1 - 台日科技資訊網

日台ビジネスアライアンス
の現状と方向性
台北駐日経済文化代表処経済部
2015年7月
0
大
綱
一、台湾の経済概況
二、台日経済交流の近況
三、台湾と中国大陸の経済交流
四、台日産業連携の推進
五、まとめ
1
一、台湾の経済概況
1.台湾の基本データ
首都
主要都市
台北市
新北市、高雄市、台中市、台南市
面積
36,193 k㎡(世界253国の137位)
-オランダ(37,354k㎡)
-日本(377,930k㎡)
人口
2,343万人 (世界50位推定)
-東京都+神奈川県(2,221万人)
-オーストラリア (2,226万人)
温度
年平均温度22 。C
平均最低温度12-17。C
2
一、台湾の経済概況
2.台湾の経済規模(2014)
経済指標
GDP成長率(%)
台湾
3.7
(2015:3.28%f)
日本
中国大陸
0.0
7.4
GDP(億米ドル)
5,295
46,151
102,671
人口(百万人)
23.4
126.9
1,368
一人当たりGDP
(米ドル/人)
22,632
36,353
7,554
輸出額/
(億米ドル)
3,138
6,943
23,170
輸入額
(億米ドル)
2,742
世界商品輸出ランーキング
20
8,169
4
19,388
1
3
一、台湾の経済概況
3.台湾の産業クラスター
新竹サイエンスパーク
(新竹、竹南、新竹バイオメディカル・サイエンスパーク)
‧集積回路クラスタ
‧オプトエレクトロニクス・クラスタ
‧バイオテクノロジークラスタ
中部サイエンスパーク、台中精密
機械テクノロジカルパーク
‧半導体/オプトエレク
トロニクス・クラスタ
‧バイオテクノロジー・
クラスタ
‧精密機械クラスタ
彰化海浜工業区
‧金属製品/金属表面処理・クラスタ
‧リサイクル/クリーンエネルギー・クラスタ
・今後はガラス専業区を設置
南港ソフトウェアパーク
• IC設計クラスタ
• デジタルコンテンツ・クラスタ
• バイオテクノロジー・クラスタ
台南/柳營/永康科技工業区
• オプトエレクトロニクス・クラスタ、
環境保護技術
• 自動車部品、精密機械クラスタ
• 台湾凸版、台湾板保、堤維西交通工業等
が入居
高雄臨海工業区/大発工業区/高雄ソフ
トウェアパーク
・石油化学/鉄鋼産業クラスタ
‧ヨット/ボート産業クラスタ
‧金属加工/精密機械クラスタ
‧集積回路/オプトエレクトロニクス/通信/
環境保護クラスタ
4
一、台湾の経済概況
4.台湾製品の国際競争力
世界1位
世界2位
世界3位
高級自転車
ガラス布
機能性布料
緑藻
ウエハーOEM
ICパッケージング・テスティング
電動車椅子
PCB
IC基板
シリコン太陽電池
電解銅箔
ICデザイン
PND
大型TFT-LCDパネル
ABS
TPE
ボールねじ
ポリエステル長繊維糸
ナイロン繊維
ベータカロテン
WLAN
OLEDパネル
タッチパネル
中小型TFT-LCDパネル
出所:経済部技術処ITIS計画
5
二、台日経済交流の近況
1.貿易面:互いに重要な貿易パートナー
•台湾の貿易相手ランーキング(2014)
貿易總額
国名
順番
金額(億ドル)
対外輸出
割合(%)
順番
金額(億ドル)
対外輸入
割合(%)
順番
金額(億ドル)
割合(%)
中国大陸
1
1,301
22.1
1
821
26.2
1
480
17.5
米国
2
622
10.6
3
348
11.1
3
274
10.0
日本
3
616
10.5
5
199
6.3
2
417
15.2
香港
4
442
7.5
2
425
13.5
28
17
0.6
シンガポール
5
289
4.9
4
205
6.5
8
84
3.1
•日本の貿易相手ランーキング(2014)
貿易總額
国名
順番
金額(億ドル)
対外輸出
割合(%)
順番
金額(億ドル)
対外輸入
割合(%)
順番
金額(億ドル)
割合(%)
中国大陸
1
3,092
20.5
2
1,271
18.3
1
1,820
22.3
米国
2
2,012
13.3
1
1,294
18.6
2
717,3
8.8
韓国
3
854,2
5.7
3
518.5
7.5
7
335.6
4.1
台湾
4
646,3
4.3
4
402.2
5.8
11
244.1
3.0
オーストラリア
5
626,7
4.1
10
142.9
2.1
3
483.7
5.9
出所:財政部関務署、JETRO
6
二、台日経済交流の近況
2.投資面(2014):
日本の対台投資
年度
台灣の対日投資
件數
金額(千ドル)
件數
2010
338
399,984
22
40,648
2011
441
444,867
21
252,347
2012
619
414,330
35
1,089,349
2013
618
408,684
25
170,499
2014
488
549,000
50
680,000
1952~2014
8,616
18,269,188
648
•FDI ランーキング (金額)
3,517,347
•FDI ランーキング (案件数)
順位
国
金額
(億ドル)
%
1
カリブ海英領
242.22
18.33
2
米国
234.99
17.78
3
オランダ
207.03
15.67
4
日本
182.69
13.82
5
シンガポール
77.48
5.86
出所:経済部投資審議委員会
金額(千ドル)
順位
国
件数
%
1
日本
8,616
21.70
2
カリブ海英領
5,656
14.24
3
米国
5,586
14.07
4
香港
4,907
12.36
5
シンガポール
1,957
4.93
7
二、台日経済交流の近況
3.観光面(2014):
•
•
•
台Æ日:1年間に人口1割以上が訪日、訪日外国観光客第1位(仮)。
修学旅行202校、7,847人。
日Æ台: 163万人、約出国日本人数1割。修学旅行120校、17,715人。
日本18空港と台湾3空港往復週440便。
、日本政府観光局
8
二、台日経済交流の近況
4.台湾と日本にはすでに42の取決めが締結されている。近年締結した取決めは次の通り。
–2011年 :
z
z
–2012年 :
z
z
z
–2013年:
z
【台日投資協定】
【台日民間航空取決め(オープンスカイ)】
【台日特許審査ハイウェイ(PPH)】
【台日産業協力架け橋プロジェクトの協力強化に関する覚書】
【台日電気製品分野の相互承認に関する取決め(MRA)】
【台日電子商取引取決め】
z 【台日特許等優先権書類電子的交換了解覚書】
z 【台日薬事規制協力取決め】
9
二、台日経済交流の近況
–2013年
z 【台日金融監督分野における相互協力のための覚書】
z 【台日民間漁業取決め】、【台日鉄道交流了解覚書】及び【台日航空機捜索救難協力取決
め】
–2014年
z 【台日観光事業協力覚書】
z 【台日原子力安全規制情報交換覚書】
z 【台日特許手続微生物寄託覚書】
z 【台日出入境管理協力覚書】
10
‹ お互いの親切感
TAIWAN
JAPAN
三、台湾と中国大陸の経済交流
~両岸関係の改善と経済交流~
-1987 対中国大陸へ戒厳令解除と
親族訪問の解禁
-1989 開放中国大陸から輸入92項
商品
-2000 海峡交流基金会と海峡両岸関
係協会協商中断
-2002 WTOに加盟
拡大開放中国大陸から輸入
商品範囲(2 ,058項)
-2008 ~2015
海峡交流基金会と海峡両岸
関係協会による制度的協議の
再開、1~10回トップ会談で21
目協議書に調印
一回目
(2008. 6.13)
二回目
(2008. 11.4)
三回目
(2009. 4.26)
四回目
(2009. 12.22)
¾海峡両岸週末直行便の
実施協定
¾中国住民台湾観光協定
週各18便、
計36便
¾海峡両岸空運協定
¾海峡両岸海運協定
¾海峡両岸郵便協定
¾海峡両岸食品安全協定
週末運航を毎日運航に拡
大、週36便から108便に
増便
¾海峡両岸の共同犯罪取
締りと司法協力協定
¾海峡両岸金融協力協定
¾海峡両岸航空郵送の補
充協定
チャーター便から定期便
へ週108便から270便に増
便
¾海峡両岸農産物の検疫y検査協力協定
¾海峡両岸製品の標準規格、計量、検査、認証協
力協定
¾海峡両岸漁船乗組員の 労務協力協定
五回目
(2010. 6.29)
¾海峡両岸経済協力枠組協定(ECFA)
¾海峡両岸知的財産権保護協力協定
六回目
(2010. 12.21)
¾海峡両岸医薬衛生合作協議
七回目
(2011. 10.22)
¾海峡両岸核電安全合作協議
八回目
(2012. 8.9)
¾海峡両岸投資保障及び促進協議
¾海峡両岸税関合作協議
九回目
(2013. 6.21)
¾海峡両岸サービス業貿易協議
十回目
(2015.2.27)
¾海峡両岸気象協力協議
¾海峡両岸地震観測協議
2015年まで週840便
(中国大陸55空港台湾10
空港)
12
三、台湾と中国大陸の経済交流
1.投資面:最大の対外投資先
台灣の対中国大陸投資
年度
件數
金額(億ドル)
1991-2004
33,155
412.5
2005
1,297
60.0
2006
1,090
76.4
2007
996
99.8
2008
643
106.9
2009
590
71.4
2010
914
146.2
2011
887
143.8
2012
636
127.9
2013
554
91.8
2014
497
102.8
1952~2014
41 ,259
1,439.6
出所:経済部投資審議委員会
13
三、台湾と中国大陸の経済交流
2.貿易面:最大の貿易パートナー、最大の輸出&輸入市場
総額
年別
対中国大陸輸出
対中国大陸輸入
差し引き
金額(億ドル)
%(前期比)
金額(億ドル)
%(前期比)
金額(億ドル)
%(前期比)
金額(億ドル)
%(前期比)
2000
104
47.8
42
66.2
62
37.5
-20
0.8
2001
108
3.4
49
16.1
59
-5.1
-10
-49.8
2002
1,5
71.3
105
115.0
79
34.9
25
-353.9
2003
339
83.3
229
117.4
110
38.2
118
364.1
2004
531
56.7
363
58.8
168
52.4
195
64.7
2005
637
19.9
436
20.0
201
19.6
235
20.4
2006
766
20.1
518
18.7
248
23.3
270
14.7
2007
904
18.0
624
20.4
280
13.0
344
27.2
2008
983
8.6
669
7.1
314
12.0
354
3.1
2009
786
-19.9
542
-18.9
244
-22.2
298
-15.9
2010
1,128
43.4
769
41.8
359
47.2
409
37.4
2011
1,275
13.0
839
9.1
435
21.3
403
-1.5
2012
1,216
-4.6
807
-3.9
409
-6.2
398
-1.3
2013
1,244
2.2
818
1.3
426
4.1
391
-1.5
2014
1,301
4.6
821
0.4
480
12.8
340
-13.0
出所:財政部関務署
14
ECFAの概要
™ ECFAは関税引き下げだけでなく、相互投資の緩和と保護、知財の相互
保護と審査基準統一等も含めた経済協力全般に関する取決め。
ECFAの基本データとフレームワーク
定義
Economic Cooperation Framework Agreement:将来の中台経済関係を規定するための基本協議。中台間EPAに相当。
署名・実施
内容
日本企業に
とっての
予期効果
2010年6月29日に中国・重慶で開かれた中台窓口機関の協議において双方のトップが署名。9月に発効し、同年10月にサービス貿易の開放(第
一段階)、2011年1月から物品貿易の関税引き下げが始まっている(=アーリーハーベスト)。
•
両岸経済合作委員会を設置し、物品貿易、サービス貿易、投資保証、経済協力の各領域で規制緩和・ルール作りを進める(下図を参照)。
•
品目ごとの非(低)関税化や貿易制限の撤廃のスケジュールが示されることで、日本企業にとっても、中台間の事業環境が把握しやすくなる。
また、台湾に生産拠点を持つ企業の場合は、中国向けの輸出を始める(拡大させる)機会にもなる。
台湾から中国への輸出拡大が見込まれることから、台湾に電子機器のキーデバイスや化学原料等を輸出している日本企業は取引の拡大が
期待できる。
中国がサービス分野の投資を開放したことに伴い、日台アライアンスによる中国事業展開の選択肢が拡大。
•
•
両岸経済合作委員会
(2011年2月に初会合。台湾側13人、中国側14人の委員。台湾代表は経済部次長梁国新、中国側代表は商務部副部長姜増偉)
作業
グループ
物品貿易協議
今後の関税引き下げ検討対
象は、HSコード8桁ベースで
5825項目。また関税引き下
協議 げとは別に、現在中国からの
の要点 輸入が禁止されている項目
(衣類など)の開放も協議の争
点となる。
サービス貿易協議
投資協議
今後の協議では、▽双方の
サービス貿易に関する制限措
置を段階的に緩和或いは解
除、▽双方のサービス貿易分
野における協力増進などが話
し合われる。
投資待遇、為替、徴収、損失
補償、紛争解決等の項目に
ついて規範を定める。例えば
中国の台湾企業が関心を寄
せる土地徴収の補償や人道
上の安全等の議題解決を
図っていく。
経済協力協議
8項目で協力を強化。1)知
財保護、2)金融、3)貿易促
進、4)税関、5)Eビジネス、
6)その他産業協力、7)中小
企業協力、8)双方の経済・
貿易機関の出先機関を相互
開設。
出所)経済部投資業務処(ECFA協議文書などをNRIが整理) 15
ECFAのアーリーハーベスト
中国側の関税引き下げ・サービス業投資開放の主な内容
台湾側の関税引き下げ・サービス業投資開放の主な内容
■物品(計539品目)=2009年の台湾からの輸入総額(約837億元)の
16.1%(約138億ドル)が該当
■物品(計267品目)=2009年の中国から輸入総額(約255億ドル)の
10.5%(約29億ドル)が該当
鉱工業品(521品目)
鉱工業品(267品目)
・石油化学(88品目):基本原料、特殊化学品、プラスチック製品など
・石油化学(42品目):基本原料、特殊化学品、プラスチック原料
・機械(107品目):工作機械、産業機械、その他機械、機械部品など
・機械(69品目):産業機械、その他機械、機械部品
・紡織(136品目):各種生地、紡織製品、靴類など
・紡織(22品目):綿糸、綿布、ナイロンなど
・輸送用機器(50品目):自動車部品、自転車(完成車)及び部品
・輸送用機器(17品目):自転車(完成車)及び部品
・その他(140品目):鉄鋼、セメント、医療器材、精密機器、金型、ガラ
ス、電子製品、電機製品、小物家電、工具など
・その他(117品目):精密機械部品、金型、金属製品、ゴム・プラス
チック、電子製品、電機製品など
■サービス業(9項目)
農産品(18品目)
・台湾農漁産品:活魚、バナナ、オレンジ、メロン、茶葉、蘭など
■サービス業(11項目)
・専門サービス(会計・簿記サービス)、パソコンサービス(ソフトウェア
実施サービス、データ処理サービス)、研究開発サービス(自然科学
等研究開発)、その他商業サービス(会議サービス)、専門設計サー
ビス、ビジュアル・オーディオサービス(録画・録音物の小売サービ
ス)、病院サービス、運輸サービス(航空機メンテナンス)、保険業、
銀行業、証券業
・研究開発、会議サービス、展示サービス、特製品設計サービス(室
内設計以外の専門設計)、映画放映(中国語作品または共同制作
作品)、ブローカーサービス(有形商品の売買仲介)、運動レクサー
ビス、空運サービス(オンライン予約システム)、銀行業(証券先物と
保険は含まない)
■労働者の移動
・中国人労働者の台湾での就業は未開放。
関税低減のスケジュール
関税低減のスケジュール
現在の関税率
2011.1.1
2012.1.1
2013.1.1
現在の関税率
2011.1.1
2012.1.1
2013.1.1
0~5%以下
無税
-
-
0~2.5%以下
無税
-
-
5%~15%以下
5%
無税
-
2.5%~7.5%以下
2.5%
無税
-
15%以上
10%
5%
無税
7.5%以上
5%
2.5%
無税
出所:ECFA協議文書
16
三、台湾と中国大陸の経済交流
• 台湾系企業の豊富な中国経験:中国の輸出企業トップ10の内、7社は台
湾系。数十万人の従業員をマネジメントしながら、先進国企業のニーズに
合う製品を生産し、全世界に販売している。
2011年中国輸出額トップ10企業
順位
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
企業
達功電脳(上海)
富泰華工業(深圳)
華為技術
昌碩科技(上海)
仁宝信息工業(昆山)
鴻富錦精密工業(深圳)
鴻富錦精密工業(成都)
東莞市対外加工装配服務
諾基亜通信(ノキア)
鴻富錦精密工業(煙台)
出所:中国税関、2012年
輸出
(億ドル)
282.67
275.67
98.74
88.99
88.62
75.76
74.99
69.21
67.60
60.19
台湾の親会社
広達電脳(QUANTA)
鴻海精密(HONG-HAI、Foxconn)
-
和碩電子
仁宝電脳(COMPAL)
鴻海精密(HONG-HAI、Foxconn)
鴻海精密(HONG-HAI、Foxconn)
-
-
鴻海精密(HONG-HAI、Foxconn)
17
三、台湾と中国大陸の経済交流
• 中国サービス業のチャネルを握る台湾系
中国市場に進出している主な台湾小売企業
企業名
事業内容
進出年
店舖数
麗嬰房
ベビー用品
1993年
1,993(2013年2月)
太平洋百貨
百貨店
1993年
11( 2013年2月)
全家便利商店(ファミリーマート)
CVS
2004年
大潤発
量販店
特力屋(HOLA)
中国小売売上トップ10(2011年)
順
位
企業名
売上(億
元)
店鋪
數
1
蘇寧電器
1,947
1,724
2
国美電器
1,809
1,737
750(2013年1月)
3
百聯集団
1,489
5,604
1998年
185(2012年12月)
4
大商集団
1,101
170
5
華潤万家
827
3,977
ホームセンター
2004年
32( 2013年2月)
6
高鑫零售(大潤發)
680
185
美食達人(85℃)
コーヒーショップ
2007年
321( 2013年2月)
7
山東省商業集團
502
182
統一超商(7-ELEVEN)
CVS
2009年
20( 2010年3月)
8
重慶商社
478
325
9
家樂福
452
203
10
沃爾瑪(ウォルマート)
430
271
出所:経済部投資業務処委託事業(各社HP及び報道資料をNRI整理)
出所:経済部投資業務処委託事業
(2011年中国零售百強企業(中国連鎖経営協会))
18
四、日台企業連携の強み
z 台日企業戦略補完によるWin-Win関係
日本企業の優位性
台湾企業の優位性
・基礎研究力
・製品化能力
・品質管理力
・量産能力
・ブランド力
・中華圏でのマーケティング力
・成熟市場でのビジネス経験
・中華圏市場でのビジネス経験
→先進的なビジネスモデルの運用実績
→現地人材のマネジメント
→高付加価値サービス(モノ)を提供
→華人好みのテイストを熟知
歴史的、文化的なつながり
・件数ベースでは国別で第一位の投資実績(日本→台湾) ・民主主義・法治主義・自由主義の価値観を共有
・親日的な風土(交流協会の調査で4割が「最も好きな国」に日本と回答)
(パズルマーク出所)
http://www.citrusheights.net/images/puzzle_piece_reduced_size.jpg
19
台日ビジネスアライアンスの事例-1
海外最大の店舗網を築いた台湾フランチャイジーとともに中国に進出
~モスバーガーと東元電機~
モスフード
サービス(日)
東元電機(台)
資本金
114億日本円
182億元
従業員
1038人
3600人
フランチャイズ
チェーンによる
ハンバーガー
専門店「モス
バーガー」の
全国展開、そ
の他飲食事業
など
総合電機メー
カー。日本企業
との合弁事業に
は他に安川電機
との安川TECO
モータエンジニ
アリング(北九州
市)がある。
事業内容
モスバーガー沿革
1972年
モス・フード・サービスの設立
1987年
モス・ライスバーガーを発売
1990年
東元電機との合弁により、安心食品服務
股份有限公司(台湾モスバーガー)を設
立
1996年
東証一部に上場
2010年
中国福建省アモイ市に中国(香港を除く)
第一店舗を開設
2013年
台湾の店舗数240店(6月末時点)
台湾拠点を主体とするモスバーガーの中国進出モデル
日台合弁会社の管轄エリア
(上海市、福建省、江蘇省、
浙江省、山東省、安徽省、
江西省)
安心食品:40%
東元電機:40%
日本1,432店舗
モスフードサービス:10%
伊藤忠商事:10%
(登記地はシンガポール)
台湾240店舗
台湾主導、日本サポートの形で中国・アモイに進
出
•台湾人を現地の店長、或いは現地法人経営者
として大陸に派遣
•日本人はサポート(駐在+長期出張)
•中国人の幹部候補を採用後、台湾で研修
•2010年2月にアモイで第1店舗をオープン
•2013年4月末時点で18店舗を出店(中国全体で
は23店舗)
出資
(安心食品)
(東元電機)
出所:経済部投資業務処の委託事業(ヒアリング及び公開資料からNRが作成)
20
台日ビジネスアライアンスの事例-2
技術及び販路の相互補完・アジア市場開拓へ
友嘉實業
和井田製作所
良質な量産能力、強大な販路
優れたハイエンド技術
• 中国大陸でマーケティング経験
は20年以上を持ち、90ヵ処の営
業とサービス拠点を有する。
• 台湾が良質且つ安価な部品(ス
ライドレール、 主軸など)及びア
フターサービス能力を有する。
• 日本でハイエンド工作機械
メーカー 。
• 金型関連、切削工具関連のC
NC研削盤の技術力を持ち、
業界で有名な企業。
経済部がMOU
の調印式に立
ち会い2012.8
台湾で合弁会社を設立/台湾製部品を活用/市場拡大
出所:経済部公式ホームページ及び新聞記事
• 合弁会社の「和井田友嘉精機股份(有)」を設立し、友嘉実業が45%、和井田製作所が45%、シチズンマシ
ナリーミヤノが5%、丸紅が5%で資本額は4千萬台湾ドル。
• 台湾製部品を活用し、合弁会社による販路拡大を狙う。
21
四、台日企業連携の推進
z 台日産業連携の背景
国内市場が成熟し、中小企業は海外に成長の場を求めている。
日本
円安は企業にとって海外市場開拓のチャンス。
安倍首相は日本企業の海外進出を積極的に推進。
日本は中国大陸と微妙な関係にあるため、東南アジアで新たな製造拠点
や市場チャンスを求めている。
日本企業には開拓が難しい華人圏販路を獲得したい。
信頼できる海外事業のパートナーを探している。
台湾
台日の産業連携は長年緊密で、相互補完のベースが確立 。
対日関係は良好で、観光・経済貿易交流が活発。
両岸のECFA等協定や華人圏での優位性がある。
亜東関係協会と交流協会はすでに42の取決めを締結しており、 ウインウ
インの発展環境が確立。
22
四、台日産業連携の推進
z 台日産業連携推進オフィスの紹介と役割
開設目的
経済部が台日産業連携業務推進を統合する為に台日産業連携推進オフィ
スを立ち上げ、単一サービス窓口の設置をする。
任
務
(一)専属専任推進体系及び単一サービス窓口を構築し、対日産業交流連携及び、各省庁間の
推進事項の統合。
(二)台日産業連携戦略を策定及び重点発展産業を選択し、推進業務を統合する。
(三)台日産業連携案のリソースを開発し、各案件に対しコンサルティング、マッチング、サポート、
フォローアップ及び連携案件の紹介等、全方位連携サービスの提供をする。
(四)「行政院台日産業連携架け橋政策調整委員会」及び「経済部台日産業連携推進本部」の編
成業務を担当する。
(五)行政院と経済部によって割り当てられた台日産業連携に関する業務の執行。
23
四、台日産業連携の推進
z 日台産業協力架け橋プロジェクトの協力強化に関する覚書
¾ 2012年11月着印
¾ MOUの内容:
台湾経済部と日本経済産業省は、台日架け橋プロジェクトを促
進するために、以下の項目を合意した。
1. 双方は相互互恵、効果的かつ実務的及び柔軟かつ迅
速という原則の下、互いの企業利益と市場メカニズムを
尊重し、定期的に会合を開催し、プロジェクトの具体化に
ついて意見交換を行うことに努力する。
2. 中小企業及び日台の地方プロジェクトの協力関係を強
化する。
3. 製造分野だけでなく、サービス分野等幅広い産業分野
にわたり協力関係を強化する。
¾ 台日双方政府側による協力産業は、風力発電、太陽光発電、電
気自動車、LED照明、金物、機械部品、電子設備、デジタル・コ
ンテンツ、バイオ医薬、情報サービス、電子商取引など11項目の
特定産業を選定した。
出所:UDN TV
24
四、台日産業連携の推進
台日産業連携推進オフィス
(主任:経済部工業局局長)
台北松山国際空港
副主任
(工業局副局長)
副主任
(台北駐日経済文化代表処副代表)
執行長
TJPO
副執行長
総合サービス課
企業プロジェクト課
〔黃河清課長〕
〔陳龍課長〕
1. 「行政院台日産業連携架け橋政
策調整委員会」及び「推進委員会
」幕僚作業
2. 各機関による日台産業連携推進
作業の調整
3. 日台産業連携の調査・研究及び
推進戦略立案
4. 「台日産業連携戦略フォーラム」
の開催
5. 単一サービス窓口の設置
1. 日台産業連携案件の開発
2. 個別案件のフォローアップ
3. 「インベスト台湾サービスセンター」
或いは各関連産業のタスクフォース
と協力して投資案件を処理
4. 日本の産学官との関係の維持
5. 日台中小企業連携促進
6. 台日企業へベンチャーキャピタルフ
ァンドの提供
7. 台湾での台日企業交流活動の開催
Japan Window
1. 「台日産業連携推進オフィス」の現
地相談窓口の設置
2. 日台産業連携案件の連絡業務サポ
ート
3. 日台産業交流イベントのサポート
25
個別案件のサービス・フローチャート
(日本)
(台湾)
Plan
TJPOについて
Check &
Action
Do
経済部の各産業推進PO
(案件調整)
(成果報告)
深耕産業連携モデル
産業網羅連携モデル
地域産業連携モデル
連携の形態
•事業経営連携
(合弁、買収、資本提携、投資)
•R&D・デザイン連携
(研究開発、技術移転、知財取引、製品設計…)
•生産製造連携
(委託設計製造、委託製造、部品供給)
•マーケティング連携
(ブランド、チャネル、物流、市場開拓、プラント輸出)
連
携
案
件
発
掘
企
業
マ
ッ
チ
ン
グ
連
携
案
件
支
援
(投資プラン)
フ
ォ
ロ
|
ア
ッ
プ
(日台産業連携案件)
インベスト台湾
サービス・センター
26
経済部各産業推進チーム事業の展開
領域
名称
金機
金機
金機
金機
金機
金機
電資
電資
電資
電資
経済部精密機械工業発展推進チーム
経済部スマート電気自動車推進チーム
経済部航空産業発展推進チーム
経済部プラントプロジェクト産業発展推進チーム
経済部スマート自動化産業発展推進チーム
経済部工業局電気バイク産業発展推進計画オフィス
経済部通信産業発展推進チーム
スマート電子産業発展推進オフィス
ディスプレー産業推進オフィス
經濟部デジタルコンテンツ産業推進オフィス
民化
経済部工業局食品産業発展計画推進オフィス
民化
民化
民化
知服
知服
経済部バイオ医薬産業推進オフィス
紡織産業発展推進オフィス
経済部石油化学産業ハイエンド化推進チーム
経済部工業局情報サービス業発展計畫推進オフィス
経済部工業局設計産業旗艦計畫推進オフィス
執行団体
工業技術研究院(ITRI)
車輌研究測試中心(ARTC)
金属工業研究発展センター
金属工業研究発展センター
工業技術研究院(ITRI)
工業技術研究院(ITRI)
工業技術研究院(ITRI)
工業技術研究院(ITRI)
工業技術研究院(ITRI)
資訊工業策進会(III)
食品工業発展研究所
中華穀類食品工業技術研究所
金属工業研究発展センター
生物技術開発センター
紡織産業総合研究所
工業技術研究院(ITRI)
資訊工業策進会(III)
台湾創意設計センター
出所: 経済部工業局
27
四、台日産業連携の推進
z 台日産業連携推進オフィスの連絡窓口
‹
本部
電話:+886-2-6607-6889 (日本語可)
FAX:+886-2-6607-6888
住所:台湾台北市民生東路4段133号科技大楼 5F
担当者:総合サービス課黃河清課長
企業プロジェクト課陳龍課長
[email protected]
[email protected]
‹ 日本窓口(JAPAN WINDOWS)
電話:03-5419-3835
FAX:03-3455-5079
住所:108-0073 日本東京都港区三田1-2-18 TTD ビル 3F
担当者:鄭恵文プロジェクトマネジャー
[email protected]
28
四、台日産業連携の推進
z 台日経済交流推進関連オフィスの連絡窓口
‹
台北駐日経済文化代表処経済部
電話:03-3280-7881 (日本語可)
FAX:03-3280-7928
住所:108-0071東京都港区白金台5-20-2
担当者:何天賜首席課長
‹ 台湾貿易センター東京事務所
電話:03-3514-4700
[email protected]
FAX:03-3514-4707
住所:102-0083 日本東京都千代田区麹町1-10 澤田麹町ビル 3F
担当者:石丹次長
[email protected]
29
五、まとめ
30
五 、まとめ
戦略的に
相互補完
強い
信頼関係
協力するパターン
中国か第三地
中国か第三地
中国か第三地
31
ご清聴
ありがとうございました
日本と台湾が手を繋ぎ、「Made with Japan」と 「Made
with Taiwan」により、グロバール競争優位性を有す
る産業連携モデルを発展していく。
32
付録1-1:近年の日本企業による主な台湾への
投資案件(製造業)
グリーンエネルギー(PV、LED)、化学及び機械産業等への投資が活発化
•
企業名
投資内容
東レ
( LCD )
LCDなどの製造に用いられる表面保護フィルムの工場を新設する。同材料の海外投資は初。
旭硝子
( LED )
桃園県にLED照明用基盤(セラミックス基板)の工場を新設し、 出荷量で世界1位を誇る台湾のLEDバ
リューチェーンに供給を行なう。
豊田合成( LED )
製
造
業
LEDエピタキシャルウェハーメーカーの晶元光電とLEDの開発、製造、販売を手がける合弁会社を設立。
古河電工(電池)
リチウムイオン電池用電解銅箔を製造・販売する新会社を設立。生産能力は500t/月
住友電工(電池)
太陽電池用シリコンインゴットの切断に用いるソーワイヤーの製造販売会社を設立。
荒川化学工業(化学)
新種樹脂「POMIRAN」の生産ラインを設置。半導体産業等向け。
フジミインコーポレー
テッド(化学)
半導体製造プロセスにおける研磨剤の製造工場を設立する。
ナミックス(化学)
半導体用封装材料、接合剤の生産工場を建設。
和井田製作所(機械)
工作機械の工場を建設し、パートー企業の販路も活用して、台湾及び世界市場で販売。
ダイクレ
熱交換機の新工場を設置。TJパーク初進出企業。
(機械)
高岳製作所
(半導体装置)
半導体向け三次元検査装置の販売拠点開設。将来的に派生製品の製造販売拠点とすることも計画。
カルビー (食品)
パートー企業の台湾ネットを活用し、台湾で自社製品の生産及び販売を実施。
出所:経済部投資業務処委託事業(各社IR資料、報道資料等をNRIが整理)
33
付録1-2:近年の日本企業による主な台湾への
投資案件(非製造業)
•
小売業、飲食業及びデジタルコンテンツ産業等が台湾を選択
企業名(分野)
非
製
造
業
投資内容
小学館
(デジタルコンテンツ)
初の海外現地法人を高雄ソフトウエア・サイエンス・パークに設立。中国語版の学習教材
「デジタルドリルシステム(DDS)」の開発にあたる。
KDDI
(デジタルコンテンツ)
台湾最大のオンライン音楽配信会社のKKBOXの株式76%を取得。KKBOXのプラットフォー
ムを活用し、アジア音楽配信事業の拡大を図る。
日本テレビ放送網
(デジタルコンテンツ)
台湾のケーブルテレビ事業者中天電視(CTI)と番組制作・販売の合弁会社を設立。日台共
同制作番組の中華圏向け展開を図る。
ウォーターダイレクト
(小売)
日本の天然水の販売会社を設立。海外初進出先として、台湾を選択。
再春舘製薬所(小売)
化粧品の無店舗販売のための販社を香港に続いて設立。製品は日本から輸入。
住友商事(小売)
ドラックストア「Tomod’s」の初海外進出店舗を出店。
ユニクロ(小売)
全額出資子会社「台湾優衣庫」を設立。10年秋にユニクロ1号店を統一阪急百貨店(台北
市)に出店。
パナホーム(内装サービス)
台湾の建材商社、一澤貿易と合弁で初の海外現地法人「台湾松下居家内装」を設立。ビ
ル・住宅の内装・設計・施工・補修の一貫サービスを提供。
力の源カンパニー (飲食)
ラーメンチェーン「一風堂」を出店。
モンテローザ(飲食)
白木屋を出店。海外進出先としては4カ国、地域目。
出所:経済部投資業務処委託事業(各社IR資料、報道資料等をNRIが整理)
34
付録2-1:近年台湾企業による日本への主な投
資案件(製造業)
企業名(分野)
製
造
業
投資内容(実施年間)
日月光(ASE)
(半導体)
日系企業の山形、千葉の工場を買収し、お客様のウエハーを組立からテスト
まで一貫して受託生産している。
(2004年)
友達光電(AUO)
(電子業)
太陽光熱用の電池を製造するため、日本でシリコンウエハー工場を買収。
(2009年)
茂迪(Motec)
(太陽電池モジュール製造)
北海道の伊藤組と合資してItogumi Motecを設立して、北海道で太陽電池モジ
ュール工場を置く。
(2010年)
中美晶
(半導体)
日本の半導体ウエハー工場であるCovalent Materialを買収して、グローバル
で6番目のウエハーメーカーとなる。
(2011年)
旭晶能源(Eversol)
(太陽電池モジュール製造)
愛媛県でE-SOLAR社を成立し、太陽電池モジュールの製造に専念し、関連製
品を日本国内及び海外の住宅・産業発電システムに提供する。
(2011年)
鴻海(ホンハイグループ)
(ディスプレー)
日本シャープの堺工場に資本参加を行い、ディスプレーを生産している。
(670億円、2012年)
35
出所:各社IR資料、報道資料等を整理
付録2-2:近年台湾企業による日本への主な投
資案件(非製造業)
企業名(分野)
投資内容(実施年間)
法藍瓷 (Franz)
(陶磁器販売)
台湾の有名な陶磁器業者で東京で店舗を開く。
(2010年)
日出茶太(Chatime)
(飲食産業)
タピオカ ミルク ティーで人気を呼ぶ台湾の飲食業者が筑波に出店。
(2013年)
春水堂
非 (飲食産業)
製
造 微熱山丘 (Sunnyhills)
業
お茶、お菓子とタピオカ ミルク ティーなどで消費者を引き付ける台湾の飲
食業者が日本の業者の協力を頂いて日本に事業展開。
(2011年)
(お菓子)
パイナップル ケーキを生産する台湾のお菓子業者が東京に出店。
(2013年)
芒果恰恰
(Mangochacha)
(スイーツ)
台湾の名物スイーツであるマンゴかき氷で、日本企業の協力を頂いて東京
にて専門店を開く。
(2014年)
中國信託
(China Trust Group)
(金融業)
台湾の大手金融ホールディンググループで、東京のスター銀行を買収して、
日本の金融市場をさらに拓くことを図る。
(530円、2014年)
36
出所:各社IR資料、報道資料等を整理
付録3-1: 日台ビジネスアライアンスの事例
日本企業の買収により、台湾、日本、中国の特性を活かした分業体制を構築
~希華晶体と希華科技(明電通信工業)~
希華晶体(台)
希華科技(日)
資本金
14.31億台湾元
24.8億日本円
従業員
480名
日本 40名
無錫 250名
各種水晶デバイ
スの製造販売
人工水晶、水晶デ
バイスの研究開発
及び製造販売
事業
内容
希華晶体沿革
1988年
会社設立、水晶振動子の生産を開始
1993年
水晶フィルタの量産を開始
2000年
日本の明電通信工業株式会社を買
収し、希華科技株式会社を設立
中国・無錫に製造拠点を設立
2001年
台湾証券取引所に上場
2004年
希華科技株式会社を100%子会社化
2008年
MEMS(micro electro mechanical
systems)発振器の生産計画を発表
M&Aを通じて構築された希華晶体のアジア分業体制
M&Aの効果
• 日本拠点の開発技術がグループ
全体のイノベーションに貢献
R&D(川上
材料技術)
• 日本拠点の製造する川上材料が
サプライチェーンを安定化
• 日本をR&Dセンターに、台湾、中
国をそれぞれハイエンド、ミドルエ
ンド製品の生産基地とし、最適な
分業体制を構築
希華科技
• 日本市場の直接開拓のほか、韓
国のカバーも可能に
希華科技(無錫)
ミドルエンド
製品の生産
希華晶体
R&D(量産技術)
及びハイエンド
製品の生産
出所:経済部投資業務処の委託事業(ヒアリング及び公開資料からNRが作成) 37
付録3-2:日台ビジネスアライアンスの事例
独自のエタノール生成酵素を武器に台湾拠点から中国へ事業を拡大
~マザーコスモと業強科技~
業強科技(台)
資本金
4,000万円
26億元
従業員
12人
3,500人
化学溶剤の研
究開発、バイ
オエタノール
事業、土壌汚
染の調査及び
修復など
PC用ヒートパイ
プ、鉛フリーハ
ンダボール、化
学溶剤などの
製造販売
事業
内容
マザーコスモ沿革
1991年
会社設立
岐阜大学の高見澤一裕教授(応
用生物科学部・)、株式会社コン
ティグ・アイ、トゥービー株式会社
の協力を得て、植物性廃棄物から
バイオエタノールを製造する技術
を開発。
2008年
泰豊塑実業と合弁で台湾可速姆
股份有限公司(台湾コスモ)を設立
2010年
業強科技と中国事業で提携。同社
の中国工場にバイオエタノールプ
ラントを建設予定
取引関係を発展させた台湾コスモの中国事業提携モデル
(マザーコスモ)
台湾、中国、アセアンに
おけるバイオエタノール
事業(酵素使用、プラン
ト販売、技術指導等)の
ライセンス付与
泰豊塑
出資
マザーコスモ(日)
台灣可速姆
(台湾コスモ)
台湾のプラント
プラント メーカー
の製造委託
台湾で販
売。また、
日本等へ
輸出
台湾コスモの海外事業
業強科技
中国子会社
台湾コスモ
の中国販
売窓口
(業強科技)
マレーシア
A社
…
米国
B社
華僑経営の会
社を中心に10カ
国以上40社以
上から事業提
携の引き合い
出所)経済部投資業務処委託事業(ヒアリング及び公開資料からNRIが作成)
38
付録3-3:日台ビジネスアライアンスの事例
台日サービス業の連携経験を活用
三商グループ
多様な小売ブランド経営
• 台湾の上場企業。
• 当グループ経営分野は食品、輸
入出、百貨、医薬、金融保険、コ
ンピュータ関係。
• グループの傘下に多数な小売ブ
ランドを有する。それらの資源を
統合することによって、価格がコ
ンビニより安く提供可能。
住友商事
日本有名な薬粧店を台湾へ
• 日本トップ5の大手商社が人氣
薬粧店Tomod‘sを台湾に取り
入れた。
• 日本では当店が東京地下鉄
沿線に開設し、140店舗もある。
日台連携経験を活用し、将来中国大陸市場へ共同開拓に期待
•
•
•
•
出所:新聞記事
住友商事と三商グループは合弁会社の三友薬粧を設立し、 Tomod'sの初海外店舗へ展開。
既に台北に3店舗を開設し、台湾での経営経験を活用し、将来中国大陸市場へ共同開拓。
Tomod‘sの販売商品は1万もあり、化粧・薬品・食品・生活用品の四種類に分けられる。
消費者のニーズに応じて日本からの輸入品が約20%占められている。
39
付録4-1台湾投資環境の魅力
z 整備されたインフラ
完備した工業用地
優れた人的資源
■人件費が香港、マカオ、日本、韓
国、シンガポールに比べて安い
■ 積極に創新開発、国際的な管理人
材を育てる
運輸交通網の発達(海運、陸運、空運)
■ 統合された運輸交通網
■ 高速鉄道(台湾新幹線)開通で台北ー高雄
が日帰りの生活圏
■ 1万社以上が国内外の海陸空運輸、倉庫
などの業務に従事しており、綿密、か
つ効率の高い運輸ネットワークを形成
■ 現在すでに181以上の
工業区、3つサイエン
スパーク、10ヶ所輸出
加工区及び7つ自由貿
易港を設置された
完善
基礎建設
物流運輸便利
■ 国際物流運輸業者が台湾や世界の大
都市に設置される拠点を通して、貨物
の輸出人や積み替えの作業時間を効率
的に短縮し、貨物や情報を迅速二流津
させることができる
低価で供給の充足する水と電力
■ 水力
水道料金は他の国と比べで安い
■ 電力
電気代は他の国と比べてかなり安い
整備された通信インフラ
■台湾情報通信のインフラは十分に整備
されており、固定電話の普及率は
97.56%、家庭でのインターネット
接続普及率は76%、携帯電話普及率
は92.5%
■ 2013年9月まで、常にネットを利用
する人口は1,609 万人、ブロードバ
ンドネットワーク普及率は84.8%。
資料來源:經濟部投資業務處
完備された法規と保護される知的財産権
■ 台湾は法規が整備されており、知
的財産権の保護環境も確立されて
いる
■知的財産保護法令が完備され、知的
財産裁判所も設置されている
40
付録4-2台湾投資環境の魅力
z 競争力を有する租税環境
™相続税
™総合所得税
(個人所得税)
50%
™営利事業所得税
(法人税)
41萬
41萬超
109萬超
等級
以下 109萬以下 218萬以下
稅率
10%
• 2009年1月23日に実施。
• 最高税率を50%から10%
に引き下げ。相続税の
免除枠を1,200万元に、
贈与税の免除枠を220万
元にそれぞれ引き上げ。
6%
等級
50萬
以下
稅率
5%
13%
25%
17%
21%
113萬超
50萬超
113萬以下 226萬以下
12%
20%
• 2010年から実施。
• 課税所得額の下から3段
階の税率をそれぞれ1ポ
イントずつ引き下げ。
最低段階の上限も50万
元に引き上げている。
• 2010年5月28日所得税法が第
三読会(最終審議)で可決。
• 営利事業所得税が25%から
17%に引き下げられ、企業
全体の税負担が軽減。
• 減税後は中国(25%)や
韓国(22%)よりも強みがある。
41
付録4-3台湾新興産業の潜在的な投資機会
産業
投資機会
バイオテクノロジー産業
新薬開発、バイオ製薬、医療器材、診断試薬、農業
バイオ、保健食品、バイオ関連サービス
観光
テーマ旅行、レジャー娯楽施設の開発、国際チェー
ンホテルの誘致、観光ホテル、展覧会議、文化興行
医療介護
医療介護、老人長期介護、健康介護、国際医療サー
ビス、国家衛生安全管理
グリーンエネルギー
太陽光発電、LED照明、風力発電、バイオ燃料、水
資源エネルギー、燃料電池、エネルギーの情報化、
電気自動車
精緻農業
有機農業、農業バイオ、蘭、ハタ、鑑賞魚、種苗、
種家畜、農業観光、高級農産物
カルチャ-クリエイティブ
テレビ、映画、流行音楽、デジタルコンテンツ、設
計、工芸
出所:工業技術研究院IEK
42