科学技術振興費 主要5分野の研究開発委託事業 委託業務事務処理要領

科学技術振興費 主要5分野の研究開発委託事業 委託業務事務処理要領
(目的、対象)
第1 受託者は、この要領に従って、委託業務に係る事務を適切に執行するものとする。
(委託契約書)
第2 委託契約書(以下「契約書」という。)の様式は別紙様式第5とし、業務計画書(別紙様式第2)
を添付するものとする。変更契約書の様式は、別紙様式第14のとおりとする。
2 前項により難い場合は、必要に応じて委託者(以下「甲」という。)、受託者(以下「乙」と
いう。)協議のうえ加除修正を行うことができる。
3 乙は、委託契約に先だって、甲に、受託業務実施計画案(別紙様式第2に準じる)及び経費予定
明細書(別紙様式第3)を提出し、業務計画について協議するものとする。
4 乙は、委託契約に関する権限及び支払行為に関する権限を乙の指定する者に行わせる場合には、
その定めを明記した規程等を甲に提出するものとする。
5 乙は、契約締結にあたり、銀行振込依頼書(別紙様式第8)を甲に提出する。(乙が国の機関の
場合は不要とする。)
(再委託)
第3 乙は、契約書(変更契約書を含む。)に定めのある場合を除き委託業務を第三者に再委託しては
ならない。
(会計処理関係)
第4 契約書(例)第8条に規定する帳簿の様式は、別紙様式第10のとおりとする。ただし、様式は
その要件を満たすものであれば、乙において会計関係書類として定められ又は使用されている
もので差し支えない。
第5
契約書(例)第8条に規定する支出を証する書類とは、次に掲げるものをいう。
(1) 設備備品、装置試作は、契約、検収及び支払の関係の書類(見積書、発注書、請書、契約書、
納品書、検収書、請求書、領収書等)及び会計伝票又はこれらに類する書類
(2) 人件費は、傭上決議書(給与の決定事項を含む。)、出勤簿、作業日報、出面表、給与支払
明細書、領収書及び会計伝票又はこれらに類する書類。ただし、労働基準法第15条第1項に
基づく労働条件通知書又はこれに類する就業条件事前確認書等において当該委託件名の業務
が専従であることが確認される場合においては、作業日報及び出面表は省略できる。
(3) 電子計算機諸費のうち、プログラム作成及び機器借用等に要する経費は(1)に準ずる書類、
電算機使用料等は稼働記録を証する書類
(4) その他の経費は、(1)に準ずる書類とする。ただし、これらにより難い場合は、実績を証する
資料、明細書、出張命令書、請求書、領収書等及び会計伝票又はこれらに類する書類
第6
受託者は、第4、第5の書類については、業務終了後5年間保管する。なお、原本を別綴とする
ことが困難である場合は、その写によることができる。
第7
委託業務にかかわる経費の支払等の方法は、次によるものとする。
(1) 委託業務の経費については、乙における会計諸規程等の定めるところにより第5の書類に
より処理する。
(2) 人件費については、(1)によるほか、原則として、その勤務時間については乙において定め
られている基準内時間とする。ただし、契約書の業務計画書において、人件費に時間外勤務
手当が計上されている場合には、この限りではない。
(3) 人件費に時間外勤務手当を計上していない委託業務において、やむを得ず時間外勤務を実施
した場合には、その時間については委託業務の対象とすることができる。ただし、この場合の
時間給単価は基準内時間の時間給単価と同額とする。
1
(4) 時間外勤務を実施した場合には、作業内容及び作業時間を詳細に記した書類を作成しなけれ
ばならない。なお、この要件を満たすものであれば、乙において定められ又は使用している
もので差し支えない。
(5) 給与については、乙において定められている給与の基準又は従事させようとする業務内容等
によるものとする。また、これにより難い場合は、委託業務の遂行に支障を来たさない限度に
おいて業務計画書の予算の範囲内で、別に給与を定めて支給することができる。
(6) その他の経費のうち、特に光熱水料、通信費については、別途経理することが困難である場
合に限り、委託費以外から立替えて支払った経費を立替者よりの立替払請求書又は科目振替書
により、委託費を支払又は充当することとして処理することができるものとする。ただし、こ
の場合立替払請求書又は科目振替書には、その内容を詳細に記した明細書を作成して添付する。
(中間報告)
第8 契約書(例)第9条に定める報告は、委託業務中間報告書(別紙様式第12)による。
(委託契約の変更等)
第9 契約書(例)第10条第1項に定める申請は、業務計画変更承認申請書(別紙様式第13)に
よる。なお、委託額に増減が生じる場合は委託変更契約書(別紙様式第14)をとりかわすもの
とする。
第10
契約書(例)第10条第2項に定める申請は、委託業務中止(廃止)承認申請書(別紙様式第
15)による。
第11 契約書(例)第10条第4項に定める届け出は、変更届(別紙様式第16)による。
(委託業務完了(廃止)報告)
第12 契約書(例)第11条に定める報告は、委託業務完了(廃止)報告書(別紙様式第17)による。
(成果報告)
第13 契約書(例)第12条に定める報告は、成果報告書(別紙様式第18)による。
(経理報告)
第14 契約書(例)第13条に定める報告は、経理報告書(別紙様式第19)による。
2 乙は、以下の各号に規定する補足説明資料を添付する。
(1) 人件費については、対象者の業務の内容と委託業務との関係をまとめたもの
(2) 旅費については、出張等の目的、内容、成果と委託業務との関係を簡潔にまとめたもの
(3) 修繕修理費ついては、対象の装置の委託業務における位置付け、及び当該修繕修理案件の
内容と必要性を記述したもの
(4) 光熱水料、施設使用料、借損料については、分別経理されたものについては支出を証する
書類等、そうでない場合は、稼働記録を証する書類等委託費分の料金根拠を明確に示す書類
3 乙は、前項に規定するものの他に、甲が要求した場合、甲の指示に従って補足説明等を提出し
なければならない。
(完了の認定、額の確定)
第15 甲は、委託業務完了(廃止)報告書の審査及び調査の結果に基づいて、当該業務の完了の認定
及び額の確定を行うものとする。
(委託費の支払)
第16 契約書(例)第16条第2項に定める請求は、請求書(別紙様式第23)(乙が国の機関の場合
は納入告知書とする。)によるものとする。乙は、甲から委託費の額の確定通知を受けた場合に
は、速やかに2通(正本1通、副本1通)提出するものとする。
第17
乙は、契約書(例)第16条第4項に規定する概算払を受けようとするときは、支払計画書
(別紙様式第24)を2通(正本1通、副本1通)作成し、甲に提出するものとする。
2
2
甲は、提出された支払計画書の内容を審査し、概算払を認める経費について、その額を乙に通知
するものとする。
3 乙は、通知を受けた額について請求書(別紙様式第25)(乙が国の機関の場合は納入告知書と
する。)を2通(正本1通、副本1通)作成し、甲に提出するものとする。
(過払金の返還)
第18 契約書(例)第17条による返還は、別途送付する納入告知書により、乙は指定の期日までに
納付しなければならない。
(取得資産の処理等)
第19 乙は、契約書(例)第18条第1項に規定する資産について、取得資産管理台帳(別紙様式第
11)に記載するとともに、資産管理表(別紙様式第32)を備えて管理しなければならない。
ただし、資産管理表については、乙の会計規程等これに準ずる様式がある場合は、これによる
ことができる。
2 契約書(例)第18条第2項に定める標示は、標示ラベル(別紙様式第27)とする。
第20 甲は、契約書(例)第18条第3項の規定により所有権の移転を指示するにあたっては、個々の
資産について指示するものとする。
2 乙は、前項の指示を受けた場合は、移転通知書(別紙様式第28)によりその所有権を国に移転
しなければならない。
3 前項に規定する所有権は、甲が乙から移転通知書を受理した日をもって移転が完了したものと
する。
第21
乙は、「物品の無償貸付及び譲与等に関する法律(昭和22年法律第229号)」第5条第1項
の規定に基づいて定められた「文部科学省所管に属する物品の無償貸付及び譲与に関する省令」
(以下「省令」という。)に基づく物品で、所有権の移転後預った物品及び省令に基づき貸付を受け
た物品を、資産管理表(別紙様式第32)により管理しなければならない。また、その他の資産
については、甲が乙に対して別途指示するものとする。
第22
委託契約を履行するに必要な物品の無償貸付については、省令に定めるところによるものとし、
乙は、申請書(別紙様式第30)により申請しなければならない。乙は、貸付を受けた場合には、
借受書(別紙様式第31)を提出しなければならない。
2 乙は、貸付物品が亡失又は損傷した場合は、速やかに甲に報告(別紙様式第33)しなければ
ならない。
3 無償貸付物品の返納に際しては、乙は、甲に通知(別紙様式第34)しなければならない。
第23 所有権を移転した物件の有償貸付、その他の処分については、甲が別に定めることとする。
(知的財産権に関する事項)
第24 産業活力再生特別措置法第30条及びコンテンツの創造、保護及び活用の促進に関する法律
第81号 に基づき、委託業務上の成果に係る「知的財産権」を乙から甲に譲渡させることなく、
乙に帰属させるための契約書(例)第20条及び第31条に基づく書面は確認書(別紙様式第
35)とする。(受託者が国の機関の場合は確認書の提出は不要とし、知的財産権を受託者の管
理とする。)また、契約書(例)第21条第1項に基づく産業財産権等出願通知書は別紙様式第
36、同条第3項に基づく産業財産権等通知書は別紙様式第37、同条第4項に基づく著作物通
知書は別紙様式第38及び第31条第3項に基づくコンテンツ利用届は別紙様式第49とする。
第25 乙が、契約書(例)第20条第2項の規定により、その権利を甲へ譲渡する場合は、別紙様式第
39による。
第26 乙は、甲に提出する成果報告書とは別に、冊子として成果報告書を作成する場合には、表紙裏に
無断複製等禁止の表記(別紙様式第40)を明示しなければならない。
3
(成果利用承認)
第27 乙は、契約書(例)第30条の規定により、成果の利用等をするときは、成果利用承認申請書
(別紙様式第43)を提出して、甲の承認を受けなければならない。
2 ただし、以下に掲げる事項については、乙は成果利用届(別紙様式第44)を4月から9月ま
での間に利用した成果は10月に、10月から翌年3月までの間に利用した成果は4月に甲
に提出するものとし、承認申請を必要としない。なお、サイエンス、ネーチャー等への投稿を含む、
社会的にインパクトの大きい成果利用(機関としてプレス発表を行うもの)については、乙は甲に
事前報告するものとする。
(1) 学会等の場で行う口頭発表
(2) 学会誌等に発表する論文(投稿)
(3) 受託業務の施策の普及を目的とした成果報告書の複製品
3 乙は、成果の発表に当たっては、文部科学省からの受託業務の成果である旨を文中の適当な箇所
へ挿入するものとする。
4 前項による承認に伴い収益が発生する場合は、乙は、文部科学省著作刊行物の(複製・引用)
許可願(別紙様式第45)を甲に提出するものとする。
(法令等の遵守)
第28 契約書(例)第36条第1項の「その業務に関連する規制等に関する法令及び指針等」とは、例
えば生命倫理・安全に関する法令、指針又は核原料物質、核燃料物質及び原子炉の規制に関する
法律、放射性同位元素等による放射線障害の防止に関する法律等のような規制に関する法令等を
いい、受託者は、委託契約を締結時点で適用される又は適用されている法令、指針等を十分に把
握し、その遵守に努めなければならない。
(代表者変更)
第29 乙は、代表者氏名又は住所を変更したときは、その旨を書面(様式は任意)により速やかに甲に
報告する。
(委託支出明細書)
第30 乙が、民法第34条に基づき設立された公益法人である場合には、額の確定通知後、速やかに
委託費支出明細書(別紙様式第48)を作成し、乙の事務所に備え付け公開すると伴に、甲並びに
乙の主務官庁に提出しなければならない。
(その他)
第31 委託業務に関する事務処理については、この要領に定めるほか、特に必要がある場合は、甲が
別に指示するものとする。
2 契約書の条文番号等が本要領の契約書(例)と異なる場合には、様式等の文言は必要な変更を
行うものとする。
3 業務の性質上「成果」という表現が適当でない場合には、この要領中の「成果」を「実績」と
読みかえ、様式等の文言は必要な変更を行うものとする。
4 様式は、特段の指定のない限り、日本工業規格に定めるA列4判とする。
4
(様式一覧)
様式第2:
様式第3:
様式第5:
様式第8:
様式第10:
様式第11:
様式第12:
様式第13:
様式第14:
様式第15:
様式第16:
様式第17:
様式第18:
様式第19:
様式第23:
様式第24:
様式第25:
様式第26:
様式第27:
様式第30:
様式第31:
様式第32:
様式第33:
様式第34:
様式第35−1:
様式第35−2:
様式第36:
様式第37:
様式第38:
様式第39:
様式第40:
様式第43:
様式第44:
様式第45:
様式第46:
様式第47:
様式第48:
様式第49:
様式番号には欠番があるので注意すること。
業務計画書
契約書(例)第1条関係
経費予定明細書
委託契約書(例)
銀行振込依頼書
帳簿の様式
契約書(例)第8条関係
取得資産管理台帳
契約書(例)第18条第1項関係
中間報告書
契約書(例)第9条関係
業務計画変更承認申請書
契約書(例)第10条第1項関係
委託変更契約書(例)
委託業務中止(廃止)承認申請書
契約書(例)第10条第2項関係
変更届
契約書(例)第10条第4項関係
委託業務完了(廃止)報告書
契約書(例)第11条関係
成果報告書
契約書(例)第12条関係
経理報告書
契約書(例)第13条関係
請求書(精算払い)
契約書(例)第16条関係
支払計画書(概算払い)
契約書(例)第16条第4項関係
請求書(概算払い)
契約書(例)第16条第4項関係
取得資産の所有権移転の通知
契約書(例)第18条第3項関係
標示ラベル
契約書(例)第18条第2項関係
物品の無償貸付申請書
借受書
資産管理表
契約書(例)第18条第1項関係
物品亡失・損傷報告書
借用物品の返納
確認書(知的財産権)
契約書(例)第20条関係
確認書(コンテンツに係る知的財産権) 契約書(例)第31条第2項関係
産業財産権等出願通知書
契約書(例)第21条第1項関係
産業財産権等通知書
契約書(例)第21条第3項関係
著作物通知書
契約書(例)第21条第4項関係
知的財産権を受ける権利の譲渡
報告書等の無断複製等禁止の表記
成果利用承認申請書
契約書(例)第30条関係
成果利用届
契約書(例)第30条関係
文部科学省著作刊行物の(複製・引用)許可願
独立行政法人化が期中に見込まれている受託者向け、契約締結の事務連絡
権利及び義務の承継に伴う受託者(独立行政法人)の変更通知
委託費支出明細書
契約書(例)第39条関係
コンテンツ利用届
契約書(例)第31条第3項関係
5
別紙様式第2
業
Ⅰ
務
計
画
書
委託業務の内容
1.業務題目
2.主任者氏名(所属、役職名、Eメールアドレス、電話番号、FAX番号)
3.業務の目的
4.当該年度の実施計画と業務分担責任者(所属、役職名、氏名、Eメールアドレス)
5.業務実施場所
6.業務の期間
Ⅱ
委託業務経費の配分予定及びこの配分された経費の額に対応する委託費の額
費
設備費
人件費
運営費
目
種別又は再委託先機関名
設備備品
装置試作
計
研究職員
賃金職員
人件費付帯経費
計
消耗品
電子計算機諸費
旅費
修繕修理費
雑役務費
光熱水料
その他
消費税相当額
計
経費配分予定
(単位:千円)
委託費の額
一般管理費
事業管理費
間接経費
再委託先機関名
再委託費
合
計
計
(注) ・「費目」、「種別」は原則として、この名称を用い、経費が発生しない場合は省略する。
・各種別等ごとの金額は、千円単位とする。(千円未満四捨五入)
・左右の欄とも同じ金額とする。
・合計欄の金額は委託予定額と同額になるように調整する。
6
Ⅲ
その他の事項
1.業務項目別実施期間
業
務
項
目
4
月
5
月
実施期間(
6 7
月 月
年 月 日 ∼
年 月 日)
8 9 10 11 12 1 2
月 月 月 月 月 月 月
3
月
2.この業務に関連して補助金等を受けた実績
補助金等の名称
交
付 者
交
付 額
交付年度
業
務 項
目
(注)・継続課題の過去の実績は記入しない。
3.知的財産権の帰属
(「知的財産権は乙に帰属することを希望する。」又は「知的財産権は全て甲に帰属する。」の
いずれかを記入)
知的財産権に係る確認書の提出状況
機
(受託者名)
関
名
平成(前)年度
平成(今)年度
有・無
有・無
有・無
有・無
(再委託先機関名)
(再委託先機関名)
有・無
有・無
(注)確認書の提出状況に関しては、国の機関でない機関についてのみ記載する。
4.知的所有権及びノウハウの封印の記録
(有・無)
(1)締結年月日(番号):
(2)保管場所
:
7
備
考
5.この業務に関連する(試験研究)設備の規模
区分
科学
技術
研究
用品
委託
費に
よる
取得
資産
設
備
名
数
量
設 置 場 所
期
間
業
務
項
目
(注)・科学技術研究用品
: 当省に所有権移転済みの資産
・委託費による取得物品 : 所有権を移転していない資産
・期間
: Ⅰで記載した業務期間
・当該契約で購入予定の設備は除く
6.経理担当者(責任者及び事務担当者)
氏
名
役
職
名(Eメ-ルアドレス)
(注)・責任者については、本委託業務に係る経理責任者
・事務担当者は、実際に当省委託課(室)との窓口となる者
8
電話番号
FAX番号
Ⅳ
再委託業務計画書
(再委託先機関名:
業務題目
)
業務担当者所属、氏名
(Eメールアドレス)
業務期間
業務実施場所
(業務の目的及び内容)
(当該年度の実施計画)
(再委託する理由)
(経費の配分)
費
目
設備費
人件費
運営費
年
種
月
日
別
∼
年
経費配分予定
設備備品
装置試作
計
研究職員
賃金職員
人件費付帯経費
計
消耗品
電子計算機諸費
旅費
修繕修理費
雑役務費
光熱水料
その他
消費税相当額
計
一般管理費
事業管理費
間接経費
合
計
(注)経費の配分の記載方法についてはⅡに準じるものとする。
9
月
日
委託費の額
別紙様式第3
参考資料:経費予定明細書
実施機関名:
費
目
種 別
設備備品
装置試作
計
研究職員
賃金職員
人件費付帯経費
計
消耗品
電子計算機諸費
旅費
修繕修理費
雑役務費
光熱水料
その他
消費税相当額
計
設備費
人件費
運営費
内
訳
(単位:千円)
予定経費
一般管理費
管理人件費
備品費
消耗品費
旅費
その他
事業管理費
計
間接経費
再委託先機関名
再委託費
計
合
計
(経費予定明細書記載要領)
・本明細書は各実施機関ごとに作成すること。
・原則として、消費税込みで記載する。ただし、非課税取引となる人件費、諸謝金、保険料、外国旅費
等の消費税については外税とし、運営費の消費税相当額に一括計上する。
・「費目」、「種別」は原則として、この名称を用い、経費が発生しない場合は省略する。
(1)設備費
①設備備品:取得価額が10万円以上かつ耐用年数が1年以上の機械装置(船舶及び車両を含む。)の
購入・工具器具備品の購入・製造又は改良並びにその据付等に要する費用の総額。内訳欄では、使途
の判断できる包括的名称を記す。
②装置試作:試作する機械装置に要する費用を記載し、その内訳として、試作品ごとに記載する。
10
(2)人件費
①研究職員:受託業務に直接的に従事する受託者の常勤職員(或いは、常勤に準じる職員)の給与等。
ただし、既に国費で人件費を措置されている職員等については計上できない。
②賃金職員:受託業務のために雇用する非常勤職員の賃金等。
③人件費付帯経費:社会保険事業主負担分等
(3)運営費
①消耗品:内訳欄では、使途の判断できる包括的名称を用いて簡略に記す。
②電子計算機諸費:内訳欄では、電子計算機用プログラム作成費、電子計算機使用料(借損料を含む。)、
その他電子計算機処理関連費用に分けて記載する。
③旅費:内訳欄では、国内旅費、外国旅費に分類する。
④修繕修理費:内訳欄では、100万円を超える案件については案件ごと、その他については包括的
名称を用いて簡略に記す。
⑤雑役務費(借損料を含む。):内訳欄では、100万円を超える案件については案件ごと、その他に
ついては包括的名称を用いて簡略に記す。
⑥光熱水料:内訳欄では、特定できるものについては案件ごと、その他は一式として一括計上する。
⑦その他:内訳欄は、諸謝金、会議開催費、通信運搬費、印刷製本費等とし、それぞれ一式として一括
計上する。
⑧消費税相当額:内訳欄では、一式として一括計上する。
(4)一般管理費(国の機関でない場合に限る。上限を、(1)、(2)、(3)の合計の15%とする。)
(5)事業管理費(国の機関の場合に限る。上限を、(1)、(2)、(3)の合計の5%とする。):内訳欄では、
管理人件費、備品費、消耗品費、旅費、その他に分類する。
(6)間接経費(競争的資金による委託の場合に限る。(1)、(2)、(3)の合計の30%とする。)
(7)再委託費
再委託先機関ごとに記載する。
11
別紙様式第5
委 託 契 約 書 ( 例 )
支出負担行為担当官文部科学省○○○○局長 ○○○○(以下「甲」という。)と○○○○(受託者
を記入) ○○○○(以下「乙」という。)は、「科学技術試験研究」(以下「委託業務」という。)
の委託について次のとおり契約を締結する。
(委託業務の題目等)
第1条
甲は、乙に対し、次のとおり委託業務の実施を委託する。
(1) 委託業務の題目
「
(2) 委託業務の目的
別添業務計画書のとおり
(3) 委託業務の内容及び経費
別添業務計画書のとおり
」
(委託業務の実施)
第2条
乙は、別添の業務計画書に記載されたところに従って委託業務を行うものとする。当該計画
が変更されたときも同様とする。
(委託費の額)
第3条
甲は、乙に対し、○○,○○○,○○○円の範囲内において委託業務の実施に要する費用(以
下「委託費」という。)を負担するものとし、経費の配分は業務計画書(別添)に沿うものと
する。
(契約保証金)
第4条
会計法(昭和22年法律第35号)第29条の9第1項に規定する契約保証金の納付は、予
算決算及び会計令(昭和22年勅令第165号)第100条の3第3号の規定により免除する。
(危険負担)
第5条
委託業務の実施に関して生じた損害は乙の負担とする。ただし、乙の責めに帰すべき事由に
よらない場合は、この限りでない。
(第三者損害賠償)
第6条
乙は、委託業務の実施にあたり故意又は過失によって第三者に損害を与えたときは、その賠
償の責を負うものとする。
(再委託)
第7条
乙は、本契約に定めのある場合を除き委託業務を第三者に再委託してはならない。
2
乙は、前項による委託業務の再委託を行うときは、別紙「委託業務の再委託に関する特約条
項」に従って行うものとする。
3
乙は、委託業務の一部を再委託するときは、再委託した業務に伴う当該第三者(以下「再委
託先」という。)の行為について、甲に対し全ての責任を負うものとする。
4
乙は、委託業務の一部を再委託するときは、乙が本契約を遵守するために必要な事項につい
て、再委託先と約定しなければならない。
(帳簿記載等)
第8条
乙は、委託業務の経費に関する出納を明らかにするため、その経理についての帳簿を備え、
支出額を費目、種別等に区分して記載するとともに、その支出を証する書類を整理し、委託業
務が完了した日から5年間保管しておくものとする。
(中間報告)
第9条
乙は、甲の要求があるときは、委託業務の遂行状況について、委託業務中間報告書を作成し、
甲に提出しなければならない。
12
(計画の変更等)
第10条
乙は、第34条に規定する場合を除き、別添の業務計画書に記載された委託業務の内容又は
経費の内訳を変更しようとするときは、業務計画変更承認申請書を甲に提出し、その承認を受
けるものとする。
ただし、経費の内訳の変更による費目間の彼此流用(人件費への流用増を除く。)で、その
流用額が各費目の額のいずれも3割未満(費目の額の3割が50万円に満たない場合は50万
円)及び費目内の種別間の彼此流用の場合はこの限りでない。
2
乙は、委託業務を中止し又は廃止しようとするときは、その理由及びその後の措置を明らか
にして甲に申請し、その承認を受けるものとする。
3
甲は、第1項及び第2項の承認をするときは条件を附することができる。
4
乙は、主任者の所属もしくは連絡先の変更、業務分担責任者に係る変更、又は業務の経理担
当者に係る変更があった場合には、その旨を文面により甲に遅滞なく届け出るものとする。
(受託者が国の機関の場合は、第10条の1項において、「第34条」を「第33条」に(第26条
削除のため)、「人件費」を「人件費あるいは事業管理費」にそれぞれ変更する。)
(委託業務完了(廃止)報告)
第11条
乙は、委託業務が完了し又は第10条第2項の規定に基づき委託業務の廃止の承認を受けた
ときは、委託業務完了(廃止)報告書を作成し、完了又は廃止の承認の日から30日を経過した
日又は翌会計年度の4月10日のいずれか早い日までに、甲に提出しなければならない。
(成果報告)
第12条
乙は、委託業務の完了の日又は廃止の承認の日から60日を経過した日又は翌会計年度の5
月30日のいずれか早い日までに、成果報告書に委託業務の成果を詳細に記載した報告書○○
部を添付して甲に提出するものとする。
(経理報告)
乙は、委託業務が完了し又は第10条第2項の規定に基づき委託業務の廃止の承認を受
第13条
けたときは、経理報告書を作成し、完了の日又は廃止の承認の日から60日を経過した日
又は翌会計年度の5月30日のいずれか早い日までに、甲に提出するものとする。
(確定調査)
第14条
第11条の規定に基づき乙から委託業務完了報告書又は委託業務廃止報告書の提出を受け
たときは、甲は、必要に応じ職員を派遣し、委託業務が契約の内容及びこれに附した条件に適
合するものであるかどうかを調査するものとする。
2
甲は、前項に規定する場合のほか委託業務の実施状況及び委託費の使用状況について調査す
るため必要があると認めるときは、乙に対し報告をさせ又は甲の職員に当該委託業務に係る業
務の状況若しくは帳簿、書類その他必要な物件を調査させることができる。
3
乙は、前2項の調査に協力するものとする。
(額の確定)
第15条
甲は、前条第1項及び第2項の調査をした結果第11条に規定する報告書の内容が適正であ
ると認めたときは委託費の額を確定し、乙に対し通知するものとする。
2
前項の確定額は、委託業務に要した実支出額に対して充当した委託費の額と第3条に規定す
る額のいずれか低い額とする。
(委託費の支払)
第16条
委託費は、額の確定後、次項以下に定めるところに従って支払うものとする。
2
委託費の支払いは、乙の請求に基づいて行うものとし、このため乙は、請求書を甲に提出す
るものとする。
3
甲は、適法な請求書を受理してから30日以内に委託費を支払うものとする。甲は、同期間
内に支払いを完了しない場合には「政府契約の支払遅延防止等に関する法律」に規定する責を
負うものとする。
13
4
第1項の規定にかかわらず、乙が委託業務の完了前に委託業務に必要な経費の支払いを受け
ようとするときは、概算払請求書により請求することができるものとし、甲は、必要があると
認めるときは、第3条に規定する額の全部又は一部を概算払いすることができる。この場合、
乙は、契約締結後に概算払請求書により請求することができる。
(受託者が国の機関の場合は、第3項を削除して第4項を第3項に繰り上げるとともに、「請求書」
及び「概算払請求書」を「納入告知書」に変更する。)
(過払金の返還)
第17条
乙は、前条第4項によって既に支払いを受けた委託費が第15条第1項の額を超えるときは、
甲の指示に従い、その超えた額を甲に返還するものとする。
(受託者が国の機関の場合は、本文中「前条第4項」とあるのを「前条第3項」に改める。)
(資産の管理及び所有権の移転)
第18条
乙は、委託費によって取得した機械、装置、工具、器具及び備品(以下「資産」という。)
について、善良な管理者の注意をもって管理するとともに、取得資産管理台帳を作成しなけれ
ばならない。
2
乙は、前項の場合にはその資産には委託業務により取得したものである旨の表示をしなけれ
ばならない。
3
乙は、本契約に係る委託業務の最終年度における委託費の額の確定後、甲の指示するところ
により、資産の所有権を甲又は甲の指定する者に移転しなければならない。ただし、甲は、本
契約に係る委託業務の最終年度における委託費の額の確定前においても資産の所有権を甲又
は甲の指定する者に移転させることができる。
(受託者が国の機関の場合は、第3項を削除するとともに、本条の事項を「(資産の管理及び所有権
の移転)」から「(資産の管理)」に改める。)
(知的財産権の範囲)
第19条
委託業務によって得た委託業務上の成果に係る「知的財産権」とは、次の各号に掲げるもの
をいう。
(1) 特許法(昭和34年法律第121号)に規定する特許権(以下「特許権」という。)、
実用新案法(昭和34年法律第123号)に規定する実用新案権(以下「実用新案権」と
いう。)、意匠法(昭和34年法律第125号)に規定する意匠権(以下「意匠権」とい
う。)、半導体集積回路の回路配置に関する法律(昭和60年法律第43号)に規定する
回路配置利用権(以下「回路配置利用権」という。)、種苗法(平成10年法律第83号)
に規定する育成者権(以下「育成者権」という。)及び外国における上記各権利に相当す
る権利(以下「産業財産権等」と総称する。)
(2) 特許法に規定する特許を受ける権利、実用新案法に規定する実用新案登録を受ける権利、
意匠法に規定する意匠登録を受ける権利、半導体集積回路の回路配置に関する法律第3条
第1項に規定する回路配置利用権の設定の登録を受ける権利、種苗法第3条に規定する品
種登録を受ける地位及び外国における上記各権利に相当する権利(「産業財産権等を受け
る権利」と総称する。)
(3) 著作権法(昭和45年法律第48号)に規定するプログラムの著作物及びデータベース
の著作物(以下「プログラム等」という。)の著作権並びに外国における上記各権利に相
当する権利(以下「プログラム等の著作権」という。)
(4) 前三号に掲げる権利の対象とならない技術情報のうち秘匿することが可能なものであっ
て、かつ、財産的価値のあるものの中から、甲乙協議の上、特に指定するもの(以下「ノ
ウハウ」という。)を使用する権利
2
この契約書において、「発明等」とは、特許権の対象となるものについては発明、実用新案
権の対象となるものについては考案、意匠権、回路配置利用権及びプログラム等の著作権の対
象となるものについては創作、育成者権の対象となるものについては育成並びにノウハウを使
用する権利の対象となるものについては案出をいう。
3
この契約書において、知的財産権の「実施」とは、特許法第2条第3項に定める行為、実用
新案法第2条第3項に定める行為、意匠法第2条第3項に定める行為、半導体集積回路の回路
配置に関する法律第2条第3項に定める行為、種苗法第2条第4項に定める行為、著作権法第
2条第1項第15号及び同項第19号に定める行為並びにノウハウの使用をいう。
14
(知的財産権の帰属)
第20条
甲は、契約締結日に乙が次の各号のいずれの規定も遵守することを書面で甲に届け出た場合、
本委託に係る知的財産権を乙から譲り受けないものとする。
(1) 乙は、本委託に係る発明等を行った場合には、遅滞なく、次条の規定に基づいて、その
旨を甲に報告する。
(2) 乙は、甲が公共の利益のために特に必要があるとして、その理由を明らかにして求める
場合には、無償で当該知的財産権を実施する権利を甲に許諾する。
(3) 乙は、当該知的財産権を相当期間活用していないと認められ、かつ、当該知的財産権を
相当期間活用していないことについて正当な理由が認められない場合において、甲が当該
知的財産権の活用を促進するために特に必要があるとして、その理由を明らかにして求め
るときは、当該知的財産権を実施する権利を第三者に許諾する。
2
甲は、乙が前項で規定する書面を提出しない場合、乙から当該知的財産権を譲り受けるもの
とする。
3
乙は、第1項の書面を提出したにもかかわらず第1項各号の規定のいずれかを満たしておら
ず、さらに満たしていないことについて正当な理由がないと甲が認める場合、当該知的財産権
を無償で甲に譲り渡さなければならない。
(受託者が国の機関の場合は、本条全体を以下の条文に差し替える。
第20条
乙は、次の各号のいずれの規定も遵守することとし、甲は、本委託に係る知的財産権を乙か
ら譲り受けないものとする。
(1) 乙は、本委託に係る発明等を行った場合には、遅滞なく、次条の規定に基づいて、その
旨を甲に報告する。
(2) 乙は、甲が公共の利益のために特に必要があるとして、その理由を明らかにして求める
場合には、無償で当該知的財産権を実施する権利を甲に許諾する。
(3) 乙は、当該知的財産権を相当期間活用していないと認められ、かつ、当該知的財産権を
相当期間活用していないことについて正当な理由が認められない場合において、甲が当該
知的財産権の活用を促進するために特に必要があるとして、その理由を明らかにして求め
るときは、当該知的財産権を実施する権利を第三者に許諾する。
2
乙は、第1項各号の規定のいずれかを満たしておらず、さらに満たしていないことについて
正当な理由がないと甲が認める場合、当該知的所有権を無償で甲に譲り渡さなければならな
い。)
(知的財産権の報告)
第21条
乙は、本委託に係る産業財産権等の出願又は申請を行ったときは、出願の日から60日以内
に産業財産権等出願通知書を甲に提出しなければならない。
2
乙は、前項に係る国内の特許出願、実用新案登録出願、意匠出願を行う場合は、当該出願書
類に国の委託に係る成果の出願である旨の表示をしなければならない。
3
乙は、第1項に係る産業財産権等の出願に関して設定の登録等を受けた場合には、設定の登
録等の日から60日以内に産業財産権等通知書を甲に提出しなければならない。
4
乙は、本委託に係るプログラムの著作物又はデータベースの著作物が得られた場合には、著
作物が完成した日から60日以内に著作物通知書を甲に提出しなければならない。
(知的財産権の譲渡)
第22条
乙は、本委託に係る知的財産権を甲以外の第三者に譲渡する場合には、当該譲渡を行う前に、
その旨を甲に報告するとともに、第20条、第21条、第23条及び第24条の規定の適用に
支障を与えないよう当該第三者に約させねばならない。
(知的財産権の実施許諾)
第23条
乙は、本委託に係る知的財産権について甲以外の第三者に実施を許諾する場合には、第20
条の規定の適用に支障を与えないよう当該第三者に約させねばならない。
(知的財産権の放棄)
第24条
乙は、本委託に係る知的財産権を放棄する場合は、当該放棄を行う前に、その旨を甲に報告
しなければならない。
15
(知的財産権の帰属の例外)
第25条
委託契約の目的として作成される報告書に係る著作権は、プログラム等の著作権を除き、こ
の委託業務の完了又は廃止の承認の日をもって、すべて甲に帰属する。
2
第20条第2項及び前項の規定により著作権を乙から甲に譲渡する場合において、当該著作
物を乙が自ら創作したときは、乙は、著作者人格権を行使しないものとし、当該著作物を乙以
外の第三者が創作したときは、乙は、当該第三者が著作者人格権を行使しないように必要な措
置をとるものとする。
(知的財産権の管理)
第26条
甲は、第20条第2項の規定により乙から産業財産権等又は産業財産権等を受ける権利を譲
り受けたときは、乙に対し、乙がそのときまでに負担した当該産業財産権等の出願又は申請、
審査請求及び権利の成立に係る登録までに必要な手続きに要した全ての費用を支払うものとす
る。
2
第20条第2項に該当する場合、乙は、産業財産権等の出願又は申請から権利の成立に係る
登録までに必要となる手続きを、甲の承諾を得て甲の名義により行うものとする。この場合に
おいて、当該手続きに係る産業財産権等の登録が行われなかったときは、当該手続きに要した
全ての費用は、乙の負担とする。
(受託者が国の機関の場合は、本条を削除し、以降の条文を繰り上げる。)
(ノウハウの指定)
第27条
第19条1項(4)号に規定するノウハウの指定に当たっては、秘匿すべき期間を明示する
ものとする。
2
前項の秘匿すべき期間は、甲乙協議の上、決定するものとし、原則として、委託業務完了の
翌日から起算して5年間とする。ただし、指定後において必要があるときは、甲乙協議の上、
秘匿すべき期間を延長し、又は短縮することができる。
(知的財産権及びノウハウの封印)
第28条
乙は、委託業務を実施するにあたり、既に乙において保有する産業財産権等を受ける権利が
ある場合で、委託業務の結果生ずる産業財産権等を受ける権利等と複合する場合については、
同事項の保全措置として本契約締結後60日以内に乙は甲に資料の提出を行い、文書により封
印事項を記録化し、甲の指定する者及び乙の両者により封印を行うものとする。
2
委託業務を実施するにあたり、既に乙において保有する技術情報のうちで、産業財産権等を
受ける権利の対象とならないが秘匿することが可能なものであって、かつ、財産的価値がある
ものがある場合、これをノウハウとして前項と同様の取扱いとする。
3
委託業務実施により生じた、乙に帰属するノウハウについては、保全処置を必要とする場合
は、前々項と同様の取扱いとすることができる。
4
甲及び乙は、協議の上、委託契約に係る文書等の記述のうち、ノウハウに該当するものにつ
いて秘匿できるものとする。
(職務発明規定の整備)
第29条
乙は、この契約の締結後速やかに従業者又は役員(以下「従業者等」という。)が行った発
明等が委託業務を実施した結果得られたものであり、かつ、その発明等をするに至った行為が
その従業者等の職務に属する場合には、その発明等に係る知的財産権が乙に帰属する旨の契約
をその従業者等と締結し又はその旨を規定する職務規程を定めなければならない。
(受託者が国の機関の場合は、第29条を、条文項目名を含め、以下のものに差し替える。
(職務発明の審査)
第29条
乙は、乙に属する教官又は職員(以下「教官等」という。)が発明等を行った場合、発明等
が委託業務を実施した結果得られたものであるかを発明委員会で審査し、その発明等をするに
至った行為がその教官等の職務に属する場合には、その発明等に係る知的財産権が乙に帰属す
るものとする。)
16
(成果の利用等)
第30条
乙は、委託業務によって得た委託業務上の成果(ただし、第20条第1項に基づき、乙に帰
属する知的財産権を除く。)を利用しようとするときは、成果利用承認申請書を甲に提出し、
その承認を受けるものとする。ただし、これらの成果を発表し又は公開しようとするときはこ
の限りでなく、乙は成果利用届を甲に提出するものとする。
(コンテンツに係る知的財産権)
第31条
この契約において「コンテンツ」とは、コンテンツの創造、保護及び活用の促進に関する法
律(平成16年法律第81号)第2条第1項に規定するものをいう。
2
甲は、契約締結日に乙が次の各号のいずれの規定も遵守することを書面で甲に届け出た場合、
本委託のコンテンツに係る知的財産権を乙から譲り受けないものとする。
(1) 乙は、本委託において制作したコンテンツに係る知的財産権は遅滞なく、その種類その
他の情報を甲に報告する。
(2) 乙は、甲が公共の利益のために特に必要があるとして、その理由を明らかにして求める
場合には、無償で委託業務に係るコンテンツを利用する権利を甲に許諾する。
(3) 乙は、当該コンテンツを相当期間活用していないと認められ、かつ、当該コンテンツを
相当期間活用していないことについて正当な理由が認められない場合において、甲が当該
コンテンツの活用を促進するために特に必要があるとして、その理由を明らかにして求め
るときは、当該コンテンツを利用する権利を第三者に許諾する。
3
乙は、本委託に係るコンテンツを利用したとき及び第三者にその実施を許諾したときは、遅
滞なく甲に対してコンテンツ利用届を提出しなければならない。
(国等による無償の実施)
第32条
甲又は甲が指定する第三者は、前条第2項の規定にかかわらわず、本契約の委託目的を達成
するために必要な場合には、無償で委託業務に係るコンテンツに係る知的財産権を実施するこ
とができる。
(機密の保持)
第33条
乙は、委託業務の遂行によって知り得た事項についてはその機密を保持しなければならない。
(委託業務の遂行不可能な場合の措置)
第34条
甲、乙いずれの責にも帰することのできない事由により委託業務を実施することが不可能又
は困難となったときは、甲、乙協議してこの契約を解除し又は変更するものとする。
(契約不履行等)
第35条
甲は、次の各号に該当するときは、この契約を解除し又は変更し、かつ既に支払った委託費
の全部又は一部を返還させることができる。
(1) 乙が、契約書に記載された条件に違反したとき
(2) 乙が、この契約の締結にあたり不正の申立てをしたとき
(3) 乙が、委託業務の実施にあたり不正又は不当な行為をしたとき
(法令等の遵守)
第36条
乙は、委託業務を実施するにあたっては、その業務に関連する規制等に関する法令及び指
針等を遵守しなければならない。
2 甲は、乙が前項の規定に反し、委託業務の遂行に影響を及ぼすこととなった場合には、この
契約を解除又は変更することができる。
3 甲は、契約を解除した場合には、既に支払った委託費の全部又は一部を返還させることがで
きるものとする。また契約の変更を行った場合で、既に支払った委託費の金額が変更後の契約
金額を上回るときは、その差額を返還させるものとする。
(相手方に対する通知発効の時期)
第37条
文書による通知は、甲から乙に対するものにあっては発信の日から、乙から甲に対するもの
にあっては、受信の日からそれぞれの効力を生ずる。
17
(代表者変更等の届出)
第38条
乙は、その代表者氏名又は住所を変更したときは、その旨を文面により甲に遅滞なく通知す
るものとする。
(受託者が国の機関の場合は、「代表者氏名」を「官職」と変更する。)
(委託費支出明細書の提出等)
第39条
乙が、民法第34条に基づき設立された公益法人である場合には、公益法人に対する行政の
関与の在り方の改革実施計画(平成14年3月29日閣議決定)に基づき、額の確定の通知後
速やかに委託費支出明細書を作成し、乙の事務所に備え付け公開することとし、甲に提出しな
ければならない。また、乙の主管官庁に対しても提出しなければならない。
(受託者が民法第34条に基づき設立された公益法人以外の場合は、本条を削除し、以降の条文を繰
り上げる。
(その他の事項)
第40条
乙は、この契約に定める事項の他,甲が別に定める委託業務の実施に必要な事務手続き等に
従わなければならない。
2
この契約に定めのない事項又はこの契約に定める事項について生じた疑義については、甲、
乙協議して解決するものとする。
3
本契約に関する訴は、東京地方裁判所の管轄に属する。
4
委託契約に係る文書等は、行政機関の保有する情報の公開に関する法律(平成11年法律第
42号) に基づいて処理するものとする。
(受託者が国の機関の場合は、第3項を削除し、第4項を第3項に繰り上げる。)
(契約の効力)
第41条 この契約は、平成○○年○○月○○日から効力を有するものとする。
(この条文は、継続事業又は止むを得ない事情により、真に効力を遡及せざるを得ない場合にのみ設
ける。)
上記の契約の証として契約書2通を作成し、双方記名押印のうえ甲、乙1通を保有するものとする。
年
月
甲
乙
日
東京都千代田区丸の内二丁目5番1号
支出負担行為担当官
文部科学省○○○○○局長
○ ○ ○
住
所
名
称
代表者氏名
○
印
印
(受託者が国の機関の場合は、「代表者氏名」を「官職(契約担当官)」に変更する。)
18
別
紙
委託業務の再委託に関する特約条項
(目的)
第1条
本特約条項は、乙が委託業務をより効果的に遂行するため、業務を再委託する場合の取扱い
について定めることを目的とする。
(再委託業務の範囲)
第2条
再委託業務は委託契約書(以下「契約書」という。)第1条第2号に定める委託業務の目的
の範囲を超えてはならない。
(再委託業務計画書の変更等)
第3条
乙は、甲の承認を得た後でなければ、契約書第1条の業務計画書のⅣ再委託業務計画書(以
下「再委託業務計画書」という。)の内容を変更してはならない。
ただし、契約書第10条第1項ただし書きの規定は、経費の内訳の変更について準用する。
2
乙は、再委託業務を中止し又は廃止しようとするときは、その理由及びその後の措置を明ら
かにして甲に申請し、その承認を受けるものとする。
(報告書等)
第4条
乙は、甲の要求があるときは、契約書第9条に定める委託業務中間報告書を甲の指定する期
日までに再委託先より提出させなければならない。
2
乙は、契約書第11条に定める委託業務完了(廃止)報告及び契約書第13条に定める経理
報告書を乙が必要とする期日までに再委託先より提出させ、契約書第14条に定める確定調査
を実施し、契約書第15条に定める確定の額を再委託先に対し通知しなければならない。
3
乙は、契約書第12条に定める成果報告書を乙が必要とする期日までに再委託先より提出さ
せなければならない。
(物品の所有権の帰属)
第5条
契約書第18条の規定は、再委託業務によって取得される物品について準用する。
(知的財産権)
第6条
契約書第19条から第29条まで及び第31条、第32条の規定は、再委託業務の結果生じ
た知的財産権について準用する。
(受託者が国の機関の場合は、本条全体を以下の条文に差し替える。
第6条
乙は、再委託先が第20条第1項の(1)及び(2)及び(3)のいずれの規定も遵守する
ことを書面で乙に届け出た場合、再委託に係る知的財産権を再委託先から譲り受けないものと
する。その場合、契約書第19条、契約書第20条第2項、契約書第21条から第27条まで
及び第31条の規定は、再委託業務の結果生じた知的財産権について準用する。
2
乙は、再委託先に、従業者又は役員(以下「従業者等」という。)が行った発明等が再委託
業務を実施した結果得られたものであり、かつ、その発明等をするに至った行為がその従業者
等の職務に属する場合には、その発明等に係る知的財産権が再委託先に帰属する旨の契約をそ
の従業者等と締結し又はその旨を規定する職務規程を定めさせねばならない。
3
乙は、再委託先が前々項で規定する書面を提出しない場合、再委託先から当該知的財産権を
譲り受けるものとする。
4
乙は、前項の規定により再委託先から産業財産権等又は産業財産権等を受ける権利を譲り受
けたときは、再委託先に対し、再委託先がそのときまでに負担した当該産業財産権等の出願又
は申請、審査請求及び権利の成立に係る登録までに必要な手続きに要した全ての費用を支払う
ものとする。
5
前々項に該当する場合、再委託先は、産業財産権等の出願又は申請から権利の成立に係る登
録までに必要となる手続きを、乙の承諾を得て乙の名義により行うものとする。この場合にお
いて、当該手続きに係る産業財産権等の登録が行われなかったときは、当該手続きに要した全
ての費用は、再委託先の負担とする。)
19
(成果の利用等)
第7条
契約書第30条の規定は、再委託業務によって得た成果に準用する。
(再委託業務の中止、解約等)
第8条
乙は、再委託契約締結の際、予想できなかった事由で、再委託先、乙いずれの責にも帰する
ことができない事由により、再委託業務の遂行が不可能になり又は再委託業務計画書に記載し
たところに従って再委託業務を実施することが不可能になったときは、再委託先と協議して再
委託契約を解除し又は再委託業務計画書の変更を行わなければならない。
2
乙は、前項の規定により契約の解除又は変更を行うときは、再委託先から再委託費の全部又
は一部を返還させねばならない。
(再委託契約書の記載事項)
第9条
再委託契約書には、第5条から前条までに定める事項及び契約書第33条の規定のほか、次
に掲げる事項を記載し、再委託業務計画書を添付しなければならない。
(1) 委託業務課題
(2) 契約金額
(3) 業務期間
(4) その他必要な事項
(受託者が国の機関の場合は、「第33条」を「第32条」(第26条削除のため)に変更する。)
以
20
上
別紙様式第8
日
銀 行 振 込 依 頼 書
官署支出官
文部科学省大臣官房会計課長
殿
氏名(名称及び代表者氏名)
受託業務「
(委託業務題目)
印
」の契約金額については、下記の口座に振り込み願います
郵便番号
住
所
連絡先電話番号
(フリガナ)
口座名義
(フリガナも必ずご記入下さい)
(銀行に登録した口座名義をご記入下さい)
銀
行
信用金庫
金融機関名
支 店
出張所
金融機関コード
預貯金種別
普通預金
店舗コード
当座預金
(登録口座の種別に○を付して下さい)
口座番号
※以下は文部科学省記入欄
担当局課
局(課)
担当者氏名
21
課(班)
付
別紙様式第10
帳 簿 の 様 式
設備備品
品名
仕様
数
量
単価
(円)
金額
(円)
発注
年月日
引取
年月日
支払
年月日
備考
計
装置試作
品名
仕様
数量
金額(円)
発注年月日 引取年月日 支払年月日
計
研究職員
摘要
金額(円)
左の金額の対象期間
支払年月日
備考
金額(円)
左の金額の対象期間
支払年月日
備考
金額(円)
左の金額の対象期間
支払年月日
備考
計
賃金職員
摘要(支払先)
計
人件費付帯経費
摘要
計
消耗品
品名
数 単価(円) 金額(円) 発注
量
年月日
引取
年月日
支払
年月日
備考
支払年月日
備考
計
電子計算機諸費
摘要
金額(円)
左の金額の対象期間
計
22
備考
旅費
摘要
金額(円)
左の金額の対象期間
支払年月日
備考
計
修繕修理費
件名
仕様
数量
金額(円)
発注年月日 引取年月日 支払年月日
備考
仕様
数量
金額(円)
発注年月日 引取年月日 支払年月日
備考
計
雑役務費
件名
計
光熱水料
摘要
金額(円)
左の金額の対象期間
支払年月日
備考
計
その他の経費
内訳
摘要
金額(円)
支払年月日
備
考
計
事業管理費
種別等
摘要
数量
金額(円)
発注年月日 引取年月日 支払年月日
備考
計
間接経費
品名
仕様
数
量
単価
(円)
金額
(円)
計
23
発注
年月日
引取
年月日
支払
年月日
備考
(記入要領)
1.
2.
3.
4.
5.
6.
7.
8.
業務計画書の委託業務経費総括表に掲げる種別ごとに本様式による帳簿を設け、当該費の種別毎に
その経費の内容を表示すること。なお、種別は、一般的な例を記載したものであるので、業務計画
書の委託業務経費総括表に掲げる種別に合わせること。
その他の経費にあっては内訳ごとに区別して整理すること
「発注年月日」は、発注書又は契約書の年月日を記入すること。ただし、軽微な物品の購入で発注
書の発行を要しないものについては、発注の意思決定のなされた日(例えば、予算執行又は支出伺
文書の決裁のあった日)を記入すること。
「引取年月日」は、物品の検収年月日を記入すること。
「支払年月日」は、「出金伝票又は振替伝票等」により経理上支払又は振替として処理した年月日
を記入すること。
帳簿は、種別ごと(その他の経費にあっては内訳ごと)に毎月の額を集計し、その額を月分計とし
て記入し、更に当該月までの額を集計し、その額を累計として記入すること。
事業管理費については、本様式中の各種別の記載事項を踏まえ、支出案件が相当する種別の記載事
項を記載するものとし、適当な欄がない場合には、必要に応じて備考欄に記入すること。
実施計画が小項目に分かれている場合には、案件(品名、摘要)ごとに対応する小項目番号を備考
欄に記入すること。
24
別紙様式第11
取 得 資 産 管 理 台 帳
平成
年
品名
月
日付け
仕様
第
数
量
単価(円)
号
「
委託業務題目
製造又は取得
価格(円)
」
製造又は 設置場所(住
取得年月日
所)
備考
(作成要領)
1.課題名等については、継続事業の場合はその全てについて記載すること
2.物件の分類について
設備備品等については製造又は取得した単位毎に記載する。ただし、設備備品等に組み入れられた
ものであっても、単体でも使用できる備品については、一品毎に内訳として記載する。
3.製造又は取得金額について
当該委託先に係る一般管理費を除く製造原価(材料費、加工費及び直接経費)又は取得価格を記載
する。
4.本表は、1年1表ではなく、購入年度順に当該委託事業で取得したすべての資産を記載すること。
(毎年順次追記していくこと。)
25
別紙様式第12
委 託 業 務 中 間 報 告 書
日
支出負担行為担当官
文部科学省
局長
殿
(受託者)住
所
名称及び
代表者氏名
平成
年
委託業務題目
月
「
付
日付け
第
印
号
」
上記業務の実施状況を委託契約書第9条の規定により、下記のとおり報告いたします。
記
1.業務の実施状況
(1)業務の実施日程
業
務
項
目
月
実施期間( 年
月
月
月
月 日 ∼
月
月
年
月
月 日)
月
月
月
(2)業務の実施状況の説明
2.業務予算の実施状況
(1) 総括表
費
目
種
別
内訳
予算(円)
実績(円)
決算見込(円)
備
考
計
(2) 設備の状況
費目及び
種別
内訳及び
仕様
数量
単価(円) 金額(円) 実績(円) 引取(予定)年
月日
計
(受託者が国の機関の場合は、「代表者氏名」を「官職(契約担当官)」に変更する。)
26
備
考
別紙様式第13
業 務 計 画 変 更 承 認 申 請 書
日
支出負担行為担当官
文部科学省
局長
殿
(受託者)住
所
名称及び
代表者氏名
平成
年
委託業務題目
月
「
付
日付け
第
印
号
」
上記の業務計画を、下記により変更したいので、委託契約書第10条第1項の規定により承認
していただきたく申請いたします。
記
1.変更事項
①変更前
②変更後
2.変更の理由
3.変更が業務計画に及ぼす影響及び効果
(受託者が国の機関の場合は、「代表者氏名」を「官職(契約担当官)」に変更する。)
27
別紙様式第14
委 託 変 更 契 約 書 〔 例 〕
平成
年
月
日付けをもって、支出負担行為担当官文部科学省
局長○○○○(以下
「甲」という。)と(受託者)○○○○(以下「乙」という。)との間で締結した委託業務の題目平成
年度「
」に関する委託契約書のうち、一部条項について下記のとおり変更する。
記
1.第3条に規定する委託費「10,000,000円」を「12,000,000円」に変更する。
2.別添業務計画書のうち、経費について次のとおり変更する。
費 目
設備費
運営費
種別、内訳
設備備品
○○装置
当初計画額
増 減 額
4,000,000
△ 1,000,000
3,000,000
消耗品
実験用器材
その他
(3,000,000)
1,000,000
2,000,000
(3,000,000)
3,000,000
0
(6,000,000)
4,000,000
2,000,000
その他の運営費
3,000,000
0
3,000,000
6,000,000
10,000,000
3,000,000
2,000,000
9,000,000
12,000,000
計
合
計
改計画額
(単位:円)
備考
3.変更理由
本研究において、○○○実験に当初計画以上の器材を必要とすることが判明したため、実験用
器材費として 3,000,000円を増額することとしたい。
また、○○装置は入札の結果、当初計画額より 1,000,000円節減できたためこれを実験用器材
費にあてることとし、差額 2,000,000円の変更契約を行う。
上記の契約の証として、証書2通を作成し双方記名押印のうえ、甲、乙各1通を保有
するものとする。
年
月
日
甲
乙
東京都千代田区丸の内二丁目5番1号
支出負担行為担当官
文部科学省○○○○○局長 ○○○○
印
受託者住所
名
称
代表者氏名
印
(記載要領)
1.費目は、一般的な例を記載したものであるので、業務計画書の委託業務に要する費目の内訳
に合わせる。
2.業務の方法等、別項目の変更がある場合はそれも明記する。
3.変更理由については、より具体的に記述する。
(受託者が国の機関の場合は、「代表者氏名」を「官職(契約担当官)」に変更する。)
28
別紙様式第15
委託業務中止(廃止)承認申請書
日
支出負担行為担当官
文部科学省
局長
殿
(受託者)住
所
名称及び
代表者氏名
平成
年
月
委託業務題目 「
付
日付け
第
印
号
」
上記の委託業務を、下記により中止(廃止)したいので委託契約書第10条第2項の規定により承認
していただきたく申請いたします。
記
1.中止(廃止)の理由
2.中止(廃止)後の措置
(受託者が国の機関の場合は、「代表者氏名」を「官職(契約担当官)」に変更する。)
29
別紙様式第16
変 更 届
日
支出負担行為担当官
文部科学省
局長
殿
(受託者)住
所
名称及び
代表者氏名
平成
年
月
委託業務題目 「
日付け
第
号
」
業務の内容について下記のとおり変更しましたのでお届けします。
記
1
付
変更事項
①変更前
②変更後
2 変更の理由
(受託者が国の機関の場合は、「代表者氏名」を「官職(契約担当官)」に変更する。)
30
印
別紙様式第17
委 託 業 務 完 了 ( 廃 止 ) 報 告 書
日
支出負担行為担当官
文部科学省
局長
殿
(受託者)住
所
名称及び
代表者氏名
平成
年
委託業務題目
月
「
日付け
第
印
号
」
上記の業務は、平成
年
月
日に完了(廃止)したので委託契約書第11条の規定
により、下記の書類を添えて報告いたします。
なお、委託契約書第25条第1項に規定する著作権については、無償で譲渡します。
記
1.業務結果説明書(別紙イ)
2.業務収支決算書(別紙ロ)
3.取得資産管理台帳の写し
(注)再委託先において取得資産がある場合には、「取得資産管理台帳の写し」も添付する。
(受託者が国の機関の場合は、「代表者氏名」を「官職(契約担当官)」に変更する。)
31
付
別紙イ
業 務 結 果 説 明 書
業務の実績
(1) 業務の実施日程
業
務
項
目
4
月
5
月
実施期間(
6 7
月 月
(2)業務の実績の説明
(注)再委託を含む。
32
年 月 日 ∼
年 月 日)
8 9 10 11 12 1 2
月 月 月 月 月 月 月
3
月
別紙
ロ
業 務 収 支 決 算 書
1. 決算総括表
区分
費
目
予算額(円)
決算額(円)
備考
委託費の額(円)
支出 設備費
人件費
運営費
一般管理費
事業管理費
間接経費
再委託費
合 計
収入 委託費の額
自己調達額
その他
合 計
(注)決算書は実支出額とし、千円未満を四捨五入せずに記載すること。
「費目」は原則として、この名称を用い、経費が発生しない場合は省略する。
2.決算内訳
(A)支出の費目別内訳
設備費
種別
内訳
数量
金額(円)
発注年月日 引取年月日 支払年月日
備考
計
人件費
内訳
摘要
金額(円)
支払年月日
備
考
計
運営費
種別
内訳
数量
金額(円)
発注年月日 引取年月日 支払年月日
備考
計
一般管理費
摘要
金額(円)
計
33
支払年月日
備
考
事業管理費
内訳
摘要
金額(円)
支払年月日
備
考
金額(円)
支払年月日
備
考
金額(円)
支払年月日
備
考
計
間接経費
摘要
計
再委託費
内訳
摘要
計
(B)収入
種別
委託費の額
自己調達額
その他
摘要
金額(円)
計
34
備
考
別紙様式第18
成 果 報 告 書
日
支出負担行為担当官
文部科学省
局長
殿
(受託者)住
所
名称及び
代表者氏名
平成
年
委託業務題目
月
「
日付け
第
印
号
」
上記の業務に関する成果の報告書を契約書第12条の規定により、別添のとおり提出いたし
ます。
(注)再委託を含む。
(受託者が国の機関の場合は、「代表者氏名」を「官職(契約担当官)」に変更する。)
35
付
別紙様式第19
経 理 報 告 書
日
支出負担行為担当官
文部科学省
局長
殿
(受託者)住
所
名称及び
代表者氏名
平成
年
委託業務題目
月
「
日付け
第
印
号
」
上記の業務に関する経理の報告書を契約書第13条の規定により、下記の書類を一式として
添えて提出いたします。
記
1.業務結果説明書
2.収支決算総括表
3.月別収支総括表
4.支出明細表
5.取得資産管理台帳の写し
6.補足説明資料
(書類作成要領)
4.の支出明細表は、帳簿の様式に準じて整理したもの(帳簿の写しでよいものとする)とする。
補足説明資料は必要に応じて作成して添付する。
(受託者が国の機関の場合は、「代表者氏名」を「官職(契約担当官)」に変更する。)
36
付
業 務 結 果 説 明 書
業務の実績
(1)業務の実施日程
業
務
項
目
4
月
実施期間(
5 6 7
月 月 月
(2)業務の実績の説明
37
年 月 日 ∼
年 月 日)
8 9 10 11 12 1 2
月 月 月 月 月 月 月
3
月
収 支 決 算 総 括 表
区分
費
目
予算額(円)
決算額(円)
委託費の額(円)
支出 設備費
人件費
運営費
一般管理費
事業管理費
間接経費
再委託費
合 計
収入 委託費の額
自己調達額
その他
合 計
(注)決算書は実支出額とし、千円未満を四捨五入せずに記載すること。
「費目」は原則として、この名称を用い、経費が発生しない場合は省略する。
38
備考
月 別 収 支 総 括 表
区分
費目
設備費
種別及び内訳
設備備品
装置試作
計
人件費 研究職員
賃金職員
人件費付帯経費
計
運営費 消耗品
電子計算機諸費
旅費
国内旅費
外国旅費
修繕修理費
雑役務費
光熱水料
支出
その他
旅費
諸謝金
会議開催費
通信運搬費
印刷製本費
消費税相当額
計
一般(事業)管理費、
間接経費
再 委 託 再委託先機関名
費
4月
5月
6月
7月
8月
計
合 計
委託費の額
自己調達額
収入
その他
合 計
39
9月
10月
11月
12月
1月
2月
(単位:円)
3月
合計
別紙様式第23
請
求
書
日
官署支出官
文部科学省大臣官房会計課長
殿
(受託者)住
所
名称及び
代表者氏名
請求額
委託業務題目
平成
金
印
円也
年度「
」
上記の業務について、平成
年
月
日付け
第
号により額の確定通知
があったので、委託契約書第16条第1項の規定により委託費の精算払を上記のとおり請求し
ます。
内
訳
受託金額
円
概算払金額
(a)
円
確定金額
(b)
円
差引金額
(b)−(a)
円
取引銀行
支 店 名
預金種別
口座番号
(ふりがな)
口座名義:
40
付
別紙様式第24
平成○○年度委託費支払計画書
(第○回)
平成
平成
年
年
月
月
日提出
日現在
受託者
委託業務題目「
A
費目名
」
C
B
当初予算 変更承認
額
済予算額
D
第1・
四半期
第 2・
四半期
支払実績又は予定額
第3・四半期
10月
11月
12月
計
第4・
四半期
計
前回まで
今回
の概算払
概算払額
額
備考
設備費
人件費
運営費
一般管理費
再委託
再委託先機関名
合計
1.概算払の請求書は、各四半期毎の所要見込額とする。各四半期毎に請求を行わない場合には、既に経過した四半期(各月毎)についても併せて請求す
ること。(上表は、第3・四半期に所要見込額を請求する場合の例示である。)
2.変更承認済予算額の欄は、金額の計画変更をした場合のみ記入する。
3.消費税相当額は、最終月又は納税予定月に計上すること。一般管理費は、毎月又は最終月一括計上のいずれかとする。
4.右最上段には本表を作成した日(何日までは実績を計上したか)を記入する。
5.代表者印等の押印は不要。
41
別紙様式第25
請
求
書
日
官署支出官
文部科学省大臣官房会計課長
殿
(受託者)住
所
名称及び
代表者氏名
請求額
金
印
円也
平成
年
月
日付け
第
号により受託した委託業務題目 平成 年度
「
」に対する委託費の概算払を委託契約書第16条第4項
の規定により上記のとおり請求します。
内
訳
受託金額
(a)
円
概算払済額
(b)
円
今回支払額
(c)
円
差引残額
(a)−(b)−(c)
円
取引銀行
支 店 名
預金種別
口座番号
(ふりがな)
口座名義:
42
付
別紙様式第27
標 示 ラ ベ ル
文部科学省平成○○年度委託事業
委託業務課題名を記載
品
名
備
考
(注)1.ラベルには、文部科学省平成○○年度委託事業、業務課題名、品名、備考を表記することと
する。
2.備考欄には、業務題目整理番号等を必要に応じ記載する。
3.装置等が複数に分割されている場合は、1/2、2/2等の表記で区別して、全ての構成品に貼り
付けること。
4.標示ラベルは以上の要件を満たしているものであれば、構わない。
43
別紙様式第28
日
支出負担行為担当官
文部科学省
局長
付
殿
(受託者)住
所
名称及び
代表者氏名
印
委託費による取得資産の所有権移転について
平成
年
月
日付け
第
号により指示があった平成
年度委託
費(委託業務題目「
」)により製造又は取得した資産の所有権
については、別表のとおり国に移転します。
なお、当該資産の預り証及び処分等に関する希望及び利用計画を別紙(1、2)のと
おり提出します。
44
別表
委託業務題目「
品名
仕様
」による取得資産の所有権移転明細書
数量 単価(円)
製造又は取得
価格(円)
取得
年月日
保管場所
備考
〔例〕
○○解析装置
(内訳)
プリンター
(注)
㈱○○○製
商品名、型番
等
2台
50,000
100,000
14. 9.10
機能追加
既に取得した装置等に機能追加、改造を行った場合には、品名、仕様、単価、製造
又は取得価格、取得年月日欄に記入し、機能追加、改造の別を備考欄に記載する。
なお、単体でも使用できる機器類を使用して機能追加、改造を行った場合は、既に
取得した装置等の内訳として数量欄も記入する。(記載例参照)
所有権移転物件毎の写真を1葉添付すること。
45
別紙‐1
預 り 証
日
文部科学省大臣官房会計課長
殿
(申請者)住
所
名称及び
代表者氏名
平成
年度委託費(委託業務題目「
おりお預りいたします。
印
」)による取得資産を下記のと
記
1.取得資産
品
名
仕
様
2.保管場所
3.預り期間
所有権移転の日より当分の間
4.本件担当者名
5.連絡先(住所、電話番号、メールアドレス)
46
数
量
備
考
付
別紙‐2
委託費による取得資産の処分等に関する希望及び利用計画
(受託者)住
所
名称及び
代表者氏名
年度
品名
委託業務題目
仕様 数量
取得 取得年
価格 月日
損耗
程度
設置
状況
撤去
費用
受託者
所在地
希望する処
分の方法
印
利用
計画
保管場所
(住所)
備考
(注) 1「年度」:委託契約の属する年度を記入すること。
2「品名」:「内訳」(又は品名)欄に記載されている事項を記入すること。
3「損耗程度」: A.B.C.D.Eに区分し、
Aは修理金額が取得金額の10%以下と推定されるものとする。
Bは
〃
20%以下
〃
Cは
〃
30%以下
〃
Dは
〃
50%以下
〃
Eは
〃
50%以上
〃
4「設置状況」: 機械器具及び移動可能なもの(可搬型)とコンクリート等で固着して容易に
移動出来ないもの(非可搬型)の区別を記入すること。
5「撤去費用」: 4の「非可搬型」の資産の撤去費用(荷造り、運搬費用を除く)を必要とす
るときは、その費用の内容及び概算見積額を記入すること。
6「希望する処分の方法」:貸付、返納、払下の区分を記入すること。
7「利用計画」: 貸付、払下を希望する資産を使用して行う研究の内容及び関連を簡単に記入
すること。
47
別紙様式第30
物 品 の 無 償 貸 付 申 請 書
日
文部科学省大臣官房会計課長
付
殿
(申請者)住
所
名称及び
代表者名
印
物品の貸付を受けたいので下記のとおり申請します。
記
1.貸付を希望する機械器具等の品名、仕様、数量及び使用場所
別紙のとおり
2.貸付希望期間
物品貸付承認の日から研究終了の日まで(A)
物品貸付承認の日から平成 年 月 日まで(B)(C)(D)
3.用途
○○○○(法人名等)の行う試験研究に使用する。(A)(C)
平成 年度∼平成 年度まで文部科学省から受託した「
に使用する。(B)
文部科学省からの委託研究「
」に使用する。(D)
」の継続研究
4.貸付を希望する理由
○○○○(法人名等)の行う試験研究を推進し科学技術の振興に寄与するため。(A)(C)
当該試験研究を促進し科学技術の振興に寄与するため。(B)
上記委託研究の推進を図るため。(D)
5.業務計画書
別添のとおり(注:次項参照の上、作成のこと)(A)(B)(C)
別添のとおり(注:委託契約書の業務計画書の写しを添付のこと。)(D)
6.事務担当者(注:研究担当者ではなく申請機関の実際の窓口となる者を記載のこと)
住 所:〒182-8522 東京都○○市○○町7-44-1
所 属:○○本部事業推進部○○課
氏 名:○ ○ ○ ○
TEL/FAX:0000-00-0000/0000-00-0000
メールアドレス:
(注)(A)特殊法人、独立行政法人、国立大学法人
(B)公益法人
(C)地方自治体、学校法人等
(D)「(A)∼(C)」に該当する以外の組織で、継続課題2年目以降の受託研究のため
貸付を申請する場合
48
別添
業 務 計 画 書
1.試験研究題目
遺伝子制御による選択的シナプス強化・除去機構の解明(A)(C)
「
」の継続研究(B)
2.主任者氏名(役職名)
科 学 太 郎(○○法人○○機構第一研究部
主任研究員)
3.試験研究の目的
「
」の基礎である活動依存的、永続的かつ入力特異的な○○○○強化及び
除去の機構を明らかにすることにより科学技術の振興に寄与する。
4.試験研究の方法
(1) 海馬での後期○○に伴い発現する遺伝子の網羅的解析と機能に関する研究
○○の機能を空間特異的・時間特異的に阻害あるいは強化できる遺伝子操作動物を作出
する。また作出動物の海馬○○や学習・記憶を解析し、変異の影響を明らかにするととも
に○○欠損変異マウスのシナプス可塑性・学習行動及び小脳登上線維シナプスの選択的除
去の解析を行う。
(2)
(3)
(注)下線部分の文言は必ず記載して下さい。
49
別紙
品名
(注)
仕様
数量
使用場所
取得
年月日
取得金額
(円)
備考
既に取得した装置等に機能追加、改造を行った場合には、品名、仕様、単価、製造又は
取得価格、取得年月日欄に記入し、機能追加、改造の別を備考欄に記載する。
なお、単体でも使用できる機器類を使用して機能追加、改造を行った場合は、既に取得
した装置等の内訳として数量欄も記入する。
50
別紙様式第31
借 受 書
日
文部科学省大臣官房会計課長
殿
(申請者)住
所
名称及び
代表者氏名
印
平成
年
月
日付け
第
号をもって承認のあった下記の委託業務に使
用する物品の無償貸付について、承認通知書記載の条件を承諾のうえ、当該物品を確かに借受け
ました。
記
委託業務題目「
」
51
付
別紙様式第32
資 産 管 理 表
整理番号
品名
取得価格
円
取得年月日
附 属
品 又
は 関
係 機
関 そ
の他
製造年月日
仕様
年月日
製造番号
管理責
任者
管理場所
国に所有権を移転した年月日
貸付契約締結年月日
印
平成
貸
付
期
間
摘要
年
月
日
貸付を受けた理由(用途)
(記入要領)
1 この表は、1資産毎に作成すること。
2 「付属品又は関係機器その他」の欄には、当該資産が2以上の機器等によって構成されている場合
に、その構成機器等の名称、数量、仕様等を記入すること。
3 「摘要」の欄には、管理状況について特記する事項があればその事項を記入すること。
52
別紙様式第33
物 品 亡 失 ・ 損 傷 報 告 書
日
文部科学省大臣官房会計課長
殿
(申請者)住
所
名称及び
代表者氏名
印
貴省から貸付を受けた物品が亡失(又は損傷)しましたので、下記のとおり報告します。
記
1.貸付年月日
2.亡失(又は損傷)した物品等の品名、仕様及び数量
3.亡失(又は損傷)の日時及び場所
4.亡失(又は損傷)程度又はその状況(事実を説明する書類等を添付)
5.亡失(又は損傷)の原因となった事実の詳細
6.亡失(又は損傷)について取った処置
7.平素における管理の状況
8.その他の参考となるべき事実
53
付
別紙様式第34
日
文部科学省大臣官房会計課長
殿
(申請者)住
所
名称及び
代表者氏名
印
借用物品の返納について
平成
年
月
添物品については、
日付け
(別添書類)
第
号により無償貸付を承認された物品のうち、別
等の理由により返納しますので、通知します。
返納物品明細書
54
1通
付
別添
返 納 物 品 明 細 書
物品名
規格
数
量
返納理由
及び状況
(借用機関名)
損耗 使用 移動の
程度 価値
可否
撤去費用
保管場所
備考
(注)
1.本明細書には次の点を調査のうえご記入願います。
(1)
(2)
(3)
(4)
「損耗程度」(A.B.C.D.Eに区分し、下記により記入して下さい。)
Aは修理金額が取得金額の10%以下と推定されるもの。
Bは
〃
20%以下
〃
Cは
〃
30%以下
〃
Dは
〃
50%以下
〃
Eは
〃
50%以上
〃
「使用価値」(A、B、Cに区分し、下記により記入して下さい。)
Aは、現状のまま、若しくは修理により2年以上使用可能と推定されるもの。
Bは、現状のままで、多少利用価値があると推定されるもの。
Cは、多額の修理費を要する等のため、スクラップ等の処分が適当と思われるもの。
「移動の可否」
移動可能なもの(可搬型)とコンクリート等で固着して容易に移動出来ないもの(非可搬
型)の区別を記入して下さい。
「撤去費用」
撤去費用(荷造り、運搬費用を除く)を必要とするときは、その費用の内容及び概算見積
額を記入して下さい。
2.返納物品ごとの現況写真を1葉添付すること。
55
別紙様式第35−1
確 認 書
日
支出負担行為担当官
文部科学省
局長
付
殿
(受託者)住
所
名称及び
代表者氏名
印
○○(受託者名称及び代表者氏名)(以下「乙」という。)は、支出負担行為担当官文部科学省
長
(以下「甲」という。)に対し下記の事項を約する。
局
記
1.乙は、委託業務「 (委託業務題目) 」(以下「当該委託」という。)に係る発明等を行っ
た場合には、遅滞なく、当該委託契約書の規定に基づいて、その旨を甲に報告する。
2.乙は、甲が公共の利益のために特に必要であるとしてその理由を明らかにして求める場合には、
無償で当該委託に係る知的所有権を実施する権利を甲に許諾する。
3.乙は、当該知的所有権を相当期間(※明確な期間を指定する場合には、3年間と書き換える。)
活用していないと認められ、かつ、当該知的所有権を相当期間活用していないことについて正
当な理由が認められない場合において、甲が当該知的所有権の活用を促進するために特に必要
があるとしてその理由を明らかにして求めるときは、当該知的所有権を実施する権利を第三者
に許諾する。
4.乙は、上記2に基づき甲に利用する権利を許諾した場合には、甲の円滑な権利の利用に協力す
る。
5.乙は、甲が上記3に基づき、当該知的所有権を相当期間活用していないことについて理由を求
めた場合には甲に協力するとともに、遅滞なく、理由書を甲に提出する。
以上
56
別紙様式第35−2
確 認 書
(コンテンツに係る知的財産権)
日
支出負担行為担当官
文部科学省
局長
付
殿
(受託者)住
所
名称及び
代表者氏名
印
○○(受託者名称及び代表者氏名)(以下「乙」という。)は、支出負担行為担当官文部科学省
長
(以下「甲」という。)に対し下記の事項を約する。
局
記
1.乙は、委託業務「 (委託業務題目) 」(以下「当該委託」という。)においてコンテンツ
に係る知的財産権を制作した場合には、遅滞なく、当該委託契約書の規定に基づいて、その旨
を甲に報告する。
2.乙は、甲が公共の利益のために特に必要であるとしてその理由を明らかにして求める場合には、
無償で当該委託に係るコンテンツを利用する権利を甲に許諾する。
3.乙は、当該コンテンツを相当期間(※明確な期間を指定する場合には、3年間と書き換える。)
活用していないと認められ、かつ、当該コンテンツを相当期間活用していないことについて正
当な理由が認められない場合において、甲が当該コンテンツの活用を促進するために特に必要
があるとしてその理由を明らかにして求めるときは、当該コンテンツを実施する権利を第三者
に許諾する。
4.乙は、上記2に基づき甲に利用する権利を許諾した場合には、甲の円滑な権利の利用に協力す
る。
5.乙は、甲が上記3に基づき、当該コンテンツを相当期間活用していないことについて理由を求
めた場合には甲に協力するとともに、遅滞なく、理由書を甲に提出する。
以上
57
別紙様式第36
産 業 財 産 権 等 出 願 通 知 書
日
支出負担行為担当官
文部科学省
局長
付
殿
(受託者)住
所
名称及び
代表者氏名
印
平成
年
月
日付け委託契約に基づく業務「
」について、下記
のとおり産業財産権等の出願を行いましたので、委託契約書第21条第1項の規定により通知します。
記
1.出願国
2.出願に係る産業財産権等の種類
3.発明等の名称
4.出願日
5.出願番号
6.出願人
7.代理人
8.優先権主張
(受託者が国の機関の場合は、「代表者氏名」を「官職(契約担当官)」に変更する。)
58
別紙様式第37
産 業 財 産 権 等 通 知 書
日
支出負担行為担当官
文部科学省
局長
付
殿
(受託者)住
所
名称及び
代表者氏名
印
平成
年
月
日付け委託契約に基づく業務「
」について、下記
のとおり産業財産権等の登録等の状況について、委託契約書第21条第3項の規定により通知します。
記
1.出願に係る産業財産権等の種類
2.発明等の名称
3.出願日
4.出願番号
5.出願人
6.代理人
7.登録日
8.登録番号
(受託者が国の機関の場合は、「代表者氏名」を「官職(契約担当官)」に変更する。)
59
別紙様式第38
著 作 物 通 知 書
日
支出負担行為担当官
文部科学省
局長
付
殿
(受託者)住
所
名称及び
代表者氏名
平成
年
月
日付け委託契約に基づく業務「
ついて委託契約書第21条第4項の規定により、下記のとおり通知します。
印
」に係る著作物に
記
1.著作物の種類
2.著作物の題目
3.著作者の氏名(名称)
4.著作物の内容
(受託者が国の機関の場合は、「代表者氏名」を「官職(契約担当官)」に変更する。)
60
別紙様式第39
日
支出負担行為担当官
文部科学省
局長
殿
(受託者)住
所
名称及び
代表者氏名
印
知的所有権を受ける権利の譲渡について
平成
年
月
日付け委託契約第
号に基づく業務「
」によ
り得られた下記の成果が、知的所有権を受ける権利の対象となる可能性があると思われるので、
明細書案を添えて通知するとともに、譲渡証書を提出いたします。
(工業所有権の場合)
記
1.発明(考案)の名称
2.発明者(考案者)
3.発明(考案)の概要
別紙のとおり
添付書類
(1)特許出願等明細書案
(2)譲渡証書
イ.受託者名から文部科学省あて
ロ.発明者(考案者)から受託者名あて
61
各
2通
各
各
2通
2通(写)
付
別紙
発明(考案)の概要
1.発明の名称
2.出願番号
3.発明の数
4.出願日
5.公告日
6.発明の概要
・概要
・委託業務における位置づけ
・新規性
・類似技術・競合技術の概要
・予想される商品性、波及効果等
・関心を持つと考えられる企業又は業種
等
62
譲 渡 証 書
日
(譲受人)
支出負担行為担当官
文部科学省
局長
殿
(譲渡人)住
所
名称及び
代表者氏名
(受託者)
印
下記の発明(考案)に関する特許(実用新案登録又は意匠登録)を受ける権利を無償で貴殿
に譲渡したことに相違ありません。
記
発明(考案)の名称
63
付
譲 渡 証 書
日
(譲受人)
(住所)
(受託者名称及び代表者氏名)
殿
(譲渡人)住 所
氏 名
(発明者)
印
下記の発明又は考案に関する特許、実用新案及び意匠の登録を受ける権利を貴殿に譲渡した
ことに相違ありません。
記
発明(考案)の名称
64
付
別紙様式第40
成果報告書の無断複製等禁止の表記について
委託業務に係る成果報告書の無断複製等の禁止の表記については、次によるものとする。
本報告書は、文部科学省の委託業務として、○○○○(受託者の名称)
が実施した平成○○年度「□□□□□□(委託業務の名称)」の成果を取
りまとめたものです。
従って、本報告書の複製、転載、引用等には文部科学省の承認手続きが
必要です。
注)成果報告書表紙裏に表記すること。
65
別紙様式第43
成 果 利 用 承 認 申 請 書
日
支出負担行為担当官
文部科学省
局長
付
殿
(受託者)住
所
名称及び
代表者氏名
平成
年
月
日付け
委託業務題目 平成
年度「
第
印
号
」
上記の事業について得られた成果を、このたび下記のとおり利用したいので委託契約書第3
0条の規程により申請いたします。
記
1.利用しようとする成果
2.利用の方法
3.成果を利用しようとする時期
4.利用を必要とする理由
(受託者が国の機関の場合は、「代表者氏名」を「官職(契約担当官)」に、「第30条」を「第
29条」(第26条削除のため)にそれぞれ変更する。)
66
別紙様式第44
成 果 利 用 届
日
委託業務担当課長
付
殿
(受託者)住
所
名称及び
代表者氏名
平成
年
月
日付け
委託業務題目 平成
年度「
第
印
号
」
上記の業務について得られた成果を、このたび下記のとおり利用した(い)ので委託契約書
第30条の規定により届け出いたします。
記
1.利用した(い)成果
2.利用の方法
3.成果を利用した(い)時期
4.利用を必要した(い)理由
(作成要領)
記以下の利用が複数ある場合は、下表を用いること。
1.利用した(い)成果 2.利用の方法
3.成果を利用した(い)時期 4.成果を必要した(い)理由
(受託者が国の機関の場合は、「代表者氏名」を「官職(契約担当官)」に、「第30条」を「第
29条」(第26条削除のため)にそれぞれ変更する。)
67
別紙様式第45
日
文部科学省初等中等教育局長
付
殿
団体所在地
団体名
代表者氏名
文部科学省著作刊行物の(複製・引用)許可願
1.(複製・引用)する著作物:
(文部科学省 著作刊行物名を記入する。)
2.使用目的:
(どのような目的で使用するのか、その理由を簡潔に記入する。)
3.使用内容:
(製作する刊行物のうち、文部科学省著作物が何頁を占めるのか、また、引用の場合は、文部科学省
著作物をどのように使用するのか著作物ごとに記入する。)
4.発行部数:
(定価をつけて発行される部数)
5.定価:
(消費税込の価格)
6.販売分野:
(どのような団体・個人を対象に販売するかを記入する。)
7.発行予定年月日:
68
別紙様式第47
番
年
支出負担行為担当官
文部科学省□□□□□局長
◎◎
月
号
日
◎◎
(独立行政法人)◎◎◎◎役
◇◇◇◇◇ ○○○○○
平成
年度「◇
◇
◇
◇
◇
◇」の委託契約について
標記の件について、独立行政法人△△△法附則の規定に基づき、当該権利及び義務を承継したので、
下記のとおり通知します。
記
1
承継者
名
2
称
官
職
変更前
特殊法人△△△△
契約担当役
○○○○○
変更後
独立行政法人△△△△
◇◇◇◇役
○○○○○
氏
◇◇◇◇◇
◇◇◇◇◇
銀行振込(口座名の変更等)
振込銀行名
○
○
本支店名
○
銀
行
△
金融機関コード(4桁)
1 2 3 4
変 更 後
預
(フリガナ)
金 種 類
△△ △
○
○
△
△
店
店舗コード(3桁)
9 9 9
当座
・
普通
・
通知
△△△
口座番号
口座名
名
○
69
○
0123456
別紙様式第48
委 託 費 支 出 明 細 書
平成
1.
年度科学技術試験研究委託費
委託費の名称
「
」
2. 事業の目的及び内容
(1) 目的
(2) 具体的な内容
3. 委託先の公益法人の名称
4. 委託実績額
5. 委託費における管理費
(1) 人件費
(2) 一般管理費
(3) その他の管理費
千円
千円
千円
内
容
合
計
計
合
6.
(A)
金額
千円
千円
千円
千円
外部への支出
(1) 外部に再委託されているものに関する支出
支出内容
合
支出先
金額
千円
千円
千円
千円
千円 (B)
支出先
金額
千円
千円
千円
千円
千円
計
(2) (1)以外の支出
支出内容
合
計
7. その他
8.
内
容
合
計
金額
千円
千円
千円
%(B/A)
再委託の割合
70
別紙様式第49
コ ン テ ン ツ 利 用 届
日
支出負担行為担当官
文部科学省
局長
付
殿
(受託者)住
所
名称及び
代表者氏名
平成
年
月
日付け
委託業務題目 平成
年度「
第
印
号
」
上記の業務について、このたび下記のとおり利用したので委託契約書第31第3項の規定
により届け出いたします。
記
1.利用内容
2.利用したコンテンツ
知的財産権の種類(注1)
知的財産権の名称等(注3)
及
び
番
号
(注2)
3.実施(第三者は実施許諾した場合)
自己・第三者(注4)
(注1):種類は、特許権、実用新案、意匠権、回路配置利用権、品種登録者の権利、著作権又は特定
情報のうち、該当するものを記載する。
(注2):番号は、当該種類に係る設定登録番号又は設定登録の出願若しくは申請番号、著作物の登録
番号又は管理番号、特定情報の管理番号を記載する。
(注3):①発明、考案又は意匠は、当該発明、考案、意匠に係る物品の名称
②回路配置は、回路配置を用いて製造した半導体集積回路の名称及び当該半導体集積回路の
分類(構造、技術、機能)
③植物体の品種は、農林水産植物の種類(属、種、亜種)、出願品種の名称
④著作権は、著作物の題号、特定情報は、特定情報の名称、該当する①∼④の名称等を記載
する。
(注4):自己又は第三者のいずれかを○で囲む。
(受託者が国の機関の場合は、「代表者氏名」を「官職(契約担当官)」に、「第31条」を「第
30条」(第26条削除のため)にそれぞれ変更する。)
71
事
務
連
絡
平成14年5月13日
各国立学校
各大学共同利用機関
大学評価・学位授与機構
国立学校財務センター
研究協力担当部課長
殿
文部科学省研究振興局振興企画課
文部科学省研究振興局研究環境・産業連携課
文部科学省研究振興局情報課
文部科学省研究振興局ライフサイエンス課
文部科学省研究振興局基礎基盤研究課
文部科学省研究開発局開発企画課
文部科学省研究開発局地震調査研究課
文部科学省研究開発局海洋地球課
文部科学省における主要5分野の研究開発委託事業の取扱いについて(事務連絡)
平成14年度から開始される主要5分野の研究開発委託事業(以下「研究開発委託事業」という)
において、文部科学省が国立大学等に対し委託して事業を実施する場合における契約その他の取扱
いについては、下記により行うようお願いします。
記
1.契約の取扱い
(1)研究開発委託事業については、国立大学等は、別紙1の契約書様式例により、または、各々
の委託業務の特殊性等のため必要に応じて契約書様式例に加除修正を行ったものにより、文部科学
省研究振興局又は研究開発局(国以外の機関等で文部科学省研究振興局又は研究開発局からの委託
を受け、その再委託により業務を委託するものを含む)と契約を結ぶものとする。国立大学等は、
当該契約書に従い、委託された研究等の業務を実施するものとする。
(2)国立大学等が委託された業務を実施するにあたって、当該国立大学等が中核的機関となり他
の研究機関(以下「協力機関」という。)とグループ等を形成する場合には、文部科学省研究振興
局又は研究開発局との契約(別紙2の契約書様式例参照)に基づき、他の国立大学等との協力契約
(*)又は民間企業等他の研究機関との再委託契約もしくは共同研究契約等必要な契約等を結ぶこ
とができるものとする。
(*)中核的機関である国立大学等が、協力機関である国立大学等との間で経費支出の報告や
研究成果の取扱い等を定めた協力契約(別紙3の契約書様式例を参照)をそれぞれ結ぶこととす
る。
2.経費等の取扱い
(1)受け入れる経費には、「受託研究の取扱いについて」(平成14年3月29日付 13文科
振第1179号 研究振興局長、会計課長通知)の6.(1)でいう「間接経費」は含まれないも
のとする。
72
(2)研究開発委託事業は、一般の受託研究に比べその規模が大きい場合が多く、また、その円滑
な業務を実施するにあたり、多大な事務処理となることが想定されることから、「事業管理費」を、
業務実施に直接必要な経費の合計額の5%相当額を上限として、積算することができるものとする。
①業務実施に直接必要な経費と事業管理費との合算額が委託契約の契約金額となる。
②事業管理費は、委託された業務遂行のための管理的業務に係る人件費、備品費、消耗品費及
び旅費等に使用するものとして積算するものとし、委託された業務遂行に直接関係しない目的
で使用してはならない。
3.経費の要求方法
(1)中核的機関及び協力機関(以下「各機関」という。)において必要となる経費は、産学連携
等研究費として、各機関が直接要求を行う。
(2)各機関は本事業の執行にあたり、既に示達している産学連携等研究費に不足が生じる場合は、
執行可能額の範囲内で、技術移転推進室に追加示達の要求を行う。
(3)要求方法は「産学連携等研究費に係る経費の要求等について」(平成14年3月29日付 1
3文科振第1180号 研究振興局長通知)により、産学連携等研究費要求書を提出する。
その際の要求書の記入方法は、区分欄の[単年度契約分]受託研究(上記間接経費を除く)
その他に「科学技術振興費主要5分野の研究開発委託事業(研究題目「○○」、中核的機関○
○大学分)」と研究題目ごとに(契約ごとに)記入する。
なお、中核的機関の場合は歳入額欄に受託金額全額を、歳出額欄に執行可能額を記入し、協
力機関の場合は歳入額欄に執行可能額を( )書きで記入し、歳出額欄に執行可能額を記入す
る。
4.知的所有権の取扱い
本委託業務により生じた発明等で、各機関の発明委員会において本委託業務を実施した結果得
られたものであることが認められた知的所有権は、「国立大学等の教官等の発明に係る特許等の取
扱いについて」(昭和53年学術国際局長・会計課長通知)の記の1の(1)のアに該当するもの
として、国に帰属する取扱いとすること。
【問い合わせ先】
プログラム名
担当課室
担当者
(内線番号)
ライフライフサイエンスプログラム
ITプログラム
環境プログラム
ナノテクノロジー・材料プログラム
都市再生プログラム
研究振興局ライフサイエンス課
研究振興局情報課
研究開発局海洋地球課
研究振興局基礎基盤研究課材料開発推進室
研究開発局地震調査研究課
新井
松本
奥
北口
川口
(7533)
(7397)
(7711)
(4178)
(7682)
受託研究制度全般
研究振興局研究環境・産業連携課技術移転推進室
堤田
(7382)
(注:別紙1∼3については、様式第5U、様式第5C、様式第46Cが相当するため、掲載省略。)
73
未定稿
中核的機関とサブ機関がチームを組む場合の契約方法
についての論点整理メモ
1.契約形態
中核的機関とサブ機関がチームを組む場合、以下のような国との契約形態を
とることが可能である。
Ⅰ.中核的機関が国立大学又は大学共同利用機関(以下「国立大学等」という。)
であって、サブ機関が国立大学等である場合
⇒国は中核的機関とのみ委託契約を結ぶ。また、中核的機関とサブ機関の間
で経費支出の報告や研究成果の取扱い等を定めた協力契約をそれぞれ結ぶ
こととし、経費は国から中核的機関も含め、それぞれの機関に配分(産学連
携等研究費)する。
Ⅱ.上記以外の場合
⇒国は、中核的機関とのみ委託契約を結ぶ。また、中核的機関とサブ機関と
の間で再委託契約を締結し、サブ機関へは、中核的機関を通して経費を配分
する。再委託にあたっては、国と中核機関の委託契約の規定を準用するもの
とする。
2.Ⅰのケースにおける委託契約書の考え方について
Ⅰのケースは、これまで国立大学等の間での受委託関係がなかったことから
新たな仕組みである。このため、中核的機関との委託契約及び中核的機関とサ
ブ機関との協力契約を結ぶこととし、委託契約書、協力契約書の雛型(あくまで
も雛型であり、事業の性質等を勘案して、個別委託契約ごとに変更がありうる)
を定めた。(科学技術振興費 主要5分野の研究開発委託事業 委託業務事務処
理要領 補足、以下「委託要領補足」を参照のこと。)
(1)Ⅰのケースの委託契約の考え方
¾ サブ機関は、中核的機関が国の委託を受けて事業を行う際の協力者とし
ての位置づけとし、中核的機関はサブ機関と協力契約を締結する。
¾ 具体的には、成果報告書、経理報告書、精算に伴う過払い金の返還につ
いては中核的機関が事務をとりまとめるものの、研究成果、物品の取扱い
は、委託者との関係において中核的機関、サブ機関ともに差異を設けない
こととする。(ただし、サブ機関が発明等を行った際及び知的所有権の報告
を行う際には、中核的機関にも報告を行うものとする。)
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(2)委託契約雛型における規定ぶりについて(別添の委託要領補足、様式第
5C 参照)
●委託契約に係るサブ機関の協力を得る条項を委託契約書に追加する。
(第4条関係)
⇒中核的機関は、国から受託した事業をサブ機関と協力して行うことと
する。この際、中核的機関とサブ機関は、別途協力契約を結ぶことと
する。
⇒サブ機関の名称を委託契約書で記述。(国が直接契約を結んでいない
協力機関に経費配分を行う根拠とするため。協力機関へは、国から直
接、契約書で規定する協力経費が支払われるものとする。)
⇒中核的機関は、サブ機関に対して、責任を持って経費の使い道等をチ
ェックする旨、協力契約に明記する。
●協力業務の範囲は、委託者のチェック機能が働くようにする。
(第11条
第5項関係)
●サブ機関における過払金の返還、物品の所有権、知的所有権、成果利用は
国と中核的機関との関係に準じることとし、その規定を置く。また、サブ
機関が発明等を行った際及び知的所有権の報告を行う際には、中核的機関
にも報告を行うものとする。(第20条、第31条、第32条関係)
●知的所有権は、国有であるが、国立大学が管理することを規定する。(第
21条∼30条関係)
●中核的機関・サブ機関が使用する経費は、各機関の産学連携等研究費要
求書により要求することとし、国立学校特別会計より各機関に対して示達
されるものとする。(契約上は不出)
(3)協力契約について(別冊の委託要領補足、様式第46C 参照)
●中核的機関とサブ機関との関係を規定する。
⇒報告書は、中核的機関が取りまとめることとする。
⇒中核的機関はサブ機関に対して、額の確定調査を行うものとする。
●過払金の返還、物品の所有権、知的所有権、成果利用に関する手続き等に
ついてのサブ機関への通知は、中核機関からの事務連絡によるものとす
る。
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参考(未定稿)
国立大学等との契約における経費の流れ
文部科学省
一 般 会 計
納付
(原則、一括して概算払い)
国立学校特会
産学連携等研究費
納入告知
委託契約
各機関が経費要求。各機
関に対して経費を示達。
中核的機関
各々の機関と
協力契約締結
サブ機関
サブ機関
サブ機関
サブ機関
サブ機関
納入告知は、概算払い(精算)手続きを経た後、文部科学省の指示するところにより発する。
産学連携等研究費の追加示達が必要な場合(前掲、文部科学省における主要5分野の研究開発
委託事業の取扱いについての事務連絡、3.経費の要求方法を参照のこと)には、委託費の支払
いがすでに行われているかどうかに係わらず、契約書の範囲内において経費の要求を行う。
中核的機関とサブ機関の役割分担
計画書、成果報告書、
経理報告書
経費
額の確定、過払金
知的所有権、物品
中核的機関
チームの資料をとりまとめて、
委託局との関係の事務を遂行
・ 委託費総額の納入告知書を
委託局へ提出。
・ 必要経費は産学連携等研究
費の示達による。
チームの資料をとりまとめて、
委託局との関係の事務を遂行
・ 自らの知的所有権、物品を管
理
・ サブ機関分については、事情
を把握。
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サブ機関
必要書類を中核的機関へ提出
各機関における必要経費は産学
連携等研究費の示達による。
必要資料を中核的機関へ提出
・ 自らの知的所有権、物品を管
理
・ 必要書類を中核的機関へ提
出
14文科振第185号
平成14年7月15日
各
国
立
学
校
長
各大学共同利用機関長
大学評価・学位授与機構長
殿
国立学校財務センター所長
文部科学省研究振興局長
遠
藤
昭
雄
(印影印刷)
文部科学省大臣官房人事課長
樋
口
修
資
(印影印刷)
「国立大学等において企業との共同研究・受託研究に従事する
非常勤職員の取扱いについて」の一部改正について(通知)
このことについて、「国立大学等において企業との共同研究・受託研究に従事する非
常勤職員の取扱いについて」(平成13年3月29日付け12文科振第276号・12
文科人第243号)の一部を下記のとおり改正する。
なお、この改正前の通知により採用されている職員については、なお従前のとおりと
する。
記
題名中「企業との」を削る。
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本文中「産学連携の推進」を「科学技術創造立国を目指す我が国において、国立大学
等の有する高い研究能力を活用して産学官連携を推進すること」に改め、「なってきて
おります。」の次に「また、研究環境活性化等のため、国立大学等においても外部資金
による研究を積極的に行うこと、及び、研究人材流動化の促進は、その重要性を増して
おります。」を加え、「企業との共同研究・受託研究の効率的」を「国立大学等におけ
る共同研究・受託研究の積極的かつ効率的」に、「別添「国立大学等において企業との
共同研究・受託研究に従事する非常勤職員の取扱いについて」」を「別添「国立大学等
において共同研究・受託研究に従事する非常勤職員の取扱いについて」」に、「別紙「国
立大学等において企業との共同研究・受託研究に従事する非常勤職員の給与の取扱いに
ついて」」を「別紙「産学官連携研究員の給与の取扱いについて」」に、「平成13年
4月1日」を「平成14年7月15日」に改める。
別添の題名中「企業との」を削る。
別添の1中「企業との」を削り、「当該研究」を「当該業務」に改める。
別添の2中「産学連携研究員」を「産学官連携研究員」に改め、次の段落を加える。
なお、産学官連携研究員に対して客員教授又は客員助教授を称せしめるに当たっては、
昭和62年5月21日文部大臣裁定「国立大学等における客員教授及び客員助教授の取
扱いについて」によること。
別添の3中「企業との」を削り、「企業から」を「当該共同研究・受託研究」に改め
る。
別添の4中「企業との」を削り、「産学連携研究員」を「産学官連携研究員」に改め
る。
別添の5中「企業との」を削る。
別添の6中「ところによる。」を「ところによるほか、別紙「産学官連携研究員の給
与の取扱いについて」による場合は、同通知の記の2に基づく文部科学大臣あて協議が
あったものとする。」に改め、なお書を削る。
別添の7中「企業から」を「当該共同研究・受託研究」に改める。
別添の8中「産学連携研究員」を「産学官連携研究員」に改め、「企業との」を削る。
別紙を次のように改める。
(本件連絡先)
研究振興局研究環境・産業連携課技術移転推進室
電 話:03−5253−4075
大臣官房人事課給与班給与第三係
電 話:03−3581−4211(内線2139)
78
別
紙
産学官連携研究員の給与の取扱いについて
産学官連携研究員について、当該共同研究・受託研究の目的に則して、より優秀な人
材の確保が特に必要な場合の当該職員の時間給又は日給の基礎となる俸給月額は、その
職務の複雑・困難性を勘案し、次に掲げるところによるものとする。
1
産学官連携研究員(客員教授及び客員助教授を称せしめる者(以下「客員教授等」
という。)を除く。)の時間給又は日給の基礎となる俸給月額は、常勤の助手に採用し
たものとして、次表の初任給基準表の初任給欄に定められている号俸(経験年数を有す
る者にあっては、当該号俸の号数に、その者の経験年数の月数を12月で除した数を加
えて得た数を号数とする号俸)の範囲内の俸給月額とすることができる。
初任給基準表
学
歴
博士課程修了
初 任 給
教育職俸給表(一)2級11∼18号俸
(大学6卒後の課程に限る。)
博士課程修了
教育職俸給表(一)2級 9∼16号俸
修士課程修了
教育職俸給表(一)2級 5∼12号俸
大学6卒
大学卒
2
教育職俸給表(一)2級 2∼ 9号俸
客員教授等である産学官連携研究員の時間給又は日給の基礎となる俸給月額は、常
勤の職員に採用されたものとして、上記1により得られる俸給月額を基礎に、順次その
職務の級へ昇格したものとした場合に得られる俸給月額の範囲内の俸給月額とするこ
とができる。
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