(配布用)藻谷浩介氏講演会資料

人を活かして東栄の
魅力と未来を創造する
2016年2月6日
株式会社
日本総合研究所 主席研究員
株式会社 日本政策投資銀行 地域企画部 特任顧問
もたに
藻谷浩介
[email protected]
1
「イメージ」や「空気」は事実と違う
- 常に事実を数字で確認しないと間違える
日本の家の8軒に1軒が空き家
空き家が多いのは大都市圏
「高齢化率」にみる「地域間格差」
全国で同時に進んでいる「高齢化」
地域活性化って何ですか?
? 交通が便利になることだ。
? 工場や職場が増えることだ。
? もっと好景気になることだ。
? 人口が減らなくなることだ。
交通が便利になって、工場が増えて、
好景気になれば、人口は減らなくなると、
あなたは今なお本気で信じていますか?
地域活性化って何ですか?
? これ以上交通を便利にするよりも
? これ以上工場を増やそうとするよりも
? 好景気・不景気と騒ぐのでもなく
◎ 人口が減らなくなること。
◎ 若者が戻ってきて、子供
が生まれ続けること。
◎ 誇りを持って地域を残すこと。
若者が戻らない地域の共通点
× インフラ整備以外に目標が浮かばない
× 都会から高速道路ですぐ行ける
× 経営者や公務員の家が都会にある
× 生鮮品を都会に生で安売りする
× 懇親会に地酒・地魚・地野菜が出ない
× 親が子供に「この町はダメだ」と言う
× 年寄りが「今だけ・金だけ・自分だけ」
× 「何もない」と「当たり前」が口癖
若者が戻らない地域の共通点
「うちには何もない」
「そんなのここでは当たり前」
× インフラ整備以外に目標が浮かばない
は、謙遜どころか罰当たり。
× 都会から高速道路ですぐ行ける
「何かある」「当たり前ではない」から
× 経営者や公務員の家が都会にある
こそ、先祖がここを選んだのに…
× 生鮮品を都会に生で安売りする
「当たり前」ではなく「有難い」
× 懇親会に地酒・地魚・地野菜が出ない
が口癖の地域だけが残る。
× 親が子供に「この町はダメだ」と言う
ここにしかないものは何か、
× 年寄りが「今だけ
・金だけ・自分だけ」
お客様に教わろう!
× 「何もない」と「当たり前」が口癖
東栄町で最近起きていること
(2010年3月末→2015年年始の日本人の数の変化、住民票ベース)
総人口:2010年3月31日→15年1月1日 △387人
50年足らずで人口がゼロ!になってしまうペースの、深刻な減少
30年少々で現役世代がゼロ!になってしまうペースの、過酷な減少
0-14歳人口の増減:
↓絶対数
↓増減
10年度末 309人→15年始 285人 △24人 △8%
15-64歳人口の増減:
↓絶対数
↓増減
10年度末 1,865人→15年始 1,508人 △257人 △14%
65歳以上の人口:
↓絶対数
↓増減
10年度末 1,821人→15年始 1,715人 △106人 △6%
↑その中の75歳以上の人口:
↓絶対数
↓増減
10年度末 1,170人→15年始 1,107人 △63人 △5%
豊田市で最近起きていること
(2010年3月末→2015年年始の日本人の数の変化、住民票ベース)
総人口:2010年3月31日→15年1月1日 +0.0万人
ぱったり人口増加が止まってしまった
90年足らずで現役世代がゼロ!になってしまうペースの、不意打ちのような減少
0-14歳人口の増減:
↓絶対数
↓増減
10年度末 6.2万人→15年始 5.9万人 △0.3万人 △5%
15-64歳人口の増減:
↓絶対数
↓増減
10年度末 27.8万人→15年始 26.3万人 △1.5万人 △5%
65歳以上の人口:
↓絶対数
↓増減
10年度末 6.8万人→15年始 8.7万人 +1.9万人 +27%
↑その中の75歳以上の人口:
↓絶対数
↓増減
10年度末 2.8万人→15年始 3.5万人 +0.7万人 +26%
東京23区で最近起きていること
(2010年3月末→2015年年始の日本人の数の変化、住民票ベース)
総人口:2010年3月31日→15年1月1日 +23.3万人
都心居住の普及で、どんどん人口が増えている!
実は増えているのは子供と65歳以上で、多く税金を払う現役世代は減少中…
0-14歳人口の増減:
↓絶対数
↓増減
10年度末 96万人→15年始 100万人 +4.2万人 +4%
15-64歳人口の増減:
↓絶対数
↓増減
10年度末 583万人→15年始 582万人 △1.6万人 △0%
65歳以上の人口:
↓絶対数
↓増減
10年度末 173万人→15年始 194万人 +20.7万人 +12%
↑その中の75歳以上の人口:
↓絶対数
↓増減
10年度末 80万人→15年始 93万人 +12.3万人 +15%
人口でみた市町村の最新の成績表①
4%
人
口
自
然
増
減
(
=
出
生
マ
イ
ナ
ス
死
亡
)
率
人口転入出と出生死亡
2010/3末~2015年始
2%
社会増加
自然増加
社会減少
自然増加
0%
-2%
-4%
社会減少
自然減少
-6%
資料: 総務省統計局 住民基本台帳人口(外国人を除く)
※ 住民票ベースなので、実際の居住者とは若干のずれがある
-8%
社会増加
自然減少
-10%
-6%
-4%
-2%
0%
人口社会増減(=転入マイナス転出)率
2%
4%
人口でみた市町村の最新の成績表①
4%
人
口
自
然
増
減
(
=
出
生
マ
イ
ナ
ス
死
亡
)
率
人口転入出と出生死亡
2010/3末~2015年始
刈谷
知立
2%
豊田
社会減少
自然増加
碧南
津島
美
浜
下條
浜松市
天竜区
高
浜
扶桑
豊橋
半
田 瀬戸
田原
-2%
岡崎
知 豊明
多
岩倉
0%
大
府 大
治
みよし
安城
日進
社会増加
豊 自然増加
山
西尾
阿智
飛島
-4%
社会減少
自然減少
東海
犬山 豊 名
川 古
蒲郡
屋
飯田
愛西
新城
南知多
幸
田
平谷
売木
-6%
資料: 総務省統計局 住民基本台帳人口(外国人を除く)
※ 住民票ベースなので、実際の居住者とは若干のずれがある
根羽
-8%
設楽
阿南
徳島県
神山町
豊根
-10%
天龍
△12%
-6%
-4%
東栄
泰阜
社会増加
自然減少
徳島県
上勝町
-2%
0%
人口社会増減(=転入マイナス転出)率
2%
4%
交通至便でもダメな場所はダメ
4%
人口転入出と出生死亡
人
口
自
然
増
減
(
=
出
生
マ
イ
ナ
ス
死
亡
)
率
2010/3末~2015年始
青森県
六ヶ所村
山梨県
上野原市
千葉県
栄町
兵庫県
上郡町
山梨県
大月市
-4%
南知多
大阪府
能勢町
-6%△8%
津島
和歌山県
高野町
美
浜
下條
岐阜県
関ケ原町
大阪府
岬町
幸
田
東海
日進
社会増加
豊 自然増加
山
西尾
犬山 豊 名
川 古
蒲郡
屋
飯田
愛西
新城
社会減少
自然減少
高
浜
扶桑
豊橋
半
田 瀬戸
田原
大阪府
豊能町
浜松市
天竜区
碧南
岡崎
知 豊明
多
岩倉
滋賀県
竜王町
福岡県
芦屋町
阿智
飛島
平谷
売木
北海道
洞爺湖町
資料: 総務省統計局 住民基本台帳人口(外国人を除く)
※ 住民票ベースなので、実際の居住者とは若干のずれがある
根羽
-8%
豊田
社会減少
自然増加
0%
-2%
刈谷
知立
2%
大
府 大
治
みよし
安城
設楽
奈良県
吉野町
阿南
徳島県
神山町
豊根
-10%
天龍
△12%
-6%
-4%
東栄
泰阜
社会増加
自然減少
徳島県
上勝町
-2%
0%
人口社会増減(=転入マイナス転出)率
2%
4%
交通不便でも元気な場所は元気
4%
人口転入出と出生死亡
人
口
自
然
増
減
(
=
出
生
マ
イ
ナ
ス
死
亡
)
率
2010/3末~2015年始
青森県
六ヶ所村
山梨県
上野原市
千葉県
栄町
兵庫県
上郡町
山梨県
大月市
-4%
南知多
大阪府
能勢町
-6%△8%
津島
和歌山県
高野町
美
浜
下條
岐阜県
関ケ原町
大阪府
岬町
犬山 豊 名
川 古 北海道
蒲郡
屋 鶴居村
飯田
愛西
熊本県
新城
社会減少
自然減少
西尾
群馬県
上野村
平谷
愛媛県
上島町
北海道
洞爺湖町
資料: 総務省統計局 住民基本台帳人口(外国人を除く)
※ 住民票ベースなので、実際の居住者とは若干のずれがある
根羽
設楽
奈良県
吉野町
豊根
-10%
天龍
△12%
-6%
-4%
宮崎県
綾町
長野県
原村
東栄
泰阜
北海道
ニセコ町
宮崎県
木城町
山梨県
北杜市
飛島 鹿児島県
十島村
島根県
海士町
+16%
新潟県
粟島浦村
売木
愛媛県
松野町
+11%
沖縄県
北大東村
北海道
西興部村
+8%
鹿児島県
三島村
和歌山県
太地町
山口県
阿武町
阿南
徳島県
神山町
山
大分県
豊後高田市
北海道
黒松内町
日進
東海
山形県
東根市
南阿蘇村
阿智
幸
田
社会増加
豊 自然増加
高
浜
扶桑
豊橋
半
田 瀬戸
田原
大阪府
豊能町
浜松市
天竜区
碧南
岡崎
知 豊明
多
岩倉
滋賀県
竜王町
福岡県
芦屋町
-8%
豊田
社会減少
自然増加
0%
-2%
刈谷
知立
2%
大
府 大
沖縄県
治
竹富町
みよし
安城
社会増加
自然減少
長野県
麻績村
徳島県
上勝町
-2%
0%
人口社会増減(=転入マイナス転出)率
2%
4%
日米開戦前夜の日本在住者
在日外国人を含
む数字
15-64歳 4,295万人
75歳以上
89万人
戦後復興の頃の日本在住者
在日外国人を含
む数字
15-64歳 4,966万人
75歳以上
106万人
所得倍増計画の頃の日本在住者
在日外国人を含
む数字
15-64歳 6,000万人
75歳以上
163万人
大阪万博の頃の日本在住者
在日外国人を含
む数字
15-64歳 7,157万人
75歳以上
221万人
安定成長移行期の日本在住者
在日外国人を含
む数字
15-64歳 7,883万人
75歳以上
366万人
バブル最盛期の日本在住者
在日外国人を含
む数字
15-64歳 8,590万人
75歳以上
597万人
就職氷河期の頃の日本在住者
在日外国人を含
む数字
15-64歳 8,716万人
75歳以上
717万人
リーマンバブルの頃の日本在住者
在日外国人を含
む数字
15-64歳 8,442万人
75歳以上
1,164万人
現在の日本在住者
2005-2010年の
トレンドを
伸ばした中位推計
在日外国人を含
む数字
15-64歳 7,682万人
75歳以上
1,646万人
10年後の日本在住者
在日外国人を含
む数字
15-64歳 7,085万人
75歳以上
2,179万人
20年後の日本在住者
在日外国人を含
む数字
15-64歳 6,343万人
75歳以上
2,246万人
30年後の日本在住者
在日外国人を含
む数字
15-64歳 5,353万人
75歳以上
2,257万人
40年後の日本在住者
在日外国人を含
む数字
15-64歳 4,706万人
75歳以上
2,401万人
45年後の日本在住者
在日外国人を含
む数字
15-64歳 4,418万人
75歳以上
2,336万人
逆落としに減っていく現役世代
モノの消費量は
どんどん縮小
モノの消費量は
どんどん拡大
子持ち家族多い→
住宅や食器や車の
消費量拡大
高齢者は貯蓄に走る
高齢者が増え現役は減る中国
数字には居住外国人を含む
人口でみた都道府県の最新の成績表
現役世代急減
20%
6
5
歳
以
上 16%
人
口
(
老
年 12%
人
口
)
増 8%
減
率
現役世代減少
高
齢
者
急
増
全国平均
4%
-10%
高
齢
者
増
加
全
国
平
均
-8%
-6%
年齢階層別人口の増減
2010/3末~2015年始-住民票ベース
-4%
-2%
0%
資料: 総務省住民基本台帳人口(外国人を除く)
住民票ベースなので、実際の居住者数とはややずれがある
15-64歳人口(生産年齢人口)増減率 人口でみた都道府県の最新の成績表
札幌
埼玉
現役世代急減
20%
6
5
歳
以
上 16%
人
口
(
老
年 12%
人
口
)
増 8%
減
率
福岡市
千葉
現役世代減少
広島市
首都圏
茨 京 石 栃 関西圏 神奈川
4都県
城 都 川 木 6府県
横浜
愛知
兵
庫
大阪
滋賀
香 岐
神戸
川 阜
名古屋
福岡
奈良
仙台
京都市
全国平均
4%
-10%
北海道
富山
大 宮
分 崎
愛媛
長
崎
山口
秋田
-8%
鳥 新
取 潟
島 福 岩 山
根 島 手 形
東京特別区
岡山
山
梨 長
野
鹿
児
島
-6%
東京
広島
群馬
福井
高知
青 徳 和
森 島 歌
山
静
岡
沖
縄
大阪市
三重
高
齢
者
増
加
宮城
熊本
佐賀
全
国
平
均
年齢階層別人口の増減
2010/3末~2015年始-住民票ベース
-4%
-2%
0%
資料: 総務省住民基本台帳人口(外国人を除く)
住民票ベースなので、実際の居住者数とはややずれがある
15-64歳人口(生産年齢人口)増減率 後期高齢者激増と現役世代減少
いずれも主舞台は大都市圏
全世代が減少している東栄町
数字には居住外国人を含む
高齢者が増え現役は減る愛知県
高齢者が増え現役は減る東京都
高齢者が増え現役は減る中国
数字には居住外国人を含む
人口でみた市町村の最新の成績表②
25%
6
5
歳
以
上
人
口
(
老
年
人
口
)
増
減
率
年齢階層別人口の増減
2010/3末~2015年始-住民票ベース
現役世代が減少
20%
15%
全国平均
10%
高
齢
者
が
急
増
5%
0%
全
国
平
均
-5%
-10%
-15%
-10%
-5%
0%
5%
資料: 総務省住民基本台帳人口 (外国人を除く)
住民票ベースなので、実際の居住者数とはややずれがある
15-64歳人口(生産年齢人口)増減率 人口でみた市町村の最新の成績表②
25%
6
5
歳
以
上
人
口
(
老
年
人
口
)
増
減
率
20%
15%
10%
5%
0%
豊田 春
東郷
大
日
治
北
知 あ 尾 小 井
安
名 刈
大府
牧
2010/3末~2015年始-住民票ベース 多 ま 張
岡 古 谷 城
旭
武 崎
幸田
屋
豊
豊明
福岡
現役世代が減少
豊
犬山 稲沢
山
大口
瀬戸
蟹
東浦 知
東海
愛西
立
江 江
蟹江
高浜
美浜
南
津
扶桑
島
東京特別区
豊川
飛島
清須
弥 西
常滑
富 尾
半田
新城
田 蒲
名古屋
恵那 原 郡
碧 豊
飯田
南 橋
一
南
下條
宮
阿智
知
多
浜松市
年齢階層別人口の増減
みよし
長久手
日進
阿
久
比
全国平均
高
齢
者
が
急
増
天竜区
売木
-5%
-10%
阿南
根羽
設楽
東栄
全
国
平
均
泰阜
豊根
平谷
-15%
-10%
-5%
0%
5%
資料: 総務省住民基本台帳人口 (外国人を除く)
住民票ベースなので、実際の居住者数とはややずれがある
15-64歳人口(生産年齢人口)増減率 交通至便でもダメな場所はダメ
豊田 春
東郷
大
日
治
北
知 あ 尾 小 井
25%
安
名 刈
大府
牧
2010/3末~2015年始-住民票ベース 多 ま 張
岡 古 谷 城
旭
武 崎
幸田
屋
豊
豊明
福岡
現役世代が減少
20%
豊
犬山
大阪府
稲沢
山
大口
瀬戸
△22% 千早赤阪村
蟹
東浦 知
東海
愛西
立
神奈川県 神奈川県
江 江
蟹江
15% 静岡県
三浦市
箱根町
高浜
美浜
南
東伊豆町
津
扶桑
静岡県
大阪府
島
東京特別区
豊川
飛島
熱海市
清須
岬町
弥 西
大阪府
常滑
10% 能勢町
富 尾
奈良県
半田
新城
蒲
田
名古屋
明日香村
岐阜県
栃木県 恵那 原 郡
静岡県
山梨県
関ヶ原町
日光市
南伊豆町
碧 豊
大月市
飯田
福岡県
南 橋
5% 東京都 北海道
宮若市
一
奥多磨町 洞爺湖町 南
下條
宮
山口県
阿智
知
△22%
萩市
多
浜松市
大阪府 △21%
豊能町
6
5
歳
以
上
人
口
(
老
年
人
口
0%
)
△20%
増
奈良県
吉野町
減
率 -5%
年齢階層別人口の増減
天竜区
阿南
設楽
東栄
日進
阿
久
比
全国平均
高
齢
者
が
急
増
全
国
平
均
泰阜
徳島県
上勝町
和歌山県
高野町
長久手
売木
根羽
△19%
-10%
島根県
津和野町
みよし
豊根
平谷
-15%
-10%
-5%
0%
5%
資料: 総務省住民基本台帳人口 (外国人を除く)
住民票ベースなので、実際の居住者数とはややずれがある
15-64歳人口(生産年齢人口)増減率 交通不便でも元気な場所は元気
豊田 春
東郷
大
日
治
北
知 あ 尾 小 井
25%
安
名 刈
大府
牧
2010/3末~2015年始-住民票ベース 多 ま 張
岡 古 谷 城
旭
武 崎
幸田
屋
豊
豊明
福岡
現役世代が減少
20%
豊
犬山
大阪府
稲沢
山
大口
瀬戸
△22% 千早赤阪村
蟹
東浦 知
東海
愛西
立
神奈川県 神奈川県
江 江
蟹江
15% 静岡県
三浦市
箱根町
高浜
美浜
南
東伊豆町
津
扶桑
静岡県
大阪府
島
東京特別区
豊川
飛島
熱海市
清須
岬町
弥 西
大阪府
常滑
10% 能勢町
富 尾
奈良県
半田
新城
蒲
田
名古屋
明日香村
沖縄県
岐阜県
栃木県 恵那 原 郡
静岡県
石垣市
山梨県
関ヶ原町
北海道
日光市
南伊豆町
豊
碧
大月市
鶴居村
山形県
飯田
福岡県
南 橋
5% 東京都 北海道
東根市
宮若市
一 鹿児島県 東京都
奥多磨町 洞爺湖町 南
下條
鹿屋市
宮
北海道
利島村
山口県
阿智
知
△22%
ニセコ町
萩市
多
北海道
浜松市
大阪府 △21%
豊能町
6
5
歳
以
上
人
口
(
老
年
人
口
0%
)
△20%
増
奈良県
吉野町
減
率 -5%
年齢階層別人口の増減
天竜区
△19%
-10%
売木
阿南
根羽
設楽
東栄
全
国
平
均
泰阜
徳島県
上勝町
和歌山県
高野町
鹿児島県
与論町
黒松内町
島根県
津和野町
群馬県
上野村
-15%
-10%
-5%
北海道
西興部村
沖縄県
渡名喜村
沖縄県
伊平屋村
沖縄県
座間味村
福島県
檜枝岐村
沖縄県
伊是名村
豊根
平谷
島根県
海士町
北海道
音威子府村
0%
みよし
長久手
日進
阿
久
比
全国平均
沖縄県
北大東村
高
齢
者
が
急
増
16%
沖縄県
竹富町
沖縄県
渡嘉敷村
鹿児島県
十島村
15%
沖縄県
南大東村
8%
新潟県
粟島浦村
5%
資料: 総務省住民基本台帳人口 (外国人を除く)
住民票ベースなので、実際の居住者数とはややずれがある
15-64歳人口(生産年齢人口)増減率 人口でみた市町村の最新の成績表③
7.0
子供の数に関する比較
子
供
1
(
1人
5 当 6.0
~ た △21%
6り
4
歳の
人現
口役
5.0
世
0代
~の
1数
2010/3末~2015年始-住民票ベース
資料: 総務省統計局 住民基本台帳人口 (外国人を除く)
※ 住民票ベースなので、実際の居住者とは若干のずれがある
大人の数
に比べて
子供が
少ない
全
国
平
均
÷
-
4
歳
4.0
2
人
口0
)1
5
年
始 3.0
-20%
子供が減少 子供が増加
-15%
-10%
-5%
0%
5%
0~14歳人口増減率(2010年3月末~2015年始)
10%
人口でみた市町村の最新の成績表③
7.0
÷
子
供
1
(
1人
5 当 6.0
~ た △21% 設楽
6り
4
南知多
歳の
人現
口役
5.0
世 全国平均
0代
~の
1数
子供の数に関する比較
2010/3末~2015年始-住民票ベース
資料: 総務省統計局 住民基本台帳人口 (外国人を除く)
※ 住民票ベースなので、実際の居住者とは若干のずれがある
東栄
関西圏
二府四県
豊根
美浜
新城
津
島
-
4
歳
4.0
2
人
口0
)1
5
年
始 3.0
-20%
全
国
平
均
半
田 犬 碧
山 南
みよし
札幌
首都圏
一都三県
京都
横
浜 神
戸
豊
明
愛
西
東京特別区
大阪
蟹
蒲 江
郡
岩
倉
大人の数
に比べて
子供が
少ない
名 仙
古 台
屋
福岡
広島
岡崎
高
浜
豊 大 武
田 口 豊
東
郷
大
治
清須
飛島
常滑
東海
豊山
日進 幸田
大
府
子供が減少 子供が増加
-15%
-10%
-5%
0%
5%
0~14歳人口増減率(2010年3月末~2015年始)
10%
交通至便でもダメな場所はダメ
7.0
静岡県
熱海市
神奈川県
箱根町
÷
子 大阪府
子供の数に関する比較
豊能町
埼玉県
能勢町
鳩山町
供
2010/3末~2015年始-住民票ベース
山梨県
1 △22% 大月市 新潟県
資料: 総務省統計局 住民基本台帳人口 (外国人を除く)
湯沢町
山梨県
(
※ 住民票ベースなので、実際の居住者とは若干のずれがある
人
千葉県
1
上野原市
富津市
大人の数
5 当 6.0
全
設楽
に比べて
~ た △21%
東京特別区
神奈川県
国
三浦市
平
6 り 徳島県
子供が
札幌
東栄
上勝町
均
4
南知多
少ない
栃木県
歳の
関西圏
大阪
日光市
二府四県
首都圏
人現
神奈川県
京都
一都三県
豊根
中井町
蟹
口役
岩
5.0
蒲 江
美浜
倉
名 仙
世 全国平均 埼玉県
郡
新城
横
古 台
福岡
浜 神
松伏町
屋
0代
豊
戸
福岡県
明
広島
~の
宮若市
津
島
愛
神奈川県
1数
半
大井町
岡崎
清須
西
飛島
4
歳
4.0
2
人
口0
)1
-
田 犬 碧
山 南
5
年
始 3.0
-20%
みよし
高
浜
豊 大 武
田 口 豊
東
郷
大
治
常滑
東海
豊山
日進 幸田
大
府
子供が減少 子供が増加
-15%
-10%
-5%
0%
5%
0~14歳人口増減率(2010年3月末~2015年始)
10%
交通不便でも元気な場所は元気
7.0
静岡県
熱海市
神奈川県
箱根町
÷
子 大阪府
子供の数に関する比較
豊能町
埼玉県
能勢町
鳩山町
供
2010/3末~2015年始-住民票ベース
山梨県
1 △22% 大月市 新潟県
資料: 総務省統計局 住民基本台帳人口 (外国人を除く)
湯沢町
山梨県
(
※ 住民票ベースなので、実際の居住者とは若干のずれがある
人
千葉県
東京都 21%
1
上野原市
富津市
三宅村
大人の数
5 当 6.0
全
設楽
に比べて
~ た △21%
東京特別区
神奈川県
国
新潟県
三浦市
平
徳島県
粟島浦村
6り
子供が
山口県
札幌
東栄
上勝町
均
阿武町
4
南知多
少ない
栃木県
67%
の
歳
関西圏
大阪
日光市
長野県
二府四県
沖縄県
首都圏
人現
生坂村
神奈川県
京都
渡名喜村
一都三県
豊根
高知県
中井町
蟹
口役
長野県
岩
大川村
北海道
5.0
蒲 江
美浜
北相木村
倉
幌延町
25%
名 仙
世 全国平均 埼玉県
郡
新城
横
群馬県
古 台
福岡
浜 神
上野村
松伏町
屋
0代
豊
戸
福岡県
北海道
青森県
岡山県
明
広島
~の
宮若市
津
ニセコ町
六戸町
西粟倉村
島
愛
神奈川県
1数
半
大井町
岡崎
清須
西
飛島
4
歳
4.0
2
人
口0
)1
-
田 犬 碧
山 南
5
年
始 3.0
-20%
みよし
常滑
高
浜
豊 大 武
田 口 豊
東
郷
東海
長野県
売木村
大
治 福岡県
大木町
宮崎県綾町
豊山
日進 幸田
大
府
沖縄県
北大東村
長野県
平谷村
宮崎県
西米良村
子供が減少 子供が増加
-15%
-10%
-5%
0%
東京都
利島村
21%
5%
0~14歳人口増減率(2010年3月末~2015年始)
沖縄県
竹富町
鹿児島県
三島村
十島村
10%
お金の使い方次第で地域が変わる
売上
都会に預け
ず地域内に
再投資!
地域か
ら資金
調達!
儲け
地域か
ら資金
調達!
地域の自
然エネル
ギー活用!
地域外への売り上げを増やし、
もっと「外貨」を獲得!
地域内
向けは
安く!
地域の
業者に
発注!
コスト
地消地
産物々
交換を
促進!
雇用増!
賃上げ!
兼業奨励!
内部
配当 金利 光熱 地代 設備 原材 給料
留保
費 家賃 費 料費
地域内の誰かの 地域外に出て 受け取った人が
行ってしまう 地域内でまた使う
貯金に回る
多くは結局、地域内
では使われないまま
地域内では循環せずに
都会や海外を活性化させる
地域内で循環し、雇用
と若者人口を増やす!
地域外に出て行くお金を減らそう
東栄町民1人が1年間に
消費する額は200万円程度
地域外への売り上げを増やし、
売上
もっと「外貨」を獲得!
→ その1%=2万円 町内産の消費を増やせば
賃上げ!
地域か 地域の自 地域内 地域の
都会に預け 地域か +6,600円が地元に回る
地産地
儲けら資金 ら資金 然エネル 向けは
コスト
ず地域内に
業者に
消物々 兼業奨励!
→ これは給与+福利厚生300万円/人の
調達! 調達! ギー活用! 安く! 発注!
再投資!
交換を 地域通貨支給!
促進!
雇用22人分の額!
内部
配当 金利 光熱 地代 設備 原材 給料
留保
費 家賃 費 料費
東栄町民1人が1年間に
払うエネルギー代を50万円程度とすると
→ その10%=5万円省エネを進めれば
地域外に出て 受け取った人が
地域内の誰かの
+1億6,500円が地元に回る
行ってしまう 地域内でまた使う
貯金に回る
→ 給与+福利厚生300万円/人の
地域内では循環せずに
多くは結局、地域内
地域内で循環し、雇用
雇用55人分の額!
では使われないまま
と若者人口を増やす!
都会や海外を活性化させる
里山資本主義とは
お金の世界で成長を目指す「マネー資本主義」の反対語。
お金にならない価値も重視、循環再生で社会を持続。
「物々交換」や「恩送り」の重視+原状不稼動の「原価0円資産」活用:
! お金を使わない分GDPは減るが、幸福度と持続性は増大
! 資源購入の減少 → 金銭換算された域際収支も改善
「客数」や「売上」よりも、「地域内でどれだけお金が回るか」を重視:
! 「地消地産」で、地域外に出て行くコストを減らす
← 地元民と観光客の消費するものは、なるべく地元産にする
← 地域内消費を、地元民の給料と地元産の原材料費に回す
目先の「経済成長」よりも、「人口」と「天然資源」の循環再生を重視:
! 出生率1.1、自給率0%の東京の限界を直視
! 農山村への若者回帰促進、子育て支援への投資
マネー資本主義と里山資本主義
動機
目標
戦略
マネー資本主義
里山資本主義
自分が、いま、一番になる
社会が滅びずに続いていく
お金儲けの一番を目指して
代わりのない中継者になる
際限なく稼ぎ、貯め込む
= 稼いでは回しバトンをつなぐ
粗暴バージョン:
素朴バージョン:
他者/他集団から奪い取る
何でも自給自足する
知能バージョン:
成熟バージョン:
未来/次世代から搾取する
循環・再生が可能な範囲で
ほどほどに稼ぎ、使う
←簿外資産を浪費して蓄財する
(地下資源、水、土壌、大気、子供、絆...)
手法
←借金や汚染物質を後世に残す
← 使ったものは元に返す
← インフラと清浄な環境を残す
等価交換 / 金融投資
自由競争 / リスクの個人化
物々交換・贈与 / 実物投資
協働 / リスクの社会化
里山資本主義・エネルギーの大逆転
× 20世紀: 建物は鉄筋コンクリか新建材プレハブ
○ 21世紀: 木造近代建築の登場で革命が進行
→ 燃えない、丈夫で長持ちで地震に強い、集成材建築が新登場
欧米では7階建てや9階建ての木造高層建築も増加中
→ 日本でもうすぐ国産集成材の利用が増えれば、林業や製材
業が再生するうえ、木屑やチップを燃やすことで、灯油よ
り何割も安く(場合により半額で)暖房や発電ができる!
× 20世紀: 木を燃やすより灯油や電気が安い
○ 21世紀: 原油高で、雑木林の価値が大復活
→ 薪ボイラー、薪ストーブの技術革新で燃焼効率が急上昇
→ 遠くから送電/油を輸送するより、近くの薪の方が安い
→ 20年毎に雑木林を伐採して薪にするサイクルが復活へ?
里山は放置しておけばいい?
× 里山は放置しておけば原生林に戻って安定する?
→ 戦後に植えられた木が、今後一斉に枯れていく。
→ 放置しておけば、全国で山崩れが急増する。
→ 原生林に戻すにも多年の周到な手入れが必要。
× これまで放置してOKだったのだから、これからもOK?
→ 里山には、2~30年前までは薪を取る人が入って
いて、そのために森の健全性が保たれていた。
→ 今では老木が日光をさえぎり、成長不全の細い木
が密集して、豪雨に弱い山になっている。
× 里山を守るには、幾ら金があっても足りない、つまりもうムリ?
→ 里山は使い方次第では「宝の山」になる。
①新世代林業 ②雑木林を薪山に ③地域の社交場
林業は先進国にふさわしい産業
日本は何倍にも伸ばせる
里山資本主義・産業の大逆転
× 20世紀: 「ハイテク工業」で経済成長・雇用増
○ 21世紀: 「6次産業」で循環・再生の拡大
1次(栽培/漁獲)×2次(加工)×3次(ブランド化)=6次産業
→ ハイテク産業地域の苦境:商品陳腐化加速・低収益・雇用減
→ 地元の農水産品に根ざしたブランド品や集客交流は好調
→ 国際競争に強いのはスイスや仏伊など6次産業の強い国
→ 世界中から一番安くて大量に作られたものを買ってくる
のではなく、地元産の質を上げてもっともっと使う生活へ
観光客に地元産以外の食材を出していないか?
地元民は、地元内産を買っているか?
何も考えずにお金を地元の外に戻していないか?
「里山資本主義」的地域活性化を
①
安さでは勝負せず高品質の商品で外貨獲得:
当地独自の生活文化に支えられた、ハイセンス・少量
・高単価の「地域ブランド商品」「生活文化観光」で
外から稼ぐ(=「いま」「ここ」にしかないものを売る)。
②
お金と遊休資産をもっと地域内でぐるぐる回す:
地域内産の食材、建材、人材の質を上げて地元で使い
倒し 、未就労女性や障碍者を雇用し、時短で「時給」
を高め、兼業を奨励し、空き不動産は安く賃貸する。
③
省エネ・新エネ投資でエネルギー代を大幅削減:
建物の改築・断熱改修を進めて大幅な省エネを実現。
建材にはなるべく地元産材を使い、木屑を燃料利用。
小水力・風力・地中熱・廃油・廃熱を余さず使う。