第2章 1. 高齢者等の現状 人口の状況 (1) 人口の推移と将来推計 ○本市の総人口は、過去5年の実績(下表)を見ると平成21年より減少しており、将来推 計においてもこの減少傾向は続き、平成28年以降は13万人を下回る見込みです。 ○一方、高齢者人口は一貫して増加しており、平成25年には35,000人を上回り、高齢 化率は26.6%に達しています。今後も高齢者人口の増加は続き、平成29年以降は高 齢化率が30%を超える見込みです。 ○高齢者人口の内訳をみると、第6期計画期間(平成27~29年度)は65~74歳人口と75 歳以上人口がほぼ同程度ですが、「団塊の世代」が75歳以上に達する平成37年には75 歳以上人口が2万人を超え、65~74歳人口を上回る見込みです。 ○本市の高齢化率は全国・福岡県に比べて、2ポイント程度高い水準にあり、今後も同 様の傾向で推移するものと見込まれます。 【人口の推移と将来推計】 (単位:人) 実 績 推 計 平成 21年 平成 22年 平成 23年 平成 24年 平成 25年 平成 26年 平成 27年 平成 28年 0-14歳 17,254 17,234 17,197 17,177 17,058 17,060 16,960 16,866 平 平 平 平 平 平 平成 平成 平成 成 成 成 成 成 成 29年 32年 37年 33 3333 16,818 16,469 15,358 15-64歳 83,831 83,047 82,522 81,157 79,587 77,768 76,238 74,790 73,499 70,304 66,853 65歳以上 32,586 32,709 32,786 33,792 35,007 36,400 37,403 38,254 38,839 39,836 39,316 65~74歳 15,926 15,639 15,335 15,998 16,940 18,045 18,774 19,219 19,561 20,333 17,030 75歳以上 16,660 17,070 17,451 17,794 18,067 18,355 18,629 19,035 19,278 19,503 22,286 133,671 132,990 132,505 132,126 131,652 131,228 130,601 129,910 129,156 126,609 121,527 総 人 口 高齢化率 75歳以上 24.4% 24.6% 24.7% 25.6% 26.6% 27.7% 28.6% 29.4% 30.1% 31.5% 32.4% 12.5% 12.8% 13.2% 13.5% 13.7% 14.0% 14.3% 14.7% 14.9% 15.4% 18.3% 30,000 35.0% 25,000 30.0% 65~74歳 75歳以上 高齢化率 25.0% 20,000 20.0% 15,000 15.0% 10,000 10.0% 5,000 0 (人) 5.0% 0.0% H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28 H29 H30 H31 H32 H33 H34 H35 H36 H37 資料/実績:住民基本台帳(10月1日現在)、推計値:総合政策課(コーホート変化率法4による10月1日現在推計値) 4 コーホート変化率法:「コーホート」とは同じ年(又は同じ期間)に生まれた集団のことを指し、コーホ ート変化率法とは、各コーホートについて、過去における実績人口の動勢から変化率を求め、それに基づ き将来人口を推計する方法。 7 . 【 「団塊の世代」の高齢化】 6 0 歳 6 1 歳 6 2 歳 6 3 歳 6 4 歳 6 5 歳 6 6 歳 6 7 歳 6 8 歳 6 9 歳 7 0 歳 7 1 歳 7 2 歳 7 3 歳 7 4 歳 7 5 歳 7 6 歳 7 7 歳 7 8 歳 7 9 歳 8 0 歳 「団塊の世代」のうち 65歳以上に到達した人数 実績 平成 平成 24年 25年 2,180 2,161 2,402 2,169 2,498 2,384 2,739 2,481 2,516 2,728 2,327 2,488 1,351 2,311 1,386 1,341 1,653 1,365 1,600 1,639 1,644 1,565 1,720 1,615 1,534 1,709 1,410 1,513 1,373 1,394 1,457 1,324 1,431 1,437 1,395 1,381 1,272 1,357 1,322 1,233 1,253 1,264 平成 26年 2,011 2,140 2,164 2,367 2,464 2,702 2,460 2,280 1,321 1,347 1,616 1,552 1,585 1,685 1,497 1,377 1,289 1,405 1,352 1,322 1,187 平成 27年 1,820 1,999 2,131 2,146 2,356 2,434 2,678 2,433 2,247 1,306 1,326 1,595 1,532 1,557 1,666 1,463 1,348 1,254 1,368 1,308 1,273 - 2,327 4,799 7,442 9,792 12,007 11,860 11,372 10,371 - 6.9% 13.7% 20.4% 26.2% 平成 23年 2,410 2,512 2,781 2,527 2,361 1,361 1,398 1,675 1,617 1,665 1,739 1,555 1,440 1,383 1,502 1,452 1,436 1,305 1,365 1,295 1,225 高齢者人口[65歳以上]全体 に占める割合 (単位:人) 平成 28年 1,682 1,809 1,991 2,112 2,136 2,326 2,413 2,649 2,398 2,221 1,285 1,310 1,574 1,504 1,539 1,629 1,432 1,311 1,220 1,325 1,259 31.4% 推計 平成 29年 1,585 1,672 1,801 1,974 2,102 2,109 2,306 2,387 2,611 2,371 2,185 1,268 1,293 1,545 1,486 1,505 1,595 1,393 1,275 1,181 1,277 30.5% 平成 32年 1,606 1,653 1,646 1,555 1,641 1,754 1,924 2,033 2,037 2,221 2,289 2,504 2,272 2,086 1,213 1,229 1,461 1,383 1,395 1,463 1,262 28.5% 平成 37年 1,277 1,287 1,307 1,354 1,371 1,550 1,593 1,573 1,474 1,544 1,645 1,799 1,894 1,896 2,062 2,111 2,289 2,048 1,861 1,061 1,063 26.4% :団塊の世代(昭和22~26年生まれ) 資料/実績:住民基本台帳(10月1日現在)、 推計値:総合政策課(コーホート変化率法による10月1日現在推計値) 【高齢化率の推移(全国・福岡県比較)】 平成22年度 平成27年度 平成32年度 平成37年度 飯塚市 24.6% 28.6% 31.5% 32.4% 福岡県 22.3% 26.4% 29.1% 30.5% 全国 23.0% 26.8% 29.1% 30.3% 資料/福岡県:国立社会保障・人口問題研究所「日本の地域別将来推計人口」 (平成25年3月推計)、 全 国:国立社会保障・人口問題研究所「日本の将来推計人口」 (平成24年1月推計) 8 . (2) 地区別の高齢化の状況 ○地区別の高齢者人口は、二瀬地区(4,993人)で最も多く、次いで穂波西地区(4,340 人)、飯塚地区(4,173人)となっており、これら3地区ではそれぞれ4,000人を超え ています。 ○高齢化率は飯塚市全体(27.7%)ですが、頴田地区(34.2%)で最も高く、次いで菰 田地区(32.7%)、筑穂地区(31.7%)で30%超と高くなっています。また、最も高 い頴田地区(34.2%)と最も低い鎮西地区(23.5%)では約10ポイントの差がありま す。 【地区別の高齢者人口・高齢化率】 地区名 65歳以上 総人口 飯塚 飯塚東 鯰田 菰田 二瀬 幸袋 鎮西 穂波東 穂波西 筑穂 庄内 頴田 市全体 17,340 8,122 6,895 3,880 19,613 10,680 12,165 10,861 14,904 10,463 10,391 5,914 131,228 (単位:人) 高齢化率 65~74歳 75歳以上 4,173 1,980 2,193 2,474 1,232 1,242 2,159 1,138 1,021 1,268 557 711 4,993 2,589 2,404 2,934 1,443 1,491 2,859 1,502 1,357 2,895 1,420 1,475 4,340 2,129 2,211 3,319 1,580 1,739 2,963 1,488 1,475 2,023 987 1,036 36,400 18,045 18,355 75歳以上 75歳以上 24.1% 12.6% 30.5% 15.3% 31.3% 14.8% 32.7% 18.3% 25.5% 12.3% 27.5% 14.0% 23.5% 11.2% 26.7% 13.6% 29.1% 14.8% 31.7% 16.6% 28.5% 14.2% 17.5% 34.2% 14.0% 27.7% 高齢化率(全体) 65~74歳 5,000 35.0% 30.0% 4,000 飯塚市全体 高齢化率26.6% 27.7% 25.0% 3,000 20.0% 15.0% 2,000 10.0% 1,000 5.0% 0 (人) 0.0% 飯 塚 飯 塚 東 鯰 田 菰 田 二 瀬 幸 袋 鎮 西 穂 波 東 穂 波 西 筑 穂 庄 内 頴 田 資料/住民基本台帳(平成26年10月1日現在) 9 . 2. 高齢者のいる世帯の状況 ○高齢者のいる世帯の状況を国勢調査結果でみると、高齢化の進行とともに、高齢者 のいる世帯数は増加しており、なかでも高齢者単身世帯・高齢者夫婦世帯の増加が 顕著です。 ○平成12年までは同居世帯が過半数を占めていましたが、それ以降は高齢者単身世 帯・高齢者夫婦世帯が同居世帯を上回っています。 【高齢者のいる世帯の推移】 (単位:世帯) 昭和 60年 13,589 平成 2年 15,120 平成 7年 17,200 平成 12年 18,981 平成 17年 20,571 平成 22年 21,770 高齢者単身世帯 2,560 3,209 3,910 4,819 5,761 6,612 高齢者夫婦世帯 2,514 3,084 3,890 4,626 5,177 5,495 高齢者同居世帯 8,515 8,827 9,400 9,536 9,633 9,663 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 100.0% 高齢者単身世帯 18.8% 21.2% 22.7% 25.4% 28.0% 30.4% 高齢者夫婦世帯 18.5% 20.4% 22.6% 24.4% 25.2% 25.2% 高齢者同居世帯 62.7% 58.4% 54.7% 50.2% 46.8% 44.4% 高齢者のいる世帯 構成比 高齢者同居世帯 高齢者単身世帯 高齢者夫婦世帯 高齢者単身世帯の割合 25,000 40.0% 20,000 30.0% 15,000 20.0% 10,000 10.0% 5,000 0 (世帯) 0.0% 昭和60年 平成2年 平成7年 平成12年 平成17年 平成22年 資料/国勢調査(各年10月1日現在) 10 . 3. 要介護等認定者数の状況 ○要介護等認定者数(全体)は過去5年間で1,342人増加し、平成25年で8,004人となっ ています。認定率も一貫して上昇しており、平成25年で22.4%に達しています。 ○要介護度別に認定者数の状況をみると、平成25年では要支援2(1,914人)、要介護1 (1,325人)、要介護2(1,199人)の順で多く、それぞれ1,000人を超えています。ま た、5年間の推移に着目すると、要支援2の伸びが大きくなっています。 【要介護等認定者数・認定率の推移】 (人) 認定者数 認定率 12,000 10,000 8,000 19.9% 6,662 20.3% 25.0% 20.0% 8,004 7,534 7,096 6,813 22.4% 21.8% 21.1% 15.0% 6,000 10.0% 4,000 5.0% 2,000 0 0.0% 平成21年 平成22年 平成23年 平成24年 平成25年 資料/介護保険事業状況報告(各年9月末現在) ※認定率=要介護等認定者数(第1号被保険者)÷高齢者人口 【要介護等別認定者数の推移】 平成 21年 1,245 1,189 1,012 951 1,046 643 576 6,662 6,490 要支援1 要支援2 要介護1 要介護2 要介護3 要介護4 要介護5 認定者 計 うち第1号被保険者 平成 22年 1,040 1,455 1,003 953 936 851 575 6,813 6,630 平成 23年 983 1,566 1,081 1,056 886 959 565 7,096 6,918 2,000 (単位:人) 平成 24年 955 1,750 1,160 1,205 889 978 597 7,534 7,354 平成 25年 999 1,914 1,325 1,199 960 992 615 8,004 7,833 要支援1 要支援2 1,500 要介護1 要介護2 要介護3 1,000 要介護4 要介護5 500 (人) 平成 21年 平成 22年 平成 23年 平成 24年 11 平成 25年 . 4. 高齢者の心身状態や生活状況等の現状(高齢者実態調査結果) (1) 高齢者実態調査の概要 本計画策定の基礎資料とするため、以下の内容によるアンケート調査を実施し、 本市の高齢者の心身状況や生活状況等の実態や介護に対する意向等を把握しまし た。 次頁以降に主な調査結果を掲載します。 【飯塚市高齢者実態調査の概要】 高齢者調査 在宅要介護者調査 介護保険の認定を受けていない高齢者 在宅で生活している要介護認定者 (65歳以上) 調査方法 郵送配布-郵送回収 郵送配布-郵送回収 ・国の「日常生活圏域ニーズ調査」 (全 ・国の「日常生活圏域ニーズ調査」(基 主な 問)、 本チェックリスト25項目以外) 調査項目 ・市独自項目(1問) ・市独自項目(11問) 標本数 2,100人(無作為抽出) 1,700人(無作為抽出) 回収数(率) 1,366人(65.0%) 1,007人(59.2%) 有効回収(率) 1,328人(63.2%) 0,869人(51.1%) 調査期間 平成26年4月23日~6月30日(回収予備期間含む) 調査対象 (2) 生活機能や社会参加等に係るリスクの状況 ①高齢者調査回答者の基本属性 ○高齢者調査の回答者(介護保険の認定を受けていない高齢者)の基本属性をみると、 性別は、「女性」 (55.5%)が「男性」 (42.6%)を上回っています。年齢は、「65~ 69歳」(37.2%)の割合が最も高く、平均は73.2歳となっています。 ○居住地区別にみても大きな違いは見られず、全地区で「女性」が過半数を占めており、 平均年齢は70歳代前半となっています。 【居住地区別 性別・年齢(高齢者調査) 】 ( 人調 )査 数 全 体 飯塚地区 飯塚東地区 鯰田地区 菰田地区 二瀬地区 居 幸袋地区 住 鎮西地区 地 穂波東地区 区 穂波西地区 筑穂地区 庄内地区 頴田地区 無回答 1328 155 99 82 40 168 114 112 101 157 110 111 54 25 性別 男 性 42.6 40.0 44.4 43.9 37.5 41.7 45.6 44.6 43.6 45.2 40.0 47.7 46.3 - 女 性 55.5 60.0 55.6 56.1 62.5 58.3 54.4 55.4 56.4 54.8 60.0 52.3 53.7 - 無 回 答 1.9 100.0 ( 人調 )査 数 1328 155 99 82 40 168 114 112 101 157 110 111 54 25 12 (%) 年齢 6 6 9 5 歳~ 37.2 31.0 42.4 40.2 32.5 36.9 36.8 38.4 39.6 42.7 30.9 39.6 48.1 - 7 7 4 0 歳~ 21.2 19.4 23.2 26.8 17.5 25.6 14.9 20.5 28.7 17.8 19.1 24.3 22.2 - 7 7 9 5 歳~ 21.5 27.1 15.2 18.3 22.5 20.2 29.8 21.4 13.9 21.0 30.9 21.6 14.8 - 8 8 4 0 歳~ 10.7 14.2 12.1 4.9 17.5 10.1 13.2 12.5 7.9 11.5 8.2 9.0 11.1 - 以 8 上 5 歳 7.5 8.4 7.1 9.8 10.0 7.1 5.3 7.1 9.9 7.0 10.9 5.4 3.7 - 無 回 答 1.9 100.0 (平 歳均 ) 73.2 74.4 72.5 72.5 74.5 73.1 73.8 73.3 72.8 73.0 74.4 72.4 71.5 . ②生活機能や社会参加に係るリスクの状況 ○国の判定基準に基づき、調査結果から高齢者の生活機能や日常生活・社会参加に係 る14項目について、評価・判定を行ったところ、高齢者調査における各項目のリス ク該当者の割合は下表のとおりとなっています。 ○リスク該当者の割合は、全体では『社会的役割』 (44.7%)、『知的能動性』 (32.5%)、 『認知症予防』 (31.9%)、『日常生活動作(ADL)』 (27.0%)、『うつ予防』 (25.8%) の順で高くなっています。 ○一般高齢者(二次予防事業対象者ではない人)でも『社会的役割』(38.1%)や『知 的能動性』 (25.1%)、『認知症予防』 (23.7%)などの身体機能以外でリスクを抱え る人が2割を超えています。 ○居住地区別にみると、幸袋地区は全般的にリスク該当者の割合が高く、14項目中7項 目で市全体の該当割合を上回っています。このほか、穂波東地区、穂波西地区、筑 穂地区でもリスク該当者の割合が高くなっており、地区別に差が見られます。 【生活機能、日常生活・社会参加に係るリスク該当者の割合(高齢者調査)】 (%) 調 査 数 生活機能 [ 人 日常生活・社会参加 ] 手段 閉じ 認知 的自 運動 認知 うつ 虚弱 こもり 転倒 栄養 口腔 症予 立度 器 機能 予防 予防 防 (IAD L) 日常 生活 動作 (AD L) (該 1当 0 点 以 上 (要 9介 5助 点 以 下 (該 3当 点 以 上 (該 1当 点 以 上 ( 6 点 以 上 ) ) ) リ ス ク あ り (該 2当 点 以 上 (該 2当 点 以 上 (該 1当 点 以 上 ) ) ) ) 該 況 当 別 状 居 住 地 区 別 ( 3 中レ 等ベ 度ル 以以 上上 (該 2当 点 以 上 (低 4下 点 以 下 ) ) ) 全体 1328 一般 769 二次予防 476 21.6 55.9 11.6 51.7 飯塚地区 老研 知的 社会 指標 能動 的役 総合 性 割 評価 (低 3下 点 以 下 (低 3下 点 以 下 ) ) ) (低 1下 0 点 以 下 ) 7.8 20.0 6.1 24.6 1.1 24.9 31.9 1.8 25.8 11.7 27.0 32.5 44.7 20.4 0.0 2.7 0.0 1.2 0.0 9.1 0.0 23.7 13.9 8.2 3.2 69.5 47.1 2.9 46.0 18.2 17.0 25.1 38.1 13.0 44.1 45.8 59.6 33.8 155 7.1 20.0 5.2 25.8 2.6 23.9 34.8 0.6 23.9 11.6 29.0 26.4 47.1 14.8 飯塚東地区 99 6.1 18.2 8.1 25.3 0.0 23.2 30.3 2.0 23.2 13.2 27.3 28.3 43.5 20.2 鯰田地区 82 7.3 19.5 1.2 22.0 1.2 24.4 30.5 1.2 22.0 10.9 24.4 34.2 50.0 24.4 菰田地区 40 5.0 20.0 7.5 12.5 2.5 30.0 20.0 2.5 27.5 17.5 37.5 22.5 40.0 22.5 二瀬地区 168 8.3 17.3 4.8 19.6 1.2 22.0 32.7 1.2 32.1 12.5 26.2 30.3 45.2 20.3 幸袋地区 114 11.4 22.8 5.3 28.1 3.5 24.6 32.5 2.6 28.9 14.9 鎮西地区 112 5.4 17.9 8.0 25.9 0.0 27.7 36.6 3.6 22.3 8.1 穂波東地区 101 6.9 22.8 5.9 28.7 0.0 26.7 32.7 4.0 32.7 10.9 穂波西地区 157 11.5 19.7 6.4 1.3 31.2 34.4 1.2 筑穂地区 110 9.1 29.1 8.2 31.8 庄内地区 111 6.3 18.9 7.2 25.2 頴田地区 54 5.6 20.4 5.6 20.4 26.8 28.0 14.7 0.9 28.2 37.3 2.7 30.9 0.0 20.7 27.0 0.0 20.7 0.0 24.1 27.8 0.0 14.8 31.6 42.1 21.4 29.5 46.5 23.6 44.7 17.0 22.8 40.6 48.5 25.8 32.4 38.2 45.9 25.5 11.8 30.0 34.5 43.6 19.1 9.0 25.2 28.8 43.2 14.4 7.4 22.2 42.6 46.3 29.6 全体に比べて、リスク該当者・低下者の割合が高い(+3ポイント以上) 全体に比べて、リスク該当者・低下者の割合が低い(-3ポイント以上) 13 . (3) 今後の介護希望 今後の介護希望は、高齢者・在宅要介護者ともにほぼ同様の傾向を示しており、「自 宅で家族の介護の他に介護保険の在宅サービスを利用したい」(高齢者:30.0%、在宅 要介護者:32.6%)の割合が最も高く、これに「自宅で家族だけで介護してほしい」 「自 宅で介護保険の在宅サービスだけで生活したい」をあわせると、在宅希望が6割を占め ています(高齢者:60.1%、在宅要介護者:61.8%)。 【今後の介護希望】 自宅で家族だけで介護してほしい 自宅で家族の介護の他に、介護保険の在宅サービスを利用したい 自宅で介護保険の在宅サービスだけで生活したい 介護保険施設に入所したい その他 無回答 0% 20% 40% 高齢者(n=1,328) 15.4 30.0 在宅要介護者(n=869) 14.6 32.6 60% 14.7 14.6 80% 20.5 16.2 100% 5.3 14.2 6.3 15.7 (4) 在宅介護の状況 ○在宅要介護者を介護している主な介護者は「娘」 (22.5%)、「息子」 (19.7%)、「妻」 (19.5%)の順であり、性別は「女性」(61.3%)が6割を占めています。 ○主な介護者の年齢は「75歳以上」(24.7%)の割合が最も高く、介護者自身が65歳以 上のいわゆる『老々介護』が42.9%と4割を超えています。 ○主な介護者が在宅介護を続けるために必要な支援では「介護保険やその他の福祉サー ビスを充実する」(33.0%)の割合が最も高く、次いで「介護保険やその他の福祉サ ービスなどについて情報を提供する」(31.0%)、「身近な地域で介護や生活のこと を気軽に相談できる体制を整備する」(19.6%)となっています。 14 . 【在宅介護を続けるために必要な支援】※在宅介護者に対する質問 0.0% 10.0% 20.0% 30.0% 介護保険やその他の福祉サービスを充実する 33.0 介護保険やその他の福祉サービス などについて情報を提供する 31.0 身近な地域で介護や生活のことを 気軽に相談できる体制を整備する 19.6 在宅で高齢者を介護している 人同士の交流の場を提供する 9.2 介護の技術を学ぶ講座などを充実する 8.3 地域住民が介護者を支える活動を充実する 8.1 介護に対する家族や住民の理 解を促すための意識啓発を行う その他 40.0% 全体 (n=555) 5.4 3.1 特にない 13.7 無回答 26.8 15 .
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