2016 年 9 月 14 日 報道関係各位 70 代以上の意識の高さが顕著!63.8%が健康状態に「自信あり」 「【からだ年齢】【気持ち年齢】【見た目年齢】は実年齢よりも若い」と実感する人、年代別で最多 シニアの年齢意識に関する調査 2016 シニア向け宿泊予約サービスを提供する株式会社ゆこゆこ(本社:東京都中央区、代表取締役社長:萩原浩二) は、当社運営の宿泊予約サイト「ゆこゆこネット」の 50 代以上のメールマガジン会員 2,681 人を対象に、「年齢意 識」に関する調査を実施いたしました。 <調査結果ダイジェスト> ■健康状態に「自信がある」、70 代以上で 63.8% 70 代以上は、健康のために「運動・スポーツをするようにしている」が 63.6%と、年代別で最多 ■全体の 73.4%が、「気持ち年齢」は実年齢よりも若いと実感 「からだ年齢」「気持ち年齢」「見た目年齢」すべてにおいて、高年齢者ほど"実感年齢“の方が若いと考えている ■【現在、婚姻状況が「既婚」以外の人】今後の「恋愛」「結婚」、女性の 39.4%が「特に関心なし」 一方の男性は、77.7%が「パートナーがほしい・いる」と回答 ■長生き願望、高年齢者ほど高い 70 代以上の 71.5%が「85 歳以上まで生きたい」と回答 【調査概要】 ◆回答者プロフィール 調査期間:2016 年 8 月 30 日∼9 月 6 日 調査対象:50 代以上のゆこゆこネットメールマガジン会員 調査方法:メールマガジン会員向けインターネット調査 有効回答数:2,681 件 全体 50代 60代 70代以上 男性 女性 合計 2,019 662 2,681 433 349 782 1,069 259 1,328 517 54 571 ■この件に関するお問い合わせ先■ 株式会社 ゆこゆこ TEL:03-6745-0506 経営企画室 事業統括グループ 笠原 E-mail:[email protected] 1 1.健康状態について ■全体の 58.2%が「自信がある」と回答。70 代以上は 63.8%と特に高く、健康のために運動・スポーツを している人が 63.6% 【自身の健康状態】について聞いたと ころ、全体の 58.2%が「自信がある」(「と ても自信がある」「自信がある」の合計) と回答しました。 年代別にみると、70 代以上が 63.8%と もっとも高い割合でした。 また【健康のためにしていること】について聞いたところ、全体でもっとも多かったのは「食事・栄養に 気をつけている」でした。 年代別にみると、70 代以上ではほとんどの項目で他の年代よりも割合が大きく、特に「運動・スポー ツをするようにしている」は 63.6%と、他の世代との差が顕著に表れました。 おもにどのような運動・スポーツをしていますか? <n=健康のために運動・スポーツをしている人 1,329 複数回答> 1位 2位 3位 4位 5位 全体(n=1,329) ウォーキング ゴルフ ジム・フィットネス 体操 登山・ハイキング 65.8% 22.2% 17.8% 17.4% 16.0% 50代(n=261) ウォーキング ジム・フィットネス 体操 ランニング・ジョギング 登山・ハイキング 46.0% 23.4% 17.2% 15.7% 15.3% 60代(n=705) ウォーキング ゴルフ 体操 ジム・フィットネス 登山・ハイキング 68.2% 23.0% 17.4% 16.6% 15.6% 70代以上(n=363) ウォーキング 75.5% ゴルフ 27.3% 体操 17.4% 登山・ハイキング 17.4% ジム・フィットネス 16.3% 【健康のために「運動・スポーツをしている」】と回答した人に、おもにどのような運動・スポーツをして いるかを聞いたところ、全体でもっとも多かったのは「ウォーキング」65.8%でした。特に 70 代以上では 75.5%と高い割合となりました。 2 2.年齢意識について ■全体の 73.4%が、「気持ち年齢」は実年齢よりも若いと回答。高年齢者ほど”実感年齢“の方が若いと考えている あなたの「からだ年齢」は実年齢に比べてどうですか<n=全体 2,681 単一回答> 【実年齢と「からだ年齢」「気持ち 年齢」「見た目年齢」のギャップ】につ いて聞いたところ、「からだ年齢」は 34.9%、「気持ち年齢」は 73.4%、「見 た目年齢」は 52.6%が「実年齢よりも 若い」と回答しました。 男女別にみると、男性は「からだ あなたの「気持ち年齢」は実年齢に比べてどうですか<n=全体 2,681 単一回答> 年齢」、女性は「気持ち年齢」「見た 目年齢」に自信があることがわかり ました。 また、年代別にみると、高年齢者 ほど”実感年齢“の方が若いと感じて いる人の割合が多いことがわかりま した。 あなたの「見た目年齢」は実年齢に比べてどうですか<n=全体 2,681 単一回答> 実年齢よりも何歳若いと思っているか(平均値) また、「実年齢よりも若い」と回答した人に、 何歳若いと思っているかを聞いたところ、その 平均は「からだ年齢」が−10.3 歳、「気持ち年 齢」が−14.6 歳、「見た目年齢」が−9.0 歳でし た。 もっとも実年齢と“実感年齢”のギャップが 大きかったのは、女性の「気持ち年齢」で −16.6 歳でした。 3 ■年をとったなと思うとき、全体の TOP3 は「白髪が増えた」「目が見えにくくなった」「髪が薄くなった」。 一方で、気持ちのハリの衰えを感じている人は少ない あなたが「年をとった」と思うのはどのようなときですか<n=全体 2,681 複数回答> 【「年をとったな」と思うとき】について聞いたところ、全体の上位には「白髪が増えた」58.8%、「目が見えにく くなった」51.0%、「髪が薄くなった」43.9%があがりました。 一方で、 「新しいことに挑戦する気持ちがわかなくなった」は 13.9%、「心がときめくことがなくなった」は 9.9%と、気持ちのハリの衰えを感じている人は少ないようです。 年齢が上がるほど割合が大きくなる項目 年代が上がるほど割合が大き くなる項目をみると、「足腰が弱く なった」「物覚えが悪くなった」「耳 が遠くなった」「食が細くなった」 があがりました。 3.現在の生活の充実度について ■全体の 20.7%が「90 点以上」と回答。年齢が上がるほど充実度は高い 【現在の生活の充実度】について 聞いたところ、全体の 20.7%が「90 点以上」(「90 点台」「100 点」の合 計)と回答しました。 年代別にみると、「90 点以上」と 回答したのは 50 代が 18.8%、60 代 が 20.5%、70 代以上が 24.2%と、 年齢が上がるほど充実度が高い結 果となりました。 4 4.老後について ■老後の不安、TOP3 は「病気・けが」「老後の資金」「自分自身の介護」 老後の生活について、不安に思っていることは何ですか <n=全体 2,681 複数回答> 【老後の生活への不安】について聞いたところ、全体でもっとも多かったのは「病気・けが」75.4%、 次いで「老後の資金」52.5%、「自分自身の介護」42.2%でした。 男女別にみると、女性で目立ったのは「親の介護」27.9%でした。年代別では、50 代では「老後の資 金」69.4%、「親の介護」35.5%、「老後の仕事」25.5%が他の年代より高い結果となりました。また、70 代以上で目立ったのは、「自分自身の介護」48.7%、「配偶者・パートナーの介護」47.5%でした。 ■長生き願望、年齢が上がるにつれて高まる傾向。70 代以上の 71.4%が「85 歳以上」と回答 【何歳ぐらいまで生きたいと思う か】を聞いたところ、全体の 45.7% が「85 歳以上」(「85 歳以上 90 歳未 満」「90 歳以上 95 歳未満」「95 歳以 上 100 歳未満」「100 歳以上」の合 計)と回答しました。 年齢が上がるにつれて長生き願 望は高まり、70 代以上では「85 歳 以上」と回答した人が 71.4%にの ぼりました。 ■今後の「恋愛」「結婚」、女性の 39.4%が「特に関心なし」 現在の婚姻状況が「未婚」「離別」「死 別」の人に、【今後の「恋愛」「結婚」に呈 する考え】を聞いたところ、男性の 77.7% が「パートナーがほしい・いる」と回答しま した。(「異性の友人がほしい・いる」「恋 人がほしい・いる」「事実婚もしくは同棲が いる・ほしい」「結婚相手がほしい」の合 計) 一方、女性は 39.4%が「恋愛・結婚に は特に関心がない」と回答しました。 5 ■70 代以上の「あなたの若さの秘訣」 コメント集(抜粋) ・旅行幹事・役員など、8 つほど仕事をしている(男性) ・プールで毎日 1 時間歩く(男性) ・服装に明るさを出し、動き、常に異性に興味を持つこと(男性) ・毎日ジムに行き、いろいろなスタジオレッスンに参加。フラダンス、ズンバ、ステップなど、若い人と一緒に参加している(女性) ・頭を使う稽古事を積極的にするようにしている(女性) ・三度の食事を大切にしている。スイミングは 1 日 1,000m が目標。毎日家の周りを 15 分ぐらい歩く(女性) ■70 代以上の「あなたの今後の夢」 コメント集(抜粋) ・ゴルフでエージシュートを達成すること(男性) ・先祖のルーツを調べ、書き残したい(男性) ・孫が現在 23 才なので、早く玄孫が見たい(男性) ・まだ行っていない日本のあちこちをゆっくりと巡り歩きたい(女性) ・杖なしで元気に歩きたい(女性) ・海外旅行を楽しみましたが、最後は南極大陸に立ちたい(女性) 調査結果を受けて 必然的な老化に対しては、プライドを傷つけず“不”を排除。一方で、若々しい気持ちを刺激しワクワクさせる仕掛けも重要に エイジレスな今のシニアの姿を浮き彫りにすべく、「敬老の日」に合わせて毎年実施しているカスタマー調査。3 回目となる今年 は、特に意識の高さがうかがえた、70 代以上の方について掘り下げてみたいと思います。 「健康に自信がある」と回答したのは 63.8%、健康のために「運動・スポーツをするようにしている」が 63.6%と、どちらも年代別で 最多でした。行っている運動の 1 位は「ウォーキング」の 75.5%。気軽な運動として日々の習慣として取り入れていることがうかがえ ます。中には「プールで毎日 1 時間歩く」(男性)、「毎日ジムに行き、いろいろなスタジオレッスンに参加。フラダンス、ズンバ、ステッ プなど、若い人と一緒に参加している」(女性)など、毎日ハードワークをこなすタフな方も。実年齢と「からだ」「気持ち」「見た目」の “実感年齢”とのギャップについても、「実年齢よりも若い」と回答した割合がもっとも多かったのは 70 代以上で、若々しさへの自信 が読み取れます。 ただ、これらの自己申告を鵜呑みにするのは問題がありそうです。「年をとったと思うとき」について聞いたところ、「足腰が弱くな った」「物覚えが悪くなった」「耳が遠くなった」「食が細くなった」の項目は、年齢が上がるにつれて割合が大きくなっており、ここにシ ニアの隠れた本音が潜んでいると考えます。若々しく見えても、加齢による老化は誰にでも訪れるもの。誰もが何かしらの“不”を感 じているという事実をきちんととらえ、それらを排除するサービスを提供することが求められます。そのとき、年寄り扱いをしてプライ ドを傷つけないことが大事なポイントです。 一方で、“不”の排除にとどまらず、ワクワクさせる仕掛けを生み出すことも重要です。「新しいことに挑戦する気持ちがわかなくな った」は 15.4%、「心がときめくことがなくなった」は 9.5%と、70 代以上になっても気持ちのハリは衰えていません。「ゴルフでエージ シュートを達成」(男性)、「南極大陸に立ちたい」(女性)など、いくつになっても夢を描き続けるシニア。彼らを刺激し、心動かす商 品・サービスが求められます。 (株式会社ゆこゆこ 経営企画室 事業統括グループ 笠原敦子) 6
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