自然体験教室。キーワードは笑顔!! (5年担任 若山 大輔) 6月28日、子ども達が待ちに待った自然体験教室の幕開け。天候に不安が ありましたが、2日間の活動をすべて滞りなく行うことができました。 実行委員全員満場一致で決まった自然教室で一番大切にしたいキーワード。 そ れ は 、「 笑 顔 」「 協 力 」「 絆 」 で し た 。 全 員 の 話 し 合 い で 、 そ の 「 笑 顔 」 に 、 自分だけではなく、自然教室に関わる全員が笑顔にならないと意味をなさない ことが付け加わりました。みんなが笑顔になるために何ができるかのかが、こ の教室の学習課題であったと思います。前向きに話し合う5年生の姿を見てい ていて、担任として思わず笑顔がこみあげてきました。 さて、この2日間、子どもたちは、たくさんの笑顔を見せてくれました。沢 登りでは、摂氏15度の水温にチャレンジし、寒さで震える中、誰一人として 脱落することなく、ゴールの魚止めの滝まで到着することができました。急流 で前に進むことができない友達の手を引っ張ってあげたり、後ろから「がんば れ」と声をかけたりする様子も見られました。また、キャンプファィヤーでの 盛 り 上 が り は ま さ に 五 年 生 の カ ラ ー が 全 面 に 押 し 出 て い ま し た 。自 分 も 楽 し み 、 友達も楽しむことで、笑顔にならずにはいられない空間が作り出されていたの です。自分がみんなのためにがんばらなければ、自分もみんなも笑顔にはなれ な い 。そ れ は 、ま さ に 実 行 委 員 全 員 が 目 指 し た 笑 顔 だ っ た と い え る と 思 い ま す 。 普段体験することのできない自然という環境で仲間とともに協力し合い、絆 を強く紡ぐ活動ができたことは、5年生にとっての貴重な宝物になりました。 自然教室に関わってくださった皆様に感謝の思いをもちつつ、笑顔でチャレン ジを成し遂げた子どもたちに大きな大きな拍手を贈りたいと思います。 沢登りでは、みんなが「冷たい」と言っ ていました。水の冷たさも大変でしたが、 流れが急で、ぼくたちは何度も足をとられ そうになりました。大変な場所では、みん な で 「 だ い じ ょ う ぶ ? 」「 気 を つ け て 。」 と 声をかけ合いました。 一人も脱落しないでゴールまで、全員で 到 達 で き ま し た 。5 年 生 の「 協 力 」と「 絆 」 の力が強くなったからだと思います。 馬場 樹 -1- 私は、キャンプファィヤーの火の守役 をしました。少し緊張したけれど、本番 で は 、誓 い の 言 葉 を 元 気 よ く 言 え ま し た 。 自分ができることをせいいっぱいできた と思います。火の長の合図に、私たち火 の守が点火しました。燃え上がる火がと ても美しく見えました。 五頭自然教室は、みんなが笑顔で最高 の思い出を作ることができたと思いま す。 桑原 璃心
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