CompTIA Strata IT Fundamentals 出題範囲 試験番号: FC0-U41

CompTIA Strata IT Fundamentals 出題範囲
試験番号: FC0-U41
CompTIA Strata IT Fundamentals は、PC コンポーネントの識別、PC ワークステーションの設定、ソフトウェアイン
ストール、互換性問題の特定、セキュリティリスクの認識および予防における受験者の基本知識評価する認定試験
です。
さらに、この試験では、Green IT やコンピュータの予備メンテナンスに関する知識も出題されます。
この試験では、自身が利用する PC の管理・メンテナンスのスキルの取得、CompTIA A+認定資格の取得を目指す
受験者の方などを対象としています。
試験分野
出題比率
第1章
テクノロジーとコンピュータハードウェアの基本概念
40%
第2章
互換性問題と一般的エラー
13%
第3章
ソフトウェアのインストールと機能
11%
第4章
セキュリティ
16%
第5章
Green IT と予備メンテナンス
20%
合計
100%
<注記>
分野別に取扱例があげられていますが、これらがすべての出題傾向を網羅しているわけではありません。また、この
出題範囲に掲載がない場合でも各分野に関連する技術、プロセス、あるいはタスクについて、試験に含まれる可能
性があります。
本出題範囲は、予告なく変更される場合がございます。あらかじめご了承ください。A
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第1章 テクノロジーとコンピュータハードウェアの基本概念
1.1 基本的な IT 用語の特定




プロセッサスピード/コア

シングル/デュアル/Quad core

インテルベース / 携帯ベース/AMD ベース

GHz と MHz

プロセッサキャッシュサイズ

バススピード (マザーボードやメモリに関連するため)
RAM

DDR、DDR2、DDR3

DIMM と S.O.DIMM
ハードドライブ

RPMs

キャッシュサイズ

フラッシュベース と 従来のハードドライブ

SATA, SCSI, IDE

内蔵と 外付け

ローカル と ネットワーク共有
ネットワーク



ワイヤレスネットワークの用語
–
802.11a/b/g/n
–
Bluetooth
–
RF (ラジオ周波数)
–
電波障害
–
WAP (無線 LAN アクセスポイント)
–
SSID
–
無線ルーター
イーサーネット技術
–
CAT5 コネクションとケーブル
–
ホームプラグ (イーサーネットの過出力)
–
ブロードバンドルーター
–
DSL と同軸ケーブルモデム
–
標準ケーブルとクロスオーバーケーブル
–
自動ネゴシエーション (スピードと通信方式 duplex)
インターネット
–
プロトコル
・
HTTP と HTTPS
・
FTP
・
SSL
・
POP3
・
SMTP
・
IMAP
・
DNS
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–
・
DHCP
・
TCP/IP(IPv4 アドレス、IPv6 アドレス)
ブラウザ機能
・
プラグイン
・
カスタマイズ(文字サイズ、文字スタイル等)
・
フィッシング対策機能
・
アクティブ X と Java
・
クッキー
・
インターネットキャッシュ
・
1.2 以下のデバイスの適切な使用について

モニター

モニター設定の調整(明度、コントラスト等)

デスクトップ

サーバー

ポータブルデバイス

ノートブック PC

PDA

スマートフォン

ネットブック
1.3 内部及び外付けストレージデバイスの特徴と機能について

CD/CD-RW ドライブ

DVD/DVD-RW ドライブ

Blu-Ray ディスクドライブ

USB ストレージ(SSD(ソリッドステート)と 磁気ディスク)

マルチカードリーダーとライター

ハードドライブ

モバイルメディアデバイス(例:MP3 プレーヤーや PDA など)
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1.4 周辺機器デバイスの特徴と機能について

デジタルカメラ

Web カメラ

スピーカー

チューナー

マイク

プリンター/ スキャナー
1.5 主要な入力デバイスの特徴と機能について

キーボード

マウス

タブレット(タッチスクリーン)

テンキー

ゲームパッド
1.6 以下技術や機器のアップグレードに関連したリスクの特定





オペレーティングシステム(オープンソースとコマーシャル)

互換性の問題

アップグレードの問題

データロス
PC スピード/ストレージ容量

互換性の問題

アップグレードの問題

バスの違い

ハードウェア障害
アプリケーション

最小要件

互換性の問題
帯域幅とコンテンション

VoIP

ストリーミング

Web 配信サービス
アプリケーションおよび OS の自動アップデート

自動アップデートのリスク

自動アップデートを使用しない場合のリスク

メーカーウェブサイトを使用しない場合のリスク
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1.7 基本的な PC ワークステーションを設定することについて

コネクタ種類の違いについて

DVI、VGA、HDMI

USB、PS/2

FireWire(IEEE1394)

Bluetooth とワイヤレス

シリアル

ネットワークコネクタ

PCMCIA

拡張 Card

3.5mm オーディオジャック

電源コネクタ

モニターの種類

コンピュータ(デスクトップ、タワー、ノートブック、カスタマイズされたコンピュータ)

キーボード(言語によるキーボードのレイアウト)

マウス(タッチパッド、光学式、トラックボール)

プリンター(USB、ワイヤレス、ネットワーク対応プリンター)

電圧と所要電力

PC と周辺機器の電源の立ち上げと使用
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第2章 互換性問題と一般的エラー
2.1 以下に関する基本的な互換性問題について

プロセッサのパフォーマンス

RAM メモリー

USB(1.1、2.0)

FireWire(IEEE1394)

PS/2

イーサーネット

ワイヤレスネットワーク
2.2 ハードウェアが原因で発生する一般的なオペレーション上の問題について

クリティカルエラーメッセージまたはクラッシュ

システムロックアップ(フリーズ)

アプリケーションが開始またはロードしない

ネットワークにログオンできない

ドライバ / ハードウェアの互換性

入力デバイスが機能しない
2.3 リスクを最小限に抑えることについて

データロス

サービスロス

機器への損傷
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第3章 ソフトウェアのインストールと機能
3.1 基本的なソフトウェアのインストール、削除、アップグレードの実行



基本的なインストール/アップグレードの手順

PC が必要要件を満たすことを確認する

管理者の権限

ファイアウォール(正常な機能維持のためポートは塞がない)
オペレーティングシステムの設定

基本設定の調整(例、音量、日付、時間、タイムゾーン)

ユーザーアカウント

電源設定(パワーセーブ、スリープモード等)

画面の解像度
ドキュメンテーション

ライセンスの問題(コマーシャル, フリーウェア, シェアウェア)

ソフトウェアの登録

デジタル著作権の管理

ソフトウェアの削除(クリーンアンインストール)

再インストール(クリーンインストール)
3.2 フォルダやファイル管理に関連した問題について

フォルダの作成、削除、名前の変更、移動

インストールの途中でフォルダ構成を指定する

ファイルの作成、削除、名前の変更、移動、印刷

バックアップのガイドラインと手順に則ることの重要性
3.3 ソフトウェアツールの機能と目的について

パフォーマンスとエラー修正ツール

アクティビティまたはイベントログ

バックアップツール

ディスククリーンアップツール

ファイル圧縮ツール
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第4章 セキュリティ
4.1 基本的なセキュリティリスクと、それらを防止するための手順について


リスクについて

ソーシャルエンジニアリング

ウイルス

ワーム

トロイの木馬

不正アクセス
–
ハッカー
–
フィッシング
–
スパイウェア
–
アドウェア
–
マルウェア
–
身分詐称

ファイルやフォルダの共有

Web ブラウザの危険性

オペレーティングシステムの脆弱性
–
サービスパック
–
セキュリティアップデート

盗難

オープンまたは無料ネットワーク
防止方法について

ユーザー意識/教育

アンチウイルスソフトウェア

適切なセキュリティ証明書の使用(SSL)

ワイヤレスの暗号化技術(WPA/WEP)

スパイウェア対策

ファイルの暗号化

ファイアウォール

スパム対策ソフトウェア

パスワードの効果的使用
–
複雑性(パスワード構成)
–
パスワードの機密性
–
定期的な変更
–
再使用することについて
–
活用方法
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

アクセス制御の方法について

パスワードとユーザーID

スクリーンセーバー

ハードウェアの物理的セキュリティ

ロック(鍵)

ペアレンタルコントロール

スマートカード

指紋リーダー

ワンタイムパスワード
以下に関連したセキュリティ脅威について

バックアップに使用したメディアの管理(盗難または紛失)

スクリーンが見える視界環境(ショルダーハック)

クッキー(盗難の可能性、パスワードの保存、ブラウザートラッキング)

ポップアップ(自動インストール、マルウェアにつながるリンク)

不慮のミスコンフィギュレーション
4.2 セキュリティ違反とそれらを解決する手段について
 ウイルス感染した場合の適切な診断手順について
 ウイルススキャンの実行
 可能であればウイルスを隔離する
 必要であれば IT 技術者に問題をエスカレーションする
 安全な環境を維持するための適切な手順について
 定期的なウイルスおよびマルウェアスキャン
 アプリケーション/ オペレーティングシステムアップデート
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第5章 Green IT と予備メンテナンス
5.1 電力保護や物質の廃棄方法に関する環境面を考慮したテクニックについて
 環境的に危険である物質の廃棄について
 バッテリの廃棄
 CRT の廃棄、LCD への取替え
 コンピュータや部品のリサイクル
 トナーの廃棄
 クリーニングサプライの廃棄
 RoHS(有害物質の使用制限)ガイドラインに適用されるマテリアル
 パワーマネージメント(パワーセービング機能)
 シャットダウン/パワーオフの手順/一日の終わりに実施すべきポリシー
 15 分間使用しなかった場合には自動的にパワーオフ
 シャットダウンスクリプト
 パワーマネージメント PC および低電力サーバー、デスクトップコンピュータ
 エネルギー効率のよいノートブック PC やシンクライアントへの切替
5.2 環境を意識したテクニック、機器、手順について

クラウドコンピューティングについて

仮想化について(ハードウェア単体で一つ以上のサーバーを作動させること)

電力と冷却消費の低減

両面印刷や 1 ページ当たりのコストが低いネットワークプリンタの使用

ターミナルサーバー

エネルギースターの評価

ファイルサーバーの替わりに、低電力の NAS(ネットワーク接続ストレージ)の使用

社員の在宅勤務

排気ガスの低減

オフィススペースの暖房や照明の消費低減

SSD(ソリッドステートドライブ)

VoIP と Green IT との関連性

環境に配慮したビル構造
 サーバールームの冷気の漏れを防ぐ
 IT 機器の放熱に適した間隔(ホットアイル/コールドアイル)
 エネルギー効率の良い冷却ファン-BIOS にて設定可能
5.3 予備メンテナンスのための製品やテクニック、それら使用方法について

液体冷却コンパウンド

接触部や接続部を掃除するための用具の種類

圧縮エア

モニター画面の掃除

リムーバブルメディアデバイスの掃除

PC ハードウェア内部の換気、ホコリ、湿気管理

サージサプレッサ

静電放電(ESD)に関連した道具の使用
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
ワイヤの交換と安全性確保
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CompTIA Strata 略語一覧
以下は、CompTIA Strata 試験で出題されている略語一覧です。
受験準備の段階で、以下のリストに記載されている略語の学習も進めていただけるようにお奨めします。
AC
AGP
BIOS
CD
CD-ROM
CD-RW
CPU
CRT
DC
DDR
DDR RAM
DDR SDRAM
DHCP
DIMM
DNS
DSL
DVD
DVD-RAM
DVD-ROM
DVD-R
DVD-RW
DVI
EMI
EMP
ESD
FAT
FAT32
FDD
Gb
GB
GHz
HDD
HDMi
HTML
HTTP
HTTPS
IDE
IP
IR
ISDN
Kb
KB
LAN
Mb
alternating current
accelerated graphics port
basic input/output system
compact disc
compact disc-read-only memory
compact disc-rewritable
central processing unit
cathode-ray tube
direct current
double data-rate
double data-rate random access memory
double data-rate synchronous dynamic random access memory
dynamic host configuration protocol
dual inline memory module
domain name service or domain name server
digital subscriber line
digital video disc or digital versatile disc
digital video disc-random access memory
digital video disc-read only memory
digital video disc-recordable
digital video disc-rewritable
digital visual interface
electromagnetic interference
electromagnetic pulse
electrostatic discharge
file allocation table
32-bit file allocation table
floppy disk drive
gigabit
gigabyte
gigahertz
hard disk drive
high definition media interface
hypertext markup language
hypertext transfer protocol
hypertext transfer protocol over secure sockets layer
integrated drive electronics
internet protocol
infrared
integrated services digital network
kilobit
Kilobyte or knowledge base
local area network
megabit
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12
MB
MHz
MP3
MP4
MPEG
NIC
OS
PC
PCI
PCIe
PCIX
PCMCIA
PDA
RAM
RJ
RJ-11
RJ-45
SATA
SCSI
SD card
SOHO
SSID
SSL
TB
TCP
TCP/IP
UPS
URL
USB
VGA
VoIP
WAP
WEP
WIFI
WPA
megabyte
megahertz
Moving Picture Experts Group Layer 3 Audio
Moving Picture Experts Group Layer 4
Moving Picture Experts Group
network interface card
operating system
personal computer
peripheral component interconnect
peripheral component interconnect express
peripheral component interconnect extended
Personal Computer Memory Card International Association
personal digital assistant
random access memory
registered jack
registered jack function 11
registered jack function 45
serial advanced technology attachment
small computer system interface
secure digital card
small office/home office
service set identifier
secure sockets layer
terabyte
transmission control protocol
transmission control protocol/internet protocol
uninterruptible power supply
uniform resource locator
universal serial bus
video graphics array
voice over internet protocol
wireless application protocol
wired equivalent privacy
wireless fidelity
wireless protected access
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