★★★ チ 神 経 系 の 区 分 中 ュウ 枢 スウ 神 経 系 神 経 系 末 梢 神 経 系 大 マ ッ シ ョ ウ 体性神経 脳 セキズイ 大脳 脊髄 感覚神経 体性神経 (知覚神経) 運動神経 感 覚 皮膚 神 経 . 入替 運動神経 交感神経 自律神経 副交感神経 脳 刺 激 反 応 脊髄 筋肉 ニューロン 神経線維の信号伝達スピード セキ ズイ 脊 髄 神経線維の太さが太いほど伝達 スピードは速くなる。 もう一つは互いの線維の伝達混 信を防ぐため絶縁物質が巻かれ ズ イシヨウ ておりこれを髄 鞘 いう。髄鞘を 持つ神経線維を有髄線維(跳躍 伝導の仕組み)という。下記図 のように無髄線維(跳躍伝導の 仕組みを持たない)より有髄線 維の方が伝導スピードが速い。 跳躍伝導 - 14 - ★★★ 1.中枢神経 セキズイ 脳と脊髄からなる。脳は、大脳、脳幹(間脳・延髄)、小脳 からな る 。 小 脳 は 、 運 動 を 司 り 侵 さ れ る と. 小脳が呼吸中枢の延髄、あるいは体温調節 歩行困難とか複雑な運動が出来なくなる。 2.大脳皮質 カイハクシツ 中枢の視床下部と入れ替えられ誤肢の語句 として使用される場合がある。 ズイシツ 大脳は外側の皮質(灰白質)と内側の髄質(白質)からなり 、左右の大脳半球に分かれている。神経の基本単位をニューロンといい、 . 神経の基本単位ニューロンがP15の神経節と入れ替え誤肢として使用されることがある。トライ9参照 神経細胞、情報を受ける樹状突起と情報を伝達する軸索(神経突起)と接 合部シナプスの神経線維をいう。大脳皮質にはニューロンが約120億あ り、運動、感覚、記憶、思考、意思感情の作用を支配している。言語中枢 は3つあり、運動性言語中枢の障害では話したいのに言葉が出ない、話し ても意味をなさない、聴覚性言語中枢の障害では話を聞いても理解できな い、視覚性言語中枢の障害では文字を見ても意味が理解できなくなる。 3.脊髄 脊髄は反射神経の中枢と、末梢神経として運動系と感覚系(知覚 系)の神経の伝導路でもある。灰白質の中心部と、白質の外部からなり、髄 . 脊髄の灰白質の中心部と白質の外部を入れ替え誤肢として出題されることがある。トライ7参照 膜という膜でその外側を覆われている。灰白質は、神経細胞が多数集合して いるので肉眼で灰色に見え、白質は神経線維が多いところで白く見える。 □1.神経系は、脳と脊髄の中枢神経系と末梢神経系とからなる。 □2.神経系を構成する基本的な単位である神経細胞は、通常、1個の細胞 体、複数の軸索及び1本の樹状突起から成り、シナプスとも言われる。 □3.大脳皮質の聴覚性言語中枢に障害を受けた人は、相手の言葉を音とし て聴くことはできても、その意味を理解することができない。 □4.ニューロンの軸索には有髄線維と無髄線維があるが、情報伝達スピー ドの速いのは無髄線維である。 □5.小脳が侵されると運動失調が起こり、歩行困難となる。 □6.延髄を損傷すると生命を失うことがある。 □7.脊髄の中心部は白質からなり、外側は灰白質からなっている。 □8.大脳の内側の髄質は、中枢としての働きを行う部分で、感覚、運動、 思考等の作用を支配する。 □9.神経細胞とその突起を合わせたものは、神経系を構成する基本的な単 位であり神経節といわれる。 1. ○ 2. × 3. ○ 4.× 5. ○ 6. ○ 7. × 8.× 9.× - 15 - ★★★ 体性神経と自律神経からなる。体性神経には感覚器官からの刺激、興奮を脊 髄、脳など中枢に伝える感覚神経(知覚神経)、中枢からの命令を運動器官 に伝える運動神経がある。末梢神経の神経細胞が多く集まっている部分(中継 所)を神経節(ガングリオン)という。 . 神経節がP14の神経のニューロンと入れ替え誤肢として使用されることがある。トライ7参照 1.脳神経 脳からは12対の神経が出ており、嗅神経・視神経・動眼神経 ゼツイン サン サ ・滑車神経・顔面神経・三叉神経・外転神経・内耳神経・舌咽神経・迷走 ゼ ッカ 神経・副神経・舌下神経がある。 2.脊髄神経 脊髄は左右に31対の脊髄神経を出し、運動神経・感覚神経が 体幹の筋や皮膚に分布する。前柱(前角)には運動神経細胞があり、ここか ら運動神経が前根を通じて送り出される。後柱(後角)には感覚(知覚)神 経細胞があり、末梢から 3.自律神経 . 入替 感覚神経が後根を通じて入り、刺激を伝える。 セン 自律神経系は、内臓、血管、腺などの不随意筋に分布して、生 命維持に必要な消化、呼吸、循環などの作用を無意識的、反射的に調節し . 自律神経系がP1の同結節と入れ替え誤肢として使用されることがある。P1トライ8参照 心筋を拡張収縮させる直接の信号は同結節が行っている。 ている。 交感神経は昼間に、副交感神経は夜間に活発なる。また、運動すると交感 神経が活発になり心臓の心拍を増加させ消化管の運動を抑制し、休むと副 交感神経が活発になり心臓の拍動を減少させ消化管の運動を促進させる。 . 交感神経と副交感神経が入替られて誤肢として出題されることがある。トライ2参照 □1.脊髄は、左右に合計31対の脊髄神経を出し、前柱から出て前根を形作るの は感覚神経で、後根から入る神経は運動神経である。 □2.自律神経系は、交感神経と副交感神経があり、骨格筋活動時には副交感神経 が活発に活動し、安静時には交感神経が活発に活動する。 □3.自律神経は、随意筋に分布して、生命維持に必要ないろいろな作用を無意識 的に、反射的に調節する。 □4.神経は筋肉に比べると疲労しにくいが、酸素の供給が乏しいと速やかに疲労 する。 □5.神経線維の刺激伝達速度は、線維の太さに比例する。 □6.末梢神経の細胞が集まっているところをニューロンという。 □7.消化管に対しては、交感神経の亢進は運動を促進させ、副交感神経の亢進は 運動を抑制させる。 1.× 2.× 3.× 4.○ 5.○ 6.× 7.× - 16 -
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