ダンススポーツを 2020東京オリンピック・パラリンピックの追加

ダンススポーツを
2020東京オリンピック・パラリンピックの追加種目に!
WDSF公認 第17回東京オープンダンススポーツ選手権
神奈川県ダンススポーツ連盟40周年記念祝賀会
春
75
2015 No.
公益社団法人
ダンススポーツに携わって
公益社団法人 日本ダンススポーツ連盟理事
マーケティング本部長 今泉
清隆
さる3月6日(金)午後2時、2020年開催の「東京オリ
組織を運営するには、人、物、お金が必要です。公益社
ンピック・パラリンピック」に向けて、ダンススポーツ
団法人日本ダンススポーツ連盟も運営資金が必要です。
正式種目立候補の記者会見は、公益社団法人日本ダンス
時代のニーズにそぐわない会費等を見直す時期が来てい
スポーツ連盟(JDSF)の上部団体、世界ダンススポー
ると思っています。
ツ連盟(WDSF)カルロス・フライターク会長が出席
話は変わりますが、私の所属する新宿区ではダンスス
し、東京渋谷の東武ホテルにおいて開催されました。
ポーツ連盟等の願いが叶い、10地域で鏡が設置されたダ
NHK、TBS等のテレビ局をはじめ、毎日新聞、読売新
ンスが出来る多目的室や会議室、スポーツ施設の整った
聞等多数のマスコミ関係の方々が取材に来られました。
新宿コズミックセンター小体育室などが利用できます。
翌日の新聞各紙に掲載され、テレビでも報道されダンス
これもダンススポーツ連盟という組織があったからで
スポーツのアピールになったと思います。
す。2010年6月に新宿区体育協会会長に就任しましたが、
オリンピックへの参加は、ダンススポーツに携わる者
それに先立ち、ダンススポーツは陸連や水連その他先達
にとって長年の夢でした。1998年12月7日タイのバンコッ
的なスポーツから見るとどうしてもマイナーなイメージ
クで開催された第13回アジア競技大会においてダンスス
があると感じており、私のような者が体協会長をお引き
ポーツが公開競技として初めて実施され、オリンピック
受けして果たしてよいものかどうか、非常に迷いました。
への一歩が築かれたと聞いております(JADA広報誌「ダ
しかし、これもダンススポーツがスポーツの仲間の一員
ンスダンスダンス1999年1月第10号」
“オリンピックへ一
として認められて来た証拠であり、少しでも「ダンスス
歩前進”参照)。今回の記者会見はオリンピックに向け
ポーツのためにお役に立つのならば!」とお引受けしま
て確実に前進したと感じております。
した。
公益社団法人日本ダンススポーツ連盟の前身である日
「風俗営業法におけるダンス規制の見直し」を求める
本アマチュアダンス協会(JADA)に1986年から1993年
陳情運動は、体育協会会長になったことにより、新宿区
頃まで我が社「株式会社サニーエキスプレス」(新宿ダ
町内会連合会会長、新宿区商店会連合会会長にご賛同を
イカンプラザA館)の隣の902号室をお貸ししておりま
お願いしたところ快く受けていただき、連名で「風営法
した。その関係でJADA職員がおられない午前中は我々
見直しの陳情書」を新宿区議会に提出し可決されました。
が電話を代わりに受けており、おかげさまでJADAのこ
2020年オリンピック・パラリンピック招致決定の瞬間、
とがよくわかるようになりました。現在いろいろお手伝
東京商工会議所で新宿区町内会連合会会長、公益財団法
いできるのも、ダイカンプラザ時代の賜物と思っており
人東京都体育協会理事長その他多くの皆様と喜びを分か
ます。
ち合う事が出来、大変感激いたしました。これも公益社
その後、JADAは品川区西五反田に移転し、日本社会
団法人日本ダンススポーツ連盟理事、公益財団法人東京
人ダンス協会(NSDR)と日本アマチュア競技ダンス連
都体育協会監事、一般社団法人新宿区体育協会会長をさ
盟(LACD)及び全日本学生競技ダンス連盟の組織再
せて頂いたお蔭と感謝しております。今後も、新宿区各
編により1999年、日本ダンススポーツ連盟(JDSF)が
スポーツ団体及びダンススポーツの発展に微力ながらお
設立され、2010年JDSFは現在の江東区有明に移転しダ
役に立てられればと頑張っていきたいと思います。
ンススポーツトレーニングセンター(DTC)を併設、
2011年4月内閣府より公益社団法人として認定され、オ
リンピック・パラリンピックの正式種目に立候補できる
までのスポーツ団体になりました。
「風営法」の見直し運動や「オリンピック・パラリンピッ
ク東京」開催都市の立候補、各地公共施設で「ダンスサー
クル」の活動、
「ダンススポーツ競技」の開催等は、我々
の組織があったので実現できたのではないでしょうか。
指導している新宿区のサークル
1
ダンススポーツを2020東京オリンピック・
パラリンピックの追加種目に!!
∼追加種目提案に関する記者発表会開催∼ 2015年3月6日(金)/渋谷・東武ホテル
東京オリンピック・パラリンピック開催は2013年9月アル
ゼンチンのブエノスアイレスで行われた第125次IOC総会で
決定され、オリンピックは2020年7月24日から8月9日まで、
パラリンピックは8月25日から9月6日まで開催されます。
世界ダンススポーツ連盟(WDSF)は、国際オリンピック
委員会(IOC)から1997年に唯一のダンススポーツの国際競
技連盟(International Sports Federations :IF)として正式
に認定され、公益社団法人日本ダンススポーツ連盟(JDSF)
は、 我 が 国 のNOC( 各 国 の オ リ ン ピ ッ ク 委 員 会National
Olympic Committees:NOC)である日本オリンピック委
員会(JOC)に正式加盟している国内競技連盟(National
Federation:NF)です。
夏季五輪において28競技の上限を撤廃し、出場選手数1万
500人以内、310種目を上限とした上で開催都市が実施競技・
種目の追加提案ができるようになったことから、東京オリン
ピックに向けてダンススポーツが立候補した趣旨、提案内容
等に関する記者発表会が3月6日、東武ホテルにおいて多数の
マスコミ関係者が出席する中、開催されました。
☆会見者紹介
カルロス・フライターク:世界ダンススポーツ連盟(WDSF)会長
鵜飼慶司:アジアダンススポーツ連盟
(ADSF)会長、WDSF理事、
JDSF常務理事
山田 淳:公益社団法人日本ダンススポーツ連盟(JDSF)専務理事
田邊重光:公益財団法人日本ボールルームダンス 連盟(JBDF)副会長
四本信子:国際パラリンピック委員会/車いすダンススポーツ
(IPC/WDS)副委員長
特定非営利活動法人 日本車いすダンススポーツ連盟
(JWDSF)理事長
山田淳JDSF専務理事は、ダンススポーツの紹介ビデオと
共に、「2020年東京オリンピックに向けて競技種目数が若干
追加できることからダンススポーツも立候補。本日、その提
案の趣旨、内容や背景等についてWDSF会長を中心に説明さ
せていただく記者発表の場を持ちました。多数のマスコミの
方々にお集まりいただきありがとうございます。」と冒頭の
挨拶。「ダンススポーツは男女が1(組)チームとして同じルー
ルの下で異なる役割を果たしながら、同じ目標に向かって努
力することでなし得るスポーツであり、高度なスポーツ性を
持ち、身体能力に合わせればジュニアから高齢者まで安全に
楽しむことのできる健康増進にも最適なスポーツであり、
2020年東京オリンピックを目指して、ダンスのオリンピック
推進検討会議を設置しました。この場にもJBDFをはじめ、
JDC、JPBDA、NJDCなど主な団体が賛同され出席されてい
ます。」と発言しました。
続いてカルロス・フライタークWDSF会長は、「人類は誰
でも音楽に合わせて踊ることが好きです。私たちは過去5年
の間にダンススポーツをドラマチックに変化させ、近年は世
界で最も重要なスポーツ競技の一つになりました。世界選手
権やグランドスラム大会等はテレビ中継され、WDSFのウエ
ブサイトやYou TubeなどのSNSでいつでも見ることができ
ます。ダンススポーツは健康に良いスポーツで6歳から80歳
2
までのアスリートが活
躍(JDSFには2歳から
90歳台まで広い年齢層
が所属)しています。
そして、ワールドゲーム
ズ、アジア大会、東ア
ジア大会、アジアイン
山田専務理事をはじめ、会見に出席した皆さん ドアゲームズ等のオリ
ンピック関連の重要な総合スポーツ大会でも実施され連日多
くの観客を集めました。大変人気の高いスポーツです。現在
WDSFには90ケ国が加盟し66の連盟がNOC(その国のオリ
ンピック委員会)に加盟しています。次の5年後には加盟国
は140か国以上になるでしょう。」と説明しました。
引続き鵜飼慶司ADSF会長より提案内容が資料等で示され
ました。
「オリンピック競技大会への提案」
1. 競技は、スタンダード種目(ワルツ、タンゴ、ヴェニー
ズワルツ、スローフォックストロット、クイックステッ
プの5種目総合)とラテン種目(サンバ、チャチャチャ、
ルンバ、パソドブレ、ジャイヴ5種目総合)種目の二つ
とし、出場選手は、男女各1名によるペアー(組)。
2. 競技形式は、スタンダード、ラテン、各1日計2日間とす
る。スタンダード、ラテン共に、世界から18組(全36組、
全選手数は72名)が出場し、3グループに分け一次予選、
12組を2グループに分け二次予選、9組を2グループに
分け準決勝、上位6組で決勝(ソロ競技は3種目)を行
う。ジャッジシステムは、世界選手権、ヨーロッパ選手
権、グランドスラム等で使用されているWDSFJudging
System2.1を使用する。
3. 出場選手は、全てIOCのあらゆる規定が適応される。即
ち、IOCが認めるWDSFルールに則り競技を行い、且つ、
その国のパスポートを有する選手で、各国NOCからの
上限はスタンダード、ラテン各1組(男子2名、女子2名)
とする。
4. 競技会場は既存の体育館で実施され4,000人以上の収容
可能な体育館を希望する。
提案理由についても、「ダンススポーツをオリンピック大
会種目に加えることは、IOCの目指す男女平等の保証や環境
の持続可能性を力強くサポートすることとなり、新しい魅力
的なスポーツとして高いテレビ視聴率を得ることが出来、種
目追加によるコスト増は極めて低く抑えることができる。そ
してWDSFは、オリンピックの評価、すなわち、友情、公正、
フェアプレイの精神を備え持ち、一方、調和や美しさという
価値をもたらす音楽をスポーツに結びつける最高のスポーツ
競技であると考えている。」と説明されています。
田邊重光JBDF副会長は、
「ボールルームダンス連盟もダン
スの芸術性、スポーツとしての競技性、これを大事にしてお
り我々の活動によってプロの選手も大変技術向上している。
中学校の必修科目になり若年層にもファンが増え、幼年や少
の
3月7日
聞
毎日新
追加種目に向けて!!
㈱ブルボン所属の石原正幸JDSF選手
強化部コーチと2015年ブルボンダン
ススポーツチームの藤井創太・吉川あ
み組、渡辺安登・石垣真衣組と笹川浩
史㈱ブルボン総務推進部次長と同統合
企画部室長代理の小保方薫さん
4月8日
の読売
新聞
年時代から親しみやすい環境にあり、是非この機会をとらえ
て素晴らしいスポーツであるダンスをオリンピックに加えて
いただきたい。」と発言。また、四本信子(JWDSF)理事長
は、車いすダンススポーツの紹介に続き「2014年韓国仁川の
アジア大会パラリンピックで銅メダルを獲得した。感動をも
たらすスポーツであり、ダンススポーツがオリンピックで採
用になり、パラリンピックにおいても是非実施されるように
ご支援をお願いしたい。」と挨拶しました。
質疑応答の後、明日の日本を担うJDSFジュニア強化選手
の藤井創太・吉川あみ(佐倉市立志津中学校/東京都立深川
高校)組と渡辺安登・石垣真衣(佐倉市立志津中学校/市川
市立大洲中学校)組によるデモンストレーションが記者団に
披露されました。いずれも「是非東京オリンピックに出場し
金メダルを獲得したい!」と目を輝かせていました。
今後の予定は、IOCが4月以降に評価基準を定め、日本の
組織委員会が9月までに種目案をIOCに提出、来年8月リオ・
オリンピック前のIOC総会で決定の運びです。この提案内容
についてはヒアリング等を通じて組織委員会において具体的
な検討がなされる見通しです。
ダンスのオリンピック・パラリンピック参加に向けた検討会議
2015年2月23日(月)/江東区有明・ダンススポーツトレーニングセンター
2020年東京オリンピッ
クで正式競技種目になる
スーパダンスジャパン㈱清水長寿社長、チャコット㈱
赤瀬史也ボールルームダンス事業部部長、チョイスロンド
可能性が生まれ、参加が
実現すればダンス業界全
ンジャパン㈱東海林祐介氏、㈱タカ・ダンスファッション
井口孝生東京支店長、テレビ埼玉のダンス番組に力を注
体の活発化が見込まれ、
ぐ大西大輔プロ(JBDF)、また呼びかけ人としてダンス
大きな経済効果も期待で
き る こ と か ら、JDSFと
左からJBDF浅野常務理事、JDSF山田専
務理事、同仲野理事
専門誌各社から役員や編集長、NPO法人日本車いすダン
ススポーツ連盟四本信子理事長、JDSFからは山田淳専
車いすダンススポーツ連盟、ダンス専門誌3社が業界に
務理事、仲野巽理事など多数。日本のダンス界をほぼ網
広く呼びかけ、ダンススポーツのオリンピック・パラリ
羅した団体・組織、ダンス専門誌各社、スポンサー企業
ンピック参加に向けた検討会議が開催されました。
主な出席者は、公益財団法人日本ボールルームダンス
など多くのダンス関係者が参加されました。
山田淳JDSF専務理事からダンス界としてのオリン
連盟(JBDF)本部・浅野勉常務理事、同理事・中部日本
小久保博史会長、日本ダンス議会(JDC)楠潤一郎会長、
ピック効果や課題などの説明、ダンススポーツとボー
ルルームダンスのルールの相違や相互尊重の必要性、
日本プロフェッショナルボールルームダンサーズ協会
(JPBDA)玉置朝啓理事長、全日本競技ダンスプロフェッ
ジャッジシステムの議論などを経て、出席の皆さまから
東京オリンピック立候補について賛同の声が相次ぎ、ご
ショナル選手会連合(CCJ)峰秀市郎代表、同金光進陪選
要望やご意見など多くのご発言をいただきました。
手、日本競技ダンスプロフェッショナル選手会(JPCL)中
嶋秀樹副会長の各ダンス団
体や選手会、ジュニア指導
で多大な実績をあげている
ダンススタジオみやおか経
営の宮岡光秋プロ、ヒルズ
プロジェクターで映し出された説明資料
学園の坂本幸児園長など、
多くのプロ関係者、さらに
会議風景
(JDSF広報部顧問 神宮周二)
3
WDSF公認
公認 世界ラ
界ランキング
ングポイント取得
取得対象
対象競技会
会
第17
7回
左から、
齊藤斗志二JDSF会長、カルロス・フライタークWDSF会長、
小坂憲次ダンス文化推進議員連盟会長
特別デモンストレーション
ベネデット・フェルッジア&クラウディア・ケーラー組(ドイツ)
WDSF世界選手権優勝3回、欧州選手権4回優勝の世界チャン
ピオンであり、東京オープンでも2009年から2012年までチャ
ンピオンに輝きました。2年前に
PDに転向し、WDSF-PD世界選
手権準優勝、欧州選手権優勝を誇
り、JDSF強化選手の指導・育成
にも情熱を注ぎWDSF新教本の
翻訳版でも大変な協力をいただい
ています。今日は素晴らしいバッ
クダンサーも率いて黒の世界を見
事に披露してくれました。
ダンススポーツは東京オリンピックの正式種目に立候補しました。
「目指せオリンピック! 広げようダンススポーツの輪」を掲げ、公
益社団法人日本ダンススポーツ連盟(JDSF)は、前身の日本アマチュ
アダンス協会(JADA)の時代から、着実に一歩一歩その歩みを進
めてきました。
3月6日㈮、世界ダンススポーツ連盟(WDSF)カルロス・フライ
ターク会長と共にオリンピック立候補に関しての記者発表会が開催さ
れ、翌7日㈯にWDSFオープンユース選手権ラテンを実施。そして3
月8日㈰第17回東京オープンダンススポーツ選手権は、約7千人の観
衆で埋まり、オリンピックへの夢をのせて開催されました。
メインのWDSFワールドオープン(ユース年齢16歳以上、スタン
ダード:69組海外選手32組国内選手37組、ラテン48組:海外35
組・国内13組)、WDSFオープンユース(満16 ∼ 18歳及びジュニ
ア Ⅱ の14・15歳、 St海 外7組・ 国 内12組、La22組 海 外10組・
国内12組)の6競技が実施されWDSFランキングポイント取得対象
競技となり、さらに併催のU−23オールジャパン・ダンススポーツ
カップ(23歳以下、中学・高校・大学の学生:St26組・La26組)
延出場組数は210組(海外84組、国内126組)と昨年の194組を
上回り、館内は大歓声に包まれました。
華やかなオープンセレモニー、そして、主催者である公益社団法人
日本ダンススポーツ連盟(JDSF)を代表して齊藤斗志二会長が挨拶
WDSFワールドオープン スタンダード
優勝
2位
バスクアレ・ファリーナ&
ソフィー・コボルグ組
フランチェスコ・ガルッポ&デボラ・パチーニ組
今回はフィンランドのヘルシンキのグランドスラム戦
と重なり、昨年優勝のシモーネ組は欠場となりましたが、
人気上昇中のフランチェスコ・ガルッポ&デボラ・パチー
ニ組はじめ世界の強豪が多数出場し熱戦が繰り広げられ
ました。昨年第4位のフランチェスコ組が5種目に安定
した実力を見せ、クイックステップではリズミカルな跳
躍を披露し、場内を沸かせ優勝しました。準優勝は、常
にパートナーが輝きを放ちキレのあるステップのバスク
アレ・ファリーナ&ソフィー・コボルグ組でした。日本
選手は準決勝進出を果たせず世界の選手層の厚さを感じ
させる厳しい結果となりました。長らく日本のチャンピ
オンとして君臨し、第15回大会
で決勝入りを果たした石原正幸
選手(JDSF選手強化部コーチ)
は、昨年秋の三笠宮杯で引退を
表明しフロアーサイドから懸命
の応援をしました。
Pasquale Farina & Sofie Koborg
(デンマーク)
Francesco Galuppo & Debora Pacini(イタリア)
3位
4位
5位
アンドレス・リーヴ&クリスティン・ヴァハ組 フランチェスコ・アンドレアーニ& アレクセイ・ブレディキン&
Andres Liiv & Kristin Vaha(エストニア)
フランチェスカ・ロンガリーニ組 ダーリア・デメンコーア組
4
Francesco Andreani &
Francesca Longarini(イタリア)
Alexey Bredikhin &
Daria Demenkova(ロシア)
6位
ドミニカス・グランスカス&
コトリーナ・ペトロシウテ組
Dominykas Granskas &
Kotryna Petrosiute(リトアニア)
平成27年3月8日㈰/東京体育館
優勝
準決勝第10位と健闘の久
保田弓椰・久保田蘭羅組
(札
幌国際大/北海道)
小嶋みなと・盛田めぐみ組
活躍した日本選手たち
に立ち、今回も世界トップクラスの多くの海外選手を迎えることがで
き盛大に開催できたことを観客の皆さま、多くのスポンサー様、関係
役員に御礼を申し上げます。「二つのルールの大改正が行われます。
一つは風営法大改正により、ダンスはエブリデー・エブリナイト オー
ルタイムで楽しめるようになります。もう一つはIOCのオリンピック
大改正で、競技数の上限を撤廃し開催都市が競技・種目の追加提案で
きることから、ダンススポーツは東京オリンピック追加種目に立候補
し、オリンピック推進会議を設置いたしました。NPO法人車いすダ
ンススポーツ連盟、公益財団法人日本ボールルームダンス連盟ほか皆
様と協力一致して、みんなでスクラムを組んでいこうではありません
か。新しい時代が来ます。2020年には世界のダンスファンを東京で
オモテナシしましょう!」と挨拶されました。カルロス・フライター
クWDSF会長は「多くの観客の皆様、そして日本オリンピック委員
会の皆さま方ようこそいらっしゃいました。WDSF会長として、ト
ウキョウ リアリーホープ、2020年、サクセスフル、夢が実現する
ように期待します」と挨拶しました。小坂憲次ダンス文化推進議員連
盟会長(参議院議員、長野県DS連盟顧問)は同議連事務局長の秋元
司衆議院議員とご臨席され、
「15万名の署名も集めて風営法改正に邁
進してきました。風営法からなんとしてもダンスの文字を外したい。
スポーツの祭典と文化の祭典を繋ぐものはダンスです。東京オリン
ピックにも是非協力したいと思います」と、ご挨拶されました。
オレクシー グザー・
太田吏圭子組
西村康宏・大竹舞組
WDSFワールドオープン ラテン
マリウス・アンドレイ・バラン&
クリスティーナ・モシェンスク組
2位
ギレム・パスクアル&ロサ・カルネ組
Marius-Andrei Balan & Khrystyna Moshenska(ドイツ) Guillem Pascual & Rosa Carne(スペイン)
世界チャンピオンのクリスティーナ・モ
シェンスクが、ジャーマンオープン3位のマ
リウス・アンドレイ・バランと新カップルと
して登場。期待通りすぐれた音楽表現や一体
感のあるスマートな踊りで優勝に輝き、スペ
インのギレム・パスクアル&ロサ・カルネ組
が準優勝に輝きました。日本選手は前回大会
で初の決勝入りを果たしたエース、久保田弓
椰・久保田蘭羅組(札幌国際大/北海道)は
準決勝入り第10位と大健闘しましたが、世
界の壁の厚さをひしひしと感じさせる戦いと
なりました。
3位
4位
6位
5位
マリオ・チェチナーティ&
ウォロディミール・リヤトフ& マレク・ブレス&アナスターシア・ ジャコモ・ラザリーニ&
ロザリア・メッシーナ・デナーロ組 ヴェロニカ・ミシュコ組
イェルモレンコ&カジェ・ヌーリ組 ロベルタ・ベネデッティ組
Mario Cecinati &
Volodymyr Lyatov &
Rosaria Messina Denaro(イタリア) Veronika Myshko(ウクライナ)
Marek Bures & Anastasiia
Giacomo Lazzarini &
Iermolenko Khadjeh-Nouri(ドイツ) Roberta Benedetti(イタリア)
5
来賓の皆様
ジュニアアスリートクラブ表彰式
2012年、ダンススポーツジュニアアスリートクラブが発
足しました。世界を目指すジュニアの競技力向上と会員同士
の交流、親睦、連帯感を深めるとともに優れた人格形成を目
的として活動しています。
会員のなかから1年間の競技活動や実績に基づきランキン
グ20位以内の選手表彰が行われました。2014年度最優秀選
居樹保朗実行委員長
手は、藤井創太・佐藤あみ組(千葉県)と渡辺安登・石垣真
衣組(千葉県)に輝き、スーパダンス・ジャパン(株)清水長
寿社長から副賞も贈られました。
未来のチビッ子ダンサー
約50名がフロアーに元気よ
く登場してダンスを披露し
(株)ブルボンから美味しい
お菓子が配られました。
WDSFオープンユース スタンダード
優勝したファリボガ・ラウール&・ブテア・ロレダナ組
は来日の度に成長を見せ、好感の持てる美しい踊りにます
ます磨きがかかりました。
優勝
2位
3位
WDSFオープンユース ラテン
ユース スタンダード準優勝のマテウス・ブルゾゾス
キー&ユスティナ・モツゾネク組がラテンでは優勝に輝き
ました。菅原一樹&ダリア・チェチェル組はスタンダード
3位でしたが、ラテンでは見事に準優勝を果たしました。
優勝
2位
3位
優勝 ファリボガ・ラウール&ブテア・ロレダナ組
ユーススタンダードで3連覇を達成することができました。今回
も優勝するつもりでしたがすごく大変でした。何故ならWDSFオー
プンにも出場しユース、オープンと続けて踊りましたので、本当に
疲れました。オープンはセミファイナルまで行きました。カップル
を組んで7年、2人とも6歳でダンスを始めましたがもうすぐ18歳
になります。パートナーは現在17歳です。最初はダンスを楽しん
でいるだけでしたが、コーチが僕の才能の伸ばしてくれた結果、試
合で勝つたびに競技としてのダンスに惹かれていきました。学業と
ダンスの両立は大変ですが、ラッキーなことに学校の先生たちが理
解してくれ、応援してくれます。僕は来年大学生になりますが、こ
れからも応援をよろしくお願いします。
優勝 マテウス・ブルゾゾスキー&ユスティナ・モツゾネク組
日本は初めてです。優勝出来て大変嬉しいです。カップルを組ん
で7年間競技に出ています。現在二人とも17歳です。僕は7歳から
ダンスを始め、最初は楽しむためのダンスでしたが、コーチが僕を
上達させてくれました。観客の前で踊る時、一番大切にしているこ
とは感情表現です。エネルギーとエモーション(感情)を結合させ、
パートナーと一体になり楽しんで踊ることです。目標は世界チャン
ピオンになること。ただひたすら前進するのみです。
優 勝
優 勝
マテウス・ブルゾゾスキー&ユスティナ・モツゾネク組(ポーランド)
第2位
菅原一樹&ダリア・チェチェル組(日本)
第3位
リン・ユン・チェン&リン・セレナ組(台湾)
ファリボガ・ラウール&・ブテア・ロレダナ組(ルーマニア)
Faliboga Raul - Butea Loredana
第2位
マテウス・ブルゾゾスキー&ユスティナ・モツゾネク組(ポーランド)
第3位
菅原一樹&ダリア・チェチェル組(日本)
Mateusz Brzozowski - Justyna Mozdzonek
Kazuki Sugawara - Daria Chechel
6
Mateusz Brzozowski - Justyna Mozdzonek
Kazuki Sugawara - Daria Chechel
Lin Yung Cheng - Lin Serena
WDSF教本翻訳チームに感謝状贈呈
が贈呈されました。
WDSF教本の日本語版翻訳テキストもワルツやルンバ、
タンゴが完成し10種目の完成を目指して作業は続いていま
Shall we ダンスタイムは、今年も開催され、多くの観
客の皆さまがフロアーでダンスを楽しまれました。
すが、
金城庸夫JDSF理事(翻訳チームリーダー)他メンバー
の方々にWDSFカルロス・フライターク会長より、感謝状
WDSF ワールドオープン スタンダード
フランチェスコ・ガルッポ&
デボラ・パチーニ組(イタリア)
優勝できて大変嬉しいです。昨
年初めて東京大会に出場して4位
になりました。東京オープンは2
回目ですが、その後イタリアのダ
ビデ・カチアリコーチに指導を受
けました。メンタルトレーニング
なども取り入れた総合的なダンス
アカデミーです。週1回レッスン
を受け、ハードな練習をして頑張ってきました。カップル歴
15年。2人とも7歳からダンスを始めて現在24歳です。競技
会で最も大切にしているのは、一番良いパフォーマンスをお
見せすることです。観客の雰囲気が自分たちのダンスに感情
(エモーション)を与えてくれます。今後の目標はワールド
チャンピオンシップでタイトルを取ることです。
WDSFオープン ラテン
マリウス・アンドレイ・バラン&クリ
スティーナ・モシェンスク組(ドイツ)
カ ッ プ ル を 組 ん で3か 月 半 で
す。優勝できて嬉しいです。パー
トナーのクリスティーナは昨年の
世界チャンピオンで、アニエロ・
ランジェラのパートナーでした。
パートナーの魅力はなんと言って
も素晴らしいダンサーであること
です。非常に高いダンスの素質を
兼ね備えています。僕がパートナーに選んだ最大のポイント
は非常に美しい人だからです。僕は7歳でダンスを始めまし
たが、きっかけはマイケル・ジャクソンです。パートナーは
4歳で楽しむことからダンスを始めて、興味が増し競技ダン
スをするようになりました。今の目標は11月に行われるワー
ルドチャンピオンシップで勝つことです。
(海外選手インタビュー:秋葉良子)
活躍した日本選手
WDSFオープンユース
St4位 大西大晶・大西咲菜組 St5位 藤井創太・吉川あみ組 La5位 渡辺安登・石垣真衣組
(ブルボン/富山県)
(ブルボン/千葉県)
(ブルボン/千葉県)
La6位 濱田琉衣・中澤麗組
(ブルボン/栃木県)
U-23オールジャパン・ダンススポーツカップ
St優勝 金井大輝・甘利このみ組(群馬県)
組んで3か月ぐらいであまり時間がな
かったのに、優勝と言われて、とても嬉し
かったです。僕は群馬県、パートナーは長
La優勝 大木大樹・大木風香組(北海道)
努力の成果が実ってすごく嬉しい
で す。 高 校1年 生、16歳 の 双 子 で す。
U-23は私たちより年上の方たちとの競
野県と離れているので、お互いに行ったり
来たりで練習をして来ました。小学1年生
からダンスを始めて10年位になります。
技でしたので、負けないように体を動か
したり、フットワークを強くつかって頑
張りました。双子の利点は練習がすぐにできること。家の中にいて
二人共高校1年生です。笑顔で踊ることを
心がけて、目標は久保田弓揶・蘭羅組です。
体力をつけて日本のトップ選手として世界
で活躍出来るようになりたいです。
も気がついた所があればすぐに確認できます。ベーシックを一番大
事にし、体の使い方、足裏の使い方、女性へのコネクションなど日々
大切にしています。小学3年生の時からダンスを始めましたが、今
後はユースで日本一を目指し、世界を目標に頑張っていきたいです。
7
2015年WDSFシニアⅢ
スタンダード世界選手権(ベルギー)
本大会は一昨年と同じベルギーのアントワープで2月1日に
開催されました。シニアⅢ世界選手権へのJDSFからの派遣
は3度目となります。今回は岡田組(長野県)・今井組(東京
都)・大谷組(埼玉県)の三組が日本代表として参戦し、同
時開催のシニアⅡ・Ⅲオープンスタンダードに伊勢田組(千
葉県)も加わり、4組での海外遠征となりました。
1月30日にシニアⅢオープンスタンダード(21 ヵ国・82組)
が開催され全4組が臨みました。戦績は今井組が決勝4位、大
谷組が準決勝8位、岡田組が最終予選13位と上位に食い込み
ました。翌日にはシニアⅡオープンスタンダード(20 ヵ国・
60組)が開催され、今井組、伊勢田組、大谷組が参戦し、10
歳若いダンサー達と戦いましたが今井組の準決勝7位が最高
入場行進
埼玉県ダンススポーツ連盟 大谷晃也
位となりました。
いよいよ最終日の世界
選手権(25 ヵ国・173組)
です。日本チームは全組
が二次予選を通過し、二
次予選終了後に本大会の シニアⅢオープンスタンダード表彰式
メインイベントであるシニアⅢ世界選手権のセレモニーに参
加、WDSF旗を先頭に選手全員での入場行進です。チーム
ジャパンは伊勢田組ジャパンのプラカード先頭に日の丸を
振っての堂々の行進、開会挨拶・選手宣誓等があり、世界で
闘っている実感が込み上げてきました。
2日間の疲れも見せず全力で踊りましたが、今井組が最終
予選(4次)、岡田組、大谷組
は3次予選に留まりました。3
日間踊りきるには体力はもち
ろんのこと強靭な精神力が必
要です。そして世界のシニア
もよりスポーツ性を追及し、
パワフルにそして大胆な踊り
に変化していることを実感し
ました。
霧のティルブルフ
伊勢田明彦・和子組(千葉県) 今井正幸・由香組(東京都)
岡田明義・裕子組(長野県) 大谷晃也・眞里子組(埼玉県)
WDSFシニアⅣスタンダード世界選手権(オランダ)
千葉県ダンススポーツ連盟 奥田敏行
WDSFシニアⅣスタンダード世界選手権は、2月20日(金)
∼ 22日(日)の3日間、オランダのティルブルフで開催され
ました。
先に開催のシニアⅢ世界選手権日本選手団の思いを引継
ぎ、林団長、岩瀬副団長ともに、日本の名誉をかけ「結果を
出したい」と、非常に気合が入っており、気を引き締めて大
会に臨みました。
シニアⅣスタンダード世界選手権は本大会のメイン種目
で、WDSFの旗を先頭に世界15か国、127組の入場行進は実
に壮観でした。ドイツ、イタリア数十組の大選手団の中で、
日本7組と少数での挑戦でしたが、決勝6組中(古澤誠・緑
谷朱三江組(愛知県)5位、岩瀬純夫・恵理子組(東京都)6
位を占め、WDSF世界選手権史上初の日本人2組決勝入りで、
歴史的偉業を達成、世界に向けたWDSFのホームページで
「日本は存在感を示した」と講評されました。
大会3日目に開催されたWDSFシニアⅣオープンスタン
ダードには、日本から6組出場し、林伸男・民子組(岐阜県)
が優勝、田玉仁・公子組(東京都)が準優勝と、イタリア勢
3組を押さえて表彰台トップ2となりました。また、伊藤茂・
千鶴組(愛知県)と奥田敏行・西久保擴子組(千葉県)が準
決勝に入るなど、オープン戦でも日本の強さを大いにアピー
ルしました。
世界選手権では、「クォーターファイナル以上の組には、
報奨金が支給される」という一文を発見し、それも励みとな
り、皆がベスト24以上を目指した結果、5組が入り、報奨金
を頂きました。自ら受け取りに行かないともらえないという
こともわかり、よい経験となりました。
WDSFの大会が日本の競技会と違う点は、シニアⅣも1次予
選から5種目で行われること、ヒート割はシャッフルとなる
こと、リダンスがあること、1曲の時間が1分45秒と長いこと、
そして、シニアの区分も、アダルト(日本のA級戦相当)な
どと同等に扱われ、世界選手権の際にはアダルトオープンよ
り重要な位置づけで運営されていたことなどがあげられます。
折しも、テロ対策で緊張する時期となり、日本人も標的に
される可能性があるとの報道で、日本国旗やJAPANの文字
を強調するのは、自粛しての参加となりましたが、治安上は
何事もなく、安堵の思いで帰国しました。
シニアⅣスタンダード世界選手権表彰式
WDSFシニアⅣオープンスタンダード表彰式
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第7回全日本学生競技ダンス連盟
OB・OGダンス競技会
平成27 年3 月22 日(日)/大森ベルポート
2009年に始まった本大会は第7回を数え、3月22日、
大森ベルポートで開催されました。競技区分は39を数え、
総延べ組数は千を超え、床はスーパージャパンカップと同
じフロアが使用されました。
学連OB・OGであればアマチュアでもプロフェッショナ
ルでも出場出来る裾野の広い大会として定着して来ました。
ヤングOB・OGからロイヤルシニアOB・OGが一丸となっ
オープン戦スタンダード
て、熾烈な戦いが繰り広
げられました。 博学連
会長は『ダンス人口の減
少と高齢化の中にあって
学連の果たす役割はます
ます重要です』と挨拶さ
れました。
講評する田中英和審査委員長
オープン戦ラテン
博学連会長(左端)とご来賓の皆さま
谷口主嘉・
谷口小夜子組
(中央大学)
優勝
準優勝
若代 愼・辰巳友莉亜組 藤森祐樹・藤森美奈組
(東京理科大学)
(東京大学)
優勝
準優勝
金光進陪・吉田奈津子組 濱田健史・矢野瑠璃子組
(東京外国語大学)
(慶應義塾大学)
表彰式 オープン戦
スタンダード
長谷川裕亮・長谷川浩子
組
(新潟大学)
ラテン
浦 環・浦 友子組
(東京大学)
新設のシニアライジングスター戦
スタンダード
ラテン
松本達幸・松本
輝美組
(電気通信大学
)
川口義一・豊口住枝組
(慶應義塾大学)
優勝
団体優勝 電気通信大学
鈴木勝彦・鈴木洋子組
(明治大学)
照井秀俊・照井久子組
(法政大学)
今井正幸・今井由香組(日本大学)
9
群馬便り
第20回群馬県ダンススポーツ大会
平成27年3月15日㈰ 群馬県総合スポーツセンターサブアリーナ
群馬県は古くから養蚕や絹織物産業が発達し、富岡製糸場は昨年6月、
世界遺産に登録されました。そして「赤城おろし」で有名な寒く厳しい
自然環境は「かかあ天下と空っ風」という言葉が生まれました。そんな
寒い日もなんのその! ダンススポーツは本来が男女平等でありインド
アゲームズを代表するスポーツ、競技も朝からヒートアップした戦いと
なりました。
この日の競技は、群馬選手権(オープン戦)、B級、C級、D級、1級、
3級のスタンダード戦、ラテン戦、シニアⅢB級スタンダード、そして
菅原一樹選手や出場者も一緒にみんなで「子どもダンスうんどう」
将来の日本を担うジュニアの小学生、中学生の
スタンダードとラテン戦、さらにジュニア小学
3年以下のメレンゲ・サルサ戦も行われました。
また、北海道から小林英夫先生も応援に駆け
つけ、昼休みには、東京オープンのWDSFオー
プンユース準優勝に輝いた菅原一樹選手や、出
場したジュニア選手も加わり、みんな輪になっ
て
「子どもダンスうんどう」
を楽しく踊りました。
注目の群馬選手権(オー
群馬選手権スタンダード表彰式
群馬選手権ラテン表彰式
プン戦)は、スタンダード、
ラテン共に、金井大輝・甘利
このみ組(群馬県)が優勝、
久保祐輔・細島沙菜組(栃
木県)が準優勝に輝きまし
た。
ジュニア小3以下メレンゲ・サルサ表彰式
シニアⅢB級スタンダード表彰式
右から松村晃一実行委員長、
菅原一樹選手、
小林英夫先生、長野県佐久でジュニアを指
導する井上嘉徳さん、群馬県でジュニアを
指導する神戸博さん
群馬選手権 St、La 優勝
金井大輝・甘利このみ組(群馬県)
群馬選手権 St、La 準優勝
久保祐輔・細島沙菜組(栃木県)
群馬選手権 La 3位
新井光斗・城田夕希穂組(長野県)
B級戦 St、La 優勝
五月女光政・五月女睿佳組(栃木県)
B級戦 St 準優勝
宮下俊幸・西片貞子組(新潟県)
B級戦 La 準優勝/群馬選手権 St 3位
小佐野太希・小林真鈴組(栃木県)
10
B級戦 La 3位
徳江孝夫・石田富士子組(群馬県)
JDSF認定ジュニアサークルジュニアDSC伊勢崎
群馬県スポーツ少年団 優良単位団受賞
登丸博文さん
大会競技長を務める登丸博文さん指導のジュニア
伊勢崎スポーツ少年団は永年にわたる優れた活動が
評価され、本年1月に群馬県スポーツ少年団「優良
単位団」を受賞されました。おめでとうございます。
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神奈川県ダンススポーツ連盟
40周年記念祝賀会
平成27 年2 月22 日(日)/横浜ベイシェラトンホテル&タワーズ
浅野前神奈川県会長の乾杯
40年前の1975年(昭和50年)我
が国最初の都道府県連盟として、
第2部は、功労表彰
や特別表彰式が執り
神奈川県社会人ダンス連盟(初代
会長:鈴木清)が設立されました。
行われました。主催者
を代表し、仲野巽神奈
1977年(昭和52年)日本アマチュ
川県会長は、
「40年の
アダンス協会が設立され、神奈川
間、アマチュアダンス
ダンスタイム
県の連盟は常に東京都の連盟と共
に、我が国ダンススポーツ界の発展に多大な貢献を果たし
草創期から東京オリンピック追加種目に手を挙げるまでに
至った。諸先輩や役員、そしてご支援いただいた皆様に感
てきました。会員数は平成26年10月末現在、4092名、選
謝」と挨拶。桐谷次郎神奈川県教育長は「ダンススポーツ
手数は2357名を数え、東京都連盟に次ぐ全国第2位の大
規模な連盟です。
の活動を通じて、県民の楽しめる環境をつくり、将来を担
うジュニアの育成、青少年の教育の場のとして多大な尽
13時半ドアオープン、第1部は、連盟を支える各加盟
団体のトライアル、ジュニアの
力をいただき厚く御礼申し上げると共に、益々のご発展
を。
」また、神奈川県体協高橋悟専務理事からは、
「ダン
フォーメーションなどが披露さ
れました。前半の最後は加盟団
ススポーツは生涯スポーツとしても大きな地位を占めてい
る。本県のスポーツ振興をよろしく。
」
と祝辞を述べられ、
体会長や三役の紹介とお祝いの
中井眞一郎JDSF副会長は「オリンピック参加も視野に、
ダンスが披露されました。
金メダルを狙えるような選手も育ちつつある。また、風営
法の対象からダンスを除外する改正も目前に迫っている。
益々、
ダンス界の発展に寄与したい。
」と挨拶されました。
引続き浅野晟二前神奈川県会長の乾杯で40周年の祝宴は
始まりました。
トライアル
ご来賓の皆さん
司会の須田明彦さんのインタビューを受ける本日出場の最高齢者のカップル早崎
義仁さん81歳と奈良節子さん79歳のカップル(左)と父親林峯之さんと娘林
やよいさん(右)
JDSF理事神奈川県会長仲野巽・仲
野正子会長夫妻
JDSF監事の森木行徳(県副会長)は野
口シゲ子さんとダンスを披露
ジュニア・フォーメーション
横浜中央キッズ
12
アムール
D.T.Sジュニア相模原
特別表彰者
功労者表彰と感謝状が贈られた仲野巽県連盟
会長(JDSF理事)
、森木行徳同副会長(同監
事)
、安田輝子同副会長(代理:早崎川崎市連
盟副会長)
とプレゼンテーターの山口剛さん
神奈川県ダンススポーツ連盟創立40周年祝賀会実行委員スタッフのみなさんとデモンストレーター
ーション
レ
スペ
ト
ス
シャルデモン
小嶋みなと・盛田めぐみ組
カップル歴10年、2010年中国広州アジア大会銅メダルに
輝くなど、高校生時代から日本を代表する若きエース
菅原一樹・ダリア・チェチェル組
日本とロシアという遠距離のハンディを乗り越え両国でレッ
スンを重ね、カップル歴1年ながらWDSFユース準優勝など
大活躍の現役高校生と15歳の国際カップル
キラ星み∼つけた!★
ホワイトソン謙心・ホワイトソン夏奈実組
ジュニアフォーメーションに出場し、最近メキメキ頭角を表し、NHK
の「ゆうどきネット」でも紹介されたホワイトソン謙心・ホワイトソン
夏奈実組。
謙心さんは8歳の小学2年生、妹の夏奈実さんは7歳の小学1年生
で、おばあちゃんの練習を見て、リズム体操から始めました。ダンスはス
タンダード、ラテンどちらも好きで、踊ることは楽しいと話してくれま
した。これからもたくさん輝いて下さいね。
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ダンス・ダンス・ダンス
第75号(SPRING) 平成27年5月発行
■ 発行人/山田 淳(公益社団法人日本ダンススポーツ連盟専務理事)
■ 編集長/神宮周二(公益社団法人日本ダンススポーツ連盟広報部)
■ 企 画/公益社団法人日本ダンススポーツ連盟広報部
■発行所/公益社団法人日本ダンススポーツ連盟
〒135-0063 東京都江東区有明3-4-2 有明センタービル1階 TEL.03-6457-1850 FAX.03-6457-1857
http://www.jdsf.or.jp
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