第109期 営業のご報告

What’s
SHIZU-GIN?
2015.June 第109期 営業のご報告
第12次中期経営計画
明 日 へ の 扉 を 開くた め に Top Message
Topics
「しずぎん本部タワー」
を建設
●
「地方創生部」
を新設
●
「しずおか観光活性化ファンド」
を設立
●
「徳川家康公四百年祭限定デザインカード」
を発行
●
決算情報 連結/単体
明 日 へ の 扉を 開くた め に
現在、
私たちが取り組んでいる第12次中期経
Top Message
政府は、
この問題に対処すべく、
地方公共団体が
に、
高度なノウハウと専門的なスキルを駆使して
対処することが求められています。
営計画
「TOBIRA ∼明日への扉を開くために」
で
各々の実情に合わせた
「地方人口ビジョン」
と
「地
は、
「『Breakthrough』
を合言葉に、世界一の地
方版総合戦略」
を策定し、
その実現に向けて一丸
新しい本部棟は、
これからの金融業務のあり方
方銀行を目指します」
を、
グループの役職員一人
となって推進することを求めており、私たち金融
を展望したもので、
地域経済に対するサポート体
ひとりの行動指針として定めています。
機関も、
その当事者の一人として、
プランの策定
制の強化と総合金融機能の一層の充実を目的と
と推進等に積極的に関与する姿勢が求められて
しています。
ブ
レ
イ ク ス
ル
ー
「世界一の地方銀行」
とは、
地域社会のため、
お
取引先の皆さま、
そして株主の皆さまのために、
います。
静岡銀行グループにとって、金融を通じて
「地
世界一の努力を続ける銀行であり、
地域において
それは、
地域の課題を共有し、
ともにその解決
方創生」
に携わることは、
地域社会が未来への扉
今まで以上の信頼を得るために、
一人ひとりが常
にあたるという、
私たちの社会的使命そのもので
を開くための、夢のある仕事でもあります。グ
に世界一を意識した目線で判断し、行動しようと
あるからです。
静岡銀行では、
各地の営業店長を
ループ企業が一丸となり、
熱い情熱をもって世界
いう、
全従業員へ向けた呼びかけでもあります。
「地方創生推進担当者」
に任命するとともに、新
この行動指針の背景には、私の信条とする言
たに
「地方創生部」
を設置するなど、組織体制を
葉「利他の心」があります。
これは文字どおり
「他
整備しました。
一の努力を重ねてまいりたいと思います。
第12次中期経営計画初年度の具体的な取り
を思いやる心の大切さ」
を説いたもので、
「他の
また、
昨年12月、
新しいワークスタイルの確立
組みと実績については、本誌にお示ししたとおり
人の利益を第一に考えて行動することが、
ひいて
と生産性の向上を目指す本部棟が竣工しました。
ですが、
グループが一体となった意欲的な事業
は自己のためになる」
という考えを示したもので
今後、
人々のライフスタイルの変化に合わせ、
金
展開により、
平成26年度決算は連結経常利益で
す。銀行業務とは、人々の夢を叶え、
目的を達成
融機関の店舗のあり方も、
軽量化、
モバイル化を
過去最高益を計上することができました。
する手段となる
「お金」
を介して、
人と企業と社会
キーワードに、新たな形態へと進化していくこと
これも日ごろの皆さまの温かいご支援のおか
を結びつける仕事であり、他を利することによっ
が予想されます。
しかし、
地域社会が安定的に成
げと、心から感謝申しあげますとともに、今後も
てこそ成り立つ仕事であると言えます。
その意味
長を遂げていくためには、地域開発プロジェクト
変わらぬご支援を賜りますよう、
お願い申しあげ
では、
金融機関の価値とは、
社会に対する貢献の
や企業の大規模投資はもちろん、
今後、
真価が問
ます。
度合いによって定まると言っても過言ではないと
われる地方創生への具体的取り組み等に対し
考えているからです。
て、従来以上の密接なコミュニケーションのもと
いま、私たちを取り巻く社 会では、
あらゆる領域で構造変化が進み、
なかでも地方における人口減少、
首都圏への一極集中は、
この
国 の 未 来に深 刻 な 影
を落としています。
Contents
Top Message………………………………………1
第12次中期経営計画
TOBIRA∼明日への扉を開くために………………3
Topics ………………………………………………4
法人取引 ……………………………………………7
貸出金/法人預金/ビジネスマッチング
次世代経営者塾 Shizuginship
経営改善・事業再生支援/コンサルティング
頭取
個人取引 ………………………………………………11
個人預金/年金・給与のお受け取り
ローン/預り資産
コーポレート・フィランソロピー ………………………13
第109期 営業のご報告 ………………………………15
静岡銀行の概要/格付/株式情報
株主還元の状況/自己資本比率
業務粗利益・業務純益等の推移
有価証券評価損益の状況/リスク管理債権等の状況
決算情報 ………………………………………………19
連結/単体
企業理念 地域とともに夢と豊かさを広げます。
1
2
To p i c s
第 12 次 中 期 経 営 計 画
∼明日へ の 扉を開くために 1
計画期間 :平成26∼28年度(3年間)
2
基本コンセプト
3
「しずぎん本部タワー」を建設
創立70周年記念事業の一環として、金融新時代にふさわしい
生産性と創造性を備えた新たな本部棟
「しずぎん本部タワー」
を建設しました。
一層の競争力・プレゼンスの向上
収益機会の創造・新たなビジネスモデルの構築
第11次中期経営計画の継承・深化
ステークホルダーの満足度向上
ビジョン(目指すべきグループ像)
新しい可能性に挑戦する
「しずぎん」
ブ レ イ ク ス ル ー
〈行動指針〉
『Breakthrough』を合言葉に、世界一の地方銀行を目指します。
4
基本戦略
4つの基本戦略をバランスよく推進し、
ビジョンの実現を目指します。
基本戦略
1
営業戦略
基本戦略
2
地域密着型金融のさらなる深化
新たな事業領域・収益機会への挑戦
経営基盤戦略
ブランド戦略
基本戦略
3
基本戦略
柔軟かつ強固な経営基盤の構築
4
「しずぎんブランド」
の一層の価値向上
ビジョンの実現
5
目標とする指標
28年度目標
収益目標
効率性指標
3
生産性向上とコミュニケー
ションの活性化をはかるた
め、業務に応じて自由に座席
を変えられるフリーアドレス
を導入、営業店のバックアッ
プ体制を充実させました。
26年度実績
連結経常利益
800億円以上
751億円
連結当期純利益
500億円以上
499億円
連結ROE(連結普通株式等Tier1ベース)
6%台
6.34%
連結OHR
55%程度
55.69%
健全性指標
連結普通株式等Tier1比率
14%程度
15.25%
投資家向け指標
株主還元率
中期的に50%以上
49.82%
「非常事態対策室」
を常設。
国内全営業店をテレビ会議
システムで結び、災害時にお
ける業務継続体制を強化す
るとともに、地域の防災拠点
としての役割を果たします。
地上20階建て、のべ床面積3万6千平方メート
ル。最新のIT、防災、環境配慮型設備などを備
えています。
静岡銀行・CIMBニアガ「提携3周年記念交流会」を開催
27年2月27日
(金)
、CIMBニアガとの業務提
携3周年を記念し、インドネシア日本国大使
館大使らの臨席のもと、ジャカルタ市内で
「提携3周年記念交流会」
を開催し、お取引先
120社、
185名が参加しました。
また、交流会の席上で、お取引先相互の交流
を深める
「インドネシア静友会」
の発足を発表
しました。
なお、
CIMBニアガが設置するジャパンデス
クには静岡銀行の行員2名が駐在し、お取引
先のサポートを行っています。
バンコメール
BBVABancome
rS.
A.
と業務提携を締結
26年11月28日
(金)
、今後、自動車関連企業の進出が
見込まれるメキシコで、お取引先のニーズに迅速・適
切にお応えするため、地方銀行
で初めてメキシコの金融機関と
業務提携を締結しました。
4
To p i c s
「地方創生部」を新設
「しずおか観光活性化ファンド」を設立
[設置日]27年6月19日
(金)
政府が掲げる地方創生に積極
的に関与し、地域の活性化に
貢献するため、新たに
「地方創
生部」
を設置し、体制の強化を
はかりました。
[推進体制]
●地方創生部が中心となって、本部各部・グループ会社と連携して各種
施策の検討と推進を行います。営業店では、全店長が地方創生推進
担当者として、
きめ細かな対応を行います。
●地方公共団体、
産業界、
経済団体、
大学、
労働団体との緊密な連携のも
と、
地方創生に関する取り組みに参画し、
地域の活性化を目指します。
行 内体制
地方創生担当役員
政 府
産業界
県
政令指定都市
経済団体
地方創生部
地方創生ワーキンググループ
構成部署:経営企画部、法人部 ほか
本部各部
グループ会社
[設立日] 27年3月31日
(火)
観光産業の振興を通じた地域経済の活性化を目的として設立。
ファンドのファイナンス機能
(社債引受、株式投資)
に加え、
さまざまなハンズオン支援
(専門家派遣、
コンサルティング等)
を行い、中堅・中小企業者の観光事業を多面的にサポートします。
(中小企業団体中央会等)
相 談
地域の観光活性化に
資する事業を営む
中堅・中小企業などの
事業者
中堅企業
その他33市町
地方創生推進担当者(営業店長 )
労働団体
静岡銀行グループが一体となった取り組みの推進
しずおか観 光 活 性 化ファンド
リスクマネーの供与
ハンズオン支援
中小企業
100% 子会社
5
協働設立
優秀賞
協同組合AQUES
(次世代技術部門)
「環境水域の水質改善に資するアオコ抑制サービス事業」
株式会社ESP
(ニュービジネスプラン部門)
「WEB会議システムと3DCADを用いた設計支援」
西光エンジニアリング株式会社
(企業革新部門)
「マイクロ波加熱とA・Dを併用する乾燥方式」
新しいセミナーを開催
∼しずぎん成長分野応援プロジェクト∼
外国人観光客の対応方法を解説
●インバウンドビジネスセミナー ∼外国人観光客のおもてなし手法とは∼
【開催日】27年1月20日
(火)
【会 場】伊豆の国市長岡総合会館
(伊豆の国市)
【内 容】
パートナーシップ協定を締結した伊豆の国市と協力し、
商業施設・宿泊施設でのおもてなし手法などを紹介
新人賞・女性起業家賞を新設
新人賞
観光マザーファンド
大規模災害が発生した際に、静岡県と各市
町等が設置する災害ボランティア本部のサ
テライト拠点として、県内営業店
(33店舗)
の
駐車場を無償で貸し出します。
最優秀賞・優秀賞に次ぐ秀逸なビジネスプランを新人賞・女性起業家賞として表彰
株式会社VILLAGE INC
「地域資産の恩恵を活かした
『場』
を創造する
“VILLAGE”
事業」
REVICキャピタル
静岡県内の地域金融機関
「大規模災害時における災害ボランティア活動拠点に関する覚書」を締結
地域経済の将来を担う革新的・創造的な事業に取り組む起業家
を支援。26年度は102件の応募があり、以下を選出しました。
株式会社鈴生 鈴木貴博 社長
有限責任組合員
投資諮問委員会
地域経済活性化支援機構 日本政策投資銀行 リサ・パートナーズ
第3回「しずぎん起業家大賞」を実施
「農業の新しい経営」
静岡キャピタル
継続的な
経営支援
※全店の営業店長(地方公共団体取引店以外の営業店長も含みます)
株式会社鈴生
(企業革新部門)
連 携
無限責任組合員
大 学
※
有力観光事業者、交通事業者
地方公共団体など
連 携
連携・対応
各カンパニー・地方公共団体取引店
最優秀賞
静岡県内の地域金融機関
航空機産業への参入に関心のある事業者を支援
女性起業家賞
株式会社アビリティーフィールズ
「静岡県産を中心とした規格外品による、
糖質を軽減した新食感のドライフルーツの開発と販売」
●しずぎん航空機産業セミナ−
株式会社アビリティーフィールズ
松本侑己 社長
【開催日】27年4月15日
(水)
【会 場】
アゴラ浜松
(浜松市)
【内 容】航空機産業の現状と参入における課題、
新事業展開を行う事業者向けの助成制度などについて解説
6
法人取引
貸出金 中小企業向け貸出金
ビジネスマッチング
26年度の貸出金の残高
(平残)
は、前期比2,315億円増加し、7兆2,430億円となり、
このうち静岡県内向け残
高は4兆6,650億円となりました。中小企業向け貸出金の残高は前期比73億円減少し、2兆7,189億円とな
り、
このうち静岡県内向け残高は2兆88億円となりました。
貸出金残高
(平残)
の推移
(億円)① 銀行全体
75,000
70,000
65,000
中小企業向け貸出金残高
(平残)
の推移
② うち静岡県内
72,430
70,115
66,694
26,000
② うち静岡県内 ※公社を含まず
27,262
26,780
スーパーマーケット・トレードショー2015
27,189
[開 催 日]27年2月10日
(火)
∼12日
(木)
[開催場所]東京ビッグサイト
(東京都江東区)
24,000
55,000
50,000
44,458
45,000
45,766
46,650
①
18,000
②
24年度
22,000
20,501
20,000
40,000
0
(億円) ① 銀行全体
30,000
28,000
60,000
35,000
充実した店舗ネットワークや情報網を活用した販売先・仕入先の紹介、各種商談会への参加サポートなど、
お取引先の事業の可能性を広げるお手伝いを行っています。
25年度
貸出金
(平残)
のうち
静岡県内向け貸出金の割合
26年度
26年度の法人預金の残高
(平残)
は前期比666億円
増加し、
1兆9,017億円となりました。
このうち 静 岡 県 内 の 残 高は7 4 2 億 円 増 加し、1 兆
5,641億円となりました。
16,000
14,390
14,000
12,000
①
73.9%
① 国内店 ② うち静岡県内
18,351
17,730
19,017
15,641
14,899
②
24年度
25年度
∼個人事業主の皆さまに事業資金をスピード融資∼
[取扱開始日] 27年4月17日
(金)
Point.1
Point.3
ビジネスマッチング成約件数の推移
上海ビジネス交流会2015
(件)
5,000
[開 催 日] 27年1月23日
(金)
[開催場所] オークラガーデンホテル上海
(中華人民共和国上海市)
4,000
七十七銀行、千葉銀行、八十二銀行、京都銀行と共催
で、中国に進出されているお取引先企業などを対象
に、地域を越えた商談や情報交換の機会を提供。
4,360
3,953
4,932
3,000
2,000
0
24年度
25年度
26年度
26年度
しずぎんビジネスクイックローン
Point.2
●不正送金被害に関する補償制度
万 が 一 、不 正 送 金 の 被 害に遭われた場
合、払い戻された預金を、最大5,000万円
まで補償します。
26年度
「仮審査は最短で即日ご回答」
仮審査のお申し込みは、
郵送、
FAX、インターネット、
電話等でお受けします。
「手続きを簡素化」
融資金額が300万円までの場合、
確定申告書等のご提出は不要です。
「無担保・保証人なしで最大500万円」
融資期間は最長10年
(融資金額300万円までは最長7年)
静岡県内15商工会議所と「創業支援」に関する覚書を締結
静岡県内すべての商工会
議所との間で
「創業支援」
に関する覚書を締結しま
した。相 談 情 報 の 共 有や
各々の支援事業
(創業塾、
セミナ ー 、専 門 家 相 談 、
ビ ジ ネ スコンテ スト等 )
の 紹 介による創 業・起 業
のバックアップをはじめ、
静岡県産業振興財団など
地域の支援機関とも連携
し、創業支援に取り組んで
います。
創業予備軍・起業家・ベンチャー企業
静岡銀行グループ
●ワンタイムパスワード
振込などのお手続きの際、
専用機器に表示
される1度だけ有効となるパスワードを入
力し、
本人認証を行う高度なセキュリティ方
式です。パスワードは60秒ごとに変わりま
す。
25年度
法人預金残高
(平残)
の推移
0
しずぎんWEB−PCバンキングサービスの
セキュリティが向上
②
24年度
(億円)
20,000
18,000
静岡県、静岡県産業振興財団と合同
で、65社からなる
「ふじのくに静岡夢街
道」を組成し、国内最大級の食品商談
展示会への出展をサポート。
20,088
中小企業向け貸出金
(平残)
のうち
静岡県内向け貸出金の割合
64.4%
法人預金
①
0
20,473
カンパニー
営業店
法人部
創業支援デスク
事業計画相談・公的支援サポート
セミナー・起業家大賞
ビジネスマッチング
コンサルティング・投融資
グループ会社
県内15
商工会議所
地域の
支援機関
市町
地方創生
※補償条件の詳細は店頭でお問い合わせください。
7
8
法人取引
経営改善・事業再生支援
会員数 832社 1,250名
次世代経営者塾
(27年3月末現在)
次世代を担う静岡県内の経営者・後継者・実務担当者の皆さまに、
研鑽と交流の
「場」
を提供する会員制サービスです。
全体フォーラム
26年度下半期 参加人数 のべ 911人
地域フォーラム
(中部)
既存の価値観をぶっ壊せ!
静岡聖光学院中高等学校 教頭 星野明宏 氏
お取引先への
「経営改善・事業再生支援」
をはじめ、
「地域一体再生」
に営業店・本部・グループ会社・外部の専門
機関が相互に連携して取り組んでいます。また、
地域企業の事業再構築や
事業再生支援取り組み件数
縮小・清算などを円滑にサポートする
「転・廃業支援」
にも取り組んでいます。
① 取り組み件数
経営改善支援
事業再生支援
地域一体再生
営業店の担当者が、
お取 引 先 の 経 営 改
善 へ の 取り組 み を
サポート
企業サポート部が、グループ
企業や外部専門機関等と連
携し、地域経済への影響が大
きい企業の再生を支援
一つの地域全体の
活 性 化と個 別 企 業
の 再 生をあわせて
推進
(件)
70
60
50
40
30
20
10
0
(西部)
世界のビッグプレーヤー
を目指す!
株式会社ディー・エル・イー
代表取締役 椎木隆太 氏
[基調講演]
「資本主義の終焉と歴史の危機」
日本大学 国際関係学部教授 水野和夫 氏
経営基盤・財務/中期経営計画・ビジョン策定/
グローバル/リーダーシッププログラム/
経営幹部の器量と生き方
株式会社佐藤満国際経営・農業研究所
代表取締役社長 佐藤 満 氏
・ゼミナール(1回集中講座)
ソリューション型・
提案営業力強化プログラム
∼短歌を通じて静岡の文化をアピール∼
歌人・作家 田中章義 氏
インドネシア スタディツアー/
可睡齋で禅体験
静岡県内の中堅・中小企業を中心に、株式上場、
事業承継・MBO、医療・介護、環境、農業等を中心
とした成長分野などを支援する投資を行います。
15
24年度
事業承継・MBO等の
ニーズのある企業
成長分野
医療・介護、環境、農業等
9
ファンド投資
銀行融資
資金支援
経営支援
株式公開支援
販路開拓
人材確保
静 岡 銀 行 グルー プ
株式公開指向の
ある企業
設立時期
1号
2号
3号
4号
5号
8年2月
13年8月
17年6月
19年1月
23年11月
総資金量
5億円
10億円
10億円
10億円
10億円
投資社数
16社
27社
30社
20社
23社
10
運営・管理
静銀経営コンサルティング
静銀ティーエム証券 等
26年度
②
26
24年度
25年度
① コンサルティング
契約受託件数
環境ISOなどコンサルティング実績
40
30
10
16
②
0
26年度
成約件数
経営相談契約実績
(件)
40
0
25年度
10
15
8
24年度
25年度
26年度
②
認証取得件数
事業承継コンサルティング実績
31
36
36
25年度
26年度
20
13
24年度
11
13
※コンサルティング契約受託件数は契約を締結
した件数
(保守契約を含む)
でカウント
(件)
40
34
22
①
②
① コンサルティング
契約受託件数
※成約件数は一つの案件について譲渡企業・譲
受企業双方と契約がある場合、2件とカウント
20
24
20
0
26年度
24年度
※26年度実績のうち19件は経営改善計画策定支援業務
事業展開や設備投資などで多額の資金が必要となる場合に、公的機関の制度や企業のもつ資産を活
用して融資の仕組みを作り、資金調達ニーズに積極的にお応えしています。
ストラクチャードファイナンス[企業向け]の実例
(26年10月∼27年3月)
外部ネットワーク
1
(財)静岡県産業
振興財団 等
ケース
出資
静岡キャピタル
31
13
0
公的機関利子補給融資と
シンジケートローンによる
設備資金提供
(約50億円)
友好ベンチャー
キャピタル 等
2
ケース
3
国際協力銀行
(JBIC)
との
協働融資
(M&A必要資金)
(約20百万米ドル)
公的機関(利子補給)
静岡銀行
融資
お取引先
企業
設備資金
として活用
協働融資
お取引先
企業
M&A必要資金
として活用
融資
お取引先
企業
運転資金
設備資金
として活用
シンジケートローン
(アレンジャーとして組成)
出資
しずぎん投資ファンド
「飛躍」
ファンド総額10億円
25年度
企業向けストラクチャードファイナンス(仕組み金融)への取り組み
●これまでの投資ファンド
静岡銀行
17
14
②
(件)
39
28
①
20
● 401k導入 ● 人事賃金 など
ケース
しずぎん6号投資ファンド
「飛躍」
30
● 株式公開 ● ISO認証取得
「しずぎん6号投資ファンド(愛称:飛躍)」を設立
[設立日] 27年3月27日
(金)
M&Aコンサルティング実績
(件)
40
このほか、静岡キャピタル(株)
では、
26年度に、
株式公開支援投資を5件/
1億2,565万円、成長企業や事業承継
の支援投資を6件/9,767万円実施し
ました。
日本文化の心を学ぶ
・体験視察
静岡銀行グループでは、静銀経営コン
サルティング
(株)
など、グループの総
合金融機能を活用し、
お取引先の経営
課題の解決に向けた情報提供や相談
業務を行っています。
● M&A ● 経営相談 ● 事業承継
逆境を切り拓く経営∼変化に対応できた企業が生き残る∼
65
①
コンサルティング(M&A、経営相談、事業承継、環境等)
コンサルティング業務の内容
セミナー
・ゼミナール(各テーマを3回コースで学ぶ)
69
62
(東部)
中小企業の経営改革と人材確保・育成について
ダイヤ精機株式会社 代表取締役 諏訪貴子 氏
② 支援完了件数
JBIC
外貨調達
静岡銀行
静岡銀行
ABL
(Asset Based Lending、
静岡銀行
売掛債権・動産担保融資)
(約16億円)
売掛債権・設備等(担保)
10
個人取引
個人預金
26年度の個人預金の残高
(平残)
は、前期比1,790
億円増加し、
5兆8,681億円となりました。
個人預金残高
(平残)
の推移
(億円)
60,000
55,000
① 国内店
(先)
250,000
58,681
54,397
52,598
①
25年3月末
26年3月末
27年3月末
給与振込先数
(先)
680,000
660,000
0
245,867
242,229
220,000
0
50,000
45,000
240,705
230,000
56,891
51,038
ローン
年金受給先数
240,000
② うち静岡県内
55,376
しずぎんを利用されている
年金・給与のお受け取り
675,551
666,985
656,834
620,000
24年度
25年度
26年度
0
●ローンの内訳
住宅ローン
●うち静岡県内
住宅ローン
640,000
②
27年3月末の個人のお客さま向け
ローンの残高は、住宅ローン・ワイ
ドローン( 特 別 口 )を中 心に26年
3月末より1,324億円増加し、2兆
6,225億円となりました。
25年3月末
26年3月末
無担保ローン
その他のローン
無担保ローン
その他のローン
※
「住宅ローン」
はアパートローンを含む。
※
「無担保ローン」
は、自動車ローン・教育ローン・趣味と
暮らしのローン・フリーローン・カードローン
(セレカ・
ミープラス・ネクストワン・アップグレード・ハイカード
ローン・サポートマックス)
の合計額。
「その他のローン」
はキャピタルローンなど。
キャッシュ
カード
+
キャッシュ
カード
+
キャッシュカード
で借りる
残高バック
アップ機能
自動融資
サービス
●ダイレクトライト
キャッシュ
カード
+
インターネット
バンキング
サービス
0
平日
土曜日
日曜日・祝日
8時∼21時
9時∼17時
9時∼17時
平日
土曜日
日曜日・祝日
取扱なし
20,000
22,000
24,000
26,000
28,000(億円)
住宅ローン実行額
(新8疾病プラス実行額)
の推移
① 住宅ローン実行額
② うち「新8疾病プラス」
1,400
1,200
時にも、条件を満たせば毎月のローン返済額分の保
1,000
1,238
1,235
①
「新8疾病プラス」
を選ばれる方が
増えています。
800
400
200
0
(単位:億円)
443
287
②
26年度上半期
26年度下半期
インターネット支店が「徳川家康公四百年祭限定デザインカード」を発行
提携後
7時∼21時
9時∼17時
9時∼17時
※Enet
(イーネット)
ATMは、
ファミリーマート、
サークルKサンクス等に設置されています。
※お引き出し・カードローンお借り入れのご利用には所定の手数料がかかります
(ステートメント型総合口座・しずぎんWebWallet口座を含む)
。
11
18,000
たとえばインフルエンザで一時的に会社を休まれる
お借入れ期間中の金利を固定化したいという
ご要望にお応えするため、固定金利商品に
20年・25年・30年・35年を追加しました。
取扱時間
7時∼23時
9時∼21時
9時∼19時
16,000
600
●お預け入れ・カードローンご返済
提携前
20,620
全期間長期固定金利型住宅ローン
取扱業務
提携後
26,225
27年
3月末
険金が支払われます。
ファミリーマート、
サークルKサンクス、
ローソン等の
ATM運営会社と提携し、
ATM利用時間を拡大しました。
提携前
19,935
外の病気やケガの保障など、
手厚い内容が特長です。
急にお金が必要になった時、あらかじめ定めた範
囲内でお借り入れいただけます。
公共料金やクレジット代金等の引き落とし日に預金
残高が不足していた場合、
自動的にご融資します。
取扱時間
23,555
19,057
24,901
26年
3月末
合に一時金100万円をお支払いする特約や、
8疾病以
キャッシュカードをお持ちの方なら、
メールアドレスを登録いただく
だけで、
スマートフォンなどで普通預金残高や入出金明細が手軽に
照会できる無料のインターネットバンキングサービスをご利用いた
だけます。
●お引き出し・カードローンお借り入れ・残高照会
その他のローン
無担保ローン
障に加え、奥さまが女性特有のガンと診断された場
コンビニATMの利用時間を拡大
[取扱開始日]
27年3月26日(木)
住宅ローン
ガンと診断された時、ローンが完済となるなどの保
お手持ちのキャッシュカードに2つの残高バックアップ機能をプラス
●ミープラス
無担保ローン
その他のローン
住宅ローンをお考えの方に「しずぎん新8疾病プラス」
クレジットカード一体型キャッシュカードです。クレジットカードの利
用や銀行取 引 に 応じたポ イントが たまり、商品券への交換や定
期預金の金利優遇などの特典が受けられます。
クレジット
カード
(上段:全体 下段:うち静岡県内)
住宅ローン
25年
3月末
27年3月末
キャッシュカードに便利な機能をセット
●しずぎんjoyca
ローン残高
(末残)
の推移
「徳川家康公顕彰四百年記念事
業」
に賛同し、キャッシュカードを
お好きなデザインでお作りいた
だける
「デザインカードサービス」
に、徳川家康公四百年祭のデザ
インをあしらった期間限定
(27年
12月30日[ 水 ]まで)キャッシュ
カードを追加しました。
●デザイン例
12
個人取引
預り資産
27年3月末の静銀ティーエム証券
(株)
を含む個人預り資産残高は、7兆5,937億円
(前期末比+2,123億円)
、
資産運用商品
(円貨預金・譲渡性預金を除く個人預り資産)
残高は1兆6,789億円
(同+185億円)
となりました。
個人預り資産
(末残)
の推移
※個人年金保険は残存する契約の時価ベースで記載しています。
譲渡性預金
25年
3月末
円貨預金
外貨預金
投資信託
71,899
公共債(国債等)
個人年金保険等
静銀ティーエム証券
73,814
26年
3月末
75,937
27年
3月末
0
50,000
55,000
60,000
65,000
70,000
マネックス証券と
投資信託を共同企画
27年1月13日(火) 静銀ティーエム証券
横浜支店(横浜市西区)がオープン
米国の株式や債券
へ分散投資を行い
安定的な運用成果
を 目 指 す 商 品 とし
て 、投 資 信 託「 米 国
株 式 リ ス ク コ ント
ロール戦略ファンド」
を共同で企画しまし
た。
静 銀 ティー エム 証 券
が、横浜市(静岡銀行
横浜支店2階)に横浜
支店を開設。これにと
もない、藤沢支店を横
浜 支 店 藤 沢 営 業 所に
名称変更、藤沢支店中
山営業所を廃止しまし
た。
75,000(億円)
コーポレート・フィランソロピー
第1回「しずぎんカップ・
静岡県スポーツ少年団学童軟式野球大会」
少年サッカー大会の支援
3 0 0を超える少 年 サッ
カーチームが、11歳以下
の静岡県チャンピオンを
目指して熱戦を繰り広げ
る
「しずぎんカップ静岡県
ユースU‐11・8人制サッ
カー大会」
や、日本全国から子どもたちが清水に集う
「全国少年少女草サッカー大会」
に協賛しています。
●第59回 coba
(27年1月 沼津市)
しずぎん
ユーフォニア・コンサート
国内外の一流アーティストの演奏
を地域の皆さまにお楽しみいただ
いています。
しずぎんカルチャー・フォーラム
『しずぎん寄席』
金融経済教育
静岡県経済の現況や地域金融機関が
地域経済に果たす役割などについて解
説する静岡産業大学、常葉大学での
「金融講座」をはじめ、地域の大学等で
金融に関する講義を行っています。
13
静岡県内の強豪チームが優勝を争う少年野球
の県大会に
「しずぎんカップ」
として協賛してい
ます。第1回目となる今大会では、5月5日・6日・
9日の3日間にわたり40チームが熱戦を繰り広
げ、優勝した「赤佐ヤングス」が、東海大会への
出場権を獲得しました。
日本の伝統話芸である落語会
の開催を通じて、地域の皆さま
に、ゆとりあるひとときをお過
ごしいただいています。
●第19回 柳亭市馬・瀧川鯉昇
二人会
(26年9月 静岡市)
静岡交響楽団を応援
「エコノミクス甲子園」静岡大会
静岡県内の高校生12校21
チーム・総勢42名が、経済や金
融の知識を問うクイズに挑戦。
熱戦の末、静岡雙葉高等学校の
チーム
「LUC
I
EN」
が優勝し、
全国
大会への切符を手にしました。
静岡銀行presents「静岡交響楽団
青 島 広 志 の“ 底 抜 けに楽しい
アメリカ
音 楽 ”」
を開催。
●26年12月14日
(日)
静岡銀行研修センター
(静岡市清水区)
にて
●27年2月 静岡市
環 境 へ の 取り組み
公益信託
「しずぎんふるさと環境保全基金」
平成5年の設立以来、静岡県内で環境保全活動に取り組
む団体や個人のべ498先に対して、総額6,
320万円の活
動資金を助成しました。
「小さな親切」
運動への協力
グループ企業内に静岡県本部を設置し、環境保全・美化
活動、植樹など、自然豊かな潤いのある地域社会づくり
に取り組んでいます。
14
記載金額等は原則として四捨五入で表示しています。
静岡銀行の概要
設
昭和18年3月1日
本
金
908億円
貸
出
金
7兆3,931億円
金
8兆7,151億円
産
11兆1,692億円
総
第109期
営業のご報告
営業のご報告
立
資
預
しずぎんレポート
27年3月31日現在
資
配当額の推移
16.55%
(うち普通株式等Tier1比率 15.25%)
従
員
2,992人
店
静岡市葵区呉服町1丁目10番地
TEL
(054)
261-3131
本
店
舗
数
203店舗
静岡県内 173(本支店152・出張所21)
静岡県外
27(支店23・出張所4)
海 外
3(支店3)
(注)
記載金額は億円未満を切り捨てて表示しています。 地域とともに夢と豊かさを広げます。
企業理念
邦銀トップ水準の格付
27年6月1日現在
長期格付
※格付の高い順にP-1、P-2、P-3、NPの4種
類があり、
NPは
「投機的」
とされています。
短期格付
ムーディーズ
A1
P-1※
スタンダード&プアーズ
A+
A-1
格付投資情報センター
AA
─
株式情報
株式の状況
株
主
数
発行済株式の総数
665,129,069株
保有自己株式数
46,529,618株
株式の分布状況(単元未満株式を含む)
金融商品取引業者
2.15%
外国法人等 18.48%
政府・地方公共団体
0.01%
1千株以上
2.95%
1千株未満
0.18%
金融機関
その他国内法人
19.26%
個人・その他
15
21.48%
所有者別
38.62%
所有株式
数別
5千株以上
2.87%
1万株以上
7.85%
5万株以上
2.55%
10万株以上
9.29%
50万株以上
6.25%
100万株以上
( )
は中間配当額
23年度
24年度
25年度
26年度
27年度予想
13.50円
15円※
15.50円
16円
20円
(10円)
配 当 利 回 り( 配 当 / 期 末 株 価 )
1.58%
1.42%
1.53%
1.33%
ー
※創立70周年記念配当1円を含んでいます。
株主への利益配分の状況
23年度
24年度
25年度
26年度
年 間 配 当 額 ①
(億円)
89
97
97
99
906(累計)
自己株式取得額 ②
884(累計)
17∼26年度実績
(10年間)
(億円)
146
82
227
113
株 主 還 元 額 ③ = ① + ②(億円)
235
180
324
212
1,790(累計)
(億円)
347
409
428
426
3,440(累計)
配 当 性 向 ①/④×100 (%)
25.54
23.78
22.78
23.24
26.32(平均)
株 主 還 元 率 ③/④×100 (%)
67.60
43.93
75.73
49.82
52.01(平均)
健全性を示す「自己資本比率」
〈国際統一基準〉
27年3月31日現在
20,862名
(26年3月末比 1,666名減)
01
1 株 当 た り 配 当 額( 年 間 )
当 期 純 利 益 ④
静岡銀行は
「ムーディーズ
社」など国内外の3つの格
付機関から、日本の大手銀
行・地方銀行等の中でトッ
プ水準の格付を取得して
います。
DATA.
26年度の1株当たり配当額
(年間)
は、当期純利益
(単体)
を踏まえて、期末配当金を公表どおり8円とし、
16円としました。また、27年度の1株当たり配当額
(年間)
は、20円を予定しています。
連結自己資本比率
業
株主還元の状況
DATA.
02
自己資本比率<国際統一基準>は、
バーゼル銀行監督委員会が定めた基準により、
リスクに応じて計算し
た
「資産
(リスク・アセット)
」
に対する
「自己資本」
の割合を示す国際的な指標です。
27年3月末のBIS自己資本比
率
(連結ベース)
は、16.
55%、
また普通株式に係る株主資本
等 を 中 心とした 普 通 株 式 等
Tier1比率は15.
25%となり
ました。
BIS自己資本比率
(連結ベース)
18
(単位:%)
17.46
①
17
16.85
16.55
16
②
15
15.55
15.43
15.25
14
①
BIS自己資本比率
②
普通株式等Tier 1 比率
13
25年3月末
26年3月末
27年3月末
68.06%
16
第109期 営業のご報告
しずぎんレポート 業務粗利益・業務純益・経常利益の推移(単体ベース)
DATA.
03
26年度は、その他業務利益および役務取引等利益の増加があったものの、資金利益の減少により業務
粗利益は前期比ほぼ横ばいとなりました。また、業務純益は経費の増加により減益となり、経常利益も前
期比微減となりました。
① 業務粗利益 ② 業務純益 ③ 経常利益
(億円)
1,600
1,483
1,400
1,463
1,445
1,445
リスク管理債権等の状況
DATA.
05
リスク管理債権の状況(単体ベース)
27年3月末のリスク管理債権の総額は1,373億円、貸出金残高に占める割合は1.85%と26年3月末に
比べ減少しました。また、
「担保・保証等」
や
「貸倒引当金」
による保全率は88.79%となっています。
なお、
リスク管理債権から部分直接償却額71億円、信用保証協会の保証付貸出金744億円、担保・引当
金等404億円を控除した実質的なリスク管理債権は154億円で、
貸出金残高に占める割合は0.20%です。
1,200
1,000
800
672
600
676
623
652
647
672
①
0
業
②
貸出金残高に占める
リスク管理債権の割合
③
23年度
務
粗
利
24年度
25年度
26年度
(億円)
23年度
24年度
25年度
26年度
益
1,483
1,463
1,445
1,445
業
務
純
益
672
676
647
630
経
常
利
益
623
652
672
671
R O E(当期純利益、平残ベース)
リスク管理債権の内訳
3,615(0.04%)
額
118,720(1.60%)
前年度比
3カ月以上延滞債権額
694(0.00%)
貸出条件緩和債権額
14,229(0.19%)
23年度
24年度
25年度
26年度
5.70
6.52
6.73
6.45
△0.28
R O A(当期純利益、平残ベース)
0.38
0.43
0.42
0.41
△0.01
O H R( 経 費 / 業 務 粗 利 益 )
54.69
53.79
55.19
56.42
1.23
1株当たり当期純利益
(円)
52.44
62.79
67.83
68.46
0.63
延
滞
先
債
債
権
権
保全率
(注)
前年度比は、表上で算出しています。
ROE
R OA
OHR
[ Return on Assets・総資産利益率 ]
[ Over Head Ratio・経費率 ]
株主資本を使ってどれだけ利益をあげた
か
(資本の効率性)
を示す指標です。この値
が高いほど効率性が高いことを示します。
総資産を使ってどれだけ利益をあげたか
(資産の効率性)
を示す指標です。この値
が高いほど効率性が高いことを示します。
一定の業務粗利益を得るためにどれだけ
経費をかけたかを示す指標です。この値が
低いほど効率性が高いことを示します。
DATA.
27年3月末の株式・債券等の有価証券評価損益は
+2,855億円と26年3月末に比べ1,049億円増加、
うち株式評価損益は+2,388億円と26年3月末に
比べ851億円増加しました。
(注)
満期保有目的の債券、子会社・関連会社株式を除きます。
2,400
1,200
24年3月末
25年3月末
26年3月末
27年3月末
10,083.56円
12,397.91円
14,827.83円
19,206.99円
2,855
3,000
1,800
日経平均株価
04
有価証券評価損益
(単体ベース)
(億円)
1,805
26年3月末
165,457
(2.28%)
実質的なリスク管理債権
(億円)
27年3月末
部分直接償却額
71
1,200
900
1,373
信用保証協会
保証付貸出金
744
600
担保・保証等や
貸倒引当金による保全率
88.79%
担保・引当金等
404
300
154
0
実質的なリスク管理債権
貸出金残高に占める割合
金融再生法開示債権の状況(単体ベース)
27年3月末の
「金融機能の再生のための緊急措置に関する法律
(金融再生法)
」
施行規則に基づく開示債
権の総額は1,374億円、総与信残高に占める割合は1.83%、
「担保・保証等」
や
「貸倒引当金」
による保全
率は88.75%となっています。
与信関係費用の状況(単体ベース)
26年度の与信関係費用は4億円、与信関係
費用比率は0.006%となりました。
①
25年3月末
7,240,754
0.20%(27年3月末)
②
24年3月末
26年3月末
1,500
与信関係費用・与信関係費用比率の推移
(億円)
1,806
1,276
600
0
137,260
(1.85%)
(27年3月末)
[ Return on Equity・株主資本利益率 ]
有価証券評価損益の状況
7,393,120
(百万円)
額
(単位:%)
綻
リスク管理債権合計
27年3月末
(注)
1. 記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しています。
2.
( )
内は貸出金残高に占める割合を示しています。
貸出金残高
破
主な経営指標
(単体ベース)
17
貸出金残高
(27年3月末)
400
200
(百万円)
1.85%
671
630
与 信 関 係 費 用 = 不良債権処理額 + 一般貸倒引当金繰入額
− 貸倒引当金戻入益 − 償却債権取立益
与信関係費用比率 = 与信関係費用 / 貸出金平残
100
96
80
①
60
0.15%
40
②
20
0
22年度
0.004%
3
23年度
0.002% 0.007%
5
1
24年度
25年度
0.006%
4
26年度
18
決算情報
しずぎんの連結決算をお知らせします。
連結貸借対照表
科
(単位 : 百万円)
目
平成26年度末
[ 資 産 の 部 ]
644,276
預
コ ー ル ロ ーン及 び 買 入 手 形
291,126
譲
金
預
け
目
平成26年度末
科
渡
性
預
( う ち 貸 出 金 利 息 )
91,732
500
(うち 有 価 証 券 利 息 配 当 金 )
28,701
400
運
用
44,816
コー ル マネ ー 及 び 売 渡 手 形
125,577
特
定
取
引
資
産
39,824
債券貸借取引受入担保金
423,020
信
託
3,100
特
債
25,877
役
券
2,596,855
借
金
171,561
特
金
7,367,972
外
替
193
そ
の
他
業
務
替
7,923
社
債
10,000
そ
の
他
経
常
リース債権及びリース投資資産
50,273
新 株 予 約 権 付 社 債
60,085
そ
産
70,182
そ
債
138,631
有
価
貸
証
出
外
国
の
為
他
資
引
負
用
国
の
為
他
負
託
務
取
定
収
取
等
引
1
益
55,589
益
2,450
収
益
16,093
収
益
13,752
収
収
136,455
経 常 費 用
資
金
調
達
123,698
酬
報
引
益
費
用
8,807
有
形
固
定
資
産
74,328
退 職 給 付 に 係 る 負 債
21,841
無
形
固
定
資
産
18,380
睡眠預金払戻損失引当金
527
役
務
取
引
等
費
用
27,050
退 職 給 付 に 係 る 資 産
6,019
偶
発
損
失
引
当
金
2,243
そ
の
他
業
務
費
用
2,519
繰
延
税
金
資
産
1,543
ポ
イ
ン ト
引
当
金
256
営
費
90,928
支
払
承
諾
見
返
69,502
特 別 法 上 の 引 当 金
11
そ
用
7,148
金
△52,637
繰
金
△75
支
貸
投
倒
資
引
損
失
当
引
当
負
延
税
金
払
債
負
承
の
部
合
本
11,233,412
費
法
益
886
為 替 換 算 調 整 勘 定
4,818
退 職 給 付に係る調 整 累 計 額
△5,666
その他の包括利益累計額合計
198,581
株
主
権
分
936
929,285
負債及び純資産の部合計
11,233,412
の
部
持
331
計
産
合
リース業務
22,647
198,543
数
経営コンサルティング業務
代金回収業務
● 静銀リース
(株)
法 人 税 、住 民 税 及 び 事 業 税
その他有価証券評価差額金
資
● 静銀経営コンサルティング(株) ● 静岡キャピタル
(株)
● 静銀ディーシーカード
(株)
調
整
額
3,817
(注)
記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しています。
人
数
税
株
等
主
合
計
26,464
49,973
利
当 期 純 利 益
益
751
499※
総合金融サービスを提供する会社
76,438
等
26年度
SHIZUOKA BANK GROUP
税金等調整前当期純利益
税
747
467
(注)
1.記載金額は億円未満を四捨五入して表示しています。
2.※には連結子会社に対する持分比率の引上げ等にともなう負ののれん発生益
を含んでいます
(24年度129億円、26年度23億円)
。
1,246
人
26年度
25年度
713
570 ※
失
少
約
24年度
損
729,435
予
688
372
別
△47,512
株
23年度
25年度
特
式
損
連結経常利益
連結当期純利益
24年度
10,304,127
計
ヘ ッ ジ
②
23年度
計
少数株主損益調整前当期純利益
延
①
● 静銀信用保証
(株)
631,218
合
0
2,555
金
株
100
益
余
本
200
利
剰
資
372
別
法
※
300
特
90,845
499
467
69,502
益
己
※
570
諾
金
751
747
713
688
600
75,130
経 常 利 益
利
主
4,940
② 連結当期純利益
62,890
54,884
純
計
常
金
少
合
経
余
新
部
他
剰
繰
の
の
経
本
株
産
業
資
自
資
( う ち 預 金 利 息 )
① 連結経常利益
債
[純資産の部]
資
700
511,241
金
権
取
800
金
資
債
定
211,585
(億円)
8,680,664
銭
信
平成26年度
金
金
の
経 常 収 益
入
銭
連結経常利益・連結当期純利益の推移
(単位 : 百万円)
目
買
金
19
[ 負 債 の 部 ]
金
現
科
連結損益計算書
30
49,943
株式公開支援業務
中小企業再生支援業務
● 静銀ティーエム証券
(株)
金融商品取引業務
● 静岡コンピューターサービス(株) ● 欧州静岡銀行
コンピューター関連業務/計算受託業務
信用保証業務
銀行業務/金融商品取引業務
● 静銀セゾンカード
(株)
クレジットカード業務/信用保証業務
(持分法適用関連会社)
クレジットカード業務
信用保証業務
静岡銀行グループの業務を代行する会社
● 静銀総合サービス
(株)
人事・総務・財務関連業務/有料職業紹介業務
● 静銀モーゲージサービス
(株)
銀行担保不動産の評価・調査業務/貸出に関する集中事務業務
● 静銀ビジネスクリエイト
(株)
為替送信・代金取立等の集中処理業務/特定労働者派遣業務
海外特別目的子会社
● Shizuoka Liquidity Reserve Limited
金銭債権の取得
※27年3月31日現在
(注)
記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しています。
第3回 しずぎんエコアイデア・コンテスト
静岡県内の小学生から環境問題への取り組みを考え
る624のアイデアが寄せられ、最優秀賞には、富士宮
市立東小学校の鈴木友梨香さんの「ピタット!シャン
プー」
と、静岡市立葵小学校の鵜殿麻衣さんの
「ウォー
キングポイントカード」
が選ばれました。
20
決算情報
しずぎんの単体決算をお知らせします。
貸借対照表(単体)
科
目
(単位 : 百万円)
平成26年度末
[ 資 産 の 部 ]
現
金
預
け
科
目
平成26年度末
科
631,435
預
金
8,715,108
資
金
運
用
平成26年度
175,408
経 常 収 益
[ 負 債 の 部 ]
金
目
(単位 : 百万円)
収
益
123,457
コ
ー
ル
ロ
ー
ン
291,126
譲
金
518,641
( う ち 貸 出 金 利 息 )
91,772
買
入
金
銭
債
権
44,816
コ
ー
125,577
(うち 有 価 証 券 利 息 配 当 金 )
28,424
特
定
取
引
資
産
39,740
債券貸借取引受入担保金
396,176
信
託
3,100
特
債
25,880
役
券
2,584,711
借
金
156,250
特
金
7,393,120
外
替
194
そ
の
替
7,861
社
債
10,000
そ
の
産
50,475
新 株 予 約 権 付 社 債
60,085
金
銭
有
の
価
貸
信
証
出
外
国
そ
の
為
他
資
有
形
固
定
資
産
70,709
そ
無
形
固
定
資
産
17,982
退
前
払
年
金
費
用
支
払
承
諾
見
貸
投
倒
資
引
損
失
当
引
当
渡
性
ー
ル
定
預
マ
取
引
ネ
負
用
国
為
収
益
26,506
益
630
他
業
務
収
益
16,034
他
経
常
収
益
取
引
収
8,779
8,765
527
役
務
取
引
等
費
用
10,877
返
71,957
偶
発
損
失
引
当
金
2,243
そ
の
他
業
務
費
用
2,519
金
△50,320
ポ
イ
ン ト
引
当
金
215
営
費
83,501
金
△75
繰
債
65,119
そ
用
2,650
延
付
税
引
金
払
債
当
負
承
の
部
合
諾
71,957
計
10,277,731
11,169,267
費
用
( う ち 預 金 利 息 )
業
の
他
経
経
常
費
67,095
経 常 利 益
特
別
利
益
299
特
別
損
失
1,245
66,149
19,853
余
金
54,884
法
備
金
54,884
法
余
金
594,407
備
金
90,845
そ の 他 利 益 剰 余 金
503,561
本
剰
本
準
益
剰
益
準
己
式
△47,512
計
692,625
その他有価証券評価差額金
197,745
主
延
株
資
本
ヘ ッ ジ
合
益
834
評 価・換 算 差 額 等 合 計
198,579
株
権
331
計
891,536
負債及び純資産の部合計
11,169,267
資
予
損
産
の
約
部
合
(注)
記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しています。
人
人
税
税
等
調
等
(億円)
整
合
当 期 純 利 益
① 経常利益 ② 当期純利益
700
600
額
3,718
計
23,571
672
652
623
671
500
409
400
428
426
347
300
200
100
0
①
②
23年度
4,900
法 人 税 、住 民 税 及 び 事 業 税
新
計
達
税 引 前 当 期 純 利 益
自
純
調
90,845
利
繰
金
金
本
利
株
資
経常利益・当期純利益の推移
108,313
経 常 費 用
睡眠預金払戻損失引当金
資
合
等
12,625
資
部
定
引
1
19,049
給
負
[純資産の部]
の
取
酬
金
職
他
資
産
務
報
110,702
負
資
託
債
の
支
21
損益計算書(単体)
24年度
25年度
26年度
23年度
24年度
25年度
26年度
経 常 利 益
623
652
672
671
当期純利益
347
409
428
426
(注)
記載金額は億円未満を四捨五入して表示しています。
決算情報の開示について
静岡銀行では、経営内容や業績などをお知らせするため、決算
情報をホームページに掲載しています。
http://www.shizuokabank.co.jp/
ir/financial/index.html
42,577
(注)
記載金額は百万円未満を切り捨てて表示しています。
「しずぎんアジア留学生奨学金制度」の認定証授与式を開催
27年3月5日
(木)、静岡県とアジア各国との架け橋となる人材の
育成を目指す
「しずぎんアジア留学生奨学金制度」
の第4期生11
名
(アジア地域から日本への外国人留学生9名、日本からアジア地
域への日本人留学生2名)
に認定証を授与しました。
27年4月から、一人あたり月額10万円
(返還義務なし)
を原則とし
て2年間支給します。
22
この印刷物には、環境に配慮した
植物油インクを使用しています。
本誌は、静岡県が制定した
「カラーユニバーサルデザインのための指針」
を参考に編集しています。