになるの」と言われる。お嫁さん が来られてから説得され受診となるが、点滴で帰宅になる。 東滝川 女性 夫婦二人暮し だが夫は入院 中。 77 歳 夫は入院中。前日、隣人が午後 11時に帰宅した時、電気が消 えたのを確認した。次の日、新 聞、郵便物が玄関フードにあっ たが次ぎの日もそのままで、朝、 民生委員から包括支援センター へ連絡が入った。 幸町 一人暮らし 女性 91歳 配食を届けに行った業者から 市役所が自宅に行く。近所に住んでいる孫の嫁さんの親が先に来て、本人 「チャイムを押すと声が聞こえ がはって玄関の鍵を開けてくれたので中に入り本人と話す。汗と頻脈、歩 動けないでいる。窓から見ると 行困難で救急車で入院となる。 ソファーにもたれている。」と連 絡あり。 大町 一人暮らし 女性 60 歳 デイサービス職員から連 「迎えに行きチャイムを 押しても出ない。いつもは 休む時連絡ある。体調悪か ったので心配している。 チャイムや戸を叩くが応答なし。窓から見るが奥の部屋が暗くて見えない。裏へ 回るが雪で窓が埋まっている。市立病院に入院の確認をするがない。倒れている 可能性もありアパートの大家さん宅に行き、合鍵で開けてもらう。朝 4 時に電気 がついていたのを確認している。室内におらず、再度病院に連絡を取ると入院に なっていた。先に連絡した時はまだ外来で処置中だった。 江部乙 一人暮らし 女性 79 歳 札幌の娘から連絡あり。 昨夜電話した時はいたの に朝、電話した時でない。 見てきてほしい。 電話は出ない。チャイムがないのでドアをたたくが応答ない。窓はカーテンがかかっ ており見えない。娘さんは窓を割っても良いと言ったので、警察に連絡し、来る前に 玄関横の部屋の戸をゆすったら鍵が外れた。窓をあけ大声で呼びかけ入ろうとした ら、玄関から本人が顔を出した。電話や呼びかけが聞こえなかったよう。 認知症のある高齢者の推移 前期・後期高齢者数 平成16年 5,023 10,334人 6,187 平成19年 0 4,364 2,000 4,000 5,970 6,000 65〜74歳 8,000 11,210人 10,000 12,000 14,000 人 75歳以上 介護認定者に占める認知症のある高齢者数 854 平成16年 平成19年 100 807 0 613 152 500 878 1000 1500 2000 人 自立・認知度Ⅰ 認知度Ⅱ以上 65〜74歳 認知度Ⅱ以上 75歳以上 介護認定者に占める認知症のある高齢者の割合 54.5% 平成16年 平成19年 0.0% 自立・認知度Ⅰ 6.4% 43.9% 20.0% 8.3% 40.0% 39.1% 47.8% 60.0% 認知度Ⅱ以上 65〜74歳 80.0% 100.0% 認知度Ⅱ以上 75歳以上
© Copyright 2024 Paperzz