こちら - 人間総合科学大学

人間総合科学大学 人間科学部 人間科学科
看 護
教
員
養
成
コ
-
ス
平 成 28 年 度
看 護 教 員 養 成 プ ロ グ ラ ム
授 業 概 要
目
Ⅰ
Ⅱ
基礎分野
1
比較文化論
1
青年期心理学
2
プレゼンテーション論
4
生命倫理学
6
リーダーシップ論
8
教育分野
教育学概論
Ⅲ
次
9
9
教育心理学(学習と発達)
11
教育課程論
13
教育方法論
14
専門分野
16
看護論
看護論
16
看護論演習
18
看護教育学
看護教育論
21
看護教育制度
24
看護教育課程
看護教育課程論
26
看護教育課程演習
29
看護教育方法
看護教育方法論
31
看護教育方法演習
34
看護教育実習
37
看護教育演習
専門領域別看護論
38
専門領域別看護論演習
41
看護教育評価
看護教育評価論
44
看護教育評価演習
46
研究
研究方法
48
看護学校経営
看護学校管理
51
【保健師養成所専任教員資格に係る科目】
保健師教育課程概論
53
保健師教育課程演習
56
地域看護論演習
58
専門領域別看護論演習(保健師)
60
※保健師養成所の専任教員資格取得を希望する学生は、専門分野の看護教育課程論 2 単位、
看護教育課程演習 2 単位、専門領域別看護論演習 2 単位、
合計 6 単位分の科目に変えて、
保健師教育課程概論 2 単位、保健師教育課程演習 2 単位、地域看護論演習 1 単位、専門
領域別看護論演習(保健師)1 単位、合計 6 単位の科目を履修する。
科目名
担当教員
授業形態
授業概要
学習目標
授業計画
評価方法
評価割合
教科書
参考書
備考
単位(時間)数
2(90)
必修
比較文化論
大東俊一
配当年次
3
テキスト課題
異文化を理解することは、自らの文化をよりよく理解するきっかけとなる。本
講では、異文化理解に関する理論的側面や実際的な場面を考察することから始め
て、西欧文化とはかなり異質な側面を持つ日本文化に関する理解を深めることが
目標である。
1. 近代の西欧文明の特質について説明することができる。
2. 文化の類型について説明することができる。
3. 日本文化の特質について説明することができる。
4. 日本人の宗教心の成り立ちについて説明することができる。
5. 日本人の死生観について説明することができる。
1. 比較文化論入門
近代西欧文化の特質、比較文化論の先駆者たち。
西欧の人々がこれまで異文化を眺めてきた視点を理解する。
2. 和辻哲郎の『風土』を読む
風土の類型など。
『風土』という文明論の先駆的著作の意義を理解する。
3. 異文化を生きた人々― ラフカディオ・ハーン(小泉八雲)
ハーンの生涯・文学・思想など。
西欧文明と日本文化に対するラフカディオ・ハーンの態度を理解し、
異文化の手がかりとする。
4. 異文化との葛藤 ― 岡倉天心の文明論
岡倉天心の生涯と思想、
『茶の本』
、西欧文明批判など。
岡倉天心の西欧文明批判の要点を理解する。
5. 日本文化における自然
自然と日本人、季節感の形成など。
比較文化論的視点から、日本人と自然との関係性について、季節感の
形成という現象を通して考察する。
6.日本人の精神風土
固有信仰、仏教と日本人、日本人の他界観など。
仏教伝来以前から存在している固有信仰の姿を検討し、それが仏教と
どのような関係性を築きあげてきたかを考察することを通して、日本人
の精神風土の特徴を探求する。
(アドバイス)
通読してテキストの内容を理解することは大切ですが、本文中の太字
(ボールド体)の活字の単語に注意を払ってください。その項目における
重要な概念です。
■科目修了試験( 100%) □テキスト課題(
%) □レポート(
□グループワーク (
%) □受講態度
(
%) □実習評価(
■その他:テキスト課題 60 点以上で科目修了試験受験可(
%)
大東俊一著:比較文化論,人間総合科学大学.
テキスト課題提出期間:6 月 10 日(金)まで
科目修了試験(インターネット試験)
:7 月 6 日(水)~15 日(金)
1
%)
%)
科目名
担当教員
授業形態
授業概要
学習目標
授業計画
評価方法
評価割合
教科書
参考書
備考
単位(時間)数
1(15)
必修
青年期心理学
中野博子
配当年次
3
インターネット授業
青年期は独立して存在する訳ではなく、生涯発達の視点で捉える必要がある。
本講習は、青年期が乳幼児期からの連続した体験を通じ獲得されること、幼稚園、
小学校の児童・生徒の体験の青年期への連続性を理解することで、幼児期から青
年期までの教育に生かされることを目的としている。具体的には第二次性徴が開
始し、心身の発達が不均衡になりやすい思春期以降の自我の確立、親との関係等
のテーマを中心に現在の青年期を探求する。
1. 課題に対し自分の考えを積極的に述べることが出来る。
2. 青年期を生涯発達の流れの中に位置付けて説明することが出来る。
3. 青年期を家族とのライフサイクルの重なりを理解した上で説明することが
出来る。
4. 青年期を自我発達の視点から説明することが出来る。
5. 青年期と親との関係について理解し説明することが出来る。
6. さまざまな素材を通じ、また現実の青年の問題に授業を通じて学んだこと
を生かして評価することが出来る。
7. 青年期についてこころと身体の関係から説明することが出来る。
1.青年期とは
身体変化・反抗期、親離れ、生涯発達、ライフサイクル
2.身体とこころの発達
第二次性徴、個人差、質的な変化、発達加速現象、成熟前傾現象、
ヤング・アダルト
3.青年期をどう捉えるか―発達段階の中での青年期-
疾風怒濤、アイデンティティ、心理的離乳、第二の誕生、
第二の分離―固体化、形成的操作
4.青年期と自分①
自分、自我意識、ストレス
5・青年期と自分②
アイデンティティ、アイデンティティ・ステータス、青年期危機説、
青年期平穏説、性役割
8. 青年期の対人関係
親離れ、完工期、家族の発達、個性化、自立と依存、チャム、対人関係論
7.青年期の問題をどう援助できるか
支援、アセスメント、環境、成長促進
□科目修了試験(
%) □テキスト課題(
%)
□グループワーク (
%) □受講態度
(
%)
■その他:インターネット授業最終リポート( 100%)
中野博子著:青年期心理学,人間総合科学大学.
□レポート(
□実習評価(
%)
%)
青年期心理学で扱う青年期という時期は最も社会の影響を受けやすい領域で
す。普段から日常生活の中で出会う青年期に関するさまざまな情報を意識してく
ださい。例えば、小説、詩集、映画、歌詞、新聞記事など、さまざまな領域の中
に生き生きとした青年たちの様子を考えるためのヒントが隠されています。昨年
までのスクーリングの授業では、実際に映画や詩集を題材に用いて青年期につい
て受講生と一緒に考えてきました。これから受講される学生の皆さんも積極的に
青年期に関するさまざまな資料に目を通して下さい。スクーリングの講義内容に
も書いたように昨年は、よく知られた映画を題材にして青年期の問題を考えまし
2
た。以上のような問題意識を持っての授業参加を期待しています。
インターネット授業受講期間:7 月 12 日(火)まで
インターネット授業最終リポート提出締切:7 月 12 日(火)
3
科目名
担当教員
授業形態
授業概要
学習目標
授業計画
単位(時間)数
1(45)
必修
プレゼンテーション論
鍵谷方子
配当年次
3
テキスト課題
人類が築いてきた高度な文明の基礎の1つに言語をはじめとする様々な情報
伝達手段の発展がある。プレゼンテーションは、そうした情報伝達の1つの形態
である。本科目は、学会発表を題材にプレゼンテーションの基礎を学ぶ。テキス
トは、学部の卒業研究生、研究生、大学院生を対象に書かれており、発表を聴衆
に理解してもらうこと、研究成果の価値を認めてもらうために何を行う必要があ
るかを学ぶ。得た学びは、仕事の成果報告やプロジェクト提案などにおいて必要
とされる技術としても活用できる。これから学会発表をする学生のための入門講
座としてだけでなく、職業人、社会人にとってのプレゼンテーション全般に役立
つ基本的事項を学ぶ。
1.学会発表の心構えや基本事項を説明できる。
2.発表内容、すなわち序論、方法、結果、考察、結論の各パートで、簡潔に
何を伝えるべきかについて精査し、プレゼンテーションの設計をすることが
できる。
3.プレゼン技術のポイントとなる、わかりやすいポスターやスライドを作る
ことができる。
4.発表本番で、ポスターやスライドを使って研究内容を明確な論理展開で説明
することができる。
5.質疑応答の際に、質問者の意図を的確に理解し、簡潔に答えることができる。
第1部 学会発表の前に知っておきたいこと
第1~5章: 学会とは何か、学会に行く目的、学会発表とは何かなど、学会
への参加、学会後にすべきことなど、学会発表の心構えや基本事項を理解する。
⇒目標1
第2部 発表内容の練り方
第1章: 発表で主張したいことをどのように決めるのか、これまで取り組ん
できた研究テーマから主張する内容を決めることの重要性について学ぶ。
⇒目標2
第2~6章: 説得力のある序論の作り方、演題の付け方、研究方法の説明、
研究結果の説明、結論の示し方、講演要旨の書き方などを理解する。⇒目標2
第3部 学会発表のプレゼン技術
第1~2章:聴衆の理解に配慮した学会発表をするために留意すべきことにつ
いて理解する。⇒目標2・3
第3~4章:プレゼン技術の基本事項について学ぶ。すなわち、発表の流れ、
情報量、説明の仕方について理解する。⇒目標3
第5~6章: 読みやすく理解しやすいポスターの作り方、ポスター発表の仕
方など、実際にポスター発表を行う際の心構え、技術、留意点について学ぶ。
⇒目標3・4
第7~8章: 論理的にプレゼンするためのスライドの作り方とスライド作成、
口頭発表の発表原稿の準備、時間配分、発表の仕方・話し方など、実際の口頭
発表の心構え、技術、留意点について学ぶ。⇒目標3・4
第9章:質疑応答に際して、質問の意図をとらえ、質問者に的確かつ簡潔に答
えるための方法を学ぶ。⇒目標5
【アドバイス】
テキストで は、学会 、学会 発表を題材にプレゼンテーショの 基礎的 事項が
具体 例をもとに説 明されてい ます 。具体例 から 、実際に 、実際に ご自身
のテーマ を発表する場合に はどのようプレ ゼン テーショできるか 、学んだ
4
こと 、学んだこと をどのように 適用・ 適用・ 応用できるか 、についても考
え ながら テキスト の学修を 進めていく と、 より理解が深ま り、達成 目標
に 到達 しやすくなる でしょう 。
評価方法
評価割合
教科書
参考書
備考
■科目修了試験( 100%) □テキスト課題(
%) □レポート(
□グループワーク (
%) □受講態度
(
%) □実習評価(
■その他:テキスト課題 60 点以上で科目修了試験受験可(
%)
酒井聡樹著:これから学会発表する若者のために,共立出版.
酒井聡樹著:これから論文を書く若者のために,共立出版.
テキスト課題提出期間:6 月 10 日(金)まで
科目修了試験(インターネット試験)
:7 月 6 日(水)~15 日(金)
5
%)
%)
科目名
担当教員
授業形態
授業概要
学習目標
授業計画
単位(時間)数
1(15)
必修
生命倫理学
青木清
配当年次
3
インターネット授業
現在、著しい生命科学の進歩に伴って開発された技術が医学薬学医療も応用さ
れる一方、それら科学技術と医療技術の進歩は私たち人間の生存に対してさまざ
まな問題を提起している。これらの問題に対して、生命倫理(バイオエシックス)
の果たす役割は大きい。その根本にある、生命科学の時代の基本的な考え方は、
人間の尊厳や生命の尊厳と、人間の生存を守ることにある。生命科学が21世紀
に大きく発展して、健全な発展により人間の生存を守ることで大きな力となるか
どうかは、人々が生命倫理の知識を教養として持っているかどうかにかかってい
るだろう。特に、近年、脳死臓器移植、ヒト・ゲノム研究、遺伝子治療、再生医
学医療などについての議論がなされている。その生命倫理的な問題を具体的に考
察し、環境倫理といった分野までを学ぶ。
1.生命倫理の課題としては何があるか理解する
2.先端医学医療について理解する
3.先端的生物医学について理解する
4.生命科学について理解する
5.技術の進歩と自然(人間と他の生物との共生)について理解する
6.生命倫理と医療倫理について理解する
7.生殖補助医療について理解する
8.終末期医療について理解する
【インターネット授業】
1~3.
21世紀の生命科学の全体像を理解し、その進歩に伴う生命倫理の諸問題を
学修する。
キーワード:バイオエシックス、DNA
4~6.
先端医療技術と生命倫理の様々な問題を解説し、患者に対する
インフォームド・コンセントや、患者の自己決定権について考える。
キーワード:ES 細胞、iPS 細胞
7、8.
人間の生存の問題に触れ、生命科学が人類の未来に果たす役割とその貢献に
ついて考え、学ぶ。
キーワード:バイオテクノロジー、ヒトゲノム
【授業のアドバイス】
1.人間の生存とバイオエシックス
2.生命倫理に関する諸問題
3.ヒト・ゲノム研究
4.脳死と臓器移植
5.医療における倫理―患者の自己決定権とは―
6.出生に関する倫理
7.遺伝子治療
8.安楽死と尊厳死
9.人間の生存を考える
10.環境倫理
評価方法
評価割合
□科目修了試験(
□グループワーク (
%)
%)
□テキスト課題(
□受講態度
(
6
%)
%)
□レポート(
□実習評価(
%)
%)
教科書
参考書
備考
■その他: インターネット授業最終リポート( 100%)
青木清著:生命倫理学,人間総合科学大学.
青木清著:生命倫理学別冊,人間総合科学大学.
テキストには、生命倫理学を学修するにあたっての基礎となる資料として「ヒ
ポクラテスの誓い」
「ニュールンベルク綱領」
「ヘルシンキ宣言―患者の権利章典
―」「ジュネーブ宣言」「リスボン宣言」「国際看護師倫理綱領」が付されていま
す。
インターネット授業受講期間:7 月 12 日(火)まで
インターネット授業最終リポート提出締切:7 月 12 日(火)
7
科目名
担当教員
授業形態
授業概要
学習目標
授業計画
評価方法
評価割合
教科書
参考書
備考
単位(時間)数
1(45)
必修
リーダーシップ論
諏訪茂樹
配当年次
3
テキスト課題
本講義では、リーダーシップ論のこれまでの流れを理解したうえで、今日の一
つの到達点である状況対応モデルを学習する。専門家集団では、スタッフを支
配・統制するリーダーシップではなく、自立したスタッフを育てるリーダーシッ
プが必要となる。そのために、相手の自立度に応じてティーチングとコーチング
の使い分けながら、徐々に権限移譲していく方法を学ぶ。また、組織やチームの
リーダーとしては、めまぐるしく変化する環境に柔軟に対応することも求められ
る。そこで、型にはまったリーダーシップではなく、様々なスタイルを各場面で
使い分ける、しなやかなリーダーシップを学ぶ。
1. これまでのリーダーシップ論の流れを理解することができる。
2. 自立・成長をサポートするリーダーシップについて理解することができる。
3.各場面に応じたリーダーシップについて理解することができる。
[理論編]
1.看護界におけるリーダー像の多様化(必読)
リーダーシップ、ヘッドシップ、マネジメント、暴君タイプ、縁の下の力持ちタ
イプ、機関車タイプ、カリスマ制、世襲制、民主制
2.支配・統制するリーダーから育てるリーダーへ(必読)
科学的管理主義、X-Y理論、ホーソン工場の実験、動機と労働意欲と生産性、
レヴィンの作業実験、権威型、放任型、民主型、個人のパーソナリティとリーダ
ーシップ
3.「これか、あれか」から「これも、あれも」へ(必読)
類型論、特性論、マネジリアルグリッド、PM理論、フィードバック
4.発達対応モデル(必読)
シチュエーショナル・リーダーシップ・セオリー、自立に至る階段モデル、依存、
半依存、半自立、自立、ティーチング、指示、助言、コーチング、支持、コーチ
ングの限界、動機づけの強化法、コミュニケーション技法
5.場面対応モデル(必読)
交流分析、エゴグラム、危機対処時、会議時、通常時、遊びの時、組織内の人間
関係、ソシオメトリー
6.LPC論(必読)
7.最新のリーダーシップ論(必読)
リーダーシップ・エンジン論、サーバント・リーダーシップ論、ピラミッド組織、
逆さまのピラミッド、権限移譲、目標管理、コーチング
■科目修了試験( 100%) □テキスト課題(
%) □レポート(
%)
□グループワーク(
%) □受講態度
(
%) □実習評価(
%)
■その他:テキスト課題 60 点以上で科目修了試験受験可(
%)
諏訪茂樹著:看護にいかすリーダーシップ第 2 版,医学書院,2011.
テキスト課題提出期間:6 月 10 日(金)まで
科目修了試験(インターネット試験)
:7 月 6 日(水)~15 日(金)
8
科目名
担当教員
授業形態
授業概要
学習目標
授業計画
単位(時間)数
2(90)
必修
教育学概論
片山昇、梅國智子
配当年次
3
テキスト課題
人間はなぜ学び(教育)という営みをするのか、子どもの成長・発達や文化の
成熟と教育がどのような関係を持ち合わせているのか、教育の歴史を踏まえなが
ら多様な教育観を相互に検討する。現在わが国における教育および教育学上の課
題をも検討し、教育を直接に担う主導者としての「児童・生徒観」「教育観」の
確立を目指していく。また、社会の変化に対応した教育の今日的課題を多角的な
視点から理解し、吟味し、教育の再構築へ向けての基本的視座、思考力を養う。
1. 教育の目的を説明できる。字句の解説もできる。
2. 教育思想家名とそれぞれの主張をコンパクトに整理しておきましょう。
3. 近代公教育のねらいはどこにあったか、そして現在の公教育とどうかかわ
っているか検討・議論をしてほしい。
4. 法制的な体系もまとめておきましょう。
5. 日本の教育(主に公教育)のすすむべき方向性を考えて下さい。
1.教育の基本原理
教育の本質,必要性,意味,役割,目的を考察します
①なぜ人間には教育が必要なのか
②教育の意味
③教育の役割
④教育の目的
2.ヨーロッパにおける教育の理念と歴史
古代から現代にわたる,ヨーロッパの教育の理念と歴史をまとめます
①古代から中世までのヨーロッパの教育理念
②ルネサンスと宗教改革
③近代ヨーロッパの教育理念
④20 世紀の教育学
3.日本における教育の理念と歴史
古代から現代にわたる,日本の教育観と教育制度についてまとめます
①古代から近世までの日本の教育観
②明治の日本の教育観と教育制度
③大正から終戦までの日本の教育観と教育制度
④戦後日本の教育観と教育制度
4.教育方法の基礎理論
教育の内容(教育内容と教育課程)
,そして教育方法について理解します
①教育方法論の基礎原理と歴史
②教育課程論の基礎原理と歴史
③教育実践の諸相
④教育技術の諸相
5.現代教育での展開
教育制度,教育関係法規,生涯学習について理解します
①公教育について
②社会教育と生涯教育
③生涯教育から生涯学習へ
④わが国での生涯学習政策
9
評価方法
評価割合
教科書
参考書
備考
■科目修了試験( 100%) □テキスト課題(
%) □レポート(
□グループワーク (
%) □受講態度
(
%) □実習評価(
■その他:テキスト課題 60 点以上で科目修了試験受験可(
%)
相澤伸幸著:教育学の基礎と展開 第 3 版,ナカニシヤ出版.
教育小六法,三省堂.
氏家重信著:教育学事始め,北大路書房.
学習指導要領,文部科学省.
テキスト課題提出期間:6 月 10 日(金)まで
科目修了試験(インターネット試験)
:7 月 6 日(水)~15 日(金)
10
%)
%)
科目名
担当教員
授業形態
授業概要
学習目標
授業計画
単位(時間)数
2(90)
必修
教育心理学(学習と発達)
中野博子
配当年次
3
テキスト課題
発展の途上にあるすべての幼児、児童、生徒の基本的な心身の発達について理
解するとともに、障害を持った子どもの、障害に応じた特性を十分に理解し、学
校において子どもの成長促進的で適切な対応が可能になるための基本的な知識
を身につける。
1. 人の健康な発達段階を生涯発達の視点から説明することが出来る。
2. 児童期、思春期、青年期の健康な発達を理解し説明することが出来る。
3. 子どもの発達障害の最近の発展を理解し、実際の障害を持った子どもに応
用することが出来る。
4. 子どもの心理的障害に対して、心理・社会的背景などの子どもの周囲の状
況も含めて理解することが出来る。
5. 教育現場において対象となる健康な子ども、問題を抱える子どもの双方に
対して必要に応じて援助の方向性を探索し、行動に移すことが出来る。
1. 生涯発達
子どもを対象とした発達を学習するに当たり、どういう視点が必要かにつ
いての基本的視点を学んでください。
2. 乳幼児期の発達
健康な子どもたちの乳幼児期の発達の領域は学童期の子どもの発達の理解
にとって非常に重要な分野です。単に内容を知識として理解するだけでな
く、実際の教育現場で応用して考えられるようにしてください。
3. 発達障害とその臨床的援助
発達障害は教育現場において様々な問題が生じたために、現場での必要に
迫られて飛躍的に研究が進んできた分野です。概要をきちんと理解し、実
際にさまざまな子どもの状態をよく把握した上でサポートできるようなこ
とが必要です。
4. 児童期・思春期の発達
健康な子どもたちの発達がどのように進んでゆくのかをよく把握して下さ
い。1つの章にまとめられていますが、小学生と思春期以降の中学高校生
の間には発達上も大きな変化があります。教育の上でもこの変化を理解し
た対応が必要です。
5. 児童期・思春期の心理的障害と臨床援助
第 4 章で学んだ年代の子どもたちが持つ可能性のある心的生涯を理解し、
発達途上の子どもたちの援助としてどういうアプローチが必要か学んで下
さい。
6.学校臨床
「学校臨床」とは聞きなれない言葉かもしれませんが、同じ心理的アプロー
チでも学校という現場の持つ特殊性を考慮し一般的な「カウンセリング」と
は異なる特性を理解する必要があります。子どもをめぐる援助者同士の
連携のあり方もよく理解してください。
7.青年期の発達
健康な青年期の発達とはどういうことか、境界性、アイデンティティ、青
年期の延長、心理的危機(標準的危機と病理的危機)
、モラトリアム、性役
割等をキーワードとして理解できるようにしてください。
8.青年期の心理障害と臨床援助
青年期は心理的障害の生じやすい時期です。又、正常と異常の区別もつき
にくいので、心配しすぎず、楽観もしすぎずに、この時期の子どもの問題を
とらえることができるようにして下さい。
11
9.学生相談
大学生対象の相談活動を学生相談といいます。高校卒業後の子どもたちの
援助がどのようにされているのかが示されています。
10.成人期の発達
この学科を勉強している人中には、青年期、老年期の問題は必要ないと思う
かもしれませんが、子どもだけを取り出しても理解できません。子どもと生
活を共にする親や祖父母世代のことも含めて理解することが重要です。
11.家族臨床
幼児、童生徒を対象とする際に子ども取り巻く環境、特に家族の問題は切離
せません。子どもひとりから問題を考えるのではなく、家族のライフサクル
を含めた視点を持てるようにしてください。
12.老年期の発達と臨床援助
「10.
」とあわせて子どもを取り巻く環境を理解するようにしてください。
【学習のアドバイス】
かなりボリュームのある内容ですが、実際の教育の現場や人の発達理解に役立
つ内容ですので、丁寧に読み進めるようにしましょう。またテキストにはかなり
参考になる文献が書かれているので、テキストだけでなく、自分の興味のある領
域についてはほかの文献にもあたって視野を広げてください。特に発達障害につ
いては近年の研究の進歩もあり、多くの参考になる文献がありますので、テキス
トを補う意味でもぜひ調べてみてください。
評価方法
評価割合
教科書
参考書
備考
■科目修了試験( 100%) □テキスト課題(
%) □レポート(
%)
□グループワーク (
%) □受講態度
(
%) □実習評価(
%)
■その他:テキスト課題 60 点以上で科目修了試験受験可(
%)
山下晴彦編:教育心理学Ⅱ 発達と臨床援助の心理学,東京大学出版会.
子安増生ほか著:教育心理学,有斐閣.
テキストとして「教育心理学Ⅱ 発達と臨床援助の心理学」を中心に述べました
が、参考書「教育心理学」にも必ず目を通すようにして下さい。とくに第4章~
第 10 章には「教育心理学Ⅱ 発達と臨床援助の心理学」では扱われていない内
容を含んでいます。意欲的、積極的に学習をすすめて下さい。
テキスト課題提出期間:6 月 10 日(金)まで
科目修了試験(インターネット試験)
:7 月 6 日(水)~15 日(金)
12
科目名
担当教員
授業形態
授業概要
学習目標
授業計画
評価方法
評価割合
教科書
参考書
備考
単位(時間)数
1(45)
必修
教育課程論
和井田清司
配当年次
3
テキスト課題、発展学習課題
学校教育における教育内容(カリキュラム)の変遷および編成原理について理
解する。さらに,時代の課題に即応した教育課程編成の課題や方法について考察
する。
1.教育課程とカリキュラムの概念について説明できる
2.我が国の教育課程をめぐる歴史・現状・課題について簡単に説明できる
3.教育課程編成の基本的原理や方法および教育課程評価の在り方について簡単
に説明できる
4.教育課程開発にあたってどのような今日的課題が生起しているか説明できる
5.最新の学習指導要領の概略について説明できる
1. 近代日本の教育課程の歩み:戦前の教育課程の変遷を跡づけている。
2. 現代日本の教育課程の歩み:戦後の教育課程の変遷を跡づけている。
3. 教育課程開発の新しい動き:最近の教育課程改革の動向を紹介している。
4. 教育課程の思想と構造:教育課程の原理をめぐる基本的な争点を整理して
いる。
5. 教育課程をどう編成するか:教育課程の構成要件や編成上の基本原則につ
いて論述している。
6. 教育課程をどう評価するか:教育課程評価の意義や方法について述べ、最
新の評価論を紹介している。
7. 社会における教育課程:社会学的な視点から教育課程の意味について論述
している。
8. 今日的課題への挑戦:生命・市民性・環境・メディアという視点から、今
日的課題の教育課程化の課題と方法について論述している。
9. 諸外国の教育課程改革:米・英・中・韓国の各国の教育課程改革の動向に
ついて紹介している。
テキストの読解に際しては,全体の通読後に,キーワードや論点(最下欄の「連
絡事項」にある【発展学習のために】参照)に即して,再度復習することが望ま
しい。
■科目修了試験( 100%) □テキスト課題(
%) □レポート(
%)
□グループワーク (
%) □受講態度
(
%) □実習評価(
%)
■その他:テキスト課題 60 点以上で科目修了試験受験可(
%)
田中耕治ほか著:新しい時代の教育課程(第 3 版),有斐閣,2011.
小学校学習指導要領解説・総則編,文部科学省,2008.
中学校学習指導要領解説・総則編,文部科学省,2008.
高等学校学習指導要領解説・総則編,文部科学省,2009.
【発展学習のために】
テキスト課題に合格した後、科目修了試験を受けるまでに、次のとおり準備を進
めて下さい。
●論述(600 字程度で論じなさい)
履修主義と修得主義の各特長と機能,教育課程の構造,学力問題,教育課程の編
成原理(子どもからの要請・社会からの要請)
●キーワード(100 字程度で説明しなさい)
デューイ,ヘルバルト主義,大正自由教育,三層四領域論,戦後新教育,研究開
発学校,羅生門的接近,隠れたカリキュラム,学校を基礎にしたカリキュラム開
発,メディアリテラシー,素質教育,ポートフォリオ評価
テキスト課題提出期間:6 月 10 日(金)まで
科目修了試験(インターネット試験):7 月 6 日(水)~15 日(金)
13
科目名
担当教員
授業形態
授業概要
学習目標
授業計画
評価方法
評価割合
教科書
参考書
備考
単位(時間)数
1(45)
必修
教育方法論
和井田清司
配当年次
3
テキスト課題、発展学習課題
学校教育における教育方法の変遷および原理について理解する。さらに、時代
の課題に即応した教育方法の在り方について考察する。あわせて、学習指導案の
作成や授業づくりの基礎的な技法を理解する。
1.教育方法の歴史について簡潔に説明できる。あわせて、教授-学習理論の
変遷、諸類型(行動主義による学習観、認知心理学による学習観、状況論的
学習観)について説明できる。
2.カリキュラムの類型や編成について簡潔に説明できる。工学的アプローチと
羅生門的アプローチの違いについて説明できる。
3.授業の構造と方法について理解し、教材研究の知識と活用方法をふまえて
学習指導案を作成することができる。
4.授業実践の基本的な技術を理解し、模擬授業の際に活用できる。教授-学習
方法の原則を理解し、指導的場面で活用できる。
5.学力の意味と評価の類型について説明することができる。ルーブリック評価
を含め、授業の評価の方法についても説明できる。
1.教育方法史
教育方法の歴史について、具体的な人名やその特徴について簡潔に論述
している。
2.カリキュラム論
カリキュラムの類型、学習指導要領の変遷、教育課程の構造、教科書等
について論述している。
3.授業論
授業の構造を押さえつつ、学習指導案の作成および授業実践について論
述している。
4.教育の技術
学習指導の基本的な概念や方法について解説するとともに、学習集団づ
くり・板書・発問・机間指導・模擬授業の方法等についても紹介してい
る。
5.学力と教育評価
学力の定義や評価方法の類型や特徴について整理し、指導記録や特別支
援教育の意義や方法についてもふれている。
テキストの読解に際しては,全体の通読後に,キーワードや論点(最下欄の「連
絡事項」にある【発展学習のために】参照)に即して,再度復習することが望ま
しい。
■科目修了試験( 100%) □テキスト課題(
%) □レポート(
%)
□グループワーク (
%) □受講態度
(
%) □実習評価(
%)
■その他:テキスト課題 60 点以上で科目修了試験受験可(
%)
1.テキスト:柴田義松・山﨑準二編『教育の方法と技術(第二版)』学文社 2014
2.田中耕治/水原克敏/三石初雄/西岡加名恵『新しい時代の教育課程(第3
版)』有斐閣 2011
小学校学習指導要領解説・総則編,文部科学省,2008.
中学校学習指導要領解説・総則編,文部科学省,2008.
高等学校学習指導要領解説・総則編,文部科学省,2009.
【発展学習のために】
テキスト課題に合格した後、科目修了試験を受けるまでに、次のとおり準備を進
めて下さい。
14
●論述(600 字程度で論じなさい)
系統学習と問題解決学習の相違点、
「発問」と「質問」の相違点、
「一斉指導」と
「個に応じた指導」の相違点、
「総合的な学習の時間」の趣旨と実践視点
●キーワード(100 字程度で説明しなさい)
「生きる力」、国際学力調査、消極教育、教育的タクト、反省的思考、ドルトン
プラン、水道方式、教科書検定、仮説実験授業、ティーム・ティーチング(TT)、
指導と評価の一体化、特別支援教育
テキスト課題提出期間:6 月 10 日(金)まで
科目修了試験(インターネット試験):7 月 6 日(水)~15 日(金)
15
科目名
看護論
担当教員
黒田
授業形態
1 単位(45 時間)テキスト履修、
授業概要
単位(時間)数
るみ(実務家教員)
1(45)
配当年次
必修
3・4
※内 4 時間(2 時限)は講義(スクーリング:座学)
看護の理論家によって抽象化されて文字に表現された看護論と自分自身の五感を通して体
験してきた具体的な看護実践とを関連付けながら,看護教育の基盤である人間観・看護観を深
められるように進める
学習目標
1.看護論とその理論をつくり出した理論家の背景とを関連づけて理解できる
2.看護の概念を具体的な看護実践と関連付けながら理解できる
3.自己の看護観を,これまでに受けてきた体験や学習との関連からとらえ、表現することが
できる
授業計画
教育方法
教育内容
この科目は本学専用の学生ポータルサイトを用いた e ラーニングの学修形
態となります。
指定の教科書、参考書等を熟読し、自身で学修してテキスト課題に取り組み、
科目修了試験を受けます。学修の過程で生まれた疑問点や確認事項、そして
学修を深めたい内容について担当教員とコミュニケーションを取ることがで
きます。
学生ポータルサイト「UHAS@My キャンパス」にログインし、この科目を選
択すると「タスクナビ」の項目内に「先生へ」というタブがありますので、
そこからコメントを送信してください。
皆さんのコメントは送信と同時に担当教員のメールに通知され、担当教員
が確認した後に回答が送られてきます。
「UHAS@My キャンパス」内の「ユーザ設定」でメール通知設定をすることに
よって、様々なデバイス(パソコン、スマートフォン、タブレット等)でリ
アルタイムに回答の確認、コメントの送信、そして担当教員とのディスカッ
ションができます。
なお、コメントと一緒にファイルを添付することもできますので、より具体
的なアドバイスを受けることができます。
「タスクナビ」に提示された「テキスト課題」の解答を提出し合格すると、
「科目修了試験」の解答を提出することができます。いずれも 60 点以上が合
格となります。解答は「UHAS@My キャンパス」内の「タスクナビ」にあるそ
れぞれの課題や試験の項目から提出することができます。
1.看護の基本概念について
2.看護論を学習する基盤となるものの見方,考え方について
16
企
双
実
実
業
方
務
地
等
向
家
教
教
育
育
内
内
容
容
全
全
て
て
○
○
3.看護理論の分類・特徴
4.看護理論と看護過程の関連性
5.代表的な看護理論についての理解
6.フロレンス・ナイチンゲールおよびその看護論と、現代の看護実践と
の関連
7.自分自身の看護実践体験と看護理論の統合
8.看護観と看護実践
評価方法
■科目修了試験( 50 %)
■テキスト課題( 50 %)
□レポート(
評価割合
□グループワーク (
□受講態度
□実習評価(
%)
□その他:
教科書
(
%)
(
%)
%)
%)
1.フロレンス・ナイチンゲール著,湯槇ます他訳:看護覚え書,現代社.(訳は1〜6版の
いずれのものでもかまわない)
2.ジュリア・B・ジョージ編,南裕子他訳:看護理論集,増補改訂版,日本看護協会出版会,
1998.
参考書
講義時に参考文献及び資料を必要時提示
備考
スクーリング: 4 月 9 日(土)2 コマ
テキスト課題の提出期限:5 月 15 日(日)23:59 まで
科目修了試験の提出期限:6 月 26 日(日)23:59 まで
17
科目名
看護論演習
担当教員
黒田 るみ(実務家教員)
授業形態
演習(スクーリング、UHAS@My キャンパス)
授業概要
単位(時間)数
1(30)
配当年次
必修
3・4
グループで看護論のプレゼンテーションを行うという課題の遂行を通して,自己の人間
観・看護観を明確にし,教育する立場へ移行できるように進める
学習目標
1.他者との討議を通して,看護の概念について理解を深めることができる
2.抽象的な概念についての討議をする際,具体的な看護実践を交えて表現することができ
る
3.教育する立場から,人間観・看護観の重要性を理解することができる
教育方法
授業計画
企
双
実
実
業
方
務
地
等
向
家
教
教
育
育
内
内
「UHAS@My キャンパス」にログインし、この科目を選択すると、自身が
容
容
所属するグループ名が表示されます。グループ名をクリックするとグルー
全
全
プメンバーと担当教員がコミュニケーションを取ることができる場所に入
て
て
○
○
教育内容
この科目の演習はスクーリングで実施されますが、スクーリングの時間
以外でも「UHAS@My キャンパス」で演習が継続できます。
ることができます。
添付ファイルをアップロードすることもできますので、情報交換やディ
スカッションのみならず、演習で作成するファイル等を共有しながら、メ
ンバー全員で修正・変更を加えながら学修を進めていくことができます。
1 時限
【座学、質疑応答、グループワーク】
演習の進め方およびグループ分けについて,オリエンテーションを行う.
各グループに看護理論を指定する.
1G:ヒルデガ-ド・E.ペプロウ
2G:ヴァージニア・ヘンダーソン
3G: ドロセア・E.オレム
4G: ア-ネスティン・ウィ-デンバック
5G:アイモシン・M・キング
6G: マーガレット・ニューマン
7G:パトリシア・ベナー
8G: ローパー・ローガン・ティアニー
9G: 薄井坦子
2~3 時限
18
【グループワーク】
看護理論および看護モデルのクリティーク①
看護理論(看護モデル)の要約
4~7 時限
【グループワーク】
看護理論および看護モデルのクリティーク②
看護理論(看護モデル)の分析
次の視点で分析する
・人間 ・環境
8~10 時限
・健康
・看護
【グループワーク】
看護理論および看護モデルのクリティークのまとめ
学習成果発表会の発表原稿および発表資料等の作成
グループワークを進める間,進行状況に即して,講師がアドバイス
をする.また,途中経過について,一度,グループごとに資料を提
出してもらい,必要時,資料作成方法やプレゼンテーション方法に
ついて説明する.
11~14 時限
【プレゼンテーション、ディスカッション】
学習成果発表会
グループごとの発表と質疑応答および講師によるコメントを行う.
15 時限
【ディスカッション】
看護教育において教員が自身の人間観・看護観を明確にしておく意義に
ついて確認し,看護論演習のまとめを行う.
評価方法
□科目修了試験(
%)
評価割合
■グループワーク ( 50 %)
□テキスト課題(
%)
□レポート(
%)
□受講態度
%)
□実習評価(
%)
■その他:プレゼンテーション・作成資料
教科書
(
( 50 %)
1.ジュリア・B・ジョージ編,南裕子他訳:看護理論集,増補改訂版,日本看護協会出版
会, 1998.
1G:ヒルデガ-ド・E.ペプロウ著:ペプロウ看護論−看護実践における対人
関係理論,医学書院.
2G: ①ヴァージニア・ヘンダーソン著:看護の基本となるもの,日本看護協会
出版会.
②ヴァージニア・ヘンダーソン著:看護論−25 年後の追記を添えて,日本
看護協会出版会.
3G: ドロセア・E.オレム著:オレム看護論−看護実践における基本概念,
医学書院.
19
4G: ア-ネスティン・ウィ-デンバック著:臨床看護の本質−患者援助の技術,
現代社.
5G: アイモシン・M・キング著:キング看護理論,医学書院.
6G: マーガレット・ニューマン著:マーガレット・ニューマン看護論−拡張する
意識としての健康,医学書院.
7G: パトリシア・ベナー著:ベナー看護論−初心者から達人へ,医学書院.
8G:ナンシー・ローパー他著:ローパー・ローガン・ティアニー看護モデル,
日本看護協会出版会.
9G:薄井坦子著:科学的看護論第 3 版,日本看護協会出版会.
参考書
特に指定せず。
備考
スクーリング:5 月 14 日(土)6 コマ
6 月 5 日(日)3 コマ
7 月 18 日(月・祝)6 コマ
20
科目名
看護教育論
単位(時間)数
1(45)
担当教員
中島裕子(実務家教員)
授業形態
テキスト履修
授業概要
看護教育の目的、内容、方法などの基本理論を学び、看護教育のあり方について考える。
学習目標
1.看護教育に関する法制度と看護教育の現状について理解する。
配当年次
必修
3・4
2.看護教育を取り巻く環境の変化について理解する。
3.看護教育における倫理について理解する。
4.看護教育における教師の役割と求められる資質について理解する。
5.看護教員として果たすべき責務と業務の範囲について理解する。
6.看護基礎教育と生涯教育について理解する。
授業計画
教育方法
企
双
実
実
業
方
務
地
等
向
家
教
教
育
育
態となります。
内
内
指定の教科書、参考書等を熟読し、自身で学修してテキスト課題に取り組み、
容
容
科目修了試験を受けます。学修の過程で生まれた疑問点や確認事項、そして
全
全
学修を深めたい内容について担当教員とコミュニケーションを取ることがで
て
て
○
○
教育内容
この科目は本学専用の学生ポータルサイトを用いた e ラーニングの学修形
きます。
学生ポータルサイト「UHAS@My キャンパス」にログインし、この科目を選
択すると「タスクナビ」の項目内に「先生へ」というタブがありますので、
そこからコメントを送信してください。
皆さんのコメントは送信と同時に担当教員のメールに通知され、担当教員
が確認した後に回答が送られてきます。
「UHAS@My キャンパス」内の「ユーザ設定」でメール通知設定をすることに
よって、様々なデバイス(パソコン、スマートフォン、タブレット等)でリ
アルタイムに回答の確認、コメントの送信、そして担当教員とのディスカッ
ションができます。
なお、コメントと一緒にファイルを添付することもできますので、より具体
的なアドバイスを受けることができます。
「タスクナビ」に提示された「テキスト課題」の解答を提出し合格すると、
「科目修了試験」の解答を提出することができます。いずれも 60 点以上が合
格となります。解答は「UHAS@My キャンパス」内の「タスクナビ」にあるそ
れぞれの課題や試験の項目から提出することができます。
21
1.看護教育とは(教科書①第Ⅰ章)
関連する用語の理解
看護教育に関連する定義
看護学教育における教育・研究
エビデンスに基づく看護学教育
2.専門職としての看護(教科書①第Ⅱ章)
専門職の特性・基準
実践の学問としての看護学
3.看護教育制度(教科書①第Ⅲ章)
看護教育制度の成立過程と変遷
看護教育制度の現状
4.看護学教育の基盤教科書①第Ⅳ章)
アイデンティティ、クリティカルシンキング、リフレクション、
キャリアマネジメント
5.看護教育における倫理(教科書③、④)
看護者の倫理
看護学教育における倫理指針
6.看護教員の責務と業務の範囲(教科書②1~4,10)
看護学校の組織と運営
看護学生に対する教務事務
看護学教育課程の管理
7.カリキュラムについて(教科書①第Ⅴ章)
カリキュラム開発、カリキュラムデザイン、カリキュラム評価
8.学習理論と学習方法(教科書①第Ⅵ章)
9.臨地実習における教育と学習(教科書①第Ⅶ章)
10.教育評価(教科書①第Ⅷ章)
教育評価の考え方、看護学教育での評価の実際
11.外国における看護学教育(教科書①第Ⅸ章、付録資料3)
諸外国における看護教育制度、看護制度、継続教育
日本の看護継続教育の変遷
評価方法
■科目修了試験( 50 %)
■テキスト課題( 50 %)
□レポート(
%)
評価割合
□グループワーク (
□受講態度
□実習評価(
%)
%)
□その他:
教科書
(
%)
(
%)
①レッグ美鈴他編:看護教育学,南江堂,
②網野寛子他著:看護教員のための学校経営と管理,医学書院,2012.
③看護行政研究会:看護六法、平成 28 年版,新日本法規出版.
④看護学教育研究倫理検討委員会:看護学教育における倫理指針,看護学教育研究倫理検討委
員会,2008.(各自が WEB で資料を確認)
22
⑤日本看護協会:看護者の倫理綱領,日本看護協会,2003.(各自が WEB で資料を確認)
参考書
杉森みど里他著:看護教育学
第 5 版増補版,医学書院.
備考
テキスト課題提出期限:5 月 15 日(日)23:59 まで
科目修了試験提出期限:6 月 26 日(日)23:59 まで
23
科目名
看護教育制度
単位(時間)数
担当教員
若佐柳子(実務家教員)
授業形態
テキスト履修
授業概要
看護教育制度の変遷と現在の教育制度について理解する。
学習目標
1.看護教育制度の成り立ちと変遷について理解する。
1(45)
配当年次
必修
3・4
2.現在の看護教育制度について理解する。
3.現代の看護教育の課題と展望について考察する。
授業計画
教育方法
企
双
実
実
業
方
務
地
等
向
家
教
教
育
育
態となります。
内
内
指定の教科書、参考書等を熟読し、自身で学修してテキスト課題に取り組み、
容
容
科目修了試験を受けます。学修の過程で生まれた疑問点や確認事項、そして
全
全
学修を深めたい内容について担当教員とコミュニケーションを取ることがで
て
て
○
○
教育内容
この科目は本学専用の学生ポータルサイトを用いた e ラーニングの学修形
きます。
学生ポータルサイト「UHAS@My キャンパス」にログインし、この科目を選
択すると「タスクナビ」の項目内に「先生へ」というタブがありますので、
そこからコメントを送信してください。
皆さんのコメントは送信と同時に担当教員のメールに通知され、担当教員
が確認した後に回答が送られてきます。
「UHAS@My キャンパス」内の「ユーザ設定」でメール通知設定をすることに
よって、様々なデバイス(パソコン、スマートフォン、タブレット等)でリ
アルタイムに回答の確認、コメントの送信、そして担当教員とのディスカッ
ションができます。
なお、コメントと一緒にファイルを添付することもできますので、より具体
的なアドバイスを受けることができます。
「タスクナビ」に提示された「テキスト課題」の解答を提出し合格すると、
「科目修了試験」の解答を提出することができます。いずれも 60 点以上が合
格となります。解答は「UHAS@My キャンパス」内の「タスクナビ」にあるそ
れぞれの課題や試験の項目から提出することができます。
1.明治期における看護教育(教科書①第1章)
2.大正期における看護教育(教科書①第2章)
3.戦時体制下の看護教育(教科書①第3章)
4.第二次世界大戦後の看護教育(教科書①第4章)
24
5.現代の看護教育(教科書①第5章)
6.看護師養成教育の歴史(教科書②第Ⅰ章・第 2 章)
7.免許制度と受験資格(教科書②第Ⅰ章・第 2 章・第 3 章)
8.看護職養成機関と今後の課題(教科書②第Ⅰ章・第 2 章・第 4 章)
評価方法
■科目修了試験( 50 %)
■テキスト課題( 50 %)
□レポート(
%)
評価割合
□グループワーク (
□受講態度
□実習評価(
%)
%)
□その他:
教科書
(
%)
(
%)
1.尾真智子著:資料にみる日本看護教育史,看護の科学社,1999.
2.森みど里他著:看護教育学 第 5 版増補版,医学書院.2012 年
3.配布参考資料:新・教務必携
看護学校の運営と管理
一般社団法人日本看護学校協議会共済会
2009 年 P22~24
「今後の看護のあり方についての提言」
参考書
看護行政研究会:看護六法、平成 28 年版,新日本法規出版.
備考
テキスト課題提出期限:5 月 15 日(日)23:59 まで
科目修了試験提出期限:6 月 26 日(日)23:59 まで
25
科目名
看護教育課程論
単位(時間)数
2(60)
担当教員
村杉登志子(実務家教員)
授業形態
1 単位(15 時間)講義(スクーリング)、1 単位(45 時間)テキスト履修
授業概要
1.「看護教育制度」を理解する。
配当年次
必修
3・4
2.「保健師助産師看護師学校養成所指定規則」等を通して看護専門学校の教育課程編成に必要
な知識を得る。
3.教育課程編成の方法を理解する。
4.教育課程評価の考え方と方法を理解する。
学習目標
1.教育課程の基礎知識を学ぶ。
2.保健師助産師看護師学校養成所指定規則の変遷を理解する。
3.看護学基礎教育の特性について理解する。
4.日本における看護基礎教育の多様性を理解する。
5.看護教育課程編成方法を理解する。
6.看護教育課程評価の考え方とその方法について理解する。
7.今後の看護教育課程の展望について考察する。
教育方法
授業計画
教育内容
この科目のうち 1 単位は本学専用の学生ポータルサイトを用いた e ラーニ
企
双
実
実
業
方
務
地
等
向
家
教
教
育
育
ングの学修形態となります。
内
内
指定の教科書、参考書等を熟読し、自身で学修してテキスト課題に取り組み、
容
容
科目修了試験を受けます。学修の過程で生まれた疑問点や確認事項、そして
全
全
学修を深めたい内容について担当教員とコミュニケーションを取ることがで
て
て
○
○
きます。
学生ポータルサイト「UHAS@My キャンパス」にログインし、この科目を選
択すると「タスクナビ」の項目内に「先生へ」というタブがありますので、
そこからコメントを送信してください。
皆さんのコメントは送信と同時に担当教員のメールに通知され、担当教員
が確認した後に回答が送られてきます。
「UHAS@My キャンパス」内の「ユーザ設定」でメール通知設定をすることに
よって、様々なデバイス(パソコン、スマートフォン、タブレット等)でリ
アルタイムに回答の確認、コメントの送信、そして担当教員とのディスカッ
ションができます。
なお、コメントと一緒にファイルを添付することもできますので、より具体
的なアドバイスを受けることができます。
26
「タスクナビ」に提示された「テキスト課題」の解答を提出し合格すると、
「科目修了試験」の解答を提出することができます。いずれも 60 点以上が合
格となります。解答は「UHAS@My キャンパス」内の「タスクナビ」にあるそ
れぞれの課題や試験の項目から提出することができます。
【スクーリング】
1 時限
【座学、質疑応答、議論】
1.看護学教育課程の基礎知識
1)教育課程の意味
2)看護学教育課程と法規
3)日本の看護基礎教育の多様性と問題点
4)現行の保健師助産師看護師学校養成所指定規則、および教育課程
の概要
2 時限
【座学、質疑応答、議論】
2.看護学教育課程の特性
1)教育制度上の位置づけ
2)教育内容の特性
3)看護学教育課程の目的
4)看護における基礎教育、卒後教育、継続教育
3 時限
【座学、質疑応答、議論】
3.指定規則の変遷(第 1 次改正~第4次改正)
1)改正に至る背景
2)現行カリキュラムの特徴
統合分野の考え方、教育内容とその方法
4~6 時限
【座学、質疑応答、議論】
4.看護学教育課程の編成方法
1)編成手順の概略
2)理念の設定
(1)設置主体の理想
(2)社会から求められる看護職像と卒業生像の違い
(3)看護の主要概念と教育に必要な概念
3)教育目的の設定
(1)求める卒業生像
(2)ニードと制約
(3)目的表現
27
4)教育目標の設定
(1)目標の種類
(2)目標表現
5)スコープの決定
(1)スコープの意味
(2)スコープ決定の方法
6)シーケンスの決定
(1)シーケンスの意味
(2)シーケンス決定の方法
7 時限
【座学、質疑応答、議論】
5.看護教育課程の評価
1)看護教育課程評価の考え方
2)看護教育課程評価の一例
8時限
【議論】
6.看護教育課程の展望
評価方法
■科目修了試験( 50 %)
■テキスト課題( 50 %)
□レポート(
%)
評価割合
□グループワーク (
□受講態度
□実習評価(
%)
%)
□その他:
教科書
(
%)
(
%)
看護行政研究会:看護六法、平成 28 年版,新日本法規出版.
杉森みど里他著:看護教育学
第 5 版増補版,医学書院.2012 年
テキストとして授業担当者作成の資料を配布する。
参考書
柴田義松:教育課程、学友社
2006 年
備考
スクーリング:6 月 18 日(土)3 コマ
12 月 18 日(日)5 コマ
テキスト課題提出期限:8 月 21 日(日)23:59
科目修了試験提出期限:1 月 15 日(日)23:59
28
科目名
看護教育課程演習
担当教員
佐藤弘子(実務家教員)
単位(時間)数
松本幸子(実務家教員)
2(60)
配当年次
必修
3・4
小堀純子(実務家教員)
授業形態
授業概要
演習(スクーリング、UHAS@My キャンパス)
看護教育課程編成のプロセスとその実際について学ぶ。グループワークで看護師養成所(3
年課程)の教育課程を編成し、看護教育課程における課題について考察する。
学習目標
1.看護教育のニーズと制約を明確にすることができる。
2.教育理念を設定することができる。
3.期待する卒業生像を設定することができる。
4.教育目的、教育目標を設定することができる。
5.教育内容を抽出し、組織化することができる。
6.看護教育課程における課題について考察する。
教育方法
授業計画
企
双
実
実
業
方
務
地
等
向
家
教
教
育
育
内
内
「UHAS@My キャンパス」にログインし、この科目を選択すると、自身が
容
容
所属するグループ名が表示されます。グループ名をクリックするとグルー
全
全
プメンバーと担当教員がコミュニケーションを取ることができる場所に入
て
て
○
○
教育内容
この科目の演習はスクーリングで実施されますが、スクーリングの時間
以外でも「UHAS@My キャンパス」で演習が継続できます。
ることができます。
添付ファイルをアップロードすることもできますので、情報交換やディ
スカッションのみならず、演習で作成するファイル等を共有しながら、メ
ンバー全員で修正・変更を加えながら学修を進めていくことができます。
1~25 時限
【グループワーク】
1.看護師養成所 3 年課程の教育課程編成
看護教育課程編成演習の方法
スクーリングでグループワーク
指定する様式に次の内容について明確化・設定する
①学校名、設置主体
②社会的背景、必要性
③建学の精神
④教育理念
⑤期待する卒業生像(養成する人材像)
29
⑥教育目的、教育目標
⑦教育課程の編成の考え方(特色も含める)
⑧教育内容、単位・時間数、進度(配当年次・時期)
⑨授業概要・計画(専門分野Ⅰ・Ⅱ、統合分の中から
1 科目選択し作成する)
⑩自己点検・自己評価の内容
26~30 時限
【プレゼンテーション、ディスカッション】
2.編成した看護教育課程についてのプレゼンテーション
平成 29 年 2 月 5 日(日)スクーリングで発表、質疑応答
発表する内容の概要とパワーポイントについては、
指定日までにデータ提出(各グループごと)
※発表内容の概要:指定する様式に入力
3.
「看護教育課程における課題」についての考察
看護教育課程演習で学修したことを踏まえ、800 字程度で考察を
述べる
レポート提出期限:平成 29 年 2 月 12 日(日)23:59 まで
評価方法
□科目修了試験(
%)
評価割合
■グループワーク ( 60 %)
□テキスト課題(
■受講態度
■その他: プレゼンテーション内容
教科書
%)
( 10 %)
■レポート( 10 %)
□実習評価(
( 20 %)
柴田義松:教育課程,学友社,2006.
教育小六法 平成 28 年版,学陽書房.
参考書
看護行政研究会:看護六法、平成 28 年版,新日本法規出版.
杉森みど里他著:看護教育学
備考
第 5 版増補版,医学書院.2012 年
スクーリング:10 月 10 日(月・祝)5 コマ
12 月 17 日(土)5 コマ
1 月 7 日(土)4 コマ
1 月 8 日(日)6 コマ
1 月 9 日(月・祝)5 コマ
2 月 5 日(日)5 コマ
30
%)
科目名
看護教育方法論
担当教員
小堀純子(実務家教員)
単位(時間)数
配当年次
佐藤弘子(実務家教員)
授業形態
3(105)
必修
3・4
1 単位(15 時間)講義(スクーリング)、
2 単位(90 時間)テキスト履修(UHAS@My キャンパス、※内 6 時間はスクーリング)
授業概要
看護教育における技術教育および問題解決能力・統合力について考察し、能力向上のため
の教育方法を探究し、看護学生に必要な能力とは何かを学習していく。さらに、具体的な事
例から教材観・学生観・指導観・看護観を養い、看護学生を育成していくための教育方法を
学習していく。
学習目標
1.看護教育における教授方法を学ぶ。
2.看護教育における教材の精選方法と探究方法について学ぶ。
3.看護教育で育成すべき能力について理解する。
4.看護教育における指導案の作成方法について理解する。
5.看護教育における授業の展開方法を学ぶ。
6.看護教育における教材観・学生観・指導観・看護観について理解する。
7.文献を活用しながら、教材の精選を行い考察する能力を養う。
8.グループワークを通して、リーダーシップ・メンバーシップがとれる。
9. 教育者としての基本的な態度・役割を考え、リフレクションする能力を養う。
10. 視聴覚教材を活用しながら発表を通して、プレゼンテーション能力を養う。
教育方法
授業計画
企
双
実
実
業
方
務
地
等
向
家
教
教
育
育
ングの学修形態となります。
内
内
指定の教科書、参考書等を熟読し、自身で学修してテキスト課題に取り組み、
容
容
科目修了試験を受けます。学修の過程で生まれた疑問点や確認事項、そして
全
全
学修を深めたい内容について担当教員とコミュニケーションを取ることが
て
て
○
○
教育内容
この科目のうち 2 単位は本学専用の学生ポータルサイトを用いた e ラーニ
できます。
学生ポータルサイト「UHAS@My キャンパス」にログインし、この科目を選
択すると「タスクナビ」の項目内に「先生へ」というタブがありますので、
そこからコメントを送信してください。
皆さんのコメントは送信と同時に担当教員のメールに通知され、担当教員
が確認した後に回答が送られてきます。
31
「UHAS@My キャンパス」内の「ユーザ設定」でメール通知設定をするこ
とによって、様々なデバイス(パソコン、スマートフォン、タブレット等)
でリアルタイムに回答の確認、コメントの送信、そして担当教員とのディス
カッションができます。
なお、コメントと一緒にファイルを添付することもできますので、より具体
的なアドバイスを受けることができます。
「タスクナビ」に提示された「テキスト課題」の解答を提出し合格すると、
「科目修了試験」の解答を提出することができます。いずれも 60 点以上が
合格となります。解答は「UHAS@My キャンパス」内の「タスクナビ」にあ
【スクーリング】
るそれぞれの課題や試験の項目から提出することができます。
1 時限
【座学、質疑応答】
1.看護教育における教授方法 教材の精選と教材研究、教材研究の
過程
2 時限
【座学、質疑応答】
2.看護教育における看護技術力・思考過程を促す教育方法・「統合力」
を育てる教育方法
3 時限
【グループワーク】
3.看護技術力・思考過程・
「統合力」とはどういうことかグループでデ
ィスカッションし、具体的に考察する。
4 時限
【グループワーク】
4.-1)看護教育における教授学習計画作成考案方法(講義・演習・臨地
実習)
2)教育指導技術の種類と特徴
3)授業評価の考え方、講義・演習・臨地実習評価
5 時限
【グループワーク】
5.-1)看護教育における教授学習計画作成の考え方
グループディスカッションし、教材観・学生観・指導観・看護観
を考察
2)授業評価の考え方
講義・演習・臨地実習評価と授業指導案の共通性を理解
6 時限
【グループワーク】
6.看護教育における教材と研究
32
看護技術教育・臨地実習における学習者の経験の教材化
7~8 時限
【グループワーク】
7.看護教育における教材と研究
看護技術教育・臨地実習における学習者の経験をグループでディス
カッションし、具体的な事例を技術教育および臨地実習1例ずつ絞
り、各1例を教材にして4観を抽出
9 時限
【グループワーク】
8.グループで決定した事例を教材とし、具体的に4観を抽出
(抽出にあたっては、教科関連図も作成すること)
10~11 時限
【プレゼンテーション、質疑応答】
9.グループワーク課題発表(3.5.7.のグループワーク内容)
発表はパワーポイントを作成し、プレゼンテーションを行う。その
後質疑応答を行いディスカッションしながら学習を深めていく。
発表のパワーポイントと原稿の提出。
(講義中に提出期限日を指定)
発表の学びと今後の課題をレポート提出。
(A4
10.5pt1枚程度、
期限 6/29 まで)
評価方法
□科目修了試験(
%)
■テキスト課題( 20 %)
■レポート( 10 %)
評価割合
■グループワーク(
20 %)
■受講態度
□実習評価(
■その他: プレゼンテーション内容
教科書
( 10 %)
%)
( 40 %)
佐藤みつ子他著:看護教育における授業設計 第4版,2011,医学書院.
藤岡完治他著:学生とともに創る臨床実習指導ワークブック 第2版,2011,医学書院.
杉森みど里他著:看護教育学
参考書
第 5 版増補版,医学書院.2012 年
田島桂子:看護学教育評価の基礎と実際 第2版,2011,医学書院.
梶田叡一著:教育評価 第2版,2010,有斐閣双書.
高浦勝義著:絶対評価とルーブリックの理論と実際,2010,黎明書房.
中村好一著:やさしい統計学入門
備考
2009,診断と治療社.
グループワーク課題発表スケジュールはスクーリング時に提示する。
スクーリング: 4 月 10 日(日)6 コマ
6 月 4 日(土)1 コマ
6 月 5 日(日)2 コマ
7 月 16 日(土)2 コマ
テキスト課題提出期限:スクーリング時に提示
科目修了試験提出期限:スクーリング時に提示
33
科目名
看護教育方法演習
担当教員
佐藤弘子(実務家教員)
単位(時間)数
3(90)
必修
小堀純子(実務家教員)
松本幸子(実務家教員)
諸岡明美(実務家教員)
配当年次
大澤優子(実務家教員)
3・4
丸山昭子(実務家教員)
萩原真奈美(実務家教員)
山川美喜子(実務家教員)
渡辺いよ子(実務家教員)
授業形態
授業概要
演習(スクーリング、UHAS@My キャンパス)
既習学習を想起しながら、具体的な事例を挙げて指導案の作成をする。指導案に従って模
擬授業を行い、授業の展開方法を学習する。また、行った授業に関してのリフレクションを
行い、実際の授業に活かし、教材の精選をしていく能力を養う。
学習目標
1.看護教育における指導案を作成し、指導のあり方を学ぶ。
2.看護教育における学習指導計画、教材を作成し、創意工夫する能力を養う。
3.模擬授業を行って教授方法を学習する。
4.授業評価を行い、次の授業方法の探究ができる能力を養う。
5.文献を活用しながら、教材の精選をする能力を養う。
6.グループワークを通して、教員間や指導者間の連携をしていく必要性を考えられる。
7.教育者としての役割を考えられる。
8.視聴覚教材を活用しながらプレゼンテーションを行い、教授する能力を養う。
9.発表を通して、知識を統合し、教授方法の理解を深める。
10.授業のリフレクションを行い、自己の課題の明確化を図る。
11.看護教育実習で学修したことを基盤に看護教育方法について考察する。
12.看護教育のあり方を考察する。
教育方法
授業計画
企
双
実
実
業
方
務
地
等
向
家
教
教
育
育
内
内
「UHAS@My キャンパス」にログインし、この科目を選択すると、自身が
容
容
所属するグループ名が表示されます。グループ名をクリックするとグルー
全
全
プメンバーと担当教員がコミュニケーションを取ることができる場所に入
て
て
○
○
教育内容
この科目の演習はスクーリングで実施されますが、スクーリングの時間
以外でも「UHAS@My キャンパス」で演習が継続できます。
ることができます。
34
添付ファイルをアップロードすることもできますので、情報交換やディ
スカッションのみならず、演習で作成するファイル等を共有しながら、メ
ンバー全員で修正・変更を加えながら学修を進めていくことができます。
1 時限
【座学、質疑応答】
1.単元の学習指導計画の作成の実際
2~9 時限
【グループワーク、プレゼンテーション、ディスカッション】
2. 看護技術教育・臨地実習指導案の作成
看護教育方法論でディスカッションした4観をもとに指導案及
び評価表を作成
指導案は看護教育実習の実習記録様式を使用
評価表はエクセルで作成(レイアウト、フォーム等は自由)
7/17(日)グループで作成した指導案・評価表の発表
発表内容の事前提出期限 7/13(水)23:59 まで
発表後修正した内容の提出期限 7/24(日)23:59 まで
10~15 時限
【見学、質疑応答】
3.授業見学
看護教育実習校での授業見学
自身が実習校で実施する本時に関連する授業見学
16~32 時限
【UHAS@My キャンパス及び面接での質疑応答、ディスカッション】
4.授業案作成
実習校で実施する本時の授業案を作成
模擬授業発表前日までに授業案作成担当教員に面接指導を
2 回受ける
担当教員は 7 月中旬頃に決定の予定
・単元の位置づけ
・単元設定の理由(4観の明確化)
・単元の指導目標設定、指導内容の構築、展開方法
・本時の指導案作成
授業案は実習校の情報と看護観を活かして
オリジナリティを出す
33~38 時限
【プレゼンテーション、質疑応答】
5.模擬授業の発表(全員)
授業のリフレクションによる自己の課題の明確化
35
発表後、模擬授業案(パワーポイント含む)及び
「模擬授業発表会から学んだこと、今後の課題」について
レポート提出
A4 10.5pt
1 枚程度、期限 9/19(月・祝)23:59 まで
39~45 時限
【グループワーク、ディスカッション】
6.実習総括
看護教育実習で学んだことについてのグループワーク、
発表およびディスカッション
12/16(金)
実習総括後「実習総括をとおして考察したこと」について
レポート提出
A4 10.5pt
1 枚程度、期限 12/25(日)23:59 まで
評価方法
□科目修了試験(
%)
□テキスト課題(
評価割合
■グループワーク ・発表( 30 %)
%)
■受講態度( 10 %)
■その他: 授業案作成・模擬授業発表・学びのレポート
教科書
■実習総括( 20 %)
□実習評価(
%)
( 40 %)
佐藤みつ子他著:看護教育における授業設計 第4版,2011,医学書院.
藤岡完治他著:学生とともに創る臨床実習指導ワークブック 第2版,2011,医学書院.
杉森みど里他著:看護教育学
参考書
第 5 版増補版,医学書院.2012 年
田島桂子:看護学教育評価の基礎と実際 第2版,2011,医学書院.
梶田叡一著:教育評価 第2版,2010,有斐閣双書.
高浦勝義著:絶対評価とルーブリックの理論と実際,2010,黎明書房.
中村好一著:やさしい統計学入門
備考
2009,診断と治療社.
模擬授業(発表スケジュールはスクーリング時に提示)
スクーリング:4 月 9 日(土)1 コマ
7 月 16 日(土)3 コマ
7 月 17 日(日)5 コマ)
7 月末までに授業見学 6 コマ
8 月中に面接指導 2 回(1 日 1 回 6 コマ相当)
9 月 9 日(金)5 コマ
9 月 10 日(土)6 コマ(模擬授業)
12 月 16 日(金)6 コマ(実習総括)
12 月 17 日(土)1 コマ(実習総括のまとめ)
面接指導日は指導担当教員と相談の上決定
36
科目名
看護教育実習
単位(時間)数
担当教員
佐藤弘子(実務家教員)
松本幸子(実務家教員)
2(90)
配当年次
小堀純子(実務家教員)
必修
3・4
渡辺いよ子(実務家教員)
授業形態
授業概要
実習
看護教育の実践を通して看護教員としての役割について理解し、教員としての自覚を育む。
また、今後継続して研鑽する動機づけを得る。
学習目標
1.看護教員の在り方を経験を通して知り、教員としての自覚を持つ。
2.看護学生を個人および集団として理解する。
3.看護学教育の方法論に基づいて、講義および臨地実習指導を体験し、実践的な教育方法を
学ぶ。
4.実施した教育活動を通して教育方法の評価を行い、看護教員としての自己の課題を明確に
する。
授業計画
教育方法
教育内容
企
双
実
実
業
方
務
地
等
向
家
教
教
育
育
内
内
容
容
全
全
て
て
○
○
「平成 28 年度 看護教育実習 実習要項」参照
評価方法
□科目修了試験(
%)
□テキスト課題(
%)
□レポート(
評価割合
□グループワーク (
%)
□受講態度
(
%)
■実習評価( 100%)
(
%)
□その他:
教科書
看護教員養成プログラムで履修する科目で使用する教科書類
参考書
看護教員養成プログラムで履修する科目で使用する参考書類
備考
スクーリング:4 月 2 日(土)3 コマ
4 月 9 日(土)1 コマ
5 月 15 日(日)1 コマ
37
%)
科目名
専門領域別看護論
単位(時間)数
担当教員
【在宅看護】小堀純子(実務家教員)
1(45)
必修
【国際看護】矢野正子(実務家教員)
小堀純子(実務家教員)
【災害看護】齋藤麻子(実務家教員)
配当年次
3・4
【医療安全】佐藤久美子(実務家教員)
【看護管理】佐藤弘子(実務家教員)
松本幸子(実務家教員)
授業形態
授業概要
テキスト履修
統合分野における在宅看護、国際看護、災害看護、医療安全、看護管理の概要と構造につい
て学ぶ。
学習目標
1.在宅看護の教授内容について理解する。
2.国際看護の教授内容について理解する。
3.災害看護の教授内容について理解する。
4.医療安全における基礎知識を学び、人間の光学的特性を理解する。
医療事故防止の考え方及び医療安全対策を理解する。
5.看護管理の教授内容について理解する。
授業計画
教育方法
企
双
実
実
業
方
務
地
等
向
家
教
教
育
育
態となります。
内
内
指定の教科書、参考書等を熟読し、自身で学修してテキスト課題に取り組み、
容
容
科目修了試験を受けます。学修の過程で生まれた疑問点や確認事項、そして
全
全
学修を深めたい内容について担当教員とコミュニケーションを取ることが
て
て
○
○
教育内容
この科目は本学専用の学生ポータルサイトを用いた e ラーニングの学修形
できます。
学生ポータルサイト「UHAS@My キャンパス」にログインし、この科目を選
択すると「タスクナビ」の項目内に「先生へ」というタブがありますので、
そこからコメントを送信してください。
皆さんのコメントは送信と同時に担当教員のメールに通知され、担当教員
が確認した後に回答が送られてきます。
「UHAS@My キャンパス」内の「ユーザ設定」でメール通知設定をするこ
とによって、様々なデバイス(パソコン、スマートフォン、タブレット等)
でリアルタイムに回答の確認、コメントの送信、そして担当教員とのディス
カッションができます。
38
なお、コメントと一緒にファイルを添付することもできますので、より具
体的なアドバイスを受けることができます。
「タスクナビ」に提示された「テキスト課題」の解答を提出し合格すると、
「科目修了試験」の解答を提出することができます。いずれも 60 点以上が
合格となります。解答は「UHAS@My キャンパス」内の「タスクナビ」にあ
るそれぞれの課題や試験の項目から提出することができます。
1.在宅看護の教授内容について
1)在宅看護の変遷と現状
2)在宅における看護活動とその実際
3)各国の在宅看護の状況と日本における在宅看護の課題と展望
2.国際看護の教授内容について
1)国際保健の変遷とプライマリーヘルスケア
2)国連ミレニアム目標と看護師の役割
3)国際保健に関連する組織
4)国際保健の実践
3.災害看護の教授内容について
1)災害看護に関する基礎知識
2)災害が人々の生命や生活に及ぼす影響
3)災害発生時の社会の対応、医療行政の動き
4)災害サイクルと活動の場、被災者の特性に合わせた看護活動
5)災害看護研究の動向
4.医療安全の教授内容について
1)医療安全とリスクマネジメントの概念
2)医療安全と人間工学
3)医療のリスクマネジメントのプロセスとその実践
4)起こりやすい医療事故とその対策
5.看護管理の教授内容について
1)看護サービス管理の基礎、要素とプロセス、看護倫理
2)日本の医療と看護サービス提供システム(情報管理を含む)
3)看護行政の仕組みと看護政策
4)看護サービスの質保証
5)看護サービス管理におけるリスクマネジメント
6)看護サービス管理における研究、教育、キャリア開発
評価方法
■科目修了試験( 50 %)
■テキスト課題( 50 %)
□レポート(
%)
評価割合
□グループワーク (
□受講態度
□実習評価(
%)
%)
□その他:
39
(
%)
(
%)
教科書
杉本正子他著:在宅看護論
第 5 版ー実践をことばにー,2008,ヌーヴェルヒロカワ
寺崎明美著:対象喪失の看護―実践の科学と心の癒し,2010.中央法規出版
柳沢理子著:国際看護学
-看護の統合と実践、発展途上国への看護実践を踏まえて-, 発行
所:株式会社ピラールプレス
酒井明子他編:NICE 看護学テキスト 災害看護 看護の専門知識を統合して実践につなげる,
南江堂.
嶋森好子他編:医療安全とリスクマネジメント,2008,ヌーヴェルヒロカワ
中西睦子編:看護サービス管理,2007,医学書院
参考書
在宅看護:退院支援から在宅ケアへ-ライフサポーターとしての看護実践能力をめざして-
(筒井書房)
寺崎明美著:対象喪失の看護―実践の科学と心の癒し,2010.中央法規出版
佐藤幸光、佐藤久美子著:医療安全に活かす人間工学,医療科学社,2007.
池西静江著:新しい専門分野と統合分野
備考
その構造・ねらい・考え方,看護教育,vol.49, 2008.
テキスト課題提出期限:7 月 17 日(日)23:59 まで
科目修了試験提出期限:9 月 4 日(日)23:59 まで
40
科目名
専門領域別看護論演習
担当教員
奥田美奈(実務家教員)
単位(時間)数
佐藤弘子(実務家教員)
2(60)
配当年次
必修
3・4
小堀純子(実務家教員)
授業形態
授業概要
演習(スクーリング、UHAS@My キャンパス)
専門領域(基礎看護学、成人看護学、老年看護学、小児看護学、母性看護学、精神看護学、
在宅看護、国際看護、災害看護、医療安全、看護管理)の概要と領域の構造理解及び把握の
為に、テーマを設け、キーワードを設定し、文献検索に基づき文献収集を行う。収集した文
献はクリティークに合わせ輪読を行い、構造化抄録を1つ作成する。その後、テーマの鳥瞰
のため文献レビューを作成する。この一連のグループワークを通し、看護実践を振り返り、
各領域の教育内容を明確にし、看護教育に必要な教育方法を明確にするための示唆をえるこ
とができるようにする。
学習目標
1.
看護実践を振り返り、選択領域の“教育方法の明確化”や“教育の質の向上”に繋がる
『テーマ』を設定する。
2.
文献検索の方法を学び、検索をする能力を身につける。
3.
『テーマ』を追求する為のキーワード設定の方法を知る。
4.
文献検索の実践。
5.
収集文献のクリティーク技法を知る。
6.
収集文献の構造化抄録を作成する能力を獲得する。
7.
収集文献の整理を実践する。
8.
収集文献のレビュー(文献研究)を作成する能力を身につける。
9.
文献レビューに基づき、各専門領域別に教育内容、教育方法を検討し、課題や将来性を
見据えることに繋げる。
10. グループワークを通して、活発な意見に基づく、意見のとりまとめの能力を獲得する。
11. 相互発表を通し、多くの専門領域の現状、課題、教育内容等を幅広く知り、将来の看護
教育への活用に繋げる。
12.効果的プレゼンテーションを狙った発表の企画及び実施を行う。
教育方法
授業計画
教育内容
この科目の演習はスクーリングで実施されますが、スクーリングの時間
以外でも「UHAS@My キャンパス」で演習が継続できます。
「UHAS@My キャンパス」にログインし、この科目を選択すると、自身が
所属するグループ名が表示されます。グループ名をクリックするとグルー
プメンバーと担当教員がコミュニケーションを取ることができる場所に入
ることができます。
41
企
双
実
実
業
方
務
地
等
向
家
教
教
育
育
内
内
容
容
全
全
て
て
○
添付ファイルをアップロードすることもできますので、情報交換やディ
スカッションのみならず、演習で作成するファイル等を共有しながら、メ
ンバー全員で修正・変更を加えながら学修を進めていくことができます。
1~5 時限
【グループワーク】
1.
基礎看護学、成人看護学、老年看護学、小児看護学、母性看護学、
精神看護学、在宅看護、国際看護、災害看護、医療安全、看護管理
のうち1つの領域を選択する。
2.
グループごとに、各領域の看護教育に関連する『テーマ』を設定す
る。
3.
設定『テーマ』に見合ったキーワード設定し、文献検索・収集を実
践する。
6~10 時限
【質疑応答、個人ワーク】
4.
収集文献全てをクリティークしながら読破する。
5.
収集文献の中から『テーマ』追及に最も適した文献を1つ選択し、
その文献の構造化抄録を作成する。
【提出物 1:構造化抄録】
11~24 時限
【グループワーク】
6.
平行して、収集した複数の文献の整理を行う。
7.
収集した文献のレビューを作成する。
【提出物 2:文献レビュー】
25~30 時限
【プレゼンテーション、ディスカッション、グループワーク】
8.
文献のレビューを発表する。
【発表:パワーポイントを使用した口頭
発表+配布資料A3 サイズ 1 枚を準備する】
レビュー作成の視点として次の内容を含めること。
・専門領域の特徴と他領域との共通性
・今後の課題
・教育方法検討への示唆となること
・既知(すでに明らかになっていること)と未知(未だ明らかに
されていないこと)の明確化
9.
発表後の質疑応答の活性化の為、必ず各人1回は他グループへ
質問をする。
10.
質疑内容は、グループでメモを取り、発表終了後、そのやり取り
から学び得たことは何かを建設的に議論し、レポートとして提出
する。
【提出物 3:質疑応答の内容とそれに基づくグループ議論と学び】
42
○
評価方法
□科目修了試験(
%)
□テキスト課題(
評価割合
■レポート( 提出物 1:30 %、提出物 2:30 %、提出物 2:10%)
□グループワーク (
%)
□受講態度
□実習評価
%)
■その他: 発表
(
(
%)
%)
(パワポの展開と演説:30%)
教科書
大木秀一著:文献レビューのきほん-看護研究・看護実践の質を高めるー
参考書
南裕子著:看護における研究,日本看護協会出版会.
備考
スクーリング:5 月 15 日(日)5 コマ
6 月 4 日(土)5 コマ
6 月 18 日(土)3 コマ
6 月 19 日(日)5 コマ
8 月 6 日(土)6 コマ
8 月 7 日(日)6 コマ
提出物 1:構造化抄録(個人)
提出物 2:文献レビュー(グループで 1 つ)
提出物 3:質疑応答の内容とそれに基づくグループ議論と学び(グループで 1 つ)
上記1~3 の提出期限は、後日連絡する(UHAS@My キャンパス本科目内)。
43
科目名
看護教育評価論
担当教員
黒田
授業形態
テキスト履修
授業概要
単位(時間)数
るみ(実務家教員)
1(45)
配当年次
必修
3・4
教育評価の流れを踏まえつつ看護教育評価を理解し,さらに具体的な指導場面や看護教育を
評価する体験を通して,看護教育の評価について理解を深められるように進める
学習目標
1.目的や対象に即した看護教育評価の方法を理解できる
2.学生の看護実践能力を評価する際の,教員の視点の重要性を理解できる
3.教育を受ける立場および教育する立場の両側面から,看護教育評価の意義を理解できる
授業計画
教育方法
企
双
実
実
業
方
務
地
等
向
家
教
教
育
育
態となります。
内
内
指定の教科書、参考書等を熟読し、自身で学修してテキスト課題に取り組み、
容
容
科目修了試験を受けます。学修の過程で生まれた疑問点や確認事項、そして
全
全
学修を深めたい内容について担当教員とコミュニケーションを取ることがで
て
て
○
○
教育内容
この科目は本学専用の学生ポータルサイトを用いた e ラーニングの学修形
きます。
学生ポータルサイト「UHAS@My キャンパス」にログインし、この科目を選
択すると「タスクナビ」の項目内に「先生へ」というタブがありますので、
そこからコメントを送信してください。
皆さんのコメントは送信と同時に担当教員のメールに通知され、担当教員
が確認した後に回答が送られてきます。
「UHAS@My キャンパス」内の「ユーザ設定」でメール通知設定をすることに
よって、様々なデバイス(パソコン、スマートフォン、タブレット等)でリ
アルタイムに回答の確認、コメントの送信、そして担当教員とのディスカッ
ションができます。
なお、コメントと一緒にファイルを添付することもできますので、より具体
的なアドバイスを受けることができます。
「タスクナビ」に提示された「テキスト課題」の解答を提出し合格すると、
「科目修了試験」の解答を提出することができます。いずれも 60 点以上が合
格となります。解答は「UHAS@My キャンパス」内の「タスクナビ」にあるそ
れぞれの課題や試験の項目から提出することができます。
44
1.教育評価および看護教育評価の背景と現状について(①)
.
2.看護教育評価の目的や機能,および評価方法の概要について.
その中で,
「評定」
「評価」
「形成的評価」など,核となる概念について
(①).
3.
「血圧測定技術の評価場面」を具体例に,知識・技能の到達度評価と
自己教育力・学習能力評価との共通性・相違性についてまとめる(①)
.
さらに,評価に基づいた講師の指導場面を具体例に,評価と指導の関
連についてまとめる(①)
.
4.看護教育における「ポートフォリオ評価」
「ルーブリック評価」の概要
とその意義について.
5.4月から,自分自身について作成してきた「ポートフォリオ」をもとに,
自己の成長を評価する.さらに,教育評価方法としての「ポートフォ
リオ」の利点およびサポートや配慮を必要とする点をまとめる(②).
なお,
「ポートフォリオ」の作成については,4月の「看護論」のスク
ーリング時に,オリエンテーションを行う.
評価方法
□科目修了試験(
%)
■テキスト課題( 50 %)
■レポート( 50 %)
評価割合
□グループワーク (
%)
□受講態度
□実習評価(
□その他:
教科書
(
%)
(
%)
%)
1.鈴木敏恵:ポートフォリオとプロジェクト学習,医学書院, 2010.
2.高浦勝義:絶対評価とルーブリックの理論と実際,黎明書房, 2004.
3.梶田叡一:教育評価 (第2版補訂2版),有斐閣双書,2010.
参考書
1.田島桂子:看護学教育評価の基礎と実際(第2版)看護実践能力育成の充実に向けて,医
学書院,2009.
備考
テキスト課題提出期限:①10 月 10 日(月・祝)23:59 まで
科目修了試験レポート:② 1200
字以上
45
12 月 26 日(月)23:59 まで
科目名
看護教育評価演習
担当教員
黒田 るみ(実務家教員)
授業形態
演習(スクーリング、UHAS@My キャンパス)
授業概要
単位(時間)数
1(30)
配当年次
必修
3・4
グループで指導計画を作成して授業評価を行うという課題の遂行を通して,評価内容の明
確化を図るとともに,評価と指導の一体化について理解を深められるよう進める
学習目標
1.
「血圧測定技術」の指導計画作成と授業評価を行う過程を通して,教育評価方法が理解
できる
2.指導計画に即して評価内容を明確化でき,評価と指導を関連付けてとらえることが
できる
3.看護教育の評価に活用されている具体的な評価方法について、目的とその限界を理解
できる
教育方法
授業計画
企
双
実
実
業
方
務
地
等
向
家
教
教
育
育
内
内
「UHAS@My キャンパス」にログインし、この科目を選択すると、自身が
容
容
所属するグループ名が表示されます。グループ名をクリックするとグルー
全
全
プメンバーと担当教員がコミュニケーションを取ることができる場所に入
て
て
○
○
教育内容
この科目の演習はスクーリングで実施されますが、スクーリングの時間
以外でも「UHAS@My キャンパス」で演習が継続できます。
ることができます。
添付ファイルをアップロードすることもできますので、情報交換やディ
スカッションのみならず、演習で作成するファイル等を共有しながら、メ
ンバー全員で修正・変更を加えながら学修を進めていくことができます。
1 時限
【座学、質疑応答】
1.演習の進め方およびグループ分けについて,オリエンテーションを
行う.
2~9 時限
【グループワーク】
2〜9.グループワークを進める(指導計画と評価表の作成)
.その間,
進行状況に即して,講師がアドバイスをする.
10~14 時限
【グループワーク】
10〜14.
「血圧測定技術の演習場面」を想定し,グループごとに,
ルーブリックの理論に基づいた評価基準・評価規準を作成し、実際
15 時限
に指導と評価を行う.
46
【グループワーク】
15.グループワークの全体発表を踏まえ、看護教育評価としての
「ルーブリック評価」の利点および活用時の注意点、さらに、
看護教育に求められる評価の在り方についてまとめる(①)
評価方法
□科目修了試験(
%)
評価割合
■グループワーク ( 30 %)
□テキスト課題(
■受講態度
□その他:
教科書
%)
( 20 %)
(
□実習評価(
%)
1.高浦勝義:絶対評価とルーブリックの理論と実際,黎明書房.2004.
参考書
備考
■レポート( 50 %)
スクーリング: 9 月 11 日(日)5 コマ
10 月 8 日(土)4 コマ
10 月 9 日(日)6 コマ
レポート提出期限
①
1200 字程度、10 月 25 日(日)23:59 まで
47
%)
科目名
研究方法
単位(時間)数
担当教員
奥田三奈(実務家教員)
授業形態
1 単位(15 時間)講義(スクーリング、UHAS@My キャンパス)
2(60)
配当年次
必修
3・4
1 単位(45 時間)テキスト課題
授業概要
看護研究の特徴、種類、デザインを学び、読解力をつける。その上で、各自が看護研究を実
際に行うに当たり、計画立案から論文執筆までをスムーズに実践するための知識を習得す
る。
学習目標
看護研究の特徴と意義を理解し、科学的研究を行うための基礎知識を修得する。
教育方法
授業計画
企
双
実
実
業
方
務
地
等
向
家
教
教
育
育
ニングの学修形態となります。
内
内
指定の教科書、参考書等を熟読し、自身で学修してテキスト課題に取り組
容
容
み、科目修了試験を受けます。学修の過程で生まれた疑問点や確認事項、
全
全
そして学修を深めたい内容について担当教員とコミュニケーションを取る
て
て
○
○
教育内容
この科目のうち 1 単位は本学専用の学生ポータルサイトを用いた e ラー
ことができます。
学生ポータルサイト「UHAS@My キャンパス」にログインし、この科目を
選択すると「タスクナビ」の項目内に「先生へ」というタブがありますの
で、そこからコメントを送信してください。
皆さんのコメントは送信と同時に担当教員のメールに通知され、担当教
員が確認した後に回答が送られてきます。
「UHAS@My キャンパス」内の「ユーザ設定」でメール通知設定をすること
によって、様々なデバイス(パソコン、スマートフォン、タブレット等)
でリアルタイムに回答の確認、コメントの送信、そして担当教員とのディ
スカッションができます。
なお、コメントと一緒にファイルを添付することもできますので、より具
体的なアドバイスを受けることができます。
「タスクナビ」に提示された「テキスト課題」の解答を提出し合格する
と、
「科目修了試験」の解答を提出することができます。いずれも 60 点以
上が合格となります。解答は「UHAS@My キャンパス」内の「タスクナビ」
にあるそれぞれの課題や試験の項目から提出することができます。
また、この科目の演習はスクーリングで実施されますが、スクーリング
の時間以外でも「UHAS@My キャンパス」で演習が継続できます。
48
「UHAS@My キャンパス」にログインし、この科目を選択すると、自身が
所属するグループ名が表示されます。グループ名をクリックするとグルー
プメンバーと担当教員がコミュニケーションを取ることができる場所に入
ることができます。
添付ファイルをアップロードすることもできますので、情報交換やディ
スカッションのみならず、演習で作成するファイル等を共有しながら、メ
【スクーリング】
ンバー全員で修正・変更を加えながら学修を進めていくことができます。
1~2 時限
【座学、質疑応答】
1.文献の種類と特徴、文献検索の基本、検索用語について
2.医学・看護分野の文献検索ツールの紹介、論文の入手、整理、
活用について
【テキスト履修】
【3~24 はテキスト履修内容】
3.看護における研究の役割(p2~19)
4.看護研究における倫理的配慮(p19~20)
5.研究過程の概観研究課題の選択、研究課題と概念枠組みの明確化
(p22~27)
6.研究方法の選定(p27~28)
7.研究データの収集・分析(p29~30)
8.結果とその解釈および研究の発表(p31~32)
9.文献の読み方(クリティカルな読み方・オリジナル文献の活用)
(p34~43)
10.概念枠組みと仮説設定について(p52~63)
11.研究デザイン(p66~103)
12.研究デザイン(p66~103)
13.研究デザイン(p66~103)
14.研究デザイン(p66~103)
15.研究計画書(p106~119)
16.データの収集(p122~157)
17.データの分析(p160~193)
18.看護研究によく使われる統計学(p160~193)
単純集計・クロス集計・記述統計・カイ二乗検定、T検定、
順位和検定等
19.コンピューターを使用したデータ整理及び集計について(p160~193)
20.研究結果の活用(表現技法、形式、論文の構成)
(p196~205)
21. 研究結果の活用(評価方法)(p205~210)
22. 質的・帰納的研究について(p212~230)
49
23.看護基礎教育における研究例とその課程(p232~255)
【スクーリング】
24.看護研究の今後の課題(p258~266)
25~26 時限
【グループワーク】
25.看護研究発表会(準備)
26.看護研究発表会(準備)
27~30 時限
【プレゼンテーション、質疑応答】
27.~30.看護研究発表会(課題についてのグループ発表及び質疑応答)
評価方法
□科目修了試験(
%)
評価割合
■グループワーク ( 20 %)
■テキスト課題・レポート(80%)
□受講態度
□その他:
教科書
(
%)
(
%)
□実習評価(
%)
※南裕子著、看護における研究、日本看護協会出版社
※足立 はるゑ、改訂 3 版
看護研究サポートブック、メディカ出版
・山崎茂明、看護研究のための文献ガイド第 4 版増補版、日本看護協会出版会
参考書
・Diers, D:看護研究-ケアの場で行うための方法論-、日本看護協会出版会(こちらは現在
絶版のため図書館等で参考にしてください。
)
備考
スクーリング:4 月 9 日(土)2 コマ
1 月 7 日(土)6 コマ
課題の指示:テキスト課題 4 月中旬、看護研究発表会 10 月中旬に指示する。
テキスト課題提出期限:課題別に別途案内する。
看護研究発表会資料提出:提出期限日時は後日提示
50
科目名
看護学校管理
担当教員
佐藤弘子(実務家教員)
単位(時間)数
1(45)
配当年次
松本幸子(実務家教員)
必修
3・4
授業形態
テキスト履修
授業概要
看護専任教員として職務を果たすために必要な知識としての、看護学校の組織運営と管理の基
本を学び、看護学校経営や管理における現状と課題について考察する。
学習目標
1.看護学校管理の基本が理解できる。
2.看護学校運営に関する指導要領及び手引きについて理解できる。
3.看護学校経営と組織運営の特性について理解できる。
4.看護学校における管理の実際について理解できる。
5.看護学校運営の評価について理解できる。
6.看護学校管理における課題について考察できる。
授業計画
教育方法
教育内容
この科目は本学専用の学生ポータルサイトを用いた e ラーニングの学修形
態となります。
指定の教科書、参考書等を熟読し、自身で学修してテキスト課題に取り組み、
科目修了試験を受けます。学修の過程で生まれた疑問点や確認事項、そして
学修を深めたい内容について担当教員とコミュニケーションを取ることがで
企
双
実
実
業
方
務
地
等
向
家
教
教
育
育
内
内
容
容
全
全
て
て
○
○
きます。
学生ポータルサイト「UHAS@My キャンパス」にログインし、この科目を選
択すると「タスクナビ」の項目内に「先生へ」というタブがありますので、
そこからコメントを送信してください。
皆さんのコメントは送信と同時に担当教員のメールに通知され、担当教員
が確認した後に回答が送られてきます。
「UHAS@My キャンパス」内の「ユーザ設定」でメール通知設定をすることに
よって、様々なデバイス(パソコン、スマートフォン、タブレット等)でリ
アルタイムに回答の確認、コメントの送信、そして担当教員とのディスカッ
ションができます。
なお、コメントと一緒にファイルを添付することもできますので、より具体
的なアドバイスを受けることができます。
「タスクナビ」に提示された「テキスト課題」の解答を提出し合格すると、
「科目修了試験」の解答を提出することができます。いずれも 60 点以上が合
格となります。解答は「UHAS@My キャンパス」内の「タスクナビ」にあるそ
れぞれの課題や試験の項目から提出することができます。
51
1.学校経営、学校管理から看護学教育組織運営論への経緯
看護学教育機関における、高等教育機関としての組織運営の必要
性と共通性という視点から学校経営及び学校管理について学ぶ。
2.用語理解のために
「学校経営」と「学校管理」に関する定義について学ぶ。歴史的
な概念の変化を踏まえ、組織がもつ意味と組織における意思決定
について学ぶ。
3.組織形成
教育組織としての目的設定の背景と必要性、募集方法および入
学選抜方法、ならびに学生収容定員と在籍学生数の比率の適切性、
教育課程について学ぶ。
4.組織の維持
施設設備に関連した教育環境の整備、学生生活への教育的配慮、
経済的基盤の確保の重要性について学び、教員および事務職員の
業務について理解する。
5.組織の構造と機能
組織における教員組織、教育研究上の組織、管理運営、生涯教
育、自己点検・自己評価について学ぶ。
6.看護学教育組織運営の評価
看護学教育組織運営の評価に活用可能な測定用具についての特
徴、構成、作成過程、活用方法、測定結果の解釈、限界について
学ぶ。
評価方法
■科目修了試験( 50 %)
■テキスト課題( 50 %)
□レポート(
%)
評価割合
□グループワーク (
□受講態度
□実習評価(
%)
%)
□その他:
教科書
①杉森みど里他著:看護教育学
(
%)
(
%)
第 5 版増補版,医学書院.2012 年
②看護行政研究会:看護六法、平成 28 年版,新日本法規出版.
③網野寛子他著:看護教員のための学校経営と管理,医学書院,2008.
参考書
なし
備考
テキスト課題提出期間:1 月 9 日(月・祝)23:59 まで
科目修了試験レポート提出期間:1 月 29 日(日)23:59 まで
52
科目名
保健師教育課程概論
担当教員
渡辺いよ子(実務家教員)
単位(時間)数
2(60)
配当年次
村杉登志子(実務家教員)
必修
3・4
授業形態
1 単位(15 時間)講義(スクーリング)、1 単位(45 時間)テキスト履修
授業概要
1.「看護教育制度」、並びに「保健師助産師看護師学校養成所指定規則」から看護教育課程を理
解する。
2.教育課程編成の基礎理論を理解する。
3.教育課程評価の考え方と方法を理解する。
4.保健師教育課程の基本的な考え方を学ぶ。
学習目標
1.教育課程の基礎知識を学ぶ。
2.保健師教育課程の特性について教育制度及び
保健師助産師看護師学校養成所指定規則等との関連から理解する。
3.保健師教育課程の改正の概要とその内容を理解する。
4.保健師教育課程の編成方法について理解する。
5.保健師教育課程評価の考え方とその方法について理解する。
6.今後の保健師教育課程の展望について考察する。
教育方法
授業計画
教育内容
この科目のうち 1 単位は本学専用の学生ポータルサイトを用いた e ラーニ
ングの学修形態となります。
指定の教科書、参考書等を熟読し、自身で学修してテキスト課題に取り組み、
科目修了試験を受けます。学修の過程で生まれた疑問点や確認事項、そして
学修を深めたい内容について担当教員とコミュニケーションを取ることがで
企
双
実
実
業
方
務
地
等
向
家
教
教
育
育
内
内
容
容
全
全
て
て
○
○
きます。
学生ポータルサイト「UHAS@My キャンパス」にログインし、この科目を選
択すると「タスクナビ」の項目内に「先生へ」というタブがありますので、
そこからコメントを送信してください。
皆さんのコメントは送信と同時に担当教員のメールに通知され、担当教員
が確認した後に回答が送られてきます。
「UHAS@My キャンパス」内の「ユーザ設定」でメール通知設定をすることに
よって、様々なデバイス(パソコン、スマートフォン、タブレット等)でリ
アルタイムに回答の確認、コメントの送信、そして担当教員とのディスカッ
ションができます。
なお、コメントと一緒にファイルを添付することもできますので、より具体
的なアドバイスを受けることができます。
53
「タスクナビ」に提示された「テキスト課題」の解答を提出し合格すると、
「科目修了試験」の解答を提出することができます。いずれも 60 点以上が合
格となります。解答は「UHAS@My キャンパス」内の「タスクナビ」にあるそ
【スクーリング】
れぞれの課題や試験の項目から提出することができます。
1 時限
【座学、質疑応答、議論】
1.看護学教育課程の基礎知識
1)教育課程の意味
2)看護学教育課程と法規
3)看護学教育課程の変遷
4)現行の教育課程概要
2 時限
【座学、質疑応答、議論】
2.保健師教育課程の特性
1)教育制度上の位置づけ
2)教育内容の特性
3)保健師教育課程の目的
3 時限
【座学、質疑応答、議論】
3.指定規則改正
1)改正に至る背景
2)新カリキュラムの改正ポイント
4~6 時限
【座学、質疑応答、議論】
4.保健師教育課程の編成方法
1)編成要件
2)理念の設定
(1)設置主体の理想
(2)社会から求められる保健師像
(3)看護の主要概念と教育に必要な概念
3)教育目的の設定
(1)理想の卒業生像
(2)ニードと制約
(3)目的の表現
4)教育目標の設定
(1)表現方法
(2)目標の種類
5)スコープの決定
54
(1)スコープの意味
(2)スコープ決定の方法
6)シーケンスの決定
(1)シーケンスの意味
(2)シーケンス決定の方法
7 時限
【座学、質疑応答、議論】
5.保健師教育課程の評価
1)保健師教育課程評価の考え方
2)保健師教育課程評価の方法
8 時限
【議論】
6.保健師教育課程の展望
評価方法
□科目修了試験( 50 %)
■テキスト課題( 50 %)
□レポート(
%)
評価割合
□グループワーク (
■出席状況
□実習評価(
%)
%)
□その他:
教科書
(
%)
(
%)
看護行政研究会:看護六法、平成 28 年版,新日本法規出版.
杉森みど里他著:看護教育学
第 5 版増補版,医学書院.2012 年
テキストとして授業担当者作成の資料を配布する。
参考書
柴田義松:教育課程、学友社
2006 年
福本惠著:保健師教育の変遷と今日的課題,京府医大誌 117(12)
,2008.
備考
スクーリング:6 月 18 日(土)3 コマ
12 月 18 日(日)5 コマ
テキスト課題提出期限:8 月 21 日(日)23:59
科目修了試験提出期限:1 月 15 日(日)23:59
55
科目名
保健師教育課程演習
担当教員
渡辺いよ子(実務家教員)
授業形態
演習(スクーリング、UHAS@My キャンパス)
授業概要
単位(時間)数
2(60)
配当年次
必修
3・4
保健師教育課程編成のプロセスとその実際について学ぶ。グループワークで保健師養成所
の教育課程を編成し、保健師教育課程における課題について考察する。
学習目標
1.保健師教育のニーズと制約を明確にすることができる。
2.教育理念を設定することができる。
3.期待する卒業生像を設定することができる。
4.教育目的、教育目標を設定することができる。
5.教育内容を抽出し、組織化することができる。
6.保健師教育課程における課題について考察する。
教育方法
授業計画
教育内容
この科目の演習はスクーリングで実施されますが、スクーリングの時間
以外でも「UHAS@My キャンパス」で演習が継続できます。
「UHAS@My キャンパス」にログインし、この科目を選択すると、自身が
所属するグループ名が表示されます。グループ名をクリックするとグルー
プメンバーと担当教員がコミュニケーションを取ることができる場所に入
企
双
実
実
業
方
務
地
等
向
家
教
教
育
育
内
内
容
容
全
全
て
て
○
○
ることができます。
添付ファイルをアップロードすることもできますので、情報交換やディ
スカッションのみならず、演習で作成するファイル等を共有しながら、メ
ンバー全員で修正・変更を加えながら学修を進めていくことができます。
1~25 時限
【グループワーク】
1.保健師養成所1年課程の教育課程編成
保健師教育課程編成演習の方法
グループ編成はスクーリング時に発表
スクーリングでグループワーク
指定する様式に次の内容について明確化・設定する
①学校名、設置主体
②社会的背景、必要性
③建学の精神
④教育理念
⑤期待する卒業生像(養成する人材像)
⑥教育目的、教育目標
56
⑦教育課程の編成の考え方(特色も含める)
⑧教育内容、単位・時間数、進度(配当年次・時期)
⑨授業概要・計画(地域看護学の中から 1 科目選択し
作成する)
⑩自己点検・自己評価の内容
26~30 時限
【プレゼンテーション、ディスカッション】
2.編成した保健師教育課程についてのプレゼンテーション
平成 28 年 2 月 5 日(日)スクーリングで発表、質疑応答
発表する内容の概要とパワーポイントについては、
指定日までにデータ提出(各グループごと)
※発表内容の概要:指定する様式に入力
3.
「保健師教育課程における課題」についての考察
保健師教育課程演習で学修したことを踏まえ、
800 字程度で考察を述べる
レポート提出期限:平成 28 年 2 月 14 日(日)23:59 まで
評価方法
□科目修了試験(
%)
評価割合
■グループワーク( 60 %)
□テキスト課題(
■出席状況
%)
( 10 %)
■その他: プレゼンテーションでの発表、参加態度
■レポート( 10 %)
□実習評価(
( 20 %)
教科書
特に指定せず
参考書
看護行政研究会:看護六法 平成 28 年版,新日本法規出版.
杉森みど里他著:看護教育学
第 5 版増補版,医学書院, 2012.
柴田義松:教育課程,学友社,2006.
教育小六法 平成 28 年版,学陽書房.
備考
スクーリング:10 月 10 日(月・祝)5 コマ
12 月 17 日(土)5 コマ
1 月 7 日(土)4 コマ
1 月 8 日(日)6 コマ
1 月 9 日(月・祝)5 コマ
2 月 5 日(日)5 コマ
57
%)
科目名
地域看護論演習
担当教員
渡辺いよ子(実務家教員)
授業形態
演習(スクーリング、UHAS@My キャンパス)
授業概要
単位(時間)数
1(30)
配当年次
必修
3・4
地域看護(公衆衛生看護)における保健師の専門性や活動を学び、自己の地域看護観を明
確にする。
学習目標
1.保健師の役割と専門性について理解する
2.保健政策と地域保健活動について理解する
3.保健活動の場と対象のニーズについて理解する
4.保健活動と倫理的課題について理解する
5.自己の地域看護観を明確にできる
教育方法
授業計画
教育内容
この科目の演習はスクーリングで実施されますが、スクーリングの時間
以外でも「UHAS@My キャンパス」で演習が継続できます。
企
双
実
実
業
方
務
地
等
向
家
教
教
育
育
内
内
「UHAS@My キャンパス」にログインし、この科目を選択すると、自身が
容
容
所属するグループ名が表示されます。グループ名をクリックするとグルー
全
全
プメンバーと担当教員がコミュニケーションを取ることができる場所に入
て
て
○
○
ることができます。
添付ファイルをアップロードすることもできますので、情報交換やディ
スカッションのみならず、演習で作成するファイル等を共有しながら、メ
ンバー全員で修正・変更を加えながら学修を進めていくことができます。
1~3 時限
【座学、質疑応答、議論】
1.地域看護学とは
1)地域看護の概念
2)地域看護の歴史
3)諸外国の地域看護活動
4)地域看護に必要な理論
5)地区活動論
6)地域保健福祉行政と活動に関連する法律
7)地域看護管理
4~7 時限
【座学、質疑応答、議論】
2.地域看護の活動の場と特性
1)公衆衛生看護の場
58
2)在宅看護
3)学校保健
4)産業保健
8~10 時限
【座学、質疑応答、議論】
3.地域看護活動の展開
1)技法・技術
2)対象別活動
3)災害看護活動
4)社会環境の変化と健康への影響
5)国際看護活動
11~15 時限
【グループワーク、ディスカッション】
4.ディスカッション「地域看護学をどう考え、教授するか」
①グループ毎にディスカッションをまとめたレポートを提出
自由形式、字数制限なし
②発表、質疑・応答
③グループワーク終了後、
「私の地域看護観」についてレポート
提出
本文は 800 字程度。提出期限はスクーリング時に提示
評価方法
□科目修了試験(
%)
評価割合
■グループワーク ( 60 %)
□テキスト課題(
%)
■レポート( 40 %)
□出席状況
(
%)
□実習評価(
(
%)
□その他:
教科書
津村智恵子著:公衆衛生看護学,中央法規出版.
参考書
看護行政研究会:看護六法、平成 28 年版,新日本法規出版.
備考
スクーリング:5 月 15 日(日)5 コマ
6 月 4 日(土)5 コマ
6 月 18 日(土)3 コマ
8 月 19 日(日)2 コマ
59
%)
科目名
専門領域別看護論演習(保健師)
担当教員
渡辺いよ子(実務家教員)
授業形態
演習(スクーリング、UHAS@My キャンパス)
授業概要
単位(時間)数
1(30)
配当年次
必修
3・4
キーワードを5つ選定して文献検索し、論文を構造化抄録していく。その抄録をグループ
で発表しあい、ディスカッションしながら、教育方法について理解を深めていく。構造化抄
録にあたっては視覚的に理解しやすいようにパワーポイントを用いての構造化抄録を作成
し、文献レビューをしていく。地域看護学の特徴について探究し、現在の教育の課題や今後
の教育の方向性を考察しながら、教育方法の学習を深めていく。
学習目標
1. 地域看護学の概要と構造の理解をする。
2.文献検索方法の実際を学ぶ。
3.文献の構造化抄録を作成してクリティークし、教育内容の明確化を図る。
4.構造化抄録を発表し、ディスカッションしてクリティークする能力を養う。
5. 収集した文献を抄読し教育研究方法の現状をアセスメントして考察する統合能力を
養う。
6.文献を活用して、実際の事例を素に保健活動実践の振り返りを行い、看護教育に活かす
能力を養う。
7.地域看護学における必要な教育内容や教育方法の明確化を図る。
8.グループワークを通して、ディスカッションする能力を養う。
9.視聴覚教材を活用してプレゼンテーションし、他者にわかりやすく教授する能力を養う。
10.地域看護学の特徴を理解し、現在の教育の課題と今後の教育方法のあり方を探究する。
教育方法
授業計画
教育内容
この科目の演習はスクーリングで実施されますが、スクーリングの時間
以外でも「UHAS@My キャンパス」で演習が継続できます。
「UHAS@My キャンパス」にログインし、この科目を選択すると、自身が
所属するグループ名が表示されます。グループ名をクリックするとグルー
プメンバーと担当教員がコミュニケーションを取ることができる場所に入
企
双
実
実
業
方
務
地
等
向
家
教
教
育
育
内
内
容
容
全
全
て
て
○
○
ることができます。
添付ファイルをアップロードすることもできますので、情報交換やディ
スカッションのみならず、演習で作成するファイル等を共有しながら、メ
ンバー全員で修正・変更を加えながら学修を進めていくことができます。
1~3 時限
【グループワーク】
1.地域看護学に関連するキーワードを5つ選定し、概要と構造につい
て文献検索し、論文を取り寄せておく。検索方法を詳細に記録する
60
こと。
(検索件数のプロセスも記録する。
)
2.わかりやすい構造化抄録の作成方法やクリティーク方法を学習する。
3.収集した論文から1つ選定し、グループで構造化抄録を作成する。
4~8 時限
【グループワーク】
4.各テーマの特徴および今後の課題を明確化して、教育方法について
考察する。その際にグループでディスカッションを繰り返し、学習
を深めること。
①構造化抄録を作成し、文献と一緒に提出する。
②発表する内容:各自テーマとした研究で明らかになったこと、
明らかにされていないことを抽出し、各専門領域の特徴や共
通性、研究の課題と教育方法のあり方について考察する。
9~10 時限
【プレゼンテーション、質疑応答】
5.クリティークの結果の内容を発表
①発表後、発表のパワーポイントと原稿の提出。
(当日提出)
②発表後、質疑応答内容をまとめ、発表後に考察した内容の
レポートの提出。
提出期限はスクーリング時に提示。
評価方法
□科目修了試験(
評価割合
■グループワーク( 30 %)
■その他:
%)
□テキスト課題(
■出席状況
クリティーク発表
( 10 %)
( 40 %)
教科書
特に指定せず
参考書
南裕子著:看護における研究,日本看護協会出版会.
津村智恵子著:公衆衛生看護学,中央法規出版.
備考
%)
スクーリング:6 月 19 日(日)3 コマ
8 月 6 日(土)6 コマ
8 月 7 日(日)6 コマ
61
■レポート( 20 %)
□実習評価(
%)