「電気と資格の広場」 http://cgi.din.or.jp/~goukaku/ ( 1 ) 電 気 抵 抗 ・ 電 圧 ・ 電 流 ・ 電 力 (量 )と は 重要事項(これを理解します) 1,電気抵抗とその並列接続・直列接続の扱いについて、学びます。 2,電圧と電流について学びます。 3,電力と電力量について学びます。 【 例 題 ( よ く 出 る 問 題 )】 : 直 径 4[mm]の 軟 銅 線 と 長 さ が 同 じ で 、抵 抗 の 等 し い ア ル ミ 線 の 直 径 [mm]は 。 た だ し 、軟 銅 線 に 対 し て ア ル ミ 線 の 導 電 率 は 64[%]と す る 。 イ . 3.2 ロ . 5.0 ハ . 5.4 ニ . 6.3 【例題(よく出る問題)の解答】ロ 【例題(よく出る問題)の模範解答】 軟 銅 線 に 対 し て ア ル ミ 線 の 導 電 率 が 64[%]と 言 う こ と か ら 、長 さ が 同 じ で 、抵 抗 の 等 し い 軟 銅 線 の 断 面 積 を A Cu [mm 2 ]、ア ル ミ 線 の 断 面 積 を A Al [mm 2 ]と す る と 、 次の関係が成り立ちます。 AAl 1 = ACu 0.64 こ こ で 、 ア ル ミ 線 の 直 径 を D Al [mm]、 軟 銅 線 の 直 径 を D Cu [mm]と す る と 、 2 DAl AAl 1 2 ------------------------------------------(1) = = 2 ACu 0.64 DCu π 2 π となります。 (1)式 を ア ル ミ 線 の 直 径 を D Al [mm]に つ い て 解 く と 2 DAl AAl DAl 2 1 2 = = = 2 2 ACu DCu 0.64 D π Cu 2 π DAl 1 = DCu 0.64 DAl = DCu 1 0.64 -1- 第一種電気工事士受験対策 http://cgi.din.or.jp/~goukaku/ = DCu 1 0.82 = DCu ⋅ 1 -------------------------------------------------(2) 0.8 (2)式 に D Cu =4[mm]を 代 入 す る と DAl = 4 × 1 4 = =5 0.8 0.8 [mm] となります。 ゆ え に 、選 択 肢 は 、ロ と な り ま す 。 このテーマのポイント コ ツ 1 、回 路 計 算 は 、オ ー ム の 法 則 と キ ル ヒ ホ ッ フ の 法 則 で 解 い て 下 さ い 。 コツ2、電気回路は、基本的に並列接続と直列接続で構成されています。 その取扱をよく理解してください。 コツ3、電力と電力量は、言葉が似ていますが、違いを理解して下さい。 ここまでのことが理解できたでしょうか? それでは、詳しく学習していきましょう。 1,電気抵抗とは 物質には、必ず電気抵抗という物があります。 電気抵抗とは、電流を流し に く い 度 合 い で す 。 電 気 回 路 で は 、多 く の 場 合 、 「 電 気 抵 抗 」の こ と を 単 に「 抵 抗」と呼びます。 例 え ば 、 1[Ω ]と 2[Ω ]を 比 較 し た 時 、 2[Ω ]の 抵 抗 の 方 が 、 電流を流しにくいのです。 そして、この電気抵抗を積極的に利用する部品を抵抗器と呼びます。 材料 は、カーボンであったり、金属であったり、セラミックスなどです。 そ れ ぞ れ の 抵 抗 器 は 、1[Ω ]や 2[Ω ]な ど の 値 を 持 ち ま す 。 そ の 値 を 抵 抗 値 [て い こ う ち ]と 呼 び ま す 。 抵 抗 値 の 単 位 は 、 Ω [オ ー ム ]で す 。 では、抵抗値は、どのように求めるかと言いますと、次の式から求めます。 R= ρl S [Ω ] こ こ で 、 R: 抵 抗 値 [Ω ]、 ρ : 抵 抗 率 [Ω m]、 l: 抵 抗 体 の 長 さ [m]、 S: 抵 抗 体 1-2-1-1.doc -2- 「電気と資格の広場」 http://cgi.din.or.jp/~goukaku/ の 断 面 積 [m 2 ]で す 。 図で示すと、次のようになります。 抵 抗 率 ρ [ Ω m] の 材 料 断 面 積 S[m 2 ] l[m] ρ : 抵 抗 率 [Ω m]の 逆 数 は 、σ : 導 電 率 と 言 い 単 位 は 、[1 /Ω m]= [S/m]を 使 い ます。 また、抵抗値は、温度とともに変化します。 ると、抵抗値も大きくなります。 Rt 2 = Rt1 {1 + α ( t2 − t1 )} 金属の場合は、温度が高くな 式で表すと、次のようになります。 [Ω ] こ こ で 、R t1 : 温 度 t 1 [ ℃ ] の 時 の 抵 抗 値 [ Ω ] 、R t2 : 温 度 t 2 [ ℃ ] の 時 の 抵 抗 値 [ Ω ] 、 α : 基 準 温 度 t1 [℃ ]に お け る 抵 抗 温 度 係 数 で す 。 抵抗値 [Ω ] R t2 Δα R t1 1℃ 0 t2 t1 温 度 [℃ ] 以 下 に 、 お も な 金 属 の 抵 抗 率 [ Ω m] と 20 ℃ に お け る 抵 抗 温 度 係 数 ( 20 ℃ ) を 参考に掲げておきます。 金属名 銀 銅 アルミニウム 鉄 ニクロム 抵 抗 率 [ Ω m] 1.62 × 10 -8 1.69 × 10 -8 2.62 × 10 -8 10.0 × 10 -8 110 × 10 -8 抵 抗 温 度 係 数 ( 20 ℃ ) 0.0038 0.000393 0.0039 0.0050 0.0002 ま た 、抵 抗 は 、多 く の 場 合 、記 号 R ま た は 、r で 表 し ま す 。 や r[ Ω ] と 表 現 し ま す 。 -3- す な わ ち 、R[ Ω ] 第一種電気工事士受験対策 http://cgi.din.or.jp/~goukaku/ 2,オームの法則 電気で重要な法則にオームの法則とキルヒホッフの法則があります。 まず、 オームの法則から勉強しましょう。 オームの法則とは、次の式です。 V = I ⋅ R または I = 電 流 I[A] V R 抵 抗 R[Ω] 電 圧 V[V] 図 で 示 し ま す と 、 右 図 の よ う に 、 抵 抗 値 R[Ω] に 電 源 電 圧 V[V] を 接 続 す る と 、 電 流 I[A] が 流 れ ると言うことです。 3,キルヒホッフの法則 キ ル ヒ ホ ッ フ の 法 則 は 、第 1 法 則 と 第 2 法 則 が あ り ま す 。 キルヒホッフの 第 1 法則は、 「 あ る 点 に 流 入 す る 電 流 と 流 出 す る 電 流 の 代 数 和 は ゼ ロ 」と 言 う 法 則です。 右 図 の 場 合 は 、点 P で I 1 [A] I 1 − I 2 + I 3 + I 4 − I 5 =0 I 2 [A] P の よ う に 、流 入 す る 電 流 を + 、流 出 I 5 [A] する電流を−として、代数和がゼロ I 3 [A] I 4 [A] になると言うことです。 次 に 、キ ル ヒ ホ ッ フ の 第 2 法 則 で す 。 第 2 法 則 は 、「 回 路 を 一 巡 し た と き 、 電 源 と 電 圧 降 下 の 代 数 和 は 、ゼ ロ 」 と 言 う 法 則 で す 。 右の図の場合は、Q 点から時計回りに一 E 1 [V] 巡したとき E 1 − R 2 I 2 + R 3 I 3 − E 2 − R 4 I 4 − R 1 I 1 =0 のように、電流の向きや電源の向きに 気をつけながら足し算して言ったとき代 数和は、ゼロになると言うことです。 I 2 [A] R 2 [Ω] I 3 [A] Q R 1 [Ω] I 1 [A] R 3 [Ω] I [A] R 4 [Ω] E [V]4 2 1-2-1-1.doc -4- 「電気と資格の広場」 http://cgi.din.or.jp/~goukaku/ 4,抵抗の並列接続とは 電 気 回 路 に は 、抵 抗 が 必 ず あ り ま す 。 そして、複数個あるのが通常です。 そ の 抵 抗 の 接 続 方 法 で 、並 列 接 続 と 直 列 接 続 が あ り ま す 。 ら見てみます。 並列接続の取扱か I[A] P まず、右図を見てください。 I 1 [A] 右 図 で 、電 流 I 1 [A] と I 2 [A] を 求 め て み ま し V[V] ょう。 R 1 [Ω] I 2 [A] R 2 [Ω] まず、オームの法則 I= V [A] R [A]-------------------------------------- ( 1 式 ) を使います。 電 流 I 1 [A] は 、 I1 = V R1 [A] 電 流 I 2 [A] は 、 I2 = V R2 [A] ですね。 さ て 、 P 点 で キ ル ヒ ホ ッ フ の 第 1 法 則 で I − I 1 − I 2 = 0 か ら I = I 1 + I 2 な の で、 電 流 I[A] は 、 I = I1 + I 2 = V V 1 1 + = + V R1 R2 R1 R2 [A]------------------ ( 1 式 ) となります。 (1 式)と(2 式)を比較してみてください。 I= V R [A]------------------------------------- ( 1 式 ) 1 1 I = + ⋅ V [A] ------------------------------------- ( 2 式 ) R1 R2 -5- V[V] 第一種電気工事士受験対策 http://cgi.din.or.jp/~goukaku/ 1 1 1 V ( 2 式 )で + = と し た 時 、全 く 同 じ 式 、す な わ ち I = に な り ま す ね 。 R R1 R2 R そうなんです。 抵 抗 R1[Ω ]と R2[Ω ]が 並 列 に な っ て い る 時 の 抵 抗 R[Ω ]は 、 1 1 1 + = R1 R2 R さらに、n個の抵抗を並列に接続している時は、 1 1 1 + LL R(n ) R1 R2 となるのです。 1 = R V [V] a’ a a” a (n) I [A] I 1 [A] また、抵抗が 2 個の時は、 b R1[Ω ] 1 1 1 + = R1 R2 R I 2 [A] I 3 [A] b’ b” R2[Ω ] R3[Ω ] I n [A] b (n) Rn[Ω ] よりも R1 R2 =R R1 + R2 [Ω]-------------------------------------------(3 式 ) の ほ う が 、 便 利 な の で 、 (3 式 ) も 覚 え て お く と 便 利 で す 。 5,抵抗の直列接続とは 次に、抵抗が直列の時もありますね。 その時は、次のように抵抗値を計算することができます。 ( R1 + R2 + L + Rn ) = R R1[Ω ] R2[Ω ] R3[Ω ] Rn[Ω ] I [A] V [V] 6,電流とは 電 流 と は 、電 気 回 路 に 流 れ る エ ネ ル ギ ー の よ う な も の を 言 い ま す 。 (実際には、 電 流 ×電 圧 ×時 間 = 電 力 量 が 、 エ ネ ル ギ ー で す が ) 例えは、部屋にある照明 ス イ ッ チ を つ け る と 、照 明 器 具 が 点 灯 し て 、部 屋 の 中 を 明 る く し ま す 。 ま た 、 1-2-1-1.doc -6- 「電気と資格の広場」 http://cgi.din.or.jp/~goukaku/ 洗濯機のスイッチを入れると、洗濯機の中にあるローターが回転し、洗濯物を 洗います。 この状態が、電流が流れている状態です。 このように、電流が流れると、光ったり、物が動いたりとエネルギーを出し ます。 しかし、電流の流れは、目で見えません。 さて、このように電流は、金属の中を目に見えない状態で、流れますが、こ の 電 流 を ど れ だ け 流 れ て い る か 量 を 表 現 す る 単 位 に [A] を 使 い ま す 。 A は 、ア ンペアと読みます。 7,電圧とは 電圧とは、電流を流そうとする力(圧力)を言います。 この電圧が無いと 電流が流れませんので電圧と電流は、密接な関係にあります。 すなわち、電 流を流そうとする電圧が、2 倍になれば、電流も 2 倍になると言うわけです。 さらに、3 倍、4倍と大きくなるに従って、大きな電流を流す力となります。 皆さんの家の近くにも電力会社の鉄塔が建っていると思います。 その鉄塔に 取 り 付 け て あ る 送 電 線 な ど は 、気 の 遠 く な る 高 い 電 圧 が 、か か っ て い ま す 。 間 違っても触ろうなどと思わないでくださいね。 非常に危険で、自殺行為にな ります。 8.電力と電力量とは さ て 、こ の 節 で は 、こ こ ま で で「 1 ,電 気 抵 抗 と は 」 「 2 ,オ ー ム の 法 則 」 「3, キ ル ヒ ホ ッ フ の 法 則 」「 4 . 抵 抗 の 並 列 接 続 と は 」「 5 . 抵 抗 の 直 列 接 続 と は 」 「 6 . 電 流 と は 」「 7 . 電 圧 と は 」 と い う こ と で 、 学 ん で き ま し た 。 最後に、それぞれ 4 つを総合して「8.電力と電力量とは」と題して学んで みたいと思います。 まず、電力というのは、次の式で計算される物です。 電力の計算式: P =V ⋅ I [W] または 電 力 [W]= 電 圧 [V] ×電 流 [A] さて、どこの家庭にでも、電気ストーブや電気こたつ、あるいは、エアコン があると思います。 そ し て 、そ の 強 力 さ を 表 現 す る の に 、 「○○ワットの電気 ストーブ」と表現します。 そのワットが、ここで計算する電力です。 ワット数が大きいとすぐに暖まる電気ストーブですね。 -7- すぐに暖まると言 第一種電気工事士受験対策 http://cgi.din.or.jp/~goukaku/ うことは、出すエネルギーが大きい電気ストーブだと言うことです。 で す が 、奥 さ ん や お 母 さ ん な ど が 、 「 電 気 代 が も っ た い な い か ら 、す ぐ に 消 し てね」と言うこともあると思います。 そこで出てくるのが、電力量です。 電力量の計算式: W = P ⋅t =V ⋅ I ⋅t 電力量は、次の計算式で計算します。 [Wh] または 電 力 量 [Wh] = 電 力 [W] ×時 間 [h] = 電 圧 [V] ×電 流 [A] ×時 間 [h] こ の 、電 力 量 [Wh] が 、エ ネ ル ギ ー と し て 消 費 さ れ る と 電 気 料 金 と し て 電 力 会 社に支払う基となります。 例 え は 、 600[W] の 電 気 ス ト ー ブ を 2 時 間 使 う と W = 600 × 2 = 1, 200 [Wh] と 言 う よ う に 電 力 量 [Wh] が 計 算 さ れ ま す 。 こ こ で 、電 力 量 [Wh] の 計 算 に 、時 間 [h] を 使 い ま し た が 、秒 [s] を 使 っ て も か ま いません。 秒 [s] を 使 う そ の 時 の 電 力 量 [Ws] は 、 電 力 量 [Ws] = 電 力 [W] ×時 間 [s] = 電 圧 [V] ×電 流 [A] ×時 間 [s] と計算できます。 【確認問題1】 A が 1[A] を 指 示 し た と き の 電 圧 計 ○ V の 指 示 値 [V] 図 の よ う な 回 路 で 、電 流 計 ○ は。 イ.3 4Ω 1Ω 2Ω 2Ω ロ.4 ハ.5 ニ.6 【確認問題1の回答】ニ 【確認問題1の解説】 1-2-1-1.doc -8- 「電気と資格の広場」 http://cgi.din.or.jp/~goukaku/ A が 1[A] を 指 示 し た 」 と あ り ま す 。 問題に「電流計○ V 4 =4[V] I 4 =1[A] I=3[A] R 4 =4[Ω] I 3 =2[A] 1Ω R 3 =2[Ω] V 4 =4[V] 2Ω そ の た め 、 抵 抗 R 4 =4[Ω] に 電 流 1[A] が 流 れ て い る こ と に な る の で 、 次 式 よ り 抵 抗 4Ω の 端 子 電 圧 V 4 は 、 電 圧 4[V] で あ る こ と が 解 り ま す 。 V4 = I 4 ⋅ R4 = 1× 4 = 4 さ て 、 抵 抗 R 3 =2[Ω] の 端 子 電 圧 は 、 と 言 い ま す と 、 単 に 電 線 で 接 続 さ れ て い る だ け な の で 、 同 じ 電 圧 4[V] が 加 わ っ て い る こ と に な り ま す 。 よ っ て 、 抵 抗 R 3 =2[Ω] に 流 れ て い る 電 流 I 3 [A] は 、 次 式 で 計 算 で き ま す 。 I3 = V4 4 = =2 R3 2 [A] ゆ え に 、 回 路 に 流 れ る 電 流 I[A] は 、 I=I 4 +I 3 =1+2=3 [A] となります。 次 に 、 抵 抗 R 1 =1[Ω] と 抵 抗 R 2 =2[Ω] の 合 成 抵 抗 R[Ω] を 求 め ま す 。 R= 1 1 1 + R1 R2 = R1 R2 1× 2 2 = = R1 + R2 1 + 2 3 R 1 =1[Ω] [Ω] R= 2 [Ω] 3 合成 R 2 =2[Ω] さ て 、 合 成 抵 抗 R[Ω] に 電 流 I=I 4 +I 3 =3[A] が 流 れ る の で す か ら 、そ の 端 子 電 圧 VR[Ω ]は 、 VR = I ⋅ R = 3 × 2 =2 3 -9- 第一種電気工事士受験対策 http://cgi.din.or.jp/~goukaku/ 以 上 か ら 、電 圧 計 の 指 示 値 V[V] は 、 V=V 4 +V R =4+2=6 [V] V 4 =4[V] V R =2[V] I 4 =1[A] I=3[A] R 4 =4[Ω] I 3 =2[A] 1Ω R 3 =2[Ω] V 4 =4[V] 2Ω となります。 ゆ え に 、選 択 肢 は 、ニ と な り ま す 。 【確認問題2】 図 の よ う な 単 相 2 線 式 回 路 で 、D 点 の 電 圧 V は 。 た だ し 、抵 抗 値 は 、 2 線 の 値とする。 105V A B C 0.02Ω 0.01Ω 50A イ . 100 D 0.1Ω 30A ロ . 101 20A ハ . 102 ニ . 103 【確認問題2の回答】ロ 【確認問題2の解説】 各部に流れる電流を計算すると下図となります。 また、図を見やすくする ため、抵抗の記号も入れてあります。 105V A 50+50=100A B 0.01Ω 20+30=50A C 0.02Ω 50A 20A D 0.1Ω 30A 20A さて、各部の電圧降下を計算してみます。 1-2-1-1.doc - 10 - 「電気と資格の広場」 http://cgi.din.or.jp/~goukaku/ AB 間 V AB =100 × 0.01=1 [V] V BC =50 × 0.02=1 [V] V CD =20 × 0.1=2 [V] BC 間 CD 間 以 上 か ら AD 間 の 電 圧 降 下 V AD [V] は 、 V AD = V AB + V BC + V CD =1+1+2=4 [V] よ っ て 、 D 点 の 電 圧 V[V] は 、 V=105 − 4=101 [V] ゆ え に 、選 択 肢 は 、ロ と な り ま す 。 キーワード 導電率、電気抵抗、抵抗率、抵抗温度係数、オームの法則、キルヒホッフの法 則、並列接続、直列接続、電流、電圧、電力、電力量 復習 1,オームの法則を式で書けますか。 2,抵抗の並列接続と直列接続は、計算できますね。 3,キルヒホッフの法則で第 1 法則と第 2 法則は、説明できますか。 - 11 -
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