立山登山報告書 【場所】立山(雄山) 【目的】3000mを超す山を楽しみ、今後の登山活動につながる経験を得る。 【日程】8月23日(水)24日(木)25日(金) 【メンバー】役職/氏名 CL/Mo SL/Ks 交通/Yk 渉外/Wt ブログ/Ty 医療/Ag 会計/Se 記録/Ft 在阪/Uo 富山県警 0764-41-2211 【行程】 23日 大阪駅→富山駅(夜行バス、大阪22:10発−富山翌6:25着) 24日 富山駅→室堂ターミナル (電鉄富山駅6:33発、ケーブルカー、高原バスを乗り継ぎ9:10室堂着 運賃は約¥3000) 10:00 室堂出発、入山 12:30 雄山山頂、3000mの尾根を歩く 昼食後下山 16:30 みくりが池温泉(16:00で閉まる) 17:30 室堂着 室堂ターミナル→富山駅 (室堂17:50発→富山駅20:13着) サイト地候補は 富山城址公園 近くに剣の湯ドーミーイン富山24:00まであり 富山県富山市大手町4−8 富山駅から徒歩10分 稲荷公園 近くに稲荷鉱泉23:00まであり 富山市稲荷 富山駅から離れる(富山地鉄で一駅¥200)が広い さすがに富山市内にキャンプ場はないため公共の公園に無断でサイトすることになる。そういう意味で は少し郊外の 稲荷公園は目立たない点が望ましいが下山時刻によっては風呂が閉まる可能性がある。また食事の都合もある。 25日 観光? 富山駅→金沢駅 JRで1時間10分¥980 金沢駅→大阪駅(高速バス 金沢駅17:50発大阪駅21:13着) 解散 【装備】 (団装) 4テン×2、ツェルと×2、火器(プリムス)×1およびガス、医療セット、山地図 (個装) ザック(団装の担当分が入るように10リットルくらいは余裕があること)、登山靴、雨具(使い捨てでないしっかりしたもの)、 コンパス、サバイバルシート、ヘドラン、ナイフ 服装は長袖・長ズボンがすすめられています(山の八月の平均気温は26℃、立ち木がなく日差しも強い) 行動食、非常食、水(室堂に水場あり、ボトルは持参) シュラフ、コッヘル、お風呂セット 日焼け止めなど 【食料】 24日の朝食、昼食、行動食、非常食は富山で購入する時間・店がないので大阪で購入しておく。 24日の夕食は外食の予定。 【記録】 8月23日 21:45 ビアパーティーが終わり、梅田のバス停着 22:11 高速バス発車 8月24日 6:20 富山駅着 6:31 富山地下鉄発車 7:36 館山駅着、ケーブルカーに乗る 8:08 美女平駅着 8:16 バスに乗り美女平発 9:09 室堂ターミナル駅着 9:57 準備体操も終わり、記念撮影していざ出発 10:23 休憩 10:31 出発 10:50 一の越着 YkとAg、9歳と5歳の男の子に絡む 11:00 一の越発 12:02 雄山着 12:15 雄山発 12:45 大汝休憩所着 Wtの地元・富田林の女性に会う。 そのうち一人はWtと同じ地区同じ丁目!彼女たちは歩危ラフトに行きたがっていた。 13:10 大汝休憩所発 13:26 内臓助カール付近で休憩 13:29 発 13:48 真砂岳着 13:51 真砂岳発 14:21 休憩。写真部活動開始。Ft,Tyのものすごい写真を激写する。Tyが空中浮遊している写真!一同感動する。 14:26 出発 14:50 剣御前小舎着 15:01 剣御前小舎発 15:30 休憩 15:38 出発 15:53 雷鳥沢キャンプ場着 16:00 言おうが生えしく噴出する地獄谷通過。皆苦しむ 16:32 室堂ターミナル着。 直前に走り出す人現る 16:52 バスに乗り室堂ターミナル発。皆疲れて寝る 17:38 美女平着 17:40 ケーブルカーに乗り美女平発 17:47 立山駅着 19:30 富山市稲荷元町 稲荷鉱泉着。¥370の格安温泉でくつろいだ後、 番頭や客の叔母ちゃんたちが富山の飲食店情報を熱心に教えてくれる。特に「白馬」と言う洋食屋を強く勧められ る。 20:53 稲荷鉱泉発 21:40 富山駅近くの中華料理屋にて夕食 22:10 飯店発 22:20 富山上址公園着。荷物を倉庫の裏に隠した後、白馬に向かって出発 22:40 白馬ではなく正しくは木馬であった。そこで2次会。SeとFt以外はさらにがっつり食べる 24:40 就寝 8月25日 6:56 全員起床 8:30 途中コンビニで朝食を購入、食べた後、JR富山駅着。 次の金沢行きの電車が9:23であることを知る 8:46 バス停に移動 9:00 バスに乗り富山駅発 10:10 金沢駅着 10:24 荷物を荷物預け所に預け金沢散策に出発 11:00 周遊バスに乗り、金沢駅発 11:13 橋場町バス停着。京都のような古い町並みを歩く 11:18 金箔店着。禁制品を見学する 11:25 発 11:43 東町休憩所・涌波家着。 ボランティアガイドの千代子さんと金沢ネタから甲子園ネタ、内輪話など、かなり話が盛り上がる。 12:38 発 12:41 周遊バス乗車 13:05 近江町商店街前で周遊バス降車。新鮮な魚介類屋を中心とした活気あふれる近江町市場を散策 13:34 近江町食堂で昼食 14:40 発。 近江町商店街組と金沢駅直行班に分かれて行動する 16:10 荷物所で一同合流し、金沢駅に向かう 17:42 高速バスに乗り、金沢駅発。ほぼ全員寝る。 19:22 南条S.A 着、休憩 19:35 南条S.A 発 22:45 梅田着、解散 【雑感】 (Ks) 発アルプス登山ということで、行く前からすごく楽しみにしていた。インターネットなどで山の情報を調べていて、たまに山の 写真を見たりしたのだがどれもすばらしく、さらに楽しみ感が増えた。しかし、実際山に登ってみた景色のほうが迫力感もプ ラスされ圧倒されるほどすごかった。特に、立山連峰最高峰である雄山からは360度眺望でき、北アルプスの山々や巨大 な雪渓が見れ、とても感動したのを覚えている。また、入門コースにもかかわらず体力的に多少きついところもあり、体力 の無さを感じました。なので、これからもアルプスも含め登山にはどんどん行きたいので、体力づくりは必須やなと思いまし た。最後に、登山活動は毎回少人数で行っていたのだが、今回のように少し大目の人数で登山に行くのもまとめる側とし ては大変であったと思うが、なかなか楽しいもんやなと感じた。 (Yk) これまで探検部の活動で登山には言っていたが、近畿圏の山がほとんどで、3000m級の山に登るのは初めてだった。一 言で言うと、想像以上だった。これまでの経験では、高度間や頂上での眺望はたとえ700mの山でも2000m近くの山でも、 それほど変わらないと思っていたが、立山の上から見る景色は、それらより何倍かスケールアップしたものに感じた。当初 は頂上までのピストンだと思っていたが、連邦を縦走するコースであってなかなか歯ごたえのあるコースだった。 金沢観光はおなかいっぱいだった。海鮮丼を食った後市場に残ったのが4回生だけでギャップを感じた。 その前日の晩飯といい、ちょっとがっつきすぎなのかな。 あと、交通なのに何もやってなくてごめんなさい。 (Ty) 今回の立山登山は僕にとって初めての3000m級の山への登山だった。そういうこともあり2500mを超えると現れるという登 山病をとても恐れていた。最初、なんとなく体がだるく、頭もいたい気がした。やばいかもと思ったがそれも気のせいだった みたいだ。登るにつれて体調もよくなり頭もすっきりしてきた。僕に似ている人も山小屋で働いているみたいなんで大丈夫 なのかもしれない。やっぱり3000mの山は雰囲気も風景も今まで登ってきた大和はぜんぜん違った。木が無くて岩だらけ だし、風景も圧倒的に高いところにいることが実感できる。山登りというより岩登りだった。河内のシアターやドリームホー ルによく似ていた。だんだん調子に乗ってきた僕は僕と同じく探検部写真部であるFtに写真を撮ってもらい2人のがんばり でとてもいい写真が撮れた。ぱっと見た感じ、あれはCG合成かワイヤーを使ったものだと思うだろう。「3,2,1」という掛け 声とただのジャンプでとったとは思えない。やはりこれも海抜3000mという世界がさせたことなのか。3000m級の山は初め てのことばかりで楽しかった。具体的に問い割れると困るが、やはりすべてがでかく大きい自然の雰囲気だというしかない だろう。ハイライトは地獄谷硫黄分を含む湯気があちこちから噴出し、自然や岩が赤や黄色、みどりに染まっている。 「はやく通り抜けてください」という看板が示すように、その周期は明らかに体に悪そうだった。下級生は早く通り抜けたみ たいだが、僕ら老人会は足取りがとても遅くなって写真ばかり撮っていた。それでも立山の湧き水はとても美味しかった。 プロテインもよく溶けた。やはりここも山の神様がくれた水である。富山も金沢もいい町だった。台湾ラーメンもオムライスも 美味かったが、ホタルイカが一番美味かった。 あと、帰りのバスで話題になった携帯音楽プレーヤーの音質勝負。是非やりたいです。 (Wt) 山登りの活動は春合宿以外では初めてやったんですが、素直に山もええな∼と思いました。 というのも立山連峰の景色がとても壮大だったからで、まるで、ハイジの世界にでも来てしまったような気分でした。 まさにアルプスって感じで、清純な感じのする人にぴったりな世界でした。僕みたいな人はここに居ったらあかんような気が せんでもありませんでしたが、この世界にたどり着くためには清純では厳しいかもって思うくらいの急斜面でもありました。 これで入門コースなん?みよっさん?ってレベルでした。 金沢はとにかく食を堪能できたと思ってます。ついた日の晩から店を二件はしごして次の日も叱りといった具合に。温泉で 客の叔母ちゃんに教えてもうた、木馬か白馬っていう店を発見できたのが嬉しくて、おばちゃんに伝えたかったです。あり がとう、よかったよと。 みんながどのような動機で山に登ってるのかは分かりませんが、またすばらしい景色を見るための活動も行きたいなーと 思いました。また機会があれば山も登ろうと思います。景色重視で。 (Ag) 今回の登山は旅行の疲労と風邪で参加できるか迷うほどコンディションが悪かった。日帰り登山じゃないし体調管理が甘 かったので反省。でも無人島で前日まで飢餓状態だった人もいたので自分もがんばろうと思った。信州の山に登るのは初 めてで立木がなく、谷には雪が残る美しい山並みを間近に感じたのはいい思い出になった。案の定山ではパワーが出ず に荷物を皆様に分配させていただくことになり大変申し訳なかったです。特に小さい荷物で来てたが故にザックを持たして しまったSe、のぼりで引っ張ってくれたFtありがとう!前回のぶなが丈に比べると体力は半分くらいに落ちていて、最後の ほうは景色を楽しむ余裕は余り無かった。かわらのような岩だらけの道は、いつもより何倍も歩きにくかった。特に下りは 滑りやすいので慎重に歩いたほうがいいと思う。意外だったのは遠くから見ると一人歩けるかどうか、くらいに見える道幅 の尾根が三人は並んで歩けるほど広かったことだ。下山して山頂を見ると自分がそこまで登ったとは信じられないな∼とい つも感じる。今回はメンバーも8人と多く楽しかった。温泉もよかったし、初めて公園で寝るのはヤンキーとかホームレスと か警察とか何がでてくるかスリルが満点で面白かった。活動中話し合いで何か決めるとき、1回生に連絡がいってないこと もあったので1回生も遠慮せずに意見を言っていったらいいと思う。男ばかりの活動になじむのは体力的にも精神的にもや や大変なので女の子だけの活動も行きたいなと思う。次回信州に行くならもみじのきれいなときに行ってみたい。 (Se) 登山経験は六甲のみだったので無謀な装備でのぞむことになりましたが何とか無事に登ることができましたビアガーデン の影響も無く写真でみるような絶景の連続で感動的でした。途中からザックを背負わせてもらいザックの性能を体感し自 分も買おうと思いました。ザックの背負いやすさはすごいと思いました。最後ラ変は疲れたのと地獄谷の異臭に死にそうに なりましたが、何とか登りました。一蹴した達成感は今まで味わったことの無いもので嬉しかったです。海鮮丼うまかったで す。 いくらを食べれるようになったのはよかったと思います。 (Ft) 今回は伊庭ガーデンが終わってすぐ富山行きのバスに乗るため、余り飲み食いができなかったのが残念でしたが、立山は やはり本当にいいところで行ってよかったです。やはり日本アルプスはスケールが違います。室堂周辺は高度は高いのに 割りと平坦で広く、開放感も感じられました。天気もよく、温度もやはり下界よりは凉しめで、本当に快適に登山をすること ができました。登山は六甲縦走以来だったが、六甲のときは急遽買った靴できつく、足が痛くなったが今回はちゃんと履き なれた靴だったので体も快適に登れました。 25日ははじめての金沢散策でした。京都のような古い町並みが続く場所もあり、歴史的な街であることも知りました。見 事に伝統的な和風家屋の町並みの中には、中に入れて中のつくりを見学できる家屋もあり、居住環境学科に属し、和風建 築に興味があるものとして、大変よい勉強になりました。 昼は活気のあふれる近江町市場に行きました。あのような活気ある市場花までは見たことが無かったので、なかなか迫 力がありました。帰りのバスでは、広々とした日本海に夕日が沈むのをみることができました。本当に北陸を堪能できた気 がしました。やはり中部の山はよいなと思いました。金さえあればつきに1回は行きたいと思うくらいです。 (Mo) 3000m太陽に近い世界はこうも変わるのか。強い日差しの舌では緑は鮮やかな輝き、遠く黒部ダムの水面が青い。切り 立った岩肌に圧倒され、風邪がガスを押し流し突如現れる果てしない稜線に息をのむ。立山では自然の力強さと、大きさ を思い知らされた。 交通費が割高な上になかなか強行軍な立山登山でしたが、多くの参加者に恵まれてうれしかったです。結局交通費は一 万五千円ほどになり、予定をオーバーしてしまいましたが、稲穂鉱泉では安く(¥370)でいいお湯を楽しめたりもしたので許 してください。 メンバーの雑感を読ませていただきましたが、山のレベルが説明より上級だったのでは?という指摘が多かったです。確 かに予想を上回っていました。が、体調に問題が無ければそう難しくも無いコースであったと思います。ただ、出発前にメン バーの体調を確認しなかったことは反省すべき点です。実際Agさんの体調不良に途中まで気づいていませんでした。ごめ んなさい。体調管理は自己責任といえるかもしれませんが、いざ活動となると装備の分担、コースの調整などでカバーでき る部分もあるので囲碁体調のチェックを行いたいと思います。また、活動計画の段階で濃ースマップなどを掲示し活動内 容が共有できるようにしたいと思います。 3000mの山の気候は、暑いけど涼しいです。日差しがとにかく強力なので快適に過ごすには帽子が必要でした。しかし、 気温は低く日陰に入ると肌寒いです。長袖のTシャツがお勧めです。山小屋泊やテント泊をするなら夜に備えて府リースな ども必携でしょう。雨具は貧弱なものだと非常時のリスクが大きくなるので山用をお勧めします。 次の夏も日本アルプスへ行きます。近畿の山で経験を積んで立山よりレベルの高い山にもトライしたいと考えています。 日本アルプスを目指す人もそうでない人も山計画への参加をお持ちしています。 【情報としては】 夜行バスは二階席が絶対快適。 富山地鉄には、登山客用の往復切符がある。 室堂ターミナルにはコインロッカーやうどん屋がある。 室堂周辺でも雪渓が残る。スニーカーは辛いと思う、やはり登山靴がよい。 富山地鉄稲穂駅近くの稲穂光線は安くてきれいないいお風呂。 サイト地は、富山県庁近くの公園を利用。夏でも蚊がおらず快適だった。ただしホームレス初日のおばちゃんはいた。 富山ー金沢間はJRの電車とバスがほぼ同じ能力。(時間、料金)ダイヤで使い分けるべき。 金沢駅にはJRの手荷物預かり所があり大型ザックも預けられる。料金はコインロッカー並み。
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