平成28年度 木佐木小学校体力向上プラン 大木町立木佐木小学校 ■視点1 体力テストの調査結果の分析・考察 ■ 組織的な体制づくり ○ 分 析 の 目 的 に 応 じ た 取 組 (体 力 づ く り プ ロ ジ ェ ク ト )を 行 う 。 ■ 児童生徒の実態の把握 【子どもの実態】 ・外遊びを好む児童は多く、ボールや遊具、おに遊びなどでよく遊んでいる。また、 他学年と交流しながら遊ぶ姿が見られる。 ・登り棒やうんていなどで遊んでいる児童はあまり見かけない。 ・遊びの内容に偏りが見られる児童も多い。 【新体力テストの結果から】 ・全校的に、握力、反復横跳びの記録が良好である。 ・低学年では、ソフトボール投げが課題である。 ・中学年以上、学年が上がるにつれて、長座体前屈が課題である。 ・全校的に良好であっても、個人においては課題が見られる場合がある。 ■平成26年度体力向上プランの評価 ○平成26年度体力向上プランを振り返ってみると、反復横跳びや握力などが伸びて いるなどの効果が認められ、今後も継続して実施していく。 視点2 体力向上の方針と本年度の重点の設定 ■ 各校でめざす目標の設定 ○日常的に休み時間に校庭で運動する児童を育てる。 ○ 長 座 体 前 屈 ( 柔 軟 性 ) や 立 ち 幅 跳 び ( 瞬 発 力 ) ボ ー ル 投 げ 、( 投 力 ) な ど で 全国平均を目指す。 ■ めざす目標の達成に向けた見通しづくり ○学校体育の全体計画作成のポイントは、体育科の学習と共遊タイム(『1校1取組』) を中心に体力向上のための指導を明確にしていく点である。 ○体力向上に関わる推進組織については、体力健康づくり推進班を中心に、体力向上 プロジェクトを作り、実行していく。 ・共遊タイムの年間の活用計画を立てる。 視点3 体力向上をめざす具体的な取り組み ■ 全体計画に基づく指導内容・指導方法の決定 ○体育の時間においては、準備運動を工夫し、主運動の時間を十分に確保できるよう にする。また、ペアやグループでの運動を取り入れたり、多様な動きを生み出すよ うな場作りをするなど、学習形態や場の設定を工夫する。 ○体育的行事と共遊タイムの関連を図る。(『1校1取組』) ・11月の持久走タイムは持久走記録会と関連させ実施する。また、体力テストの結 果から、ロケット投げや長縄、縄跳びなどに取り組む。その他、柔軟運動を朝の時 間や体育科の学習の準備運動などで積極的に行う。 ○共遊の時間をきっかけに、様々な運動や遊びなど経験させる。 ■ 計画に基づく具体的な指導の実施 ○めあてを持って体力づくりに取り組む子どもたちを目指し、学習ノートやがんばり カードを活用したり、体育的行事と関連させた取り組みを仕組んでいく。 視点4 体力向上プランの見直し・改善 ■ めざす目標から見た伸びの分析・評価 ○体育の学習において、自己評価と相互評価を積極的に行っていく。 ○体力アップスポーツカードへの記入による自己評価を行う。 ■ 分析・評価に基づく指導の改善 ○学習の振り返りを交流したり、次時の活動への意欲付けを行ったりする。 ○年度末に「共遊タイム」についての振り返りをし、昼休みや放課後の運動状況など も踏まえながら、次年度の体力づくりプロジェクトの内容の検討をする。 ■ 指導力向上に関わる取組の充実 ○体育の研究会への参加と校内研修によって情報を広め、授業への活用を行う。 ■ 保護者等への結果・改善策の説明と啓発 ○体力テストの結果と改善の方針について面談等で保護者に知らせる。また、年 度末に、体力テストの結果と体力づくりプロジェクトの評価から、健康体力づくり 推進班を中心に、次年度の方向性を検討する。 -1-
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