タイマーを使って九九やたし算・ひき算などの計算時間短縮と正確さを目指します。漢字が苦手な児童は、へんとつくりを色分けしたカードを使って学習しています。数人のグループでソーシャルスキル指導を行っています。絵カードやビデオを活用し、実際の生活場面を想定して、友達と上手にかかわる方法や感情のコントロール方法などを学んでいます。「できない」「分からない」「どうせやっても無理だ」こんな気持ちをもち続けると子どもはどんどん自己肯定感を下げていきます。「こべつの支援教室」では、学習の成果や頑張りをはっきりと目に見えるようにグラフ化して示しました。次第に自信がつき、意欲が生まれ、在籍教室での学習や友達関係に良い変容が見られました。様々な学習ソフトを利用し、興味をもって正しく理解できるよう支援しています。こべつの支援教室誰にだって、ひとつぐらい、とっても苦手なことがあります。「うんとがんばっているけど、なかなかうまくできないんだ・・・教室でみんなと一緒だと、集中できないし、分からないって言いにくいし・・・友達と仲良くしたいけど、けんかになったり、うまく声をかけられないし・・・苦手なところを、週に１時間か２時間くらい、自分のペースで教えてもらえる場所があったらいいなあ・・・」そんな子どもたちの願いをかなえる場所が「こ「こべつの支援教室」です。友達と一緒に学ぶことで身に付くこともありますが、自分の特性に適した学習の仕方でぐんぐん伸びる子どももいます。開設して２年目、現在１４人の子どもたちが活用しています。生き生きと学び、自分に自信をもつ姿が、たくさん見られるようになりました。 ○開設場所：２棟２階中央階段を上がってすぐ、学習室 A の隣が「こべつの支援教室」 ○指導内容：教科補充学習、学習スキル・ソーシャルスキルトレーニング等 ※「ソーシャルスキルトレー一人一人のニーズに応じた個別指導やグループ指導ニング」とは、友達づきあい ○指導時間：希望に応じ、週１時間～２時間のコツやルールを、体験を通 ○主な担当者：特別支援教育コーディネーターして学び、練習する学習です。