スライド 1 - 東京工業大学附属図書館

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(テーマ別・説明資料)
ある雑誌のインパクトファクターを調べるには(1)
インパクトファクターとは雑誌がどれだけ引用されたかを集計した
数値で、雑誌の重要性を示す指標としてよく利用されます。(※1)
論文の引用関係のデータベース『Web of Science』を基に
雑誌毎に引用数を集計したデータベース
『Journal Citation Reports』により調べることができます。
(分野は自然科学系雑誌に限られます)
(※1)インパクトファクターの高低により、雑誌の優劣を断言することは出来ません(裏面参照のこと)
http://isiknowledge.com/
①
②
②
①Journal Citation Reportを選択
②調べたい年を選択します。
③分野ごとの雑誌一覧を表示
するか、特定の雑誌を検索するか、
全てを表示するか選択できます。
③
なお、収録対象はほとんどが外国雑誌となります。日本の雑誌も英文誌を中心に
収録されているものがあります。
東京工業大学附属図書館 情報サービス係 (ex.2097) [email protected]
分館情報係
(ex.5152) [email protected]
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(テーマ別・説明資料)
ある雑誌のインパクトファクターを調べるには(2)
Journal Citation Reportを利用して
インパクトファクターを確認してみましょう。
(例)環境分野の雑誌のインパクトファクターを調べる。
Subject Category(分野)ごとのリストを
表示させます。
左記のようにチェックし、Submitを
クリックします。
Categoriesの枠から、(たとえば)Ecologyと
Environmental Sciencesを選びます。
複数選ぶ際は、キーボードの「Ctrl」キーを
押しながらクリックします。
ソート(並び順)を「Impact Factor」順とします。
環境関係の雑誌の一覧がインパクト
ファクター順に表示されました。
雑誌名は略称で表示されます。
一覧から、特定の雑誌のリンクをクリック
すれば、その雑誌の詳細が確認できます。
さまざまな集計値をグラフ(図)で確認する
こともできます。
●インパクトファクターの式は以下のとおりです。(2005年の場合)
インパクトファクター
=
2003年・2004年の掲載論文が2005年に引用された数
2003年・2004年の掲載論文数
(要注意)分野ごとにインパクトファクターの数値の傾向は大きく変わります。
そのため、異分野の雑誌をこの数値で比較することは無意味です。
また、雑誌によっては自誌論文から自誌論文への引用(Self Cites)が
多いものがあったり、雑誌の性質によって(特にレビュー誌)被引用回数が
多くなる傾向があります。
このように、インパクトファクターが単なる雑誌の優劣を決める数値でないことを
よく理解した上で活用することが必要となります。