【創立 1882 年（明治 15 年３月 21 日）創立 134 周年】学校だより (1２月） ◎在籍 878 名（男子 439 名、女子 439 名）平成 28 年（2016 年）12 月 16 日(金) 【１２月の生活目標】「物やお金を大事にしましょう」平成 28 年 12 月 1 日現在２学期前半を終え、今年も年末年始を迎えます！去る10月11日（火）に始まった２学期前半が、来る12月22日（木）に終了を迎えます。２学期前半は、子どもたちもすっかり学校生活に慣れ、明るく元気良く学習や行事に取り組む姿が数多く見られました。10月に行われた市の童話お話意見発表会、沖縄市小学校音楽発表会（５学年全員出場）、美里っ子発表会（全校児童）など大きな行事がありました。その中でも特に、美里っ子発表会は、全児童が出演し、日頃の学習の成果の発表を、歌やダンス、合唱・合奏、演劇などの様々な工夫をこらした演目にて行いました。９月の運動会、12月の学習発表会に取り組む中で、心身ともに子どもたちは大きくたくましく成長しました。来年は酉年（とりどし）を迎えます。今年の冬休みは、12月23日（金）～１月４日（水）までの13日間です。ご家族で良い年末年始を過ごされ、１月５日（木）の２学期後半の始業式の日は、美里小学校の子どもたちがみんな元気良く登校することを楽しみにしています。＜現役パイロットが美里小で講演会＞先週の12月14日（水）の午後（５・６校時）体育館にて、５・６年生のキャリア教育の一環として、美里小学校の卒業生で、JTA（ｼﾞｬﾊﾟﾝ・ﾄﾗﾝｽ・ｵｰｼｬﾝ）の現役パイロット仲宗根○○ さんの進路講演会が、体育館で行われました。仲宗根○○さんは、美里小学校の100期生。美里小学校→美里中学校→美里高校→琉球大学卒業（法文学部）→大学卒業を控え就職活動をしていた時、４年生の時、大学の掲示板に張り出された（旧）南西航空の（自社養成パイロット）の募集を目にして、試しに応募してみたら見事合格、厳しい訓練を経た後、パイロットになりました。現在は、機長として、日本の空を飛び回るかたわら、飛行訓練教官として活躍されているそうです。講演の最初に、５・６年生（約270名）に、将来パイロットになりたい人？と聞きました。手を上げたのは、わずか男子２名・・・。それから、現役のパイロットとして、パイロットという仕事の紹介を、写真や映像などを使い、小学生にも分かりやすくご説明下さいました。一昔前、パイロットというと男性の仕事だと考えられていましたが、現在は、女性パイロットも数多く活躍しているそうです。理科離れが叫ばれて、久しくなりますが、現在、航空路線の拡大と共に、世界中でパイロット不足になっており、パイロットの登竜門の一つである、航空大学校の募集定員も増えつつあると聞いております。（英語と数学、精神・体力）日本で大学の医学部を卒業し、医師資格をとる方が年間約4000名に対して、パイロットの資格を取る方は、わずか約200名であり、パイロット養成が今、世界中そして日本においても急務だとお話しされました。パイロットは通常、定年が60歳だけれども、現在、パイロット不足のため、航空身体検査をパスすれば、67歳までは、現役パイロットとして大空を飛べると話しておりました。気になるお給料を聞いてみました。一昔と比べて、パイロットのお給料は下がってきているそうですが、現在、JTAのパイロットは、年収約1500万円前後、ANAやJALのパイロットだと、その２倍はあるそうです。美里小学校の先輩が、熱く語ってくれた魅力あるパイロットの世界、この講演会を聞いた美里っ子の中から、将来パイロットになる子が出て来ることを期待し、講演会を終えました。現役パイロットの仲宗根○○さん、後輩の夢や希望を育てるための母校での進路講演会、本当にありがとうございました。感謝！