10月号 - 京都ノートルダム女子大学

京都ノートルダム女子大学 大学報
NDキャンパス通信
Vol.
2
2014年10月15日
キャンパス 通 信
巻頭言/1
Memento Mori、
死を忘るることなかれ
NEWS/2
輝くND生/13
各部局から/21
行事予定/26
特待奨学生証書授与式/27
編集後記/27
巻頭言
小林 順
、死を忘るることなかれ
Memento Mori
人間文化学部長
ユージニア旧館が竣工したのは1961(昭和36)年であった。戦
後わずかに16年である。
白亜のユージニアがすっくと建ったのは
古都の北郊である。蛇足ながら、筆者は中学1年であった。記憶
の中では、すべてがみずみずしくわかわかしかった。
そして、時は
流れはや半世紀である。
人、等しく平等に与えられるものがある。生と死である。気取っ
ているわけではない。生まれた時のことは、なぜか、記憶にない。
三島由紀夫は、母体から離れこの世に置かれた瞬間、産湯が張
られたタライの縁がキラリ光るのを見たと言っている。天才はさて
おくとして、凡夫にはキラリと光線に射抜かれることなどあるはず
もない、
と言っておこう。
さて、死の瞬間はどうなのだろうか。永遠
の無の世界に拉致されるその刹那がいずれ間違いなくおとずれ
る。
その瞬間の現象はとらえ切れるんだろうか。我々の記憶にも肉
体にも馴染まない現象なのだろうか。
「 死を忘るるなかれ」
と言わ
れても、
そんなことは土台むりにきまっている、
と思ってしまう。い
や、
そうではない、
と三島が叱声するようでもあるが、三島にしてか
らが、死への道行を書き残さなかった。生前の小説にはある。滅
びの美学は死滅の美学に変容したのか、冥界の三島は答えてく
れるだろうか。
それはともかく、
「死を忘れてはならない」
とは
「死は
避けられない宿命であり、現世のよしなしごとにばかりにうつつを
抜かせば、死後に待つのは苦しみのみ、
このことを忘れてはならな
い、
しかも死は指呼の間に迫っている」
という意味であろう。
しか
し、生誕と死滅は瞬時でありそれに要する時は峻別できない光速
の間である。
まもなくユージニア旧館が崩れ去る。1961(昭和36)年竣工、
北山キャンパスに、最古の建物である。
あとに受け継ぐのはこれま
た初代学長の氏名を冠するユージニア館である。旧館誕生の経
緯は本学の歴史の劈頭におくべき事跡であり衆知のことである。
そして、
旧館終焉の時のことも我々の知るところとなる。
旧館は、生
物ではないが、
自らの誕生と終焉をともに体験することになる。筆
者は、
その歴史の内、1976(昭和51)年以降の38年をその屋下
に生きてきた。晩秋のある日、故蒔苗先生のかたわらにユージニ
ア旧館一階の廊下を歩いていた。
なぜそうしていたのかは定かで
ない。大理石の廊下が青く透きとおっているように見えたので、
そ
う先生に言うと、
「そう見えるのかな」
と仰った。大兄はいくぶん怪
訝そうであった。湖水に入って行くようですね、
と言うと、笑われ
た。
お話するのもお会いするのもそれが最後だった。
あのときの美
しく半透明のかすかに揺れる青い水面の向こうには過ぎ去った
半世紀に去来したすべてが沈潜するのかもしれない、
と今思われ
てならない。
1 KYOTO NOTRE DAME UNIVERSITY
News
ノートルダム館譲渡式
4月23日
(水)京都工芸繊維大学の構内に建設された「ノー
トルダム館」
の譲渡式を執りおこないました。
同館は本学と京都工芸繊維大学が2009年に締結した包括
開催日:
2014年4月23日
(水)
国立大学の敷地内に私立大学の建物が設置されるのは全
国でも初めてで、新しい大学間連携のケースとして注目を浴び
ました。
協定に基づき、本学の北山キャンパス総合整備計画において新
譲渡式では、本学院和田環理事長による挨拶の後、芹田健
校舎建設工事期間中に不足する教室を補うため、2011年春
太郎学長が古山正雄京都工芸繊維大学学長と建物・物品譲
に京都工芸繊維大学の敷地内に建設されました。
渡書の交手や鍵一式の受け渡しをおこないました。
今春本学内に新校舎(ユージニア館)が完成したことに伴い、
ノートルダム館の譲渡に至りました。
名誉教授称号授与式
譲渡後も引き続き両学は緊密な連携協力をおこなっていく
予定です。
開催日:2014年6月11日
(水)
6月11日
(水)
に京都ノートルダム女子大学名誉教授
称号授与式がおこなわれ、次の先生方に名誉教授の称
号が授与されました。
元人間文化学部英語英文学科
教授 新井 康友 氏
元人間文化学部英語英文学科
教授 グレゴリー・ピーターソン 氏
元人間文化学部人間文化学科
教授 岡村 敬二 氏
新井康友名誉教授には1982年から本学の英語教
育活動(言語学)
に長くご尽力いただき、人間文化学部
英語英文学科長、大学院応用英語専攻主任を務める
など、本学の発展等に寄与されました。
前列左から芹田学長、新井氏、
ピーターソン氏、
岡村氏
グレゴリー・ピーターソン名誉教授には1977年から本学の英
動(出版史・図書館史)
にご尽力いただいたほか、2013年3月に
語教育活動(コミュニケーション)
に長くご尽力いただき、本学の
は、著作『満州出版史』
で第34回日本出版学会賞奨励賞を受賞
コンピューターネットワークの構築にも寄与されました。
されるなど、研究活動においても功績を上げられました。
岡村敬二名誉教授には2004年から本学に着任され、教育活
先生方のご健勝と今後のさらなるご活躍を祈念いたします。
NDキャンパス通 信 Vol.2 2
News
ミシガン州立大学連合日本センターと
連携に関する包括協定を締結
2014年3月19日
(水)
3月19日
(水)
、
本学と
ミシガン州立大学連合
日本センター
(JCMU本
部:アメリカ・ミシガン州
イーストランシング、
JCMU日本センター:滋
賀県彦根市)
は、
教育研
究、
学生交流における連携等を推進し、
相互の教育研究の一層の
するアメリカの大学へ留学する等、相互交流を開始することにな
進展と国際化、地域社会の発展に寄与することを目的として包括
りました。
協定を締結しました。
協定締結にあたり、本学にて調印式がおこなわれ、
ミシガン州
その第1弾として、8月7日
(木)、本学はアメリカのミシガン州
立大学から16名の学生と5名の引率教員を受け入れ、
ミシガン
立大学連合日本センターのKate Simon代表と、京都ノートルダ
州立大学海外フレッシュマンセミナーを実施しました。本プログ
ム女子大学の芹田健太郎学長が署名を交換しました。
ラムは、
ミシガン州立大学の1年次生が本学英語英文学科の学
主な連携事業は、①教育研究に関する相互交流及び支援、②
生との合同授業を通して京都を探索し、
あらかじめ与えられた課
学生の相互交流、③教職員の相互交流、④共同研究、研究者の
題を提出するものです。
日米の学生は本学の講義室やイマージョ
交換等です。本協定締結により、
ミシガン州立大学連合日本セン
ンスペースでグループワークをおこなった後、英語でインタビュー
ターに留学するアメリカ人留学生が本学の学生と交流する機会
をしながら社寺や文化施設等を巡り、
「何故、観光客は京都を訪
を推進するとともに、本学の学生がミシガン州立大学連合に加盟
れるか」
といった課題をまとめました。
ウェスタンミシガン大学との留学プログラムに関する
協定を締結
ミシガン州立大学連合日本センターとの包括協定に基づき、
ミシガン大学は、1903年に創
本 学 は 新 た に 、同 連 合 加 盟 の ウェス タンミシ ガ ン 大 学
立され、ミシガン州西部カラマ
(Western Michigan University, アメリカ)
と留学プログラム
ズーにキャンパスを持つ学生数
に関する協定を結びました。
これにより、本学のグローバル英語
19,000名の州立大学で、経営
コース留学またはセメスター認定留学により、同大学の学部課
学、心理学、工学、言語学、教育
程または英語研修課程への留学が可能となります。
ウェスタン
学等に定評があります。
学校法人玉城学園都城東高等学校との高大連携に関する
協定を締結
2014年7月30日(水)
7月30日
(水)、本学は学校法人玉城学園都城東高等学校(宮
とを目的としています。
崎県北諸県郡三股町、
校長 原田誠一郎)
と高大連携に関する協
具体的には、
定を締結しました。
①教育についての情報交換
教育活動の交流を通して連携・協力を深めることにより、
双方の
教育目標を達成するとともに、高等学校及び大学における教育の
充実と生徒および学生の資質向上を図るための事業をおこなうこ
②相互の教員の派遣
③生徒と学生の交流
等を連携事業として展開していきます。
協定の締結にあたり、2014年7月30日
(水)午後2時より都城
東高等学校にて協定調印式がおこなわれ、都城東高等学校の原
田誠一郎校長と本学の芹田健太郎学長が署名し、協定文書を交
換しました。
3 KYOTO NOTRE DAME UNIVERSITY
News
心理・教育フィールド研修の紹介
心理学部では、実践的学びを重視し、体験を通して理解を実践に結び付けます。
その一環として
「心理・教育フィールド研修」
を今年度
から実施しています。4つのコースに分かれ、学校現場・医療機関・福祉施設の見学や、
マーケティング研修、親子向けプログラムの企画運
営など、社会人の力を習得します。
心理・教育フィールド研修a:
「自然とあそぼう!」地域社会の親子と大学生が自然の素材を用いて交流する親子向けプログラム
心理・教育フィールド研修b:企業と提携したマーケティング・リサーチ研修
心理・教育フィールド研修c:学校現場・療育施設の見学
心理・教育フィールド研修d:司法・医療/福祉・教育の3領域の施設研修
ここでは、
心理・教育フィールド研修のbとcの一部を紹介します。
(aについては、
P.7で紹介します。
)
<心理・教育フィールド研修b(マーケティング・リサーチ研修)
の報告>
現代心理専攻の「心理・教育フィールド研修b」
では、「 社会調査」
に関する知識を背景に、
マーケティング・リサーチや商品の企画・
開発に関するプロセスについて体験することを目的としています。今年度は、京都北山マールブランシュ様にご協力をいただき、北山本
店見学の他、商品開発や広報戦略についてお話を伺う等、卒業後のキャリアにもつながる体験をさせていただいています。
これまでの授業の様子ですが、7月には女子大学
生のライフスタイルおよびスイーツの消費動向やス
イーツ専門店、カフェの利用傾向について調べるた
め、本学の学生約420名を対象に調査をおこないま
した。
8月の集中講義ではデータ分析をおこない、最
終日の中間報告会では、マールブランシュのご担当
者よりご意見やご助言をいただきました。受講生は
データを読み解くことの難しさを感じながらも、デー
タ結果を基にさまざまな提案内容を検討することに
やりがいを感じることができたようです。10月17日
(金)の最終報告会では受講生の成長が見られるこ
とと期待しています。
(報告:心理学部 准教授 松島るみ・准教授 尾崎仁美)
中間報告会での発表の様子
<心理・教育フィールド研修c(療育見学)
の報告>
「心理・教育フィールド研修c」
では、療育施設での観察実習が8月からスタートし、最初に長岡京市にある療育施設「乙訓ポニーの
学校」
と北山にある
「児童発達支援センターポッポ」
を訪問しました。今回は「乙訓ポニーの学校」
での実習についてご報告します。
こち
らには、発達に気になることがある就学前のお子さんが、親御さんと通われています。受講生は数名ずつ複数日に分けて訪問し、療育
の観察・参加、設備等の見学、
レクチャー・質疑応答という、
とても充実した体験をさせていただきました。療育では、手足に直接絵具
をつけて紙に描く
「ぬたくり」
やトランポリンなど、全身をダイナミックに使った遊びを子どもたちが指導員の先生方とおこなっている様
子を見せていただきました。子どもたちが、先生方の関わりによって変化していく姿か
ら、学生たちは大切なことを学んだようです。
見学の後、学生たちは「療育で大切なことは何ですか」などと、指導員の方に熱心に
質問していました。療育の意義や実際の在り方について学んだ経験が、
これからの彼女
たちの専門的な学びをさらに深めていくことを期待しています。
(報告:心理学部 教授 高井直美・准教授 薦田未央)
施設長から療育についてレクチャーを受けました
NDキャンパス通 信 Vol.2 4
News
新任教員紹介
今年4月より心理学科に着任いたしました森本眞一と申します。教職課程の生活科と国際理解教育、教育実
習等を担当しています。長く小・中学校の教員をしていました。教育実習生を受け入れていた経験を活かし、教師
を目指している学生の皆さんに少しでも役に立つ教育内容や授業実践の話ができればと思っています。
春からの授業を通じて、京都ノートルダム女子大学の学生の皆さんの瑞々しい感性や学ぶ意欲に圧倒されて
森本 眞一
心理学部 心理学科
特任教授
います。生活科教育の授業で、
このようなレポートがありました。
「生活科の授業で宇宙アサガオを育てることになりとても楽しみだった。
1日1日変化し成長していくことが目
で見てよくわかり嬉しくなった。……そして花が咲いた時には自分で育ててきたので
すごく愛着があり、花の色がピンクと紫色でとても可愛くすごく達成感があった。
……私が幼稚園の先生になったら、子どもたちに部屋で遊ぶばかりでなく外に出
て、植物や昆虫を実際に見たり触れたりして感じたことを大切に、友だちや自然を大
切にできる心の豊かな子どもたちに育っていけるようにしたいと思います。」
微力ですが、本学の発展に少しでも貢献できればと思っています。
よろしくお願い
いたします。
学生の皆さんが育てた
NAOKO☆宇宙アサガオ5世
今年4月より、生活福祉文化学科に赴任いたしました。専門分野は幼児音楽教育学です。4月から、支援が
必要な子どもや、様々な立場の子どもたちが無理なく楽しめる音楽活動、子どもたちの「気づき」を大切にし
た音楽活動、協同の学びにつなげる音楽実践をテーマに、
アクティブ・ラーニングを導入した授業をおこなっ
ています。
植田 恵理子
生活福祉文化学部
生活福祉文化学科
准教授
また、歌遊びや鍵盤演奏の実践では、歌遊びを表現遊びに発展させる活動、効果音を絵本に即興的に挿
入する等の活動を通して、子どもの思いに応え、共感することを体感し、子どもとともに生活を楽しむ為に必
要な技術を身に着けてほしいと願っています。
どうぞ、
よろしくお願い申し上げます。
Hajimemashite! I am a new instructor of English at Kyoto Notre Dame University. I’m
originally from Virginia in the US, but have been teaching and enjoying life in Kyoto for
close to 20 years. I am passionate about creating unique language learning materials for
my students and researching how stories can motivate students to not only study English,
Daniel Kiyoshi
Douglass
but also use English. In my free time I enjoy learning about the rich cultural history of Kyoto
and exploring all the natural beauty that surrounds it.
人間文化学部 英語英文学科 講師
Nice to meet you! I am a new teacher in the Department of English Language and
Literature. I am from America and have been living in Japan for five years. My focus of
study is foreign language education. I try hard to promote critical thinking skills and a
student-centered learning environment. My research interests include vocabulary
Mark Swanson
人間文化学部 英語英文学科 講師
5 KYOTO NOTRE DAME UNIVERSITY
acquisition, reading strategies, and classroom management and its relationship to student
motivation. I am happy to be teaching at Kyoto Notre Dame University and living in a city as
culturally rich as Kyoto.
News
シスター英語コミュニケーションプログラム開催
開催日:2014年6月30日
(月)
~7月11日
(金)
6月30日(月)から7月11日(金)までの2週間にわたり、
アメリ
空港での英会話や、ホームステイ先で自己紹介する方法といっ
カのノートルダム教育修道女会からSister MargaretとSister
た実践的な英会話を、また、中級クラスでは、留学先大学にお
JoAnnの2名のシスター方が来日し、英語英文学科の授業サ
ける授業中の質問の仕方やディスカッションの方法等、留学中
ポートや、課外クラスの英語コミュニケ―ションプログラムを指
に必要とされる英語を中心に学びました。
導しました。
英語英文学科の学生や今年度中に海外研修や留学で国外
へ出発する全学の在学生を対象に実施され、初級クラスでは、
全学の学生を対象に開講したこの「シスター英語コミュニ
ケーションプログラム」
の参加者は延べ462名に上り、個人レッ
スンを申し込む学生が出るほど好評を博しました。
キャリア形成ゼミ
:町づくりプランナーゼミ
赤しそ風味クッキーが商品化されました。
2012年度の「町づくりプランナーゼミ
(キャリア形成ゼミ)」
学生たちが試行錯誤し、ゼミ活動の成果として商品化された
では、左京区大原地域の活性化の一環として、子どもから高齢
大学オリジナルの「赤しそ風味クッキー」をご訪問の際のお土
者まで、多くの地域の方々が交流できるイベントを企画・立案・
産・会合のお茶菓子などにご利用ください。
実施しました。その際、イベントを盛り上げるためにお菓子作り
(生活福祉文化学部 准教授 酒井 久美子)
にチャレンジしよう!と考え、地域の特産である赤しそを使って
「赤しそ風味クッキー」を考案しました。何度も試作を繰り返
し、地域の方々にも試食のご協力をいただきながら完成した、
ほんのり赤しその風味が広がるこのクッキーは、地域の方々に
大変喜んでいただくことができました。その後、京都・左京区に
ある女子大学×左京区大原地域と特産×左京区の事業所(社
会福祉法人)のコラボレーションが実を結び、社会福祉法人幸
の会障害福祉サービス事業所「七彩(なないろ)の風」が経営
するスイーツと軽食のお店「partage(パルタージュ)七彩」様
のご協力により商品化されることになりました。
このクッキーは「partage(パルタージュ)七彩」だけでなく、
里の駅大原と本学ミニショップでも販売されています。
赤しそ風味クッキー
NDキャンパス通 信 Vol.2 6
News
心理学部・心理学研究科・心理臨床センター共催
「自然と遊ぼう!-初夏の巻-」
ND遊びプロジェクト2014
開催日:2014年5月25日
(日)
スタッフ全員で記念撮影
15回目となる今回は、当日は最高のお天気に恵まれ、心地よ
アルミ針金のやじろべえ
察をしながら始まりました。
自然観察の解説では、昨年度まで本
い風のそよぐ森の中にたくさんの親子が集まって楽しいひと時
学教員でいらっしゃった菅井啓之先生にもお越しいただき、歩
を過ごしました。参加家族は33家族、52名のお子さんとその親
く道すがら松ぼっくりにはネズミのかじった痕を見つけたり、
御さん、学生・院生・教職員スタッフを含めて総勢140名が活動
「チュピチュピ」
と鳴くのはシジュウカラだと教わったりもしまし
しました。昨年度からは「心理・教育フィールド研修a(担当:心
た。
また、森のお掃除屋のゴキブリやムカデにミミズといった大
理学部教員の高井・藤本・伊藤・薦田)」
という授業で、主に心理
人はぎょっとしそうな虫でも、菅井先生がさっと捕まえてシャー
学部の1年次生が中心になり企画・運営をしていますが、
当日ボ
レに入れると子どもたちは夢中になって観察をしていました。
ランティアとして上級生や大学院生も参加して企画をサポート
してくれています。
今回は、
ちょっとした実験的なあそびを企画してみました。京
最終地点「森の文庫」
では、
グループに分かれてクラフト活動
をおこないました。図工科教育担当の藤本が考案したアルミ針
金の「やじろべえ」
や紙コップと紙皿でできた
「紙皿てんびん」
で
都御苑「母と子の森」は自然豊かな木々が茂る森で、京都の町
は、子どもたちが自由に色付けや顔を描いてひと工夫。理科的、
中でこんなに静かで気持ちの良い場所があるのかと、驚かれる
物理的な知識はまだわからなくても、拾ってきた松ぼっくりをや
方が多いところです。
この自然環境とあそび活動を融合させ、風
じろべえにつけて、体験的、感覚的に距離や腕の曲がり方を調
や森の空気を感じ、ゆっくりと自然観察をしながら、木の実や
整してバランスをとっていました。大きなてんびんでは、重さを目
葉っぱを使って、
やじろべえを作ったり、手作りのてんびんで重さ
で楽しんだり、心理学の実験「重量弁別」
の器具を使って自分の
比べをしたりして、理科的実験やクラフトをおこないました。
感じる重さについて考えてみたり、重さ当てクイズに挑戦した
活動は、
「 森の文庫」を目指す散策からスタート。思い思いに
松ぼっくりや枯れ枝を拾ったり、鳥の声に聴き入ったり、
虫の観
り、学生たちも一緒に楽しみながら子どもたちの好奇心や探索
心に触れることができた一日でした。
参加したお子さんは小さな幼児さんから、小学生まで年齢の
幅も広かったため、学生スタッフもそれぞれの年齢に合わせて
遊ぶように心がけていましたが、試行錯誤もあったようです。一
方で、親御さんからの感想では、
「 一生懸命面倒をみてくれてい
た」
「どうしたら子どもが喜ぶか子どもの様子をよく見てくれてい
た」
など、学生の様子について温かく見守ってくださっているコメ
ントも多数いただいております。11月2日
(日)には「自然と遊ぼ
う!-秋の巻-」を予定しています。学生たちは、今回の経験を
活かして、既に次の準備を始めています。秋の「自然と遊ぼう!」
もどうぞご期待ください。 (心理学部 准教授 薦田 未央)
会
場:京都御苑「母と子の森」
参加人数:140名
大きなミミズの観察中
7 KYOTO NOTRE DAME UNIVERSITY
News
カトリック教育センター主催 春の講演会
「死は誕生」
はれ さ く
まさひ で
(講師:晴佐久 昌英神父)
開催日:2014年5月28日(水)
標記講演会(午後5時~6時
生きる為に、
「まことのいのち」
の世界へ生まれ出るのである。
人は
半)
が無事終了いたしました。
広報
今現在生きているつもりでいるけれども、
実は未だ生まれてもいな
活動が不十分であったにもかかわ
いのだ。
人が生から死へ向かっているというのは、
「まことのいのち」
らず400名を超える来聴者があっ
を知らない傲慢な生物学上の見方に過ぎず、
人はむしろ、
死から生
たのは、
「死は誕生」
という意表を
へ向かっているのである。
死が誕生でないならば、
人間にとって、
今
つく演題のせいもあったのかもし
日の一日に意味はない。
-
れません。
神父様は概ね次のようなお話をしてくださいました。
-<神は存在しないし、
人間は死ねばみんな無になるのである>
以上のような神父様のお話に一同聴き惚れた貴重な1時間半で
した。
(カトリック教育センター 教授 宮永 泉)
という一般の考えは、
実は脳味噌が作り出したフィクションに過ぎ
会
場:ユニソン会館 大ホール
参加人数:約400名
ない。
死は誕生である。
人は、
その生涯を完成させ、
まことの自分を
英語英文学科主催 グローバル英語コースキックオフセミナー
「グローバル化と英語教育 CLILの可能性と展望」
開催日:2014年7月19日
(土)
去る7月19日(土)に、京都ノートルダム女子大学公開講座
後半のパネルディスカッションでは、長年高校の現場でCLILを
2014の初回として、
「英語英文学科グローバル英語コースキック
実践してこられた富永幸先生(滋賀県立膳所高等学校教諭)、
さ
オフセミナー」
を開催いたしました。
らに、
アジアにおけるCLILの現状を調査しておられる沖原勝昭教
基調講演には、長年にわたって日本の英語教育会をリード
授(本学大学院応用英語専攻)
にご登壇いただきました。
それぞ
し、
日本におけるCLIL(Content and Language Integrated
れのお話に対して吉田先生からのコメントをいただきながら、
Learning)の第一人者でもある吉田研作先生(現:上智大学言
CLILの理論的重要性、実践における効
語教育研究センター長)
をお招きし、
「グローバル化と英語教育:
果と問題点、
そして日本におけるその方
CLILの可能性と展望」
というタイトルでご講演いただきました。
向性などについて議論を深める良い機
2014年春にスタートした英語英文学科「グローバル英語コー
会となりました。
ス」
のカリキュラムの中核理念であるCLILについて、
その基本概
この場をお借りし、講演会の開催に
念から現場での問題点にいたるまで丁寧に解説していただき、将
携わっていただきました皆さまに感謝
来の方向性についても的確な方向性を示していただけました。特
申し上げます。
に、
「欧米の英語を真似、完璧な統語能力や流暢な発音を目指す
(英語英文学科 准教授 小山 哲春)
ことの弊害を理解し、真にグローバルなコミュニケーション能力
としての
(日本人なりの)英語力の習得を促進すべき」
という主張
には、多くの教員が蒙を啓かれる思いで聞き入りました。
会
場:ユージニア館 NDホール
参加人数:73名
公開講座2014 今後のご案内
開催日
タイトル
講師
10月11日
(土)~
11月29日
(土)
の毎土曜日
カトリック教育センター土曜公開講座
Fr.星野 正道氏(白百合女子大学教授・東京教区司祭)
ジョン・ブリーン氏(国際日本文化研究センター教授)
本学教員
10月18日
(土)
心理学部・大学院心理学研究科主催
液晶画面に吸いこまれる子どもたち―スマホ時代の若者像―
下田 博次氏(群馬大学名誉教授)
下田 真理子氏(NPO青少年メディア研究協会理事)
11月30日
(日)
人間文化学部人間文化学科主催
高階 秀爾氏(大原美術館館長)
生活福祉文化学部生活福祉文化学科主催
小道 モコ氏
久賀谷 洋氏
(10/25、11/1、11/8は除く)
12月14日
(日)
今を生きるために キリスト教の思想・文化にふれる
文字とイメージ―日本人の美意識―
―自閉症スペクトラム 小道モコの場合―
「あたし研究」
※各詳細は、本学ホームページでご確認ください。
NDキャンパス通 信 Vol.2 8
News
2014年度学内助成 国外研修助成金
(短期)
成果報告
「フランス語海外特別研修の実現に向けての合意(協定)を目指す現地事前調査」
本学では初めての試みとして、
フランス語の夏期講座を実施する可能性を探るため、2014年5月8日
(木)
から5月11日
(日)
の日程でフランスに滞在し、
ナント大学の管轄責任者と面談しました。今回の調査
目的は3つありました。
1)本学の学生が語学研修をおこなう場所として、治安・安全の面から適している
か。
2)
フランス語講座が内容的に充実しているか、
また、本学にとって都合の良い時期(8月下旬~9月上
旬)
に、特別に開講してもらえるか打診する。
3)学生寮を実際に見学すると同時に、受講料も含めた滞在
費用について調べる。
ナント大学では、
9日
(金)
の丸1日をかけて、
外国人向けフランス語講座を企画し、
授業を担当している方、
研究代表者
野田 四郎 人間文化学科 人間文化学科
教授
そして、
フランス語受講者の受け入れ・管轄機関である研究所長のお二人と、
突っ込んだ話合いをおこない
ました。
ナント大学側はとても親日的で、
日本の大学との交流を積極的に推進したいという態度が印象的で
した。
その結果、
日本出発前に予定していた課題をはるかに超える成果をあげることができました。
ちなみに、
日本の新潟大学とも協定を結んでいるナント大学があるナント市の国際局長は大の
「親日家」
で、
“日本友の会”的な役割を担う
「ナント日仏協会」
が存在することも幸いし、
ナント大学と日本との交流事業
に積極的に支援する態勢が地方自治体でも整っているのです。
さらに、
ナント市は大西洋に面し、
風光明媚
で食べ物も美味しい地方です。
事前調査の結果としては極めてポジティブでした。
なお、
帰国後、
学
科会議での報告を経て現状を精査した結果、
大学側の研修担当者も
含め、
準備態勢が十分に整っていないとの結論に至り、
今回のナント
大学については断念することになりました。21世紀の日本は、
Englishプラス・ワン、
つまり英語の習得を前提として、
もう一つの第二
外国語を学ぶ時代へと変わる方向にあります。
そこで、
今後ともフラン
ス語に限らず、
第二外国語の研修を活発化できればと感じています。
2014年度学内助成 国外研修助成金(短期)成果報告
「Translation of English Textbooks during the Meiji Era
―A Comparative Study between Chinese Moral Maxims and its Japanese Editions―」
2014年6月19日
(木)
から20日
(金)
までイギリスのイースト・アングリア大学(University of East
Anglia)
で開催された国際シンポジウム
「East Asian Translation Studies Conference」
に参加して
きました。主催国のイギリスをはじめ、
アメリカ、
中国、台湾、香港、韓国、
日本などの国と地域から150名
以上の研究者が一堂に集まって、言語翻訳について研究発表と白熱した議論をおこないました。
二日目の6月20日
(金)
に、
私は ‘Translation of English Textbooks during the Meiji Era ‒A
Comparative Study between Chinese Moral Maxims and its Japanese Editions ‒’というタイトル
研究代表者
朱 鳳 人間文化学部 人間文化学科
准教授
で発表しました。
本発表はイギリス人の John Francis Davis が編纂し、
ロンドンで出版した中国語学習教科書Chinese
Moral Maxims (
『賢文書』
)
の日本での出版経緯、
使用状況、
またその出版に関わった洋学者である中村
正直と John Francis Davisの関係について調査したものです。
この研究では、
幕末明治初期において、
英
語学習の需要が高まる中で、
中国語・英語の教科書がしばしば日本人の英語学習教材として使用されてい
たことを念頭に、Chinese Moral Maximsもその一つであったことを検証しました。
それを可能にしたのは
やはり幕末明治初期の知識人たちの漢文力でした。
換言すれば、
「漢字と漢文は日本の西洋文化受容に
一役を担ったと言える」
という結論に至りました。
発表後、会場からたくさんの質問とアドバイスをい
ただきました。
これを励みに今後より一層研究に精進
したいと思います。
そして、
このような機会を実現させ
ていただいた大学の助成金制度にも感謝致します。
9 KYOTO NOTRE DAME UNIVERSITY
News
2014年度学内助成 国外研修助成金
(短期)
成果報告
「香港の教育現場におけるバレーボールの指導普及について」
2014年7月14日(月)から18日(金)に香港で開催された「FIVB(世界バレーボール連盟)VCP
(Volleyball Cooperation Programme)Teachers course」
に、本学の国外研修助成制度(短期)
を受
けて参加してきました。
このセミナーは、FIVBがバレーボールの指導普及のために学校の先生に対しておこなうもので、香港で
は初めての開催となりました。5日間でバレーボールの指導法についての講義や受講生による発表を基に
したディスカッション、実技の実践がおこなわれ、最終日には中学生のトーナメント戦が企画されました。
ここでは講習会の参加者が各チームの指導スタッフとなり、
ミーティング、
ウォーミングアップの指導、試
研究代表者
合の采配、
チームの応援をおこないました。
内田 和寿 香港のバレーボール事情について受講者に聞いてみると、多くの中学・高校では部活動は多くても週2
心理学部 准教授
回程度のため、技能の習得がなかなか進まないことが一番の悩みだそうです。香港の児童生徒は、部活動
の無い日は地域のスポーツクラブでスポーツを楽しんだり、
自分たちで遊んだりというのが日常のようで
す。
また、体育の授業では、最近ソフ
トバレーボールの導入が進み、徐々
に低学年層にも普及が進んでいるよ
うです。
今回の成果を基に、香港と日本の
学校がスポーツで交流できるプログ
ラムを開発していくことを次の研究
テーマにしたいと思います。
講義の様子
香港の受講生と一緒に
作
教員著
東京学芸大学国語教育学会,大熊 徹, 片山 守道, 工藤 哲夫 編著
『小学校 子どもが生きる国語科学習用語』
東洋館出版社/2013年2月発行
「要点」
「 要旨」
「 主題」
「 情景」
「引用」。
これらの言葉を子どもたちにわかりやすく説明するのはちょっ
と難しいかもしれません。
しかし子どもたちがこのような言葉をきちんと理解し、
自分の言葉にすること
で学習活動はより活性化されます。
「学習用語」
と
「指導用語」
という言葉があります。
「 学習用語」は、子どもが学習をする際に子ども自
身が知っていることで学習活動がより活性化する用語のことであり、
「指導用語」
は、教師が指導する際
に知っておくべき用語のことです。先に挙げた言葉は、子ども向けに説明してあれば「学習用語」
であり、
教師向けに説明してあれば「指導用語」
ということになります。新教育課程において、子ども主体の言語
活動の充実が求められ、子ども自身が言語活動に必要な言語を確かに習得し、
それを活用することが
求められています。
つまり子ども自身が「学習用語」
を習得し、言語活動において活用することが求めら
れているのです。
そこで、私が理事長を務める東京学芸大学国語教育学会において、2011年版の小学
校国語教科書全5社版を詳細に調査し、延べ9,744語を取り上げ、
その中から
「学習用語」
として140
語を選定し、小学生が活用できるように解説しました。
また
「学習用語」
を生かした小学校国語科授業
実践をおこない、領域別・学年別に15例紹介しています。
小学校の国語科の授業の活性化のために、
ぜひ参考にしていただければと思います。
(心理学部 教授 工藤 哲夫)
NDキャンパス通 信 Vol.2 10
News
香港YMCAにおける新しい教育プログラムについて
本学に日本語教員養成課程ができて7年目になります。課程
の最後に、学生が必ず修得しなければならない科目が「日本語
さねばならないほど、
その準備に時間を要し、参加した実習生た
ちも一夏で大きく成長する、教育効果の高いプログラムです。
教育実習」
です。
「実習Ⅰ」
は学内、
「実習Ⅱ」
は京都工芸繊維大学
いっぽう
「実習Ⅳ」は、科目は設置したものの、長期間日本語
でおこない、
「実習Ⅲ」
「実習Ⅳ」
は海外で実施します。
「実習Ⅲ」
は
を教えさせてくれる適当な教育機関を見つけられぬまま時が経
短期集中、
「実習Ⅳ」
は長期実習です。
「実習Ⅲ」
については、開講5年目になりますが、
そのうちの4年
間は香港中文大学専業進修学院応用日本語科のご協力を得て
過し、不開講の状態が続いていました。長期におよぶ海外滞在
を前提とすれば、宿泊費もかかり、その点でも実現は難しい状
況でした。
おこなっています。
この実習は、2週間足らずで終了する短期実
ところが、昨年、同学院教授・上村勝男先生(当時)
より、香港
習ですが、同学院がわが実習
中華基督教青年会(香港YMCA)国際交流部幹事・黄海宇氏
生のために特別にクラスを設
をご紹介いただき、同会系列の複数の教育機関(初中等教育)
置、学生募集もしてくださり、
を使った実習が可能であるという情報を得ました。宿泊につい
全40~60時間の授業を数人
ても、同会インターン用の寮が安価で利用できるとのことで、
よ
で担当します。実施期間は短
うやく実現の見込みが立ち、
このたび晴れて開講することができ
いですが、夏休みを全部費や
たのです。
その記念すべき第1回履修生は、人間文化学科4年次生・勝
葵涌(クヮイチュン)幼稚園にて
間頌子君です。8月31日(日)~9月24日(水)の日程で、香港
YMCA関連の3つの幼稚園、
中高等学校、
日本人学校国語教室
を巡回する形で実習授業をおこないます。今回は初めての実施
で手探りのところもあり、1週目は科目担当の私と、現地でご指
導くださる植村のぞみ先生(大阪YMCA派遣の幼稚園教諭)
と
天水圍(ティンシュイワイ)幼稚園にて
上水(シャンシュイ)幼稚園にて
で各校を訪問、園長先生、校長先生その他教諭の方々と、実習
の内容や方法について詳細な打合せをおこないました。2週目
から、勝間君は潑溂と実習をおこなっています。
海外教育機関、
とりわけ現地の児童・生徒を対象とした日本
語教育実習は全国にも例がなく、先駆的な取り組みとして本学
の新たな呼び物の一つになればと願っているところです。
(※なお、
この報告は、学内研究助成による海外出張報告をか
青年会書院(中高等学校)
にて
烏渓沙YMCA新村のインターン寮にて
前期卒業式
9月25日(木)10時30分よりユージニア館3階聖堂にて、
2014年度前期卒業式が挙行され、芹田学長、片山副学長をは
じめ保護者の皆さまや、多数の
教職員が出席し、各学部の卒
業生一人ひとりに学長から卒
業証書・学位記が授与されま
した。
学長は式辞の中で世界中に
見られる男女の不平等の問題
に触れられ、
「男に対しても、社
会に対しても、明確にNo!と言
える女性になってください。そ
して人のために、人とともに、生
11 KYOTO NOTRE DAME UNIVERSITY
ねるものです。) (人間文化学科 教授 堀 勝博)
開催日:2014年9月25日
(木)
きる
(service for others with others)人生を歩んでくださ
い。」
と述べ、卒業生の門出を祝福しました。
(総務課)
News
2014年度「京都府大学委託研修講座」
・
「教員免許状更新講習」の実施報告
「京都府大学委託研修講座」
2007年度に京都府教育委員会との包括協定を締結し、毎年京都府教育総合センターから委託を受けて、京都府公立学校教員対象
に研修講座を実施しています。今年度は3講座を開講し、受講者数は延べ74名でした。
開講日
講座名
担当教員
教室
時間
受講者数
8月5日(火)
小学校図画工作科教育講座
藤本陽三 特任准教授
E404
10:30-17:00
28名
8月6日(水)
小学校家庭科教育講座
米田泰子 教授
加藤佐千子 教授
調理実習室
家庭科演習室
R.12
10:30-17:00
12名
8月7日(木)
小学校音楽科教育講座
小林多津子 教授
R.205
10:30-17:00
34名
「教員免許状更新講習」
2009年度に教員免許更新制が導入されたことに伴い、本学でも毎年教員免許状更新講習を開
設しています。今年度は5つの講習を実施し、受講者数は延べ116名でした。
開講日
講座名
担当教員
教室
時間
受講者数
8月4日(月)
小中接続と連携を意識した
外国語活動ワークショップ
橘堂弘文 教授
E301
9:30-17:00
5名
堀 勝博 教授
E401
9:30-17:00
24名
精神保健に課題のある
保護者の理解と対応
佐藤 純 准教授
E403
9:30-17:00
36名
教育の最新事情
小林多津子 教授
山本智也 教授
神月紀輔 教授
藤本陽三 特任准教授
佐藤睦子 准教授
田中誉樹 准教授
渡邉規矩郎 奈良学園大学特任教授
E402
工藤哲夫 教授
神月紀輔 教授
E303
情報演習室1
アクティブラーニングスペース
8月5日(火)
8月7日(木)
日本年中行事を学ぶ
-学校教育への活用の視点から-
8月19日
(火)
8月20日
(水)
8月21日
(木)
教育方法学
9:30-17:00
37名
9:15-16:45
9:30-17:00
14名
(学事課、教務課)
五山送り火鑑賞の夕べに地域の方々を招待しました
開催日:2014年8月16日
(土)
8月16日
(土)、2月に完成した新ユージニア館の屋上を開放
1 1 4 名の方々
し、本学の工事等でご迷惑をおかけしている地域の方々を招待し
に楽しんでいた
て、京都五山送り火を鑑賞していただきました。
また、本学の教職
だきました。
員ボランティアで構成した
「五山送り火キャンパスオープンチー
(事務局)
ム」
で事前準備から当日の受付・誘導まで対応しました。
当日は、前夜から降り続く雨で、運営が困難視されていました
が、午後8時の大文字点火前には雨もあがり、8時5分の妙法、8
時10分の船形、8時15分の左大文字と続く送り火を、地域の
NDキャンパス通 信 Vol.2 12
輝くND生
フレッシュマンセミナー報告
英語英文学科
4月17日(木)、宝ヶ池のグランドプリンスホテル京都で、英語英
文学科のフレッシュマンセミナーは開催されました。
会場には、14人程度座れる丸テーブルが10卓用意され、新入生
その後は、テーブル毎にフリートークの時間で、上級生への質問
等で話がはずみ、
お互いに打ち解けたようでした。
昼食で、ホテルのランチに舌鼓した後は、新入生と先生方のみで、
は、
「くじ引き」
で当てたテーブルに着席します。各テーブルに、新入生
“Who’s Who in the English Department!” というゲームを楽し
10名と上級生の数名、
日本人やネイティブの先生方2人が着席しま
みました。事前に各先生は自分に関する3つの情報を英語で作成し、
す。新入生は緊張した面持ちです。
その全員の先生の情報が一枚のペーパーにプリントされており、新
午前の部は、上級生による、
「 キャンパスライフについて」のコー
入生は2人1組で会場内に点在している先生方に、英語で質問をお
ナーです。英 語 英 文 学 科ならではの留 学(アメリカ各 地や韓 国な
こない、
どの先生の情報が書かれているのかを探って競争します。時
ど)、ND祭実行委員、小学校インターンシップ、教諭免許や司書の資
間内で多くの正解を取得できた上位3組に賞品がプレゼントされま
格取得、E.S.S、裏千家茶道部、チアリーダー部などの各クラブ活
した。
動、エアラインプログラムの体験談が、上級生から新入生に向けて
フレッシュマンセミナーのさまざまなアクティビティーを通じて新
語られます。新入生にとっては、
これから経験する多くの情報が、
エピ
入生と上級生や先生方とのコミュニケーションを深めることができ
ソードを交えて、上級生から語られました。新入生は興味を持って上
ました。
ご協力いただいた上級生の皆さんには心から感謝していま
級生の言葉に耳を傾けていました。上級生から語られる体験談か
す。新 入 生の皆さんには、大 学 生 活に早く馴 染んで勉 学に励み、
ら、
「 何事にも、前向きに努力を重ねれば楽しくなるし、疲れが爽や
“High Thinking & Plain Living”で、楽しい有意義な学生生活を
か。」や「大学が学びの場だけでは物足りない。」
ことを実感できる有
送られることを期待しています。
意義な時間になりました。
(英語英文学科 教授 橘堂 弘文)
人間文化学科
人間文化学科のフレッシュマンセミナー
は例年、午前中は学内でさまざまなアクティ
ビティーをおこない、午後は京都市内の各
地へ散策に出かけます。上級生のリーダー
が前年秋から集まり、企画を進めてきまし
た。また、新入生に配る、当日の内容を冊子
にしたものも、午後の散策のコースの内容の
紹介を中心に、
リーダーたちが作成しまし
た。当日の午前中はリーダー、教員の紹介、
新入生との交流を目的とした名刺交換を模
した企画、教員の研究テーマに関連した問
題によるクイズ大会などで、
リーダー達が時
間をかけて準備し、構成した司会、進行でと
ても盛り上がりました。お昼のお弁当、デ
ザートを楽しんだ後、
リーダー達が企画した
以下のテーマによる5つのコースに分かれ、清水寺、壬生寺など、各
地へ散策に向かい、観光名所訪問を楽しみました。
参加した新入生は、午前のアクティビティー、午後のエクスカー
ションを通して、上級生、教員と楽しみながら交流でき、大学生活の
オトナの日帰り修学旅行 東山王道コース
スタートとして、多く得るものがありました。そして、
このフレッシュマ
陰陽師
ンセミナーにより、新入生同士が知り合いになり、今後の大学生活で
美しい女性になるために -身も心も美しく-
の糧となる友人をつくることができました。
新撰組 -誠の武士の足跡を歩いてみよう!-
森見登美彦&万城目学ワールドツアー
13 KYOTO NOTRE DAME UNIVERSITY
(人間文化学科 講師 鎌田 均)
輝くND生
2014年4月17日
(木)
生活福祉文化学部
4月半ばの暖かな日に、新1年次生を迎える「フレッシュマンセミ
は、○○高校!近いね!」
「私、A型だけど掃除は苦手!」
など、同じ答え
ナー」
をおこないました。午前中、学内で交流を深めるために、学部の
を選んだ者同士だからこそ共感できる会話で盛り上がり、笑いの絶え
先生方の自己紹介や、
自分たちの自己紹介ビンゴゲームを楽しみ、午後
ない時間が過ぎました。
1年次生にとって4月はまだ慣れていない時期
から学外で交流をしました。
ですが、
このゲームをきっかけに友人作りもできたようです。
1年次生たちは、学部の先生方の自己紹介に興味津々で、先生方の
午後からは、
「 京友禅チーム」
「 京都水族館チーム」
「 京都市動物園
ユーモアをもって笑いを引き出して歓迎しようとする個性的な自己紹
チーム」
に分かれて行動しました。京都のよさや文化を知ってもらうと
介は、強く記憶に残ったと思います。
この学部で4年間過ごしていくの
ともに、上級生の雰囲気や考え方にも触れてもらう機会になりました。
ですから、先生方を身近に感じてもらう良い機会になったと思います。
今はフレッシュな1年次生たちも、
やがて上級生になりますので、来年
自己紹介ビンゴゲームでは、
まず、上級生が質問を出し、
その答えご
には新入生をサポートできるよう、京都ノートルダム女子大学生である
とに1年次生に集まってもらい、
そこに集まった友人の名前を聞いてビ
ことを誇りに歩んでほしいと思います。
ンゴの枠に書いていき、最後にビンゴゲームをしました。
出身地や血液
(生活福祉文化学部 3年次生 竹下 由貴)
型、好きなコンビニなどの質問の答え別に集合してもらったことで、
「私
心理学部
4月17日
(木)
に心理学部新入生を歓迎するイベント、
フレッシュマ
ンセミナーが、大学のユニソン会館2階の大ホールでおこなわれまし
た。午前の部は、3年次生のリーダーによる学生生活・教員紹介、
自己
紹介。
リーダーたちが上手に新入生の緊張をほぐし、歓迎ムードを盛
り上げ、
2年次生のリーダーによる○×クイズ、人間知恵の輪、伝言
ゲームとつないでいき、グループはすっかりまとまっていきました。午
前の最後は、心理学部フレッシュマンセミナーの恒例となっています
京炎そでふれ!
「輪舞曲」同好会メンバーによる総踊りでした。簡単そ
うで難しい総踊りでしたが盛り上がりは最高潮に達し、参加者が一
体化した瞬間でした。昼食は新しい学食でのお弁当。3年次生のリー
ダーが、
メニュー選びだけでなく事前にアレルギー調査もおこない、
安全に食事ができるようにとの配慮もあり、美味しくまた楽しくいた
だくことができました。午後は、2年次生のリーダーによるクラス対抗
の長縄大会。新入生も上級生もみんなで呼吸を合わせ、互いにサ
ポートしあう姿が見られました。新入生の優勝クラスは8の字跳び
だけの交流でしたが、きっと役立ち情報が得られたことでしょう。幼
100回を超える記録。早くもすばらしいチームワークを見せてくれま
稚園・小学校教諭や対人援助職を目指している上級生のリーダー
した。そして対抗戦の合間におこなわれた先生チームの大縄跳びに
シップやサポートに頼もしさを感じるとともに今後もこのよき伝統を
はみんなで声を合わせてカウントするも結果は???回でした。みん
来年も受け継いでほしいと思った一日でした。
なで身体を動かした後は、
おやつタイム。
この時間は新入生と上級生
(心理学部 教授 小林 多津子)
NDキャンパス通 信 Vol.2 14
輝くND生
国際交
流
セメスター認定留学・交換留学生 留学体験談
植田 愛理さん
英語英文学科 3年次生
メリーランド・ノートルダム大学(アメリカ)
セメスター認定留学
留学期間 2013年8月~2014年7月
留 学 先
留学制度
今回の留学は、私にとって初めての海外経験でした。私が所属していたELI(English Language
Institute)
にはさまざまな国から多くの留学生が来ていたため、宗教、考え方の違いなど日本にいた
時は知らなかった文化をたくさん学ぶという機会を得ました。
また、留学中に先生から出された課題
の量は、
クラスのレベルが上がるほど増え、十分な睡眠時間が取れず辛いときもありました。
しかし、
何事も全力で取り組んだ成果が実り、帰国前には1番高いレベルのクラスに入り、
ライティング、ス
ピーキングの力が特に伸びたと感じられました。
さらに、普段は寮生活を送っていましたが、冬休みに
はホームステイプログラムに参加したり、
ニューヨークにある語学学校に通ったりと貴重な体験もで
きました。現地の友人、先生など多くの方々が支えてくれたことにより、11ヶ月間ホームシックになるこ
となく元気に過ごすことができました。全ての出会いと経験が生涯の宝物となりました。
北浦 なみさん
英語英文学科 3年次生
レジャイナ大学
(カナダ)
セメスター認定留学
留学期間 2014年5月~2014年8月
留 学 先
留学制度
カナダへ留学する前は、
自分から進んで発表をおこなうことにやや抵抗がありましたが、留学後は
積極的に自分の意見、感情を他者に伝えることができるようになりました。
また、何か問題が起こった
ときに、
まずは自分の力で解決できないかを考えるようになるとともに、わからないことに関しては先
生やクラスメイトにためらうことなく質問するようになりました。勉強の面では、特にライティングおよ
びスピーキングの力をつけることができました。英語でプレゼンテーションをおこなうことにより、短時
間で論理的に自分の主張を相手に伝える能力を身につけました。現地では、
レジャイナ大学のアドバ
イザー、
クラスメイト、先生、
ホストファミリーのサポートがあったため短期間でしたが、非常に充実し
た留学で、
さまざまなことを学びました。
カナダへの留学を経験したことで、
これからは英語を活かし
た仕事に就きたいと考えています。
ゴ セイ ユ
呉 倩瑜さん
交換留学生
香港中文大学専業進修学院
(香港)
交換留学
留学期間 2014年4月~2014年9月
派 遣 元
留学制度
この半年間の交換留学では、いつも生活し、慣れ親しんでいた土地を離れ生活したので、すべての
ことがとても新鮮に感じられました。また、私の物事に対する考え方、生活態度や将来のことなどに大
きな影響を与える素晴らしい体験となりました。
私が香港の大学で日本語を学んでいたときは、
日本語をきちんと使えるかどうか少し不安でした
が、実際に日本での生活が始まって、授業が始まると、先生とクラスメートはとてもやさしかったので、
特に問題はありませんでした。そして、私はこの留学体験が自分にとって今までになく大きな成果を得
ることができる絶好のチャンスだと考えていたので、たまに授業が終わってから日本人の友達と勉強
したり、遊んだりして、普段から日本語をしゃべるように心がけました。半年間という短い期間でした
呉さん
(写真中央)
が、
自分に自信がつき、
日本語力も上がりました。
そして、今回の交換留学の経験を活かして、
さらに日
本語を学び、将来は日本に関わる仕事がしたいと思う気持ちが増しました。
15 KYOTO NOTRE DAME UNIVERSITY
輝くND生
特定目的海外研修 実施報告
2014年度夏期は、英語海外研修Ⅲ(カナダ)、社会福祉海外研修(デンマーク)、韓国語海外研修(韓国)、海外インターンシップ研修Ⅱ(オーストラ
リア)の4研修がおこなわれました。
【英語海外研修Ⅲ(カナダ)】
【社会福祉海外研修(デンマーク)】
(8月7日~31日)
(9月1日~12日)
カナダのレジャイナ大学でおこなわれた英語海外研修Ⅲには、
英語英文学科10名、生活福祉文化学部1名、心理学部1名の計
12名が参加しました。参加者は英語英文学科の橘堂弘文教授引
率のもと3週間ホームステイをしながら大学に通い、カナダの歴
史や文化に触れながら、英語漬けの日々を送りました。
デンマークの日欧交流文化学院で約2週間おこなわれた社会
福祉海外研修に生活福祉文化学部の酒井久美子准教授引率の
もと、生活福祉文化学部9名と心理学部1名の計10名が参加し
ました。学生たちは高齢者センターや幼稚園、学童保育所、障が
い者作業所等を見学し先進の社会福祉を学びました。
また学院
で学んでいる諸外国からの学生と
「若者について」
というテーマで
議論を交わしました。
【韓国語海外研修
(韓国)
】
【海外インターンシップ研修Ⅱ
(オーストラリア)
】
(8月7日~23日)
(8月21日~9月10日)
韓国カトリック大学で開講された韓国語海外研修には英語英
オーストラリアのブリスベンで3週間おこなわれた海外インター
文学科1名、人間文化学科4名、生活福祉文化学部1名の計6名
ンシップ研修Ⅱには、英語英文学科から1名が参加し、市内のホ
が参加しました。参加者は寮で生活しながら毎日大学に通って韓
テルで英語による就業体験をおこないました。
この研修では、ホ
国語能力を磨き、伝統文化体験や現地学生との交流など、
さまざ
テルのレセプションから客室業務までホテルのさまざまな業務を
まな角度から総合的に韓国への理解を深めました。
経験し、オーストラリアと日本の働き方の違いを学ぶ研修となり
ました。
NDキャンパス通 信 Vol.2 16
輝くND生
Global Japan? - アジア国際学生会議
(ASEACCU)
参加報告 英語英文学科 2年次生 森山 佳代子
2014年8月27日
(水)
から30日
(土)
の4日間、英語英文学科2年次
生の森山佳代子さんが、
「アジア国際学生会議(ASEACCU)」
に本学代
表として参加しました
(引率:英語英文学科 小山哲春准教授)
。
以下、
ア
ジア諸国の約70校のカトリック大学からの参加者
(学生)
とグループディ
スカッションや文化学習をおこなった森山さんからの報告です。
Salamatは、
フィリピンのタガログ語でありがとうを意味する言葉で
このアジア国際学生会議で驚いたのは、他の国の学生たちの日本に対
す。
この言葉を知っていた人はどれくらいいるのでしょう。
この夏、私は、
する関心の高さです。
この会議を通して、参加学生たちとの交流が深ま
アジア国際学生会議ASEACCUに参加するため、
フィリピンのミンダナ
り、仲良くなるとあちこちから、
「おはよう!」
「ありがとう!」
「こんにち
オ島にある都市、
ダバオに行ってきました。
この会議はアジア圏(韓国、
は!」
などの日本語が聞こえてきました。
それから、
あらゆる質問攻めに
台湾、
インドネシア、
タイ、
オーストラリアなど)
の大学から学生が参加し、
あいます。
その内容が
「日本は、
今期で安倍総理が二度目の就任だけど、
数日間に渡って、
さまざまな体験をしながら、
プレゼンテーション、
ディス
どう?」
や、
「靖国神社参拝について、
どう思うの?」
などです。
これもまた、
カッション、意見交換をするなかで、国際交流をはかるというものです。
返事に困ってしまいました。反対に、
あなたの国はどんな問題を抱えて
今回の会議のテーマは“Catholic Higher Education for Social
いるの?と聞くと、夜寝るのも忘れて話し込んでしまうほど、
みんな自国
Justice”という、正直難しいテーマでした。社会的正義•社会的公正、
に対するプライドと、
しっかりした意識•知識を持っていました。
フィリピ
「さぁ、
あなたの国の“Social Justice”の問題について話してください。」
ンに訪れていながらも、
「ありがとう」
も知らなかったどころか、
自国の事
と言われて今回参加したさまざまな国の学生の中で、私たち日本人は、
でさえも知らないなんて、
日本人として恥ずかしいと、海外に出て初めて
思わず下を向いてしまいました。
そこで、今回主催地となったフィリピン
知る事となりました。
その経験から、今日本に戻ってからは、
日本人であ
の学生たちは、今フィリピンが抱えている社会問題(貧困、格差、過疎
ることに、
さらに自覚を持ち、
新たな目線でさまざまな問題に向き合うこ
化、宗教問題)
をプレゼンや、体験を通して私たちとシェアしてくれまし
とができるようになったと感じています。真の国際化は、個人の意識の
た。
それは会議場を越え、
山地の小さなコミュニティーや、民族文化保
なかにあります。外へ外へと、
目を向ける前に、一度しっかり内と向き
護地区を訪れて、
実際に体験する感動的な経験でした。
そして、
なにより
合ってみることから始まるのだと思います。
学内ボランティアグループ ライブラリー・メイト 活動報告
人間文化学科 4年次生 山田 友香
昨年度の10月、
当時3年次生だった図書館司書課程履修生4名で
「ライブラリー・メイト」
というボランティアグループを立ち上げました。
め、新しい図書館の中で学生の企画や意見が取り入れられるサポー
トが始められるグループを立ち上げられないか、
司書課程の岩崎先生
現在のメンバーは、1年次生3名、3年次生2名、4年次生4名の計9
に相談したのち仲間を募りました。今は月に一度、図書館司書の方々
名。学生の目線から図書館のより良い環境づくりを目指して活動中で
と岩崎先生、鎌田先生、
司書課程室の職員、
ライブラリー・メイトのメ
す。本や図書館が好きであれば誰でも参加できる活動内容にしてあ
ンバーで総ミーティングをおこない、
その中で企画について意見交換
り、週1回のミーティングの他、本の紹介カード
(POP)作り、
オープン
や報告をおこなっています。
キャンパスでの図書館案内、図書館イメージムービーの制作(2014
年6月~:オープンキャンパスにて放映中)
などをおこなっています。
イベントとしては、2014年2月に開催された旧図書館お別れ会で
のミュージックビデオ制作・放映から始まり、最近では8月6日
(水)
に
グループの結成に至ったきっかけは、創立50周年記念事業北山
掲載された京都新聞「@キャンパス」
の掲載記事の執筆活動などがあ
キャンパス総合整備計画の中での新ユージニア館内の新図書館開館
ります。
また、他大学の図書館研究会とも交流し、同志社大学・立命
でした。それまで図書館に関係するグループが学内にはなかったた
館大学図書館の見学会も開催しています。
この活動は学業や課外活動としての評価対象ではありませんが、
少しでも図書館活動に興味を持っていただけたらと思い、今後も継続
予定でいます。
もうすぐ結成
1 年 。こ れ ま で ラ イブ ラ
リー・メイトの活 動にご参
加・ご支援くださった皆さま
方に、改めて御礼申し上げ
ます。
17 KYOTO NOTRE DAME UNIVERSITY
輝くND生
「オープンソースカンファレンス2014 Kansai@Kyoto」実施報告
2014年8月1日(金)・2日(土)
今年も8月上旬の2日間、
京都リサーチパーク(KRP)で、
「オープンソースカンファレンス2014 Kansai@Kyoto
(通称
「OSC京都」
)
」
を開催しました。
このイベントは毎年、
2日間で約1200人もの来場者を京都に迎え、
最新のコンピューター関係の展示とセミナーを実施する催しです。
吉田智子が実行
委員長を務め、
学生が運営スタッフとなるのも今回で4度目でしたが、
今年は特に、
本学科の学生の活動を来場者にアピールすることができました。
●
「エプロンコンピューターで相性診断」
の展示・発表!
人間文化学科 3年次生 瀧口 侑子
OSC京都の実行委員として、
私たちノートルダムの学生グループが中心となって担当したのは、
ブース展
示とLT
(ライトニングトーク)
での発表でした。
「エプロンコンピューター」
は、
LilyPad Arduinoというマイコ
ン
(コンピューターの一種)
をエプロンに縫い付けて、
入力に温度センサー、
出力にLEDを使って相性結果を
出すというものです。
ブースに来てくださった方々には、
自分たちが縫い付けたエプロンの回路の仕組みを説
明し、実際に相性診断をしてもらいました。
2日目の最後におこなわれたLTでは、
約200人の前でエプロンコンピューターができるまでを5分で話す
ということにチャレンジしました。
発表はとても緊張しましたが、
実際にエプロンコンピューターで私たちと
相性診断をした方に手を挙げてもらうと、
大半の人が手を挙げてくださったのがうれしかったです。
オープン
ソースカンファレンスに参加して、
とても楽しく、
今までにない経験ができたと思います。
エプロンコンピューターの制作時期が、学校の前
最初は軽い気持ちで参加を希望したOSCでした
期テスト期間と重なって、
かなりプレッシャーがかかっ
が、
7月には週2回程度の勉強会が開かれ、本格的に
ていました。
しかし、先生方の指導の下で、相性診断
教えていただきました。
プログラミングを勉強できた
のエプロンの回路図もプログラムも書けるようにな
こともよかったですが、
さらにもう一つは、エプロンに
り、作品を作りあげることができました。OSCを通し
マイコンを縫い付けることこそ、女子力も高める良い
て、
自分の成長も実感しました。
機会になったと思います。
(人間文化学科 3年次生 王 晶)
(人間文化学科 3年次生 李 佳姫)
●200人規模の会場でのLTの司会を担当!
「エプロンコンピューターで相性診断」
の
展示ブース
(右から、王さん、李さん、瀧口さん)
LilyPad研究会(http://lilypad.pen.jp/)
の
活動を発表(マイクを持って発表中の瀧口さん)
人間文化学科 3年次生 岡本 華奈
OSCにスタッフとして参加させていただきました。
私と白坂さん、
中谷さんは主に企業ブースの受付とLT
の司会や運営を担当しました。
2日目の16時からのLTというOSCの最大のイベントで司会を務めさせていただくこととなった私です
が、
会場内で一番広いサイエンスホールでおこなったにも関わらず、
立ち見の方も出てきてしまうほどの人の
多さに圧倒されそうでした。
司会をする前は、
IT系のプロフェッショナルというような方たちの中で私のトークが通じるのか、
と大変不
安でしたが、
LT終了後の懇親会で、
多くの方が司会をほめてくださり、
大学の
「話しことば」
教育が身につい
ていると実感できた一日でした。
LTの司会中の岡本華奈さん。
OSCは、それぞれのチームが自らの作品や商品を
今回のOSCでの私の仕事は、受付の手伝いとLTの
熱心にアピールする熱気の溢れる会場だった。技術
終了時間をドラを鳴らして知らせるドラ娘でした。
こ
的に難しい講習会やブースもあったが、誰でも楽しむ
れに関しては、
もう少し下調べが必要でした。全体的
ことができるイベントだと感じた。勉 強 不 足のまま
には、初めての参加ということもあって新鮮味があり、
行ったO S Cではあったが、興 味をかきたてられ 、
いい経験ができたかと思います。来年もぜひ参加した
LilyPadやプログラミングに一歩近付く良いきっかけ
いです。
になった。
(人間文化学科 2年次生 白坂 珠里)
(人間文化学科 2年次生 中谷 千華)
ノートルダムチーム(前列左から、中村亮太さん、瀧口さん、岡本さん、
王さん。後列左から、池田祐一さん、白坂さん、中谷さん、吉田)
最後になりましたが、
LilyPadを使ったエプロンコンピューターの制作やプログラミングでとてもお世話になった中村亮太さん
(大阪市立大学大学院創造
都市研究科)
、
昨年に引き続きスタッフとして総合受付を担当してくれた木村涼子さん
(人間文化学科4年次生)
、
そして、
LilyPadを組み込んだ手芸作品作り
に協力してくださった加藤佐千子教授
(生活福祉文化学部)
と
「家庭科教育法Ⅲ」
受講生のみなさんにも感謝します。 (人間文化学科 教授 吉田 智子)
NDキャンパス通 信 Vol.2 18
輝くND生
ND祭に向けて
2014年度ND祭 10月25日
(土)
・26日
(日)
ND祭実行委員長 生活福祉文化学部 2年次生 御木 媛貴
今年度のND祭の
今年のND祭は10月25日
(土)
、
26日(日)に開催します。
メインイベン
テーマは
「咲かせよう
トとして25日
(土)
には日本最大級のファッションショー
「神戸コレクショ
NDの花」
です。
ン」
と京都ノートルダム女子大学がコラボレーションした
「最新ヘアアレ
一輪の花が咲いて
ンジショー」
および、
「現役モデルと人気ヘアサロン美容師によるトーク
いるだけでその場が
ショー」
を、
26日
(日)
にはドラマなどでも活躍されている俳優・山本裕典
輝いて見えます。私た
さんをお迎えして魅力あるトークショーを開催することが決定していま
ち学生にもそれぞれ
す。
また、25日
(土)限定で来場者に無料でヘアアレンジを体験していた
の色や形 、魅力があ
だけるブースも開設します。
この機会にぜひ、
カリスマ美容師によるヘア
り、
自分にしかない花
アレンジを体験してみてください。
また2日間にわたって本学の学生によ
を持っています。そん
る日頃の活動の成果をご覧いただくクラブ発表や、
毎年盛り上がるカラ
なたくさんの花が集
オケ大会も開催します。他にも寄席やフラダンス、
コスプレコンテストや
まることで今までにな
スタンプラリーなど盛りだくさんのイベントを企画しております。
そして両
い新しいND祭ができ
日にわたりクラブ、
ゼミ、
教職員による模擬店や展示を開催します。
上がります。今年度は
今年の実行委員は総勢17名で人数も少なく大変なことも多いです
新校舎が完成し、新
が、一人ひとりが自分のもてる力を発揮し、
より良いND祭にしようと毎
たなキャンパスでの開
日準備に取り組んでいます。
そして私たちのアイディアを実現するために
催になります。
また、
今
多くの方が関わってくださり、
ND祭にむけ多くの方に支えていただくこと
回はND祭が50回目を迎えます。
節目の年にふさわしいものを作り上げ、
で準備をすることができています。
感謝の気持ちを忘れずに本番に向け
大学全体の活性化と地域の方々との交流に繋げていきたいと思います。
て、
実行委員一同準備を進めていきたいと思います。
学生一人ひとりの個性を一つにし、
ND祭という大輪の花を咲かせ、
新し
い輝きを放つ京都ノートルダム女子大学を知ってもらいたいと思い、
こ
のテーマにしました。
ND祭50回目という節目にふさわしい一味違ったND祭を楽しんでい
ただけると幸いです。
2014年度ND祭へのご来場を心よりお待ちしています。
古典ゼミ制作
「京都百人一首」
エッセイ 京都新聞に連載中
人間文化学科「日本
語と古典文化」
ゼミ制作
『京都百人一首歌かる
た』
が京都新聞で大きく
取り上げられたのは、今
年1月のことでした。そ
の紙面作成打ち合わせ
のため、ゼミ生たちと京
都 新 聞 本 社を訪 れた
際 、編 集 部の方から学
生エッセイ掲載のお話
をご提案いただきました。毎週水曜日夕刊に掲載される
「@キャンパス」
原稿を添削して
(大幅な修正になることもしばしば)新聞社へ送りま
という特集記事の一角を飾り、一年50回に及ぶ連載ということで、大
す。それを京都新聞編集部で最終調整し、永田萠先生がご指導くだ
学広報の一助になればと、二つ返事でお引き受けすることにしました。
さった
『京都百人一首歌かるた』原画をカラーイラストとして添えて記
エッセイは1回400字、
2首の歌を取り上げるという設定でしたの
で、
まずその2首の組み合わせを考えました。
できるだけ季節を考慮し、
事は完成します。横書きの見出しは、京都新聞・多和デスクが毎回考え
てくださっているものです。
たとえば葵祭の頃にはそれにふさわしい歌が掲載されるよう選定しま
連載は、
4月から1週も休むことなく続き、
ようやく25回、折り返し
した。地名もなるべく二者が遠くならないよう工夫したつもりです
(例
点まで来ました。
まだ半分残っているのかと思うと前途遼遠の思いで
外も多々ありますが)。
すが、読者から好評を得ていると聞き、勇猛心を奮い起こして何とか最
文章の執筆は、私がいくつかヒントを与えた上で学生に書かせ、
その
19 KYOTO NOTRE DAME UNIVERSITY
後まで走りたいと思っております。 (人間文化学科 教授 堀 勝博)
輝くND生
小児医療ボランティア活動
「NDシアター」
報告~次は私が!~
2014年9月5日
(金)
生活福祉文化学部 2年次生 谷本 彩
9月5日
(金)
に小児医療ボランティア養成講座の
「NDシアター」
を、
京都府立医科大学附属病院・小児医療センターでおこないました。
も達だけでなく、医療スタッフの方も足を止めてご覧になっている姿
もあり、
たくさんの方々が集まってくださいました。今回はNDシアター
開始時間が近づくにつれて緊張が高まり、本番直前までメンバー
のテーマソングに振りを付けた形で始め、
「絵本で楽しもう!」
をテーマ
同士で声を掛けながら緊張を和らげ合っていました。上演中は、子ど
に、各エリアで手遊びやなぞなぞを取り入れながら上演しました。集
まってくれた子ども達の年齢に合わせて、絵本から落語の紙芝居に、
急遽内容を変更することもありました。
どのエリアでも子ども達から
笑い声が聞こえ、少しの時間でしたが、みんなで楽しいひとときを共
有することができました。今回のお土産の「手作りのしおり」
も、迷い
ながら選んでいる様子が見られ、最後には
「ありがとう」
「楽しかった」
と喜びの声をいただき、
メンバー全員が笑顔になりました。
私は初めての参加だったのでとても緊張しましたが、子ども達の笑
顔を見ると徐々に緊張が和らぎ、反対に子ども達が私を自然と笑顔
に変え、楽しませてくれました。次回のNDシアターでは、私がもっと多
くの子ども達を笑顔に変え、楽しい時間を共有し合えるように、メン
バーと工夫していきたいです。そして、
たくさんの笑顔に出会うことが
出来ればいいなと思います。
「話しことば教育」
の取り組み
話しことば教育をスタートさせて、3年目。人前で話すことに対して、
もともと得意な人もいますが、そうでない人もたくさんいます。
「 就職
て
「話すこと」
「聴くこと」
に取り組んできました。
このように実践的にお
こなっていくことによって、
コミュニケーションのあり方について深く
面接で、誤解されることなく本来の自分を発揮してもらいたい」
「 卒業
考え、同時に、やり遂げた達成感は「自信」につながっていくのではな
後の実社会で活躍できる力をつけて卒業していってもらいたい」そう
いかと考えています。
いった願いを込めて、話しことば教育に取り組んでいます。
2014年度もさまざまに実践してきています。前期の授業では、現
「専門等について自信をもっ
て話せるように」
「 人を思いやる
役のアナウンサーをゲストに迎えてインタビューをしたり、実社会と
気 持ちを持ってコミュニケ ー
重ね合わせて
「話しことば」について学び考えたりしてきています。後
ションをとれる人に」
「主体的
期には、実社会を想定してプレゼンテーションをおこなったり、朗読コ
に行 動できるように」などを目
ンサートを開いたりする予定です。
また3年次生のゼミでは、本格的な
指して、今後も話しことば教育
邦楽演奏会の司会、ラジオの生放送番組への出演、高校生対象の
に取り組んでいきたいと思って
トークショーの企画から出演等をしてきました。特に演奏会では、演
奏者の皆さんの強い思いを受け止め、観客の皆さんの気持ちを考え
います。
(人間文化学科 講師 平野 美保)
NDキャンパス通 信 Vol.2 20
キャリアセンター
「なりたい自分探し」
を支援するキャリアセンター
キャリアとは職歴や経歴というだけはなく、
「生き方」
という大きなとら
キャリアを見つけるための支援に取り組んでおります。
え方をしております。
それは大学卒業後に自分のやりたい仕事に就くこ
キャリアセンターには企業からの求人票をはじめ、
数多くの情報があ
とが、
その後の自分をさらに成長させ、
自分の人生をより豊かにする道
ります。
また、
キャリアガダンスやセミナーを年間通じて定期的におこな
を開くもので、紛れもなくそれは
「生き方」
そのものに通じるものであり、
い、
「なりたい自分探し」
のサポートをしています。前期のガイダンスでは
結果的に職歴、
経験に結びつくと考えているからです。
1年次生から3年次生に向けてSPI対策講座や、就職活動の基礎的な
キャリアセンターは学生が卒業後どこで何をやって、
どう生きていくの
知識のセミナーなどを8回おこない、延べ人数で約500名の参加があ
かを考えていく機会をつくり、
実社会の変化に適合した将来の方向付け
りました。
後期にはキャリアアップ講座や自己分析講座、
企業セミナーな
を支援する役割を担うところと考えています。学生自らの生き方を見つ
ど約20回のガイダンス・セミナーを実施します。具体的にはエントリー
けるために、
「なりたい自分探し」
を支援し、
社会に出ても自分で考え、
企
シートの書き方、履歴書の添削、模擬面接など直接就職活動に活かせ
画し、
実行できる能力を身に付けていただきたいという思いで学生支援
るものや、個々の学生のニーズに合わせたサポートです。学生の自主的
をしています。
な参加ですが「自己を知る」
「自己を見つめる」
よい機会になると考えて
現在の4年次生は、昨年12月1日から就職活動が本格化し、
8月末
いますので、
ぜひ1年次からでも参加されることをお勧めいたします。
現在、
みずほフィナンシャルグループや京都銀行等の金融関係、
ANA
最後になりますが、
就職活動と一口に申しましても、
順風満帆ではあり
エアポートサービス、
Kスカイ等の航空関係、
ワコール、
ミキハウスと
ません。
本学に入学してきてよかったと思ってもらうには、
学生の夢を実
いったアパレル関係などに内定しております。
また公務員等は6月から9
現させることだと思っています。
でもそれには学生自らに
「なりたい自分探
月にかけて採用試験があり10月初旬までには決定します。社会では経
し」
を始めてもらうことが必要です。
「ローマは一日にしてならず」
です。
厳し
済が上向きで、売り手市場と言われていますので、
キャリアセンターで
さの中にも優しさや暖かさのあるキャリアセンターにぜひ足を運んでくだ
は、夏休み中も多くの情報を提供し個別相談等に応じるとともに、学生
さい。
逞しい学生に育っていくような支援にスタッフ一同取り組んでいき
の自分の夢を実現させる手立てを一緒に考え、学生が自分に合った
ます。(2014年度キャリアセンター所長 心理学部 教授 小林 多津子)
3年次生対象 就職・キャリアガイダンス(後期) 時間:16:35~18:05 場所:NDホール
実施日
内 容
備 考
1
10/ 1(水)
インターンシップ報告会
1~2年次生受講可能
2
10/ 8(水)
志望動機をハッキリさせるための新聞活用法
1~2年次生受講可能
3
10/15(水)
女子大生のキャリアアップ講座
1~2年次生受講可能
4
10/22(水)
内定者・OG講演会
1~2年次生受講可能
5
10/29(水)
大学生基礎力調査
6
11/ 5(水)
業界研究セミナー①
7
11/12(水)
業界研究セミナー② ~企業採用担当者の声~
8
11/19(水)
中小企業の魅力発見セミナー
9
11/27(木)
就職活動マナー基礎講座
1~2年次生受講可能
10
12/ 3(水)
就活イメージアップ講座
1~2年次生受講可能
11
12/10(水)
大学生基礎力調査フィードバック
12
12/17(水)
自己分析講座①
13
12/22(月)
自己分析講座②
14
1/ 7(水)
履歴書&ES書き方講座①
15
1/14(水)
履歴書&ES書き方講座②
16
1/16(金)
就活サイトの使い方
17
1/21(水)
就活体験講座①(会社説明会&採用試験編)
18
1/28(水)
就活体験講座②(グループディスカッション&グループ面接編)
就活スタート講座・ポータルサイトの使い方
その他ガイダンス
(特別講座ほか)
2月6日・9日・10日
5月~
12月~
21 KYOTO NOTRE DAME UNIVERSITY
SPI特別講座①~③
SPI特別講座④~⑥
学内企業説明会
≪次年度≫12月~1月
4月~5月
6月
10月
就活写真学内撮影会(希望者のみ有料)
グループ面接・グループディスカッション講座
面接対策講座(希望者のみ有料講座)
保育・福祉業界セミナー
News 各部局から
研究・情報推進課
2014年度 FD研修会を実施しました
本学ではFD(ファカルティ・ディベロップメント)
の取組の一環として、毎年FD研修会を実施しています。今年度は、教職員を対象とした以下の3つ
の研修会を実施しました。
1. 第3のコミュニティーを創出する
「ピア・ネット」
法政大学 経営学部教授 木原 章学習ステーション長による講演
日時:6月2日
(月)17:00~18:30
講演では、法政大学「ピア・ネット」
における、学生スタッフによるピア・サポート活動の様子が紹介されま
した。教職員の協働のもと学生スタッフの成長を促し、正課外教育を充実させている様子が述べられ、本
学での学生サポートにおいて非常に参考になる内容でした。
(コーディネーター:人間文化学科 教授 鷲見朗子)
2. 卒業論文の指導について
(part2)
日時:6月6日
(金)17:00~18:30
昨年度のFD研修会「卒業論文の指導について」において、参加者から問題点の共有だけでなく解決方
法を検討できればよかった、
との意見があったことを踏まえて、今回は、卒論指導における問題点とともに
その解決策について、4~5人のクループで話し合い、発表をおこないました。卒業論文の指導方法につい
て、
さまざまなアイデアが出され参加者間で共有する機会となりました。
(コーディネーター:生活福祉文化学部 教授 三好明夫)
3. 情報機器や情報ネットワークの教育利用~学生の主体的な学びのために~
日時:6月12日
(木)17:00~18:30
前半は、心理学部 神月紀輔教授による講演「ICTを使った大学授業」
がおこなわれました。後半は、参加
者は2グループに分かれ、Moodleの講習
「e-Learningシステムを体感しよう」
または、
システム管理課によ
る情報機器使用方法の講習
「電子黒板を使ってみよう」
のいずれかに参加しました。
(コーディネーター:心理学部 教授 廣瀬直哉)
それぞれの研修会で実施した参加者アンケートには、FD研修会で得た知識を今後の授業や学生指導に活用したいとの意見が、多く寄せられま
した。研修会が、本学の教育の向上につながることが期待されます。
研究・情報推進課
2014年度 前期オープンクラス・ウィークを実施しました
2014年度前期オープンクラス・ウィークを6月16日
(月)~6月28日
(土)
の2週間にわたり実施しました。
本学では、授業改善の取り組みの一環として2011年度より
「オープ
ンクラス」
を実施しています。2012年度までは、教職員を対象に一部の
2014年6月16日
(月)
~6月28日
(土)
目以外の授業を参観できることとしました。
授業の参観者は、
「参観シート」
に授業の進め方や学生の受講態度
についての意見や感想を記入し、
その内容は授業の担当者へ伝えられ
ました。今回提出された
「参観シート」
の数は延べ46でした。
授業のみ公開していましたが、予定が合わず授業を参観することが難
2014年度後期のオープンクラス・ウィークは、10月27日(月)~11月
しいとの意見が出たことを受け、2013年度より一定期間の間、原則と
10日(月)の2週間に実施する予定です。教職員と学生の皆さんの積極
して全ての学部授業を公開する、
オープンクラス・ウィークを実施してい
的なご参観をお待ちしています。
ます。
またオープンクラス・ウィークの開始を機に、学生も自分の受講科
NDキャンパス通 信 Vol.2 22
News 各部局から
図書館
図書館情報センターは、
ソフィア館から新ユージニア館に移転しました
2014年4月、図書館情報センターは、
ソフィア館から新ユージニア
や4,500タイトルの雑誌も全て開架式(かいかしき:書架が公開され
館に移転しました。改善されたこと、新しく提供できるようになった
ていること)で配架する等、必要な資料を手に取って見極め、容易に
サービスがいくつもあります。
手元に持ち込むことができる仕組みになっています。
大きく改善されたことは三つ。一つ目は書庫スペースの狭隘化
「ラーニングコモンズをどのように利用したらよいかわからない」
と
(きょうあいか)の解消です。可能な限り書架の増設に努め、探し易く
いう声を聞きます。
ラーニングコモンズは、利用者が作りあげていく新
取り出し易い状態に資料が並ぶようになりました。二つ目はバリアフ
しい学習空間であると言えるでしょう。オープンに多様な学習が展開
リーの実現です。書架間隔を広く取り、館内エレベータや多目的トイ
されていますので、参考にして、良いところをまねて自分の学習に取り
レを設置しました。三つ目はセキュリティの強化です。入館ゲートを設
入れてみてください。
また自分達の工夫や成果を他の利用者に見せて
置し、図書館利用証(ICカード)
による入館チェックをおこなうことで、
あげてください。
より安心・安全に利用いただくことができるようになりました。
新しいサービスの一番は、1階にラーニングコモンズを設置したこ
とです。
これまでの図書館と言えば、少しおしゃべりが過ぎると周りの
利用者や職員から
「しっ」
と注意されたように、静かに学習するところ
さて、
2階と地階にも特徴があります。静かに学習したい場合は、図
書館資料が最も大量に並び、一人用の閲覧机(キャレルデスク)があ
る地階をお勧めします。
2階のイマージョンスペースで学んだその足で、図書館の2階、文
でした。現在の大学図書館においては、静かな学習環境以外に、能動
学・語学のフロアへ直行してはどうでしょう。開講日の昼間は2階から
的な共同学習を可能にする環境の提供が求められています。可動式
も出入りができます。パソコン等、情報機器の操作にサポートが必要
の机、椅子といった家具や情報機器で目的に応じた学習空間を自由
になった場合は2階のITサポートを訪ねますが、図書館内と情報演習
に作り出し、多様な情報資料を使って、
ともに考え学び合う学習を展
室の双方に向かって窓口があり、便利な構造となっています。
開することができる場です。本学のラーニングコモンズの特徴は、図
書館資料の利用のしやすさにあります。約14,000冊の参考図書や書
多様なニーズにお応えできる空間と資料とサポートを備えた図書
館情報センターの一部をご紹介しました。
まずはご来館ください。
誌を同じ1階に配置し、他のフロアに並ぶ約200,000冊の一般図書
キャンパスハラスメント防止・対策委員会
教職員対象
「キャンパスハラスメント防止・対策に係わる研修会」
報告
2014年度のキャンパスハラスメント防止・対策に係わる研修会は、
2014年7月23日
(水)
・9月9日
(火)
ントが和製英語であり、諸外国ではworkplace bullying, mobbing,
「特定非営利活動法人アカデミック・ハラスメントをなくすネットワー
moral harassment, psychological harassmentという用語が使
ク」
の代表理事である御輿久美子先生をお迎えし、昨年度と同様、教
われているなど基本的な知識を学びました。先生が長年取り組んでこ
員対象(7月23日
(水))
と職員対象(9月9日
(火))
の2回に分けて実施
られたご経験をもとに、教員研修では主に、
アカデミックハラスメントと
しました。
それぞれ57名、54名の参加をえました。
パワーハラスメントについて、職員研修では主に、
パワーハラスメントと
講師の御輿久美子先生は、今年3月まで奈良県立医科大学で女性
セクシャルハラスメントについて、
それぞれ多くの事例を紹介いただき
研究者支援センターの設置と運営に携わっておられ、
これまでもハラ
ました。
その後のハラスメントを発生させない環境づくりに関しての説
スメントの防止や対策を積極的に進めてこられました。研修会では、
ま
明を通して、ハラスメントがどこでも起こりうる危険性があることを認
ず、ハラスメントという用語の歴史的説明から始まり、パワーハラスメ
識し、それを防ぐための意識や2Rコミュニケーション
(respectful
dialogueとreasonable manner)
をとることの重要性を再確認する
ことができました。
90分間の研修のほとんどが講話でしたが、両研修会とも最後に予
め本学教職員から受けつけた質問に回答いただきました。
また、終了
後のアンケートからは今後の方向性も含め多くのフィードバックを得
られました。特に、2度目の研修会では、
より身近な問題としてとらえる
ことができたという感想も多く、全体では約84%の方から概ね良いと
いう評価をいただきました。
(キャンパス・ハラスメント防止・対策委員 英語英文学科 准教授 東郷 多津)
23 KYOTO NOTRE DAME UNIVERSITY
News 各部局から
心理臨床センター・学生相談室
教職員研修会
「学生の気持ちを理解する工夫について」
実施報告
2014年9月17日
(水)
9月17日
(水)
に心理臨床センター学生相談室主催の教職員研修会
ても和やかな雰囲気になりました。
さて次は、
ロールプレイです。学生役
(前期)
が催されました。今回は本学学生相談室 室長であり、生活福祉
の教職員は学生の気持ちになって、教職員役の参加者はその学生の相
文化学部の佐藤純先生を講師にロールプレイ形式の研修会を実施し
談に一生懸命応えようという姿が見られました。
それぞれの参加者が
ました。
「学生の気持ちを理解する工夫について」
という題で参加され
全ての役を体験し、後で感想を共有しあうということを続けていきま
た教職員が学生や教員、職員の役割、
さらにそのやり取りをみている観
す。後半は困って相談に来た学生に
「これまでしてきた工夫は?」
という
察者役をきめ、相談に来た学生への対応という設定で面接体験をする
質問から始めるという設定でロールプレイが再開されました。会場を
という研修でした。
見ていると、前半は熱心に話しかける教員役がいたり、学生の話を聞き
研修会はまず最初に、
ロールプレイを始める前に参加者の緊張を解
入る職員役など対応は様々でしたが、後半になると
「工夫は?」
の問い
きほぐすためと交流を兼ねてグループ内での自己紹介から始まりまし
かけに答える学生役の話に正面から聴き、再度質問を投げかける教職
た。各グループからすぐに笑い声や活発な話し声が聞こえてくるほどと
員役の姿が多く見られました。相手(学生)
の立場や価値観に立ち、話
を聴くという対話が始まったように感じました。
研修を通じて、参加された教職員が教職員役になってい
る時の様子から、
日頃から学生に対して非常に熱心に粘り
強く対応をしていることが伺えました。
また、働く場所や立
場が違ってもすぐに打ち解けるチームワークの良さや協調
的な態度に驚きました。
こうした本学の温かさや熱意が学
生や本学に関わる方々に理解や対応を通して上手く伝わっ
ていけばと感じています。
『Hana*ほっとSPACE』のご案内
さて、学生相談室では4月から第2・4火曜日の昼休みに相談室を開放する『Hana*ほっと
SPACE』を実施することになりました。通常の相談とは違い予約不要で気軽に利用できるた
め、学生相談室で相談してみたいけれど、
どんな所かどんな人が相談を聴いてくれるのかわから
なくて不安といった方にもおすすめです。
『 Hana*ほっとSPACE』は、実際の相談室で相談員が
2名待っています。
お気軽にご利用ください。場所は、
ユージニア館3階保健室で聞いてください。
(専門相談員 菊岡 千夏)
保健室
「救命講習会」
の報告
8月7日
(木)
に教職員対象の救命講習会(「普通救命講習Ⅰ」)
を開催
2014年8月7日
(木)
なお、本学ではAEDを守衛室、保健室前、松ヶ崎グラウンド内に3台
しました。
左京消防署から講師を招き、
DVDの視聴と講義の後に人形と
設置しています。
緊急時に対応できるよう設置場所をご確認ください。
そ
AED(自動体外除細動器)
を使用した心肺蘇生実技講習を体験しまし
して、
まだ一度も講習会に参加されてい
た。
実技講習では、
傷病者の観察から119番通報やAEDの準備要請、
胸
ない教職員の方、
受講経験がある方も努
骨圧迫(心臓マッサージ)、気道確保、人工呼吸、AED使用、
といった一
めて2年毎の受講をしていただきますよう
連の流れを実践さながらにおこない、
「救命のリレー」
を迅速に途切れる
ことなくおこなう重要性について学びました。
今回は総数16名の参加が
あり、
不測の事態に役立つ知識を学ぶ機会になりました。
お願い致します。
(*学生対象の救命講習会は毎年2月に
リーダースセミナーで実施しています。
)
NDキャンパス通 信 Vol.2 24
News 各部局から
京都市立衣笠中学校
チャレンジ体験
京都市教育委員会「生き方探求・チャレンジ体験」推進事業により、9月1日
(月)~5日
(金)
まで、京都市衣笠中学校2年生の女子生徒2名(松
永奈桜さん、横田実莉さん)が事務局で就業体験をしました。
「 生きる道の見つめ方」
というテーマで5日間を振り返ってくれました。 (総務課)
図書館
私は『大人もゾッとするグリム童
話』
という本をポップにしました。
うまく本を紹介できたかわかりま
せんが、読んでもらえるとうれし
いです!
(横田実莉)
蔵書点検、ポップ作り
をしました!
図書館の仕事の中で一番心に
残ったのは、蔵書点検です。はじ
め、
「ここからここまで」
と言われ
た時は、正直「こんなにやらなア
カンの?」
と思いましたが、
やって
いる内に仕事にすごく熱中し、時
間も忘れるぐらいになりました。
(松永奈桜)
ポスターのデザインを考えるのがすごく大変でした。
「どうすれば目立つか?」
と考えていると、時間も経ち、焦っていたのです
が、
その後、
ダンボールにポスターを貼り付け、
マスキングテープで飾りつ
けをすると、
思ったよりキレイに仕上がったので良かったです。
(松永奈桜)
キャンパス
ミニストリー室
募金活動のポスター
作りをしました!
とても可愛くできたので、
たくさん
の人に見てもらい、募金してもら
えるとうれしいです。すごく楽し
かったので、また行きたいです。
(横田実莉)
シスターと仲良くなりました。
すごく話しやすくて、優しかっ
たです。
1日お世話になりありがとう
ございました!
番外編その①
番外編その②
―ノートルダムの良いところ―
―オススメメニューBest3―
・先生方がすごく優しい。
横田さん
1・
・
・ビビンバ丼
2・
・
・唐揚げカレー
3・
・
・チキンのマスタードマヨ焼
松永さん
1・
・
・チキンのマスタードマヨ焼
2・
・
・唐揚げカレー
3・
・
・かに玉
・屋上から大文字が見える。
・落ち着く場所がたくさんある。
・勉強できるスペースが整って
いる。
・カトリックに熱心で、歴史を大
切にしている。
25 KYOTO NOTRE DAME UNIVERSITY
チキンのマスタードマヨ焼き
唐揚げカレー
スケジュール/Schedule
行事予定
26年10月
1日(水)
介護等体験前オリエンテーション、
3年次生対象 就職・キャリアガイダンス
(後期)
スタート
3日(金)
図書館:夏期長期貸出返却日
4日(土)
地区教育懇談会
(京都)
、
ノートルダム学Ⅱ
5日(日)
地区教育懇談会
(松山)
8日(水)
派遣留学プログラム説明会
10日(金)
卒業論文草稿提出締切:人間文化学科
(17:00)
11日(土)
TOEIC® IPテスト
(希望者対象、
9:15~)
、
カトリック教育センター土曜公開講座
(14:00~、
15:10~)
13日(月) (体育の日)
授業実施
15日(水)
卒業論文ラフコピー提出締切:心理学部
(17:00)
、
グローバル英語コース留学説明会②
17日(金)
平成27年度介護等体験説明会
18日(土)
補講日、
カトリック教育センター土曜公開講座
(14:00~、
15:10~)
、
心理学科公開講座
(13:30~)
21日(火)
10月のミサ
(12:30~)
24日(金) ND祭準備
(授業なし)
25日(土) ND祭
(26日
(日)
とも)
(授業なし)
、
オープンキャンパス
(26日
(日)
とも)
26日(日)
ホームカミングデー、
スピーチコンテスト
27日(月)
履修中止申請期間
(31日
(金)
まで)
11月
1日(土)
指定校推薦入学試験
(授業なし:学内立入禁止)
3日(月) (文化の日)
8日(土)
公募制推薦入学試験A日程
(授業なし:学内立入禁止)
9日(日)
公募制推薦入学試験B日程
(学内立入禁止)
12日(水)
物故者追悼ミサ
(午前授業なし)
13日(木)
心理学部2年次生対象心理学演習Ⅰゼミ選択説明会
(17:00~)
15日(土)
補講日、
大学院説明会、
カトリック教育センター土曜公開講座
(14:00~、
15:10~)
18日(火)
11月のミサ
(12:30~)
20日(木)
教育実習報告会
(心理学部)
・平成27年度教員採用学内模試①
(自宅受験)
22日(土) カトリック教育センター土曜公開講座
(14:00~)
23日(日) (勤労感謝の日)
24日(月) (振替休日)
授業実施
26日(水)
教育実習報告会
(人間文化学部・生活福祉文化学部)
29日(土) カトリック女子大学総合スポーツ競技大会
(11月30日
(日)
とも)
、
TOEFL® ITP
(希望者対象、
9:15~)
カトリック教育センター土曜公開講座
(14:00~)
30日(日)
人間文化学科公開講座
(13:00~)
12月
1日(月)
卒業論文提出締切:英語英文学科
(17:00)
、
生活福祉文化学部
(12:00)
2日(火)
3・4年次生平成27年度司書教諭講習修了証書一括申請手続、
4年次生・M2年次生教員免許状一括申請手続
3日(水)
介護等体験事後指導
5日(金)
英語英文学科2年次生対象ゼミ説明会
(17:00~)
6日(土)
公募制推薦入学試験C日程
(授業なし:学内立入禁止)
8日(月) (創立記念日)
授業実施
10日(水)
卒業論文提出締切:人間文化学科
(17:00)
、
生活福祉文化学部2年次生対象ゼミ選択説明会
(17:00~)
12日(金)
図書館:冬期長期貸出開始
心理学部4年次生対象認定心理士資格申請についての説明会①
(17:00~)
13日(土)
補講日、
英語英文学科1・2・3年次生対象アチーブメントテスト
(9:30~)
14日(日)
生活福祉文化学科公開講座
(13:30~)
15日(月)
卒業論文提出締切:心理学部
(17:00)
2・3・4年次生ボランティア実践事後指導
16日(火)
12月のミサ
(12:30~)
17日(水) ノートルダムクリスマス
(全員参加 13:30開場)
(午後授業なし)
20日(土)
補講日、
英語英文学科1・2・3年次生対象アチーブメントテスト予備日
(9:30~)
22日(月)
12月の授業最終日
23日(火) (天皇誕生日)
冬期休暇開始
(1月3日
(土)
まで)
25日(木) (クリスマスの休日)
26日(金)
振替休日
29日(月)
冬期一斉休業
(1月4日
(日)
まで)
27年1月
1日(木) (元日)
5日(月)
授業再開
9日(金)
心理学部4年次生口頭試問
(10日
(土)
・12日
(月・祝)
とも)
、
TOEIC® IPテスト
(希望者対象、
17:00~)
10日(土)
補講日、
人間文化学科・生活福祉文化学部4年次生口頭試問
12日(月) (成人の日)
13日(火)
図書館:冬期長期貸出返却日
14日(水)
卒業論文テーマ届出締切:生活福祉文化学部3年次生
(12:00)
15日(木)
図書館:春期長期貸出開始 *返却日:在学生は4月13日
(月)
、
卒業・修了生は3月7日
(土)
。
20日(火)
1月のミサ
(12:30~)
23日(金)
心理学部4年次生対象認定心理士資格申請についての説明会②
(17:00~)
24日(土)
補講日
27日(火)
一般入学試験Ⅰ期
(授業なし:学内立入禁止)
28日(水)
後期授業最終日
29日(木)
定期試験期間開始
(2月5日
(木)
まで)
※定期試験のほか補講を行うことがある。
30日(金)
卒業論文アウトライン提出締切:英語英文学科3年次生
(17:00)
、
卒業論文題目届出締切:心理学部3年次生
(17:00)
2月
6日(金)
春期休暇開始
(3月31日
(火)
まで)
、
生活福祉文化学部資格説明会及び卒業研究発表懇談会
7日(土)
大学院入学試験Ⅱ期・大学院再入学試験
11日(水) (建国記念の日)
12日(木) リーダースセミナー
(13日
(金)
とも、
予定)
20日(金)
一般入学試験Ⅱ期準備
(午後学内立入禁止)
21日(土)
一般入学試験Ⅱ期
(学内立入禁止)
26日(木)
後期追試験
(1~3年次生)
、
卒業予定者再試験、
転学部・転学科・転専攻試験
3月
5日(木)
卒業式練習
(卒業予定者)
(6日
(金)
とも)
、
4年次生・M2年次生教員免許更新制等説明会
7日(土)
卒業式・学位授与式、
卒業祝賀パーティー
13日(金)
一般入学試験Ⅲ期準備
(午後学内立入禁止)
14日(土)
一般入学試験Ⅲ期
(学内立入禁止)
19日(木)
介護等体験事前指導
(20日
(金)
・21日
(土・祝)
とも)
21日(土) (春分の日)
23日(月)
平成27年度履修登録
(新2年次生~新4年次生)
(27日
(金)
まで、
予定)
平成27年度定期健康診断
(新2年次生~新4年次生)
(26日
(木)
まで、
予定)
人間文化学部オリエンテーション、
1年次生教職課程オリエンテーション・履修指導・教育実習予備登録、
2年次生教育実習依頼指導①・誓約書提出・実習依頼校申請、
2・3年次生教職課程特別講座
(英・人・生)
(履修指導を含む)
、
2・3年次生教職オリエンテーション
(心)
24日(火)
生活福祉文化学部オリエンテーション
25日(水)
心理学部オリエンテーション
26日(木)
平成27年度介護等体験事前指導
(27日
(金)
・28日
(土)
とも)
30日(月)
平成27年度教員採用学内模試②
31日(火)
編入生オリエンテーション
NDキャンパス通 信 Vol.2 26
2014
(平成26)
年度 第10回 特待奨学生証書授与式
2013(平成25)年度において極めて優秀な成績を修め、かつ他の
学生の模範であると認められた15名を所属長の推薦により2014(平
成26)年度特待奨学生として決定しました。特待奨学生証書および
奨学金の授与式は、学長、学部長、教職員参列のもと、9月25日
(木)
13時から新ユージニア館3階NDホールでおこなわれました。
特待奨学生を代表して、人間文化学科4年次生 趙春艶さんが「知
性と品性を兼ね備えた自立した女性を目指し、他の学生の模範とな
るよう、
さらに熱意をもって勉学に励み、意義ある学生生活を送ること
を誓います。」
と決意表明しました。
学生の皆さんは、特待奨学生を目標に、
これからも修学意欲の向
上に努めてください。
2014
(平成26)
年度 特待奨学生
人間文化学部 英語英文学科
ワンゲットクリスティン ジョイウマキン
(4年次生)
宮﨑加奈子
(3年次生)
前川かりん(2年次生)
人間文化学部 人間文化学科
趙 春艶
(4年次生)
阿瀬ゆきの(3年次生)
垣内 智媛
(2年次生)
生活福祉文化学部 生活福祉文化学科
神田 千裕
(4年次生)
清水 麻美
(3年次生)
岡市 香穂
(2年次生)
心理学部 心理学科
赤尾 紗耶
(4年次生)
山下 真奈
(4年次生)
佐久 桃代
(3年次生)
徳永 薫
(3年次生)
西本わかな
(2年次生)
宮島 美波
(2年次生)
編集後記
新ユージニア館が完成してから半年余り、新ユージニア館の新しさや便利さが当たり前になってきました。一部を除きパソコンとプロジェクター
がありデータだけ持ち歩けばスライドの使用もできます。
またOHC(書画カメラ)
もありノートや資料等を大きくスクリーンに映すことができます。教
室は明るく、
出入り口はスライドドアで黒板やホワイトボードなども快適です。基本的に廊下から教室の中が見えるので開放感があります。特にい
いと思うところは、机と椅子が固定されていないつまり可動式であるということです。
現在、小学校・中学校・高等学校の現場では言語活動の充実が推進されています。例えば高校教員向けの文部科学省のパンフレットによる
と、
「 考えを深める場面」
で
「一斉授業だけでなく…」
「ホワイトボードを使って話し合う」、
「 発表の場面」
で
「先生が説明するだけでなく…」
「 生徒
が説明する」、
「書く場面」
で
「板書をノートに写すだけでなく…」
「レポートにまとめる」
というように言語活動を推奨しています。
これは教師が一方
的な授業をおこなうのではなく、学習者が主体的に取り組めるようにしましょうということだと思います。
これは大学でも言われていることです。
机と椅子が可動式であれば様々な学びができます。
またOHC(書画カメラ)やプロジェクターがあればすぐに発表することができます。
ノートル
ダムの教室から一方通行ではない主体的な学びが更に数多く生まれてくるのではないかと思います。 (工藤 哲夫)
●広報委員長 工藤 ●広報委員 小山、長沼、石井
京都ノートルダム女子大学 大学報
NDキャンパス通信 Vol.2
2014年10月15日
編 集/ 広報委員会
発 行/ 京都ノートルダム女子大学 入試・広報室
〒606-0847 京都市左京区下鴨南野々神町 1 番 地
印 刷/ T-PLU S / 為国印刷株式会社
本誌は京都ノートルダム女子大学保護者会の資金援助を一部受けています。