モニターは何より重要視すべき GENELECの歴史は アクティブ

スニング・ポジション
の違いによる聞こえ方
の違いを抑えるための
工夫。これが、GENELECのスピーカーのキ
ー・テクノロジーの1つ
で
あ
る
D
C
W
(Directivity Control
Waveguide)テクノロ
ジーの始まりとなり、
これは現行モデルにも
受け継がれることにな
音楽制作環境において、最も気を使いたいのがモニター・スピーカー。GENELECと言えば日本はもちろん、世界中の
る。
スタジオで愛され続けている、モニター・スピーカーの重要ブランド。今月はGENELEC社の歴史や同社製品がプロか
80年代後半のGEN-
らも評価が高い理由、現行の人気ラインアップからGENELECというブランドの魅力に迫ってみよう。
写真3
1022A
DCWを導入した
ELEC社では、ミュージ
シャンが演奏中に聞いている音をそのままコントロー
モニターは何より重要視すべき
い周波数帯をカバーできるようになる。このように2つ
のスピーカーで構成されたものを「2ウェイ形式」と呼
ぶ。複数のスピーカー・ユニットで音を鳴らす場合、音
GENELECの歴史は
アクティブ・スピーカーの歴史
ル・ルームで再現できるような、高出力でクリアなスピ
ーカー作りを課題にしていたようだ。そのためには十分
な音圧が必須となる。そこで生まれたのが、高出力の低
本編に入る前に、改めてモニター・スピーカーの重要
が重複しないように入力された音をツイーター用とウー
性について触れてみたいと思う。その働きは“音を聞く”
ファー用に分割することになるが、この境界となる周波
GENELECはフィン
型DCWといった技術。そして、パワーが上がったこと
という非常にシンプルなものだが、楽曲制作に必要な各
数のことを「クロスオーバー周波数」といい、その周波
ランドに拠点を置くモ
で生じる熱に対応するための熱保護など、新たな技術や
機材の中で最もシビアに考えるべき部分だ。
数周辺の音が滑らかにつながっているかどうかが、モニ
ニター・スピーカーの
改良が行なわれていった。それを投入して作られたのが
というのも、モニター・スピーカーは「今、どんな音
ター・スピーカー選びで重要視されることも多い。また、
専門メーカーで、イル
1989年に発売された3ウェイ5スピーカー・システム
が鳴っているのか」をジャッジする際の基準となる部分。
フロントやリアに付けられた穴は「バスレフ・ポート」。
ポ・マルティカイネン、
「1035A」だ。一般的には高出力になればなるほど音は
例えば、低域が強いスピーカーで音を作ると何が起きる
これはスピーカー・ユニットの後ろ側で鳴った音をキャ
トッピ・パルタネンと
歪んでいき、同時に定位も取りずらくなる。しかし、
か。恐らく無意識に低域を抑えめにしてしまい、ローが
ビネット内で共鳴させて、バスレフ・ポートから出力さ
いうサウンドとエレク
1035Aは高出力、低歪み、優れた定位という相反する
スカスカな曲ができあがるだろう。これでは困ってしま
せることで低域を補うためのもの。これにより、小型ス
トロニクスへの情熱を
要求を実現したモデルとして、日本でも大ヒットを記録
う。そこで、入力された音をそのまま鳴らせるのがモニ
ピーカーでもサイズ以上の低域を実現できるわけだ。
持った2人の学生からス
する。当時の日本では大型モニターが流行っており、そ
2000年代に入ると、また新しいシリーズが展開され
Waveguide)テクノロジーによるもので、ツイーターか
タートする。1976年、
のニーズにマッチした1035Aは国内の大手レコーディ
た。それが、現在販売されている「6000/8000シリ
らのサウンドの拡散を防いでまっすぐに放つことで、定位
感の向上と、壁の反射を含めた周波数特性の変化を最小限
に抑えた、広いリスニング・ポイントを実現している。
ター・スピーカーの最低条件になる。
歪ミッドレンジ・ドライバー、新型の3KWアンプ、大
モニター・スピーカーにはアンプを内蔵したアクティ
写真6 8000シリーズには最良のモニタリングを行うための、様々な工夫が取り入れられている
最新技術を投入した8000シリーズ
GENELECスピーカーのツイーター部分にはくぼみが付
けられている。これがDCW(Directivity Control
機材を買い集めている最中だったりすると、どうしても
ブ(パワード)と、別途パワーアンプを使うパッシブの
2人はフィンランドのラ
ング・スタジオや放送局でラージ・モニターとして導入
ーズ」で、GENELECがこれまでのスピーカー開発で培
オーディオ・インターフェイスやエフェクターなどにお金
2つの方式があるが、最近ではアクティブ・タイプが主
ジオ局向けにアクティ
された。1035Aは未だにラージの定番として現役で使
ってきた様々なノウハウや独自のテクノロジーが惜しげ
を使い、スピーカーを後回しにするケースが多いようだが、
流。これは、別途パワーアンプを用意しなくても使える
ブ・スピーカーの開発
用されている。
もなく投入されている。一見シンプルに見えるデザイン
まず先に信用できるスピーカーを選んでおくのがオスス
というだけでなく、各メーカーがそのスピーカー用に設
を依頼される。そして、
の中に隠された、GENELECならではのテクノロジーを
メ。いかに良い楽器やマイク、マイク・プリアンプやアウ
計したアンプを使うことで、スピーカーとアンプの相性
2年間の研究開発のの
見ていこう。
トボード、オーディオ・インターフェイスを用意しても、
が最適化できるというメリットもある。そして、ツイー
ち、1978年にGENELEC社を設立。初のアクティブ・
そのサウンドを活かすためには良いスピーカーが必要不可
ターとウーファーにそれぞれ最適化したアンプを独立し
スピーカーとなる「S30」を完成させる。
欠で、しっかりとしたモニタリング環境を持つことが作曲
て搭載することで、高域と低域が干渉しないようにした
S30は3ウェイ3スピーカーで、ツイーターにはGEN-
6000/8000シリーズは丸みを帯びた特徴的なデザ
やミックスを上達させる一番の近道だったりもする。
ものを「バイアンプ方式」と呼ぶ。これも現在の主流と
ELECの独自特許であるリボン・ドライバーが用いられ
インが目を引くモデル。スピーカーは“四角いもの”と
写真1 GENELECの原点とな
ったS30
②DCWテクノロジー
①MDEテクノロジー
また、製品寿命が長く、無茶な使い方をしない限りは
言っていいだろう。ちなみに、スタジオ用のアクティ
た。今では当たり前に用いられている構成だが、当時と
いう慣例から、2004年の発売当時にそのインダストリ
平気で10年以上使うことができるので、多少無理した
ブ・スピーカーを世界で初めて実用化したのがGEN-
しては最先端であり、音響特性はもちろん、高い信頼性
アルでモダンなデザインは多くの注目を集めた。先に紹
としても満足できるスピーカーを買うべきだ。そして、
ELECである。いわばアクティブ・スピーカーのパイオ
やサービスの容易さ、保守部品の提供といった高い要求
介した1022Aでわかる通り、GENELECのスピーカ
信頼できるスピーカー・ブランドの代表格と言えるのが
ニアだ。
を受けて開発された記念すべきモデルだ。
ー・デザインは音響的な理由があってのこと。8000シ
写真7 ツイーター部のくぼみはDCWという独自技術によるもの
③メタル・ドーム・ツイーター
GENELECだ。40年以上にわたって培ってきた技術と
この他にも、モニター・スピーカーのカタログに書か
その後、1985年までのわずかな時間に、なんと12
リーズのユニークな形状もMDE(Minimum
こだわりの設計思想は多くの音楽家から評価されてお
れている専門用語をざっと見ていこう。「定格出力」は
種類にも及ぶスピーカーを生み出すことになる。中でも
Diffraction Enclosure)テクノロジーに基づいた音響
り、1つの業界標準となっている。
スピーカーが安定して鳴らすことのできるパワーのこと
1985年に発売された「1022A」は従来から大きな進
で、数値が大きいほど大きな音が出せると考えればイメ
化を遂げたモデルとして評価されることになる。写真を
90年代に入ると、各社から次々にアクティブ・スピ
一般的な箱形スピーカーでは、図2のようにキャビネ
で、音の輪郭や気配を感じれるかどうかはツイーターに
ージしやすいだろう。同じ音量で鳴らすとしても、小さ
みれば一目でわかる通り、独特の丸みを帯びたキャビネ
ーカーが発売されていき、GENELECはリーディング・
ットのエッジ(角)で初期反射が生じてしまい、定位や
掛かっている。GENELECは微弱なハーモニクスの信号
い出力のアンプをフル稼働させるのと大出力のアンプで
ットを採用したのだ。これはツイーターから出力される
カンパニーとしての地位を確立していく。そして、日本
周波数特性にも悪影響を与える。このような問題を改善
にも反応できるように、素材を追求。歪みが起こりにく
小さい音を出すのではまったく違うので、自宅であまり
音の拡散を抑えることで、優れた周波数レスポンスとリ
国内での人気を不動にしたのが1991年発売の
するのがMDEテクノロジー。角やフロント/サイドにな
くしなやかな音質のメタル素材を使用することで、モニ
「1031A」。コンソールのメーター・ブリッジやデスク
だからにカーブした構造設計を施すことで、音がダイレ
ター・スピーカーにもとめられるニュートラルな音質を
モニター・スピーカーの基礎知識
写真4 国内スタジオのラージとして多数導入された1035A
的に優れた効果があってのことだ。
高域を担うツイーターには、メタル・ドーム・ツイー
ターを採用。原音のハーモニクスを忠実に再現すること
まずモニター・スピーカーの基本的な知識をおさらい
音が出せないからといって、出力がいらないことにはつ
しておこう。GENELECは理想的なサウンドを得られる
ながらないので注意。また、スピーカーが出力できる周
上に置いて使用するニア・フィールド・スピーカーで、
クトに届くようになり、エンクロージャーによる周波数
実現している。また、ドーム型にすることで、直進性の
ために随所に工夫が施されているので、スピーカーの基
波数の幅を表すのが「周波数特性」。さらに、周波数に
国内で最も多く導入されることになった。こちらも今な
特性の乱れを排除。フラットな周波数特性と優れた音場
強い高域を適度に広げている。DCWテクノロジーとの
礎知識を持った上で記事を読めば、なぜGENELECが高
おけるレベルの変化をグラフ化したのが周波数特性図
お、多くの商業スタジオやミュージシャンの自宅スタジ
を実現している。
組み合わせることで、制度の高いモニタリングが可能だ。
く評価されているのかがより明確になるはずだ。
で、スピーカーの性能を測る際の参考となる。
オで見ることのできる定番として高い評価を得ている。
そもそもなぜスピーカーが音を鳴らせるのかという原
理だが、図1を見て欲しい。これは最も一般的なダイナ
これらを踏まえた上で、GENELECのスピーカーを見
てみよう。
ミック型スピーカー・ユニットの略図。信号が入ると、
上下の磁石との間に磁力が発生して入力した信号に合わ
10
イルが振動板を振動。さらに、振動板が空気を振動させ
図2 一般的なスピーカーの場合
ることで音を鳴らすというのが基本原理だ。ちなみに、
これはダイナミック・マイクとほとんど同じ構造。スピ
ーカー・ユニットを「エンクロージャー」という箱に組
み込んだものを、単に「スピーカー」と呼んでいる。
そして、現在では複数のスピーカー・ユニットから構
成されているのが主流。高域を「ツイーター(高域ドラ
イバー/HF)」、中低域を「ウーファー(低域ドライバー
/LF)」と別のスピーカー・ユニットで鳴らすことで、広
図1 ダイナミック型スピーカー・ユニットの概略図
写真2 GENELECの創業者であり、現会長のイルポ・マルティカ
イネン氏
写真5 ニアフィールドの業界スタンダードになった1031A
図3 GENELECスピーカーの場合
図4 8030Aの周波数特性図
DiGiRECO 134|JUL・2012
DiGiRECO 134|JUL・2012
せてボイス・コイルが前後に動く。そして、ボイス・コ
11
付属している。これはスピーカーの角度を上下±7度に
ロスオーバーを組み合わせることで、クリーンで安定し
スピーカーと5台のウーファーを同時接
周波数特性を自動的に解析し、フラットで理想的な音響
一般的に、十分な低域再生能力とスピーカーのサイズ
調整することで、リスナーの耳位置に調整し、同時に机
たサウンドを実現している。
続可能。サラウンドなど、かなり大がか
補正を行ってくれる。また、複数のポイントで測定する
は比例関係にあるが、GENELECのスピーカーは小型で
などの接地面から伝わる不要な振動を遮断するインシュ
りなシステムにも対応できる。
こともできるので、複数人が同時モニタリングする必要
あっても豊かな低音再生を実現している。この秘密が
レーターとしての役割を担っている。
④Reflex Port Design
Reflex Port Designだ。
8000シリーズの内部を見ると、空気の流れをスムー
ズにするために、フレックス・チューブと呼ばれる長く
⑦トーン・コントロール
特に音響的な設計が施されていない、自宅環境などで
カーブしたチューブが取り付けられているのがわかる。
最も大きな問題になるのが、壁や天井の反響によって特
チューブはスピーカー背部のバスレフ・ポートにつなげ
定の帯域の音が変わってしまったり、ステレオ感が掴み
ることでスムーズなエアフローを実現。さらに、バスレ
にくくなったりするということ。そこで、GENELECの
フ・ポートは広く開口させることで、空気が放出される
全ラインナップには、背面パネルに音質補正用のトー
際のポート・ノイズの問題も解決させた。
ン・コントロールが搭載されている。以下の4つのディッ
サイズを超え、ブーミーにならないキレの良い低域再
生能力はこういった工夫によって実現されている。
プ・スイッチを切り替えることで、一般家庭でも理想的
なモニタリング環境を手に入れることができるのだ。
⑨プロテクション回路
レコーディング・スタジオでは音響
がある場合にも対応できる。
万が一、ドライバーにダメージを与えてしまうような
的な設計や吸音材…。つまり、スピー
自動補正したEQカーブ設定はパソコンとスピーカー
大音量の信号が入力された場合、ドライバーの前で信号
カーに合わせて部屋をチューニングし
の両方に保存され、好みに応じてEQカーブを微調整し
を遮断し、回路を守るプロテクション回路を搭載。安心
ているが、DSPシステムの場合は逆に
ていくことも可能と、音響の専門知識がなくても、誰で
して使うことができる。
部屋に合わせてスピーカーをチューニ
も簡単に音場補正が行えるのが魅力だ。
ングするというコンセプト。つまり、
◇ ◆ ◇
どんな環境でも完璧なサウンドが実現
完璧な音場を実現するDSPシステム
できるわけだ。
サウンドの自動測定、分析、調整ま
現在ではアクティブのモニター・スピーカーが主流に
最高のモニター環境を実現するため、常に進化を続け
でを行うことができる、スピーカー用
なり、多くのメーカーからスピーカーが発売されている。
ているGENELEC。その最新テクノロジーが、DSPを利
の自動音響キャリブレーション・ツー
しかし、GENELECのサウンドや技術の高さは、40年
用することで、モニタリング位置による聞こえ方の違い
ル、AutoCal(Mac/Win)を使い、
にもわたってプロの現場で愛されてきた事実が証明して
や部屋の反響音による周波数特性の乱れを補正する、
モニタリング位置に付属の測定マイク
くれている。安心して投資できるブランドだ。
DSPシステムだ。2ウェイのモデルでは8240A
ロフォン立てる。あとはソフトの指示
以下に、現在のスタンダードである8000シリーズの
に従ってテスト・トーンを鳴らし、部
5モデルを比較してみた。見た目が同じだけに、何が違
のようなシステムかと言うと、スピーカー同士をLANケ
屋の音響特性を測定。すると、
うのかわかりにくいと思うので、主な特徴と用途と共に
ーブルを使ってネットワーク接続し、パソコン上のGLM
AutoCalが再生レベル差、距離遅延、
紹介していく。
(8040ベース)
、8250(8050ベース)が対応する。ど
写真12
複数のスピーカーをネットワーク化。サラウンド環境にも最適だ (GENELEC Loudspeaker Manager)という専用アプ
リケーションを使って制御するという仕組みで、25台の
写真10
部屋の環境に合わせてトーン・コントロールが可能
TREBLE TILT(SW2):5KHzよりも上の高域のレベル
を約2dB減衰する。吸音処理が十分でない部屋ではこの
スイッチをONにするのがオススメ。
BASS ROLL-OFF(SW2):85Hzよりも下の低帯域を
減衰させる。低域成分が多すぎる場合やサブウーファー
(7050B)を併用する場合にONにする。
BASS TILT(SW3、SW4):低域の減衰量を調整する。
写真8 8000シリーズの内部構造
2つのスイッチの組み合わせにより、−2dB、−
4dB、−6dBの3段階の調整が可能。スピーカーと背面
⑤アルミ・ダイキャスト・ボディー
以前のGENELECスピーカーは、筐体には木材が使用
の壁の距離が近い場合や聴取距離が近く、近接効果で低
域が盛り上がる場合にONにする。
され、ウェーブガイドのみアルミニウムで作られていた
のだが、1996年に発売された1029Aではボディー全
⑧バイアンプ方式とアクティブ・クロスオーバー
体にダイキャスト製法によるアルミが使われていた。ア
高域用と低域用のそれぞれに、各ドライバーに合わせ
ルミは十分な強度を持つというメリットの他に、薄く加
て最適にチューニングされたパワー・アンプを搭載し
工できるという特性から、外寸に比して容量を増やせる
た、バイアンプ方式を採用している。
というのもポイントだ。
8000シリーズでもアルミ・ダイキャスト構造のボデ
また、入力信号のレベルや電源によって不安定になら
ず、常に正確な周波数でサウンド分割するアクティブク
写真11 専用マイクを使い、音場を自動補正できるのがDSPシス
テムの魅力
ィーが採用される。アルミは共鳴しにくく低域の再生に
優れているという特性に加え、防磁効果や冷却効果も高
いので内部パーツの故障を防ぐなど、多くのメリットを
実現している。
⑥Iso-POD
8000シリーズ全モデルには専用マウント・スタン
ド、Iso-Pod(Isolation Positioner/Decoupler)が
1030A/1031Aの新品はまだ手に入る?
レコーディング/プロジェクト・スタジオのスタンダードとして、
未だ多くのエンジニアやミュージシャンから愛されている1030A
や1031A。残念ながら2005年に生産が完了しており、1030Aは
8040A、1031Aは8050Aが後継機種となっているが…
1030A/1031Aの新品を今でも入手する方法があるのをご存じだ
ろうか。
1030Aは「HT206B」、1031Aが「HT208B」というコンシ
12
なのだ。両モデルは、XLR バランス入力に加えて一般家庭の民生オ
ーディオ機器のためのRCAピンジャックの入力が備わっているもの
の、アンプ・モジュールやドライバー・ユニットなどの基幹部品は
1030A/1031Aと共通となっている。
受注生産にはなるものの、新品で購入できるというのは嬉しい。
また、近い将来には生産もできなくなる可能性があるようなので、
早めに購入しておくと良いだろう。
写真9 角度調節によって、適切なセッティングを可能にする
Iso-POD
DiGiRECO 134|JUL・2012
DiGiRECO 134|JUL・2012
ュマー向けに販売された派生機種として、現行製品として生産可能
13