『無線中継車運用の仕組み』

4 月 20 日から消防救急デジタル無線の試行運用開始
東近江消防本部では、
平成 26 年度事業として消防救急デジタル無線工事を完了しました。
事業完了により消防救急活動の効率化と電波の有効利用を図ることができます。またこれ
に併せ、出動隊のスムーズな通信手段の確立強化を図るため、消防本部に無線中継車を配
備しました。
【デジタル無線への移行によるメリット】
・車両の効果的運用及び情報伝達の確実化
・無線チャンネルの増加により事案別にチャンネル区分が可能
・一般的な無線機では傍受できなくなるため、搬送患者の個人情報、テロ等国民保護事
案、特殊災害事案における機密情報等の保護強化が可能
【無線中継車のメリット】
・デジタル無線の電波中継
・衛星通信によりリアルタイムの動画伝送や本部指令課をはじめとする県内外の防災機
関との通信が可能
・環境を配慮した「ハイブリッドシステム」を備え、地球にやさしい活動
『無線中継車運用の仕組み』
スーパーバード B2(地域衛星)
衛星回線(双方向)
衛星回線(双方向)
県庁・各市町村に音
声通話・FAX が可能
デジタル無線波は、
森林など障害がある場合
は通信が困難
無線中継車(移動局)
衛星にて受信した映像を
リアルタイムで確認できる
リアルタイムでの動画(音声含む)を送信可能
積載カメラからも撮影可能
災害現場