修士二年 椎名 卓 Shiina Suguru 出身地:北海道・札幌 ニジェール時代の写真 写真右端:本人 経歴 1998 年 他:配属先同僚 酪農学園大学・環境システム学部・地域環境学科入学 2002 年 三晃化学株式会社入社・農業資材部配属 2006 年 2008 年 青年海外協力隊・村落開発普及員・ニジェール国 帰国 2009 年 2010 年 ベナン母子病棟整備計画・派遣通訳事務員 JICA ベナン事務所・ボランティア調整員 2011 年 静岡県立大学・環境物質科学専攻・植物環境研究室 自己紹介 高校卒業後の簡単な経歴を上記に紹介しましたが、今までどの進路に進む際 に浮かんでくる根本的なキーワードは、ずっと変わっていないような気がしま す。「環境」「海外」「農業」という大雑把ではありますが、このキーワードに少 しづつ付加価値を付けて、現在に至っていると自己分析しています。研究内容 は、再生可能エネルギーを有効活用し、農業生産技術に導入するというのが、 大きなテーマとして挙げることができます。最終的には、この技術を開発途上 国や、農業を行うことが困難な地域、食糧不足である地域において普及するこ とで、地球規模での食糧問題解決の一つの手段にならないかという視点をもっ て研究を進めていきたいと思っています。 今現在行っている実験内容は、大学構内に設置した透過型太陽光パネル栽培 施設を利用し、栽培を通じて作物への影響を考察し、施設栽培での利用を検討 しています。他にも、屋根部に軽量な太陽光パネルを使用したミニワサビ田を 設置し、簡易的なワサビ栽培施設の検討を行っています。静岡県は日本全国の 中でも日照時間が長いことが知られていますが、この太陽光の無限エネルギー を如何に有効利用していくかということが重要な課題であると考えています。 光透過型太陽光パネル栽培施設 ミニワサビ田外観 ワサビ栽培状況
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