COP COP21までに野心的 までに野心的な までに野心的な約束

Citizens Alliance for Saving
Citizens’
the Atmosphere and the Earth
日本の約束草案
草案に対する
する CASA 声明
COP
COP21までに野心的な
までに野心的な
までに野心的な約束草案
約束草案の再提出を!
の再提出を!
2015 年 7 月 17
7日
NPO 法人 地球環境市民会議(
地球環境市民会議(CASA)
)
日本政府
日本政府は、2015
2015 年 7 月 17 日、地球温暖化対策推進本部で「2030
日、地球温暖化対策推進本部
年度に 2013 年度比
26.0%削減(
%削減(2005
2005 年度比 25.4%削減)
25.4%削減)
」とする約束草案
」とする約束草案を決定し
決定し、速やかに国連に
速やかに国連に提出す
速やかに国連に
ることを発表した。
を発表した。
しかし、
しかし、2013 年比 26%削減
%削減は、1990
1990 年比では 18%削減に過ぎず
18%削減に過ぎず、EU
EU やアメリカなどの
アメリカなどの
削減目標に比べても
削減目標に比べても大きく見劣り
見劣りするものである。
するものである。
また、
また、約束草案
約束草案の根拠とさ
根拠とされるエネルギー
れるエネルギーミックス
ミックスは、原発の
原発の再稼働や
再稼働や 60 年運転
運転、建
て替え(リプレイス)など
て替え(リプレイス)などを
を前提とする
前提とする露骨な原発推進だけで
原発推進だけでなく、石炭火力発電所
原発推進だけで
石炭火力発電所の電
石炭火力発電所
源構成比
源構成比を福島原発事故
原発事故前の
前の 10 年平均の 24%から
から 2030 年には 26%に増加させる
増加させると
とする温
暖化対策に逆行する
対策に逆行する
対策に逆行するもので、とうてい容認できな
で、とうてい容認できな
で、とうてい容認できない
いものである
ものである。さらに、
さらに、省エネについて
について
は、
2030 年の最終エネルギー消費で
の最終エネルギー消費で 52%を占める産業部門の最終エネルギー消費
%を占める産業部門の最終エネルギー消費
%を占める産業部門の最終エネルギー消費や電力消
や電力消
費量が増える計画になっている。再生可能エネルギーの
が増える計画になっている。再生可能エネルギーの
が増える計画になっている。再生可能エネルギーの導入
導入も 2030 年時点で 22~
~24%と
極めて低い。
低い。1990
1990 年以降、世界の先進国
以降、世界の先進国
以降、世界の先進国が石炭火力を減らし
火力を減らし、再生可能エネルギー
火力を減らし、再生可能エネルギーを大幅
、再生可能エネルギー
に増加させてきたのに対し
に増加させてきたのに対し、
、日本は石炭
日本は石炭火力を大幅に
大幅に増加させ、再生可能エネルギーはほ
させ、再生可能エネルギーはほ
とんど増えていない
とんど増えていない特異な国である。
な国である。こうした政策を
こうした政策を今後も続けようと
こうした政策を今後も続けようと
今後も続けようとするのが、
するのが、今回の
エネルギー
エネルギーミックスと約束草案である。
ミックスと約束草案である。
日本は
日本は京都議定書の第
京都議定書の第 2 約束期間を拒否しただけでなく
約束期間を拒否しただけでなく、
、2013 年 11 月には削減ではな
削減ではな
く 1990 年比では増加する 2020 年目標を発表して
目標を発表して世界
世界の非難
非難を浴びた。さらに、
を浴びた。さらに、今回の
今回の著
しく野心性
野心性に欠ける
に欠ける約束草案
約束草案は、世界第
世界第 5 位の温室効果ガスの排出国(累積排出量
位の温室効果ガスの排出 (累積排出量は世界
(累積排出量
第 6 位)
位)である地球温暖化
地球温暖化の
の加害国として
加害国としての責任を
を放擲(ほう
ほうてき)するものであり、
するものであり、日
するものであり、
本が地球温暖化問題に最も消極的な国と評価され
地球温暖化問題に最も消極的な国と評価され
地球温暖化問題に最も消極的な国と評価されても
てもしかたがない
しかたがないもの
ものである。
COP21 までに、エネルギー
までに、エネルギーミックスと
と約束草案を
約束草案を再検討し、
再検討し、野心的な
野心的な約束草案を再提出
約束草案を再提出
することが、
することが、日本政府の日本と世界の将来
日本政府の日本と世界の将来
日本政府の日本と世界の将来世代に対する
世代に対する責務である。
責務である。
特定非営利活動法人 地 球 環 境 市 民 会 議(CASA)
)
〒540-0026 大阪市中央区内本町 2-1-19
19 内本町松屋ビル 10-470
電話
06-6910-6301
6301
FAX
06
06-6910-6302
電子メール [email protected]