6年 理科 学習相談 学研教育情報資料センター 小/理科/6年/地球と宇宙/ 星の動き/理解シート ざ さそり 座 には、どんな神 話 があるの かりうど せ い ざ いばりすぎた狩人オリオン(冬の星座)をこらしめる ため、活やくしたサソリが、星座になったというのさ。 さそり座は、夏の南の空の、地平線に近い低いところに、赤くて目立つアンタレ スを目印にして、見つけることができます。さそり座は、夏の星座の代表ですが、 ギリシャ神話で関連が出てくるのは、冬の星座の代表であるオリオン座です。 ゆうかんな狩人だったオリオンは、「世界で自分ほど強い者はいない」といばっ め が み たため、これをこらしめようとして、女神のヘラが、大サソリにオリオンをおそわ せました。足をかまれたオリオンは死んでしまい、活やくしたサソリは星座になり ました。これが、さそり座のギリシャ神話です。死んで星座になったオリオンは、 今でもサソリをおそれていて、さそり座が空に上っている夏には、出てこないのだ といわれています。 ■さそり座とオリオン座は、反対側の位置にある さそり座とオリオン座は、その位置がちょうど天の反対側にあるため、一方が夜 に空に上っているときには、もう一方は、昼間空に上っています。星座は、観察し じ こ く ていると、少しずつ空に上る時刻が早くなっていき、やがて、夜ではなく昼間しか 空に上らなくなるため、季節によって見られる星座がちがってくるのです。 アンタレス ベテルギウス 南 <さそり座> 無断複製:転載:翻訳を禁ず Gakken リゲル <オリオン座> B046307130
© Copyright 2024 Paperzz