学校教育目標 温かい心を自ら育み、より賢く、より逞しくあろうとする児童の育成 12月の生活目標 寒さに負けない体をつくろう と こ し ょ う か ぜ 所小の風 か ぞ く あたたかい心 よりかし こく よりた くまし く 平成 23 年 12 月 22 日 第30号 所沢市立所沢小学校 校長 大磯 宏 よ ろ こ 家族が喜ぶことを 18日間の長い冬休み 冬休みが今回は18日間もありま す。長いのです。こんなに長い休みは いらないというご家庭があるかもしれ ません。入間市は3学期制ということ もあって、終業式は27日で、冬休み は13日間しかないそうです。日高市 も来年度は、1月6日を始業式にする そうで、冬休みを短くする計画があり ます。所沢小は、どうしましょうかね え。これは、学校の実情に応じて、校 長の判断で変えることができることに なっています。今のところ変える予定 はありません。 こんなとき、子どもたちに「お返し」 として、何か喜んでもらえることをさせ たいと思うのです。もらうばかりでな く、また自分だけがうれしい思いをする のではなく、お返しをする、喜びを分か ち合う、そんなことを考えさせたいと思 うのです。 昔から家族や親せき、近所の方たちと は困った時に助けあったり、苦しみを一 緒に耐えたり、喜び、悲しみを共に分か ちあったりということが、よく行われて いたように思います。 震災から今まで、今年は特にそのこと を思わされています。 年末年始、家族と一緒に、喜びのお返 しやおすそ分けを考えてみませんか。 喜びのお返しや、おすそ分け さて、冬休みは、家族や親せきと一 緒に過ごす時間が多くなります。子ど もたちは、贈り物やお年玉などをいた だいたりすることもあるでしょう。 カードゲームで トラブル 子どもたちでも手軽に買えるカ ードゲームのカードが、トラブルの 原因になるケースが増えています。 まずは、家族が喜ぶことを 体を動かせなくても、不器用でも、実 は「ありがとう」をきちんと伝えるだけ でも、喜びのお返し、分かち合いになる ものです。もし、それにプラスアルファ で何か出来たとしたら、喜びは何倍にも 膨らむのではないかと思うのです。 まずは、何といっても家族です。 冬休み中に家族が喜ぶことを、子ど もたちに考えさせたいと思います。 冬休み明け、どんな楽しかったこ とがあったかを聞くのと合せて、ど んなことで家族を喜ばせられたか、 聞いてみたいと思います。きっと、 温かい心を自ら育むことにつなが ると思うのです。冬休みの宿題にさ せていただきました。 わたしも もちろん、わたしも考えます。ど うやったら家族や親せき、この期間 に出会う方たちを喜ばせられるか、 奇をてらわず、気負わず、やってみ たいと思っています。 子どもたちにとっては、ちょっと 変わった宿題ですが、あの時、こん な宿題が出たと心に留めてもらう だけでも効果があると思っていま す。 どうぞ、よいお年をお迎えくださ い。 放射線量の測定結果報告 測定日 1 :11月30日 測定地点 地表 1 ㎝ 地表 1m 学校の敷地内中央(朝礼台付近) 0.069 0.046 2 〃 〃 東端(とことこ池横) 0.056 0.060 カードを人に売ったり買ったり する、ただであげたりもらったりす る、取ったり取られたりするという ことからのトラブルです。 3 〃 〃 南端(プール横トイレ裏) 0.059 0.053 4 〃 〃 西端(西門脇) 0.075 0.067 5 〃 〃 北端(体育館裏) 0.124 0.066 お子さんが、このカードをどうや って手に入れているか、ご家庭でも しっかり管理をお願いします。 6 最高値:雨水ます(北校舎北東角) 0.189 0.109 7 高値 0.132 0.086 :雨水ます(東校舎東側) 単位はμSv/h(マイクロシーベルト) はみだし通信 26 日に学年主任さんなどで構成する企画会議を開きます。これは、来年度の職員組織について検討する 会議です。所小の子どもたちの課題を解決していくことに重点を置き、組織のスリム化もと考えています。 学校教育目標 温かい心を自ら育み、より賢く、より逞しくあろうとする児童の育成 12月の生活目標 寒さに負けない体をつくろう 子どもの学習意欲を かきたてる場の設定 12月16日(金) 、1年生国語科の校内授業研究会を 行いました。教材は「ずうっと、ずっと、大すきだよ」 。 編集作業に入りました 5年生の総合的な学習の時間で行っている報道番組制 作が大詰めに入っています。 12月16日(金) 、各クラスが入れ替わりでコンピュ ータルームを使い、番組づくりの編集作業を行いました。 どのクラス、どのグループも真剣にコンピュータの画面 を見つめ、作業に専念していました。 「ぼく」とエルフの心温まるお話 子犬のエルフと一緒に育った主人公の「ぼく」が、エ ルフといっしょに遊んだり、エルフのいたずらに手を焼 いたりしながら一緒に大きくなります。エルフが年老い ても、ずっと寄りそって世話をし、 「大すきだよ」と言い 続けます。エルフは亡くなりますが、 「ぼく」は「ずうっ と、ずっと大すきだよ」と言い続けてきたので、とても 悲しくはないんだと、けな気に語る、心温まる作品です。 ポイントを絞り込んで 授業でねらうのは、話す、 聞くにポイントを絞り、自分 の思いや考えをしっかり発表 できるようにすることでし た。 そこで、子どもたちが話し たくなるような場の設定と、 書きやすくするための工夫、 一人ひとりの子どもへの支援 を工夫しました。できだけ、 活動を絞り込み、時間の短縮 と効率アップを図り、45分 の授業枠の中に収まるように していました。 子どもたちは、新しく提示された挿絵を手掛かりに、 「ぼく」になったつもりでエルフの思い出を語るという 学習を行いました。子どもの実態はまちまちでしたが、 一人ひとりがエルフと「ぼく」との関係をしっかりとら えて発表していました。 今回は、今までに撮影し た映像のうち、どこの部分 をどうつなぐか、何度も確 認し、秒単位でチェックす る作業を行っていました。 このあと、 1月25日(水) には、川口市にあるスキップ シティに出かけて行き、ニュ ースキャスター役の人など がしゃべる部分と編集した 録画部分を組み合わせて撮 影し、番組として完成させる ことになっています。楽しみ です。 1月から、散水栓設置工事 2月末の完成を目指し、校庭にスプリンクラー4基、 散水用の蛇口1個を設置する工事が、今月末から始まり ます。 スプリンクラーは、四隅ではなく、校庭の東西南北4 辺の、それぞれ中央付近に設置され、散水用蛇口は体育 小屋に近い所に設置される予定です。排水管は、北校舎 と南校舎の間にある受水槽から、保健室をつき抜けて校 庭にのばし、校庭の 周囲を回るように 埋めていきます。 1月半ばから2月 半ばにかけて校庭の 使用を一部制限する ことになりますの で、ご理解ください。 訂正 前号「持久走大会の記録」で、2年生女子1位の記録 に誤りがありましたので、訂正させていただきます。 2年女子1位 遊佐 星里【正】3’48”00 【誤】3’48”88 申し訳ありませんでした。 はみだし通信 校長の仕事の一つに、検食というのがあります。給食を点検し、記録を残す仕事です。12時過ぎに届く ので、子どもたちより30分以上早く食べることになります。なんだか後ろめたさの残る仕事です。
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