エンタープライズICT総合誌 月刊ビジネスコミューニケーション(Webサイトへ) インフォマティカ・ジャパン ジネスを加速するマスターデータ管理製品を発表 ∼複数システムに散在するデータの矛盾や重複を 解決するマスターデータ管理製品「Infomatica MDM」∼ データ インテグレーション ソリューションにおける独立系リーディングプロバイダー、インフォマティカ・ジャパンは、マ スターデータ管理製品「Informatica MDM」の国内での提供を発表した。Informatica MDM は、データ管理ソリューション の 1 つとして、複数システムに散在するデータの矛盾や重複を解決するマスターデータ管理(MDM)機能を提供する製品で ある。 多くのデータが異種システムに 様々な形式で保存されている 組めるようになり、業務効率の改善、 ビジネスの最優先課題に 効果的に取り組めようになる ビジネスの俊敏性の向上も実現する ことができるようになる。 今日の企業では、顧客、製品、パ Informatica MDM は、柔軟で実 ートナー、サプライヤなどに関する 績のある単一プラットフォームのマ ビジネス上重要なデータに整合性が ルチドメインマスター管理(MDM) なかったり、重複したりするなど、 ソリューションである。複数の個別 Informatica MDM は、全ての 不正確なデータが存在している。加 システムに管理されているデータを MDM 要件(データ統合、プロファ えて、そのデータが社内外の異種シ 信頼性の高いビューを使い提供する イリング、マスターデータ品質、マ ステムに様々な形式で保存されてい ことで、業務の改善や新しい販売機 スターデータ管理)を包括的にサポ るような状況が多々ある。このよう 会の獲得、戦略的課題の解決を可能 ートする。そして、複数のシステム な状況では、戦略的なビジネス課題 にしている。また、単一プラットフ に様々な形式で存在するデータにつ に迅速に対応することができないた ォームでのマルチドメイン MDM と いて、その矛盾や重複を検知して問 め、収益機会を逸失したり、業務の いう独自のアプローチを採用してお 題を解決することが可能だ。具体的 生産性の低下を引き起こしてしまう り、これによって、任意のビジネス には、次のようなビジネス要件に貢 可能性がある。しかし、不整合なデ 上重要なデータから管理をはじめ 献できる。 ータを整理するために必要なコスト て、少しずつマスタードメイン(顧 ◆顧客データ管理:一貫した正確な は膨大であり、このような問題を解 客、製品、パートナー、サプライヤ、 ビューを使い、顧客や顧客との関係 決するのは、たやすいことではない。 資産、場所など)を追加することが (複数の地域や部門を横断する場合 それは、企業が処理しているデータ 可能であり、変更にも柔軟に対応す を含む)を把握することができる。 量やデータ形式の種類が、かつてな ることができる。最重要課題から小 ◆製品データ管理:全社の製品や製 いほど増加しており、その元となる さく導入をしていくことができるの 品構成に関する正確な製品マスター パートナー企業やシステムも同様に で、短期間で運用でき、管理や、そ データを入手することができる。 増加してきているからである。その の後の移行も容易に行える。このよ ◆ビジネス インテリジェンス、レポ 回避策として、大きな期待と関心が うな特長と持つ Informatica MDM ート作成、分析:重要なアプリケー 寄せられているのが、マスターデー を活用することによって、企業は、 ションにおいて信頼性の高い関連性 タ管理である。 ビジネスの優先課題に効果的に取り が紐付けられた情報に基づいた意思 76 全ての MDM 要件を 包括的にサポート ビジネスコミュニケーション 2011 Vol.48 No.12 エンタープライズICT総合誌 月刊ビジネスコミューニケーション(Webサイトへ) ●フォーティネットジャパン 決定を行い、効率化を実現できる。 ◆ B2B 顧客およびチャネル管理: 部門、子会社、製品、サービス、チ ャネルパートナー、またはこれらの 複雑な関係など、顧客に関する 360 度のビューを構築することができ る。 ◆リスク管理およびコンプライアン ス:顧客、取引先、契約、取引、金 融商品、事業部門、地域の可視性を 支援。 顧客獲得率や維持率を 改善して収益を増加 図 1 「Imformatica MDM」のダッシュボード画面 ーズを把握し、クロスセルとアップ 回収:業務統合を伴う重要なデータ 険、証券、ライフサイエンス、製造 セルを効果的に実践。 資産を効率的にマージすることによ 業、ヘルスケア、政府などの各業界 ●顧客管理を最適化し競争力を強 り、合併や買収による投資価値を早 の大手グローバル企業や組織が 化:複数のデータ(顧客、製品、パ 期に回収。 Informatica MDM を利用して、次 ートナー、サプライヤ、契約、アカウ ●会社レベルでの意思決定を改善: のような成果をあげている。 ント、従業員、場所など)を同一プラ ビジネス上重要なマスターデータの ●顧客獲得率、維持率を改善して収 ットフォームで管理することによる運 正確性、信頼性、および適時性を改 益を増加:単一の顧客ビューまたは 用の俊敏性とスピードをアップ。 善して、グローバル規模で全社の情 拡張顧客ビューを利用して、顧客ニ ●合併や買収による投資価値を早期 報に基づく意思決定を実現。 日本に先駆け、海外では金融、保 インフォマティカは、このような ベストプラクティスを日本国内にお いても提供していく。また、信頼性 の高いデータ統合プラットフォーム とマスターデータ管理を融合させた 「データ・インテグレーション(DI) プラットフォーム」の提供を通じ、 既存顧客を中心に拡販を図っていく。 ●お問い合せ先● インフォマティカ・ジャパン㈱ TEL : 03-5229-7214 図 2 「Imformatica MDM」の階層構造表示画面 ビジネスコミュニケーション 2011 Vol.48 No.12 URL : http://www.informatica.com/jp/ 77
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