Page 1 第210号 2012 年 11 月 11(日)~ 11 月 17 日(土) こちらに来

グランドフォークスだより
第210号
2012 年 11 月 11(日)~ 11 月 17 日(土)
こちらに来たのは 10/29 でありましたが、スーパーではすでに感謝祭用のかぼ
ちゃ、子供用の大きな袋入りのキャンディーやチョコレートなどが販売されてお
りアメリカ人の、この日に掛ける期待の大きさが伺えるものであります。そこで
今週は日本でもおなじみの THANKS GIVING DAY(感謝祭)について書き綴って
みたいと思います。
感謝祭(11/22)は、祝日となるアメリカ合衆国の祝祭日(ナショナルホリデ
ーNational Holiday)のひとつであり、2007 年の感謝祭に七面鳥に恩赦を与えた
ブッシュ大統領(当時)のエピソードが残されています。
現代の感謝祭では、宗教的な意味合いは、かなり弱くなっており現代アメリカ
人の意識の中では、たくさんの親族や友人が集まる大規模な食事会であり、大切
な家族行事のひとつと位置づけられています。特に感謝祭前日と感謝祭休日最後
となる日曜日は、空港、高速道路、鉄道などの交通機関が1年の中でも有数の大
混雑・大渋滞となります。
感謝祭の朝には、大統領が二羽の七面鳥を屠殺される運命から恩赦する
(Turkey Pardon)という行事がホワイトハウスで行われます。ニューヨーク市
の百貨店メイシーズでは、1924 年から毎年(第二次世界大戦のために 1942 年か
ら 1944 年まで中断されたことを除き)巨大な風船を用いたパレード「Macy's
Thanksgiving Day Parade」が恒例行事となっています.また、通常は日曜日と月
曜の夜しか行われないNFLの試合が3試合(1970 年以降、ダラス・カウボーイ
ズとデトロイト・ライオンズのホームゲーム2試合が行われるのが通例だったが、
2006 年以降、それ以外のチームのホームゲームが持ち回りで開催)が行われます。
ニューヨーク州のように全米祝祭日の感謝祭当日のみを祭日とする所もある
が(学校や商店は休日とするところが多い)、多くの州は感謝祭の翌日の金曜日
も祝日扱いとして4連休の感謝祭休日(Day After Thanksgiving)とし、中には
感謝祭の前の水曜日から 5 連休とする州もある。感謝祭が過ぎるとクリスマスま
で約ひと月となり、クリスマスプレゼントの購入に向けて消費が動くため、各小
売店では感謝祭をクリスマス・セールの前哨戦と位置づけ、客足をあてこんで金
曜日から特別セールを行う。金曜日のセールで小売店の収支が黒字になることか
ら感謝祭の翌日を「ブラック・フライデー」、週明けの月曜日に職場の高速回線
を利用してウェブ通販でプレゼントを購入する人が多いことから感謝祭休み明
けの月曜日を「サイバー・マンデー」と呼ぶ場合もあります。感謝祭からクリス
マスまでのひと月は、小売店の年間の総売上で重要な期間となり、通説では小売
業の年間売り上げの半分がこの一ヶ月に集中する。消費者向け製品を作る各社も
この「年末商戦」に間に合うように新製品を発売するのが通例です。
イギリスからマサチューセッツ州のプリマス植民地に移住したピルグリムフ
ァーザーズは“宗教的自由を求めてアメリカ大陸に来た”というのが通説として
信じられています。さらに彼らがアメリカ大陸に来た理由には、当時のイギリス
では宗教の自由が無かった為に、彼らが信じる宗教の布教活動が移住の目的だっ
たとも考えられています。1620 年に彼らがアメリカ大陸に来た時点で、ニューイ
ングランド周辺にいたインディアンのうち約 90%は病気により死亡してしまい
ました。その理由としては、1492 年にコロンブスがアメリカにやってきた際に、
当時アメリカ大陸内では存在しなかったヨーロッパから運ばれたインフルエン
ザ菌、その他の病原体に対する抵抗力が無かったということがあります。その結
果、1620 年にピルグリムファーザーズがプリマス植民地にやってきた際には、無
人状態となったインディアン達の住居や日用品を使うことで厳しい冬を過ごす
事ができたという事です。インディアン達が彼らに食料や毛皮のジャケットなど
を提供、両者の間に友好関係があったとされるという事実は、確認されていると
は言いがたいようです。事実とは異なった話が一般になっている背景には、マサ
チューセッツ植民地の統治者ウィンスロップがアメリカにはインディアンとの
間の戦争や虐殺、略奪という暗い歴史しか無いので、「明るい話を広めよう」と
使われたとも言われています。白人の間で現在広く伝えられている“感謝祭”の
歴史は史実とするには議論の余地があるようです。
実は、18 世紀と 19 世紀の長い期間、感謝祭は忘れられた存在であった。この
忘れられた伝統を復活させ新たな役割を与えたのは第 16 代アメリカ合衆国大統
領エイブラハム・リンカーンであった。父と息子が南軍・北軍に別れて互いに戦
うほど悲惨であった南北戦争の終結後、彼は国内の融和を図り国家としての団結
を取り戻すために感謝祭を連邦休日と定め、家族の集いを奨励しました。この試
みは成功し、感謝祭は単なる「大型連休」以上に、遠く離れた家族・親戚が再会
して絆を深め合うアメリカの伝統として根付いています。子供たちも小学校低学
年から、建国以前の入植者たちの困難とそれを助けた先住民の逸話に基づく感謝
祭の意義を学びます。
一方、インディアン達は「感謝祭」は、この日を境に先祖達の知識や土地がヨ
ーロッパからの移民達に奪われた、「大量虐殺の始まりの日」としています。
1969 年のアルカトラズ島占拠事件では、これに賛同したインディアンたちは「感
謝祭の日」に合わせて数百人がアルカトラズ島に上陸しました。
ワンパノアグ族を中心に、ニューイングランドのインディアン部族が結成する
「ニューイングランド・アメリカインディアン連合」は、「ピルグリムファーザ
ーズ」のこの「感謝祭」にぶつけて同じ日に、「全米哀悼の日 (en)」としてデモ
抗議を毎年行い、喪服を着て虐殺された先祖達に祈りを捧げています。
と言うように「感謝祭」はアメリカ人にとって、歴史的にも大変重要な意味が
ある国民の祝際日と云えそうです。
操縦訓練状況
5-2:あと4名を残し、JCAB 事業用課程及び計器課程に進んでいます。
全員JCAB課程に進むのも時間の問題でしょう。
6-1:今一番訓練の大変な時にさしかかっており、顔つきもパイロットらしく
なり、このようにして育っていくのだと言うことを実感しているところで
す。
6-2:初単独飛行未実施者が、あと数名残すのみとなりました。取り残されて
いる事に焦らずに、自分のペースで初単独飛行に臨んで欲しいものです。
by
山口治郎