「家読(うちどく)」とは?

保護者の皆様へ
「家読(うちどく)」とは?
「家読(うちどく)」では、家族で読書の習慣を共有することです。また、本を媒介としてコミュ
ニケーションを深めようというものです。
「家族みんなで好きな本を読んで、読んだ本について話す。」これが家読(うちどく)の基本です。
中部小学校の子どもたちの読書の実態(4~12月まで)
160名で14090冊読んでいます。子どもたちの読書量は、例年通りです。
1年生…平均87.7冊
2年生…平均92.9冊
3年生…平均76.8冊
4年生・平均92.8冊
5年生…平均81.2冊
6年生…平均103.1冊
家でも本を読む習慣を身につけ、語彙力や想像力をさらに育成しつつ、本を通じて家族とコミュケ
ーションを深めていくために「家読(うちどく)」を取り組んでいこうと思います。
「家読(うちどく)」とは、どんな内容かというと…
①「読んでもらおう」「読んであげよう」
②「一人で読もう,みんなで読もう」
③「家族で読もう,大人も読もう」
↓
家族の時間の中で本を読む時間を作る。
・音読して互いに聞く。
・同じ本を全員で読む。
・子どもがすすめる本を読む。
・感想を交流する。
・自分が子どもの時に読んだ本をすすめる。
・同じ作者の本を家族で読む。
これは「家読(うちどく)」?
「家読(うちどく)」に特別なルールはありません。図鑑
で調べたことを話題にしたり、レシピ本を見ながら一緒に料
理を作ったり、本が会話のきっかけになればどんなことでも
「家読(うちどく)」になります。辞書で引いた言葉の意味
を家族に教えたり、ニュースに出てきた国の場所を世界地図
で確認したり…本で話をする場面は他にもありそうです。
「うちどくブックガイド Vol.9」より引用
◆ 取り組み方 ◆
1.期間
平成25年1月18日(金)~1月24日(木)
2.方法
①子どもが借りてきた本を1冊選ぶ。
※ 兄弟姉妹が多いところは相談して決めてください。
②その本を家族みんなが音読する。それを、家族みんなで聞く。
※ テレビを消し、家族が円座に座る。1ページずつ誰かが読み、それをみん
なで聞く。
3.結果
「ピーちゃんいきいきチェック!」に取り組んだ内容を簡単に記入する(裏面)。
※ 家族みんなで家読(うちどく)が無理な場合は、大人が一人でも入っていれば実践できた
ことになります。音読の上手、下手は関係ありません。
「ピーちゃんいきいきチェック!」での記入例
例1
家読(うちどく)
家読(うちどく)ができたところは、どのように取り組んだかをお聞かせください。
【 ○ 】できた。
土曜日に、娘が借りてきていたお菓子のレシピ本を見ながら、
二人でクッキーを作りをしました。作ったクッキーを食べながら、
【
】できなかった。
次作るお菓子を決め、楽しい時間を過ごすことができました。家
族からもクッキーは好評で、次の休みが来るのを娘は楽しみにし
どちらかに○をつけてください。 ています。
例2
家読(うちどく)
家読(うちどく)ができたところは、どのように取り組んだかをお聞かせください。
絵本の題名「あいしてくれてありがとう」
【 ○ 】できた。
父・母・私・弟の4人
1ページずつ交代で読みました。1冊の本を何度も繰り返し音
【
】できなかった。
読していると、読んでいる人によって会話文や言葉の意味が少し
変わって聞こえてきたりして、笑いながら楽しく音読することが
どちらかに○をつけてください。 できました。
例3
家読(うちどく)
家読(うちどく)ができたところは、どのように取り組んだかをお聞かせください。
【 ○ 】できた。
本の題名「いいからいいから③」
家族みんなで読むということは分かっていましたが、夕食時に
【
】できなかった。
家族がそろわず寝るまでの時間にも少しの時間があれば実践でき
ることなのに、とうとう2人で読みました。次は、家族5人で取
どちらかに○をつけてください。 り組みたいと思います。
例4
家読(うちどく)
【 ○ 】できた。
【
】できなかった。
家読(うちどく)ができたところは、どのように取り組んだかをお聞かせください。
2年生の息子が昆虫図鑑を借りてきていたので、父親と一緒に
見ていました。テレビやゲームをしないでも話が盛り上がってい
て、今度昆虫採集に出かけることになりました。
どちらかに○をつけてください。
※
取り組まれて気づいたことを、簡単にお書きください。