釧路北陽高校における英語教育の充実 2年間の

平成26年・27年度 釧路市教育委員会 研究指定校
平成27年度 釧路教育研究センター研修講座「公開研に行こうⅠ」
釧路北陽高校における英語教育の充実
2年間のまとめ
研究主題
「釧路北陽高校の英語教育の改善・充実と、
小中学校との英語教育に関する効果的な接続の推進」
平成28年3月
北海道釧路北陽高等学校
目
次
研究紀要の発刊にあたって・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
1
研究紀要の発刊を祝して
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2
研究概要図・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
4
Ⅰ
研究の概要
Ⅱ
研究の実際
1
北陽の英語授業の改善・充実
(1)can-do リストの作成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
7
can-do リスト・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
8
(2)共通使用できる教材の作成・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
12
(3)釧路の魅力を英語で考え、伝える実践・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
14
2
小中学校との効果的な接続
(1)授業公開で得たもの・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
20
(2)授業ワークショップ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
22
ワークショップスライド・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
23
おわりに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
26
3
Ⅲ
研究実践
授業指導案・自主制作教材・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
28
研究紀要の発刊にあたって
北海道釧路北陽高等学校長
山 根 克 文
平成26・27年度釧路市教育委員会の研究指定校として、「釧路北陽高校の英語教育の改善・
充実と、小中学校との英語教育に関する効果的な接続の推進」を研究主題に取り組み、ここに研究
紀要を発刊できますことを心よりうれしく思います。
現在、我が国の教育は改革の只中に立っています。授業の質の確保・向上、アクティブ・ラーニ
ングや ICT 機器を取り入れた新しい学びの形態などは、昨今の日本社会のグローバル化に対応する
ための、学校が乗り越えるべき課題です。グローバル化の波は都市部のみならず地方にも少しずつ
押し寄せており、子どもたちが社会で活躍する頃には、現在よりもさらに変化のスピードが速い時
代になっていると言われています。そのような中で、学校での英語教育には社会から強い期待が寄
せられる一方で、間違いを恐れずに英語を使いコミュニケーションを図るような実践的な内容が欠
如してきたことに対する厳しい指摘もなされています。現行の高等学校学習指導要領では「英語
の授業は英語で行うことを基本とする」としており、本校でも英語授業の改善に努めています。
また、国は平成25年12月に「グローバル化に対応した英語教育改革実施計画」を発表し、初
等中等教育段階からグローバル化に対応した教育環境づくりを進めるため、小学校における英語
教育の拡充強化、中・高等学校における英語教育の高度化など、小・中・高等学校を通じた英語
教育全体の抜本的充実を求めています。その中では、中学校でも英語の授業は英語で行い、高等学
校では英語によるディスカッション・ディベート等の言語活動を行うことが想定されています。
本校生徒は、素直で何事にも真面目に取り組み、基本的な生活習慣が身についている良さがあり
ます。一方で、間違うことに対する抵抗感や英語学習に対する興味関心が高くないことが、これま
での各種調査から明らかになっていました。そうした課題の解決にあたり、地域との連携や小中学
校の英語教育との接続を強め、異校種の英語教育への認識を高めることで、高校でのより良い英語
の授業を行うことができるという思いが、本事業推進の基本的な考え方になっています。取り組ん
できた内容に特に目新しいものはないかもしれませんが、中高連携等の形態を取らなくても、英語
教員同士が授業見学を通して実のある情報交換を行い、授業による継続可能な学校間連携の形を模
索したことには大いに意味があると思っています。そして釧路市唯一の市立高校として、本研究が
小中高連携のさらなる発展に貢献できれば幸いです。
終わりになりましたが、本研究会を2年間にわたりご支援・ご指導くださいました北海道教育庁
釧路教育局、釧路市教育委員会、授業見学等で連携させていただいた釧路市立青陵中学校、幣舞中
学校をはじめ、関係機関の皆様に厚く感謝申し上げ、研究紀要の発刊にあたってのご挨拶といたし
ます。
1
研究紀要の発刊を祝して
釧路市教育委員会教育長
林
義 則
この度、釧路北陽高等学校が、平成26・27年度の2年間にわたり釧路市教育委員会の研究指
定を受け、英語授業研修会を中心に進めてこられた研究の成果を研究紀要にまとめられますことに
心からお祝いを申し上げます。
現在、社会の急速なグローバル化の進展の中で、日本の将来を担う子どもたちの英語力の向上が
重視されており、小・中・高等学校が連携し、「英語を使って何ができるようになるか」という視
点からの一貫した英語教育の充実が求められております。
高等学校においては、生涯にわたり「聞く」「話す」「読む」「書く」の4技能を積極的に使える
ための英語力を身に付けさせることを目指し、コミュニケーションを主体とする授業を展開するな
ど、指導方法の工夫・改善を図ることが一層重視されております。
このような中、本校は「釧路北陽高校の英語教育の改善・充実と、近隣小中学校との英語教育に
関する効果的な接続の推進」を研究主題に掲げ、CAN-DO リストを踏まえた言語活動の充実と授
業改善に取り組んでこられました。
また、「小中学校の英語教育との接続を強め、地域との連携を図る中で、生徒の英語力を向上さ
せ、グローバルな視野で行動できる人材の育成」を目指し、近隣校である釧路市立青陵中学校及び
釧路市立幣舞中学校と連携を図り、英語の授業交流を行ってこられました。日常の授業交流を重ね
ることで、各校種の段階で求められる英語力や中・高の円滑な学びの接続について、積極的に研究
を進めてこられたことは大変意義深いものであります。
また、昨年11月には釧路教育研究センターの研修講座との共催で公開研究会を開催され、これ
までの研究の成果を広く発信されたことは、今後の本市における英語教育の改善・充実に大きく寄
与するものと確信しております。
結びになりますが、釧路北陽高等学校が2年間にわたる研究をまとめた研究紀要を発行するにあ
たり、多大なるご尽力を賜りました北海道教育大学釧路校及び釧路市立青陵中学校、釧路市立幣舞
中学校の英語科の皆様に感謝申し上げますとともに、一丸となって研究を推進してこられました校
長先生をはじめ、教職員の皆様に心より感謝申し上げます。
今後、本校の研究がより一層発展されますことをご祈念申し上げまして、研究紀要発刊にあたっ
ての挨拶といたします。
2
Ⅰ
研究の概要
3
4
5
Ⅱ
研究の実際
6
1
北陽の英語授業の改善・充実
(1)CAN-DO リストの作成
CAN-DO リストとは、生徒の学習の状況を踏まえた上で、卒業時の学習到達目標を、言語を用いて「〜するこ
とができる」という形で設定した能力記述文のことである。平成25年3月に、文部科学省から『各中・高等学校の
外国語教育における 「CAN-DO リスト」の形での 学習到達目標設定のための手引き』が示されたが、本校で
はそれ以前から can-do リストを活用した英語授業のあり方について検討を行ってきた。そして26年4月に入学し
た第58期生の英語授業より、CAN-DO を活用した授業を行っている。本校で現在使用している CAN-DO リスト
は、教科書のレッスン毎に項目が設定されたものであり、そのレッスンが終了するまでに生徒が英語を用いで何
ができるようになるかという視点で記述文が書かれている。CAN-DO リストで示された到達目標は、学校で作成
している科目履修ガイド(シラバス)にも落とし込まれており、1年を通して何をどのように学ぶのかについて生徒
が分かるようになっている。
本校の CAN-DO リストの特徴は、生徒と教員が授業の目標を共有していることである。具体的には、各レッス
ンの最初に CAN-DO リストと評価規準を使用するプリント教材(ハンドアウト)に明記し、その課の到達目標を明
確にした上で授業が行われている。授業で学ぶことが、実際にどのような英語力として身につくのかがはっきり
することで、生徒は目標達成に対するモチベーションを維持させながら授業に臨んでいる。
本事業の中では、この CAN-DO リストを活かした授業を行い、北陽生の英語力向上を目指してきた。しかし主
な研究対象が58期生になってしまったこともあり、学校全体としての C AN-DO リストの策定、そして卒業時の学
習到達目標から各学年→学期→1レッスンというふうにバックワードで構築する CAN-DO リストへの改善まで行う
ことができなかった。次年度以降の課題である。
<ハンドアウトに掲載した CAN-DO リストの例(コミュニケーション英語Ⅰ)>
Lesson 5 CAN-DO
○グラフィック・オーガナイザーを使って世界各国のの書き言葉について簡潔にまとめ、要点理解をすることができる。
○英語の省略語や絵文字を使いながら簡単なメッセージを使えることができる。
このレッスンで評価される英語力(授業中・家庭学習・定期テスト)
[書くこと]○聞いたり読んだりしたことなどについて、その概要や自分の考えを簡潔に書くことができる(表現の能力)
[聞くこと]○説明や様々な会話を聞いて、重要な語句などを手がかりにして概要や要点を理解することができる(理解の能力)
○話し手の意図や気持ちを表すリズムやイントネーションなどの違いを理解している(知識・理解)
[話すこと]○授業を通して学んだことなどを積極的に活用して話している(関心・意欲・態度)
※コミュニケーション英語Ⅰ/Ⅱの評価規準は「関心・意欲・態度」「表現の能力」「理解の能力」「知識・理解」の4観点、英語表
現Ⅰは「理解の能力」以外の3観点で設定する。
7
釧路北陽高等学校 第58期生 英語表現Ⅰ CAN-DO・評価規準
Lesson
Title
Task #1(Basic Skills)
Grammar
Can-Do
Target Grammar
実施方法
Input / Intake Tasks
Task #2(Practice)
評価の方法(関心・意欲・態度)
Can-Do
評価・実施方法
A Story
SV(第1文型)
レッスン全体の要約文を完成 ペアワークによるハ -Oral Introduction
○言語活動の観察(参加状況)
自分の名前(姓)の漢字の
○発表用フォーマットを使用
about
SVO(第3文型)
させ、姓と名について、世界 ンドアウト穴埋め
-Words & Phrases
○ハンドアウトの提出(取組状況)
意味を簡単な英語で説明す
し、空欄にそれぞれの名字の
Names
SVC(第2文型)
の状況を理解することができ Read&Look
-Q&A(T/F)
ることができる。
漢字の意味を英語で考えて入
SVOO(第4文型)
る。
-Part Summary(Part 1)
れる。
-Filling the chart(Part 2)
○教室内でペアワーク
Upで音読
1
-Dialogue(Part 3)
-Reading Aloud
-Lesson Summary
Shoes for a
SVOC(第5文型)
高橋さんの経験をまとめなが グループワークによ -Oral Introduction
○言語活動の観察(参加状況)
日本とケニアの状況につい
○日本とケニアの統計情報や
Dream
SVO(O=that節)
ら、ケニアの現状を理解し、 るretelling
-Words & Phrases
○ハンドアウトの提出(取組状況)
て比べながら英語で説明す
国の状況についてのデータを
比較級
要約文を完成させることがで Read&Look
-Q&A(T/F)
ることができる。
提示し、その中から1つを選
最上級
きる。
-Part Summary(Part 1)
んで比較する文を書く。
-Summary Chart(Part 2)
○教室内でグループワーク
2
Upで音読
-Picture Retelling(Part 3)
-Reading Aloud
-Lesson Summary
Green Roofs 現在進行形
グラフィック・オーガナイザ グラフィック・オー -Oral Introduction
○言語活動の観察(参加状況)
レッスン全体の結論の英文
○自分の英文にするために必
現在完了形
ーを使って植物の力を活用し ガナイザー(chart)
-Words & Phrases
○ハンドアウトの提出(取組状況)
の意味を考え、自分なりの
要と思われる語句をリストか
過去完了形
た暑さ対策の例をまとめ、要 の完成
-Q&A(T/F)
答えを英語で表現すること
ら選んで使いながら、グルー
点理解をすることができる。
-Summary Chart(Part 1/2/3)
ができる。
プで協力してパラフレーズす
3
-Reading Aloud
る。
Pictures of
助動詞
リズムやイントネーションに ペア・グループによ -Oral Introduction
○相互評価の観察(参加状況)
形容詞を辞書で調べ、教科
○発表用フォーマットを使用
Funny
受動態
注意しながら、教科書本文と る音読合戦
-Words & Phrases
○ハンドアウトの提出(取組状況)
書の写真について自分の言
し、写真が示す状況にぴった
Moments
助動詞+受動態
写真を使って、ナレーション peer evaluation
-Q&A(T/F)
葉で評価することができる
りの形容詞を当てはめて、写
風の音読をすることができる sheetの使用
-Summary Chart(Part 1/2/3)
。
真に評価を与える。
。
-Reading Aloud
4
○グループ毎に形容詞の意味
調べを指示し、全員で分担し
て意味を調べ、教室全体で共
有する。
Writing
動名詞
グラフィック・オーガナイザ グラフィック・オー -Oral Introduction
○言語活動の観察(参加状況)
英語の省略語や絵文字を使
○代表的な英語の省略語のリ
Systems in
to不定詞
ーを使って世界各国のの書き ガナイザーの完成
-Words & Phrases
○ハンドアウトの提出(取組状況)
いながら簡単なメッセージ
ストを提示し、ペアの相手を
the World
It is ~ to do
言葉について簡潔にまとめ、
-Q&A(T/F)
を使えることができる。
外出に誘うメッセージを書く
要点理解をすることができる
-Summary Chart(Part 1/2/3)
。
。
-Reading Aloud
○教室内でペアワーク
5
Great
関係代名詞
グラフィック・オーガナイザ グラフィック・オー -Oral Introduction
○言語活動の観察(参加状況)
ハトの能力について、理由
○客観的な英語表現のリスト
Abilities of
SVOO(O=how to
ーを使ってハトの能力につい ガナイザーの完成
-Words & Phrases
○ハンドアウトの提出(取組状況)
を添えて説明することがで
を提示する。
Pigeons
do)
てまとめ、要点理解すること
-Q&A(T/F)
きる。
○本文やハンドアウトの文を
ができる。
-Summary Chart(Part 1/2/3/4)
引用し、becauseで理由を続
-Reading Aloud
ける。
6
The Power
現在分詞
本文の内容を踏まえて、大統 対話文の完成
-Oral Introduction
○言語活動の観察(参加状況)
本文中から同意・共感でき
○客観的な英語表現のリスト
of Words
過去分詞
領とのインタビュー風対話文
-Words & Phrases
○ハンドアウトの提出(取組状況)
る文を探し、その理由とと
を提示する。
を完成させることができる。
-Q&A(T/F)
ともに述べることができる
○本文やハンドアウトの文を
-Interview Dialogue(Part 1/2/3/4)
。
引用し、becauseで理由を続
7
8
-Reading Aloud
A
関係副詞
「謎の歯車」の特徴と歴史を グループワークによ -Oral Introduction
○言語活動の観察(参加状況)
Optional
○フォーマットに沿って、本
Mysterious
It is ~ that …
まとめ、レッスン全体の要約 るretelling
-Words & Phrases
○ハンドアウトの提出(取組状況)
Readingを読み、2つの仮
文や語句(UFOs,
Object from
文を完成させることができる Read&Look
-Q&A(T/F)
説のどちらかの立場になっ
aliensなど)を使いながら、独
the Past
。
-Summary Chart(Part 1/2/3/4)
て、物語を想像して話すこ
自のストーリーを書く。
-Reading Aloud
とができる。
○教室内でペアワーク
Upで音読
Sesame
if節
グラフィック・オーガナイザ 重要語句を使ったパ -Oral Introduction
○言語活動の観察(参加状況)
アメリカから発信・広がっ
○観点を示した表を使い、Si
Street
仮定法過去
ーを使ってセサミストリート ート毎のマッピング -Words & Phrases
○ハンドアウトの提出(取組状況)
た番組や商品と「セサミス
milarities/Differencesを箇条
-Q&A(T/F)
トリート」の類似点・相違
書きする。
ージをまとめることができる
-Mapping(Part 1/2/3/4)
点をまとめることができる
○グループワーク
。
-Reading Aloud
。
I wish … / as if … が伝えようとしているメッセ
9
A Lecture
SVO+to不定詞
グラフィック・オーガナイザ 重要語句を使ったパ -Oral Introduction
○言語活動の観察(参加状況)
創造的な人生を送るために
○3つのトピックから1つを
○ハンドアウトの提出(取組状況)
大切にしている3つのこと
選び、実現可能・不可能のど
-Q&A(T/F)
について、自分が実現でき
ちらかの立場になって意見を
SVOO(O=if/wheth ながら本文の内容をまとめる
-Mapping(Part 1/2/3/4)
そうかどうか立場を決めて
書いてまとめる。
er節)
-Reading Aloud
話し合うことができる。
○教室内でグループワーク
by Maskawa SVOC(C=動詞の原 ーを使って益川さんの大切に ート毎のマッピング -Words & Phrases
Toshihide
10
ける。
形・現在分詞)
している3つのことを軸にし
ことができる。
8
Task #3(Final)
Can-Do
評価・実施方法
表現の能力
読む
話す
理解の能力
書く
聞く
関係する評価規準(学習指導要領より)
関心・意欲・態度
読む
表現の能力
理解の能力
知識・理解
自分の名前(名)の由来に
○発表用フォーマットを使用する。フォーマット
(話すこと)間違うことを (話すこと)聞いたり読ん (読むこと)説明などを読 (話すこと・読むこと)「
ついて、簡単な英語で説明
内には第1~4文型の文が登場するように設計す
恐れず、積極的に情報や だりしたこと、学んだこ んで、特に重要な事実等 話すこと・読むこと」の
することができる。
る。
考えなどについて話して とや経験したことについ を捉えることを通じ、全 言語活動に用いられてい
○予め自分のfirst
いる
nameの意味や親が込めた思いなどを調べてくる
○
。分からない場合は漢字の意味を調べておく。
て、その概要や自分の意 体の要旨を理解すること る語句や文構造、文法事
見を話すことができる
○
ができる
項などについての知識を
身に付けている
○グループ内で発表し、聞き手は英語で反応する
。
靴を送られたアフリカの子
○発表用フォーマットを使用する。本文やハンド
(聞くこと)聞いたことに (読むこと)意味内容が聞 (聞くこと)質問、依頼、 (聞くこと)単語の発音、
どもたちにとって、なぜ靴
アウトの英文を使いながら、①靴が何の役になっ
ついて、簡単な言葉や動 き手に伝わるように音読 指示などを聞いて、簡単 音変化、リズムやイント
が夢につながるのかを英語
ているか②それがどのように子どもたちの夢につ
で説明することができる。
ながっているか、の2点について英語で表現する
。
作などで反応している
○
することができる
な言葉や動作などで適切 ネーションなどの音声的
に応じることができる
○
な特徴を理解している
○グループ内で発表し、代表者は教室全体で発表
する。聞き手は英語で反応する。
環境に負荷をかけないで快
○日本人の暑さ寒さをしのぐ工夫や省エネのテク
(書くこと)うまく表現で (書くこと)自分が伝えた (読むこと)語句や表現、 (書くこと)「書くこと」
適に暮らせる工夫について
ノロジーについてのヒントを提示し、その内容を
きないことがあっても、 いことについて、話題を 文法事項などの知識を活 の言語活動に用いられて
、英語で表現することがで
平易な英語で表現できるようにフォーマットを使
きる。
用する。
既知の語句や表現を用い 明示した上で、
○
○グループ内で発表し、聞き手は英語で反応する
○
る
。
面白い写真について、登場
○インターネット上の面白い動物写真(Funny
選ばせる。
ができる。
○吹き出しをつけて、動物や者を擬人化して語ら
せる。
理由を書く
事項などについての知識
を身につけている
ことができる
(書くこと)必要に応じて (読むこと)その場の状況 (聞くこと)単語の発音、 (話すこと)単語の発音、
人物(またはモノや動物)のセ Critters)などを多数用意し、生徒に任意の1枚を
リフを考えて発表すること
用して内容を的確に読み いる語句や文構造、文法
るなどして書き続けてい それに関する意見やその 取ることができる
辞書などを活用して書い 、聞き手の反応、話題、 音変化、リズムやイント リズムやイントネーショ
ている
○
ネーションなどの音声的 ンなどの音声的な特徴を
伝えようとする内容や気 な特徴を捉えて的確に聞 理解している
○
持ちなどに応じた適切な き取ることができる
○グループ内で発表する。優秀作品はクラス全員
速度や声の大きさで音読
で共有する。
することができる
「省略語の使用は言葉の乱
○省略語を使うメリットとデメリットを考えるグ
(話すこと)授業を通して (書くこと)聞いたり読ん (聞くこと)出来事や物事 (聞くこと)話し手の意図
れである」という意見につ
ループにそれぞれ分かれて、例を出して表にまと
学んだことや、学校や家 だりしたこと、学んだこ についての説明や様々な や気持ちを表すリズムや
いて、賛成と反対の立場に
める。
分かれて議論することがで
○グループを再編成し、メリットとデメリットに
きる。
ついて意見を述べ合う。
庭などにおける日常生活 とや経験したことについ 会話を聞いて、重要な語 イントネーションなどの
○
の中で学んだり経験した て、その概要や自分の考 句などを手がかりにして 違いを理解している
○
りしたことを積極的に活 えを簡潔に書くことがで 概要や要点を理解するこ
用して話している
きる
とができる
動物の持つ不思議な能力に
○いくつかの候補の動物の中から1つを選ばせ、
(書くこと)間違うことを (書くこと)つながりを示 (読むこと)つながりを示 (読むこと)文と文、段落
ついて、英語で表現するこ
その動物の不思議な力について英語で簡潔に表現
恐れず、積極的に情報や す語やフレーズを適切に す語やフレーズに注意し と段落のつながりを示す
とができる。
する。
考えなどについて書いて 用いて、論理の展開が明 て文章を読み、論理がど 語やフレーズを理解して
○客観的な英語表現になるよう、語句のつなぎ方
○
に注意する。
○
いる
確な文章を書くことがで のように展開しているか いる
きる
を把握することができる
○グループ内で発表する。
「ことばの力」が持つプラ
○言葉の持つ正の側面と負の側面についてグルー
(話すこと)互いに協力し (話すこと)語句や表現、 (読むこと)読んだ内容に (聞くこと)場面や状況、
スとマイナスの両側面につ
プ内で例を出し、簡潔な英語で表にまとめる。
ながら、質問したり意見 文法事項などの知識を活 ついての賛否や簡単な感 目的に応じた表現や論理
いて話し合うことができる
○例示→理由の順番に述べることができるように
。
、フォーマットにまとめる。
○グループ内でそれぞれの立場に分かれて意見を
を交換したりしている
○
用して適切に話すことが 想を述べることができる の展開を表す表現につい
できる
○
ように、批判的に読むこ ての知識を身に付けてい
とができる
る
述べ合う。
自分が不思議に思うことに
○身近なことから超常現象まで、不思議に思うこ
(聞くこと)相づちを打っ (書くこと)トピック・セ (聞くこと)場面や状況、 (書くこと)正しい語順や
ついて、英語で説明するこ
とについて1つ選び、フォーマットに沿って英語
たり必要に応じてメモを ンテンスやキーワードを 背景、相手の表情などを 語法を用いて文を構成す
とができる。
で簡潔にまとめる。
とったりするなど、相手 適切に用いて、
○グループ内で発表する。優秀作品はクラス全員
○
で共有する。
踏まえて、話し手の意図 る知識を身に付けている
の話に関心をもって聞い 要点が明確な文章を書く を把握することができる
○
ている
ことができる
「多様であること」「平等
○「多様であることが許されない社会」「平等で
(書くこと)読み手が理解 (話すこと)情報や考えな (読むこと)文章の内容か (話すこと)「話すこと」
であること」がどうして大
ない社会」ではどのような問を題が起きるかグル
しやすくなるように書い どについて、互いに質問 ら、書き手の意図を推測 の言語活動に用いられて
切な考え方であるか、英語
ープ内で話し合い、英語で簡潔にまとめる。
で表現することができる。
○多様性・平等性について、考えのまとめとなる
英文を最後につけて、教室内で発表する。
○
○
たり、書き直したりして したり質問に答えたりす することができる
いる語句や文構造、文法
いる
事項などについての知識
ることができる
を身に付けている
益川さんの考えを踏まえて
○教科書の表現や考え方を用いながら、自分にと
(読むこと)理解できない (書くこと)読み手からの (聞くこと)語句や表現、 (書くこと)場面や状況に
、創造的な人生を送るため
って前向きな生き方とは何かを考えてフォーマッ
ことや未知の語句があっ 指摘に基づいて、表現の 文法事項などの知識を活 応じた表現についての知
に必要なことを話し合うこ
トにまとめる。
ても、推測するなどして 曖昧さを無くしたり、語 用して内容を的確に聞き 識を身に付けている
とができる。
○ペアで意見を述べ合い、相手の考えに同意でき
る点を書き留める。
○
○
読み続けている
句や文法などの誤りを正 取ることができる
したりすることができる
9
釧路北陽高等学校 第58期生 英語表現Ⅰ CAN-DO・評価規準
Title
Unit 1
My Family's Dog
Unit 2
My Sister
Unit 3
Introducing a Friend
Unit 4
How to Get to School
INPUT Stage
INTAKE Stage
OUTPUT Stage
Can-Do
Can-Do
表現の能力
読む
ペットと自分の日常生活についての紹介を聞き、大まか 登場人物の立場になって、飼っているイヌの紹介を 自分の日常生活についての内容を含めた自己
な内容を理解することができる。
して、聞き手に伝えることができる。
紹介をして、聞き手に伝えることができる。
自分の家族の1人を紹介する発表を聞き、大まかな内容
自分の兄弟姉妹、いとこ、または友人を紹介
を理解することができる。
する発表を行い、聞き手に伝えることができ
クラス内の友人を紹介するスピーチを聞き、大まかな内
る。
クラス内の1人を紹介するスピーチを行い、
容を理解することができる。
聞き手に伝えることができる。
自分の通学方法を説明する会話を聞き、大まかな内容を 相手の話を聞くときの「コツ」をつかみ、実際に使
理解することができる。
うことができる。(わざと内容が想像しにくい目標に
してあります)
道のりや交通手段を教える道案内の会話を聞き、大まか ①釧路駅前で出会った外国人観光客に、特定の場所 外国人観光客に、釧路駅から特定の場所まで
How to Say ①Asking the Way
It 1
な内容を理解することができる。
までの道のりを教えることができる。
の道のりや交通手段を英語で伝えることがで
②札幌駅で出会った外国人観光客に、特定の場所ま きる。
②Changing Trains
での交通手段を教えることができる。
将来の夢についてのスピーチを聞き、大まかな内容を理 登場人物の立場になって、夢についてのスピーチを
解することができる。
Unit 5
Unit 6
行い、聞き手に伝えることができる。
My Dream
Five Years Ago and
Now
今と昔の自分を比較した内容の発表を聞き、大まかな内 「今も続いている習慣」と「3日坊主」に終わった
容を理解することができる。
ことを対比させて自分について語ることができる。
好きな科目と嫌いな科目についての発表を聞き、大まか 好きな科目と嫌いな科目についてのスピーチ原稿を 好きな科目と嫌いな科目についてのスピーチ
Unit 7
Unit 8
My Favorite Subjects
な内容を理解することができる。
Chichibu Night
自分の出身地についてのスピーチを聞き、大まかな内容 自分の住む街や好きな街について、インタビューを インタビュー内容を踏まえて、自分の街や好
Festival
を理解することができる。
作成することができる。
することができる。
を行い、聞き手に伝えることができる。
きな街の紹介文を書くことができる。
事物の紹介(札幌のよさこいソーランフェスティバル)を 釧路市内の観光名所や名産物を1つ選び、観光客に
Special
Unit
Unit 9
Welcome to Our City
Kenta's Favorite
Pastime
聞き、何の説明かを推測することができる。
魅力を伝える文を書くことができる。
余暇の過ごし方についての文を読み、大まかな内容を理 好きな音楽・本・絵について、インタビューをするこ 自分の街や好きな音楽・本・絵のいずれかに
解することができる。
とができる。
パラグラフの構造を踏まえて、段落内の大切な部分を読
ついて、パラグラフの書き方を踏まえて表現
することができる。
み落とすことなく理解することができる。
尊敬する人についてのスピーチを聞き、大まかな内容を 尊敬する人物について、インタビューをすることが 自分の尊敬する人物についてのスピーチ原稿
理解することができる。
Unit 10
Yuta's Hero
できる。
抑揚と感情表現についての知識を踏まえて、強弱のリズ
を完成させ、効果的に発表することができ
る。
ムと感情の起伏を音読に込めることができる。
訪れたい場所についての文を読み、大まかな内容を理解 行きたい場所について、インタビューをすることが 時間やお金があれば行きたい場所について、
Unit 11
How to Say
It 2
Unit 12
Where Would You
Go?
Sightseeing
することができる。
できる。
列挙の表現を踏まえて書くことができる。
複数の事柄を順番に述べるための表現を踏まえ、理由・
根拠を示す部分を素早く理解することができる。
チケットを購入する際のやりとりを聞き、大まかな内容 手持ちの現金を計算しながら、乗り物の切符や劇場
を理解することができる。
の入場券を買うことができる。
学校祭で経験したことについての発表を聞き、大まかな 学校行事について、インタビューをすることができ 思い出に残る学校行事について、できるだけ
Yuki's School Festival
内容を理解することができる。
る。
堅苦しい英語句と平易な表現の使い分けを理解すること
聞き手が理解しやすい言葉を選びながら書く
ことができる。
ができる。
Unit 13
Takashi's Chankonabe
好きな食べ物についての文を読み、大まかな内容を理解 好きな食べ物について、インタビューをすることが 「自分の好物と私」という題について、読み
することができる。
できる。
手や聞き手が理解しやすい展開となるよう
聞き手や読み手がより理解しやすい内容構成について理
に、構成に気をつけながら表現することがで
解することができる。
きる。
漢字の成り立ちについての発表を聞き、大まかな内容を 漢字の成り立ちについて、「問いかけとその答え」 説明に有効な絵を準備し、漢字の成り立ちに
Unit 14
Can You Guess?
理解することができる。
というパターンの英文をペアで協力して書くことが ついて、聞き手を巻き込みながら発表するこ
発表中の聞き手への問いかけ表現について理解すること できる。
とができる。
ができる。
2つのテニスの違いについての文を読み、大まかな内容 似ているが少し異なる2つの事物について、ペアで 絵や写真を使いながら、似ているが少し異な
Unit 15
Different Types of
Tennis
を理解することができる。
表にまとめることができる。
2つの事柄の相違点と類似点を示す表現について理解す
る2つのことについて、ペアで発表すること
ができる。
ることができる。
海外旅行の服装で気をつけたいことについての説明を聞 普段の服装について、ペアになってブレインストー 服装についての箇条書きメモを参考にして、
Unit 16
What to Wear
き、大まかな内容を理解することができる。
ミングすることができる。
具体例を盛り込む際に役立つ表現について理解すること
クラスメートと即興で話をすることができ
る。
ができる。
10
○
表現の能力
話す
○
○
評価規準
表現の能力
関心・意欲・態度
書く
(書くこと)「書くこと」の言語活動に用いられてい
などにおける日常生活の中で学んだり経験したりし て適切に書くことができる
る語句や文構造、文法事項などについての知識を身
たことを積極的に活用して話している
(話すこと)間違うことを恐れず、積極的に情報や考 (話すこと)単語の発音、リズムやイントネーションな
につけている
(聞くこと)聞いたことについて、簡単な言葉や動作
えなどについて話している
どの音声的な特徴を捉えて適切に話すことができる
などで反応している
(聞くこと)相づちを打ったり必要に応じてメモを
(話す・書くこと)聞いたり読んだりしたこと、学んだ
(話す・書くこと)発表の仕方や発表のために必要な
とったりするなど、相手の話に関心をもって聞いて ことや経験したことに基づき、情報や考えなどをまと
○
○
○
知識・理解
(話すこと)授業を通して学んだことや、学校や家庭 (書くこと)語句や表現、文法事項などの知識を活用し
いる
め、発表することができる
(聞くこと)相づちを打ったり必要に応じてメモを
表現などを身に付けている
(話すこと)その場の状況、聞き手の反応、話題、伝え
(話すこと)「話すこと」の言語活動に用いられてい
とったりするなど、相手の話に関心をもって聞いて ようとする内容や気持ちなどに応じた適切な速度や声
る語句や文構造、文法事項などについての知識を身
いる
に付けている
の大きさで話すことができる
(話すこと)間違うことを恐れず、積極的に情報や考 (話すこと)場面や状況に応じた適切な表現を用いて話
(話すこと)英語を使用している人々の日常生活、風
えなどについて話している
俗習慣など、「話すこと」の言語活動に必要な文化
すことができる
的背景について理解している
(読むこと)個人、ペア、グループなどでの音読に積 (書くこと)目的に応じて、簡潔に書くことができる
(話す・書くこと)発表の仕方や発表のために必要な
極的に取り組んでいる
表現などを身に付けている
(読み手に情報や知識を与える、読み手を説得する、
読み手に何かを論証する、読み手を楽しませる、記録
○
を行う、自分自身の思索を深めるなどの様々な目的に
適した書き方を選択することができる)
○
(書くこと)授業を通して学んだことや、学校や家庭 (書くこと)語句や表現、文法事項などの知識を活用し
(書くこと)場面や状況に応じた表現についての知識
などにおける日常生活の中で学んだり経験したりし て適切に書くことができる
を身に付けている
たことを積極的に活用して書いている
(話すこと)間違うことを恐れず、積極的に情報や考 (話す・書くこと)聞いたり読んだりしたこと、学んだ
えなどについて話している
○
ことや経験したことに基づき、情報や考えなどをまと
め、発表することができる
○
○
(話すこと)互いに協力しながら、質問したり意見を (話すこと)相手の発話に対して適切に応答することが
(話すこと)話し合いや意見の交換を円滑に行うため
交換したりしている
に必要な表現や方法についての知識を身に付けてい
できる
(書くこと)授業を通して学んだことや、学校や家庭 (書くこと)読み手に応じて、簡潔に書くことができる
る
(書くこと)書いた内容を読み返し、内容を構成する
などにおける日常生活の中で学んだり経験したりし (読み手がもっている知識、読み手の興味・関心や態
ための知識を身に付けている
たことを積極的に活用して書いている
度、読み手の年齢などを考慮して、自分の伝えたいこ
とが相手に適切に伝わるように書くことができる)
○
(聞くこと)聞き取れない箇所や未知の語句があって (書くこと)語句や表現、文法事項などの知識を活用し
(書くこと)段落におけるトピック・センテンスの働
も、推測するなどして聞き続けている
きについての知識を身に付けている
て適切に書くことができる
(読むこと)個人、ペア、グループなどの音読に積極 (話すこと)聞き手や目的に応じて簡潔に話すことがで
(読むこと)単語の発音、リズムやイントネーション
的に取り組んでいる
などの音声的な特徴を理解している
きる(聞き手が既にもっている知識、聞き手の興味・
関心や態度、聞き手の年齢や自分と聞き手との関係な
○
どを考慮して、自分の伝えたいことが相手に適切に伝
わるように話すことができる)
○
○
○
(聞くこと)相手に確認したり、繰り返しや説明を求 (書くこと)つながりを示す語やフレーズを適切に用い
(書くこと)文と文、段落と段落のつながりを示す語
めたりしながら聞き続けている
やフレーズを理解している
て、論理の展開が明確な文章を書くことができる
(話すこと)間違うことを恐れず、積極的に情報や考 (話すこと)情報や考えなどについて、互いに質問した
(話すこと)場面や状況に応じた表現についての知識
えなどについて話している
を身に付けている
り質問に答えたりすることができる
(書くこと)読み手が理解しやすくなるように書いた (書くこと)聞いたり読んだりした内容を、平易な表現
(書くこと)英語を使用している人々の日常生活、風
り、書き直したりしている
に置き換えたり、情報の順番を変えたりするなどし
俗習慣など、「書くこと」の言語活動に必要な文化
て、読み手に分かりやすい文章を書くことができる
的背景について理解している
(書くこと)読み手が理解しやすくなるように書いた (書くこと)自分が伝えたいことについて、話題を明示
○
○
○
り、書き直したりしている
(話す・書くこと)発表の仕方や発表のために必要な
した上で、 それに関する意見やその理由を書く ことが 表現などを身に付けている
できる
(聞くこと)聞いたことについて、簡単な言葉や動作 (話す・書くこと)聞いたり読んだりしたこと、学んだ
(話すこと)英語を使用している人々の日常生活、風
などで反応している
ことや経験したことに基づき、情報や考えなどをまと
俗習慣など、「話すこと」の言語活動に必要な文化
め、発表することができる
的背景について理解している
(話すこと)うまく言えないことがあっても、既知の (書くこと)目的に応じて、簡潔に書くことができる
(話す・書くこと)聞いたり読んだりした内容につい
語句や表現を用いるなどして情報や考えなどを伝え (読み手に情報や知識を与える、読み手を説得する、
て、そこに示されている意見を他の意見と比較して
ている
読み手に何かを論証する、読み手を楽しませる、記録
共通点や相違点を整理するための知識を身に付けて
を行う、自分自身の思索を深めるなどの様々な目的に
いる
適した書き方を選択することができる)
○
(聞くこと)相手に確認したり、繰り返しや説明を求 (話すこと)与えられた話題について、即興で話すこと
(話すこと)「話すこと」の言語活動に用いられてい
めたりしながら聞き続けている
ができる(準備時間をとることなく、不適切な間をお
る語句や文構造、文法事項などについての知識を身
かずに、事実や意見、感情などを相手に伝えることが
に付けている
できる)
11
(2)共通使用できる教材の作成
「コミュニカティブな英語授業」「英語を使った英語授業」が世の中の注目を浴び、同時に社会からの期待をさ
れる中、北海道の多くの高校英語授業では「ハンドアウト」と呼ばれる教科書等をベースにした授業で用いる共
通プリントが作成・使用されるようになってきている。これは板書の時間を節約し、授業中に生徒の言語活動の
時間をより多く確保するためであるが、指導理念の異なる英語科教員がいる中でいかにして使用教材の共通化
を図るかが、多くの学校での課題になっている。本校ではこれまで10年間共通教材を用いた英語授業が行わ
れており、多くの英語教員が他クラスで使用されることを前提としたハンドアウトを作成する経験をもっている。
こうした流れを受けて、昨年度より ICT 機器を活用した58期生の授業向けデジタル教材を試験的に作成・導
入した。研究の具体的取組としては明文化していなかったが、「様々な視点からの授業改善を行い、生徒が英
語を英語で学ぶためのより良い在り方を模索する」という研究の柱の1つにも合致することから、今年度からは2
学年コミュニケーション英語Ⅱの授業担当者3名が共有して使用することで、授業の改善を図っている。英語授
業内でできるだけ日本語を使用せず、英語によるコミュニケーションを行う場所として機能させるためには、生徒
が気軽に英語を使用できる雰囲気づくりが大切であり、そのためのふんだんなビジュアル教材や、生徒をその
気にさせる仕掛けが重要である。授業においてデジタル教材を利用することで、生徒の視覚にうったえる画像・
映像・音声によるインプットの促進、モチベーションの向上につなげることができる。
本校には小中学校で使われ始めている電子黒板や生徒1人ひとりに行き渡るタブレット端末等が常備されて
いるわけではないため、授業担当者間で作成したデジタル教材を共有する際には、取り回しのしやすい学校の
小型プロジェクタ数台と、教員個人が所有するコンピュータや iPad を活用することとした。担当者1名が教科書
の内容理解やアウトプット活動を補助するためのスライドをコンピュータ上(Macbook
のプレゼンテーションアプ
リKeynote)で作成し、AirDrop(iPad と Macbook など、Apple 社の製品同士での近距離無線通信技術)を用いて
短時間かつ手軽に教材をシェアし、担当者全員が同一のコンテンツを用いて授業を行ってきた。
当然のことながら、ICT 機器を活用するだけで生徒の英語学習に対する意欲が向上するわけではなく、スラ
イドの中に盛り込む発問や指導項目の順序・量などには工夫が必要である。これについては、ICT 機器のあり・
なしに関わらず、授業を組み立てる際に必ず考慮すべきことである。しかし ICT を活用した英語授業を行うこと
で、映像や音声に「リアルさ」を込めることができるため、生徒の意欲喚起につながっていると思われる。また、こ
れまで板書や説明に時間をかけていた部分をスライドに任せることができるため、余剰時間が生まれ、生徒のコ
ミュ
ニケーション活動により多くの時間を確保することができるようになった。
今後のさらなる授業改善に向けて、学校での ICT 機器の充実が必要である。現状では教員の私物を利用す
ることで成立している部分が小さくない。また、タブレットやプロジェクタ等を導入する際には、価格だけでなく、
使用者の使いやすさ、教材のシェアのしやすさ、教室環境にも注目した機器を選ぶことが必要である。また、イ
ンタラクティブなコンテンツにするためには、スライドや写真・映像教材の加工に多くの時間を要することも課題
である。指導者同士での作業分担が大切になってくると同時に、デジタル教材作成のノウハウ共有、そして教育
現場でより使いやすいハードウエア・ソフトウエアの登場が待たれるところである。
12
<教室内でのプロジェクタ使用方法>
黒板
■スクリーンは使用せず黒板に直接投影する。そのために、
作成するスライドの色は深緑、文字は白を使用する。
黒板と教卓の距離は 1.5 メートル程度とする。
■プロジェクタは、短距離でもある程度の大きさで投影可
教卓
能、かつ日中でも明るさの出るものを選ぶ。
また、設置・撤収に時間のかからない、起動時間・終了時間
の短いものが取り回しがしやすい。
プロジェクタ
<実際の使用場面>
■教卓上部の照明のみを消灯し、カーテンをすべて締め切っておけば、昼間の授業でも視認可能。
■黒板に投影する形式だと、従来の板書と併用できるため、生徒の発言等もスライドの上下左右に追
記することができる。
13
(3)釧路の魅力を英語で考え、伝える実践
本事業の柱の1つとして「釧路市立高校として、英語教育を通じて地域貢献や国際交流に寄与し、ローカル
な視点とグローバルな視野を育成する」ことを掲げてきた。釧路市教育委員会の協力もあり、平成26年度は、
ESD 日米教員交流プログラムの米国教員日本招聘と、Japan Canada International Hockey の2事業に協力し、
生徒が英語を使って外国人と交流する機会を設けることができた。また平成27年度には、在札幌米国総領事
館首席領事の来校があり、生徒たちは米国について英語を使って学ぶ貴重な体験も得ることができた。このよう
にして、2年間に海外からのゲストを3回も迎えることができたが、授業で扱っている教科書のトピックとこうした機
会にゲストスピーカーから飛び出す英語を結びつけて指導することは容易ではない。また、一部の生徒にとって
は、自分たちの英語力と実際にゲストの英語を理解するために必要な力とのギャップにより、英語学習に対して
ネガティブな印象を持つこともある。そこで、生徒にとってより身近な事柄を学んだ表現を応用しながら発信する
ことで英語学習への達成感を得ることを目的として、58期2学年の英語表現Ⅱの授業内で、私達が住む街に関
して英語でアウトプットを行う活動を取り入れた。生徒にとって身近なことを扱うことで、取り上げられているトピッ
クと生徒の心理的距離、知識のギャップを小さくし、英語学習により積極的に向かわせるための取り組みである。
1年次の英語表現Ⅰの授業において、見学旅行先で外国人に道を尋ねられた場合に、地図などを用いなが
ら目的地までのルートを示すタスク・実技テストを行っており、生徒にとっては実際の英語使用場面を意識した授
業への抵抗感は強くない。そこで英語表現Ⅱの授業内では、地元の釧路と見学旅行で訪問する東京との比較
を行いながら、英語でプレゼンテーションを行うタスクを設定し、実技テストとしてその発表を行った。単に観光名
所について列挙するのではなく、ペアになって都会の生活と地方の生活の相違点について考え、比較して発表
するための3つの観点を自分たちで設定し、キーワードをポスター形式でまとめた上で、それを使って聴衆に発
表する形をとった。生徒には事前に評価規準としてルーブリックを提示し、どの程度のパフォーマンスが必要とさ
れているかを意識した発表になるよう指導を行った。本校2学年では、選択科目として「くしろの地誌」「くしろの
自然」が開講されており、それらの科目で学んでいる生徒にとっては、他科目で学んだ知識を活用して英語で
発信する機会となったようだ。また、伝えるメッセージを補強するためイラストを工夫したり、一方的な発表にしな
いために聴衆に呼びかけながら発表を行うペアもいて、単なる実技テストの枠を超えた、汎用的なスキルとして
のプレゼンテーション能力を発揮する生徒が多く見られた。
本事業の計画段階では、外部機関との連携によって生徒の授業内の取り組みを発信することを念頭に置い
ていたが、結果としては授業内での生徒のモチベーション向上の段階にとどまった。生徒の英語学習に対する
興味をさらに高めるためには、自分たちのアウトプットが実際に役立つことを実感できるような機会を積極的に設
けることが1つの有効な手段である。例えば釧路の魅力について、写真やイラストとともに英語でまとめたものを
ガイドブックやウェブサイト上で発信したり、来釧する外国人観光客に対して簡単な観光ガイドをする機会を設け
ることなどが考えられる。ただしこれを実現させるためには教科の枠を超えた教育課程の編成や、関係機関との
連絡調整など、超えなければならないハードルも存在する。中央教育審議会・教育課程企画特別委員会の「論
点整理」でも言及されていることだが、これからの時代を生きる子どもたちにとって必要な能力を身につけさせる
ためには、「学校教育を学校内に閉じずに、その目指すところを社会と共有・連携しながら実現させること」が求
められてきている。こうした「社会に開かれた教育課程」の観点に立ち、少しずつではあってもできることを着実
に実現させていく必要がある。
14
<釧路と東京の比較プレゼンで、話す内容をまとめたポスター(英語表現Ⅱ)>
15
選択 ④ ⑤ ⑥
●EXPRESSWAYS English Expression I●
Special Unit 2
Homeroom: 2 -
/ 英語表現Ⅱ
Handout #026
Which Place Do You Want to Live in?
Number:
Name:
Special Unit 2 CAN-DO
○写真や図を使って、ペア・グループで発表することができる。
見学旅行前英語表現Ⅱプロジェクト②「住むならどっち?」ペアで比較して発表をしよう
■実技テスト:ペアで2つの都市を比べて発表する
あなたは2つの都市(釧路・東京)の代表です。どちらの都市が住みよいかについて、英語しか理解することのできない人
に情報を提供するために発表することになりました。ペアで協力をして、英語でプレゼンをしてください。
■試験(プレゼンテーション)までの流れ
(1)ペアを編成する(担当の先生が指定します)。3名になる場合は、釧路・東京以外の都市をもう1つ選ぶ。
(2)担当する都市を選び、その場所についての情報をまとめる。
(3)事前にペアで協力して「発表用ポスター」を作成する。発表はポスターは使用しながら行う。
(4)発表の練習する。
(5)2 または 3 名1組のペアでクラス全員の前に出てきて、ポスターを使いながら英語で話す。
評価の (6)ペアの全員が、1人ずつ順番に英語で話す。話をしていない人は、ポスターを提示するなどの仕事をする。
対象 (7)終了後、audience(聴衆)は評価シート(どちらの都市が住みよいと思うか)に記入する。
(8)発表用ポスターを提出する。
■注意事項
<ポスターについて>
(0)各ペアにB4用紙が4枚配られます。テープ等を使って1枚のポスター用紙に仕立ててください。
(1)説明をする際は、説明する要素を表形式でまとめたポスターを使います。例えば、「平均気温」の話をしている時には、
「平均気温」の欄に書いた数字やキーワードを指さすなど、ポスターを効果的に使って話をしてください。
(2)ポスターに書いたキーワードを見て、考えた内容を思い出しながら話ができるようにしましょう。事前に作成した原稿やメ
モ用紙を、発表の場所に持っていかないこと!また、写真や絵の裏側に原稿やメモをつけてはいけません。
(3)ポスターには、文ではなくキーワード(数字や短い語句)を書いてください。写真や絵を付け加えてもよいですが、写真を含
めて最大3枚までとします。また、絵の作成に時間をかけすぎることのないようにしてください(絵は理解されるレベルであれ
ばよく、上手・下手は評価されません)。さらに、教室の後ろの席まで見えるような字の大きさで仕上げてください。
<プレゼンの内容について>
(4)内容に関しては、ペアの両者話す共通のテーマを3点あげてください。例えば、「飲み物」について釧路/東京の話、「海」
について釧路/東京の話、「動物園」について釧路/東京の話・・・というふうにしましょう。
(裏面に続く)
16
選択 ④ ⑤ ⑥
/ 英語表現Ⅱ
(5)話すための原稿を作成する際には、①あいさつ→②内容→③終わりの言葉の順で話すようにしてください。
例えば、「海の幸」というテーマで、厚岸の話をするとき、②内容は、
「テーマの導入・事実の提示」(今から~について話しますよ、ということを聞き手に理解してもらうための文)
We can eat delicious oysters in Akkeshi.
↓
「具体例やさらに細かい説明」
It is one of the best place to grow up oysters in Japan, so they grow bigger. In addition, Akkeshi is
the only place in Japan where we ship fresh oysters throughout the year. That’s why Akkeshi-grown
oysters are very popular. Every August we have “Oyster Festival.” There, we can get some oysters
at a low price.
のような順序で文を並べると、聞き手にとってわかりやすくなります。
(6)話をする順序や方法(2人で会話するように話す/1人が話した後、もう1人が話す等)はペアに任せますが、聞いている人
に良く理解されるように配慮してください。
<ペアでの作業について>
(7)前に出てきてから準備し、発表を終えるまで、5分以内におさめてください。
(8)発表時に欠席した場合、そのペアの発表は次回に回します。ただし、公欠以外で連続して欠席する場合は、ペア相手が不在
であっても発表を行ってもらう場合があるので注意すること。
(9)ペアの相手に迷惑をかけないように、言うべき内容は事前にしっかり練習して試験に臨んでください。
■評価内容
・プレゼンテーションについては、別紙の「評価規準チェックリスト」の項目が評価されます。個人の英語プレゼンテーショ
ン技能も評価しますが、ペアが互いに協力しているかも評価されるので、協力して作業をすすめてください。
・発表用ポスターについては、発表と同時に評価が行われます。
[作成するポスターの例](実際に作成するときには、日本語による記述は必要ありません)
°
°
(年平均気温)
(ラーメンの味)
(空港からの移動時間)
[発表用原稿について]
今回は原稿の提出は課しません。また、原稿例は示しませんので、これまでに配布されたハンドアウト等を参考に、ペアで発
表できるようにしてください。
17
選択 ④ ⑤ ⑥
Handout #027
●EXPRESSWAYS English Expression I●
Special Unit 2
Homeroom: 2 -
/ 英語表現Ⅱ
Which place do you want to live in?
Number:
Name:
Special Unit 2 CAN-DO
○写真や図を使って、ペア・グループで発表することができる。
■評価規準チェックリスト
[関心・意欲・態度]各1点
(1)
原稿やメモを見ずに英語で説明しようとしている。
(2)
言葉に詰まったときには、 “Well...”や “Let me see...”などと言い、英語でやりとりを続けようとしている。
(3)
釧路・東京のいずれかの都市について説明している。
[関心・意欲・態度](4)アイコンタクト(目線)
S (excellent) 5 点
A (good) 4 点
聴衆(audience)の多くの人と目
線を合わせながら発表を続けよ
うとしており、目をそらした
り、うつむいたりすることがな
い。
聴衆の顔を見ずに発表する場面
も一部で見られるが、概ね自然
に多くの人と目線を合わせてい
る。
[関心・意欲・態度](5)ポスターの内容
S (excellent) 5 点
A (good) 4 点
キーワードなど、ポスターとし
て必要な要素がそろっており、
レイアウトや文字の見やすさに
も工夫が見られ、プレゼン内容
をより魅力的にしている。
B (OK) 3 点
C (poor) 1 点
キーワードなど、ポスターとし
て必要な要素がそろっている。
キーワードなど、ポスターとし
て必要な要素がそろっていな
い。または、プレゼン内容と大
きく異なるポスターになってい
る。
A (good) 4 点
B (OK) 3 点
C (poor) 1 点
聴衆の後ろのほうまで聞こえる
声量で発表をしている。一部で
不明瞭な箇所がある。
聴衆になんとか聞こえる声量で
発表をしているが、聞き取れな
い箇所が多い。
聴衆にほとんど聞こえなず、内
容を理解することができない。
[表現の能力](7)発音・抑揚
S (excellent) 5 点
L と R、Z と TH の違いなどを意
識して発音しており、誤解され
ない音のレベルである。
平叙文(文末を下げる)・疑問文
(Yes-No 疑問文は文末を上げ、
Wh-疑問文は下げる)のどちらも
一般的な抑揚を使ってやりとり
をしている。
A (good) 4 点
B (OK) 3 点
C (poor) 1 点
発音や抑揚の一部に不自然な箇
所があるが、発表を理解する妨
げにはなっていない。
発音や抑揚に不自然な箇所が多
いが、どうにか発表を理解する
ことができる。
発音や抑揚に不自然な箇所が多
く、聞き手に誤解を与える。
[知識・理解](8)内容
S (excellent) 5 点
文法・語法のミスもほとんど気
にならないレベルであり、誤解
を与えるようなことは全くな
く、情報や考えがよく伝わる。
A (good) 4 点
B (OK) 3 点
C (poor) 1 点
文法・語法のミスがあるが、誤
解を与えるほどではない。情報
や考えは伝わる。
文法・語法のミスが多いが、評
価者に何とか理解はしてもらえ
るレベルである。情報や考えは
一部伝わってこない。
文法・語法のミスが多く、評価
者が理解できない箇所が多い。
情報や考えが伝わってこない。
[関心・意欲・態度](9)全体的な印象
S (excellent) 5 点
ポスターを使ったプレゼンテー
ションとして、傑出した素晴ら
しい発表である。
C (poor) 1 点
聴衆の顔を見ずに発表する場面
が多く、目線を合わせる意欲が
見られない。
キーワードなど、ポスターとし
て必要な要素がそろっており、
レイアウトや文字の見やすさに
も工夫が見られる。
[表現の能力](6)声量
S (excellent) 5 点
聴衆の後ろのほうまで聞こえる
声量で発表をしており、不明瞭
な箇所はまったくない。
B (OK) 3 点
下を向くなどして、聴衆の顔を
見ずに発表する場面が多いが、
一応目線を合わせている。
A (good) 4 点
B (OK) 3 点
C (poor) 1 点
ポスターを使ったプレゼンテー
ションとして、平均的なレベル
を上回る発表である。
ポスターを使ったプレゼンテー
ションとして、必要最低限の要
素を含んでいる。
ポスターを使ったプレゼンテー
ションとして、大きく改善する
余地がある。
Score:
18
/ 33
選択 ④ ⑤ ⑥
/ 英語表現Ⅱ
■聴衆用評価シート(発表を聞きながらクラスメートが使用する)
「発表を聞いて、どちらの都市が住みよいと思うか」
釧路
東京
「発表内容は理解できたか」
とても理解できた
(100% ~ 90%)
理解できた
(89% ~ 50%)
あまり理解できなかった
(49% ~ 20%)
19
まったく理解できなかった
(19% ~ 0%)
2
小中学校との効果的な接続
(1)授業公開で得たもの
本事業で最も重点を置いたこと
は、他校種での授業を見学する
機会を持つことである。文部科学
省「中学校キャリア教育の手引き」
では、異校種の学校間連携につ
いて次のように述べられている。
「一人の人間の成長を考えた場
合、小学校から中学校、中学校か
ら高等学校などの学校間の移行
には連続性があり、このような発達
の段階に応じた継続的かつ体系
的なキャリア教育の充実を図るた
めには、学校種間の円滑な連携・
接続を図ることが重要である。 ( 中
略)各学校は、異なる学校種の活
動についての理解を深め、その理
解を前提とした系統性のある指導
計画を作成することが必要であ
る。また、子ども・若者一人一人の
発達の状況を的確に把握し、それ
に対するきめ細やかな支援を行う
ためには、生徒のキャリア発達に
関する情報を次の学校段階に引
き継いでいくことが必要である。 」
これはキャリア教育全体の推進の
ために学校間での連携を深めることの必要性について書かれた一節であるが、英語授業改善にも当てはまると
思われる。高校での「英語による英語の授業を行うことを基本とする」方策が、中学校、そして小学校へと広がり
を見せている中、中高の英語教員、そして小学校で英語を担当する教員が自らの授業を改善するのみではなく、
生徒がやって来る先の学校で何がどのように指導されているかを知ることは、今後の指導を考える上で重要なヒ
ントになり得ると考え、「小中学校との英語教育に関する効果的な接続の推進」という本事業で掲げた課題の研
究内容として、授業見学による学校間連携を行ってきた。本事業では、本校からの距離が近く、毎年多くの入学
生を迎え入れている釧路市立青陵中学校・幣舞中学校の2校に授業見学での連携をお願いした。
20
中学校と高校の授業見学で気をつけたのは、極力「普段の授業」を見せ合うことである。学校内外の関係者に
対して広く授業を公開する場合、多くが「研究授業」と呼ばれる形式となる。研究授業を行う際には、仔細な教科
指導案を準備し、生徒の学習成果が見えやすいアウトプットタスクが行われる授業になるよう、授業前後の時数
や指導内容の調整が行われる。授業後の研究協議で授業者と参観者が指導内容を振り返り、今後の授業改善
に役立てるという点ではこの形式は有効であるが、授業を公開する側に大きな負担を強いることになったり、見
栄えのする活動のみを盛り込んだ「ワンショット」の授業になってしまう可能性もある。そこで本事業では、細かな
指導案を準備したり、授業の見せ場を披露するための授業公開は目指さず、普段の英語授業を包み隠さず公
開し、自校で何をどのように指導すべきかを考えるきっかけにしたいと考えた。
<2年間の授業公開日>
第1回 平成26年 7月 1日(火)北陽高校
第4回 平成27年 2月 4日(水)北陽高校
第2回 平成26年 9月17日(水)青陵中学校
第5回 平成27年11月10日(火)北陽高校
第3回 平成26年10月20日(月)幣舞中学校
第6回 平成28年 2月 5日(金)北陽高校
2年間の指定事業の中で、高校で4回、2つの中学校
で各1回の計6回、授業公開を実施した。公開後は授
業についての質疑応答と相互の学校での授業実践上
の工夫や苦労について意見交換する機会を設け、授
業者と参観者の間で積極的な交流が行われた。この授
業公開で得られた最も大きな成果は、異校種での授業
に対する見方の変化である。高校に入学してくる生徒
がどのような指導を受け、どの程度の知識を持っている
かについては、各種テストの数値を確認したり、授業で
指導しながら教師の肌感覚として捉えたりすることがある程度は可能である。しかし実際に中学校でどのような指
導がなされているかを目の当たりにすると、「ここまでは指導されているだろう」「この程度はできるだろう」といった
生徒に対する教師の思い込みが小さくはないことに気付かされる。異校種の授業を見学する大きなメリットはこう
した気づきが生まれることであり、参加した中学の先生方も、高校の授業を見学することで同じような体験をした
と伺っている。本事業は今年度で終了となるが、今後も中学校・高校の英語授業を互いに見学できる風土が残
ることが望ましいという意見が、授業後の交流の中で多く聞かれた。
21
(2)授業ワークショップ
本事業の起草段階では、授業見学と中高接続のための CAN-DO リストの作成を事業の柱に据えていた。しか
し、中学校の先生方との話し合いを通して、各中学校での指導にも幅がある上、高校への接続を意識した
CAN-DO リストの作成には多大な時間と人的リソースが必要となり、実現はかなり困難であることがわかってきた。
また、事業1年目の平成27年2月に本校で行われた授業公開後、北海道教育大学釧路校教授の中村典生先
生に「中高の接続を意識した授業改善」というトピックでご講演いただいた際には、中高での学習内容や言語活
動に「つながり」を感じることができるような授業改
善が必要であるという助言もいただいた。そこで
授業見学によって中高双方の授業について概
観した上で、具体的な授業テクニックや言語活
動の中身について教員同士が学びあうことがで
きる機会を設けることにした。
ワークショップは、本校英語科の野田教諭が実
際に授業で行っている活動をベースにして行っ
た。その内容は本校2学年のコミュニケーション
英語Ⅱの授業で実際に行っている授業の冒頭
部、ICT を活用した英語による教科書内容・語彙
の導入活動(オーラル・イントロダクション)の紹介
と解説を行った後、参加者の先生方が校種別に
グループとなり、実際の教科書に登場する新出
語句(形容詞・動詞)を導入するミニレッスンを実
施するというものだった。絵や写真があれば導入
が比較的容易な名詞とは異なり、文脈が必要に
なる形容詞・動詞の導入には、「状況を演じる」
「例文を多く提示する」「生徒の既存知識と結び
つけ、反意語・同意語としてまとめる」などのテク
ニックが必要であるため、教師には一定の英語運用能力が求められる。小学校、中学校、高等学校それぞれの
グループ毎に教材制作と発表を行ったが、どのグループも普段接している児童生徒の学習状況やモチベーショ
ンを高める要素について考慮された内容だった。また英語学習にとって必要な楽しい雰囲気、間違いが許容さ
れる雰囲気を醸成する工夫が感じられた。オーラル・イントロダクションという1つの指導技術について、校種別
での指導の実際を教員同士が学び合い、今後の学校間連携について示唆に富む内容となった。
22
講師略歴
札幌開成高校(3年)→北星学園大学文学部英文学科(4年)
→天売高校(3年)→釧路北陽高校(10年目)
平成27年度 北海道釧路北陽高等学校英語教育研究会 ワークショップ
・平成20年度教職経験者研究協議会発表
・平成20年度高等学校授業実践研究セミナー発表
∼Oral introductionの作り方∼
・平成21年度第47回北海道高等学校教育研究大会英語部会発表
・平成26年度外国語指導力向上研修B(道立教育研究所)講師
・北海道高等学校英語教育研究会セミナー講師(今年度より)
北海道釧路北陽高等学校 野田 貴洋
1
2
①Oral Introductionって何?
(英語による授業の導入のさまざまな例)
②教材の作り方
(ICTを使ったスライドの作成方法)
③教材の作成
(ICTは無理なので、紙を使って、グループで行います)
①Oral Introductionって何?
3
4
④グループ発表
⑤フィードバック
①Oral Introduction(口頭導入)って何?
①Oral Introduction(口頭導入)って何?
従来(我々が高校時代)の読解指導の流れ
主に読解指導において、新教材の意味内容を教師が
目標言語(英語)を用いて口頭で説明すること。
新出語句の意味調べ→生徒を指名、1文ずつ和訳
語句の「表面的」な意味はわかっている(つもり)
(中略)教師がその日に扱う教材の意味内容を既習の
語彙や表現を使って、わかりやすく語って聞かせる
ものである。全体の意味を直感的に把握する能力を
ノートの左側に英文を書き写し、左側に対訳
授業の目的は、生徒の日本語訳の添削と文法ドリル
沈黙に耐え切れず、マシンガントークの先生と意識がなくなる生徒
「もう一度、その訳を言ってください」
育てることを目的とする。
(『改訂版英語教育用語辞典』大修館書店)
社会の要請する英語力の変化、大学入試の変化に対応してるの?
5
6
①Oral Introduction(口頭導入)って何?
絵・写真・実物・モノマネ+音声での導入
授業中に使いながら・間違えながら理解
文脈・例文・やさしい英語による定義
同義語・反意語の提示による理解
新出語句
生徒と英語のやりとりを行いながらストーリーを理解
生徒の知識・経験・興味をストーリーに関連させて理解
②教材の作り方
本文
授業中に英語をコミュニケーションの道具として使いながら
英語を英語で学ぶ、言語活動を行う授業をめざす
「すぐに完璧」は目指さない(言語習得は時間がかかって当然)
7
8
23
②教材の作り方:アウトライン
②教材の作り方∼プロジェクタ投影方法
黒板
教卓
プロジェクタ
・背景を深緑、文字を白にする(板書と同じ色使い)
・スクリーンのない教室でも使用可能
・ある程度の明るさが出るプロジェクタを使う
9
10
②教材の作り方∼設置・撤去
②教材の作り方∼同僚との共有(2学年)
MacBook
・プロジェクタ
起動・終了時間の短いもの
なるべく小さいもの
AirDrop機能で
コピーを共有
生徒でも取り回しできるもの(教科係にさせる)
・教室には早めに行く
iPad / iPhone→授業の実施
Keynoteでスライド作成
↓
授業の実施
11
12
②教材の作り方:スライドの基本構成
②教材の作り方:新出語句の意味の推測
A committee is a group
英語
of people... 強調したい語
lightly
light + ly
写真
13
light
heavy
14
②教材の作り方:生徒を巻き込むquestion
②教材の作り方:他教科で学んだこととの関連性
Obama is famous
Where is Australia?
because he is
good at ...
A. making sandwiches.
B. making speeches.
C. making computers.
15
16
24
②教材の作り方:生徒の学校生活と関連した例文
②教材の作り方:実演
differ from
= be different from
give a seat to ...
Our desks differs from
the desks on the 2nd
and 3rd floor.
(Our desks are new! We re lucky!)
17
18
②教材の作り方:実物教材(映像・音声)の活用
②教材の作り方:生徒の背景知識の活用・活性化
Obama got the Nobel
Prize in 2009
Why?
What prize?
(実は教科書の次のSectionの内容を先取りしている)
19
20
②教材の作り方:critical thinkingでより深く考えさせる
③教材の作成
Do you think it is OK?
What did Obama do?
○校種ごとにグループになって作業してください
○課題:
「新出語句(動詞・形容詞)を英語で導入する」
⃝使っている教科書から1∼2つの語を選ぶ
⃝絵を書いたり、例文を作ったり、演じながら、
He only made a
speech in Prague.
oral introductionしてみましょう!
(Let s make many mistakesの精神で!)
⃝作成→練習→発表
21
22
25
(3)おわりに
本事業において実施できたことは前述のとおりである。一方で具現化できなかったこともいくつかある。教育大
生を本校に招いた学習サポート等の大学との連携については、一度本校の授業を見学してもらうことはできたが、
スケジュール調整の問題等から継続は困難であった。また、本校英語教諭による出前授業も想定していたが、
前項で触れたように、まずは中高の教員同士での授業公開による学び合いが必要であるとの結論を出し、実施
しなかった。校内の様々な通常業務と並行しながら、かつ校内の一部の人員で実施する組織形態であったため、
実現できることには限界があった。しかし、学校外との連携を図りながら教育活動を質的に向上させるきっかけ
にはなったと思われる。今後も広い視野をもちながら、校内での授業改善を行っていきたい。
国では現在、高大接続システム改革会議の中で、生徒の基礎学力の定着度合いを把握する仕組みとして「高
等学校基礎学力テスト(仮称)」を導入することを検討している。このテストは「社会で自立するために必要な基礎
学力について、各学校がそれぞれ の実情を踏まえて目標を設定し、 取組が進められるよう、 『定着度合いの
目安』 を把握する仕組」として導入される予定ではあるが、将来的にはテスト結果を高等教育機関への進学の
際に活用できることも含めた様々な議論が交わされている。また、現在の大学入試センター試験に代わって実
施される「大学入学希望者学力評価テスト(仮称)」では、これまで以上に高いレベルの英語運用能力を高校生
に求めている。高校現場ではこうした上級学校進学を取り巻く環境変化についてはこれまでも敏感に反応してき
た。しかし生徒たちがやって来る中学校段階で何をどのように学んできたかについて、上級学校との接続と同じ
ほどの高い意識を持ってはいなかったかもしれない。高校段階で求められる基礎学力の定着をより一層図るた
めに、高校現場は中学校での指導内容に目を向け、相互の授業見学等の参加しやすい形での交流を重ね、自
校での授業改善につなげることが大切である。
最後に、本事業に多大な協力をいただいた釧路市立青陵中学校、釧路市立幣舞中学校の教職員・生徒の皆
様、授業見学・ワークショップにお越しいただいた皆様、そして釧路市教育委員会の皆様に感謝を申し上げた
い。
参考文献
文部科学省(2011)「中学校キャリア教育の手引き」
文部科学省(2012)「各中・高等学校の外国語教育における「CAN-DO リスト」の形での学習到達目標のための
手引き」
文部科学省(2015)「高大接続システム改革会議中間まとめ」
文部科学省(2015)「中央教育審議会初等中等教育分科会 教育課程部会教育課程企画特別部会 論点整理」
文部科学省(2016)「高等学校基礎学力テスト(仮称)の位置付け等の更なる明確化」
26
Ⅲ
研究実践
27
英語科授業略案(本時案)
日 時
教科名
生 徒
場 所
教科書
副教材
授業者
2014年7月1日(火) 第5校時
英語表現Ⅰ
北海道釧路北陽高等学校1年A組
男子16名 女子22名
計38名
1年A組教室
EXPRESS WAYS English Expression Ⅰ
EXPRESS WAYS English Expression Ⅰ ワ ー ク ブ ッ ク
ユメタン 中学修了~高校基礎レベル
菊田 幸作(北海道釧路北陽高等学校 教諭)
(開隆堂)
(開隆堂)
(アルク)
1.単元名
Unit 3 Introducing a friend
2.本時の目標
・移動の際の所要時間や手段を表現する方法を復習し、それらの表現を意識しながら
自身について表現することができる。
・相手の表現を的確に理解し、会話を続けることができる。
3.内
容
内 容
導 ・単語テスト
入
10
分 ・次回単語テストの練習
・疑問詞を用いた英文を
理解し、自身について
展
答える。
・疑問詞を用いた英文を
開
用いて、相手に自身に
ついて伝え、相手のこ
30
とを理解する。
分
ま ・誤用訂正問題
と
め
10
分
生徒の動き
留意点
・短い確認の後、テストを受ける。
・基本的に指示は英語
その後、用紙を交換し、採点する。
で行う。
・教員の後につづいて練習する。
・ ハ ン ド ア ウ ト "Handout #012"の
・指示は英語で行うが
Exercises A に 取 り 組 む 。
生徒の理解の状況を
・その後、教師の説明を受け答え合わ
見ながら、適宜日本
せを行う。
語で補足する。
・音読練習を行う。
・ ハ ン ド ア ウ ト 中 の ス キ ッ ト Takao 部 ・ 適 宜 机 間 指 導 を 行 い
部を自身についての内容に置き換え
生徒のスキット作成
る。
を支援する。
・パートナーとの練習の後、
ワークシートに基づき5人の生徒
との活動することによりシートを
完成する。
・ ハ ン ド ア ウ ト "Hondout#012"の
Exercises B に 取 り 組 む 。
(1)5 分 間 で 自 身 で 取 り 組 む
(2)周 り の 生 徒 と 答 え の チ ェ ッ ク
(3)教 員 の 解 説 を 受 け る
3.評 価
(1)自身に関することでかかる時間などを英語で表現し、相手に伝えることができたか。
→【表現/理解】ハンドアウト・ワークシート・活動の観察
(2)相手の表現を理解し、会話を続けることができたか。
→【関心・意欲/表現/理解】ワークシート・活動の観察
28
英語表現Ⅰ
Handout #012
◆ ◇ EXPRESSWAYS English Expression I ◇ ◆
Unit 3
Introducing a Friend (4)
Homeroom: 1 -
Number:
(p.10 - p.11)
Name:
Unit 3 CAN-DO
○クラス内の1人を紹介するスピーチを行い、聞き手に伝えることができる。
F. Exercises A
Make the dialogue by filling blanks.
Amy
①(W
Takao
) were you born, Takao?
Oh, I was born in Saitama. I moved to this city three
years ago.
②(H
) do you come to school?
I walk to school. It ③(t
) me just
fifteen minutes from my house.
Oh, how lucky! Do you ④(b
) to any
club?
I’m a member of the chemistry club. I ⑤(d
)
experiments almost every day.
Do you have any ⑥(f
) hobbies?
I’m a train fan. I like ⑦(t
of trains!
29
) pictures
英語表現Ⅰ
G. Exercises B
エイミーの立場で隆夫の紹介文を書いたが、①綴り字の間違いが2カ所、③名詞の複数形
-s がない語が2語、③足りない語が2語あるので、訂正してみましょう。
Hello, class.
Today I’ll tell you about one of my frends, Takao. He was born in
Saitama, and he moved our city three years ago.
takes him fifteen minute from his home.
He comes to school on foot. It
I think he very lucky.
He is a menber of the chemistry club and does experiments almost every day.
Takao’s favorite pastime is taking pictures of train. He is something of a “tori-tetsu.”
(Tori-tetsu(撮り鉄) is a person who likes taking pictures of trains.)
*pastime 「気晴らし、娯楽」 / *something of a ~「なかなかの~、ちょっとした~」
H. Points
[Exercises A] (11) I moved to this city three years ago.
○move to ~ 「~に移動する→~に引っ越す」
(例)Some of my friends moved to Tokyo last month.
(先月、私の友人の何人かが東京に引っ越した)
(12) I do experiments almost every day.
○do experiments 「実験する」
(例)Many scientists do experiments to make the world better.
(世界をよくするために、多くの科学者が実験を行う)
(13) Do you have any favorite hobbies? – I’m a train fan.
「趣味は
○Do you ~?などの Yes/No で答えられる質問に対しては、必ずしも Yes/No で答えなければいけないというルールはない。
ありますか?」という問いに対して、この文のように「鉄道ファンです」と答えてもよいし、I like watching movies などと答えても
よい。
(14) I like taking pictures of trains!
○take pictures of ~ 「~の写真を撮る」
(例)My father takes many pictures of cars every year. (私の父は毎年、たくさんの車の写真を撮る)
30
平成 26年度 北海道釧路北陽高等学校
英語科公開授業指導案
教科担任 有海 勇司
1 日
時
平成26年7月1日5校時目(13:25~14:15)
2
実施集団
1 年 D 組(男子15名 女子24名 計39名)
3
使用教材
三省堂 My Way English Communication Ⅰ
4
単元名
Lesson 2 Shoes for a Dream Section 1
5 本時の狙い ①様々な場面や状況に適した表現を使うことができる。
②高橋さんの経験をまとめながら、ケニアの現状を理解し、要約文を完成させ
ることができる。
6 クラス状況
授業に積極的に参加しようとする生徒が多いが、英語が苦手と感じている生
徒も多い。その点を留意しつつ、授業をすすめている。
7
展開
学習内容
時
学習活動
指導上の留意点
間
導
Communication
5分
場面・状況に適した表現を即座に言う。 ・場面の説明は日本語で行う。
入
Strategies#11~14
の復習(2 回目)
5分
ペアワークで質問し合う。
展
Reading Training
15
Handout#11 を用いて音読練習。
開
(2 回目)
分
・指示は英語で行う。
・しっかりと声を出して音読する
① Listening
ように指導する。
② Repeating
Handout#13
23
教科書本文をよく読み、要約文を完成
机間巡視を行い、必要に応じてヒ
・Summary Making
分
させる。
ントを与え、できるだけ自分の力
・Grammer
で解答できるようにする。
・Question
ま
本時のまとめ
と
次回の予告
2分
本時のポイントを繰り返す。
め
31
コミュニケーション英語Ⅰ
Handout #011
MY WAY English Communication I
Lesson 2
Shoes for a Dream (Section 1)
Homeroom: 1 -
Number:
(p.21 - p.30)
Name:
Lesson 2 CAN-DO
○高橋さんの経験をまとめながら、ケニアの現状を理解し、要約文を完成させることができる。
○日本とケニアの状況について比べながら英語で説明することができる。
○靴を送られたアフリカの子どもたちにとって、なぜ靴が夢につながるのかを英語で説明することができる。
このレッスンで評価される英語力(授業中・家庭学習・定期テスト)
(聞くこと)○聞いたことについて、簡単な言葉や動作などで反応している(関心・意欲・態度)
○質問、依頼、指示などを聞いて、簡単な言葉や動作などで適切に応じることができる(理解の能力)
○単語の発音、音変化、リズムやイントネーションなどの音声的な特徴を理解している(知識・理解)
(読むこと)○意味内容が聞き手に伝わるように音読することができる(表現の能力)
○S+V+O+C(第 5 文型), S+V+O(O=that 節), 比較級・最上級の文構造や実際の使い方を理解している(知識・理解)
A. Teacher’s Talk
Where is Kenya?
[
]
B. Questions & Answers (Filling in blanks)
1
One day in May 2009, Takahashi Naoko went to Kenya. She visited an area in Nairobi.
2
People call that area Kibera. There, many children have no shoes. For those children,
3
Takahashi brought a lot of shoes from Japan.
4
She went there as a member of the Smile Africa Project. They collect used shoes and
5
hand them out to children in Kenya. As a runner, shoes mean a lot to Takahashi, so she
6
joined the project.
7
Kenya was familiar to Takahashi. She often competed with Kenyan runners in
8
international marathons. However, at that time, she did not understand the reality of
9
the country. Actually in some parts of Kenya, shoes have great value.
A
B
(1)When did Takahashi Naoko go to Kenya?
She went there (1
(2)(3
No, they (5
) (4
) children in Kibera
) (2
), 2009.
).
wear shoes?
(3)What do the members of the Smile Africa
(6
) collect (7
Project collect?
(8
).
(4)Why was Kenya familiar to her?
She (9
) (10
(11
) (12
(11
) (12
(13
) (14
)
)
)
)
).
コミュニケーション英語Ⅰ
C. Dictionary
Check the Japanese meaning of the underlined words.
One day in May 2009, Takahashi Naoko went to Kenya.
They collect used shoes and hand them out to children in Kenya.
However, at that time, she did not understand the reality of the country.
Actually in some parts of Kenya, shoes have great value.
D. Reading Aloud
2009 ( = two thousand (zero, o) nine ) / an area /
hand them out / competed /
marathons /
brought /
reality /
as a
value
1
One day in May 2009, Takahashi Naoko went to Kenya. She visited an area in
2
Nairobi. People call that area Kibera. There, many children have no shoes. For those
3
children, Takahashi brought a lot of shoes from Japan.
4
She went there as a member of the Smile Africa Project. They collect used shoes and
5
hand them out to children in Kenya. As a runner, shoes mean a lot to Takahashi, so she
6
joined the project.
7
Kenya was familiar to Takahashi. She often competed with Kenyan runners in
8
international marathons. However, at that time, she did not understand the reality of
9
the country. Actually in some parts of Kenya, shoes have great value.
33
34
35
コミュニケーション英語Ⅰ
Handout #017
MY WAY English Communication I
Lesson 2
Shoes for a Dream (Section 3)
Homeroom: 1 -
Number:
(p.21 - p.30)
Name:
Lesson 2 CAN-DO
○高橋さんの経験をまとめながら、ケニアの現状を理解し、要約文を完成させることができる。
○日本とケニアの状況について比べながら英語で説明することができる。
○靴を送られたアフリカの子どもたちにとって、なぜ靴が夢につながるのかを英語で説明することができる。
A. Last Phrase Dictation(Review)
B. Teacher’s Talk
For Takahashi, what was the biggest gift from the children in Kibera?
- The gift was
C. Questions & Answers (Filling in blanks)
1
When Takahashi and other volunteers handed out shoes, they first checked the
2
children’s shoe sizes. Then each child got a pair of shoes. The children had different
3
reactions to their new shoes. One boy just stared at his. A girl skipped around as soon
4
as she put her shoes on. Other children proudly showed theirs to each other.
5
Takahashi asked the children, “What is your dream?” Morris, a fourth-grade student
6
answered, “I want to be a marathon runner! With these shoes, I can run faster than
7
before!”
8
9
Takahashi gave them shoes. In return, she received the biggest gift, their smiles.
Their smiles made her own smile bigger and brighter.
A
(1)Did the children have the same reaction to
B
(1
), (2
) (3
).
their new shoes?
(2)What did Takahashi ask the children?
She asked them, “(4
(6
(3)What did she receive from the children?
) (5
) (7
)
)?”
She (8
) (9
)
(10
) (11
),
(12
) (13
).
コミュニケーション英語Ⅰ
D. Dictionary
Check the Japanese meaning of the underlined words.
The children had different reactions to their new shoes.
One boy just stared at his.
Other children proudly showed theirs to each other.
Morris, a fourth-grade student answered
In return, she received the biggest gift, their smiles.
E. Reading Aloud
volunteers / handed out / sizes / got a / ha(d) different
as soon as
/
put (h)er shoes on
/
proudly / What is your
1
When Takahashi and other volunteers handed out shoes, they first checked the
2
children’s shoe sizes. Then each child got a pair of shoes. The children had different
3
reactions to their new shoes. One boy just stared at his. A girl skipped around as soon
4
as she put her shoes on. Other children proudly showed theirs to each other.
5
Takahashi asked the children, “What is your dream?” Morris, a fourth-grade student
6
answered, “I want to be a marathon runner! With these shoes, I can run faster than
7
before!”
8
9
Takahashi gave them shoes. In return, she received the biggest gift, their smiles.
Their smiles made her own smile bigger and brighter.
37
平成 26年度
北海道釧路北陽高等学校
中高英語公開授業指導案
教科担任 有海 勇司
1 日
時
平成26年2月4日(水)5校時目(13:25~14:15)
2 実施集団
1 年 D 組(男子15名 女子24名 計39名)
3
使用教材
三省堂 My Way English Communication Ⅰ
4
単元名
Lesson 4 Pictures of Funny Moments Section 3
Lesson 5 Letters in the World Section 1, 2
5 本時の狙い ①リズムやイントネーションに注意しながら、ナレーション風の音読をする
ことができる。
②説明や様々な会話を聞いて、重要な語句などを手がかりにして概要や要点
を理解することができる。
6 クラス状況 授業に積極的に参加しようとする生徒が多いが、英語が苦手と感じている生
徒も多い。その点を留意しつつ、授業をすすめている。
7
展開
学習内容
時
学習活動
指導上の留意点
間
導
Reading Training
5分
入
10
Handout#39 を用いて音読練習
・指示は英語で行う。
・英 語→日本語
・しっかりと声を出して音読する
・日本語→英 語
ように指導する。
ペアワークで繰り返す
分
展
L5 Before You Read
開
10
教科書 P.61
・苦手な生徒に配慮して平易な表
現を使用する。
分
Lesson 5
23
Handout#41words & phrases
Section 1、2
分
・英 語→日本語
・日本語→英 語
ペアワークで繰り返す
・Comprehension
・机間巡視をし進度を確認、解答
する。
ま
本時のまとめ
と
次回の予告
2分
本時のポイントを繰り返す。
め
38
Handout #039
MY WAY English Communication I
Lesson 4
Pictures of Funny Moments
Homeroom: 1 -
Number:
(p.47 - p.56)
Name:
Lesson 4 CAN-DO
○教科書本文の内容を読み、要点を整理してまとめることができる。
○リズムやイントネーションに注意しながら、教科書本文と写真を使って、ナレーション風の音読をすることができる。
○面白い写真について、登場人物・モノ・動物のセリフを考えて発表することができる。
C. Words & Phrases (Section 3)
日本語
品詞
English
1
2
3
4
5
6
7
[発音注意]
8
9
10
11
12
13
39
音節(①~⑤)と強弱リズム(●:強い、・:弱い)
①
②
③
●
par
●
pipe
●
fau
●
flock
●
goose
●
tight
●
such
●
com
●
mind
・
e
●
sat
・
al
・
lel(s)
・
cet
・
ment
・
(ed)
●
mo
・
is
・
tion
・
fied
D. Reading Aloud (Section 3)
☆音読練習したらチェック(✔)をつける→発音に注意したり、Read & Look Up をするなど、各自で工夫した練習をしよう!
Section 3
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
Parallels are also a feature of his work. //
In Picture E, /
the pipe of the water faucet /
and the neck of the bird /
look similar to each other. //
In Picture F, /
the flock of geese /
and the group of girls /
look parallel, too. //
Both the geese and the girls /
can be seen /
in tight groups. //
Through these parallels, /
different things look alike. //
How can he take such pictures? //
Erwitt commented in an interview, /
“I keep in my mind /
a very simple thing. //
I look at things very carefully /
and then take a shot. //
I want pictures /
with a lot of emotions.” //
Erwitt is satisfied /
when people feel something /
from his pictures. //
E. Pronunciation Tips (Section 3)
①強くはっきりと発音される内容語と、弱く・速く・つながって発音される機能語に気をつけて音読しましょう。
‿
②音が連結する箇所に
をつけて音読しましょう。
③音が脱落する箇所に(
)をつけて音読しましょう。
40
MY WAY English Communication I
Lesson 5
Handout #041
Writing System in the World
Homeroom: 1 -
Number:
(p.61 - p.72)
Name:
Lesson 5 CAN-DO
○グラフィック・オーガナイザーを使って世界各国のの書き言葉について簡潔にまとめ、要点理解をすることができる。
○英語の省略語や絵文字を使いながら簡単なメッセージを使えることができる。
このレッスンで評価される英語力(授業中・家庭学習・定期テスト)
[書くこと] ○聞いたり読んだりしたことなどについて、その概要や自分の考えを簡潔に書くことができる(表現の能力)
[聞くこと] ○説明や様々な会話を聞いて、重要な語句などを手がかりにして概要や要点を理解することができる(理解の能力)
○話し手の意図や気持ちを表すリズムやイントネーションなどの違いを理解している(知識・理解)
[話すこと] ○授業を通して学んだことなどを積極的に活用して話している(関心・意欲・態度)
A. Comprehension (Section 1 & 2) Choose the best answer for (1) ~ (6).
41
B. Words & Phrases (Section 1 & 2)
日本語
品詞
English
1
2
3
4
5
6
7
[発音注意]
8
9
[発音注意]
10
11
12
13
[発音注意]
14
15
16
17
[発音注意]
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
42
音節(①~④)と強弱リズム(●:強い、・:弱い)
①
②
③
●
sys
●
let
●
char
・
cre
●
pro
・
through
●
al
●
shape
●
ox
●
sim
●
root
・
e
●
E
●
pic
●
stone
●
in
●
tomb
●
carve
●
bone
●
gra
●
mod
●
cen
●
Ma
●
mean
・
ex
・
tem
・
ter
・
ac
●
ate
・
cess
●
out
・
pha
④
・
ter
・
(ed)
・
(es)
・
pli
・
fy (fied)
●
mo
・
gypt
・
to
・
ti
・
graph
・
side
・
in
●
side
・
du
・
ern
・
tral
・
yan
・
ing
●
press
・
al
・
ly
・
bet
・
con
英語科授業略案(本時案)
日 時
教科名
生 徒
場 所
教科書
副教材
授業者
2015年2月4日(水) 第5校時
コミュニケーション英語Ⅰ
北海道釧路北陽高等学校1年F組
男子14名 女子24名
計38名
1年F組教室
MY WAY English Communicaton Ⅰ
MY WAY English Communicaton Ⅰ WORKBOOK STANDARD
デュアルスコープ 総合英語
ユ メ タ ン 夢 を か な え る 英 単 語 中 学 修 了 ~ 高 校 基 礎 レベル
菊田 幸作(北海道釧路北陽高等学校 教諭)
1.単元名
Lesson 4 Pictures of Funny Moments
(三省堂)
(三省堂)
(数研出版)
(アルク)
Section 3
2.本時の目標
・パートナーとの会話をとおして、相手の話の内容を的確に把握し、平易な文を用いて
その内容を説明することができる。
・英文を読み、その内容を理解し、まとめることができる。
・相手に伝わる声で、英文を読むことができる。
※ 本 セクションの 文 法 事 項 で あ る < 助 動 詞 + 受 け 身 > は す で に 学 習 し て い る 。
3.内
容
内 容
・会話表現
導
"What are you going to do
入
this weekend?"
10
分
展
・本文音読練習
(ハンドアウト#39)
・本文内容の確認
まとめの作成
(ハンドアウト#38)
開
25
分
ま
と
め
・パートナーとの音読
(ハンドアウト#39)
15
分 ・ パートナーの 紹 介
(Communicative
Strategies #20)
生徒の動き
留意点
・ 教 員 か ら 指 名 さ れ た 生 徒 は 英 語 に て ・ パートナーと の 会 話 終 了
その質問に答える。その後、板書さ
後、数名の生徒に、
れ た 質 問 を 基 に 、パートナーと 会 話 す る 。 パートナーの 予 定 に つ い
て質問する。
"What is he/she going
to do this weekend?"
・ 教 師 に 続 き 、1 回 音 読 の 練 習 を 行 う 。・ 後 半 で も う 一 度 音 読
を行うため、1回で
とどめる。
・ハンドアウトを基に、本文内容のま ・指示は英語で行うが
とめを行う。
生徒の理解の状況を
・本文中の重要な語句を確認する。
見ながら、適宜日本
(1)本文と別の表現になって
語で補足する。
いるもの。
(2)直説話法から間接話法に
なっているもの。
等
・ ゲ ー ム 的 な ル ー ル に 則 り 、 パートナー
・適宜机間指導を行い
と音読練習を行う。
生徒の進捗具合を確
・最大3行まで読むことがで
認する。
きる。
・最後の行を読んだ生徒は
敗者。
・ 前 時 に 行 っ た パートナーと の 会 話 の 内 容 ・ 先 ほ ど の 活 動 の 結 果
を整理したものを発表する。
を基に指名する。
3.評 価
(1)文章の内容を的確に理解し、またそれを整理することができるか。
→【表現/理解】ハンドアウト・ワークシート・活動の観察
(2)相手の表現内容を理解し、その内容を的確にまとめることができるか。
→【関心・意欲/表現/理解】ワークシート・活動の観察
43
Handout #038
MY WAY English Communication I
Lesson 4
Pictures of Funny Moments
Homeroom: 1 -
Number:
(p.47 - p.56)
Name:
Lesson 4 CAN-DO
○教科書本文の内容を読み、要点を整理してまとめることができる。
○リズムやイントネーションに注意しながら、教科書本文と写真を使って、ナレーション風の音読をすることができる。
○面白い写真について、登場人物・モノ・動物のセリフを考えて発表することができる。
A. Pictures & Explanation (Section 3)
1
B
A
2
3
曲線
4
↑3
5
↑2
6
↓
7.
↑5
↑6
44
→
8
9
10
↓
11
12
B. Questions & Answers for Comprehension (Section 3)
A (Student)
B (Teacher)
I have some questions about Section 3 of our
textbook.
OK. What are they?
I have an unfamiliar word. What does the
word “( f
)13” mean?
That word is used when we want to say about a
group of birds, sheep or goats.
Uh-huh. I think it looks like the word “frog.”
Well, they may look (
fashion
)14 , but
you should tell the difference!
I see. And can I ask another question?
Of course.
How is the phrase “keep in one’s mind”
used? Can you give me an example?
OK... I always keep in (
)15
mind the words from my mother: “Don’t cry.
Be strong.”
Uh-huh. The phrase can be used as a
meaning such (
)16 “I won’t
forget...” or “I will remember...”, right?
I think so.
I got it!
Thank you.
You’re welcome!
45
Handout #039
MY WAY English Communication I
Lesson 4
Pictures of Funny Moments
Homeroom: 1 -
Number:
(p.47 - p.56)
Name:
Lesson 4 CAN-DO
○教科書本文の内容を読み、要点を整理してまとめることができる。
○リズムやイントネーションに注意しながら、教科書本文と写真を使って、ナレーション風の音読をすることができる。
○面白い写真について、登場人物・モノ・動物のセリフを考えて発表することができる。
C. Words & Phrases (Section 3)
日本語
品詞
English
1
2
3
4
5
6
7
[発音注意]
8
9
10
11
12
13
46
音節(①~⑤)と強弱リズム(●:強い、・:弱い)
①
②
③
●
par
●
pipe
●
fau
●
flock
●
goose
●
tight
●
such
●
com
●
mind
・
e
●
sat
・
al
・
lel(s)
・
cet
・
ment
・
(ed)
●
mo
・
is
・
tion
・
fied
D. Reading Aloud (Section 3)
☆音読練習したらチェック(✔)をつける→発音に注意したり、Read & Look Up をするなど、各自で工夫した練習をしよう!
Section 3
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
Parallels are also a feature of his work. //
In Picture E, /
the pipe of the water faucet /
and the neck of the bird /
look similar to each other. //
In Picture F, /
the flock of geese /
and the group of girls /
look parallel, too. //
Both the geese and the girls /
can be seen /
in tight groups. //
Through these parallels, /
different things look alike. //
How can he take such pictures? //
Erwitt commented in an interview, /
“I keep in my mind /
a very simple thing. //
I look at things very carefully /
and then take a shot. //
I want pictures /
with a lot of emotions.” //
Erwitt is satisfied /
when people feel something /
from his pictures. //
E. Pronunciation Tips (Section 3)
①強くはっきりと発音される内容語と、弱く・速く・つながって発音される機能語に気をつけて音読しましょう。
‿
②音が連結する箇所に
をつけて音読しましょう。
③音が脱落する箇所に(
)をつけて音読しましょう。
47
コミュニケーション英語Ⅰ
Communication Strategies
#20
CAN-DO(s)
「趣味・好きなことについて語ることができる」
A
B
What are you doing?
(making gestures) Guess what I am doing!
You’re eating noodles?
Yes, you’re right. I’m eating noodles.
A
B
Okay. Do you like eating noodles?
Yes, I love it! I like udon the best!
I see.
What do you like?
I like cooking.
Every morning I
make breakfast for my family.
That’s great! Cooking is your hobby,
right?.
Gesture game をしてみましょう。グループの中の1人(A)がカードを引き、What do I like?と言って始めます。
A はそこに描かれた動作を身振り手振りだけで伝えます。その際、ヒントとなるような言葉を発してはいけませ
ん。他のメンバー(Bs)はそれを見て何をしているのかを英語で伝えてあげてください。正解者が出たら役割交代
をして続けましょう。
A
Bs
What do I like? (making gestures)
You like playing baseball!
(正解の場合) Yes! I like playing baseball!
(不正解の場合) No! →gesture を続ける
48
コミュニケーション英語Ⅰ
1. Write down 3 things you like to do.
I like
I like
I like
2. Meet 2 people and ask them what they like.
Take turns.
Name
Then, fill the chart below.
Likes / Hobbies
ひとりで
(1)
(2)
3. Choose one of the two people. Write about the person.
(ex.)
3つの趣味・好きなことを述べた上で、自分
の感想・考えなどを付け加えてみよう!
I will talk about Takahiro’s hobbies. He likes singing English songs in his car.
He also likes cooking
dinner by himself at home. And he likes cleaning his rooms. I think he can live alone.
49
Teaching Plan
Hokkaido Kushiro Hokuyo SHS
JTE: Akiko Kitajima
ALT: Anna Martin
1
Date: 5th Period, February 4, 2015
2 Class: 2-A (39 students)
3
Textbook: My Way English Communication Ⅱ
4
Name of Lesson : Lesson 4 Brazil-Far away or Close ? Section 1
5 Objectives of this perood:
・To be actively involved in reading, pair works.
・To understand the meaning of key words and phrases and expressions and use them.
・To understand the outlines of the text and its points by reading and listening with English.
6 Four perspectives of evaluation and their respective criteria
A Interest, willingness and a positive attitude (toward communicating in a foreign language)
・To communicate with the partner and ALT actively
B Ability to express oneself in a foreign language
・To express their understanding in English on the handout
C Ability to understand a foreign language
・To find the needed information from the text
D Knowledge and understanding (of language and culture)
・To understand the meaning of key words and key expressions
Time
Students' Activities
・Greet JTE & ALT
JTE's/ALT's activities
Points to pay attention to
During instruction
・Greet students
3min [① Small Talk]
7
[② Warm up]
・ Answer the Qs
about Brazil.
10
・Have the students stand
up ask Qs about Brazil.
*Criss-Cross
[③ Oral Introduction]
・Listen to ALT and
get some information
and imagine the
contents of the
section.
・ALT gives an oral Intro
including summary of the
students. (Section1 p.42)
・JTE helps students
understand the outline.
・Listen to ALT and
・ALT talks and JTE helps
know the emigration
the students understand
situation in her country. the contents of her talk.
50
* Make it easy to guess the content.
・Key words, Numbers
・Maps, pictures
・Ask Qs if necessary.
* Cultural Understanding
5
[④ Key Expressions]
・Read the wods
after ALT.
・ALT models pronunciation
of vocabs (workbook p.32)
・Check the students if they can
pronounce correctly.
・Practice in pairs.
15
[⑤ Reading Practice]
・Q and A
・extra Qs
・T or F
10
・Give the students some
*Hand out
time to solve the questions.
・ALT reads the sentences
Aloud.
*If they don’t understand, they can
read the sentences on the back sheet.
[⑦ Reading Practice]
・Read the sentences
after ALT.
・ALT model reads phrase
by phrase.
・Make pairs and
practice reading.
・JTE gives instructions on
pair work.
51
*Do the Janken.
*If time left, try a variety of read
aloud activities.
・buzz reading
・relay-reading
・read and look up
英
語
科
学
習
指
導
案
日
生
時:2015年11月10日(火) 5校時
徒:第1学年E組
40名(男子17名 女子23名)
授業者:菊 田 幸 作
1.単元名
Lesson 4 Pictures of Funny Moments
(MY WAY English Communication Ⅰ / 三 省 堂 )
2.教科書・副教材
教 科 書 MY WAY English Communication Ⅰ ( 三 省 堂 )
副 教 材 MY WAY English Communication Ⅰ WORKBOOK STANDARD ( 三 省 堂 )
ラーナーズ高校英語(数研出版)
WORKBOOK for LEARNERS' in 25 STAGES( 数 研 出 版 )
3.教材観
本 単 元 に お い て は 「 助 動 詞 」、「 受 け 身 ( 受 動 態 )」、「 助 動 詞 の つ い た 受 け 身 ( 受 動 態 )」 を 理
解し、そららを用いることで場面等をより細かく描写できるとともに、会話表現だけでなく説明
文としてナレーション風の明瞭でわかりやすい発話を心がけることを目標としている。
アメリカ人写真家エリオット・アーウィットの作品の作品に見られる日常生活の一瞬のおかし
み を 鑑 賞 す る と と も に 、そ の 独 特 の 視 点 や 対 象 の 重 な り 、類 似 性 に つ い て も 考 察 を し て い き た い 。
ワークノート、ハンドアウト、教科書等を効果的に用いながら、効率的な授業進行を目指すと
共に、本文音読等の活動もできるだけ取り入れていきたい。
4.生徒の実態
切 り 替 え に 少 々 時 間 の か か る 時 も あ る が 、 説 明 の 時 に は 落 ち 着 い て 傾 聴 し 、「 話 す 」、「 聞 く 」
等の言語活動の際には多くの生徒が恥ずかしがらずタスクに取り組むことのできる比較的メリハ
リ の あ る ク ラ ス と 言 え る 。し か し な が ら 、英 語 を 極 端 に 苦 手 と し て い る 生 徒 も 多 く 、事 実 語 彙 力 、
基本的文法の理解については生徒間の学力の著しい乖離が認められる。そのため、第一は基本事
項の定着を目指しながらの進行が重要となっている。
5.単元目標
(1)教科書本文の内容を的確に理解し、要点を整理してまとめることができる。
(2)助動詞、受け身(受動態)を理解し、それらを用いて表現することができる。
(3)リズムやイントネーションに注意しながら、教科書本文と写真を使って、ナレーション
風の音読をすることができる。
(4)面白い写真について、登場人物・モノ・動物のセリフを考えて発表することができる。
6.指導計画・評価計画(本時
単
元 時数
2
4-1
3/11)
学習内容
○助動詞
評価規準
●助動詞の性質を的確に理解し、実際の表現に
用 い る こ と が で き る 。( 理 解 / 表 現 )
52
4-1
○ Lesson 4-1 本 文 の 内 容
理解とワーク演習
●本文の内容を理解し、段落毎にまとめること
が で き る 。( 理 解 )
●単語の発音、リズムやイントネーションなど
の音声的な特徴を理解し、音読することがで
き る 。( 知 識 / 理 解 / 関 心 ・ 意 欲 ・ 態 度 )
○受け身(受動態)
●受け身の性質を的確に理解し、実際の表現に
用 い る こ と が で き る 。( 理 解 / 表 現 )
○ Lesson 4-2 本 文 の 内 容
理解とワーク演習
●本文の内容を理解し、写真に関して的確な表
現を用いて概要を説明することができる。
(理解/表現)
●内容語と機能語に発音との差異を認識し、法
則に基づき音読することができる。
(知識/理解/関心・意欲・態度)
○助動詞と受け身
●助動詞と受け身の性質を再確認し、それらが
同時に生起するときにはどのような形になる
かを的確に理解し、実際に用いることができ
る 。( 理 解 / 表 現 )
○ Lesson 4-3 本 文 の 内 容
理解とワーク演習
●物事の「類似性」を理解し、また撮影者の意
図を理解すすることができ、平易なことばで
概 要 を 記 述 す る こ と が で き る 。( 理 解 / 表 現 )
●本文の概要を理解し、不完全な本文原稿の重
要語句を補いながら、スムーズに音読するこ
とができる。
(知識/理解/関心・意欲・態度)
2
2
4-2
2
1
4-3
2
7.本時の指導計画
(1)目 標
①全体での音読、ペアでの音読を通じて本文を音読することができる。
②本文の大意を理解し、ワークシート等を用い、段落毎に概要を表現できる。
(2)展
開
生徒の活動
教師のはたらきかけ
導入 ○新出単語の復習
10
・ ハ ン ド ア ウ ト を 用 い て ・最初に模範発音
分
発音練習をする
・説明および机間指導
・ペアで問題を出し合う
53
備
考
・既習事項であるため簡潔
に扱う
○本文の音読練習(基本)
・ ハ ン ド ア ウ ト( # 3 1 )
を用いて本文内容を確
認、難しい発音をチェ
ックしておく。
・ チ ェ ッ ク し て い た 単 語 ・基本的にはチャンク毎に
展開
を中心に発音の確認を
間を開けるが、語数が多
する。
い場合はさらに分ける。
35
・ チ ャ ン ク 毎 に 模 範 音 読 ・基本的にはチャンク毎に
分
の後に音読練習を行う。 間を開けるが、語数が多
(2回)
い場合はさらに分ける。
・パートナーとチャンク
毎に音読する。
・ パ ー ト ナ ー と シ ャ ド ウ ・適宜、机間をまわり、手
イングにて音読する。
順等のはっきりしていな
い生徒の支援等を行う。
○本文の大意の理解
・ ハ ン ド ア ウ ト( # 2 9 ) ・ タ ス ク を 行 う 前 に 十 分 説
を用い、段落毎に教科
明を行い、教科書本文を
書・ワークを見ながら
熟読しながら取り組むよ
大意をつかむ。
う指示する。
ま
と
め
5
分
・チェック時間は約1分
・発音の難しい単語等は何
度か繰り返す等の工夫を
して模範音読を行う。
・適宜生徒の反応を見なが
ら、スピード等を調整す
る
・適宜、机間指導を行い進
度の遅れた生徒に適宜支
援等を行う
○要約の確認
・ ハ ン ド ア ウ ト に あ る 、 ・生徒を適宜指導し、答え
段落毎の要約を確認す
合わせを行う。
る。
○次回の内容確認
・次回の学習内容を確認
7.評 価
(1)音読活動においてイントネーションやアクセント等の注意する点に留意しながら、意欲
的 に 練 習 に 臨 む こ と が で き る 。( 知 識 / 理 解 / 関 心 ・ 意 欲 ・ 態 度 )
( 2 ) 本 文 内 容 の 大 意 を 理 解 し 、 要 約 を ま と め る こ と が で き る 。( 理 解 / 表 現 )
54
Handout #029
MY WAY English Communication I
Lesson 4
Pictures of Funny Moments
Homeroom: 1 -
Number:
(p.47 - p.56)
Name:
Lesson 4 CAN-DO
○教科書本文の内容を読み、要点を整理してまとめることができる。
○リズムやイントネーションに注意しながら、教科書本文と写真を使って、ナレーション風の音読をすることができる。
○面白い写真について、登場人物・モノ・動物のセリフを考えて発表することができる。
このレッスンで評価される英語力(授業中・家庭学習・定期テスト)
[書くこと]○必要に応じて辞書などを活用して書いている(関心・意欲・態度)
[読むこと]○聞き手の反応や伝えようとする内容に応じた適切な速度や声の大きさで音読することができる(表現の能力)
[聞くこと]○物事についての説明を聞いて、重要な語句などを手がかりにして概要や要点を理解することができる(理解の能力)
[話すこと]単語の発音、リズムやイントネーションなどの音声的な特徴を理解している(知識・理解)
A. Pictures & Explanation (Section 1)
1
2
3
4
high
5
6
low
7
↑5
8
9
55
↑6
↑7
10?
10
11
12
11!
13
B. Questions & Answers for Comprehension (Section 1)
A (Student)
B (Teacher)
I have some questions about Section 1
of our textbook.
OK. Go ahead.
Well, what is Elliott Erwitt famous for?
He is famous for his pictures of (
funny
) 15
moments.
I see. I think Picture A is unique.
Why did he take this picture from a
unique position?
This picture is for an article about women’s shoes in
a(
fashion
)16 magazine.
That picture is for an... what?
For an article.
I’m sorry, but I don’t know the
meaning of the word “article.”
It means a pieces of writing in a magazine or
newspaper.
I see.
Elliot focused on a low position, a dog’s eye
(
level
than people.
Uh-huh. Thank you.
No problem!
56
)17 because dogs see more shoes
Handout #031
MY WAY English Communication I
Lesson 4
Pictures of Funny Moments
Homeroom: 1 -
Number:
(p.47 - p.56)
Name:
Lesson 4 CAN-DO
○教科書本文の内容を読み、要点を整理してまとめることができる。
○リズムやイントネーションに注意しながら、教科書本文と写真を使って、ナレーション風の音読をすることができる。
○面白い写真について、登場人物・モノ・動物のセリフを考えて発表することができる。
C. Words & Phrases (Section 1)
日本語
品詞
音節(①~⑤)と強弱リズム(●:強い、・:弱い)
English
1
2
3
[発音注意]
4
5
6
7
8
9
[発音注意]
10
11
12
①
②
③
④
●
fun
・
be
・
pho
●
mo
・
u
●
boot(s)
●
fash
●
ar
●
wo
●
float
●
bark
●
lev
・
ny
●
low
●
tog
・
ment(s)
●
nique
・
ra
・
pher
・
ion
・
ti
・
men
・
(ing)
・
cle
・
el
13
14
15
16
17
D. Reading Aloud (Section 1)
☆音読練習したらチェック(✔)をつける→発音に注意したり、Read & Look Up をするなど、各自で工夫した練習をしよう!
Section 1
1
2
3
4
下の写真を見てください
エリオット・アーウィットという
5
6
7
8
Take a look at the pictures below. //
Elliott Erwitt, /
アメリカ人写真家が
an American photographer, /
それらを撮りました
took them. //
彼は彼の写真で有名です
9
He is famous for his pictures /
面白い瞬間の 57
of funny moments. //
10
彼は写真を撮ります
独特の視点から
写真 A には
大きなイヌの脚が見えます
女性のブーツと
そしてかわいい小イヌと
これは写真です
ファッション誌の記事のための
女性の靴に関する
アーウィットはこの写真を撮りました
小イヌの視点から
彼は気づいたのです
イヌは人間よりも多くの靴を見ていると
写真 B も面白いでしょう
みなさんは思うかもしれません
イヌが浮かんでいると
実は
He takes his pictures /
from unique points of view. //
In Picture A, /
you can see the legs of a big dog, /
a woman’s boots /
and a small cute dog. //
This is a picture /
for a fashion article /
about women’s shoes. //
Erwitt took the picture /
from the small dog’s point of view. //
He realized /
that dogs see more shoes than people. //
Picture B is also funny. //
You may think /
the dog is floating. //
Actually, /
それは跳び上がっています
it is jumping /
アーウィットが吠えたので
because Erwitt barked at it. //
彼はこの写真も撮りました
He also took this picture /
イヌの目の高さから
from the dog’s eye level. //
E. Pronunciation Tips (Section 1)
○発音の強弱の基本
意味的に重要な部分(内容語)は、強く・はっきりと発音
重要でない部分(機能語)は、弱く・速く・つながって発音
→名詞・一般動詞・形容詞・副詞・疑問詞など
→冠詞(a/the)・前置詞・be 動詞・助動詞・接続詞・
人称代名詞など
・
・
He
is
機能語
機能語
○音の連結
●
内容語
・
機能語
●
・
his pictures
機能語
内容語
・
of
機能語
●
・
●
・
funny moments .
内容語
内容語
→次の音とつながる
) →弱く発音され、聞こえなくなる
‿a look‿a(t)
Take
Erwitt
・
famous for
‿
○音の脱落 (
・
barke(d)
the
a(t)
pictures
below.
i(t)
音の連結:子音(k) + 母音(a) = ka
音の脱落:綴り字の最後の d / t
58
平成 27年度
北海道釧路北陽高等学校
中高英語公開授業指導案
教科担任 有海 勇司
1 日
時
平成27年11月10日(火)5校時目(13:25~14:15)
2 実施集団
2年 D 組(男子15名 女子23名 計38名)
3
使用教材
三省堂 My Way English Communication Ⅰ
4
単元名
Lesson 9 Sesame Street Section 4
5 L9 CAN-DO
①クラスメートと協力して英文を読んで理解し、内容を伝えることがで
きる。
②diversity と equality について自分の意見を述べることができる。
6 クラス状況 授業に積極的に参加しようとする生徒が多いが、英語が苦手と感じている生
徒も少なからず存在する。その点を留意しつつ、日本語をときおり交えて
授業をすすめている。
7
展開
学習内容
時
学習活動
指導上の留意点
間
導
Words & Phrases
3分
以前に学習した新出単語・熟語の復習
・指示は英語で行う。
Reading Training
12
Handout#33 を用いて音読練習
・しっかりと声を出して音読する
分
・英 語 → 日本語
ように指導する。
入
・日本語 → 英 語
10
ペアワークで繰り返す
分
展
Retelling Training
12
本文を読み、自分でキーワードを選択
・教科書や本文の書いてある
開
Pair①
分
する。ペアで retelling する。
Handout を見ないように指導
↓
Pair②
する。
5分
相手を替えて再度 retelling する。
・相手の言ったことをよく聞いて
↓
適切な文を付け足すように指導
Group
する。
5分
ま
本時のまとめ
と
次回の予告
3~4人のグループで時計回りに1文
・短い 1 文で、数多く回してい
ずつ付け足し、retelling していく。
く。
3分
め
59
指導計画(本時 20/20)
単元
Lesson 9
Section 1
時数
学習内容および活動
評価基準
5
・条件を表す if 節
・自分の考えをもって読むこ
・discussion
とができる
・retelling
Section 2
Section 3
Section 4
5
5
5
・仮定法過去
・聞き取った内容を確かめた
・discussion
り、確認したりしながら聞く
・retelling
ことができる
・I wish~
・discussion
・間違うことを恐れず積極的
・retelling
に話している
・as if~
・discussion
・聞いたり読んだりしたこと
・retelling
に対して自分の感想や意見を
書くことができる
60
◆◆MY WAY English Communication II◆◆
Lesson 9 Sesame Street (Section 4)
Homeroom: 2 -
Number:
Name:
Lesson 9 CAN-DO
○クラスメートと協力して英文を読んで理解し、内容を伝えることができる。
○diversity と equality について、自分の意見を述べることができる。
D. Read Aloud (Section 4)
セサミストリートにはメッセージも含まれています
地域の問題についての
例えば
オランダは国です
多くの移民がいる
かれらの番組は子どもたちに教えています
人々とうまくやっていく方法を
異なる国々からやって来た
セサミストリートはまた男女平等についても触れています
インドやエジプトでは
メキシコでは健康的な習慣に
など
日本版はどうでしょうか
それには 2 人の面白いキャラクターが出ています
かれらはふるまいます
まるでかれらが漫才師であるかのように
かれらの行動を通じて
かれらは子どもたちに教えています
チームワークや努力することの大切さを
世界中の子どもたちが
セサミストリートを楽しんでいます
かれらは学んでいます
問題を克服する方法を
自分たちの国の
そして世界をよりよい場所にする方法を
61
Handout #033
(p.119 - p.130)
62
間違うことを恐れず積極的に話している。
話すことを目的としたメモを書くことができる。
[読むこと]書かれている内容について、大切な部分を正しく読み取ることができる。
[聞くこと]聞き取った内容を確かめたり、確認したりしながら聞くことができる。
63
64
◆◆MY WAY English Communication II◆◆
Handout #038
Lesson 1 Pictograms (Section 2)
Homeroom: 2 -
Number:
(p.5 - p.14)
Name:
Lesson 1 CAN-DO
○クラスメートと協力して英文を読んで理解し、内容を伝えることができる。
○ピクトグラムの持つ意味について、自分の言葉で説明することができる。
このレッスンの評価規準(授業中・家庭学習・定期テストを含む)
[読むこと]
○書かれている内容について、大切な部分を正しく読み取ることができる(理解の能力)
[聞くこと]
○聞き取った内容を確かめたり、確認したりしながら聞くことができる(理解の能力)
[話すこと]
○間違うことを恐れず積極的に話している(関心・意欲・態度)
[書くこと]
○話すことを目的としたメモを書くことができる(表現の能力)
A. Get the Gist (Section 2)
B. True / False Statements (Section 2)
65
C. Question (Section 2)
D. Discussion (Section 2)
66
英
語
科
学
習
指
導
案
日
生
時:2016年2月5日(金) 3校時
徒:第1学年F組
40名(男子17名 女子23名)
授業者:菊 田 幸 作
1.単元名
Unit 6 Five Years Ago and Now (Expressways English Expression I / 開 隆 堂 )
2.教科書・副教材
教 科 書 Expressways English Expression I( 開 隆 堂 )
副 教 材 Expressways English Expression I ワ ー ク ブ ッ ク ( 開 隆 堂 )
ラーナーズ高校英語(数研出版)
Workbook for Lerners English Grammar in 25 stages ( 数 研 出 版 )
ユメタン ゼロ(アルク)
3.教材観
自身の小学校時代と現在を対比したパッセージを基に、過去時制・現在時制および現在完了を
用いて「今も続いている習慣」と「今や過去とは異なる事象」を対比させ、自分自身について表
現できることを目標としている。また、2つの事柄の関連についての表現方法を学び、より多彩
な表現を用いることもねらいとしている。
4.生徒の実態
前 向 き に 学 習 に 望 ん で い る 生 徒 が 多 く 、 説 明 の 時 に は 落 ち 着 い て 傾 聴 し 、「 話 す 」、「 聞 く 」 等
の言語活動の際には多くの生徒が恥ずかしがらずタスクに取り組むことのできる比較的メリハリ
のあるクラスと言える。しかしながら、英語を極端に苦手としている生徒も多く、事実語彙力、
基本的文法の理解については生徒間の学力の著しい乖離が認められる。そのため、第一は基本事
項の定着を目指しながらの進行が重要となっている。
5.単元目標
(1)今と昔の自分を比較した内容の発表を聞き、大まかな内容を理解することができる。
( 2 ) 現 在 時 制 / 過 去 時 制 / 現 在 完 了 を 用 い 、「 今 も 続 い て い る 習 慣 」 と 「 今 と は 異 な る 事
象」を効果的に対比し、自分自身について語ることができる。
( 3 ) both A and B / either A or B / not either A or B / neither A nor B を 理 解 し 、 多 彩 な 表 現 を 用 い る
ことができる。
6.指導計画・評価計画(本時
単
元 時数
2
UNIT
6
4/4)
学習内容
○リスニングおよび
内容の大まかな把握
○重要表現の確認
評価規準
●リスニングでパッセージの大意をつかむこと
が で き る 。( 理 解 )
● both / either / neither の 用 法 を 理 解 で き る 。
●現在時制・過去時制の違いを理解できる。
(知識)
67
○スクリプトの確認
●パッセージの内容を詳しく理解する。
(知識/理解)
●パッセージを大きな声で音読できる。
(表現/関心・意欲・態度)
●学んだ文法事項をもとに、英文を作ること
ができる。
(知識/理解)
1
○スクリプト音読
UNIT
6
○問題演習
○自身について表現する
1
★
●現在時制・過去時制を適切に用い、5年前の
自身と、現在の自身について対比しながら、
表 現 す る こ と が で き る 。( 知 識 / 理 解 / 表 現 )
○ 自 身 に つ い て 周 り の 人 ●適切な表現を用い、しっかりと相手に伝える
に発信するとともに、
ことができるとともに、相手の内容も的確に
友人のことついても知
理解することができる。
ることができる。
(表現/理解)
★は本時を表す。
7.本時の指導計画
(1)目 標
①自分自身について現在時制・過去時制等を活用し、今と5年前の比較し、自分自身に
ついて表現することができる。
②相手の内容を的確に把握するとともに、自身についてもしっかりと伝えることができる。
(2)展
開
生徒の活動
導入 ○単語練習
10
・準備後、テスト
分
・採点作業
・次回への練習
○ My life 5 years ago and now
・表現方法を理解する
展開
教師のはたらきかけ
・前回テストの返却
備
考
・既習事項であるため簡潔
に扱う
・模範読み
・ハンドアウト#23を用
いて、本時のねらいを大
まかに説明する
・自身の項目を記入する
・3点について記入する
・表現方法を確認する
・5年前と現在の内容が同 ・現在/過去時制の他に現
じ場合、違う場合等に分
在完了についても触れて
け、表現方法を説明する
おく
・ペアタスク
ワークシートを基に
ペアで活動を行う
・必要事項をワークシート ・机間指導を行い、必要に
に記入する旨指示する
応じて援助を行う
35
分
68
ま ○ 尋 ね た 内 容 を 基 に 、 パ ー ・適宜指名し、パートナー
と
トナーについて英語で表
についての質問をする
め
現する
5分
7.評 価
①自分自身について現在時制・過去時制等を活用し、今と5年前の比較し、自分自身に
ついて表現することができる。
(知識/理解/表現)
②相手の内容を的確に把握するとともに、自身についてもしっかりと伝えることができる。
(理解/表現/関心・意欲・態度)
69
英語表現Ⅰ
Handout #023
◆ ◇ EXPRESSWAYS English Expression I ◇ ◆
Unit 6
Five Years Ago and Now (3)
Homeroom: 1 -
Number:
(p.16 - p.17)
Name:
Unit 6 CAN-DO
○今と昔の自分を比較した内容の発表を聞き、大まかな内容を理解することができる。
○「今も続いている習慣」と、続かなかったことを対比させて、自分について語ることができる。
F. Exercises My life 5 years ago and now
(example)
My life
now (high school)
apples
favorite food
apples
Japanese pop music
favorite music
English rock songs
club activities
handball
5 years ago
×
(favorite food)
昔も今も好きな気持ちが変わらないのなら、現在完了形がぴったり!
I like apples
now, and I liked
apples
5 years ago. → I have liked
apples for 5 years.
(favorite music)
I used to listen to
Japanese pop music 5 years ago, but I listen to English rock songs now.
(club activities)
I didn’t belong to
any club
5 years ago. Now, I belong to the handball club .
1. Fill the charts below.
My life
5 years ago
now (high school)
favorite food
favorite music
club activities
2. Make pairs. Talk about your life 5 years ago and now. (See the example above.)
(話を聞いている時には、あいずち表現やジェスチャーなどを使って相手の話に関心を示そう)
You MUST start with the phrase:
“Hello. I’m (自分の名前). I’d like to talk about my life 10 years ago and now...”
3. Remember what your partner said! Fill the charts below.
The chart is not about you, but about your partner.
5 years ago
’s life
favorite food
favorite music
club activities
70
now (high school)
英語表現Ⅰ
4. Make groups of 4 people. You and your partner should be in a different group.
5. Talk about the life of today’s your partner in the group. You can use the model dialogue below.
A (→B→C→D)
B (→C→D→A)
C (→D→A→B)
D (→A→B→C)
Who did you meet today?
I met (人の名前).
Okay. Please tell us about
his/her life.
(Uh-huh.)
(Oh, I see.)
(Really.)
(Okay.)
(Oh.)
C と D は「それが好きかどうか」を
All right. He/She has liked
A
は
B
C
D
の
コ
メ
ン
ト
に
関
し
て
あ
い
づ
ち
を
う
つ
自分で考えてリアクションする
apples for 10 years.
Really! Me, too.
I don’t like apples.
Okay. He used to listen to
Japanese pop music, but he
listens to English rock songs
C と D は、その音楽に関してのコメントをする
now.
I don’t listen to English
I like Japanese pop
songs.
music better.
I didn’t belong to any club 10
years ago. Now, I belong to
C と D は、部活動に関してのコメントをする
the handball club.
(Uh-huh.)
All right.
I don’t listen to English
I like Japanese pop
songs.
music better.
Who did you meet
today?
I met (人の名前).
71
(役割を交代しながら会話を続ける)
72
聞き取れないことがあるときには、相手に聞き返している。
読んだこと・聞いたことを踏まえて、自分自身のことについて話している。
話すことを目的としたメモやキーワードを書くことができる
[読むこと] 書かれている内容について、大切な部分を正しく読み取ることができる。
73
74
平成 27年度
北海道釧路北陽高等学校
中高英語公開授業指導案
教科担任 有海 勇司
1 日
時
平成28年2月5日(金)3校時目(10:50~11:40)
2 実施集団
2年 D 組(男子15名 女子23名 計38名)
3
使用教材
三省堂 My Way English Communication Ⅱ
4
単元名
Lesson 2 New Year’s Celebrations
Section 1
Communication Strategies #14
5 CAN-DO
・教科書に出てくる表現を使いながら、New Year について話をすること
ができる。
・New Year’s Resolution を考え、それについて簡単な英語で説明すること
ができる。
・疑問文を報告パターンで第三者に伝えることができる。
6 クラス状況 授業に積極的に参加しようとする生徒もいるが、消極的に授業をなんとか
やり過ごそうとする生徒もいる。英語が苦手と感じている生徒も多い。
その点を留意しつつ、授業をすすめている。
7
展開
学習内容
時
学習活動
指導上の留意点
間
導
Section1 Review
3分
入
展
Grammar
20
開
・直接話法と間接話法
分
・Section1本文に出てきた
・指示は英語で行う。
SVOO(if 節)の形を思い出す。
・文法的な説明は日本語で行う。
・動画を見ながら書き取りをする。
・できるだけ多くの生徒ができる
ように何度か繰り返す。
10
・スライドで直接話法と間接話法を説
分
明する。
・handout を使ってポイントの確認
15
・Practice の問題に取り組む
する。
分
ま
本時のまとめ
と
次回の予告
2分
・机間巡視をし進度を確認、解答
本時のポイントを繰り返す。
め
75
Communication Strategies 2nd Edition
#14
CAN-DO(s)
「疑問文を、報告パターンで第三者に伝えることができる」
Grammar
ある人が話したこと(疑問文)を、別の人に伝える方法(話法)
She asks me, “Do I look OK?”→
使用場面
人の話(疑問文)を言われたとおりに伝える(直接話法)
①話の内容をドラマチックに(まるで演じるかのように)伝えたいとき
②セリフをそのまま使って、文を書いて伝えるとき
表現方法
①誰が誰にたずねたかを表す
(誰・何が/は)
(どうする→)
(誰に)
You
We
me
ask
you
They
him
He
She
asks
Julia
(3単現)
her
Cindy
Yumi
Mike
②言われたセリフをそのまま使う。セリフは引用符(クオーテーションマーク)で囲む
→ Yuji asks me, “Do you speak French?”
She asks me if she looks OK.→
使用場面
人の話(疑問文)を他人に報告するパターンで伝える(間接話法)
①誰が言ったことなのかを、間違いなく伝えるとき
②話の要点を伝えるとき(相手の言葉を多少変えても、内容が伝わればいい)
表現方法
①誰が 誰にたずねたかを表す(上の表と同じ)
②言われたセリフを、if ~のパターンに変える。
(1)疑問文を、もとの文(平叙文、へいじょぶん)に戻す
Do you speak French? → You speak French.
(2)伝える人の立場で、主語を(必要であれば動詞も)変える
Yuji asks me, “Do you speak French?”の場合、Yuji は me(私)にたずねていて、
「私」がこの文を誰かに述べることになるため、ここでの you は「私」である。
したがって、You speak French → I speak French となる。
→ Yuji asks me if I speak French.
76
Practice
1. Arrange the words and make the sentences.
Read them aloud to your partner.
(1) A: [ if / asked / me / she ] I knew the man.
B: Well, did you know him?
A: Yes. He is my classmate, Taro.
(2) A: I will go to Kushiro next July and I [ if / asked / long-sleeve shirts / bring / my friend in Kushiro / I /
needed to ] when I went there.
B: So what did the person say?
A: She said that I needed them even in summer.
(3) A: Mr. Noda gave us a lot of homework again! Can you believe that?
B: Really? I didn’t know that. I don’t think I can do mine by myself.
A: Me, neither.
So let’s [ ask / help / if / us / can / she / Akiko ] with our homework.
B: That’s a good idea! She knows everything about English.
2. ask ~ if...を使うと、自分がたずねにくい質問を、相手に聞いてもらうお願いをすることができます。そこで・・・
①ふだんはなかなか質問しにくい人に対する質問を考えましょう。質問は Yes/No で答えられるものとします。
Ex.) 質問したい相手: 有海先生(Mr. Ariumi)
質問したい相手:
質問:
質問したい相手:
質問:
質問したい相手:
質問:
②Could you ask
人
質問: Do you often cook at home?
if ~?のパターンの文を作り、この質問をしてくれる人をさがしましょう。
Ex.) Could you ask Mr. Ariumi if he often cooks at home?
77
研 究 同 人
校長 山根 克文
教頭 中川 雅司
教諭 (研 究 指 定 統 括) 野田 貴洋
(授業公開・交流担当)
有海
勇司
(研 究 会 総 務 担 当) 林 淳一
菊田 幸作
合田
智絵美
北嶋 亜希子
髙橋
千枝
野田 貴洋
中野 国韻
転 出 同 人
校長 小路 修司
-----------------------------------------------------------------------------------------------平成26年・27年度 釧路市教育委員会 研究指定校
平成27年度 釧路教育研究センター研修講座「公開研に行こう!」
釧路北陽高校における英語教育の充実
発行日
平成28年3月31日
発
北海道釧路北陽高等学校
行
2年間のまとめ
〒085-0814
北海道釧路市緑ヶ岡1丁目11番8号
TEL 0154-41-4401
FAX 0154-41-0344
Website: http://www.hokuyo-h.kushiro.ed.jp
------------------------------------------------------------------------------------------------