5年 理科 学習相談 学研教育情報資料センター 小/理科/5年/生物と環境/ 人と動物のたんじょう/理解シート おなかの中の赤ちゃんのおしっこやうんちは、どうなるの 赤ちゃんの体内にできたいらないものは、へそのおから、 たいばんを通して、お母さんの血液にわたされるのさ。 ■体内の赤ちゃんのうんちやおしっこは、へそのおから出ていく ようすい お母さんの体内にいる赤ちゃんは、羊水という水の中にういています。その中に、 うんちやおしっこをしたら、それをまた飲みこんでしまうことになります。 じつは、体内の赤ちゃんは、ふつう人間がするような、おしっこやうんちはしま せん。うんちやおしっこに当たる、体内にできたいらないものは、へそのおを通し てお母さんにわたしているのです。へそのおは、お母さんのたいばんとつながり、 えいよう そこで、血液を通していらないものをわたし、同時に、赤ちゃんの体に必要な栄養 さ ん そ や、酸素を受け取っているのです。 ■たいばんには、お母さんの血液がきている はい 人間の体内には、栄養分や肺からすいこんだ酸素をたっぷりふくむ血液が流れて いる動脈とよばれる血管と、体内にできたいらないものをふくんだ血液が流れてい る静脈とよばれる血管があります。動脈は たいばん 体内に酸素や栄養分を運ぶ役目をし、静脈 は体内にできたいらないものを集める役目 をしています。集めたいらないものは、お ぞう に さ ん しっこをつくるじん臓に運ばれたり、二酸 か た ん そ 化炭素をはき出す肺に運ばれます。 たいばんには、お母さんの動脈と静脈が きていて、赤ちゃんに酸素や養分をわたし たり、いらなくなったものを受け取って、 しょりしてくれるのです。 へそのお 赤ちゃんの体に必要な物、いらない物は、へそのおと たいばんを通してお母さんとやりとりされる もっと知りたい人へ:「へそのおについて、教えて」も見てみよう。 無断複製:転載:翻訳を禁ず Gakken B045104110
© Copyright 2024 Paperzz