紅谷 浩之

第 17 回日本在宅医学会大会
シンポジウムテーマ
開催日
シンポジスト
「映画を観て、ディスカッションしよう!
在宅医療の意思決定を考える CES(シネデュケーションポジウム)」
2015 年 4 月 25 日(土)
ふりがな
氏名
講師情報
抄録集・ホームページ掲載用原稿
所属施設
姓
時間
17:00-19:00
べにや
紅谷
収容人数
名
300 名
ひろゆき
浩之
オレンジホームケアクリニック
部門
役職
代表
演題名(80 字以内)
小児在宅医療、それを決めるのはだれ?
ご略歴(300 字以内)
福井県福井市出身。
2001 年福井医科大学卒業。福井県立病院、福井医科大学にて救急総合診療研修後、名田庄診療所、高浜町和
田診療所にて地域医療の研修、実践。2011 年 2 月オレンジホームケアクリニック設立。
「在宅医療が得意な
医師養成プログラム・ふくい」プログラムコーディネーター。
重度心身障害児レスパイトケア施設「Orange Kids’ Care Lab.」、福井駅前まちかど健康相談スペース「み
んなの保健室」を開設。
劇を使った多職種連携実践研修「在宅医療プロフェッショナル大作戦シリーズ」を全国で展開中。
講演概要(1000 字以内)
福井県のオレンジホームケアクリニックからは、小児在宅医療での意思決定をテーマにドラマをお送りし
ます。
重度な障害を持った子どもの在宅ケアの必要性が増してきています。その難しさは、医療ケアの方針だけ
でなく、生活のあり方、成長に伴う悩みなど、様々な選択が迫られることにもあります。子ども本人の意思
を把握するのが難しい場合も多く、両親を中心に関わるスタッフも含めて考えていく必要が出てきます。
重度な障害を持った子どもたちのケアは、関わるスタッフも多くなります。
「医師」だけをとっても病院主
治医・在宅医だけでなく、整形外科やリハビリテーション科などの医師、療育施設・レスパイトケア施設の
医師、など多くの関わりがあります。当然、看護師やリハビリスタッフも同様です。さらに福祉関係、教育
関係、行政関係もそれぞれ関わりが多くあります。
関わる人は多いですが、実際にケアのほとんどを担うことになるのは母親です。父親やきょうだい児、祖
父母なども巻き込んだ「家族」という世界で、多くの医療福祉教育行政関係者との関わりを持ちながら、子
ども本人の意思を想像しながら、重要な意思決定を迫られる母親。子ども本人の意思、そして母親本人の意
思はどのように尊重されるべきなのでしょうか?
生活の中でのケアに関わるスタッフたちは意思決定のサポートをどのように行っていけばよいでしょうか。
一緒に考えてみませんか?