「日本食品工学会誌」原稿執筆の手引き 「2」などにつづき, 「,」のあとに「†」を上付きで付す. 1.はじめに この手引きは,「日本食品工学会誌」への投稿原稿の 所在地については,著者に郵便物などが届くように郵 執筆に関する事柄を記す.詳細は最新号を参照されたい. 便番号と住所を正しく書く(所属の細部まで書く必要は ない). 2.投稿原稿 4.2 本文が英文の場合 2.1 一般的注意 英文で①ランニングタイトル(30 字以内),②題名, 投稿原稿は原則としてパーソナルコンピュータを用い ③著者名,④所属(研究機関)と所在地(郵便番号と住所), て作成する.用紙は A4 判縦長とし,上下左右に各 3 cm ⑤責任著者の連絡先(Fax 番号および E-mail アドレス) 程度の余白を設け,10.5 ポイント程度の字の大きさで横 をこの順に記載する. 書きする. 2.2 投稿論文の構成 5.英文要旨 投稿論文の構成は,(1)原稿送状,(2)表紙,(3)英文 本文が和文,英文のいずれの場合も,英文で研究の意 要旨, (4)本文, (5)表, (6)図(写真を含む), (7)図(写 義,目的,結果,結論を簡潔に,規定の語数の範囲内で 真を含む)の説明文,(8)和文要旨(本文が英文の場合 内容が正確に伝えられるようにまとめる.図と表は引用 は和文要約)とする. しない.原著論文,技術論文,総説および解説は 200 語 (ワード)以内,ノートは 150 語以内とする.レターに 2.3 原稿の送付先 論文原稿は原則として表紙,要旨,本文,図表(投稿 は不要である. 時は,説明文とともに本文中の適切な箇所に挿入する) を一つの PDF ファイルにまとめたもの,および要旨の 6.キーワード みを PDF ファイルにしたものを原稿送状と共に,電子 英文要旨のあとを改行して,「Keywords」の見出しを メールの添付ファイルとして [email protected] 宛送付する. 付け,「:」を付したあとに,キーワード(英文,5 語以 やむを得ず印刷原稿として投稿する場合は,原稿の原 内)を「,」で区切って連記する. 本は著者のもとにおき,A4 の大きさで複写した原稿 3 部 (ただし,写真はすべてプリントしたもの)を一般社団 7.本 文 法人日本食品工学会事務所に提出する. 7.1 本文の構成 〒 194-0032 東京都町田市本町田 2087-14 7.1.1 原著論文および技術論文 構成区分は原則として 一般社団法人日本食品工学会事務所 緒言,理論,実験,結果,考察(「結果および考察」と ただし,改訂原稿については担当編集委員に直接送付 してもよい),結論,謝辞,記号説明,引用文献,引用 する. URL とする.これらのうちで,不要な項目は省く. 構成区分中の大見出し,中見出しおよび小見出しは, 3.原稿送状 それぞれ 1.,2.,3.,……,1.1.,1.2.,1.3.,……,1.1.1.,1.1.2., 本会ホームページから所定の様式をダウンロードし, 1.1.3.,……のように順次区別する.見出し字句の最後に ピリオドはつけない. 必要事項を記入して提出する. 7.1.2 総説および解説 原著論文に準ずる. 7.1.3 ノート 原著論文に準ずる. 4.表 紙 4.1 本文が和文の場合 7.1.4 レター 原則として,構成区分見出しを付けない. 和文で①ランニングタイトル(15 字以内),②題名, ただし,文献のみは構成区分見出しとする. ③著者名,④所属(研究機関)と所在地(郵便番号と住所), 7.2 原稿の書き方 および英文で⑤題名,⑥著者名,⑦所属(研究機関)と 7.2.1 文章および文字 文章はひらがな(平仮名),常 所在地(郵便番号と住所),⑧責任著者の連絡先(Fax 番 用漢字および新かなづかいに準拠し,平易かつ簡潔な「で 号および E-mail アドレス)をこの順に記載する.題名 ある」調とする.英字,数字は原則として半角とする. は論文の内容を的確に表すものとし,一般に用いられる 7.2.2 専門用語 原則として文部省学術用語審議会編 「学術用語集」による.略語または記号を用いるときは, 以外の略語を用いない. 著者の所属が複数の機関にわたる場合は,氏名の間を 最初に用いる箇所で括弧内に正式の名称を記す. 「,」で区切って連記し,氏名の右肩にそれぞれ「1」「2」 7.2.3 化合物名 原則として IUPAC(国際純正応用化 等を付して,所属と対応させる.また,責任著者には, 「1」 学連合)命名法に従う.本文中では化学式を用いず,名 ( 16 ) 称を用いて書く.長い化合物名の場合は,7.2.2. に準じ 著者名の後にセミコロン;を入れ,雑誌名,巻数(号 て略語を用いてもよい.また,化合物の名称として,一 数),初めと終わりの頁,(発行年)の順とする.巻 般に使用されるものは用いてもよい. 数は強調文字とする.号数は号毎に頁を付けている場 7.2.4 外国語の表記 外国の人名,会社名などはアル 合のみとし,通し頁の場合は入れない.複数の著者の ファベット表記とする.ただし,周知の述語となっている 場合,名前の間はカンマ(後ろ半角あける)で区切り 人名はカタカナ書きでもよい.人名には敬称をつけない. and を入れない.著者名は姓以外はイニシャルだけと 7.2.5 図表 本文中に図,表を引用する場合,本文が和 する. 文である場合にも,Fig. 1,Table 1 とする.挿入位置を 英文成書(単行本) 原稿用紙の右余白に Fig. 1,Table 1 のように指示する. 2)A. B. Smith;“Thermophysical properties”vo1.3, C. D. 7.2.6 量記号と単位 量記号と単位はそれぞれイタリッ Jones ed., JSFE Press, 1999, p. 345. ク体(斜体)とローマン体(立体)を用いる.単位は, 単行本の場合,著者名,“書名”,編者,発行所,西 原則として SI 単位を用いる.数式が多い文章などには必 暦発行年,記載頁数とする. 要に応じて記号説明(本文が和文でも英文で書く)を本 英文タイトルを持つ和文論文 文または謝辞のあとに設ける.記号,説明,単位は,左 3)T. N i h o n , J . To k y o , S . T s u k u b a ;“T h e r m a l 揃えとする.(以下の例を参照) conductivity of meat and fish meal”(in Japanese). Jpn. J. Food Eng., 1, 123-127 (2000). NOMENCLATURE -1 Cp : isobaric heat capacity, J・mol ・K T 3 英文タイトルを持たない和文成書(単行本) -1 4)K. Hashimoto; “Reaction Engineering (Hannou : thermal expansion coefficient, K κT : isothermal compressibility, Pa ρ 論文名のあとに(in Japanese)と記載する. : absolute temperature, K Vm : molar volume, m ・mol α -1 : density, kg・m -1 Kougaku)” , Baifukan, Tokyo, Japan , 1984, p. 224. -1 タイトルは引用者が英訳して表記し,日本語タイトル -3 名を( )内にローマ字で記載する . その他は 2)に 準ずる. 7.2.7 数式 本文中に数式を書くときは,(a/b)log(cd/ e),f/g のように書き,行を改めて書くときのみ a cd (1) log b e 引用 URL i) www.tokyo-u-fish.ac.jp/home/fenet/ (Nov. 21, 1999) のように書き,その行のあとに数式の通し番号を丸括弧 に入れる. 8.謝 辞 7.2.8 引用文献 引用文献は本文中の該当するところ 謝辞は必要に応じて本文のあとに,「謝辞」と見出し に,[1],[2,3],[4-7] のように通し番号(アラビア数字) をつけて簡潔に書く. を入れる(上付きとしない).本文,謝辞または記号説 明のあとに前 1 行をあけて,「引用文献(英文の場合は, 9.図,写真および表 References)」と書き,次の行から左揃えで,通し番号順 図と表は最小限にとどめ,同一内容のものはいずれか に並べる.引用文献は全て英文とし,日本語文献の引用 一方とする.図と表は本文内の最初の引用箇所に,図表 は次の規則に従う(以下の例を参照). の説明文と共に挿入する. a)著者名はローマ字表記とする. 9.1 図および写真 b)誌 名 や 書 名 お よ び タ イ ト ル 名 に 英 文 を も つ 日 本 語 9.1.1 一般的注意 原図は明瞭なコンピュータ描画を原 文 献 は そ の 英 文 名 を 用 い る. 論 文 名 の あ と に(in 則とし,アラビア数字で一連番号を付す.すべての図は, Japanese)と記載する. 同一縮尺となるように調整し文字や線も印刷されたとき c)誌名(書名)やタイトルが日本語のみの文献の場合, を考慮し,大きさ,太さに気を付ける.(印刷時は,半 誌名(書名)はローマ字で表記する.タイトルは引用 ページ幅の場合,横約 72mm,全ページ幅の場合,横約 者が英訳して表記し,日本語タイトル名を( )内に 168mm に縮刷されるので,原図をいずれかの幅に入る ローマ字で記載する . ように合わせて作成してもよい) .図中の文字は英文とす る.カラーの図の印刷料は,追加料金を著者が負担する. 引用文献 最終原稿の図は A4 判に 1 図ずつ書き,原図の左下隅 英文論文 に筆頭著者の姓と図の番号を記す. 1)A. B. Smith, C. D. Johns; Microwave drying effects 9.1.2 写真 写真は図として扱い,一連番号を付す.写 on properties of edible films. Int. J. Food Eng., 19, 真は原図に準じ縮小して製版する.写真印刷は原則とし 234-238 (1998). て白黒写真とするが,原写真は白黒,カラーのいずれで ( 17 ) もよい.カラー印刷を必要とする場合はカラー写真を用 内であるので,題名から本文までのすべてを含めて 2500 い,写真の左上隅に「カラー印刷」と記入する.原写真 字以内(全角文字換算)とする. の左下隅には筆頭者の姓と図の番号を記入する. 11.2 本文 論文の背景,目的,主な結果を平易に解説 9.1.3 図の説明文 図のタイトルおよび説明は,(本文 する.原則として,見出し区切りは付けない. が和文であっても)英文で記載する.タイトルおよび説 11.3 図表 原則として図表は記載しない.本文中の図 明の語句は最初の文字を大文字とし,以下は小文字とす 表を引用する場合には,Fig. 1,Table 1 のように書く. る.図中に用いた記号と略号については,説明を記す. 最終原稿提出時には,別紙に番号順に記載する. 12.行番号の付与 9.2 表 本文,英文要旨,和文要旨,和文要約には,審査の便 9.2.1 一般的注意 表の題名は,Table 1 などとして表 宜上,ページの左隅余白に全ての行(空行も含む)に対し, の上部に,説明などの注記は下部に(本文が和文であっ 全ページを通して連番の行番号を振る. ても)英文で書く.表題および表中の語句は最初の文字 を大文字とし,以下は小文字とする. 13.最終原稿の提出 最終原稿提出時には,別紙(原則として上下,左右に 掲載可になった原稿を提出する際は,図と表をひとつ 3 cm 程度の余白を残して作成)とし,筆頭著者の姓を表 ごとに別紙(筆頭著者の姓,図番号等を左下隅に記入) の左下隅に記入する. とし,引用文献の後に図説明文,表,図の順に挿入し, 最終原稿とする.最終原稿のファイルを電子メールにて 送信するか,あるいはそれを収録した記録メディアを本 10.和文要旨 和文表題,著者名のあと,改行して 1 行あけて,研究 会事務所に送付する.これらは返却しない. の意義,目的,結果,結論を簡潔にまとめる.図表は引 記録メディアにはファイル名,OS 名,ソフト名およ 用しない.原著論文,技術論文,総説および解説は 400 びそのバージョンを記載する.なお,数式はパソコン入 字以内,ノートは 300 字以内とする. 力,手書きのいずれでもよい.手書きの場合は,PDF ファ 本文が英文の場合およびレターには不要である(2.2 イルにして記録する. 参照). 14.掲載料 掲載料は付表 1 による. 11.和文要約 和文要約は原著論文または技術論文の本文が英文の場 合に,国内読者の便宜を図るために作成するものであり, 15.別 刷 本文が和文の場合は不要である.なお,日本語を母国語 掲載論文の PDF は,学会より責任著者へ無料にて進 としない著者(海外からの投稿など)はこの限りでない. 呈する.別刷は,著者校正返却時に希望部数を明記して 11.1 書式 題名,著者名,所属(研究機関),所在地(郵 注文することができる.別刷印刷料金は付表 2 による. 便番号と住所),責任著者の連絡先(Fax 番号,E-mail アドレス)を各項目ごとに改行し,この順に和文で書く. 16.その他 著者の所属が複数の機関にわたる場合の書き方は,表紙 著者校正は一度だけ行う.英文などのチェックは著者 の書き方と同様である.そのあとに 1 行あけて,和文要 の責任で行う. 約の本文を書く.和文要約は刷上がり A4 判 1 ページ以 付表 1 掲載料 頁 数 2 以下 3 4 5 6 7 8 9 10 会 員 8,000 10,000 12,000 14,000 16,000 20,000 24,000 28,000 32,000 (円) 付表 2 別刷料金表 非会員 12,000 15,000 18,000 21,000 24,000 30,000 36,000 42,000 48,000 頁 数 4 6 8 10 12 14 16 50 10,000 12,000 14,000 16,000 17,000 18,000 19,000 オフセット印刷(円) 100 10,500 12,500 14,500 16,500 17,500 18,500 19,500 印刷部数 150 200 11,000 11,500 13,000 13,500 15,000 15,500 17,000 17,500 18,000 18,500 19,000 19,500 20,000 20,500 250 12,000 14,000 16,000 18,000 19,000 20,000 21,000 ※ 300 部以上はその都度の御見積とさせていただきます. ※後からの追加印刷はその都度の御見積とさせていただきます. ( 18 ) 300 12,500 14,500 16,500 18,500 19,500 20,500 21,500
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