平 成 23 年 第 1 回 定 例 会 市 議 会 会 議 録 平 成 23 年 2 月 24 日 ( 開 会 ) 平 成 23 年 3 月 18 日 ( 閉 会 ) 垂 水 市 議 会 平 成 二 十 三 年 第 一 回 定 例 会 会 議 録 (平成二十三年三月) 垂 水 市 議 会 第 1 回 定 例 会 会 議 録 目 次 第1 号(2 月24 日 )( 木 曜 ) ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 6 1.開 会・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1.市 長 就 任 あ い さ つ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 6 1.開 議・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 7 1.会 議 録 署 名 議 員 の 指 名・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 7 1.会 期 の 決 定 に つ い て・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 7 1.諸 般 の 報 告・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 7 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 9 1.報 告 第1 号 、 報 告 第2 号 一 括 上 程・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 報告 ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 9 1.報 告 第3 号 、 報 告 第4 号 一 括 上 程・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 説 明 、 質 疑 、 表 決( 承 認 ) 1.議 案 第1 号 、 議 案 第2 号 一 括 上 程・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 12 説明、質疑、総務文教委員会付託 1.議 案 第3 号 ~ 議 案 第 6号 一 括 上 程・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 13 説明、質疑、各常任委員会付託 1.議 案 第7 号 上 程・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 19 説明、質疑、各常任委員会付託 1.議 案 第8 号 ~ 議 案 第16号 一 括 上 程・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 20 説明、質疑、各常任委員会付託 1.議 案 第17 号 ~ 議 案 第28 号 一 括 上 程・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 26 説明 1.陳 情 第28号 、 請 願 第2 号 、 請 願 第3 号 一 括 上 程・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 35 各常任委員会付託 1.日 程 報 告・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 36 1.散 会・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 36 第2 号(3 月8 日 )( 火 曜 日 ) 1.開 議・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 38 1.議 案 第7 号 ~ 議 案 第16号 一 括 上 程・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 38 委 員 長 報 告 、 質 疑 、 討 論 、 表 決( 原 案 可 決 ) 1.平 成23 年 度 各 会 計 予 算 案 に 対 す る 質 疑 ・ 一 般 質 問・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 39 大 薗 藤 幸 議 員・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 39 ヤマダ電機誘致に係る土地開発公社の決定は 漁業振興貸付金について 池 山 節 夫 議 員・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 44 ― 1 ― 尾 脇 市 政1 期 目 の 課 題 に つ い て 水迫市政の継承から独自カラーへ (1)垂 水 市 の 生 き 残 り を か け た 行 財 政 改 革 の 断 行 に つ い て (2)強 力 な 子 育 て 支 援 策 に つ い て (3)垂 水 高 校 の 存 続 へ の 取 組 に つ い て (4)人 口3 万 人 の ま ち づ く り に つ い て (5)地 場 産 業 の 強 化 充 実 に つ い て (6)雇 用 の 充 実 と 若 者 の 定 住 促 進 に つ い て (7)質 の 高 い 特 産 ブ ラ ン ド の 育 成 と 知 恵 を 駆 使 し た 販 売 戦 略 に つ い て 森 正 勝 議 員・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 50 平 成23 年 度 当 初 予 算 に つ い て (1)地 方 交 付 税 の 動 向 に つ い て (2)経 常 収 支 比 率 の 改 善 に つ い て (3)市 債 の 残 高 に つ い て 川 畑 三 郎 議 員・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 55 市長就任による市政運営について 降灰対策について (1)防 災 営 農 の 取 組 に つ い て (2)宅 地 内 降 灰 に つ い て 中山間地域総合整備事業について (1)平 成23 年 度 か ら 開 始 さ れ ま す が 、 今 後 の 計 画 に つ い て 池 之 上 誠 議 員・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 60 行財政改革について 第5 次 垂 水 市 行 政 改 革 大 綱 の 取 組 状 況 第2 次 財 政 改 革 プ ロ グ ラ ム の 取 組 状 況 (1)財 政 再 建 な ど の 改 革 断 行 の 推 進 計 画 の 評 価 に つ い て 教育環境整備について 垂水中央中学校大規模改造事業 (1)計 画 の 進 捗 状 況 と2 期 工 事 の 発 注 時 期 に つ い て 田 平 輝 也 議 員・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 67 道の駅の指定管理について (1)指 定 管 理 者 決 定 ま で の 経 過 に つ い て 生活弱者への対応は (1)本 市 に お け る 生 活 保 護 受 給 者 の 推 移 に つ い て 中学校跡地利用について (1)現 在 ま で の 対 応( 経 過 )は 北 方 貞 明 議 員・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 74 ― 2 ― 尾脇市長の公約について (1)自 主 防 災 体 制 の 安 心 、 安 全 更 な る 実 現 を 目 指 す と は 、 ど の よ う な こ と か (2)地 元 の 農 水 産 物 を 加 工 し 、 ア ジ ア を 中 心 に 国 際 的 な 販 路 拡 大 と は (3)小 中 学 校 と 垂 水 高 校 と 連 携 し た 新 し い 教 育 シ ス テ ム の 構 築 と は (4)桜 島 道 路( 架 橋 ・ ト ン ネ ル )と 人 口3 万 人 は 、 何 年 後 を 目 指 し て の こ と か (5)市 長 の 給 与 カ ッ ト は 、4 年 間 か 観光事業について (1)誘 致 支 援 補 助 金 の 創 設 に つ い て (2)錦 江 湾 し お か ぜ 街 道 事 業 に つ い て ( 大 隅 の 玄 関 口 垂 水 港 に サ イ ク ル ス テ ー シ ョ ン を ) 図書館の祝日開館について (1)他 の 市 町 村 の 状 況 よ り 、 ま ず 、 垂 水 市 独 自 で 開 館 は 1.日 程 報 告・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 82 1.散 会・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 82 第3 号(3 月9 日 )( 水 曜 日 ) 1.開 議・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 84 1.平 成23 年 度 各 会 計 予 算 案 に 対 す る 質 疑 ・ 一 般 質 問・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 84 持 留 良 一 議 員・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 84 政治姿勢について (1)憲 法 を ど の よ う に と ら え て い る の か 。市 政 運 営 で ど の よ う に 生 か し て い く の か 市政運営について (1)行 政 運 営 に つ い て (2)財 政 運 営 に つ い て 平 成23 年 度 一 般 会 計 予 算 案 に つ い て (1)地 域 経 済 立 直 し 業 者 支 援( 中 小 零 細 )・ 仕 事 お こ し ・ 雇 用 対 策 求 め ら れ る 市 の 積 極的支援策 (2)子 育 て 支 援( 市 長 の 取 組 の 柱 の 一 つ )の 充 実 (3)高 齢 者 も 安 心 し て 住 み 続 け ら れ る 街 づ く り 平 成23 年 度 国 民 健 康 保 険 会 計 に つ い て (1)平 成22 年 度 の 補 正 予 算 案 で の 一 般 会 計 か ら の 法 定 外 の 繰 入 の 意 味 は (2)平 成23 年 度 会 計 に よ る 歳 入 確 保 の た め の 起 債 発 行 の 目 的 と 被 保 険 者 へ の 影 響 は (3)国 保 税 の 負 担 が 重 い と の 認 識 は ど う か (4)以 上 の よ う な 対 策 や 課 題 か ら 「 国 保 財 政 危 機 」 へ の 対 策 と 被 保 険 者 へ の 増 税 を 回 避するための対策は 道の駅交流施設の指定管理者の選定問題 (1)基 本 的 な 問 題 へ の 認 識 に つ い て ― 3 ― (2)選 定 業 者 へ の 「 問 題 」 に つ い て 宮 迫 泰 倫 議 員・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 97 垂水市の首長として (1)理 想 の 選 挙 に つ い て (2)新 市 長 と し て の 心 構 え に つ い て ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・101 1.委 員 会 付 託・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1.日 程 報 告・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・102 1.散 会・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・102 第4 号(3 月18 日 )( 金 曜 日 ) ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・104 1.開 議・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ 1.議 案 第1 号 ~ 議 案 第 6号 、 議 案 第17 号 ~ 議 案 第28 号 、 陳 情 第27 号 、 陳 情 第28号 、 請 願 第2 号 、 請 願 第3 号 一 括 上 程・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・104 委員長報告、質疑、討論、表決 議 案 第1号 ~ 議 案 第5 号( 原 案 可 決 ) 議 案 第 6号( 否 決 ) 議 案 第17 号 ~ 議 案 第28 号( 原 案 可 決 ) 陳 情 第27 号( 採 択 ) 陳 情 第28 号( 採 択 ) 請 願 第2 号( 採 択 ) 請 願 第3 号( 採 択 ) 1.議 案 第29 号 ~ 議 案 第32 号 一 括 上 程・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・111 説明、休憩、全協、質疑、討論、表決 議 案 第29 号( 同 意 ) 議 案 第30 号 ~ 議 案 第32 号( 原 案 可 決 ) 1.意 見 書 案 第33 号 ~ 意 見 書 案 第35 号 一 括 上 程・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・115 質疑、表決 意 見 書 案 第33 号 ~ 意 見 書 案 第35 号( 原 案 可 決 ) 1.決 議 案 第3 号 上 程・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・118 説明、休憩、全協、質疑、表決 決 議 案 第3 号( 原 案 可 決 ) 1.閉 会・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・121 ― 4 ― 平 成 23 年 第 1 回 垂 水 市 議 会 定 例 会 1.会 期 日 程 月 日 曜 種 2 ・ 24 木 本会議 2 ・ 25 金 休 会 2 ・ 26 土 〃 2 ・ 27 日 〃 2 ・ 28 月 〃 3 ・ 1 火 〃 3 ・ 2 水 〃 3 ・ 3 木 〃 3 ・ 4 金 〃 3 ・ 5 土 〃 3 ・ 6 日 〃 3 ・ 7 月 〃 3 ・ 8 火 本会議 3 ・ 9 水 本会議 3 ・ 10 木 休 会 3 ・ 11 金 〃 3 ・ 12 土 〃 3 ・ 13 日 〃 3 ・ 14 月 〃 3 ・ 15 火 〃 3 ・ 16 水 〃 3 ・ 17 木 〃 3 ・ 18 金 本会議 別 内 容 会 期 の決 定 、議案 等 上 程 、説 明 、質 疑 、討 論 、一部 表 決 、 一 部 委員 会 付 託 ( 質 問通 告 期 限: 正 午 ) 委員会 産 業 厚生 委 員 会(22年 度補 正 予 算審 査 ) 委員会 総 務 文教 委 員 会(23年 度補 正 予 算審 査 ) 議案上程、説明、質疑、委員会付託、委員長報告、質疑、討論、 表 決 、平 成23年 度 各 会計 予 算案 に 対 する 質 疑・ 一 般 質 問 平 成23年 度 各会 計 予 算案 に 対す る 質 疑・ 一 般 質問 委員会 産 業 厚生 委 員 会(23年 度予 算・ 条例 等 審 査 ) 委員会 総 務 文教 委 員 会(23年 度予 算・ 条例 等 審 査 ) 議 会 運営 委 員 会 委 員 長報 告 、質疑 、討 論 、表 決 、議 案 等上 程 、説明 、質 疑 、 討 論 、一 部 表 決 、一 部 委員 会 付 託 ― 1 ― 2.付 議 事 件 件 名 報告第 1号 損害賠償の額を定め和解することについての専決処分の報告について 報告第 2号 損害賠償の額を定め和解することについての専決処分の報告について 報 告 第 3 号 専 決 処 分 の 承 認 を 求 め る こ と に つ い て( 平 成22 年 度 垂 水 市 交 通 災 害 共 済 特 別 会 計 補 正 予 算( 第1号 )) 報 告 第 4号 専 決 処 分 の 承 認 を 求 め る こ と に つ い て( 平 成22年 度 垂 水 市 一 般 会 計 補 正 予 算( 第10 号 )) 議案第 1号 垂水市財産の交換・譲与・無償貸与等に関する条例の一部を改正する条例 案 議案第 2号 垂水市特別会計条例の一部を改正する条例 案 議案第 3号 内ノ野辺地に係る総合整備計画の策定について 議案第 4号 大隅広域市町村圏協議会の廃止について 議案第 5号 人権擁護委員候補者推薦につき意見を求めることについて 議 案 第 6号 垂 水 市 道 の 駅 交 流 施 設 の 指 定 管 理 者 の 指 定 に つ い て 議 案 第 7 号 平 成22 年 度 垂 水 市 一 般 会 計 補 正 予 算( 第11号 )案 議 案 第 8 号 平 成22 年 度 垂 水 市 国 民 健 康 保 険 特 別 会 計 補 正 予 算( 第4 号 )案 議 案 第 9 号 平 成22 年 度 垂 水 市 後 期 高 齢 者 医 療 特 別 会 計 補 正 予 算( 第1 号 )案 議 案 第10 号 平 成22 年 度 垂 水 市 交 通 災 害 共 済 特 別 会 計 補 正 予 算( 第2 号 )案 議 案 第11 号 平 成22 年 度 垂 水 市 介 護 保 険 特 別 会 計 補 正 予 算( 第3 号 )案 議 案 第12 号 平 成22 年 度 垂 水 市 老 人 保 健 施 設 特 別 会 計 補 正 予 算( 第1 号 )案 議 案 第13 号 平 成22 年 度 垂 水 市 病 院 事 業 会 計 補 正 予 算( 第2 号 )案 議 案 第14 号 平 成22 年 度 垂 水 市 と 畜 場 特 別 会 計 補 正 予 算( 第3 号 )案 議 案 第15 号 平 成22 年 度 垂 水 市 簡 易 水 道 事 業 特 別 会 計 補 正 予 算( 第4 号 )案 議 案 第16号 平 成22 年 度 垂 水 市 水 道 事 業 会 計 補 正 予 算( 第3 号 )案 議 案 第17 号 平 成23 年 度 垂 水 市 一 般 会 計 予 算 案 議 案 第18 号 平 成23 年 度 垂 水 市 国 民 健 康 保 険 特 別 会 計 予 算 案 議 案 第19 号 平 成23 年 度 垂 水 市 後 期 高 齢 者 医 療 特 別 会 計 予 算 案 議 案 第20 号 平 成23 年 度 垂 水 市 交 通 災 害 共 済 特 別 会 計 予 算 案 議 案 第21 号 平 成23 年 度 垂 水 市 介 護 保 険 特 別 会 計 予 算 案 議 案 第22 号 平 成23 年 度 垂 水 市 老 人 保 健 施 設 特 別 会 計 予 算 案 議 案 第23 号 平 成23 年 度 垂 水 市 病 院 事 業 会 計 予 算 案 議 案 第24 号 平 成23 年 度 垂 水 市 と 畜 場 特 別 会 計 予 算 案 議 案 第25 号 平 成23 年 度 垂 水 市 漁 業 集 落 排 水 処 理 施 設 特 別 会 計 予 算 案 議 案 第26号 平 成23 年 度 垂 水 市 地 方 卸 売 市 場 特 別 会 計 予 算 案 議 案 第27 号 平 成23 年 度 垂 水 市 簡 易 水 道 事 業 特 別 会 計 予 算 案 議 案 第28 号 平 成23 年 度 垂 水 市 水 道 事 業 会 計 予 算 案 議 案 第29 号 垂 水 市 副 市 長 の 選 任 に つ い て 議 案 第30 号 垂 水 市 教 育 委 員 会 教 育 長 の 給 与 に 関 す る 条 例 等 の 一 部 を 改 正 す る 条 例 案 議 案 第31 号 垂 水 市 職 員 の 給 与 に 関 す る 条 例 の 一 部 を 改 正 す る 条 例 案 ― 2 ― 議 案 第32 号 平 成22 年 度 垂 水 市 一 般 会 計 補 正 予 算( 第12 号 )案 決 議 案 第3 号 東 北 地 方 太 平 洋 沖 地 震 の 救 援 ・ 支 援 に 関 す る 決 議 案 意 見 書 案 第33 号 「 子 ど も ・ 子 育 て 新 シ ス テ ム の 基 本 制 度 案 要 綱 」 に 反 対 す る 意 見 書 案 意 見 書 案 第34 号 350万 人 の ウ イ ル ス 性 肝 炎 患 者 の 救 済 に 関 す る 意 見 書 案 意 見 書 案 第35 号 外 国 資 本 等 に よ る 土 地 売 買 等 に 関 す る 法 整 備 を 求 め る 意 見 書 案 陳 情・請 願 陳 情 案 第27 号 子 ど も ・ 子 育 て 新 シ ス テ ム の 基 本 制 度 案 要 綱 に 反 対 す る 意 見 書 の 採 択 要 請 に つ い て 陳 情 案 第28 号 350万 人 の ウ イ ル ス 性 肝 炎 患 者 の 救 済 に 関 す る 意 見 書 採 択 の 陳 情 請願案第 2号 子ども医療費助成制度の窓口負担支払いの無料化を求める請願 請願案第 3号 国民健康保険税の大幅引き上げ計画の見直しを求める請願 ― 3 ― 平 成 23 年 第 1 回 定 例 会 会 議 録 第 1 日 平 成 23 年 2 月 24 日 本 会 議 第 1 号( 2 月 24 日 ) (木曜) 出 席 議 員 12名 1番 ( 欠 員 ) 9番 森 正 勝 2番 大 薗 藤 幸 10番 持 留 良 一 3番 ( 欠 員 ) 11番 宮 迫 泰 倫 4番 堀 添 國 尚 12番 川 達 志 5番 池 之 上 誠 13番 ( 欠 員 ) 6番 田 平 輝 也 14番 ( 欠 員 ) 7番 北 方 貞 明 15番 篠 原 則 8番 池 山 節 夫 16番 川 畑 三 郎 欠 席 議 員 0名 地 方 自 治 法 第121条 に よ る 出 席 者 長 尾 脇 雅 弥 商工観光課長 倉 岡 孝 昌 総 務 課 長 今 井 文 弘 土 木 課 長 深 港 渉 企 画 課 長 山 口 親 志 会 計 課 長 尾 迫 逸 郎 財 政 課 長 北 迫 睦 男 水 道 課 長 白 木 修 文 税 務 課 長 川井田 志 郎 監査事務局長 礒 脇 正 道 市 民 課 長 葛 迫 隆 博 消 防 長 宮 迫 義 秀 サービス課長 前木場 強 也 教 育 長 肥 後 昌 幸 保健福祉課長 城ノ下 剛 教育総務課長 三 浦 敬 志 生活環境課長 感王寺 八 郎 学校教育課長 有 馬 勝 広 農 林 課 長 森 下 利 行 社会教育課長 瀬 角 龍 平 市 市 民 相 談 水 産 課 長 塚 田 光 春 議会事務局出席者 事 務 局 長 松 浦 俊 秀 書 記 篠 原 輝 義 書 記 有 馬 英 朗 ― 5 ― 平 成 23年 2 月 24日 午 前 10時 開 会 質の高い資源をブランド化し、積極的な姿勢で 生産の拡大と流通ルートの開拓を皆様とともに 目指してまいりたいと考えております。 △開 会 高齢化が一層進んでおります本市におきまし 〇 議 長 ( 川 達 志 ) 定 刻 、 定 足 数 に 達 し て お ては、市民の皆様が元気に長生きしていただけ り ま す の で 、 た だ い ま か ら 、 平 成 23年 第 1 回 垂 ますよう、医療と福祉、介護と保健の連携や施 水市議会定例会を開会します。 設並びに体制の整備を図り、住みよいまちづく △市長就任あいさつ り を 目指 し て ま い り ま す 。 ま た 、 こ れ か ら の 垂 〇 議 長 ( 川 達 志 ) こ こ で 、 市 長 就 任 あ い さ 水を担う若い世代の方々のために、子育て支援 つのための申し出がありますので、これを許可 や子育て家庭の負担軽減を実践をし、教育環境 します。 の充実を図りたいと考えております。 [市長尾脇雅弥登壇] このような状況の中、市民の創造と躍動する 〇市長(尾脇雅弥) 平成23年の第1回定例市議 市政の実現に向かって、対話と協議の基本に立 会に当たりまして、お許しをいただきまして簡 って住民主体の施策を行うため、まずは市民お 単にごあいさつを申し上げます。 一人お一人の御理解と御協力、御支援をいただ このたび、市民の皆様方の信任をいただき初 きながら、また、市外にて頑張っておられる垂 当 選 の 栄 誉 に 浴 し ま し て 、 第 15代 垂 水 市 長 に 就 水出身の方々から垂水の活性化を願う熱い思い 任し、市政を預からせていただきます尾脇雅弥 と期待にこたえられるよう、誠実かつ公正に清 で ご ざ い ま す 。 「 住ん で よ か っ た ま ち づ く り の 潔な市政を推進してまいります。 継続と、新しい時代に向かって若い力で挑戦を どうか議員各位におかれましては、今後の市 し、元気な垂水をつくっていきたい」という私 政運営におきまして絶大なる御支援、御鞭撻を の思いに御理解をいただいたという感謝の気持 賜りますよう心からお願いを申し上げます。 ちと、その責任の重大さを痛感しているところ 具体的な施策などにつきましては、次の定例 でございます。 市議会におきまして施政運営方針としてお示し 現在、日本経済が低迷を続ける中、これから をしたいと考えておりますので、いましばらく の地方自治体は、自分たちの力で考え、そして の御猶予を賜りますが、現在空席となっており 活路を切り開いていくことが強く求められてお ます副市長の人事案件につきましては、今議会 ります。そのためにも、これまで進められてま 閉会中(後刻訂正発言あり、8ページ参照)に いりました財政再建などの行財政改革の断行を 上程 い た し た い と 考え て お り ま す の で 、 ど う ぞ 一層推進し、限られた予算を積極的で柔軟性を よろしくお願いを申し上げます。 持って執行し、多様化する行政サービスにスピー 終わりに、垂水は大隅半島の玄関口という大 ド 感 を 持 っ て こ た え て ま い り た い と 考え て お り きな役割を担っていることは御承知のとおりで ます。 ございます。私は、垂水が元気にならない限り 本市の基幹産業であります農畜産業、水産業 大隅半島の活性化につながらないという信念の や 商 工 業 な ど が 厳 し い 環 境 下 に あ り ま す こ と は、 もとに、「安心・安全なまちづくり」、「住ん 皆様御承知のことと存じます。これからの垂水 で よ か っ た と 思 え る ま ち づ く り 」 、 「 元 気で 活 の活性化のためには、市民の皆様と手を取り合 力のあるまちづくり」を目指して、私を先頭に って、地域経済に体力をつけるために、垂水の 職員一同結集して行政の運営に当たることを申 ― 6 ― し上げまして、市長の就任のあいさつとさせて ます。 いただきます。 まず、活発化しております桜島の噴火活動に ありがとうございました。 つきましては、市民生活に大きな影響を与える △開 議 と こ ろ で ご ざ い ま す が 、 1 月 12日 に は 、 爆 発 に 〇 議 長 ( 川 達 志 ) こ れ よ り 、 本 日 の 会 議 を よ る 災 害 を 想 定 し て の 防 災 訓 練 を 牛 根 麓 地 区、 開きます。 海潟小浜地区で、陸・海自衛隊を初め、関係機 本日の議事日程は、お手元に配付いたしたと 関 の 協 力 の も と 実 施 し た と こ ろ で ご ざ い ま す。 おりであります。 本年1月か らは 爆発回数が既に200回を 超えて △会議録署名議員の指名 お り 、 2 月 12日 に は 、 年 々 活 発 化 す る 火 山 活 動 〇議長(川達志) 日程第1、会議録署名議員 を象徴するように、1日当たりの爆発回数が観 の指名を行います。 測 史 上 最 多 の 21回 を 記 録 し て お り ま す 。 会 議 録 署 名 議 員 は 、 会 議 規 則 第 80条 の 規 定 に 今後、具体的な対策について関係各課と協議 より、議長において持留良一議員、田平輝也議 し、鹿児島市、霧島市、鹿屋市、垂水市の4市 員を指名します。 で構成いたしております桜島火山活動対策協議 △会期の決定 会とも連携・協力し、積極的な取り組みを国へ 〇議長(川達志)日程第2、会期の決定を 要望してまいりたいと考えております。 議題とします。 次に、宮崎県や鹿児島県などで発生しました 去 る 18日 議 会 運 営 委 員 会 が 開 催 さ れ 、 協 議 が 高病原性鳥インフルエンザは、現在まで日本各 なされた結果、本定例会の会期をお手元の会期 地で相次いで感染が確認されているところであ 日 程 表 の と お り 、 本 日 か ら 3 月 18日 ま で の 23日 ります。 間とすることに意見の一致を見ております。 こ の こ と を 受 け ま し て 、 本 市 で は 、 1 月 27日 これに御異議ありませんか。 に垂水市家畜伝染病防疫対策本部を設置し、養 [「異議なし」と呼ぶ者あり] 鶏農家への消石灰、消毒液の配布や、野鳥によ 〇議長(川達志)異議なしと認めます。 る感染が危惧されることから、愛玩用として鶏 よ っ て 、 会 期 は 、 本 日 か ら 3 月 18日 ま で の 23 などを飼養されている方にも消石灰の配布を行 日間と決定しました。 っております。また、1万羽以上飼養されてい △諸般の報告 る農場周辺の県道、市道におきましては、消石 〇議長(川達志)日程第3、諸般の報告を 灰を散布するなどの防疫対策を講じているとこ 行います。 ろであります。 この際、議長の報告を行います。 今後も、情報収集に努め、関係機関との連携 監 査 委 員 か ら 、 平 成 22年 度 定 期 監 査 結 果 の 報 を図りながら迅速に対処し、養鶏農家への支援 告 及 び 平 成 22年 11月 分 及 び 12月 分 の 出 納 検 査 結 対策 な ど も 整 え て ま い り た い と 考え て お り ま す。 果報告がありましたので、写しをお手元に配付 次に、水道事業関連の事項につきまして御報 しておきましたから御了承願います。 告を申し上げます。 以上で、議長報告を終わります。 垂水市水道事業会計では、国による公的資金 [市長尾脇雅弥登壇] 補償金免除繰り上げ償還の措置が3年間延長さ 〇市長(尾脇雅弥) 12月定例議会後の議会に報 れ、対象要件が追加されたことから、公的資金 告すべき主な事項について、御報告を申し上げ 補償金免除繰り上げ償還に係る公営企業経営健 ― 7 ― 全 化 計 画 を 策 定 し 、 22年 9 月 、 総 務 大 臣 及 び 財 税に関する要望活動のため、財政課長を伴い上 務 大 臣 に 申 請 し て お り ま し た と こ ろ 、 12月 17日 京をいたしました。特別交付税の所要額確保の 付をもちまして両大臣から承認されたところで ため、総務省の事務次官を初め、関係部署など あります。 を訪問し、新燃岳の報道にかすみがちな桜島の この計画が承認されたことにより、本年度か 降灰被害の現状等も説明をし、特段の配慮をお ら 平 成 24年 度 ま で の 3 年 間 に わ た り 、 元 金 償 還 願いしてまいりました。 残 高 1 億 9,454万 2,724円 を 繰 り 上 げ 償 還 し 、 本 2 月 12日 に は 、 鹿 屋 市 に お き ま し て 、 大 隅 の 来なら垂水市水道事業会計が将来支払う予定の 4市5町の首長と伊藤知事にも御出席をいただ 利 息 相 当 額 5,961万 5,773円 が 免 除 さ れ る こ と に き、「大隅を語る会」が開催されました。3月 なっております。 12日 の 九 州 新 幹 線 全 線 開 通 に 伴 い ま す 大 隅 半 島 次に、大隅地域の消防広域化に向けて準備が の 自 治 体 の 取 り 組 み に つ い て や 、 県 の 取 り 組 み、 進められておりました大隅地域消防広域化運営 また、観光や産業への支援策などについて幅広 協 議 会 の 設 立 を 前 に し て 、 1 月 19日 に 、 大 隅 地 く意見交換がなされ、相互の協力関係の強化が 域の消防広域化に関する関係市町長・議長会議 話し合われたところでございます。 におきまして、大隅曽於地区消防組合を構成す 52年 ぶ り に 噴 火 し た 新 燃 岳 被 災 へ の 支 援 と し る 市 町 長 ( 志 布 志 市 ・ 曽 於 市 ・ 大 崎 町 ) か ら、 て、本市所有の降灰袋を寄贈いたしました。 「広域化の必要性はなく、運営協議会には参加 2 月 11日 に は 、 都 城 市 に 降 灰 除 去 活 動 に 赴 か しない」との報告があり、大隅地域消防広域化 れる垂水市・鹿児島市の民間ボランティアの方々 運営協議会の設立は現在、休止となっておりま に 降 灰 袋 2,500枚 と 温 泉 水 の ペ ッ ト ボ ト ル 100本 す。詳細につきましては、後ほど全員協議会に をお贈りいたしました。 て御報告申し上げたいと存じます。 2 月 15日 に は 、 都 城 市 の 長 峯 市 長 を 直 接 お 訪 次 に 、 12月 議 会 後 の 火 災 に つ い て 御 報 告 い た ね し て 降 灰 袋 3 万 枚 を お 届 け し て ま い り ま し た。 します。 桜島噴火で同じ苦慮をしている自治体として少し 建物火災2件が発生しております。 でもお手伝いできればとの思いから、保管在庫の 12月 21日 田 神 駒 ヶ 丘 に お い て 、 豚 舎 2 階 部 分 中か ら 寄 贈 さ せ て い た だ い た も の で ご ざ い ま す。 を焼く火災により焼死者1名が発生しておりま また、長峯市長へは、本市がこれまで蓄積し す 。 12月 29日 高 城 馬 込 で は 、 納 屋 を 焼 く 火 災 が ておりました降灰除去の知識につきましてもお 発生しております。 伝えさせていただき、今後とも、国に対する降 次に、主な出張用務について御報告を申し上 灰対策事業などにおいて連携して行うことなど げます。 も話をしてまいりました。 1 月 31日 は 、 県 市 長 会 定 例 会 及 び 知 事 と 市 長 以上で、諸般の報告を終わります。 との意見交換会に出席をし、県市長会定例会で なお、先ほど就任あいさつの中で、副市長人 は 、 平 成 23年 度 事 業 計 画 外 5 件 の 議 案 が 全 会 一 事につきまして「今議会閉会中」と申し上げま 致で承認され、また、知事と市長との意見交換 したが、「開会中」の読み間違いでございます 会では、害虫被害や介護保険制度、児童相談所 の で 、 訂 正 方 を お 願 い し た い と 申 し 上 げ ま す。 の機能強化など、各自治体で抱えている問題に (6ページの発言を訂正) つ い て 貴 重 な 意 見 交 換 を 行 っ て ま い り ま し た。 以上でございます。 2月3日から4日にかけましては、特別交付 〇 議 長 ( 川 達 志 ) 以 上 で 、 諸 般 の 報 告 を 終 ― 8 ― わります。 〇 議 長 ( 川 達 志 ) 以 上 で 、 報 告 第 1 号 及 び △報告第1号・報告第2号一括上程 報告第2号の報告を終わります。 〇議長(川達志)日程第4、報告第1号及 △報告第3号・報告第4号一括上程 び日程第5、報告第2号の報告2件を一括議題 〇議長(川達志)日程第6、報告第3号及 とします。 び日程第7、報告第4号の報告2件を一括議題 件名の朗読を省略いたします。 とします。 件名の朗読を省略いたします。 報告第1号 損害賠償の額を定め和解すること についての専決処分の報告について 報告第3号 専決処分の承認を求めることにつ 報告第2号 損害賠償の額を定め和解すること い て ( 平 成 22年 度 垂 水 市 交 通 災 害 共 済 特 についての専決処分の報告について 別会計補正予算(第1号)) 報告第4号 専決処分の承認を求めることにつ 〇議長(川達志)報告を求めます。 い て ( 平 成 22年 度 垂 水 市 一 般 会 計 補 正 予 〇 財政課長( 北迫睦男) お は よ う ご ざ い ま す。 算 ( 第 10号 ) ) 地方自治法第180条第1項の規定によ りま して、 損害賠償の額を定め和解することについて専決 〇議長(川達志)説明を求めます。 処分いたしましたので、同条第2項の規定によ 〇市民相談サービス課長(前木場強也) 報告 り報告いたします。 第3号専決処分の承認を求めることにつきまし 専決処分の内容は、まず、報告第1号でござ て御説明申し上げます。 い ま す が 、 平 成 22年 12月 23日 に 牛 根 支 所 駐 車 場 交通事故による見舞金の支払いの執行に急施 で発生いたしました消防職員の消防車両運転中 を 要 し ま し た の で 、 平 成 23年 1 月 14日 に 、 平 成 の接触事故でございます。市は、相手方に責任 22年度垂水市交通災害共済特別会計補正予算(第 割 合 100% の 損 害 賠 償 額 1 万 8,900円 を 支 払 う こ 1号)を専決処分いたしましたことを御報告申 とで和解いたしました。 し 上げ 、 御 承 認 を 求 め よ う と す る も の で ご ざ い 次 に 、 報 告 第 2 号 で ご ざ い ま す が 、 平 成 22年 ます。 12月 1 日 に 市 内 錦 江 町 交 差 点 で 発 生 い た し ま し 補正の理由でございますが、交通事故による た保健福祉課職員によります公用車運転中の接 見 舞 金 の 支 払 い が 増 加 し た こ と に よ り 、 12月 に 触事故でございます。市は、相手方に責任割合 予備費から100万円流用し、支払いを 行っ ていま 20% の 負 担 を 相 殺 し 、 相 手 方 へ 損 害 賠 償 額 2 万 したが、その後も増加傾向にあり、見舞金に不 1,399円 を 支 払 う こ と で 和 解 い た し ま し た 。 足が生じたため、追加措置をしたものでござい なお、両事故とも車両損傷だけで、双方に身 ます。 体のけがはございませんでした。 今回、歳入歳出とも160万円を増額いた しまし また、損害賠償額は、全額加入しております た の で 、 補 正 後 の 歳 入 歳 出 予 算 額 は 820万 8,000 全 国 市 有 物 件 災 害 共 済 会 の 保 険 料 で 賄 わ れ ま す。 円になります。 当 事 者 に は 車 の 運 転 に 慎 重 を 期 す よ う 指 示 し、 補正の款項の区分及び区分ごとの金額並びに 全職員にも安全運転の励行を改めて喚起いたし 補正後の歳入歳出予算額は、2ページの第1表 ました。 歳 入 歳 出 補 正 に 掲 げ て あ る と お り で ご ざ い ま す。 以上で、報告を終わります。 事項別明細でございますが、4ページをお開 ― 9 ― きください。 ます。 歳 出 に つ き ま し て は 、 事 業 費 で ご ざ い ま す が、 社会福祉総務費の委託料は、垂水市地域福祉 見舞金を増額したものでございます。 計画策定の経費でございます。 これに対する歳入につきましては、繰越金の 8 ペ ー ジ の 衛 生 費 、 し 尿 処 理 場 費 の 修 繕 料 は、 前 年 度 繰 越 金 で 収 支 の 均 衡 を 図 っ て お り ま す。 環境センター内の焼却設備等の修繕の経費でご 以上で報告を終わりますが、御承認いただき ざいます。 ますようよろしくお願い申し上げます。 9ページの農林水産業費、堆肥センター費の 〇 財政課 長( 北迫 睦男) 報 告 第 4 号 専 決 処 分 備品購入費は、堆肥散布車を購入するものでご の承認を求めることにつきまして御説明申し上 ざいます。 げます。 農道整備事業費の工事請負費は、今川原地区 国の補正予算に係る地域活性化交付金事業が 農道等の整備事業費でございます。 決定されたことに伴い、関連経費の執行に急施 水 産 業 振 興 費 の 補 助 金 は 、 水 産 業 振 興 の た め、 を 要 し ま し た の で 、 平 成 23年 1 月 19日 に 、 平 成 備品購入費補助として両漁協へ支援するもので 22年 度 垂 水 市 一 般 会 計 補 正 予 算 ( 第 10号 ) を 地 ございます。 方自治法第179条第1 項の規定に よ り 専決処分し、 10ペ ー ジ で ご ざ い ま す が 、 商 工 費 の 観 光 施 設 同条第3項の規定により御報告申し上げ、承認 整備費は、「森の駅たるみず」の駐車場整備と を求めようとするものでございます。 高峠公園の看板設置等の経費でございます。 補正の理由でございますが、地域振興や弱者 土木費の道路維持費は、垂水8号線ほかの市 対策を目的として国の補正予算に計上されまし 道整備事業費でございます。 た地域活性化交付金事業の経費について、追加 12ペ ー ジ の 教 育 費 、 小 学 校 施 設 整 備 費 の 工 事 措置をしたものでございます。 請負費は、垂水小、協和小の特別支援学級の改 き め 細 か な 交 付 金 事 業 と し て 8,062万 8,000円、 修費用でございます。 光 を そ そ ぐ 交 付 金 事 業 と し て 2,005万 2,000円 計 13ペ ー ジ の 公 民 館 費 の 備 品 購 入 費 は 、 各 地 区 上しております。 公民館の情報機器の更新と地デジ対応テレビ購 それぞれの事業区分等は、本日資料をお配り 入等の経費でございます。 し ま し た の で 参 考 に し て い た だ け れ ば と 思い ま 図 書 館 費 は 、 知 の 拠 点 づ く り を 推 進 す る た め、 す。 市立図書館の図書の購入経費を計上しておりま 今 回 、 歳 入 歳 出 と も 1 億 68万 円 を 増 額 い た し す。 ましたので、これによります補正後の歳入歳出 保健体育費の体育施設の工事請負費は、市体 予 算 額 は 96億 6,884万 7,000円 に な り ま す 。 育館が老朽化により雨漏りが生じており、抜本 補正の款項の区分及び区分ごとの金額並びに 的な補修を行う経費でございます。 補正後の歳入歳出予算の金額は、2ページから これらに対する歳入は、前に返っていただき 4ページの第1表歳入歳出予算補正に掲げてあ まして6ページをごらんください。 るとおりでございます。 地方交付税と国庫補助金で収支の均衡を図っ 事項別明細でございますが、まず、歳出から ております。 主なものを申し上げます。 以上で報告を終わりますが、御承認いただき 7ページをお開きください。 ますようよろしくお願い申し上げます。 企画費は、DV予防啓発事業の経費でござい 〇 議 長 ( 川 達 志 ) た だ い ま の 報 告 に 対 し、 ― 10 ― これから質疑を行います。 ます。 質疑はありませんか。 ただ、今回の問題に関しましては、諸般の事 〇持留良一議員 今、報告がありました専決処 情を考慮してこういった形で対応させていただ 分 、 一 般 会 計 補 正 予 算 ( 第 10号 ) に 関 し て な ん き ま し た 。 ど う か 御 理解 を い た だ き た い と 思 い ですけれども、この問題については、私も内容 ます。 については非常に同意をするというか、賛成を 〇持留良一議員 私は、当初市長が就任されて す る と い う か 、 そ う い う 立場 で は あ る ん で す け い る か ら 、 余計 や っ ぱ り そ の あ た り と い う の は れ ど も 、 し か し 、 や は り こ の 交 付金 の 目 的 が ど きちっと対応する必要があると。諸般の事情云々 う だ っ た の か と い う こ と で 、 や は り 多 少な り と よ り も 、 や は り 今 こ の 問 題 が 起 き て い る 中 で、 も 私 は 議 論を し た か っ た な と い う 点 が あ っ た ん 地域、やっぱりその目的、例えば地域活性化ニー で す 。 そ う い う 意 味で は や っ ぱ り 、 ど う い う 状 ズにこたえた、応じていくきめ細かな趣旨の事 況であろうと、このような形で交付金が来た場 業だとか、それからあと住民に光をそそぐ交付 合 に は 、 や っ ぱ り 目 的 に 沿 っ た 形で ど う な の か 金というのは、それはやっぱり弱者対策とか自 ということは当然やっぱり議論していく必要が 立支 援 と か い ろ い ろ 、 等 々 あ る わ け な ん で す よ あ っ た だ ろ う と 思 う ん で す ね 。 そ う い う 意味 で ね。その中身で、本当にこの中身がそれに即し やっぱり、専決処分にされたというのはやはり ているのかどうなのかというのは、やっぱり議 ち ょ っ と 私は 心 残 り だ な と い う ふ う に 思 い ま す。 論 の 必 要 性 が あ っ た と い う ふ う に 思 う ん で す。 というのは、県下でも臨時議会等を開いてこの だ か ら こ そ 、 や っ ぱ り 諸 般 の 事 情 が あ ろ う が、 問題についてはされていますし、実際上、もう やっぱりそういう中身において、他議会も、幾 12月 議 会 で 対 応 し て い る 議 会 も あ っ た よ う に 聞 ら市長選があったとはいえ、その後のやっぱり いています。 対 応と し て 周 り の サ イ ド が そ れ な り の 配 慮 を し そ う い う 意 味 で は や は り 、 議論 す る こ と が や てきちっとする必要があったと。 っぱり重要な中身だろうというふうに思うんで 私は、専決というのは非常に、ある意味では すが、今回、市長も初めていろんな形で裁定を 議論そのものを簡略化してしまうという傾向が し て い か な き ゃ な ら な い 、 み ず か ら 決 定し て い な き に し も あ ら ず と い う こ と も あ り ま す の で、 か な き ゃ な ら な い と い う 点 が い ろ い ろ あ っ て、 こ れ は も う 要望 に し て お き ま す け れ ど も 、 今 後 就任当初でみずから判断するのもいろいろあっ ぜひとも、やっぱりそういうことがあったら必 た か と い う ふ う に 思う ん で す が 、 そ の あ た り で ず専決処分でしないで、議論を尽くしていただ この問題の重要性ということをかんがみたとき く よ う に お 願 い し た い と い う ふ う に 思 い ま す。 に 、 市 長 自 身 が 、 今 ま で 議 会 の 経 験 も 踏 ま え て、 これは要望です。 議員としての経験も踏まえて、この問題につい 〇 議 長 ( 川 達 志 ) ほ か に 質 疑 は あ り ま せ ん て こ れ で よ か っ た の か ど う な の か 御 意見 を い た か。 だきたいと思います。 [「なし」と呼ぶ者あり] 〇市長(尾脇雅弥)持留議員の御質問にお答 〇 議 長 ( 川 達 志 ) 質 疑 も な い よ う で す の で、 えをいたします。 これで質疑を終わります。 先ほど就任のあいさつでも申し上げましたと お諮りします。 おり、こういった問題に関して重々議論を深め 各 報 告 を 承 認 す る こ と に 御 異 議 あ り ま せ ん か。 て い く と い う こ と は 大 事な こ と だ と 考え て お り [「異議なし」と呼ぶ者あり] ― 11 ― 〇議長(川達志)異議なしと認めます。 明申し上げます。 よって、報告第3号及び報告第4号は、いず 平 成 20年 度 か ら の 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 に よ り、 れも承認することに決定しました。 それまでの老人保健医療特別会計につきまして △議案第1号・議案第2号一括上程 は、高額療養費等の精算事務や社会保険診療報 〇議長(川達志)日程第8、議案第1号及 酬支払基金、国庫支出金及び県支出金等の関係 び日程第9、議案第2号の議案2件を一括議題 で 2 年 間 の 設 置 義 務 が 課 せ ら れ て お り ま し た。 とします。 平 成 22年 度 で そ の 期 間 を 終 了 す る こ と と な り ま 件名の朗読を省略いたします。 したので、垂水市特別会計条例第1条第3項に 規定している老人保健医療特別会計を廃止しよ 議案第1号 垂水市財産の交換・譲与・無償貸 うとするものであります。 付等に関する条例の一部を改正する条例 平 成 23 年 4 月 1 日 か ら 施 行 す る も の で す が、 案 審議のほどよろしくお願い申し上げます。 議案第2号 垂水市特別会計条例の一部を改正 〇 議 長 ( 川 達 志 ) こ れ か ら 質 疑 を 行 い ま す。 する条例 案 質疑はありませんか。 〇宮迫泰倫議員 議案第1号、ここに新旧表が 〇議長(川達志)説明を求めます。 あるんですけれども、なぜ、新しい改正後に「前 〇 財政課 長( 北迫 睦男) 議 案 第 1 号 垂 水 市 財 2号に定めるもののほか、市長が必要と認める 産の交換・譲与・無償貸付等に関する条例の一 と き 」 と い う の が あ り ま す 。 何 か 緊 急な 事 態 が 部を改正する条例案について御説明申し上げま あ っ た の か 。 そ れ と も 、 な ぜ 第1 号に な っ た の す。 か。この1号と2号で十分だと思いますけれど この条例は、普通財産の交換・譲与・無償貸 も 、 ど う い う こ と が 想定 さ れ る の か と い う こ と 付等及び物品の交換・譲渡等に関して主に規定 をお聞きしたい。よろしくお願いします。 した条例でございますが、普通財産の無償貸付 〇 財政課長( 北迫睦 男) 今 回 、 改 正 案 を 提 案 または減額貸付に当たり、現在まで特定の事項 いたしましたのは、昨年、県の財務診断により の要件だけ明記されていたものを、今回、市長 まして、「財産の交換・譲与・無償貸付等に関 の判断による貸付を明記しようとするものでご する条例に該当しないにもかかわらず減免して ざいます。 いる」との指摘を受けたものでございます。 添付してあります新旧対照表で御説明申し上 行 政 財 産 の 目 的 外 使 用 条 例 の 減 免 規 定 に は、 げます。 「市長が認めるとき」というのを項目を規定を 改正案の第4条第3号、「前2号に定めるも しております。しかしながら、普通財産の貸付 ののほか、市長が必要と認めるとき」を1号追 等に は そ う い っ た 規定 が ご ざ い ま せ ん で し た の 加しようとするものでございます。 で、今回このように規定しまして減免措置を適 附則といたしまして、この条例は公布の日か 用したいと考えているものでございます。 ら施行しようとするものでございます。 例え ば 、 普 通 財 産 で あ り ま す ご み ス テ ー シ ョ 以上で説明を終わりますが、御審議のほどよ ン と か そ う い っ た と こ ろ 、 当 然 減免 す べ き で あ ろしくお願い申し上げます。 ろうといった土地を対象と考えております。 〇 市民課 長( 葛迫 隆博) 議 案 第 2 号 垂 水 市 特 〇宮迫泰倫議員 例えば今の言われたのを理解 別会計条例の一部を改正する条例案について説 す る に は 、 各振 興 会 に ご み ス テ ー シ ョ ン が あ り ― 12 ― ま す ね 、 そ う い う こ と だ け で と い う 理 解を し て 特に、今までの条文の中で達成できますけれ よろしいですか。それとも、各人が道路の一角 ども、今さっき申し上げましたようなごみステー を借りて看板を立てたり、そういうのも市長が シ ョ ン と か ボ ラ ン テ ィ ア 団 体 の 活 動 拠 点 と か、 認めたときは無償または減免になるということ そ う い っ た 当然 減 免 す べ き で あ ろ う と い う そ の になるのか。 部分について普通財産の規定を適用して減免し 〇 財政課長( 北迫睦男) 今申 し 上 げ ま し た ご ていくと、そういった考えでございます。 み ス テ ー シ ョ ン は 例 で ご ざ い ま す が 、 例え ば ボ 〇大薗藤幸議員 ごみステーションなり、そこ ランティア活動の拠点であったりとか、駐車場 ら 辺 は 納 得 し ま す け れ ど も 、 垂 水 市 の 普 通 財 産、 等の一時的な借用とか、あるいは本市が発注し 結局これ俗に言う不動産等の交換・譲与・無償 ました工事等の現場事務所とか、そういった必 貸 付、 こ れ も 含 ま れ る と い う ふ う に 理解 し な け 要になった場合に減免規定を適用したいと考え れ ば な ら な い よ う な 気 が し ま す が 、 過去 に そ う ております。 いうことが、今までの条例で不都合があったの 〇宮迫泰倫議員 ちょっと今、引っかかったん か。そして、なぜ今回この条例を追加する必要 ですけれども、工事現場の現場の借用というの が あ る の か 、 再 度 。 例え ば 、 そ の 後 ど の よ う な は工事費の中には入っていないんですか。そこ 事態にこの条例案の追加が必要になるのかとい ら辺をもう1回。 うことです。それをお聞きします。 〇 財政課長( 北迫睦男) 設 計 の 中 に 含 ま れ て 〇 財政課長( 北迫睦男) 単 に 根 拠 規 定 が な か いる場合と、そうでない場合とがあるようでご っ た 分 を 減 免 し て お り ま し た の で 、 そ れ を 今 回、 ざいます。 条例の中で規定を設けると、そういった趣旨で 〇 議 長 ( 川 達 志 ) ほ か に 質 疑 は あ り ま せ ん ございます。 か。 〇議長(川達志)いいですか。 〇大薗藤幸議員 これ、先ほど財政課長の説明 〇大薗藤幸議員 はい。 の中でちょっと私、把握しがたいんですが、結 〇 議 長 ( 川 達 志 ) ほ か に 質 疑 は あ り ま せ ん 局 垂 水 市 の 普 通 財 産 の 交 換 ・ 譲 与 ・ 無 償 貸 付 が、 か。 今までの条例で今後、この3号をつけ加えない [「なし」と呼ぶ者あり] と ま ず い こ と が あ る の か 。 ま ず い と い い ま す か、 〇議長(川達志)質疑なしと認めます。 都合が悪いと。要するに、この3号を追加しな これで質疑を終わります。 ければ今後、「市長が認めるもの」という文言 お諮りします。 を追加しなければならないことが想定されるの 議案第1号及び議案第2号の議案2件につい か 。 例 え ば ど う い う 場合 に そ う い う こ と が 起 こ ては、いずれも総務文教委員会に付託の上、審 るのかを御説明ください。 査したいと思います。 〇 財政課長( 北迫睦男) 先ほ ど 申 し 上げ ま し これに御異議ありませんか。 た よ う に 、 特に 問 題が あ る わ け で は ご ざ い ま せ [「異議なし」と呼ぶ者あり] んけれども、今まで減免していたものが、規則 〇議長(川達志)異議なしと認めます。 に 、 条 例 に 基 づ か な い も の を 減 免 し て い た と。 よって、議案第1号及び議案第2号の議案2 行政財産の貸付減免の規定を適用して、してお 件については、いずれも総務文教委員会に付託 りましたので、普通財産についてもその項目を することに決定しました。 設けたいというのが趣旨でございます。 △議案第3号~議案第6号一括上程 ― 13 ― 〇 議 長 ( 川 達 志 ) 日 程 第 10、 議 案 第 3 号 か 明申し上げます。 ら 日 程 第 13、 議 案 第 6 号 ま で の 議 案 4 件 を 一 括 平 成 23年 度 か ら 平 成 27年 度 ま で の 5 カ 年 に わ 議題とします。 た り 、 市 道 内 ノ 野 線 の 改 良 舗 装 事 業 を 行 い ま す。 件名の朗読を省略いたします。 市 道 内 ノ 野 線 に つ い て は 、 平 成 21年 度 か ら 平 成 22年 度 に か け て 、 県 道 垂 水 南 之 郷 線 と 交 わ る 議案第3号 内ノ野辺地に係る総合整備計画の 部分から250メートルを整備しておりますが、そ 策定について こから継続して、市道瀬戸山線と交わる部分ま 議案第4号 大隅広域市町村圏協議会の廃止に での1,530メートルを今回の計画で整備しようと ついて するものであります。 議案第5号 人権擁護委員候補者推薦につき意 各年度ごと の事業費は8,000万円で、 5年間の 見を求めることについて 総事業費は4億円を予定しております。辺地対 議案第6号 垂水市道の駅交流施設の指定管理 策 事 業 債 を 財 源 と す る こ と を 予 定 し て お り ま す。 者の指定について 以上で説明を終わりますが、御審議のほどよ ろしくお願いいたします。 〇議長(川達志)説明を求めます。 続きまして、議案第4号大隅広域市町村圏協 〇 企画課長( 山口親志) お は よ う ご ざ い ま す。 議会の廃止について御説明申し上げます。 議案第3号内ノ野辺地に係る総合整備計画の 昭 和 46年 10月 に 設 置 さ れ ま し た 大 隅 広 域 市 町 策定について御説明申し上げます。 村圏協議会でありますが、総務省の広域行政圏 辺地に係る総合整備計画とは、辺地に係る公 計 画 策 定 要 綱 が 平 成 21年 3 月 31日 付 で 廃 止 さ れ、 共的施設の総合整備のための財政上の特別措置 第4次大隅広域市町村圏計画の計画期間が平成 等に関する法律により定められた要件に該当し 22年 度 末 で 終 了 す る こ と に 伴 い ま し て 、 地 方 自 ている地域を辺地として、辺地とその他の地域 治法第252条の6の 規定により 、大隅4市5町で との間における住民の生活、文化水準の著しい 構成する大隅広域市町村圏協議会を廃止したい 格差の是正を図ることを目的として策定するも ので、本案を提案するものであります。 のであります。 以上で説明を終わりますが、御審議のほどよ また、この辺地に係る総合整備計画に基づい ろしくお願いいたします。 て実施される事業の必要経費については、元利 〇市長(尾脇雅弥)次に、議案第5号につい 償 還 に 要 す る 経 費 の 80% が 交 付 税 措 置 さ れ る 辺 て御説明を申し上げます。 地対策事業債を財源とすることができます。 現在、人権擁護委員であります大山信矢氏が 内 ノ 野 辺 地 に つ き ま し て は 、 平 成 18年 度 か ら 平 成 23年 6 月 30日 を も っ て 任 期 満 了 と な り ま す 平 成 22年 度 ま で 市 道 内 ノ 野 線 の 改 良 工 事 、 「 猿 こ と か ら 、 引 き 続 き 同 氏 を 推 薦 す る に 当 た り、 ヶ 城 渓 谷 森 の 駅 た る み ず 」 の 整 備 計 画 を 策 定 し、 人 権 擁 護 委 員 法 第 6 条 第 3 項 の 規 定 に 基 づ き、 事業を行いました。 議会の意見を求めるものでございます。 こ の た び 、 前 回 計 画 に 引 き 続 き 、 平 成 23年 度 推薦しようとする大山信矢氏の住所は垂水市 か ら 平 成 27年 度 を 計 画 期 間 と し た 新 た な 内 ノ 野 牛 根 麓 2067番 地 3 号 ( 後 ほ ど 訂 正 あ り ) 、 生 年 辺地総合整備計画を策定することについて、議 月 日 は 昭 和 25年 10月 1 日 で ご ざ い ま す 。 会の議決を求めようとするものであります。 なお、人権擁護委員の任期は3年でございま 内ノ野辺地総合整備計画の内容について御説 す。 ― 14 ― 以上で議案の説明を終わりますが、よろしく 組合のほうが施設を継承してきたわけです。そ 御 審 議 く だ さ い ま す よ う お 願 い を 申 し 上 げ ま す。 こで、私たちも議会で議決をしたわけなんです 〇 商工観光課長( 倉岡孝昌) 続き ま し て 、 議 けれども、要は、なぜ今回公募になったのかと 案第6号垂水市道の駅交流施設の指定管理者の い う 非 常 に 私 に は 疑 問 が 出 て き て い る ん で す。 指定について御説明申し上げます。 というのは、この施設運用に関する運用基本 垂水市道の駅交流施設の管理に関する指定管 方 針 と い う の が 市 の ほ う に あ り ま す け れ ど も、 理 者 の 指 定 は 平 成 23年 3 月 31日 を も っ て 期 限 を その方針の中に、また条例の中にも、「公募に 終 え る こ と に な り ま す の で 、 今 後の 管 理 に つ い よ ら ず に 」 と い う の が 明 記を さ れ て い ま す 。 そ て次のとおり提案するものでございます。 この関係でちょっと疑問が生じたんですけれど 管理の方法は、これまでどおり指定管理者制 も、1つは、選定方法ということで、地域に密 度によるものとし、今回、指定管理者の指定候 着 し た 運 営 が 求 め ら れ る と い う 点 に つ い て は、 補者として公募により申請のありました6団体 地域住民が主体となった組織であることについ の中から、指定管理者候補者選定委員会を2回 て、一定の運営点を付与するなど1つの特性に 開催し、その御意見を受けまして選定いたしま おいた、より適切な評価を行うという、これは した株式会社芙蓉商事を提案いたすものでござ 選定基準の中に書かれている、選定するに当た います。 っての問題だというふうに思います。 指 定 す る 期 間 は 、 平 成 23年 4 月 1 日 か ら 平 成 私 、 今 ま で 、 こ う い う こ と が や っ ぱ り 中心 に 26年 3 月 31日 ま で の 3 年 間 で ご ざ い ま す 。 あったから、公募によらずに指定管理者をこれ 今回の議案は、垂水市公の施設に係る指定管 ま で も 提 案さ れ て き た の だ ろ う な と い う ふ う に 理者の指定手続に関する条例第4条の規定によ 思っ た ん で す 。 と こ ろ が 、 今 回、 そ う に は な ら り、垂水市道の駅交流施設の管理を行わせる指 ずにいわゆる公募によって選定がされたという 定管理者の指定をするに当たり、地方自治法第 こ と で 、 非 常 に こ の あ た り の 関 係 も 含め て 、 な 244条の 2第6項の 規定に より 、議会の議決を求 ぜ な ん だ ろ う と い う こ と が な か な か 理 解で き な めるものでございます。 い 点 が あ り ま し た 。 1 つ は 、 こ の 点が そ う で す。 なお、指定管理者候補者選定委員会における 2点目は、雇用問題です。要するに、期間が 経緯等は、別途添付しました資料のとおりでご 3 年 間 ご と に 要 す る に 雇 用 が 変 わ っ て い く と。 ざいます。 今回の場合はもう基本的には管理組合のほうが 以上で議案第6号の御説明を終わります。御 解散になりますので、結果として失業になって 審議のほどよろしくお願い申し上げます。 しまうということになります。要するに、この 〇 議 長 ( 川 達 志 ) た だ い ま の 説 明 に 対 し、 問題で大事な点は、やはり市がそういう状況を これから質疑を行います。 つ く り 出 し て い い の か と い う 問 題な ん で す 。 一 質疑はありませんか。 方では、地域福祉の向上を図ると言いつつ、地 〇持留良一議員 議案第6号について、またこ 域の雇用という形でこの施設もその目的の1つ れは一般質問等でも取り上げていきたいと思い と し て 掲 げ ら れ て き ま し た 。 と こ ろ が 、 今 回の ますので、基本的な部分に、問題について質疑 場合は基本的には皆さんが失業するという事態 をさせていただきたいと思います。 に 、 再雇 用 さ れ る か ど う か と い う の は こ れ は も 1 つ は 、 今ま で 6 年 間、 ス タ ー ト し て か ら 6 う明らかにされていません。 年ですかね、前回は公募によらずに現在の管理 というのは、先ほどの文章の中でもそれは求 ― 15 ― めていくと、職員の採用に配慮することを求め す る ノ ウ ハ ウ や 収 支 の 見 込 み な ど 基 礎 的 知 識、 て い く と い う こ と で 、 こ こ の 責 任は 何 ら 明 記 さ 資料等がなく、また、当初の設置目的をスムー れ て い な い ん で す よ ね 。 本 来 で あ れ ば 当 然そ の ズに遂行させるための試験的な考えもございま ことも明記をして確保に当たっていくと、雇用 して、公募によらない方法で行政主導による任 の 責 任 も 含め て し っ か り そ こ に は 当 た っ て い く 意 の 組 合 を 設 立 し 、 指 定 管 理 者 と し て 指 定 し、 というのが本来の私は行政の立場だろうと。し これまで2期・6年管理してまいりました。 かし、今回このような問題というのは、逆に市 今回は、これまでの管理の管理手法や収入・ み ず か ら が そ う い う 状 態を つ く り 出 し て し ま う、 支出の見込みが想定できるようになりましたこ 失業をつくり出してしまう。もしくは、再雇用 と、また、開設当初からしますと、類似施設が になっても、ここにあるとおり皆さんが、要綱 周辺市町にできたり、経済の変化などもあるな の運用にあるように経費の削減というふうにな ど経営環境が厳しくなっており、民間の能力を ってくると、当然のごとく、職員の人件費とか 活用することによるさらなる改善が必要と思わ 含めて、これはもう避けて通れない問題が出て れ、指定管理者を公募によることとしたもので くるだろうと思います。 ございます。 そ う な っ た と き に 、 こ の 雇 用の 問 題 と い う の 次に、雇用の問題でございますけれども、雇 をやはり本来であれば自治体が、そこに責任を 用につきましては、指定管理の期間を3年とい 持って雇用しなさいとか、雇用条件も含めてこ う こ と で 更 新し て ま い り ま し た の で 、 3 年 ご と れは明記していくことが大事だというふうに思 に 更 新す る と い う こ と に な り ま す 。 ま た 、 こ れ う ん で す が 、 こ の 2 点に つ い て ど の よ う に 、 市 は基本的なこと、変わりはございませんけれど 長は最終的に決定をされたわけなんですけれど も、この更新、今回公募をするに当たりまして も、大変冒頭からこういうきつい質問をします も、要綱の中に「現在勤めていらっしゃる方々 けれども、市長自身は最終的に決定された判断 の雇用については十分配慮していただきたい」 と し て 、 こ の よ う な 状 況を ど の よ う に 踏 ま え て と い う 条 件 を 添 付 し 、 公 募 い た し ま し た の で、 判断されたのか、決定されたのかお聞きをした そのことは、今回提案しようとしております団 いと思います。 体ほか皆さん同じような提案をしていただいて 〇市長(尾脇雅弥)まず初めに担当課長から いるところでございます。 経緯等を説明をさせていただいて、その後でお 〇市長(尾脇雅弥)持留議員の質問にお答え 答えさせていただきたいと思います。 をいたします。 〇 商工観光課長( 倉岡孝昌) 持留議員の 御質 な ぜ 今 回 公 募 か と い う こ と に 関 し ま し て は、 問にお答えしたいと思います。 今、担当課長がお話をしたような規定に基づい まず1点目の、なぜ今回公募したかというこ て公募、本来公募をするということも1つ、第 とでございますが、垂水市道の駅交流施設の指 2条の中にうたってあるということでございま 定管理者の指定につきましては、指定手続等に す。 関する条例の第2条に公募、そして第5条に公 そ れ と 、 雇用 の 問 題で す け れ ど も 、 お っ し ゃ 募によらない指定管理者の候補者を選定すると るような不安な要素というのも現実的にあろう いう規定がございます。 か と 思っ て お り ま す 。 た だ 、 そ の 辺の と こ ろ も 道の駅交流施設につきましては、これまで御 話し合いの中でそういった要望も強く重ねてお 存じのとおり、これまで開設当初に、運営に関 願い を し て お り ま す の で 、 今 後 い ろ ん な 形で そ ― 16 ― の こ と も さ ら に 要 望し て ま い り た い と 考 え て お す よ ね 。 そ う す る と 、 や っ ぱ り 地 域 密着 型 の こ ります。 れは施設であると。おまけに福祉の施設のサー 〇持留良一議員 第5条、公募によらない指定 ビス部門も併設をしているという問題があるわ 管理者の候補者の選定、市長等が、公の施設の けなんですよね。やっぱりそうなってきたとき 性格、規模、機能等を考慮し、設置目的を包括 に 、 や っ ぱ り こ の 目 的 か ら 考 え て み た と き に、 的かつ効率的に達成するために必要と認めると や は り 公 募 で は な く 、 今 ま で の 専 門 性 や 継 続 性、 き と い う 形で 、 こ れ ま で こ う い う 形 で 公 募は し なおかつ施設が持っている公共性、こういうこ な か っ た と い う ふ う に 理 解を し て き た わ け で す。 とから考えてみた場合に、やっぱり私は公募に 前回も、3年前もそういう私たちは議論をさせ よらずにというほうがよかったのではないかな ていただいたような記憶があります。 と い う ふ う に 思 う ん で す が 、 こ の 点 に つ い て、 要するに、この目的を達成するためには、や いわゆる目的等の関係で議論はなかったのかど はり公募によらない今までの管理の方法が一番 う な の か 。 こ の こ と は ま た 改 め て 議 事録 と か 議 妥当ではないか、そのことがやっぱりあると思 会に も 出 し て い た だ き た い と い う ふ う に 思 い ま う ん で す よ ね 。 と い う の は 、 民 間企 業 が 入 る と す け れ ど も 、 ぜ ひ そ の あ た り で ど う だ っ た の か、 いうことはどういうことかということなんです 1点だけお聞きしたいと思います。 よ。御存じのとおり、南大隅町では2つの施設 それと、雇用の問題ですけれども、今言われ が、サタデーランドがもう指定の取り消しを受 たとおり、配慮するだとか要望するだとか、非 け ま し た し 、 そ れ か ら バ ン ガ ロ ー 休 養 施 設が こ 常にあいまい、無責任な私は態度だと思うんで れ は も う 直 営に な り ま し た 。 そ う い う や っ ぱ り すよ。そういう意味では、やっぱり指定管理者 問 題 性 が ど う し て も 出て き ち ゃ う 。 そ れ は な ぜ なり自治体がそこは責任を持つと、確約をとっ か と い う と 、 さ っ き 言っ た と お り 、 そ う い う 経 て い く と か 、 も し く は 責 任 を し っ か り 行 政が そ 済 、 い わ ゆ る 企 業 の 利 益 を 追 求 す る が ゆ え に、 こ で 指導 し て い く と い う ふ う に な ら な い の か と い ろ ん な こ と が 問 題と し て 出 て き て し ま う 。 そ いうのが私は1点あるんです。 の結果、極端なことを言えば指定の取り消しだ と い う の は な ぜ か と い う と 、 今ま で 地 労委 だ とか、もしくはもう倒産というふうな問題も出 とか中労委でそういう決定をしたところもある てくると。 ん で す よ 。 そ う い う こ と を 踏ま え る と 、 や は り だからこそ、今、指定管理者の問題として出 私は一歩前進して、垂水のそういう雇用の場を されているのが、1つは、公の持つ1つの公共 つくり出してきた関係からも、やはり自治体が 性、それから専門性、継続性、安定性がやはり そこは責任を持って雇用の責任を明確にしてい 確 保 で き な い と い う 問題 な ん か も あ る と い う こ くということが非常にやはり行きがかり上、経 と も 言わ れ て い ま す 。 そ れ か ら 、 働 く 人 た ち の 過か ら も 必要 な こ と だ と い う ふ う に 思 う ん で す 問題については、期間が3年間と定められてい よ。不安定な雇用にならないためにもそのあた る と い う こ と に よ っ て 保障 が さ れ な い と い う 問 り は 行 政 が し っ か り 責 任 を 持 っ て 対 応 し て い く、 題があるわけなんです。 このことが非常に今、重要な点だというふうに だ か ら こ そ 、 や は り 、 こ れ は ま た 深 く 一般 質 思い ま す が 、 こ の 2 点 に つ い て お 聞 き を し た い 問でもしますけれども、1つお聞きしたいんで と思います。 す け れ ど も 、 公 共 性 の 高 い 施 設 だ と い う こ と は、 〇商工観光課長( 倉岡孝昌) ま ず 、 公募の 件 こ れ は も う 皆 さ ん が 周知 さ れ て い る と 思 う ん で でございますけれども、道の駅は、議員御承知 ― 17 ― のとおり本市の施設、本当に重要な施設でござ 〇大薗藤幸議員 インターネットでは1月7日 います。重要な施設であればこそ経営も安定し か ら 1 月 31日 が 公 募 期 間 と 書 い て あ る ん で す よ。 な け れ ば な ら な い と 思 い ま す 。 そ う い う 中で 現 市 内 に 各 戸 配 布 さ れ た や つ は 1 月 11日 か ら 1 月 状がどうであるかといいますと、先ほども申し 31日。 な ぜ 4 日 違 う ん で す か と い う こ と を お 聞 上げましたとおり、経営状況は厳しい状況にご きしているんです。 ざ い ま す 。 こ れ を 改善 す る と い う 大 き な テ ー マ 〇商工観光課長(倉岡孝昌) 申し わ け ご ざ い が ご ざ い ま し た の で 、 今 回 は 公募 と い た し た と ません。指定管理者の募集は、1月7日から1 ころでございます。 月 31 日 ま で で ご ざ い ま す 。 正 直 に 申 し ま し て、 そ れ と 、 2 点 目 の 雇用 で ご ざ い ま す け れ ど も、 市 報 で 配 布 し ま し た 「 1 月 11日 」 と い う の は 誤 雇用につきましても、各提案者からの提案の内 っております。 容を見ますと、人員配置等々詳しく記載されて 〇大薗藤幸議員 大事なことを間違いましたっ お り ま し て 、 そ こ に 職員 で あ る と か パ ー ト で あ て 、 ち ょ っ と 信 じ ら れ な い 。 こ れ で す ね 、 何で る と か い う こ と も 記 載さ れ て お り ま す の で 、 そ か と い う と 、 余 り 時間 を と る と い け ま せ ん け れ こを守っていただくということで雇用の確保は ども、またこれ産業委員会かな、付託は、私は できると思います。 傍 聴さ せ て い た だ き ま す け れ ど も 、 道の 駅 の 職 また、提案書につきましては、それが履行さ 員もしくは出荷者組合からいろんな反論があっ れない場合の当然、契約の解除でありますとか たはずなんですよね。で、何かマスコミ等にそ ペナルティーでありますとか、そういうものも れなりの連絡を出荷者組合の方々がされたみた 発生してまいりますので、そこは守っていただ い 、 そ う い う ふ う に 電 話 で お 聞き を し て お り ま けるものと思っております。 す 。 そ し て 、 イ ン タ ー ネ ッ ト な り 、 市 の 掲示 板 〇 議 長 ( 川 達 志 ) ほ か に 質 疑 は あ り ま せ ん だ け で 広 報す る の は い か が な も の か と い う こ と か。 で多分、これは私の推測ですけれども、所管の 〇大薗藤幸議員 議案第6号、同じく。 課のほうでは市民にやはり広報しなければまず 1 月 7 日 の 日 か ら 1 月 31日 ま で 、 ホ ー ム ペ ー い と い う こ と で 「 11日 か ら 」 と 。 余 り 、 20日 前 ジ と い い ま す か 、 イ ン タ ー ネ ッ ト で は 公募 し て 後に市民の手に届く文書が「1月7日からであ い ま し た ね 。 と こ ろ が 、 1 月 20日 前 後 に 「 社 協 った」では遅いんじゃなかろうかというような だより」と一緒に振興会から配布があった文書 こ と を 私 な り に 推 測い た し ま し た け れ ど も 、 ま では、これ各戸に配布してあるはずですね、「1 たこれ産業委員会等で、なぜその4日間違うの 月 11日 か ら 」 と 書 い て あ る ん で す よ 。 何 で 4 日 か、そこら辺を再度多分議論をされると思いま 違うんでしょうかね、これをちょっと。 す の で 、 傍 聴を さ せ て い た だ き た く お 願 い い た 〇 商工観光課長( 倉岡孝昌) 公募は 、 1 月11 します。 日 か ら イ ン タ ー ネ ッ ト に よ る 掲示 を い た し て お 〇 議 長 ( 川 達 志 ) い い で す か 。 ( 大 薗 藤 幸 り ま し て 、 済 み ま せ ん 、 1 月 11日 か ら 1 月 31日 議員「答弁は要りません」と呼ぶ) ま で イ ン タ ー ネ ッ ト に よ る 掲 示を い た し て お り ほかに質疑はありませんか。 ま す 。 お 配り い た し ま し た の は 、 そ の こ と を さ 〇宮迫泰倫議員 今、6号議案で過ちと言われ らに承知していただきたく、商工観光課のお知 たんですけれども、市長にちょっとお聞きしま ら せ で 配布 さ せ て い た だ い た と こ ろ で ご ざ い ま す。5号議案です。6号議案は産業委員会に付 す。 託と な る と 思い ま す か ら 、 そ の と き や り ま す け ― 18 ― れども。5号議案、この中で、市長は今、大山 22年 度 垂 水 市 一 般 会 計 補 正 予 算 ( 第 11号 ) 案 を さ ん の 住 所 を 麓 の 2067番 地 の 3 号 と 言 わ れ ま し 議題とします。 た。「ご」があるのかないのか、その「ご」は 説明を求めます。 数 字 の 5 な の か 、 こ の 号 な の か 。 そ こ は 誤り か 〇 財政課 長( 北迫 睦男) 議 案 第 7 号 平 成 22年 どうか。 度 垂 水 市 一 般 会 計 補 正 予 算 ( 第 11号 ) 案 を 御 説 〇 市 長 ( 尾 脇 雅 弥 ) 済 み ま せ ん 、 2067番 地 の 明申し上げます。 3でございました。訂正いたします。 今回の補正の主な理由でございますが、執行 〇宮迫泰倫議員 これは私が質問しなければこ 残や事業費の確定に伴う予算整理と基金の積み の ま ま 「 号 」 が つ い た と 思う ん で す よ 。 や っ ぱ 立て、特別会計への繰り出し等の予算措置、並 りそこら辺を徹底してしっもらわんな。自分た びに債務負担行為と地方債の補正が必要になっ ち の 都 合 で や っ て も ら っ ち ゃ 困る ん で す よ 。 皆 たものでございます。 さんの常識とこっちの常識は違うんです。それ 今 回 、 歳 入 歳 出 と も 2 億 6,583万 3,000円 を 減 を覚えてください。そうですよ。 額 し ま す の で 、 こ れ に よ る 補 正 後 の 金 額 は 94億 以上です。 301万 4,000円 に な り ま す 。 〇 議 長 ( 川 達 志 ) ほ か に 質 疑 は あ り ま せ ん 補正の款項の区分及び区分ごとの金額並びに か。 補正後の歳入歳出予算の金額は、2ページから [「なし」と呼ぶ者あり] 6 ペ ー ジ ま で 掲 げ て あ る と お り で ご ざ い ま す。 〇議長(川達志)質疑なしと認めます。 7ページから8ページに、債務負担行為の追 これで質疑を終わります。 加がありましたのでお示ししております。 お諮りします。 畜産経営維持緊急支援資金利子補給金は、価 議案第3号から議案第6号までの議案4件に 格低迷により資金繰りが悪化している畜産農家 ついては、いずれも所管の各常任委員会にそれ の経営改善を図る目的で利子補給を行うもので ぞれ付託の上、審査したいと思います。 ございます。補正第3号で計上しておりました これに御異議ありませんか。 が、追加の借り入れがありましたので、補正を [「異議なし」と呼ぶ者あり] お願いするものでございます。 〇議長(川達志)異議なしと認めます。 ま た 、 口 蹄 疫 経 営 維 持 緊 急 資 金 利 子 補 給 金 は、 よって、議案第3号から議案第6号までの議 口蹄疫の発生により被害を受けた畜産農家の経 案4件については、いずれも所管の各常任委員 営を再建するために利子補給をするものでござ 会にそれぞれ付託することに決定しました。 います。同様に、追加借り入れがありましたの ここで、暫時休憩します。 で、補正をお願いするものでございます。 次 は 、 11時 15分 か ら 再 開 し ま す 。 地方 債 に も 補 正 が あ り ま し た の で 、 9 ペ ー ジ 午 前 11時 5 分 休 憩 に 追 加 分 を 、 10ペ ー ジ に 変 更 分 を お 示 し し て お ります。 午 前 11時 15分 開 議 9ページの追加分につきましては、種子島周 〇議長(川達志)休憩前に引き続き会議を 辺 漁 業 対 策 の 身 代 湾 整 備 事 業 で ご ざ い ま す が、 開きます。 一般公共事業債から過疎債への充当がえでござ △議案第7号上程 います。 〇議長(川達志) 日程第14、議案第7号平成 10ペ ー ジ の 変 更 分 は 、 そ れ ぞ れ 起 債 事 業 費 の ― 19 ― 確定による変更でございます。それぞれ右の欄 村振興資金借入金を財政健全化のため繰り上げ に示す限度額に変更し、本年度の借入総額を追 償還を行うものでございます。 加 分 、 変 更 分 、 合 計 し て 10億 2,281万 6,000円 に こ れ ら に 対 す る 歳 入は 、 前に 戻 り ま す が 、 11 しようとするものでございます。 ペ ー ジ の 事 項 別 明 細 書 の 総 括 表 及 び 13ペ ー ジ か 次に、歳入歳出補正予算事項別明細のうち主 らの歳入明細にありますように、分担金及び負 な も の を 御 説 明 申 し 上 げ ま す が 、 歳 出 の う ち、 担金、使用料及び手数料、国庫支出金、県支出 事務事業の確定に伴う予算整理に係るものは省 金、市債などの特定財源を充て、市税等不足す 略させていただきます。 る部分につきましては地方交付税を充てて収支 ま ず 、 24ペ ー ジ を お 開 き く だ さ い 。 の均衡を図っております。 25ペ ー ジ に か け て の 8 目 財 産 管 理 費 の 積 立 金 以上で説明を終わりますが、御審議のほどよ のうち減債基金は、将来の元利償還に充てるた ろしくお願い申し上げます。 めの財源を確保し、中長期的な公債費負担の平 〇 議 長 ( 川 達 志 ) た だ い ま の 説 明 に 対 し、 準化を図ることを目的としていますが、今年度 これから質疑を行います。 は地方交付税の増額等により決算剰余金が見込 質疑はありませんか。 ま れ ま す の で 、 減 債 基 金 へ の 積 み 立 て に よ り、 [「なし」と呼ぶ者あり] 今後の健全な財政運営を図ろうとするものでご 〇議長(川達志)質疑なしと認めます。 ざいます。 これで質疑を終わります。 10 目 の 企 画 費 の 廃 止 路 線 代 替 バ ス 運 行 費 は、 お諮りします。 負担金の確定に伴うものでございます。 本議案は、各所管常任委員会に付託の上、審 29目 旅 券 発 給 事 務 費 は 、 県 の 権 限 移 譲 に よ り、 査したいと思います。 平 成 23年 4 月 1 日 よ り パ ス ポ ー ト の 申 請 交 付 業 これに御異議ありませんか。 務を本市の窓口で開始いたしますので、その準 [「異議なし」と呼ぶ者あり] 備費でございます。 〇議長(川達志)異議なしと認めます。 次 に 、 31ペ ー ジ を お 開 き く だ さ い 。 よって、議案第7号は、各所管常任委員会に 14目 国 民 健 康 保 険 事 業 費 の 繰 出 金 は 、 国 民 健 付託することに決定しました。 康 保 険 特 別 会 計 の 歳 入 不 足 が 見 込 ま れ る た め、 △ 議 案 第 8 号 ~ 議 案 第 16号 一 括 上 程 一般会計からの法定外繰出金でございます。 〇 議 長 ( 川 達 志 ) 日 程 第 15、 議 案 第 8 号 か 次 に 、 36ペ ー ジ の 病 院 費 で ご ざ い ま す が 、 交 ら 日 程 第 23、 議 案 第 16号 ま で の 議 案 9 件 を 一 括 付税措置額の確定に伴う増額でございます。 議題とします。 49ペ ー ジ を お 開 き く だ さ い 。 件名の朗読を省略いたします。 小学校施設整備費の大きな減額は、耐震化事 業と空調設備整備事業費の確定に伴うものでご 議 案 第 8 号 平 成 22年 度 垂 水 市 国 民 健 康 保 険 特 ざいます。 別会計補正予算(第4号)案 50ペ ー ジ を お 願 い い た し ま す 。 議 案 第 9 号 平 成 22年 度 垂 水 市 後 期 高 齢 者 医 療 中学校施設整備費の減額も、中央中学校の大 特別会計補正予算(第1号)案 規 模 改 造 事 業 費 の 確 定 に よ る も の で ご ざ い ま す。 議 案 第 10号 平 成 22年 度 垂 水 市 交 通 災 害 共 済 特 56ペ ー ジ を お 開 き く だ さ い 。 別会計補正予算(第2号)案 公債費の地方債元金でございますが、県市町 議 案 第 11号 平 成 22年 度 垂 水 市 介 護 保 険 特 別 会 ― 20 ― 計補正予算(第3号)案 それでは、歳入歳出予算事項別明細書にて説 議 案 第 12号 平 成 22年 度 垂 水 市 老 人 保 健 施 設 特 明い た し ま す が 、 ま ず 、 歳出 の 6 ペ ー ジ を お あ 別会計補正予算(第1号)案 けください。 議 案 第 13号 平 成 22年 度 垂 水 市 病 院 事 業 会 計 補 な お 、 金 額は お 示 し し て あ り ま す の で 、 読 み 正予算(第2号)案 上げないことを御了承ください。 議 案 第 14号 平 成 22年 度 垂 水 市 と 畜 場 特 別 会 計 1款総務費ですが、電算処理委託費ほか不用 補正予算(第3号)案 額、そして運営協議会委員の費用弁償、印刷製 議 案 第 15号 平 成 22年 度 垂 水 市 簡 易 水 道 事 業 特 本費及びレセプト点検員と訪問指導員の賃金を 別会計補正予算(第4号)案 補正いたしました。 議 案 第 16号 平 成 22年 度 垂 水 市 水 道 事 業 会 計 補 2款保険給付費ですが、歳入の療養給付費負 正予算(第3号)案 担金の減額に伴う財源更正と、支給実績と今後 の所要額を勘案し、補正いたしました。 〇議長(川達志)説明を求めます。 3款後期高齢者支援金等ですが、後期高齢者 〇 市民課 長( 葛迫 隆博) 議 案 第 8 号 平 成 22年 支 援 金 分 の 減 額 等 に 伴 う 財 源 更 正 で あ り ま す。 度垂水市国民健康保険特別会計補正予算(第4 6款介護納付金ですが、歳入の国・県支出金 号)案について説明申し上げます。 の増額に伴う財源更正であります。 今回の補正は、歳入歳出とも1億3,835万6,000 7款共同事業拠出金ですが、国保連合会から 円 追 加 し 、 歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 を 28億 1,908万 4 の通知に基づき補正いたしました。 ,000円 と す る も の で ご ざ い ま す 。 8款保健事業費につきましても、今後の所要 今回の主な補正理由を申し上げます。 額を勘案し、減額いたしました。 歳出ですが、保険給付費につきましては、こ 9 款 基 金 積 立 金 は 、 利 息 の 補 正 で あ り ま す。 れまでの実績と今後の動向を勘案し、各費目に 11款 諸 支 出 金 で す が 、 今 後 の 所 要 額 を 勘 案 し、 おいて所要額の補正を行い、また、共同事業拠 補正いたしました。 出金において、国保連合会からの通知に基づき 詳 細 に つ き ま し て は 、 事 項 別 明 細 書 の 13ペ ー 増額補正を行いました。 ジ か ら 22ペ ー ジ を 参 照 願 い ま す 。 次に、歳入ですが、国保税及び諸収入につき 次 に 歳 入で あ り ま す が 、 6 ペ ー ジ を お 開き く ましては、作成日の調定額と今後の動向を勘案 ださい。 し 、 各 費 目 に お い て 所 要 額 の 補 正 を 行 い 、 ま た、 1款国民健康保険税ですが、直近の調定額に 国・県支出金及び共同事業交付金において、直 基づき補正いたしました。 近の交付通知額に基づき所要額の補正を行いま 4款国庫支出金ですが、年間概算交付額が示 した。 されたことに伴い、それに見合う額の歳入を補 そして、他会計繰入金では、一般会計繰入金 正いたしました。 と し て 法 定 内 繰 入 金 の 補 正 の ほ か 、 今 回 初 め て、 7款県支出金におきましても、県から年間概 その他繰入金を計上いたしております。本年度 算 交 付 額 が 示 さ れ た こ と に 伴 う 補 正 で あ り ま す。 の保険給付費が異常な増加に伴い、歳出に対す 9款共同事業交付金ですが、国保連合会から る歳入財源が不足する事態となりましたことか の通知に基づき増額補正いたしております。 ら、法定外繰入金により収支の均衡を図ってお 10款 財 産 収 入 で す が 、 基 金 積 立 金 を 取 り 崩 し ります。 たことによる減額補正であります。 ― 21 ― 11款 繰 入 金 で す が 、 基 金 積 立 金 の 利 息 を 補 て 次 に 歳 入で す が 、 5 ペ ー ジ を お 開 き く だ さ い。 んすることとし、また、保険基盤安定繰入金等 1款1項後期高齢者医療保険料につきまして の確定に伴い、一般会計繰入金を補正いたしま は、1目特別徴収保険料と2目普通徴収保険料 した。 をそれぞれ減額補正いたしました。 また、本年度の保険給付費が異常な増加に伴 3 款 1 項 2 目 の 保 険 基 盤 安 定 繰 入 金 で す が、 い、歳出に対する歳入財源が不足する事態とな 歳出の保険基盤安定分担金の減に伴う繰入金の りましたので、その他繰入金を計上いたしてお 減額補正であります。 ります。これまでは財源不足分につきましては 6ページです。 基金積立金から繰り入れておりましたが、既に 4款1項1目の繰越金ですが、全事業の実績 第3号補正において基金全額を繰り入れており 確定に伴う補正であります。 ますことから、その他繰入金として一般会計か 5款2項1目保険料還付金は、今後の所要額 らの法定外繰入金により収支の均衡を図ること を勘案し、減額しております。 といたしました。 以上で、議案第8号及び議案第9号の補正予 13款 の 諸 収 入 で す が 、 今 後 の 見 込 み 額 を 補 正 算案の説明を終わりますが、審議のほどよろし いたしております。 くお願い申し上げます。 詳細につきましては、事項別明細書の7ペー 〇市民相談サービス課長(前木場強也) 議案 ジ か ら 12ペ ー ジ を 参 照 願 い ま す 。 第 10号 平 成 22年 度 垂 水 市 交 通 災 害 共 済 特 別 会 計 以 上 で 、 議 案 第 8 号 平 成 22年 度 垂 水 市 国 民 健 補正予算(第2号)案について御説明申し上げ 康保険特別会計補正予算(第4号)案の説明を ます。 終わります。 今回の補正の理由でございますが、歳入額の 次 に 、 議 案 第 9 号 平 成 22年 度 垂 水 市 後 期 高 齢 差 額 を 調 整 い た し ま す こ と と 、 事 業 費 の 負 担 金、 者医療特別会計補正予算(第1号)案について 補助及び交付金の見舞金を増額することが主な 説明申し上げます。 理由でございます。 今 回 の 補 正 は 、 歳 入 歳 出 と も 881万 2,000円 減 補正の 額は、 歳入歳出とも 82万1,000円追加し、 額 し 、 歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 を 2 億 494万 1,000円 歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 を 902万 9,000円 と す る も の とするものでございます。 でございます。 補正の主な理由でございますが、後期高齢者 5ページをお開きください。 保険料及び鹿児島県後期高齢者医療広域連合納 歳出につきましては、1款事業費の補正にな 付金の納付見込みに伴う補正であります。 りますが、交通事故による見舞金の支払いが増 歳入歳出補正予算事項別明細により御説明い 加したことにより、負担金、補助及び交付金の たします。 見舞金を増額し、積立金の基金利子が確定しま 歳出から御説明いたします。 したことにより、積立金を減額しようとするも 7ページをお開きください。 のでございます。 2款1項1目の後期高齢者医療広域連合納付 歳 入に つ き ま し て は 、 4 ペ ー ジ で ご ざ い ま す 金 は 、 平 成 22年 度 の 保 険 料 収 納 の 実 績 に 伴 う 被 が、1款共済会費収入を実績により減額し、2 保険者保険料の補正でございます。 款財産収入の利子及び配当金を基金利子確定に 3 款 諸 支 出 金 は 、 1 項 、 2 項 と も 平 成 22年 度 より減額いたしました。また、4款繰越金の前 の実績に伴う補正でございます。 年度繰越金を実績により増額し、収支の均衡を ― 22 ― 図っております。 事項別明細書の歳入で御説明いたします。 以上で説明を終わりますが、御審議のほどよ 1 款 保 険 料 、 2 款 使 用 料 及 び 手 数 料 を 増 額 し、 ろしくお願い申し上げます。 3款国庫支出金、4款支払基金交付金、5款県 〇保健福祉課長(城ノ下 剛) そ れ で は、 議 支出金、6款財産収入及び7款の繰入金を減額 案 第 11号 平 成 22年 度 垂 水 市 介 護 保 険 特 別 会 計 補 いたしまして収支の均衡を図っております。 正予算(第3号)案について御説明申し上げま 以上で説明を終わりますが、御審議のほどよ す。 ろしくお願い申し上げます。 今回の補正は、介護給付費支払い額の減額が 続 き ま し て 、 議 案 第 12号 平 成 22年 度 垂 水 市 老 主なものでございます。 人保健施設特別会計補正予算(第1号)案につ 補正の額は 、歳入歳出にそれ ぞれ1 億1,957万 いて御説明申し上げます。 1,000円を 減額し 、 補正後の 予算総額を 歳入歳出 1ページをお開きください。 そ れ ぞ れ 19億 604万 3,000円 と す る も の で ご ざ い 今回の補正の理由でございますが、収益の確 ます。 定見込みに伴い、追加補正をしようとするもの 最初に、歳出について御説明いたします。 で、補正の額は、 歳入歳出にそ れぞ れ1,864万円 9ページをお開きください。 を追加し、補正後の予算総額は歳入歳出それぞ 1款総務費、1項総務管理費、1目一般管理 れ 5 億 5,451万 6,000円 と す る も の で ご ざ い ま す。 費 の 4 共 済 費 か ら 14使 用 料 ま で は 、 事 業 確 定 に まず、歳出について御説明いたします。 よ る 減 額 が 主 な も の で ご ざ い ま す 。 積 立 金 は、 5ページをお開きください。 給付費の見込み減額により、介護給付費準備基 1款事業費、1項老人保健施設事業費、1目 金への積み立てを行うものでございます。 老人保健施設事業費は、収益の確定に伴い、指 あけていただきまして、2項要介護認定諸費 定管理料、交付金の補正を行うものでございま につきましては、主治医意見書の手数料支出に す。 不足が生じるため、補正をお願いするものでご 次に、歳入について3ページの事項別明細書 ざいます。 で御説明いたします。 次に、2款保険給付費の1項サービス等諸費 3款財産収入を減額し、4款繰越金、5款諸 か ら 13ペ ー ジ の 5 項 特 定 入 所 者 介 護 サ ー ビ ス 等 収 入 を 増 額 し 、 収 支 の 均 衡 を 図 っ て お り ま す。 費 ま で に つ き ま し て は 、 12月 分 ま で の 支 払 い 実 以上で説明を終わりますが、御審議のほどよ 績をもとに今後の介護給付費を推計し、不用額 ろしくお願い申し上げます。 の減額を行うものでございます。 続 き ま し て 、 議 案 第 13号 平 成 22年 度 垂 水 市 病 次に、6項高額医療合算介護サービス等費の 院事業会計補正予算(第2号)案について御説 1目高額医療合算介護サービス費は、支払基金 明申し上げます。 交付金の減額により、財源更正を行うものでご 今回の補正の理由でございますが、病院事業 ざいます。 収益及び病院事業費用の増額補正と、医療機器 あけていただきまして、6款諸支出金、1項 の入札結果に係る企業債及び建設改良費の減額 償還金及び還付加算金等につきましては、過誤 をしようとするものでございます。 納還付金の減額を行うものでございます。 第2条の業務の予定量でございますが、入院 次 に 、 歳 入 に つ い て 御 説 明 を 申 し 上 げ ま す。 患 者 を 1,657人 、 外 来 患 者 数 を 1,257人 そ れ ぞ れ 4ページをお開きください。 減員し、総計を10万5,856人とするものでござい ― 23 ― ます。 ます。 次に、第3条収益的収入及び支出の補正でご 4款繰入金、1目一般会計繰入金は、緊急雇 ざ いま す が、 収入の1 款病院事業収益を 9,565万 用創出事業の確定に伴い、減額補正しようとす 円 増 額 し 、 総 額 で 23億 5,208万 5,000円 と し 、 支 るものでございます。 出 の 1 款 病 院 事 業 費 用 を 9,607万 2,000円 増 額 し、 6款諸収入、3項受託事業収入といたしまし 総 額 を 23億 390万 7,000円 と す る も の で ご ざ い ま て、枝肉確認票発行業務の受託事業収入を追加 す。 計 上 い た し ま し て 収 支 の 均 衡 を 図 っ て お り ま す。 次に、4条資本的収入及び支出でございます なお、補正後の歳入歳出予算の総額は、それ が、収入は、垂水中央病院医療機器購入の入札 ぞ れ 1 億 2,279万 4,000円 に な り ま す 。 に 伴う 減額補正で 、 1 項企業債を 2,180万円減額 以上で説明を終わりますが、御審議のほどよ し 、 総額を 4,130万円とし 、 支出の 2項建設改良 ろしくお願い申し上げます。 費を 2,181万6,000円減額し 、 総額を 1 億8,934万 〇 水道課 長( 白木 修文) 議 案 第 15号 及 び 議 案 8,000円 と す る も の で ご ざ い ま す 。 第 16号 に つ き ま し て は 水 道 課 所 管 で ご ざ い ま す あけていただきまして、第5条企業債の補正 ので、一括して御説明申し上げます。 で ご ざ い ま す が 、 お 示 し し て ご ざ い ま す と お り、 ま ず 、 議 案 第 15号 平 成 22年 度 垂 水 市 簡 易 水 道 起 債 の 限 度 額 を 6,310万 円 か ら 4,130万 円 に 減 額 事業特別会計補正予算(第4号)案について御 しております。 説明申し上げます。 以上で説明を終わりますが、御審議のほどよ 今回の補正の理由でございますが、決算見込 ろしくお願いいたします。 みによる整理等と執行残の整理が主なものでご 〇 生活環境課長(感王寺八郎) 議案第14号平 ざいます。 成 22年 度 垂 水 市 と 畜 場 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 第 3 1ページ目をお開きください。 号)案について御説明申し上げます。 今回の補正は、 歳入歳出それ ぞ れ45万5,000円 補正の主な理由でございますが、昨年、口蹄 を減額し、 歳入歳出予算の総額を それぞれ3,258 疫の予防対策として緊急雇用創出事業で搬入前 万 8,000円 と す る も の で ご ざ い ま す 。 消毒作業を実施しましたが、事業確定に伴いま まず、歳出から御説明申し上げます。 す減額と、垂水市職員の給与等に関する条例の 5ページをお開きください。 一部改正に伴います職員給与等の減額、及び年 1款総務費、1項一般管理費、1目一般管理 度末決算見込みに伴う所要額の整理を行おうと 費でございますが、今後の執行見込みによりま するものでございます。 す減額補正するものでございます。 5ページの歳出から御説明いたします。 対応 し ま す 歳 入 に つ き ま し て は 、 上の 4 ペ ー 1 款 総 務 費 、 1 目 一 般 管 理 費 で ご ざ い ま す が、 ジをごらんください。 2 節 給 料 か ら 4 節 共 済 費 ま で は 、 職 員 の 給 与、 1款使用料及び手数料、1項使用料、1目使 手当等と共済組合負担金の決算見込み確定に伴 用料の 52万4,000円の増額でご ざいま すが 、降灰 い 、 補 正 し よ う と す る も の で す 。 11節 需 用 費 は、 等の影響より、当初積算より多くなったことが 修 繕 費 に 不 足 を 生 ず る た め の 増 額 補 正 で 、 13節 主な原因と考えられます。 委託料は、不用額整理のための減額補正しよう 2項手数料、1目手数料でございますが、新 とするものでございます。 た に 簡 易 水 道 へ の 加 入 が あ っ た こ と 等 に よ り、 次に、4ページの歳入について御説明いたし 2 万 8,000円 増 額 補 正 す る も の で ご ざ い ま す 。 ― 24 ― 2款繰入金、1項一般会計繰入金、1目一般 保資金により充当を予定しているところでござ 会計繰入金でございますが、減額補正すること います。 によりまして収支の均衡を図っております。 この繰り上げ償還により、本来なら垂水市水 以上で説明を終わりますが、御審議のほどよ 道 事 業 会 計 が 将 来 11年 間 で 支 払 う 予 定 の 利 息 相 ろしくお願いいたします。 当 額 5,961万 5,773円 が 免 除 さ れ る こ と に な り ま 続 き ま し て 、 議 案 第 16号 の 説 明 の 前 に 、 公 的 す。 資金補償金免除繰り上げ償還に係る公営企業経 ま た 、 策 定い た し ま し た 計 画 に つ き ま し て は、 営健全化計画の承認につきまして御報告申し上 市ホームページや市報「たるみず」により市民 げます。 に公表することとしております。 市 長 が 諸 般 の 報 告 で 申 し 上 げ ま し た と お り、 なお、お手元に、今回承認されました公的資 垂水市水道事業会計では公的資金補償金免除繰 金補償金免除繰り上げ償還に係る公営企業経営 り上げ償還に係る公営企業経営健全化計画を策 健全化計画と公的資金補償金免除繰り上げ償還 定 し 、 平 成 22年 12月 17日 付 で 総 務 大 臣 及 び 財 務 に 係る 資 料 を お 配 り し て ご ざ い ま す の で 、 お 目 大臣の承認を受けたところであります。 通しいただきますようお願いいたします。 これは、公的資金補償金免除繰り上げ償還の 以上で、公的資金補償金免除繰り上げ償還に 措 置 が 平 成 22年 度 か ら 平 成 24年 度 ま で の 3 年 間 係る報告を終わります。 延長され、対象となる団体の該当要件に将来負 引 き 続 き ま し て 、 議 案 第 16号 平 成 22年 度 垂 水 担比率が追加されたことにより、本市水道事業 市水道事業会計補正予算(第3号)案について 会計が対象要件を満たすようになったため、こ 御説明申し上げます。 の機会をとらえて、高利率の企業債を繰り上げ 補正の理由でございますが、1月人事異動に 償還し、さらなる水道事業経営の健全化を図る よる人件費の減額、消費税及び地方消費税の増 ために、昨年9月、両大臣に申請していたもの 額及び公的資金補償金免除繰り上げ償還に伴う でございます。 企業債元金償還金の増額のため、補正が必要に 計画が承認されたことにより、本年度から平 なったものでございます。 成 24年 度 ま で の 3 年 間 に わ た り 繰 り 上 げ 償 還 を 1ページをお開きください。 実 施 す る こ と に な り ま す が 、 対象 と な り ま す の 第2条におきまして、収益的収入及び支出の は、平成2年度から平成4年度にかけて借り入 支出について補正を行っております。補正内容 れました利率5%以上の企業債の元金償還残高 は 、 営 業 費 用 を 171万 1,000円 減 額 い た し ま し て 1 億 9,454万 2,724円 で ご ざ い ま し て 、 本 年 度 の 2 億 1,171万 5,000円 、 営 業 外 費 用 を 60万 円 増 額 繰 り 上 げ 償 還 元 金 が 6,516万 5,904円 、 23年 度 の い た し ま し て 6,036万 6,000円 と す る も の で ご ざ 繰 り 上 げ 償 還 元 金 が 2,362万 2,981円 、 24年 度 の います。 繰 り 上 げ 償 還 元 金 が 1 億 575万 3,839円 と な り ま 次に、第3条におきまして、資本的収入及び す。 支出の支出について補正を行っております。資 予算につきましては、本年度繰り上げ償還分 本的収入が資本的支出に対し不足する額につき は、この後、御説明いたします補正予算第3号 ましては、お示ししている資金で補てんするこ に よ り 措 置 す る こ と と し 、 23年 度 、 24年 度 は 当 ととしております。補正内容は、建設改良費を 初予算において措置いたします。 4 万 5,000円 減 額 い た し ま し て 8,513万 6,000円、 財源につきましては、借換債ではなく内部留 企 業 債 償 還 金 を 6,516万 6,000円 増 額 い た し ま し ― 25 ― て 1 億 1,516万 3,000円 と す る も の で ご ざ い ま す。 る こ と も 、 医療 に か か る 方 々 が 多く な っ た と い 以上で説明を終わります。御審議のほどよろ うことも考えられます。 しくお願いいたします。 以上でございます。 〇 議 長 ( 川 達 志 ) た だ い ま の 説 明 に 対 し、 〇議長(川達志)よろしいですか。 これから質疑を行います。 〇池山節夫議員 はい。 質疑はありませんか。 〇 議 長 ( 川 達 志 ) ほ か に 質 疑 は あ り ま せ ん 〇池山節夫議員 済みませんね、議案第8号な か。 んですけど、予算を組んだということは先を見 [「なし」と呼ぶ者あり] 通して組んでいるわけなんですけど、異常な医 〇議長(川達志)質疑なしと認めます。 療費の高騰、この大体の予測もできなかったよ これで質疑を終わります。 うな要因って何ですか。 お諮りします。 〇 市民課長( 葛迫隆博) 異 常 な 医 療 費 の 伸 び 議 案 第 8 号 か ら 議 案 第 16号 ま で の 議 案 9 件 に というのは、議員おっしゃるように、全く私ど ついては、いずれも所管の各常任委員会にそれ も と し て は 予 測 は い た し て お り ま せ ん で し た。 ぞれ付託の上、審査したいと思います。 しかしながら、本市のみでなく全国的にも医療 これに御異議ありませんか。 費が増加している状況であります。厚生労働省 [「異議なし」と呼ぶ者あり] の発表によりますと、全国で一律3%ほど伸び 〇議長(川達志)異議なしと認めます。 ていると報告がされております。我が垂水市に よ っ て 、 議 案 第 8 号 か ら 議 案 第 16号 ま で の 議 おきましては8%を超える伸びということで異 案9件については、いずれも所管の各常任委員 常事態であります。前年度と比較をいたします 会にそれぞれ付託することに決定しました。 と 、 毎 月 の 医 療 費 が 1,000万 円 ほ ど ふ え て お り、 ここで、暫時休憩します。 一時的なものであると推移を見守っておりまし 次 は 、 1 時 10分 か ら 再 開 し ま す 。 た。ところが、9月になっても一向にふえ続け 午 前 11時 52分 休 憩 て お り ま し て 、 早 速 レ セ の 点 検や ら 、 い ろ ん な 書 類 を 照 合い た し た と こ ろ で す け れ ど も 、 ま ず 午 後 1 時 10分 開 議 増 大 の 一 番 の 要 因 は 、 お 医 者 さ ん に か か る 比 率、 〇 議 長 ( 川 達 志 ) 休 憩 前 に 引 き 続 き 会 議 を それから通院回数の多い高齢者がふえていると 開きます。 いうことが出ております。2つ目が、医療技術 △ 議 案 第 17号 ~ 議 案 第 28号 一 括 上 程 が進歩しておりまして、高度な医療を受けるこ 〇議長(川達志) 日程第24、議案第17号から と が で き る よ う に な っ た こ と が 挙 げ ら れ ま す。 日 程 第 35、 議 案 第 28号 ま で の 議 案 12件 を 一 括 議 もう1つ、これも大きな垂水市の特徴であり 題とします。 ますが、市外での病院での医療費の医療分の割 件名の朗読を省略いたします。 合 が 全 体 の 47% を 占 め て お り ま す 。 よ り 高 度 な 医療を受けている方々が多いということも要因 議 案 第 17号 平 成 23年 度 垂 水 市 一 般 会 計 予 算 の 1 つ で あ る と 考え て お り ま す 。 そ れ と も う 1 案 点 で す が 、 平 成 20年 度 か ら 特 定 健 診 を 始 め て お 議 案 第 18号 平 成 23年 度 垂 水 市 国 民 健 康 保 険 特 りますが、垂水市の場合は他市と違いまして受 別会計予算 案 診率が高うございます。その特定健康診断によ 議 案 第 19号 平 成 23年 度 垂 水 市 後 期 高 齢 者 医 療 ― 26 ― 特別会計予算 案 と存じます。 議 案 第 20号 平 成 23年 度 垂 水 市 交 通 災 害 共 済 特 日本経済が低迷する中、これからの地方自治 別会計予算 案 は 、 み ず か ら の 力 で 考え 、 み ず か ら の 力 で 生 き 議 案 第 21号 平 成 23年 度 垂 水 市 介 護 保 険 特 別 会 て い く こ と が 強 く 求 め ら れ ま す 。 そ の た め に、 計予算 案 これまで進められてきた財政再建などの行財政 議 案 第 22号 平 成 23年 度 垂 水 市 老 人 保 健 施 設 特 改革の断行に引き続き取り組むとともに、市職 別会計予算 案 員の一人一人が額に汗を流して、多様化する行 議 案 第 23号 平 成 23年 度 垂 水 市 病 院 事 業 会 計 予 政ニ ー ズ に ス ピ ー ド 感を 持 っ て こ た え て い く 必 算 案 要があると考えております。 議 案 第 24号 平 成 23年 度 垂 水 市 と 畜 場 特 別 会 計 「住んでよかったと思えるまちづくり」、「誇 予算 案 り の 持て る ま ち づ く り 」 を 目 指す た め に 、 で き 議 案 第 25号 平 成 23年 度 垂 水 市 漁 業 集 落 排 水 処 るだけ現場に足を運び、市民の皆様からの話に 理施設特別会計予算 案 耳を傾け、誠心誠意、垂水発展のために頑張る 議 案 第 26号 平 成 23年 度 垂 水 市 地 方 卸 売 市 場 特 所存でございますので、皆様方のお力添えと御 別会計予算 案 協力をよろしくお願いを申し上げます。 議 案 第 27号 平 成 23年 度 垂 水 市 簡 易 水 道 事 業 特 さ て 、 国 が 示 し た 平 成 23年 度 の 地 方 財 政 計 画 別会計予算 案 の 規 模 は 82兆 5,200億 円 、 前 年 度 比 プ ラ ス 0.5%、 議 案 第 28号 平 成 23年 度 垂 水 市 水 道 事 業 会 計 予 その う ち 一般財源の 総額は59兆4,990億円、前年 算 案 度比プラス0.1%、地方交付税の総額は17兆3,734 億円、前年度比プラス2.8%などとなっておりま 〇議長(川達志)説明を求めます。 すが、財政運営戦略に基づいて、地方の一般財 [市長尾脇雅弥登壇] 源 総 額 は 平 成 22 年 度 の 水 準 が 確 保 さ れ て お り、 〇市長(尾脇雅弥) 平成23年度一般会計並びに 国は、地方財政の自主的かつ安定的な運営に一 特別会計予算の提案に当たりまして、予算の編 定の配慮をしているところです。 成 と そ の 概 要 に つ い て 御 説 明 を 申 し 上 げ ま す。 し か し な が ら 、 平 成 23年 度 以 降 に 予 定 さ れ て 平 成 23年 度 の 一 般 会 計 当 初 予 算 は 、 私 の 市 長 いる国庫補助金の一括交付金化や特別交付税制 就任の時期や市議会議員選挙の関係で、義務的 度の見直しについては、依存財源に頼る割合が 経費及び経常的経費を中心とした骨格予算とし 極めて高い本市にとりましては、その影響が大 て編成し、6月補正予算等で肉づけすることに 変心配されるところでございます。 なります。 一 方 、 本 市 の 平 成 23年 度 予 算 は 、 不 況 や 高 齢 なお、特別会計は、例年どおり年間予算とし 化の影響などから市税の増は期待できず、さら て編成いたしました。 に、今回の国勢調査により大幅な人口減となっ 施政方針は6月議会で改めてお示しいたしま たことから、地方交付税への影響も憂慮される すが、私は、選挙戦などを通じて訴えてまいり など、歳入増は見込めない状況であります。 ました「住んでよかったと思えるまちづくりの そのような中、本市の厳しい財政状況を認識 継 続 と 、 新 し い 時 代 に 向 か っ て 43歳 の 若 い 力 で し、第2次財政改革プログラムの財政改革の視 挑戦をしていき、元気な垂水をつくっていきた 点で示した、①聖域を設けない徹底した財政構 い」という強い思いで市政を運営していきたい 造の改革、②事務事業の優先度による峻別と重 ― 27 ― 点化などを予算編成方針として、歳入・歳出両 まず、総務費について申し上げます。 面から徹底した見直しを進め、真に必要と認め 人件費につきましては、先ほど申し上げまし ら れ る 事 業 等 に つ い て 効 率 的 な 財 源 配 分 を 行 い、 たとおり、定員適正化計画を推進することで職 予算を編成したところであります。 員給与費などの削減を図ってまいります。さら そ れ で は 、 一 般 会 計 か ら 御 説 明 申 し 上 げ ま す。 に、職員給を引き下げる給与構造改革を引き続 平 成 23年 度 の 一 般 会 計 当 初 予 算 は 、 義 務 的 経 き実施するとともに、今後も人件費を節減する 費及び経常的経費を中心とした骨格予算として 方策については検討してまいります。 編成しておりますことから、歳入歳出予算の総 大野地区から策定作業を進めております地域 額 は 84億 5,500万 円 で 、 前 年 度 よ り 5.6% の 減 と 振 興 計 画 は 、 平 成 23年 度 は 新 た な 地 区 で 策 定 作 なっておりますが、政策的経費などの肉づけ部 業が始まる計画ですので、地域の自立に向けた 分については、今後、補正予算を編成していく 計画づくりを支援してまいります。 方針であります。 ま た 、 第 4 次 総 合 計 画 の 着 実 な 実 行 の た め、 歳入におきましては、市税は、不況による市 実 施 計 画 の 進 捗 管 理 な ど を 適 正 に 行 う と と も に、 民税の減などで前年度に比べ3.2%減の13億4,000 持続可能な財政運営を図るために、第5次行政 万 円 を 見 込 み 、 歳 入 の 柱 で あ る 地 方 交 付 税 は、 改革大綱及び第2次財政改革プログラムの推進 5.8 % 減 の 38 億 7,000 万 円 を 計 上 し て お り ま す。 についても努力してまいります。 ま た 、 借 金 で あ る 市 債 に つ い て は 、 11.8% 減 の 次に、民生費について申し上げます。 7 億 9,000万 円 を 計 上 し て お り ま す 。 まず、地域の高齢者、障害者、子育て家庭な 歳出におきましては、財政改革プログラムに ど 支 援 を 必 要 と し て い る 人 を 地 域 全 体 で 支 え、 基づき一層の節減・合理化を推進することであ だれもが住み慣れた地域で、尊厳を持ち、自立 ら ゆ る 経 費 の 見 直 し を 図 っ て お り ま す が 、 特 に、 し た 生 活 を 送 れ る よ う な 仕 組 み を つ く る た め に、 人件費は、定員適正化計画の推進により職員給 平 成 22年 度 に 着 手 し た 地 域 福 祉 計 画 の 策 定 作 業 与費等の削減を引き続き図ってまいります。 に本格的に取り組みます。 一方、市民生活に直結する部分では、中学校 地域福祉計画は、福祉・医療・保健分野を総 卒業までの医療費助成などの子育て支援や子宮 括する役割を担うもので、社会福祉協議会など 頚がん予防接種支援など、市民の健康を守る事 関係機関との綿密な連携のもと、市民の声を反 業に重点的に予算を配分するとともに、市民生 映させた計画になるよう努めてまいります。 活に甚大な影響を与えている桜島の降灰対策に 次に、高齢者福祉につきましては、「市民一 も対処いたします。 人ひとりが生きがいや夢を持ち、住み慣れた地 また、投資的な事業として、垂水中央中学校 域で安心して暮らせる垂水」を基本目標に、市 の大規模改造事業や小学校空調整備事業に引き 民 、 行 政 、 関 係 機 関 等 が 理 念 を 共 有 し な が ら、 続き取り組むとともに、市道内ノ野線などの市 介護予防の中核である地域支援事業の推進や療 道改良事業も継続して実施しますが、骨格予算 養病床の再編を図ってまいります。 であるため新規事業や政策的事業などの経費を 今年度は、地域の課題や高齢者のニーズなど 計上していないことから、今後、予算措置して をより的確に把握した第5期高齢者保健福祉計 まいることにいたしております。 画 ・ 介 護 保 険 事 業 計 画 ( 24年 度 ~ 26年 度 ) を 策 以下、主な事業につきまして御説明を申し上 定いたします。 げます。 また、地域包括ケアシステムの構築に向けて ― 28 ― 取り組んでおりますが、近年、家族や地域コミ や生活習慣病予防、母子保健活動の充実、感染 ュニティの破綻から高齢者や障害者の権利擁護 症予防など、関係機関と連携し、充実強化に努 に関する相談もふえてきており、関係者の連携 めます。また、新規事業として、子宮頚がんワ がますます重要となります。今後も、地域包括 クチン・肺炎球菌ワクチン・ヒブワクチンの予 支援センターを中心に、地域福祉のかなめであ 防接種の実施や地域子育て創生事業、地域自殺 る 社 会 福 祉 協 議 会 や N P O 法 人 な ど と も 一 緒 に、 対策緊急強化事業を実施いたします。 適切なサービスや多様な支援を提供してまいり 地域医療の充実につきましては、その中核と ます。 なります垂水中央病院や肝属郡医師会垂水班と 障害者福祉につきましては、国において、障 の連携により、医療体制の充実に努めます。ま 害者自立支援法の廃止とそれにかわる新たな総 た、救急医療体制につきましては、一次救急の 合的な福祉法が検討されておりますが、当面は 在 宅 当 番 医 制 と 二 次 救 急 の 病 院 群 輪 番 制 に 加 え、 障害者自立支援法の枠組みにより、相談支援・ この4月から大隅広域夜間急病センターが開設 コミュニケーション支援・移動支援・日常生活 し ま す の で 、 一 層 の 充 実 が 図 ら れ ま す 。 さ ら に、 用具給付事業などの地域生活支援事業を実施し 在宅医療の充実を図るため、在宅診療支援診療 て ま い り ま す 。 な お 、 平 成 23年 度 は 第 3 期 障 害 所の整備について、市内医療機関などと連携し 福祉計画を策定いたします。 て引き続き調査・研究をしてまいります。 子育て支援体制の充実につきましては、垂水 次に、生活環境問題ですが、ごみは地球の限 市次世代育成支援対策行動計画(後期計画)に り あ る 資 源 か ら つ く ら れ て い ま す 。 ご み を 捨て 基づいて各種施策を実施することで、子育てし ることは地球の資源を捨てていることにほかな やすい環境づくりに努めてまいります。 りません。リデュース(減らす)、リユース(再 少子化対策としましては、国も、経済的負担 使用)、リサイクル(再利用)の実行を推進す の軽減やきめ細やかな育児支援政策など、子供 ることでごみ問題の解決につなげ、循環型社会 を 産 み 育 て や す い 環 境 の 整 備 を 進 め て お り ま す。 の構築を目指してまいります。 これらの諸政策に引き続き本市独自の施策を加 また、快適で住みよいまちの実現には、良好 え て 、 実 効 性 の あ る 対 策 を 講 じ て ま い り ま す。 な住宅環境の整備はもとより、市民の参画と協 次に、衛生費について申し上げます。 働によるまちの美化や環境に配慮した取り組み すべての市民が心豊かに安心して生き生きと が 欠か せ ま せ ん 。 こ の こ と か ら 、 毎 年7 月 に 実 暮らせるまちを目指して策定いたしました「健 施する錦江湾クリーン作戦などの市内一斉海岸 康 た る み ず 21」 を も と に 、 市 民 の 健 康 づ く り 活 清掃活動を初めとした市民活動を推進し、環境 動を推進してまいります。 意識の高揚に努めるとともに、環境を守り育て 特に、医療費の急激な伸びで垂水市国民健康 る実践の輪を広げていきます。 保 険 が 危 機 的 な 状 況 に 陥 っ て い る 状 況 も 踏 ま え、 生活雑排水対策といたしましては、川や海の 市民一人一人が「自分の健康は自分で守る」と 水質保全を図るため、引き続き合併浄化槽の普 い う 健 康 意 識 の 高 い ま ち づ く り を 目 指 す た め、 及促進に努めてまいります。 行政はもとより、学校・職場・地域の関係者が 次 に 、 農 林 水 産 業 費 に つ い て 申 し 上 げ ま す。 連携して健康づくりの環境を整えていくことが 本市の農業は、温暖な気候を生かした園芸・ 大切と考えております。 畜産・果樹を中心とした複合経営がなされてお 主な事業として、各種がん検診の受診率向上 りますが、国内外の産地間競争の激化、消費者 ― 29 ― の 購 買 力 の 低 下 な ど に よ る 農 畜 産 物 価 格 の 低 迷、 者は経営が悪化し、倒産・廃業が相次ぐなど依 さらに、担い手の高齢化や減少、食の安全・安 然として厳しい経営環境が続いており、両漁協 心問題など、農業を取り巻く情勢は一段と厳し ともに廃業者による固定化負債が生じ、資金繰 くなっております。 りに困窮しているため、養殖漁業の振興策とし このような状況を踏まえ、垂水市の農業・農 て貸付金の増額を図ります。 村を支える担い手づくり、産地づくり、新規品 また、水産物の販路拡大や消費拡大を図るた 目の導入などに積極的に取り組み、垂水市に即 め、引き続き両漁協と連携し、雇用対策事業な した農業の構造改革の実現に向けた推進を行っ どの利用や各関係機関の協力を得ながら、水産 てまいります。 物の販路拡大や消費拡大に向けたPR活動など あわせまして、本市の農業に甚大な影響を与 の支援を行います。 えている降灰対策としては、市議会のお力もい 漁業生産の基盤となる漁港整備につきまして た だ き な が ら 国 や 県 へ の 要 望 を 引 き 続 き 行 い、 は、長年にわたり整備してまいりました垂水南 防 災 営 農 対 策 事 業 の 充 実 を 図 っ て ま い り ま す。 漁 港 が 平 成 22 年 度 を も っ て 完 了 し ま し た の で、 次に、豊かな森と海づくりに向けて、森林が 今後は、両漁協の養殖漁業の基地であります県 持つ多面的な機能と水土保全の役割を十分発揮 管理の海潟漁港と牛根麓漁港の2漁港について できるよう、間伐実施事業や森林環境税関係事 重点的に整備促進を図ります。 業などを利用し、適切な森林整備を行ってまい また、豊かな自然環境を生かしたツーリズム ります。 推 進 事 業 の 一 環 と し て 、 平 成 21年 度 か ら 漁 協 が 堆肥センターの運営につきましては、環境に 中心となって取り組んでいる漁業体験型教育旅 やさしい土づくりを進めるため、堆肥の安定供 行をさらに推進するため、漁業体験時に使用す 給に努めてまいります。 る諸機材購入の補助や、漁協と連携して修学旅 畜産振興対策としましては、地域環境に配慮 行生の誘致活動に努めます。 した生産基盤の整備を進め、畜産農家の組織強 次に、商工費について申し上げます。 化と経営安定に努めてまいります。また、口蹄 活力ある商工業の振興につきましては、本市 疫、鳥インフルエンザなどに対する家畜防疫対 の商工業の経営環境は依然として厳しい状況が 策も強化してまいります。 続いており、今年度も引き続き、商工会運営に さらに、耕作放棄地の防止及び農地の多面的 対する商工会運営費補助などによる支援を行っ 機能の確保に努めるとともに、自立的かつ継続 てまいります。 的 な 農 業 生 産 活 動 な ど の 体 制 整 備 を 図 る た め、 次に、働く環境の充実でありますが、景気の 農業者戸別所得補償制度、中山間地域等直接支 低迷で雇用の改善が進まない現状にあり、今年 払 事 業 を 推 進 す る と と も に 、 平 成 23年 度 か ら 開 度も緊急雇用創出事業やふるさと雇用特別事業 始される県営事業の農村災害対策事業の円滑な などによる雇用の創出に引き続き取り組んでま 推進と新たな中山間地域総合整備事業の導入を いります。 進め、環境整備に努めてまいります。 次に、魅力ある観光の振興についてでありま 次に、水産業の振興につきましては、昨年か すが、昨年4月に「猿ヶ城渓谷森の駅たるみず」 らカンパチ価格は回復の傾向にありますが、こ が オ ー プ ン い た し ま し た 。 こ の 3 月 に は 九州 新 れまでの長期にわたるブリ、カンパチの魚価低 幹線も全線開通いたしますので、森の駅を核に 迷、えさ代の高騰などの影響により、養殖漁業 し た 体 験 型 観 光 の 推 進 や 「 道 の 駅 た る み ず 」、 ― 30 ― 高峠公園、宮脇公園、海潟漁港関連の連携した 予想困難なゲリラ豪雨に伴う土砂災害や台風の 情報の発信など、交流人口の拡大に努めてまい 巨大化による風水害等の発生が十分に予想され ります。 ます。自然災害に弱い本市の特性から見まして また、誘致支援補助金などを創設し、農漁家 も、引き続き安全・安心なまちづくりに努めて 民泊や教育旅行受け入れなどによるグリーン・ いく必要がございます。昨年は土砂災害警戒区 ツ ー リ ズ ム 、 ブ ル ー ・ ツ ー リ ズ ム の 推進 に も 積 域に係るハザードマップを警戒区域内の全世帯 極的に取り組んでまいります。 に 配 布 し ま し た が 、 平 成 23年 度 は 、 本 城 川 が は 次に、土木費について申し上げます。 んらんした場合想定される洪水用のハザードマ 産業及び市民生活を支える社会基盤となる道 ッ プ を 策 定 し 、 流 域 の 世 帯 に 配 布 い た し ま す。 路 に つ き ま し て は 、 平 成 22年 度 に 引 き 続 き 、 元 また、自力での避難ができない要救護者対策 垂水原田線、内ノ野線の整備を進めてまいると や確実な情報伝達、避難誘導体制づくりのため ともに、地域活性化・きめ細かな交付金事業も に 、 自 主 防 災 組 織 の さ ら な る 結 成 促 進 に 努 め、 活用しながら、市道や集落道の整備も行ってま 地域防災計画の見直しも行いつつ、「人的被害 いります。 ゼロ」を目指した防災体制の整備充実を図って そ の ほ か 、 土 砂 災 害 防 止 対 策 と し ま し て は、 まいります。 引き続き、急傾斜地崩壊対策事業で新城横間地 次に、教育費について申し上げます。 区や城山団地南側の平之地区を整備してまいり 近年の児童生徒数の急激な減少に伴い、学校 ます。 の小規模化が進んでいます。このことが学校の ま た 、 平 成 21年 度 か ら 実 施 し て お り ま す 橋 梁 活力低下につながりかねないと懸念されますこ 長 寿 命 化 事 業 に つ き ま し て は 、 平 成 23年 度 は 市 とから、垂水市の未来を担う大切な子供たちの 内 橋 梁 の う ち 68橋 の 概 略 点 検 調 査 を 行 い ま す。 生 き る 力 を は ぐ く む た め に 、 教 育 環 境 を 整 備 し、 市営住宅、定住促進住宅の管理につきまして 学校教育の一層の充実を図り、活力ある学校づ は、引き続き居住者の安全や住環境の整備に努 くりを目指してまいります。 め て ま い り ま す と と も に 、 市 民の 憩 い の 場で あ 平 成 22 年 4 月 1 日 に 市 内 4 中 学 校 を 統 合 し、 る公園につきましても、その機能を確保するた 垂 水 中 央 中 学 校 が 開 校 い た し ま し た が 、 学 校、 めに適正な維持管理に努めます。 保護者など関係者の皆様の御努力によりまして 次に、消防費について申し上げます。 順調に運営がなされているようです。御尽力い 市民の生命、身体及び財産をあらゆる災害か た だ い て い る 皆 様 に は 大 変 感 謝 申 し 上 げ ま す。 ら守るためには、複雑多様化した社会生活環境 今後も、保護者、地域住民から「統合してよか に対応できる消防力の整備を図ることが必要と っ た 」 と 思 わ れ る 中 学校 に な る よ う 、 さ ら な る な り ま す 。 平 成 23年 度 は 消 防 本 部 救 助 工 作 車 を 努力をしてまいりたいと思います。 更 新 し 、 一 層 の 消 防 力 の 強 化 を 図 る と と も に、 垂水中央中学校の大規模改造事業につきまし 引き続き、消防職・団員の資質向上のため、県 て は 、 平 成 22年 度 は B ・ C 棟 の 工 事 を 行 い ま し 消防学校等における教養訓練を実施します。今 た が 、 平 成 23年 度 は A 棟 の 工 事 を 行 い ま す 。 3 後も、消防体制の充実に努め、市民に対する防 年間かけて大規模改造工事を行い、リニューア 火・防災意識の高揚に努めてまいります。 ルを図ると同時に、耐震補強工事及び空調工事 次に、防災対策でございますが、昨年は特に も進めてまいります。 牛 根 地 区 で 豪 雨 災 害 に 見 舞 わ れ ま し た 。 今 後 も、 小 学 校 に つ き ま し て は 、 平 成 22年 度 で 耐 震 補 ― 31 ― 強工事は完了いたしましたが、施設の老朽化が 全育成とよりよい地域づくりのための「垂水さ 進んでいることから、危険箇所等の点検を行い わやかあいさつ運動」の推進、史跡等文化財と ながら、随時修繕等を行ってまいります。 垂水市文化財インストラクター制度の活用、「健 また、降灰対策として協和小、松ヶ崎小から やかスポーツ100日運動」の推進とスポーツ振興 着 手 い た し ま し た 学 校 空 調 整 備 事 業 は 、 平 成 23 計画の策定、総合型地域(コミュニティ)スポー 年度は垂水小学校など4小学校の設置工事を行 ツクラブの支援・協力に努めてまいります。 い、教育現場の整備に努めてまいります。 ま た 、 大 野 E S D 自 然 学 校 に つ き ま し て は、 市 内 唯 一 の 高 校 で あ る 県 立 垂 水 高 等 学 校 は、 平 成 22年 度 に シ ャ ワ ー 設 置 な ど の 施 設 整 備 を 行 入学希望者の減少により存続が危惧されており いましたので、教育施設及び地域活性化施設と ます。学校、地域、行政が危機感を持ち、一体 しての機能を十分発揮できるよう、地域住民の と な っ て 存 続 の た め に 努 力 す る 必 要 が あ り ま す。 方々や鹿児島大学との連携のもと、生きる力と 市としても、関係機関と連携して最大限の努力 持続可能性のある社会実現能力を備えた人材づ をしてまいります。 くりに取り組んでまいります。 学校教育につきましては、生涯学習の観点に 次に、災害復旧費について申し上げます。 立ち、知育、徳育、体育に食育を加え、調和の 災害復旧事業につきましては、予想困難なゲ とれた教育の充実により、「垂水の子らを光に」 リラ豪雨に伴う土砂災害や台風の強大化による の実現を図り、感性豊かでたくましい児童生徒 風水害などの発生に備え、所要の予算を計上し の育成を図ってまいります。 ております。また、活動が活発化している桜島 垂水中央中学校につきましては、新しい伝統 降灰対策につきましては、引き続き路面清掃や づくりを目指して、地域に開かれ信頼される学 宅 地 内 の 降 灰 除 去 事 業 に 取 り 組 ん で ま い り ま す。 校経営がなされるよう、特色ある教育課程の編 次 に 、 特 別 会 計 に つ き ま し て 説 明 い た し ま す。 成と実施に努力いたします。 まず、国民健康保険特別会計について説明を そのほかの事業につきましては、垂水市小・ 申し上げます。 中 教 育 研 究 会 を 初 め と し た 教 職 員 の 研 修 の 充 実、 国民健康保険制度は、農林水産業及び自営業 さらに、垂水市らしい教育として、理科大好き 者を中心とする制度として創設されてから、我 な子ども育成のための諸事業、和田英作ジュニ が国の国民皆保険制度の中核として、地域医療 ア絵画展、複式学級のある小学校を対象とした の確保と地域住民の健康保持増進に、また福祉 交流学習やセカンドスクールなどの充実に取り の向上に大きな役割を果たしております。 組んでまいります。 しかしながら、国民健康保険を取り巻く環境 社会教育につきましては、学びの成果を暮ら は ま す ま す 厳し い 状 況が 続 い て お り 、 こ れ ま で しに生かし、「地域活力に満ちあふれたまちづ の各種制度改革や内部努力にもかかわらず、少 くり」のために、各地区公民館を核に、市民の 子高齢化の進展や雇用の不安定化、無職者や低 だれもが主体的に学ぶことができる環境の充実 所得者の増加などにより、国民健康保険制度が を図るとともに、体力や年齢、技術、興味、目 抱える脆弱な財政基盤の構造的問題は一層深刻 的に応じて継続的にスポーツに親しむことので さを増してきております。 きる生涯スポーツ社会の実現を目指します。 こ の よ う な 中 で 、 平 成 23年 度 は 国 民 皆 保 険 制 重点的な課題として、「心豊かで活力あふれ 度 が 発 足 し 50年 目 の 節 目 に 当 た り 、 大 き な 転 換 る生涯学習のまちづくり」の推進、青少年の健 期を迎えようとしています。すなわち、昨年末 ― 32 ― に厚生労働省が高齢者医療制度の見直し案をま ものとなっております。 とめ、国保事業の都道府県単位での広域化と平 歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 は 、 2 億 614万 4,000円 を 成 20年 度 か ら 施 行 さ れ た 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 廃 計上しております。 止の方向を打ち出しております。 次 に 、 交 通 災 害 共 済 特 別 会 計 で ご ざ い ま す が、 このように先行きの不透明な医療保険制度で 交通事故で被災された市民の相互扶助を目的に はありますが、垂水市国民健康保険では、平成 昭 和 45年 に 設 置 さ れ た こ の 共 済 事 業 は 、 市 民 各 22年 度 に お い て は 急 激 な 医 療 費 の 増 加 に よ り 基 位の御理解と御協力によりまして順調に運営さ 金及び繰越金を充てても収支の均衡を図ること れてきております。今後とも、関係機関や各種 が困難な事態となり、初めて一般会計からの法 団体の協力を得て、市民の交通安全に対する意 定外繰り入れを補正予算に計上したところであ 識の高揚を図り、事業の健全運営とあわせて加 り ま す 。 こ の こ と に よ り 、 平 成 23年 度 で は 歳 入 入者促進に努めてまいります。 不足額を借入金により確保するという予算編成 歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 は 、 637万 4,000円 を 計 上 を余儀なくされたところであり、財源確保の選 しております。 択肢の1つとして国保税の改正を検討している 次 に 、 地 方 卸 売 市 場 特 別 会 計 で ご ざ い ま す が、 ところであります。 市民に新鮮な野菜などを豊富にかつ安定的に流 歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 は 、 27億 1,468万 3,000円 通 さ せ る 拠 点 と し て 昭 和 54年 12月 に 開 設 さ れ た を計上しております。 公設地方卸売市場も、近年、流通構造の多様化 次に、後期高齢者医療特別会計でございます や情報化の進展、食の安全への関心の高まりな が、後期高齢者医療制度は、少子高齢化社会が ど、生鮮食料品を取り巻く情勢は大きく変化し 進む中、将来にわたり国民皆保険制度を維持す ている中、市民の食生活の安全と農業振興に大 るため創設されたもので、財政運営の責任主体 きく寄与しているところでございます。 の明確化を図るとともに、高齢者の負担と現役 そのような中、卸売市場は、利用者や消費者 世 代 の 負 担 の 公 平 化 を 図 る 制 度 と し て 設 置 さ れ、 のニーズに応じてその機能の充実が一層求めら 4年目を迎えております。 れております。今日、農業、流通業ともに、T 後期高齢者医療制度につきましては、制度廃 PP交渉への参加などの問題が山積しておりま 止が掲げられるなど、新たな制度について論議 すが、社会・経済情勢の変化に対応し、垂水の が な さ れ て い る と こ ろ で あ り ま す 。 今 後ど の よ 特徴を生かした健全な市場運営に努めてまいり うな制度になるにしても、国民の暮らしを支え ます。 る重要な社会基盤であり、地方自治体の財政負 歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 は 、 568万 2,000円 を 計 上 担の増加が危惧されるところであります。 しております。 現在では、鹿児島県後期高齢者医療広域連合 次 に 、 老 人 保 健 施 設 特 別 会 計 で ご ざ い ま す が、 が保険者として医療費の支払いと保険料の設定 垂水市介護老人保健施設「コスモス苑」は、要 を 行 い 、 市 が 保 険 料 の 徴 収 を 行 っ て お り ま す。 介 護 状 態 と な っ た 方 々 の 心 身 の 自 立 を 支 援 し、 この保険料を広域連合へ納付するために特別会 家庭生活への復帰を目指す施設として平成9年 計が設置されているものであり、予算の構成と の 開 苑 以 来 、 14年 目 の 年 を 迎 え ま し た 。 施 設 運 しては、歳入は、被保険者から徴収する保険料 営につきましては、利用者の尊厳の保持と、そ と保険料軽減のための繰入金としており、歳出 の有する能力に応じた自立への支援という介護 は、後期高齢者医療広域連合への納付金が主な 保険法の理念にのっとり、利用者の側に立った ― 33 ― サービス向上に努め、より健全な施設運営が行 医療を担う公的病院でありますが、他の自治体 えるよう引き続き努力してまいります。 病 院 と 同 様 、 医 師 不 足 の 状 況 に あ り ま す 。 ま た、 歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 は 、 5 億 5,035万 6,000円 現状においては黒字を維持しているものの、採 を計上しております。 算 面 で 極 め て 厳 し い 状 況 に あ り ま す 。 こ の た め、 次に、介護保険特別会計でございますが、介 平 成 23年 度 も 開 放 型 病 院 と し て の 機 能 充 実 を 図 護 保 険 制 度 は 創 設 以 来 10年 が 経 過 し 、 制 度 と し るため、市内開業医との協力のもと、地域医療 て定着する一方、都市部を中心とする急速な高 連携を重点にさらなる医療サービス提供に引き 齢化が進展し、単身高齢者のみの世帯が急増す 続き努めてまいります。 るなど、我が国の介護保険を取り巻く環境が大 平 成 23年 度 の 予 算 は 、 業 務 予 定 量 の 年 間 患 者 きく変化しております。この間、市内において 数 を 入 院 4 万 1,360人 、 外 来 6 万 5,880人 の 計 10 は 、 各 事 業 所 の ヘ ル パ ー 、 ケ ア マ ネ ー ジ ャ ー、 万 7,240人 と 設 定 い た し ま し た 。 介護福祉士らがお年寄りや家族を支え、制度の まず、収益的収支につきましては、収入の総 充実を図ってまいりました。 額 が 22億 3,535万 7,000円 、 支 出 の 総 額 が 21億 8, 本市の介護保険事業も、引き続き健全な事業 470万 円 で あ り ま す 。 運営を図るとともに、地域包括支援センターを 次に、資本的収支につきましては、企業債償 中心に、介護予防事業や総合的な相談支援を実 還 金 の み の 1 億 4,913万 8,000円 を 計 上 し て お り 施しながら、地域密着型の施設整備を中心に進 ます。 め、身近で多様なサービスが受けられるような 事業運営につきましては、今後とも独立採算 介護サービス体制の確立に努めてきたところで を維持しながら、経営の安定、信頼性、安全性 す。 の向上を目指し、医師会と協力してまいりたい このような中、第4期介護保険事業計画の最 と存じます。 後 の 年 に 当 た る 平 成 23年 度 は 、 地 域 懇 談 会 な ど 次 に 、 と 畜 場 特 別 会 計 で ご ざ い ま す が 、 昨 今、 を通じて、より的確に地域生活の課題などを把 食肉流通は不安定な市場環境が続いており、市 握しながら、第5期の高齢者福祉計画・介護保 食肉センターにおきましては施設の老朽化が進 険事業計画を策定すると同時に、介護療養病床 んでおりますが、安全で安心できる食肉を提供 のスムーズな転換を図ってまいります。 す る こ と が 、 と 畜 場 の 社 会 的 使 命 で ご ざ い ま す。 予算の概要でございますが、第4期介護保険 国が示している屠殺・解体時の衛生管理基準に 事業計画に 基づ き、 歳入歳出の総額は19億1,603 適合する施設の維持管理に努めるとともに、経 万 3,000円 を 計 上 し て お り ま す 。 費等の節減を図り、健全な運営に努めてまいり 次に、病院事業でございますが、垂水中央病 ます。 院 は 、 昭 和 62年 度 の 開 設 以 来 24年 目 と な り ま す また、経費の節減を図り、運営に努めており が、診療の質、経営の質を高め、地域の中核医 ますが、燃料の高騰などにより今後さらに困難 療機関としてその役割を果たしてきました。全 な状況が予想され、公営での運営は厳しい状況 国の自治体病院においては、医師不足と国の医 でございます。しかしながら、本施設は、安心・ 療制度改革による診療報酬の引き下げにより極 安全な食肉の供給はもとより、地域畜産業の振 度の経営難に陥っており、地域医療は崩壊の危 興、地域産業の安定的な発展のためにも本市に 機に瀕していると言われております。 必 要 な 施 設 で あ り 、 平 成 23年 度 内 に 民 間 に 引 き 本市の中央病院は、中核医療機関として市内 継ぐ計画で進めてまいります。 ― 34 ― 歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 は 、 1 億 271万 6,000円 を ります。 計上しております。 歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 は 、 3,566万 1,000円 を 計 次に、漁業集落排水処理施設特別会計でござ 上しております。 いますが、今後も、牛根境地区の生活環境の改 以上をもちまして予算案の説明を終わります 善と川や海の水質保全の向上を図るために、引 が、詳細につきましては、審議の過程におきま き続き加入促進を推進し、円滑な施設の運営管 して、私ほかそれぞれの担当課長から説明を申 理に努めてまいります。 し 上げ ま す の で 、 よ ろ し く 御 審 議 賜 り ま す よ う 歳 入 歳 出 予 算 の 総 額 は 、 2,682万 3,000円 を 計 お願いを申し上げます。 上しております。 〇 議 長 ( 川 達 志 ) た だ い ま 平 成 23年 度 の 各 次に、水道事業会計でございますが、本年度 会計予算案について説明がありましたが、これ も 、 国 道 整 備 に 伴 う 配 水 管 布 設 を 行 う と と も に、 に対する質疑及び一般質問のための本会議を3 ライフラインとしての機能の確保及び災害に強 月 8 日 及 び 9 日 の 午 前 9 時 30分 か ら 開 き ま す。 い管路網の構築を図るため、バイパス管の整備 質疑及び質問は通告制といたしますので、質 を実施し、信頼性と安全性の向上を目指してま 疑 者 及 び 質 問 者 は 、 会 議 規 則 第 51条 第 1 項 の 規 いります。給水件数につきましては減少傾向に 定 に よ り 、 2 月 28日 の 正 午 ま で に 質 疑 及 び 質 問 あ り ま す が 、 平 成 23年 度 も 、 な お 一 層 の 行 財 政 事項を具体的に文書で議会事務局へ提出を願い 改革に取り組むなど企業経営努力をし、事業の ます。 安定的供給に努めてまいります。 なお、当日の質問時間は、答弁時間を含めて 予算の概要につきましては、業務予定量とし 1時間以内とします。また、質問回数について ま し て 、 給 水 戸 数 7,000戸 、 年 間 給 水 量 190万 立 は4回までとしますが、一問一答方式を選択し 方メートルとして、所要の経費を計上いたして た場合は、1回目は一括で行い、2回目の質問 おります。 から1項目につき3回までとします。また、い 収 益 的 収 支 に つ き ま し て は 、 収 益 総 額 2 億 8, ず れ も 初 回 の 発 言 時 間 を 20分 以 内 に 制 限 い た し 965万 8,000円 で 、 そ の 主 な 財 源 は 水 道 料 金 と な ますので、御協力をお願いいたします。 っております。事業費用につきましては、総額 △ 陳 情 第 28号 、 請 願 第 2 号 ・ 請 願 第 3 号 2 億 7,798万 6,000円 で 、 対 前 年 度 比 993万 4,000 一括上程 円の増となっております。 〇議長(川達志) 日程第36、陳情第28号及び 次に、資本的収支につきましては、支出総額 日 程 第 37、 請 願 第 2 号 並 び に 日 程 第 38、 請 願 第 1億6,787万8,000円で、対前年度比3,425万1,000 3号の陳情1件及び請願2件を一括議題としま の減となっております。なお、資本的収入が資 す。 本的支出に対し不足する額は、内部留保資金を 件名の朗読を省略いたします。 充当してまいります。 次 に 、 簡 易 水 道 事 業 特 別 会 計 で ご ざ い ま す が、 陳情第28号 350万人の ウ イ ル ス性肝炎患者の 救 上水道と同様に、ライフラインとしての機能の 済に関する意見書採択の陳情 確保、水道水質などの情報提供など、万全な体 請願第2号 子ども医療費助成制度の窓口負担 制の維持管理に努めますとともに、コストの縮 支払いの無料化を求める請願 減等、事務事業の効率性の向上に努め、地域住 請願第3号 国民健康保険税の大幅引き上げ計 民の安全で安心な水の安定的供給に努めてまい 画の見直しを求める請願 ― 35 ― 〇議長(川達志)お諮りします。 た だ い ま の 陳 情 1 件 及 び 請 願 2 件 に つ い て は、 いずれも所管の各常任委員会にそれぞれ付託の 上、審査をしたいと思います。 これに御異議ありませんか。 [「異議なし」と呼ぶ者あり] 〇議長(川達志)異議なしと認めます。 よ っ て 、 陳 情 第 28号 及 び 請 願 第 2 号 並 び に 請 願 第 3 号 の 陳 情 1 件 及 び 請 願 2 件 に つ い て は、 いずれも所管の各常任委員会にそれぞれ付託す ることに決定しました。 本日の日程は、以上で全部終了しました。 △日程報告 〇 議 長 ( 川 達 志 ) 明 25日 か ら 3 月 7 日 ま で は、議事の都合により休会とします。 次 の 本 会 議 は 、 3 月 8 日 及 び 9 日 に 開 き ま す。 △散 会 〇 議 長 ( 川 達 志 ) 本 日 は 、 こ れ を も ち ま し て散会します。 午後2時3分散会 ― 36 ― 平 成 23 年 第 1 回 定 例 会 会 議 録 第 2 日 平 成 23 年 3 月 8 日 本 会 議 第 2 号( 3 月 8 日 ) ( 火曜 ) 出 席 議 員 12名 1番 ( 欠 員 ) 9番 森 正 勝 2番 大 薗 藤 幸 10番 持 留 良 一 3番 ( 欠 員 ) 11番 宮 迫 泰 倫 4番 堀 添 國 尚 12番 川 達 志 5番 池 之 上 誠 13番 ( 欠 員 ) 6番 田 平 輝 也 14番 ( 欠 員 ) 7番 北 方 貞 明 15番 篠 原 則 8番 池 山 節 夫 16番 川 畑 三 郎 欠 席 議 員 0名 地 方 自 治 法 第121条 に よ る 出 席 者 長 尾 脇 雅 弥 商工観光課長 倉 岡 孝 昌 総 務 課 長 今 井 文 弘 土 木 課 長 深 港 渉 企 画 課 長 山 口 親 志 会 計 課 長 尾 迫 逸 郎 財 政 課 長 北 迫 睦 男 水 道 課 長 白 木 修 文 税 務 課 長 川井田 志 郎 監査事務局長 礒 脇 正 道 市 民 課 長 葛 迫 隆 博 消 防 長 宮 迫 義 秀 サービス課長 前木場 強 也 教 育 長 肥 後 昌 幸 保健福祉課長 城ノ下 剛 教育総務課長 三 浦 敬 志 生活環境課長 感王寺 八 郎 学校教育課長 有 馬 勝 広 農 林 課 長 森 下 利 行 社会教育課長 瀬 角 龍 平 市 市 民 相 談 水 産 課 長 塚 田 光 春 議会事務局出席者 事 務 局 長 松 浦 俊 秀 書 記 篠 原 輝 義 書 記 有 馬 英 朗 ― 37 ― 平 成 23年 3 月 8 日 午 前 9 時 30分 開 議 最初に、産業厚生委員長北方議員。 [産業厚生委員長北方貞明議員登壇] 〇産業厚生委員長(北方貞明) 皆さ ん 、 お は △開 議 ようございます。 〇 議 長 ( 川 達 志 ) 定 刻 、 定 足 数 に 達 し て お それでは、報告いたします。 りますので、ただいまから休会明けの本日の会 去 る 2 月 24日 の 本 会 議 に お い て 産 業 厚 生 委 員 議を開きます。 会付託となりました各案件について、3月1日 本日の議事日程は、お手元に配付いたしたと 委員会を開き、審査いたしましたので、その結 おりであります。 果を報告いたします。 △ 議 案 第 7 号 ~ 議 案 第 16号 一 括 上 程 最 初 に 、 議 案 第 7 号 平 成 22年 度 垂 水 市 一 般 会 〇議長(川達志)日程第1、議案第7号か 計 補 正 予 算 ( 第 11号 ) 案 中 の 所 管 費 目 に つ い て ら 日 程 第 10、 議 案 第 16号 ま で の 議 案 10件 を 一 括 は、原案のとおり可決されました。 議題とします。 次 に 、 議 案 第 11号 平 成 22年 度 垂 水 市 介 護 保 険 件名の朗読を省略いたします。 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 第 3 号 ) 案 、 議 案 第 12号 平 成 22年 度 垂 水 市 老 人 保 健 施 設 特 別 会 計 補 正 予 算 議 案 第 7 号 平 成 22年 度 垂 水 市 一 般 会 計 補 正 予 ( 第 1 号 ) 案 、 議 案 第 13号 平 成 22年 度 垂 水 市 病 算 ( 第 11号 ) 案 院 事 業 会 計 補 正 予 算 ( 第 2 号 ) 案 、 議 案 第 14号 議 案 第 8 号 平 成 22年 度 垂 水 市 国 民 健 康 保 険 特 平 成 22年 度 垂 水 市 と 畜 場 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 第 別会計補正予算(第4号)案 3 号 ) 案 、 議 案 第 15号 平 成 22年 度 垂 水 市 簡 易 水 議 案 第 9 号 平 成 22年 度 垂 水 市 後 期 高 齢 者 医 療 道事業特別会計補正予算(第4号)案、及び議 特別会計補正予算(第1号)案 案 第 16号 平 成 22年 度 垂 水 市 水 道 事 業 会 計 補 正 予 議 案 第 10号 平 成 22年 度 垂 水 市 交 通 災 害 共 済 特 算(第3号)案については、いずれも原案のと 別会計補正予算(第2号)案 おり可決されました。 議 案 第 11号 平 成 22年 度 垂 水 市 介 護 保 険 特 別 会 以上で、報告を終わります。 計補正予算(第3号)案 〇議長(川達志) 次に、総務文教委員長田平 議 案 第 12号 平 成 22年 度 垂 水 市 老 人 保 健 施 設 特 議員。 別会計補正予算(第1号)案 [総務文教委員長田平輝也議員登壇] 議 案 第 13号 平 成 22年 度 垂 水 市 病 院 事 業 会 計 補 〇総務文教委員長(田平輝也) お は よ う ご ざ 正予算(第2号)案 います。 議 案 第 14号 平 成 22年 度 垂 水 市 と 畜 場 特 別 会 計 去 る 2 月 24日 の 本 会 議 に お い て 総 務 文 教 委 員 補正予算(第3号)案 会付託となりました各案件について、3月3日 議 案 第 15号 平 成 22年 度 垂 水 市 簡 易 水 道 事 業 特 委員会を開き、審査いたしましたので、その結 別会計補正予算(第4号)案 果を報告いたします。 議 案 第 16号 平 成 22年 度 垂 水 市 水 道 事 業 会 計 補 最 初 に 、 議 案 7 号 平 成 22年 度 垂 水 市 一 般 会 計 正予算(第3号)案 補 正 予 算 ( 第 11号 ) 案 中 の 所 管 費 目 ・ 歳 入 全 款 については、原案のとおり可決されました。 〇 議 長 ( 川 達 志 ) こ こ で 、 各 委 員 長 の 審 査 次 に 、 議 案 第 8 号 平 成 22年 度 垂 水 市 国 民 健 康 報告を求めます。 保険特別会計補正予算(第4号)案、及び議案 ― 38 ― 第 9 号 平 成 22年 度 垂 水 市 後 期 高 齢 者 医 療 特 別 会 回までとします。また、いずれも初回の発言時 計補正予算(第1号)案については、いずれも 間 を 20分 以 内 に 制 限 し ま す の で 、 ご 協 力 を お 願 原案のとおり可決されました。 いをいたします。 次 に 、 議 案 第 10号 平 成 22年 度 垂 水 市 交 通 災 害 それでは、通告に従って、順次質疑及び質問 共 済 特 別 会 計 補 正 予 算 ( 第 2 号 ) 案 に つ い て は、 を許可します。 いずれも原案のとおり可決されました。 最初に、2番大薗藤幸議員の質疑及び質問を 以上で、報告を終わります。 許可します。 〇 議 長 ( 川 達 志 ) こ れ か ら 質 疑 を 行 い ま す。 [大薗藤幸議員登壇] 質疑はありませんか。 〇大薗藤幸議員 皆さん、おはようございます。 [「なし」と呼ぶ者あり] 気候 も め っ き り 春 ら し く な り ま し て 梅 の 花 も 〇議長(川達志)質疑なしと認めます。 満開 の よ う で ご ざ い ま す 。 こ と し 1 月 、 2 月 と これで質疑を終わります。 本当に寒い日が続いておりましたが、この寒さ これから討論を行います。 と 桜 島 降 灰 に め げ ず に 、 1 月 23日 に 垂 水 の 市 長 討論はありませんか。 選 挙 が 行 わ れ ま し た 。 若 さ と 水 迫 市 政 を 継 承、 [「なし」と呼ぶ者あり] そして行動力を訴えられました新尾脇市長が誕 〇議長(川達志)討論なしと認めます。 生いたしました。今後4年間、垂水に若きリー これで討論を終わります。 ダーとして、市民のために御活躍をされること お諮りします。 を願ってやみません。 議 案 第 7 号 か ら 議 案 第 16号 ま で の 議 案 10件 を そ れ で は 、 議 長 に 許可 を い た だ い て お り ま す 委員長の報告のとおり決することに御異議あり ので、早速質問に入ってまいります。 ませんか。 まず、垂水市の商業店舗用地として埋め立て [「異議なし」と呼ぶ者あり] がなされました潮彩町の土地開発公社所有の土 〇議長(川達志)異議なしと認めます。 地に ナ フ コ が 誘 致 さ れ 、 次 に ド ラ ッ グ ス ト ア モ よ っ て 、 議 案 第 7 号 か ら 議 案 第 16号 ま で の 議 リが誘致をされました。今般、ヤマダ電機さん 案 10件 に つ い て は 、 各 委 員 長 の 報 告 の と お り 決 が 誘致 を さ れ る と い う こ と の 情 報 を 得て お り ま 定しました。 したので、現在の垂水市土地開発公社の資産と △平成23年度各会計予算案に対する質疑・ 借入金の総額、この現状をお伺いいたしたいと 一般質問 思います。 〇 議 長 ( 川 達 志 ) 日 程 第 11、 た だ い ま か ら、 次に、国際情勢では、中東、アフリカ諸国の 平 成 23年 度 各 会 計 予 算 案 に 対 す る 質 疑 及 び 一 般 混 乱 に よ っ て 、 重 油 の 石 油 系 の 高 騰 が 予 想 さ れ、 質問を行います。 既に高騰が始まっているようにも思います。国 1回目の質疑及び質問は登壇して行い、再質 で は 衆 参 ね じ れ の 現 象 で 、 23年 度 の 新 年 度 予 算 疑及び再質問は質問席からお願いします。 が衆議院を通過し、衆議院の優越性から新年度 なお、本日の質疑及び質問時間は、答弁時間 予 算 は 可 決 さ れ る 運 び と な る と 思 っ て お り ま す。 を含めて1時間以内とします。 しかしながら、関連法案が可決できなければ国 ま た 、 質 問 回 数 に つ い て は 4 回ま で と し ま す 民 の 生 活 に 支 障 を 来 す 。 過 去 に ア メ リ カ で は、 が、一問一答方式を選択した場合は、1回目は クリントン大統領の時期に政府が閉鎖をされた 一括で行い、2回目の質問から1項目につき3 時期がございます。関連法案等の予算措置が可 ― 39 ― 決 で き な く て 、 一 時 80万 人 の 公 務 員 が 自 宅 待 機 す。潮彩町の住宅分譲地については、集合住宅 を強いられたという経緯がございます。日本も 用地として計画をしておりましたが、売却でき そ の よ う な こ と に な る の か も し れ な い 。 特別 国 ま せ ん で し た の で 、 平 成 20年 度 に 分 譲 地 と し て 債の発行ができなければ、八十数兆円の中の四 11区 画 を 整 備 し 、 販 売 し て き て お り ま す 。 本 年 十数兆円が執行できない。まさにそのことを意 度 平 成 22年 度 は 、 5 区 画 の 契 約 を 締 結 し ま し て、 味しているのだと思います。 残り1区画となっております。旧フェリー駐車 そこで、垂水の農林漁業の低迷は、日本各地 場 跡地 に つ い て は 、 い ろ ん な と こ ろ か ら 問 い 合 でも同じようなことが言えますが、特に垂水市 わ せ が あ り ま す が 、 契 約 に は 至っ て お り ま せ ん。 では養殖漁業が盛んに行われております。しか しかしながら、財産使用許可書により、利用者 しながら、垂水の漁業組合は昨年、一昨年と資 に貸付をしている現状であります。 金不足に陥りまして、昨年はカンパチの値段も 経営的には、現在、7億円の長期・短期の借 そ れ な り の も の が あ り ま し た が 、 製 品と し て 出 入金で財政的運営を行っております。本年度は 荷をする魚が足りなかった。以前の1年、2年 土地売却の収入がありましたので、返却に充て 前 の 資 金 不 足 が た た っ て い る の で ご ざ い ま す。 てまいりたいと思っております。 私は、過去にも、この漁業者への、養殖業者へ 以上が、土地開発公社の現状であります。 の支援は続けていかなければならない、漁業振 〇 水産課 長( 塚田 光春) 大 薗 議 員 の 水 産 振 興 興貸付基金について、垂水漁協と牛根漁協と双 資金の貸し付けについてお答えいたします。 方合わせて1億円という貸し付けが一昨年度か 養殖漁業者は、これまでの長年にわたるブリ・ ら行われております。この貸付金を垂水漁協1 カンパチの魚価低迷、それからえさの高騰等の 億円、牛根漁協1億円と増額することはできな 影響を受けまして、養殖業者の中には経営が悪 い か と い う 質問 も 行っ て ま い り ま し た 。 し か し 化し、倒産・廃業に追い込まれるなど、依然と ながら、当時はまだ損失補償が残っておりまし し て 厳 し い 経 営 環 境 が 続 い て お り ま す 。 そ こ で、 て 、 執 行 部 は 時 期 尚 早 と い う 判 断 を さ れ ま し た。 両漁協ともに、これまでの廃業者による漁協へ し か し 、 損 失 補 償 も 昨 年 の 10月 に 垂 水 漁 協 は 終 のえさ代の固定化負債が発生しまして、漁協は 了し、牛根漁協もたしか今月で全額完済の予定 資 金 繰 り に 苦 慮 し て い る と こ ろ で ご ざ い ま す。 であると聞いております。今ここに来て損失補 そのようなことから、垂水市漁協より昨年末 償なるものができないのであれば、短期の振興 からことしにかけて、損失補償の再度の要望が 貸付金の増額を願うものでございます。水産課 あったところでございます。 長に御答弁をお願いいたします。 そ こ で 、 垂 水 市 と し ま し て は 、 平 成 17年 度 ま 以上で、1回目の質問を終わります。 で 損 失 補 償 を し て ま い り ま し た が 、 平 成 18年 度 〇 企画課長( 山口親志) 大 薗 議 員 の 質 問 に お 以降、損失補償に対しては行政上の制限がいろ 答えいたします。 いろ生じてきており、損失補償についてはお断 垂水市土地開発公社の現状としましては、質 りしたところでございます。 問にありました潮彩町商業施設用地と潮彩町の し か し な が ら 、 議 員お っ し ゃ る と お り 、 両 漁 住宅分譲地及び旧フェリーの駐車場跡地を資産 協では漁協経営の資金繰りに苦慮していること として抱えております。商業施設用地について か ら 、 養 殖 漁 業 の 支 援 策 と し ま し て 、 23年 度 予 は 、 垂 水 共 同 店 舗 有 限 会 社 と 平 成 17年 12月 6 日 算 に 水 産 振 興 貸 付 金 の 垂 水 市 漁 協 、 牛 根 漁 協、 付で賃貸契約を交わし、貸し付けをしておりま 両漁協合わせて2億円の増額の計上をし、今議 ― 40 ― 会へ上程しているところでございます。 以上です。 以上でございます。 〇大薗藤幸議員 再度、私が今お聞きしたのは、 〇大薗藤幸議員 ありがとうございます。 漁業振興策のという表現ではございません。損 一問一答でお願いをいたします。ちょっとタ 失補償を前向きに検討するというようなお話を イトル、前後してよろしいでしょうか。 されたとお聞きしているんですが、漁業振興策 今、開発公社のほうの現状と漁業振興貸付金 を前向きに検討するとおっしゃったのか、損失 の質問をいたしまして、水産課のほうでは両漁 補 償 を 前 向 き に 検 討 す る と お っ し ゃ っ た の か。 協で2億円を融資をするということを明言され なぜかといいますと、この短期貸付金も漁業 ま し た の で 、 漁 業 組 合 の ほ う も 何と か そ れ な り 振興策に値するわけですから、損失補償だと私 の資金繰りに役立てられるのかなというふうに は お 聞 き を し て お り ま す し 、 漁 業 組 合の ほ う に 思っておりまして、納得しております。 私は お 話 を お 伺 い し た と こ ろ 、 そ の よ う な ふ う そこで、ちょっと尾脇市長にお伺いいたしま に 明 確に お 答え を い た だ い た ん で す が 、 い か が すが、必要なければ答弁なさらなくても結構で ですか。 ございます。よろしいですか。 〇 市 長 ( 尾 脇雅 弥 ) 今 、 お 話 し さ せ て い た だ 先ほど水産課長が申されたように、昨年度か きましたように、漁業振興は大事であると、損 ら損失補償のお願いがあったと。行政上の問題 失補償も含め、前向きに検討させていただきま か ら 、 こ の こ と は 無 理 と い う 判 断で お 断 り を さ すとお答えをいたしました。 れ た 。 し か し 、 1 月 23日 の 市 長 選 挙 に 至 る ま で 〇大薗藤幸議員 漁業振興は大事であると、損 の間に、漁業組合等の街頭でも、損失補償に対 失補償も含めというような発言があったのであ し て も 前 向き に 検 討 を い た し ま す と い う こ と を れば、今後、再度検討されて、損失補償ができ 話されたとお聞きしておりますが、御答弁いた る も の か 否 か を 判 断を し て い た だ き た い 。 そ し だ け れ ば と 思 い ま す が 、 一 言 よ ろ し く お 願い い て、そう遠くない将来にその御判断をいただき たします。 た い と 思 い ま す 。 そ れ で こ の 質 問は 終 わ り ま す。 〇市長(尾脇雅弥)大薗議員の2回目の質問 土地開発公社の件でございますが、私は常識 にお答えいたします。 論 で 、 一 般 論 で お 話 を 差 し 上 げ ま す 。 平 成 17年 垂水漁協より損失補償の対応についてお尋ね 12月 6 日 に ナ フ コ さ ん を 誘 致 さ れ ま し て 、 1 億 をされた際には、垂水市の基幹産業であります 600万円と いう 土地代を商業店舗さ んは 公社にお ことから、損失補償を含め、漁業振興策を前向 支払 さ れ て い ら っ し ゃ い ま す 。 そ し て 、 次 に ド き に 検 討 さ せ て い た だ き た い 旨を お 話 し を さ せ ラ ッ グ ス ト ア モ リ さ ん の 建 物 の 敷 地 4,074万 円、 て い た だ き ま し た 。 そ の 後 、 市 長に 就 任 を し て、 今回ヤマ ダ電機さ んも 同じ く建物の 敷地4,000万 これからの漁業振興のためにと前向きに関係の 円弱 、 こ れ を 購 入 さ れ て お い で で ご ざ い ま す が、 皆様とも協議をしてまいりましたが、行政上の こ の 総 額 が 1 億 9,600万 円 強 、 残 り 2 億 6,000万 問題点を総合的に勘案した結果、現状での損失 円を駐車場として使用されておいででございま 補償に関してはできないと判断し、回答させて す。 いただいたところです。 なぜこのような話を申し上げるかと申します なお、この問題に関しましては、前水迫市長 と 、 私 は 、 19年 の 第 3 回 、 9 月 議 会 と 申 し ま す からも昨年、両組合長に対し、直接申し入れて か、定例会において全く同じ質問をいたしてお あると伺っているところでございます。 ります。多分尾脇市長も御承知だったと思いま ― 41 ― す 、 私 の 隣 の 席 で お 聞 き に な ら れ ま し た の で。 1 億 円 投 入し な け れ ば な ら な い 。 こ れ は そ の と 17年 の 12月 6 日 に 、 垂 水 市 の 土 地 開 発 公 社 と 垂 お り だ と 思い ま す け れ ど も 、 だ っ た ら 、 な ぜ こ 水共同店舗有限会社との商業用地の賃貸契約書 の よ う な 大 き な 利 ざ や が あ る 制 度 を 認め た の か。 に つ い て 、 こ の 契 約 書 の 条 項 の 中 に 、 10年 間 貸 ま ず 第 一に 、 な ぜ こ の よ う な 契約 を し た の か。 し 出しますよと、年間800万円相当で貸しますよ 今となっては、当時、水迫市長が理事長で、議 と。しかし、1つの条文に、権利の譲渡等の禁 会で決定して判断をされていますが、どこに責 止で、使用権を第三者に譲渡し、貸し付けをす 任の所在があるんですか。市民はだれに言えば る と き は 、 そ の 承 認 を 受 け な け れ ば な ら な い。 いいんですか。開発公社そのものが表に出てこ こ れ は ど う い う こ と で す か と い う こ と を お 聞き な い 。 市 民 の 目 に 触 れ な い 。 我 々 12人 こ こ に 議 した記憶がございます。当時、企画課長は迫田 員が在籍しておりますが、多分、御存じでない 裕司課長でございました。 議員 も い ら っ し ゃ る か も し れ な い 。 ほ と ん ど の 大体、垂水の土地開発公社が持っている資産 市民はなおさら御存じでない。このような制度 を 共 同 店 舗 さ ん に 年 契 約 で 10年 間 貸 し 出 し ま す があっていいのか。 よ。しかし、開発公社が認めれば、共同店舗さ そ し て 、 平 成 28年 の 3 月 14日 ま で に 、 残 り の んが他人にそれを又貸しすることを認めますよ 土地、2 億6,000万円相当を 共同店舗さ ん が 全額 と い う 意 味な ん で す 。 そ の よ う な 契 約 な ん で す。 買い 取 る と い う 契 約 で ご ざ い ま す が 、 そ の と き なぜこのような契約をしたのか、前回もお聞 に2億円しか資金が調達できないとなったとき きしておりますが、自分で営業を営むためにそ は ど う さ れ る の か 。 だ れ が 責 任を と る ん で す か、 の 土地を年間800万円で貸して ください。その数 6,000万円足らなくなりますよ。だれなんですか、 字が妥当かどうかは別にいたしまして、通常は そのとき、あと5年弱でございますが。企画課 自分たちで何かを営業するために土地を借りる 長はそのときは多分、時間的な経緯から見て定 はずです。しかし、その中に、又貸しができる 年になっておいでですので、答弁をされる立場 ような条文が入っている。これはどういうこと にないと思います。尾脇市長が現理事長になっ な の か と 、 そ し て 現 実に ナ フ コ さ ん に 又 貸し を ていらっしゃるかな。もうなっていらっしゃる さ れ 、 ド ラ ッ グ ス ト ア モ リ さ ん に 又貸 し を さ れ、 か。多分、充て職でございますので理事長にな 今回はヤマダ電機さんに又貸しをされ、共同店 られますが、そのとき尾脇市長が健在でありま 舗さん の 収益は年間3,566万円、 又貸し によ る賃 し た ら 、 ど う い う こ と で す か と い う よ う な 話は 料 で す ね 。 し か し 、 公社 に 払 っ て い ら っ し ゃ る で き ま す が 、 そ れ も ほ ぼ 未 知 数 で ご ざ い ま す。 賃 料 は 年 間 614万 円 、 差 額 が 2,950万 円 余 り 。 こ さあ、だれに市民は話をするんですか、そのと れは又貸しで得た利ざやによって、購入した土 きに。どうなんですか。再度、企画課長に答弁 地 代 金 の 返 済 が な さ れ て い る は ず な ん で す ね。 を求めます。 これを許せるのか。 〇 企画課長( 山口親志) ま ず 、 又 貸し に つ い 大体7億円の負債が今、あると答弁されまし て で あ り ま す が 、 当 時 、 17年 の 12月 6 日 に 契 約 たけれども、7億円の借金を市民全体で持って を し て お り ま す 。 こ の 契 約に つ い て は 、 あ の 一 いるんですよ。そしてその資産が8億円で売れ 帯 が な か な か 店 舗 整 備 が で き な い と い う こ と で、 れば、最終的に8億円で売れたら、1億円は一 その当時の理事長が政治的判断をされてこの契 般財源に入れます。公社を整理したときの話で 約は結んだと思いますが、この又貸しについて すけど。1億円不足が生じたら、一般財源から も 、 19年 の 9 月 議 会 の 大 薗 議 員 の 質 問 内 容 も 見 ― 42 ― させていただきました。 る 」 と あ り ま す の で 、 当 然 そ の 措置 も と り な が この11条の契約については、民法の612条にも ら 、 裁 判 の 手 続 を と る 方 法 と い う の も あ り ま す。 うたってあります賃借権の譲渡及び転貸しの制 以上であります。 限ということで、理事会が認めれば転貸しがで 〇大薗藤幸議員 民法上、又貸しの条項も理事 きるという条例に基づき、そういった民法に基 会が認めれば可能だと、何ら違法ではないとい づ き ま し て 、 こ の 11条 も 契 約 の 中に う た っ て お う 反論 で ご ざ い ま す が 、 そ れ は 百 も 承知 で ご ざ ります。ですから、ナフコもドラッグストアも います。理事会が認めれば、理事会の理事さん 誘致時に、駐車場用地として利用したいという たち、私も二、三、公社の傍聴をさせていただ 「賃借地の一部転用の承認について」という申 きましたが、失礼ですけれども、全員イエスマ 請書を提出しまして、理事会で承認しておりま ンですね。これが現状なんです。何一言、手を す の で 、 又 貸 し ・ 転 貸 し に つ い て は 、 こ の 11条 挙げられない。過去にずっと私は見てきており で許可をしているところであります。 ます。ということは、理事長に大きな判断の可 それから、現在7億円の借り入れがあります 能性 が あ っ た と い う こ と 。 そ し て 、 先 ほ ど 触 れ が、先ほども言いました3カ所のすべての土地 ら れ ま し た が 、 企 画 課 長 に 就 任 さ れ た と き に、 を整理しますと、7億円の金額になります。そ この契約の不履行の問題が将来的に危惧される のあたりから、今の共同店舗への貸し付けの金 と前市長から指示を受けたとおっしゃいました 額もですし、それから旧フェリー駐車場跡地の が、契約書の内容に不備があったことを認めら 坪 7 万円 の セ ッ ト も し て お り ま す の で 、 そ の あ れたということになりますよ、それは。それは たりは間違いないように土地開発公社で借り入 そ う で す よ 。 10年 後 に 買 い 取 れ な か っ た ら ど う れを返済する予定でしております。 な る の か 。 再 度 、 10年 後 に は 必 ず 買 う と い う 裏 そ れ と 、 も し 、 平 成 28年 1 月 14日 が 10年 の 満 書きをもって協議をしなさいと指示を受けたと 期でありますので、その時点で不履行が生じた いうことになりますからね。 ら ど う す る の か と い う こ と で す が 、 確か に 今 言 だから、私は当初申し上げましたように、常 わ れ る と お り 、 私も そ の 年ま で は お ら な い と は 識の範囲で話をさせていただきますよと、法的 思いますが、ただ、私も昨年の4月に企画課長 にとか、理事会が認めればとか、当然そうでご になりましたが、このことも前理事長から十分 ざいますが、私も企画課長に本来はお話をすべ にお願いをされまして、一番心配している事項 き こ と じ ゃ な い か も し れ ま せ ん 。 公 社全 体 に 話 で あ り ま し た の で 、 不履 行 に な ら な い よ う に 代 をしなければならないと思います。しかしなが 表 者 に 念 を 押 し ま し て 、 お 願 い も し て お り ま す。 ら、担当課が企画課長でございますので、山口 ま た 、 今 回 ヤ マ ダ 電 機 の 誘 致 の 申 請 時 に も 、 28 課 長 に 答 弁 を 求 め て い る と こ ろ で ご ざ い ま す。 年度までの十分なる資金計画を提出させており よ っ て 、 17年 に 契 約 を さ れ た 契 約 書 が 10年 間 有 ますので、そのあたりは、今の段階では不履行 効でありまして、これはこの契約を入れた途端 に な ら な い こ と を 十分 お 願 い す る こ と し か で き に共同店舗さんの勝利なんですね。公社として ませんが、代表者にもそのあたりは十分理解し はどうしようもないはずなんですよ。なぜそう ていただいていると思います。また、万が一の い う 契 約 を 許 し た の か 、 私 は ど う も わ か ら な い。 場 合 、 損 害 補 償 の 第 15条 で 、 「 本 契 約 に 定 め る それではちょっと表現を変えてみますが、あ 義務を履行しないため公社が損害を受けたとき の土地が山口課長の土地であるなら ば、現在600 には、その損害額の賠償を請求することができ 万 円 で 年 間 貸 し て 、 借 り た 人 が 又 貸 し を し て 3, ― 43 ― 500万円稼ぐ。これ許せますか。そういうことを 最 後の 質 問 に な り ま し た の で 、 わ か り や す く 説 されますか。印鑑を押しますか。再度、お願い 明をいただきたいと思います。 します。 〇市長(尾脇雅弥)大薗議員の最後の質問に 〇 企画課長( 山口親志) 基 本 的 に こ の 賃 貸 借 お答えをいたします。 契 約 書 は 、 10年 後 は す べ て を 買 い 取 る と い う 基 潮彩町の商業施設用地については、垂水共同 本 に 基 づ い て 、 又 貸 し の 条 項 も し て お り ま す。 店舗有限会社との間で懸念される内容があると 今言われましたとおり、3倍、4倍近くの金額 い う こ と は 承知 を し て お り ま す 。 し か し 、 契 約 を垂水共同店舗有限会社さんは収益を得ており 期間満了後の買い取りを予定していた土地代約 ま す が 、 資 金 計 画 等 も 見 て み ま す と 、 そ の 中 で、 4 億 6,200万 円 の う ち 、 既 に 4 割 に 当 た る 1 億 9 買 い 取 る た め の 資 金 も 積 み 立 て て お り ま す し、 ,600万 円 は 購 入 済 み で あ り 、 月 々 の 賃 貸 料 も 遅 土 地を 、 ナ フ コ 、 そ れ か ら ド ラ ッ グ ス ト ア モ リ 滞なく支払われていることなどを総合的に考え 等を購入されたときの固定資産税等もあります た場合に、垂水共同店舗有限会社との間で交わ し 、 そ の あ た り に そ の 収入 を 充て て い ら っ し ゃ した契約書の内容を尊重して、お互いが信義を い ま す 。 そ う い っ た と こ ろ で 年 間の 収 支 も 見 さ 重んじて誠実に履行していくのが最善だという せ て い た だ き ま し た 。 そ う い っ た こ と で 、 10年 ふうに考えております。 後買い取るという条件で、基本がそこにありま その上で、垂水共同店舗有限会社へは、地元 す の で 、 私 の こ と を 今 触れ ら れ ま し た が 、 そ う 商業へのさらなる波及効果への仕組みづくりや いったふうで、こういった形でやりたいという 契約期間満了時の買い取りの確実な履行を求め その目的を持って、個人的に私が自分の土地を ていくべきであると思っております。 認めた場合は、契約が認めた場合は、先ほども 以上でございます。 言いましたとおり、民法の612条で契約が行えば 〇大薗藤幸議員 回数の制限がございますので、 できるという形がありますので、それに基づい こ れ で 終わ ら せ て い た だ き ま す 。 あ り が と う ご て又貸しの申請も許可もしているんだと思って ざいました。 おります。 〇議長(川達志)次に、8番池山節夫議員 以上です。 の質疑及び質問を許可します。 〇大薗藤幸議員 最後の質問になりますけれど [池山節夫議員登壇] も、水迫市長の市政を、水迫市政の3期目とと 〇池山節夫議員 おはようございます。 らえて水迫市政を継承していきたいというよう それでは、議長に発言の許可をいただきまし なことを公約を掲げられて、公言されて、市長 た の で 、 さ き に 通 告 し て お き ま し た 順に 質 問 を 選に見事当選されました尾脇市長にお願いをす してまいりますので、市長の御答弁をよろしく る も の で ご ざ い ま す が 、 17年 に 理 事 長 で 契 約 を お願い申し上げます。 な さ れ た 水 迫 市 長 の こ の 判 断 を 、 過 去 の 17年 の 尾脇市長は、若さと行動力を強調し、水迫市 この判断を、支持をされますか。それとも、新 政の継承と発展、行財政改革の推進、教育・福 市長の尾脇市長であれば、私ならこうだという 祉の充実や桜島道路の実現などを主張して当選 ような反論がございますか。 をされました。 先ほど企画課長に申し上げましたとおり、尾 今回の市長選挙は、1995年以来16年ぶりとなる 脇 市 長 の 土 地 な ら ば 、 尾 脇 市 長 は 17年 の 12月 の 三つどもえの戦いとなりましたが、投票率は2007 6 日 の 段 階 で そ の よ う な 契 約 を な さ れ ま す か。 年 の 前 回 83.78% を 6.12ポ イ ン ト 下 回 り 、 77.66 ― 44 ― %で、過去最低を記録いたしました。「投票率 してまいります。効率的な政策のためにも、優 の低下は、明確な争点がなかったことや、急速 先順位をつけ、一番大切である現場の状況を確 な 高 齢 化 も 投 票 行 動 を 鈍 ら せ た と 考 え ら れ る が、 認し、適切な方針を示していきたいと思ってお まずは市民の市政への関心をいかに高めるかが ります。 課 題で あ る 」 。 そ う い う こ と に な り そ う だ と い 2番目の強力な子育て支援策についてお答え う の が 、 「 垂 水 市 長 選 を 顧 み て 」 の 南 日 本 新 聞、 をいたします。 福留梓記者の論評であります。また、「尾脇市 本 市 で は 、 平 成 21年 4 月 か ら 、 医 療 費 の 助 成 長の 得票数4,748票は 、 矢野氏と 迫田氏の 得票数 を中学校卒業までとした乳幼児等医療費助成の の 合計6,817票を下回って お り、 水迫市政の継承 開 始 、 平 成 21年 10月 、 垂 水 市 キ ラ ラ メ ッ セ で の を掲げた尾脇市長への評価は二分されたとも言 垂 水 市 子 育 て 相 談 支 援 セ ン タ ー の 開 設 、 さ ら に、 える」と続けて、「独自カラーをどう打ち出す 水 之 上 定 住 促 進 に お け る 家 賃 の 軽 減 策 、 平 成 22 かが問われる」と結んでおります。 年4月、水之上小学校放課後児童クラブの開設 市長選挙での公約では、緊急課題として、人 など、積極的に子育て支援策を展開してきまし 口増、活性化、行財政改革の解決がうたわれて た。 おりますが、尾脇市政1期目の課題として、垂 23年 度 に は 、 次 の よ う な 業 務 を 実 施 す る 予 定 水の生き残りをかけた行財政改革の断行につい でございます。 て、強力な子育て支援策について、垂水高校存 1つ目は、新たに子育て支援連絡調整会を開 続への取り組みについて、人口3万人のまちづ 催 す る よ う 計 画 し て お り ま す 。 こ の 調 整 会 は、 く り に つ い て 、 地 場 産 業 の 強 化 充 実 に つ い て、 次世代育成支援対策行動計画に基づき、すべて 雇用の充実と若者の定住促進について、質の高 の子供たちが健やかに育つために、垂水市全体 い特産ブランドの育成と知恵を駆使した販売戦 として連携と継続した支援体制の構築を目的と 略について、以上7項目について市長の考えを し、各関係機関との連絡調整会を開催するもの 伺います。 です。 これで、1回目の質問を終わります。 地域住民、幼稚園、保育園、学校関係などか 〇市長(尾脇雅弥)池山議員の質問にお答え ら、虐待、DV、慢性疾病による発達障害、長 をいたします。 期 に わ た る 乳 幼 児 健 診 、 未 受 診 者 な ど の 相 談、 私は、今回の市長選挙での公約といたしまし 通報等に対し、保健福祉課において対象の子供 て、行財政改革断行の継続を訴えてまいりまし にかかわる状況把握を行い、専門医、児童相談 た。前水迫市長のもと、行財政改革を進められ 所、民生委員、行政など関係機関を含めたケー てまいりましたが、地方行政は依然として厳し ス検討会議を開催し、情報の共有、問題解決へ い状況であります。そのような中、前水迫市長 の方針、方法、役割の決定、支援策の検討など の志を継続しながら、行財政改革の断行を行っ を 行 う こ と と し て お り ま す 。 ま た 、 こ の 会 は、 て い き た い と 思 っ て お り ま す 。 市民 と の 共 生 ・ 定期的に研修会や関係機関の情報交換を実施し 協働のまちづくりが基本であるためには、行政 ながら、子育て支援のネットワークづくりを図 が信頼されなければなりません。信頼されるた っていきたいと考えています。 め に は 、 財政 基 盤 も し っ か り さ せ な け れ ば な り 2つ目として、健康増進係が実施している4 ません。行政と市民の知識と知恵を融合し、今 回の乳幼児健診、3カ月児健診、6~7カ月児 まで進められてきた行財政改革を基本的に継続 健診、1歳6カ月児健診、3歳児健診について ― 45 ― は、これまで市内開業医にお願いをしておりま これまで垂水高校の存続・振興策につきまし し た が 、 平 成 23年 度 は 小 児 科 専 門 医 院 の 協 力 を て は 、 垂 水 市 、 市 議 会 、 市 P T A 連 絡 協 議 会、 得て実施する予定でございます。 垂水高校の同窓会及び垂水高校PTAなどの代 また、子育て支援のネットワークづくりの一 表者から成る垂水高校振興対策協議会で協議を 環 と し て 、 フ ァ ミ リ ー サ ポ ー ト セ ン タ ー 事業 な してきているところでございます。 ど子育て支援の体制整備を考えていきたいと思 昨年、県教委のほうで公立高校の振興方針を っています。 策定するに当たり、その骨子の中に新たに2つ フ ァ ミ リ ー サ ポ ー ト セ ン タ ー は 、 地 域に お い の 学 校 廃 止 基 準 が 追 加 さ れ る 形 で 示 さ れ ま し た。 て育児や介護の援助を受けたい人と行いたい人 この廃止基準が正式に追加されることになりま が会員となり、育児や介護について助け合う会 すと、垂水高校は廃止対象となり、高校の存続 員組織です。育児の援助として、保育所の開始 が極めて厳しい状況になりますことから、垂水 前や終了後の子供を預かる、学校の放課後や学 市 で は 、 垂 水 高 校 振 興 対 策 協 議 会 を 開 催 を し て、 童保育終了後、子供を預かる、保護者などの病 昨 年 の 12月 9 日 に 正 式 に 県 教 育 長 に 対 し て 要 請 気や休養等の場合に子供を預かる、冠婚葬祭や 文を提出したところであります。 ほかの子供の学校行事の際、子供を預かる、買 そ の 成 果 も あ っ て 、 こ と し の 2 月 26日 の 南 日 い物など外出の際などの子供を預かるなどがあ 本新聞によりますと、県教委は、小規模校の廃 るようでございます。既に県内で9カ所設置さ 止基準を従来より拡大する公立高校の振興方針 れているようでございます。 の策定は保留をし、再編については、廃止基準 また、市のホームページ上でも、子育て支援 にこだわらず、地域の実情や歴史的な背景を考 のための制度説明とあわせまして、子育てサー 慮し、個別に対応するという方針が報道をされ クル、子育て相談支援センターの情報提供を行 ま し た 。 ま た 、 鹿 児 島 県 は 、 平 成 23年 に 「 大 隅 っております。しかしながら、活動内容がわか 地域の公立高校の在り方検討委員会」を立ち上 りづらかったことから、活動の様子や指導員の げ、大隅地域の高校について各高校の存続や振 コメントを写真入りでタイムリーに更新を行え 興の具体策を検討するとしています。 るようにしまして、市民の皆様に認知を深めて 本市から高校がなくなりますと、長距離での いただき、子育て相談支援センターを拠点とし バ ス 通 学 あ る い は フ ェ リ ー 通 学 と な り ま す の で、 た子育て世代のネットワークづくりと各種情報 保護者の経済的負担が大きくなりますし、過疎 の提供をさらに進めてまいります。 化も一層進むことになります。そこで、垂水高 また、相談支援センターが専用施設でないこ 校の存続への今後の取り組みについてでありま とから、利用時間などに制限がかかっていると すけれども、私は、人と政策とお金をかけてい こ ろ で あ り ま す け れ ど も 、 平 成 22年 度 は 夏 休 み きたいと考えております。 期間中5日間、情報センター休館日の月曜日を 人 に つ き ま し て は 、 こ の こ と に 専 門に か か わ 利用しまして開設しましたところ、利用者も多 る担当職員を配置をして、そして政策につきま く 、 好 評 で し た 。 平 成 23年 度 は 試 験 的 に 月 曜 日 しては、これまでの垂水高校振興対策協議会を の 閉 館 時 間 を 13時 か ら 延 長 す る な ど し て 、 現 在、 核としまして、垂水高校への入学率を高めるた で き る 限 り の 支 援 を 行 い た い と 考え て お り ま す。 めの方策、高校自体の自助努力の部分や、そし 次に、垂水高校の存続への取り組みについて て垂水高校を卒業する場合の就職、進学につい の御質問にお答えをいたします。 ての出口の部分についてなど、今後、十分に検 ― 46 ― 討・協議して、高校存続に向けて取り組んでま げたいと思います。 いりたいと思います。以上でございます。 4 点目 は 、 ブ ル ー ・ ツ ー リ ズ ム で ご ざ い ま す 次の人口3万人のまちづくりの質問にお答え が、垂水市漁協では一昨年から県外の中・高校 をいたします。 修学旅行生や各種団体などの漁業体験も受け入 今回の国勢調査の速報値の結果、垂水市の人 れておりますが、民泊戸数が不十分なため、牛 口の減少率は県内で5番目に高い位置にあるよ 根漁協へも民泊受け入れの協力を求めていると うであります。このことは、少子高齢化の波を こ ろ で ご ざ い ま す 。 そ し て 、 こ の 事業 が さ ら に 垂水市も大きく受けていると思われます。企業 充実したものになりますように、漁業体験の受 誘 致 な ど の 人 口 増 対 策 も 講 じ ら れ て き ま し た が、 け入れ体制について支援をしてまいります。 厳しい現状です。私は将来の垂水のあり方を考 続きまして、本市のもう1つの基幹産業であ え た と き 、 70万 鹿 児 島 市 と の 時 間 的 距 離 を 縮 め ります農業は、国内外の産地間競争、消費者の る こ と が 何よ り も 大 切と 考 え て い ま す 。 そ の よ 購 買 力 の 低 下 な ど に よ る 農 畜 産 物 価 格 の 低 迷、 うな中、新聞、テレビでも御承知のとおり、桜 生産資材等の高騰や桜島降灰による被害などに 島道路の実現性が出てまいりました。そうなり より、厳しい状況にあります。また、TPP交 ますと、垂水市は、鹿児島市のベッドタウンと 渉参加への検討などの問題も山積をしておりま して人口3万人のまちづくりが可能になると思 す。 っ て い ま す 。 実 現 に 向 け て 精 い っ ぱ い 努 力 を、 このような状況の中、本市の農業振興のため 挑戦していきたいと考えております。 には、農業・農村を支える担い手の確保や地域 次に、地場産業の強化充実についてお答えを 環境に配慮した生産基盤の整備に加え、降灰被 いたします。 害の防止・軽減対策として、防災営農対策事業 まず、水産業につきましては、本市の基幹産 による被覆施設や洗浄施設などの計画的な整備 業の1つで、中でも養殖漁業は後継者が育って を積極的に推進し、高品質農産物の安定生産に いる重要な地場産業でございます。そこで、養 よる克灰営農の確立を図ってまいりたいと思い 殖漁業をもっと足腰の強いものにしていくため ます。 に、次の4点について推進をしていかなければ 畜産の振興につきましても、すぐれた担い手 ならないと考えております。 の育成・確保や畜舎等の生産基盤の整備、優良 まず1点目でございますが、水産業の基盤整 家畜の改良増殖など、総合的な施策の展開によ 備となる漁港の整備でございますが、養殖の基 り、高品質・低コストで生産性の高い畜産経営 地としての機能をさらに高めるために、牛根麓 の実現と、口蹄疫や高病原性鳥インフルエンザ 漁 港 と 海 潟 漁 港 を 重 点 的 に 整 備 し て ま い り ま す。 などの家畜伝染病の防疫体制の充実もともに図 2点目は、魚価低迷やえさの高騰などを考慮 っ て ま い り た い と 思っ て お り ま す 。 ま た 、 販売 しますと、養殖漁業者それぞれが適正な養殖を 面におきましても、耕種部門とともに地産地消 行い、生産コストを削減する努力をしていただ の推進を図るとともに、販路拡大にも努めてま き 、 採 算 性 の と れ る 養 殖 を 推 進 し て ま い り ま す。 いりたいと思います。 3点目は、カンパチのPR等、六次産業化を 次に、雇用の充実と若者の定住促進について 目 的 に 取 り 組 ん で い る カ ン パ チ 祭 り の 継 続 と、 お答えをいたします。 市内外で開催するイベント等でのブリ・カンパ まず、雇用の充実につきましては、昨今の景 チの販売促進の支援をして副収入の確保につな 気低迷、中国やインドなどの振興国の台頭によ ― 47 ― り、大企業の進出は難しい状況にあり、先ほど するアジアを主なターゲットとして、昨年鹿児 もお答えしましたとおり、やはり本市の基幹産 島県が開設しました上海事務所などの情報を大 業である農業や水産業の振興が大事であり、雇 いに活用し、中国市場の情報収集を行い、水産 用に関しましても、昨年牛根に創業されました 商社などの協力をいただきながら、両漁協のブ グ ロ ー バ ル ・ オ ー シ ャ ン ・ ワ ー ク ス の よ う に、 リ・カンパチの販売支援をしていきたいと考え 本市の産業構造になじむ企業の誘致を図ってい ています。 きたいと考えております。 また、農畜産品につきましては、高品質な農 次に、若者の定住促進についてでございます 畜 産 物 の 安 定 生 産 を 図 り な が ら 銘 柄 確 立 に 努 め、 が、企業誘致による雇用確保はもちろんであり 地産地消の推進とともに販路拡大にも取り組ん ますが、さきに述べました子育て支援対策や農 でまいりたいと考えております。 業、水産業といった地場産業の強化充実により 以上でございます。 市内全体が活性化することで、若者が住みやす 〇池山節夫議員 今度、予算案が出されました い、暮らしやすい環境が整い、定住促進につな けど、まだ骨格予算で、尾脇市長がこれから今 がるものと考えております。 言わ れ た よ う な こ と を や る に つ い て は 6 月議 会 7番目の御質問の質の高い特産ブランドの育 以 降 の 予 算 に な る と 思 う ん で す よ 。 で す か ら、 成と知恵を駆使した販売戦略についてお答えを 我々としてもそれほど厳しく予算措置がどうの いたします。 こ う の と い う 質 問も で き ま せ ん の で 、 こ こ は や 本市 に は 、 か ご し ま の さ か な と し て ブ ラ ン ド わらかく終わりたいと思いますが、人口3万人 認定された垂水市漁協のカンパチ「海の桜勘」 と い う ま ち を 目 指 す と 、 そ れ が 桜 島 架 橋 と か、 と牛根漁協の「ぶり大将」の2つのブランドを いろいろ桜島架橋で可能だというようなことだ と っ た 魚 が ご ざ い ま す の で 、 こ れ を 国内 は も と っ た ん で す が 、 平 成 20年 に 策 定 さ れ ま し た 第 4 より国外への販路開拓をしていく必要があると 次 垂 水 市 総 合 計 画 、 こ の 目 標 年 次 、 平 成 29年 の 思っています。 人口の目標を 水迫市政で1 万8,000人と いう ふう まず、国内での販売では、各種イベントや量 に設定しているんですよね。既にもう1万8,000 販店などでのブリ・カンパチのPR販売などを 人を割り込んでいるわけですけど、尾脇市長に 積極的に推進をし、機会があればトップセール お伺いしますけど、水迫市政の継承を目指して ス マ ン と し て 地 元 の ブ ラ ン ド 魚の P R に 努め た と い う こ と で あ れ ば 、 こ の 3 万人 と い う の は い いと考えています。国外への販売では、先ほど かにも厳しいんじゃないかと。1万8,000人ぐら もお答えしましたとおり、一昨年、本市の牛根 い を 公 約 に す べ き だ っ た ん じ ゃ な い か な と は、 麓へ立地企業として来ていただいた水産加工会 私は 思う ん で す よ ね 。 こ の 辺 の こ と だ け を ち ょ 社 に よ る 特 殊 な 技 術 に よ る ブ リ の 加 工 販 売 が、 っと聞いておきましょうかね。 アメリカへの輸出用として牛根漁協と順調な取 それと、特命担当を置くと、垂水高校につい 引がされていることから、今後、輸出拡大が図 て で す ね 。 ど ん な 感 じ で 、 ど ん な ふ う に 、 課を られますように市でできる部分は支援してまい 設け る の か 、 そ の 担 当だ け か 。 そ れ だ け を 聞 い りたいと考えております。 ておきましょうかね。 また、垂水市漁協の直営加工場では、現在も 〇市長(尾脇雅弥)4点目の人口3万人のま 香 港 や シ ン ガ ポ ー ル へ の 輸 出 が 続い て い る こ と ちづくりについてと、3点目の垂水高校関係の から、今後は、経済発展の著しい中国を初めと ことについてお答えをいたします。 ― 48 ― 確 か に 今 、 池 山 議 員 が お っ し ゃ っ た よ う に、 今 、 垂 水 市 内 4 つ の 中 学 校 が 1 つ に な り ま し た。 そ の計画の中では1万8,000人を目指すというこ 一番、垂水高校の取り組まなければならない問 とでございます。そういう形でございますけれ 題と し て 私 が 考 え て お り ま す の は 、 こ の 4 つ の ども、その後のいろんな状況を考えていただい 統合した1つになった中学校と垂水高校とのや て、池山議員も御承知のとおり、私自身も経済 っ ぱ り 連 携 を し っ か り と 図っ て い く と い う こ と 同友クラブの中でも、この桜島の架橋あるいは だと考えています。この市内からの中学校の進 トンネルということに関しては、垂水の将来を 学 率 が 25% 前 後 に 落 ち 込 ん で い る 現 状 が あ り ま 明るくするために非常に必要なことであると考 す か ら 、 こ の 進 学 率 を や は り 30% 、 で き れ ば 半 えて活動をしてまいりました。実際に現在いろ 分 近く ま で 上 げ て い く と い う こ と で こ の 問 題 の んな形で、雇用の問題でありますとか垂水高校 解消 に つ な が っ て い く と 思い ま す の で 、 そ の た の問題に関しても、少子高齢化によりまして人 めには、先ほど申しました、入り口の問題を議 口が減っていくことによってのさまざまな問題 論するときには出口の問題をしっかりと担保し であるように感じております。ですので、垂水 ていく、そういった意味での話し合いの環境が が 将 来 に わ た っ て 元 気な ま ち に な っ て い く た め 整い つ つ あ る と 思 い ま す の で 、 行政 と い た し ま に は 、 や は り 人 口 を ふ や し て い く と い う 対策 が し て も 、 繰 り 返 し に な り ま す が 、 人 を 立 て て、 必要だと考えます。 そして話し合いの中で政策を打ち立てて、それ そ う い っ た 中 で 、 さ ま ざ ま な 、 県に お き ま し に必要なお金を予算措置をしていくという考え ても伊藤知事が今、錦江湾の横断の可能性調査 方で、また、議員の皆様方のお知恵もおかりし と い う の を 2 年 間 に わ た っ て 実施 を し て い た だ ながら進んでいきたいというふうに考えており き ま し て 、 前向 き に そ の こ と も 考 え て い た だ い ます。 て い る と い う 状 況 が ご ざ い ま す 。 ま た 一 方 で、 〇 池 山 節 夫 議 員 頑 張 っ て い た だ き ま し ょ う。 民間団体の中にあっても、独自でうちがやりた そ れ で 、 宮 崎 県 の 前 の 知 事 の 東 国 原 さ ん が、 い と い う 企 業も あ る や に 聞 い て お り ま す 。 そ う マニフェスト、公約は100%、1期を過ぎて問わ いったこと等を勘案して、今まで夢物語であっ れ た と き に 、 マ ニ フ ェ ス ト の 達 成率 が 75% ぐ ら た桜島架橋あるいはトンネルの話が、早いか遅 い と い う 自 己 評 価 だ っ た ん で す よ 。 50% は 普 通 い か と い う 問題 は あ り ま す け れ ど も 、 か な り 現 に や れ ば で き る 、 あ と 25% は 頑 張っ て 何 と か で 実 の も の に な っ て き て い る と 私は 感 じ て お り ま き る と 、 残 り の 25% は 相 当 頑 張 ら な い と で き な すので、そうなった場合に、人口3万人のまち い け ど 、 こ れ も ま あ 一 応 公 約 に 挙 げ て お こ う と、 づ く り と い う の は 、 も と も と ピ ー ク 時に は そ れ そういうふうに市長、知事、そういう公約はつ を超える人間もおったわけですし、鹿児島県の く る べ き も の だ と 私は 思 う と い う よ う な 話 を さ 地 形 を 考 え ま し て も 、 桜 島 を 挟 ん で 70万 の 鹿 児 れ て い た ん で す よ 。 で す か ら 、 50% 。 今こ の 7 島市、対岸に、今1万7,000になっていますけれ つ は 、 尾 脇 市 長 が 挙 げ ら れ た 自 分 の 公 約 、 私、 ど も 、 こ の 垂水 市 が あ る わ け で す か ら 、 そ う い 全 部 新 聞 を 調 べ た り し て 、 そ の 公 約 な ん で す よ。 った形でつなぐことができれば、そのことも可 で す か ら 、 今 伺 い ま し た け ど 、 そ れ を 50% 達 成 能であるというふうに考えております。 し 、 頑 張 っ た ら 75% 、 相 当 頑 張 ら な い と で き な それから、垂水高校の取り組みに関しまして いかもしれないけど、まあ一応公約に挙げたけ は、現段階で私が考えておりますのは、担当の ど 、 そ れ が 残り と 。 で す か ら 、 1 期や ら れ て 75 係 の 職 員 を 置 き た い と 思 っ て い ま す 。 そ し て、 %の達成率あれば、市民の評価も、我々、私が ― 49 ― 次の議会にここに来られたらですけどね、また ャップがありますが、時には優しく、時には厳 予算措置についてまた厳しく質問をしていきま しく、是々非々で執行部と対峙してまいる所存 す け ど 、 そ う い う 75% の 達 成 率 が 4 年 間 で あ れ であります。市長も物事の本質を見きわめなが ば 、 合 格 点で は な い か と い う こ と で 思 っ て い い ら事に当たっていただき、常に市民の目線で対 と 思 う ん で す よ 。 で す か ら 、 頑張 っ て い た だ い 処い た だ く こ と を お 願い い た し ま す 。 頑 張っ て て人口3万人を目指す。 ください。 ただ、私は、今度3月、今月新幹線が開通し 民主党内閣も、党内造反と小沢問題で崩壊寸 て福岡と鹿児島が近くなりますけど、近くなっ 前となっております。我々国民の側から見ます た か ら 鹿 児 島 の 経 済 が よ く な る か も し れ な い。 と 、 何を も た も た し て い る の か と 言い た い と こ だけど、じゃ鹿児島の地場の商店とかそういう ろでございます。自民党も「解散、解散」ばか 産業が本当によくなるかはまだ未知数で、かえ り で な く し て 、 23年 度 予 算 は 通 り ま し た が 、 関 って今度は近くなったおかげで全部消費が福岡 連 法 案 を 年 度 内 に 通 す よ う に 協 力 し て い た だ き、 に吸い上げられるんじゃないかという話もある 国民に迷惑が及ばないよう特に赤字公債法案は ん で す 。 桜島 の 道 路 に し て も 、 も し で き た と き 年度内に通していただきたいと思います。常に に、じゃ本当に人口が、例えば流通がよくなっ 国民の立場を考えて、解散は6月以降にしてほ た か ら 、 垂水 が ベ ッ ド タ ウ ン と し て 垂 水 の ほ う しいものです。 に人口がふえる保証もないんですよね。かえっ それでは、質問に入ります。 て今度、もう何時でも帰れるから鹿児島に住ん ま ず 、 23年 度 当 初 予 算 に つ い て で ご ざ い ま す で 、 お や じ 、 お ふ く ろ が い る 垂水 に は た ま に 来 けれども、最初に、地方交付税の動向について れ ば い い と い う 可 能性 も あ る わ け で す 。 そ う い お聞きします。対前年度比5.8%減となっている う こ と も 考 え て 、 桜島 ト ン ネ ル 、 で き た ほ う が ようです。その根拠と今後の動向についてお答 い い と は 思い ま す け ど 、 そ う い う こ と も 、 マ イ えください。 ナスのほうのところも考えて、4年間一生懸命 2つ目に、経常収支比率の改善でございます やっていただきたいと思います。 けれども、平成20年度98.8%、21年度95%と徐々 私の質問を終わります。 に 改善 さ れ て お り ま す が 、 今 後 ど の よ う な 取 り 〇 議 長 ( 川 達 志 ) こ こ で 、 暫 時 休 憩 し ま す。 組みをされますか、お聞きいたします。 次 は 、 10時 55分 か ら 再 開 し ま す 。 3 番 目 は 、 市 債 の 残 高 に つ い て お 伺 い し ま す。 午 前 10時 41分 休 憩 平 成 23年 度 100億 9,970万 3,000円 、 22年 度 105億 1,387万 4,000円 で 、 1 年 間 で 4 億 1,041万 1,000 午 前 10時 55分 開 議 円減 と な っ て お り ま す 。 今 後 も こ の よ う な ペ ー 〇議長(川達志)休憩前に引き続き会議を スで返済ができるのかどうか。 開きます。 以上、3点についてお伺いいたします。 次に、9番森正勝議員の質疑及び質問を許可 〇 財政課長( 北迫睦男) ま ず 、 地 方 交 付 税 の します。 動向についてお答えします。 [森 正勝議員登壇] 国が示しました地方財政対策の地方財政計画 〇森 正勝議員 皆さん、おはようございます。 は 、 前 年 比 0.5% 微 増 の 82兆 5,200億 円 と な っ て 市長におかれましては、厳しい戦いを勝ち抜 お り 、 歳 入 で は 地 方 交 付 税 や 地 方 税 な ど の 増 収、 かれ、就任されました。私とは相当な年齢のギ 歳出では主に社会保障関係費の伸びにより、計 ― 50 ― 画規模は約3,900億円ふえてお ります。歳入のう 経常収支比率は、市税や普通交付税など毎年 ち 地 方 交 付 税 は 、 2.8% 増 の 17兆 3,734億 円 と 4 経常的に収入される一般財源が、人件費や扶助 年連続の増額となっております。 費、公債費など毎年経常的に支出される特定の 政 府 は 、 平 成 23年 度 か ら 25年 度 予 算 に 関 す る 財源を持たない経費にどの程度充当されている 中 期 財 政 フ レ ー ム に お い て 、 平 成 22年 度 と 実 質 かを示すもので、財政構造の弾力性を測定する 同水準の一般財源総額を確保すると明記してお 手法 と し て 使 わ れ る も の で ご ざ い ま す 。 こ の 数 り 、 こ の 方 針 に 沿 っ て 平 成 22年 度 並 み の 総 額 を 値が高いほど、経常的な経費が財政を圧迫して 確保されたところでございます。そのほか、地 財政構造の弾力性が低いということになります 方交付税の算定方法の簡素化・透明化の取り組 が 、 一 般 的 に は 90% を 超 え る と 財 政 構 造 が 硬 直 みの一環として、交付税総額における特別交付 化しているとされております。 税 の 割 合 を 、 平 成 23年 度 に 6 % か ら 5 % に 、 24 本 市 の 経 常 収 支 比 率 に つ き ま し て は 、 平 成 14 年度には5%から4%へ引き下げる制度の見直 年 度 に 100.4% と 、 100% を 超 え て 以 降 は 、 90% しを決定しております。 台 半 ば か ら 90% 台 後 半 で 推 移 し て お り 、 年 度 間 そ こ で 、 本 市 の 平 成 23年 度 当 初 予 算 に つ い て で1から3%程度の上下はありますが、財政構 申し上げますと、議員御指摘のとおり、対前年 造 の 硬 直 化 が 固 定 化 し て い る 状 況 で ご ざ い ま す。 比 5.8% 減 の 予 算 編 成 と な っ て お り ま す 。 経常収支比率を下げるためには、歳入では市 減額の大きな理由は、まず、市長選挙、市議 税などの自主財源確保が、歳出では人件費や公 会 議 員 選 挙 の 関 係 で 、 一 部 の 新 規 事 業 を 除 き、 債費などの経常的な経費の圧縮が必要になりま 義務的経費や経常的経費を中心とする骨格予算 す が 、 具 体 的 な 対 策 と し ま し て は 、 平 成 16年 度 と し て 編 成 を 行 っ た こ と で ご ざ い ま す 。 今 後、 に策定した財政改革プログラムに基づいて、歳 補正予算等で政策的経費の肉づけを行ってまい 入では使用料・手数料の見直しや、有料広告掲 りますが、そのための財源確保も考えての編成 載事業等の自主財源の確保、歳出では職員数の でございます。 削減や特別職及び職員給料の一部カットによる さらに、昨年国勢調査が実施され、本市の人 人件費の削減、市債発行の抑制による公債費の 口は 平成17年の 結果よ り 約1,600人減少し てお り 削減など、歳入・歳出両面にわたる徹底した見 ま す 。 交 付 税 算 定 に 人 口 減 の 影 響 が ど の 程 度 か、 直しを、市民や議会の御協力のもと進めてきた 今の段階でははっきりわかりませんが、必ず影 ところでございます。 響が出てまいりますので、地財計画では増額さ こ の よ う な 努 力 も あ り 、 平 成 21年 度 決 算 に お れていても、本市の特殊事情により今後、減額 いては、前年度から3.0%改善し95.8%となった と な っ て い く こ と が 予想 さ れ る と こ ろ で ご ざ い と こ ろ で す が 、 新 聞 報道 で も あ り ま し た と お り、 ます。 依然として県内の自治体の中でワースト5位と さらに、先ほど申し上げました特別交付税の いう状況でございます。 割合が引き下げられることは、特別交付税額の 経常収支比率は、構成する要素の中で、普通 大きい本市にとりまして心配材料となっており 交付税など国の地方財政計画によって左右され ます。これらの状況を考慮し、増額の計上はし る部分が非常に大きいために、国の政策によっ なかったものでございます。 て、市町村の努力にかかわらず年度間で大きく 次に、経常収支比率の改善についてお答えし 上下することがあります。また、人件費では定 ます。 年退職者の増減によっても大きな影響を受ける ― 51 ― など、将来の推移を見通すことは難しい面もあ ま す 。 国 勢 調 査 で 人 口 が 約 17年 前 に 比 べ ま す と り ま す が 、 市 税 等 の 自 主 財 源 の 確 保 と 人 件 費、 1,600人 の 減 と い う こ と で ご ざ い ま す け れ ど も、 公債費などの義務的経費の圧縮に努め、今後も こ の 23年 度 以 降 、 こ の 人 口 減 と い う の が ど の よ 改善を図ってまいります。 うな影響をするのか、交付税に対して。その辺 次に、市債残高の御質問にお答えします。 のところをもう少し詳しく教えていただきたい 市債残高につきましては、平成16年度末のピー と思います。 ク 時で約126億円でありました が、第1次の財政 そ れ か ら 、 ほ か に 交付 税 を ふ や す 手 だ て は な 改 革 プ ロ グ ラ ム の 実 行 に よ り 、 平 成 21年 度 末 に いのかお聞きいたします。 は 約 106億 円 ま で 減 額 し て ま い り ま し た 。 な お、 〇 財政課長( 北迫睦男) 2 回 目 の 御 質 問 に お 第2 の地方交付税とし て 、後年度に 100% 地方交 答えします。 付税で措置されます臨時財政対策債を除いた場 普通交付税の額の算定につきましては、標準 合 で は 、 平 成 21年 度 末 で 約 84億 円 で ご ざ い ま す。 的な財政需要である基準財政需要額から標準的 起債残高は、各年度の起債事業によって変わ な財政収入である基準財政収入額を引いたもの っ て ま い り ま す 。 こ こ 5 年 間 は 順調 に 減 ら し て を 、 財 源 不 足 額 と し て 交 付 決 定 さ れ る も の で す。 ま い り ま し た が 、 平 成 22年 度 は 中 央 中 学 校 の 大 基準財政需要額は、各地方団体ごとの標準的 規模改造事業や学校空調設備整備事業等に市債 な水準における行政を行うために必要となる一 を 発 行 し て お り ま す の で 、 平 成 22 年 度 末 で は、 般 財 源 を 算 定 す る も の で 、 厚 生 費 や 教 育 費 な ど、 平成21年度末に 比べ 約1 億円減の 105億円程度に 各算定項目ごとに複雑な計算式により算定され と ど ま る よ う で ご ざ い ま す 。 今 後数 年 間 は こ の ております。この計算式の中で、人口や児童生 ような大きい起債事業が計画されており、市債 徒数、高齢者数、農家数などが測定単位として 残高の大きな減額は厳しいのではないかと考え 用いられますので、人口が減れば普通交付税が ております。 減額してしまうということになります。 し か し な が ら 、 健 全 財 政 を 図 っ て い く た め に、 昨年の国勢調査による人口減の影響額につき 過疎債など有利な起債の発行に努めながら、将 ましては、国が補正係数などを公表しておりま 来負担比率の改善につながるよう、第2次財政 せんので、今の段階で正確に算定することは困 改 革 プ ロ グ ラ ム の 設 定 目 標 で ご ざ い ま す 90億 円 難 で す が 、 平 成 22年 度 の 交 付 決 定 額 を 人 口 で 割 に少しでも近づけるよう努力してまいりたいと れ ば 1 人 当 た り 約 20万 円 の 交 付 額 と な り ま す の 考えております。 で、単純に減少分の1,600人に 乗ずる と、 約3億 以上でございます。 円の 影響 が あ る こ と に な り ま す 。 し か し な が ら、 〇森 正勝議員 再質問をいたします。一問一 交付税の測定単位には人口だけでなくほかの要 答方式で質問いたします。 素もありますので、そこまでの急激な減少には まず、地方交付税でございますけれども、財 ならないものと想定しております。 政課としては、あくまで骨格予算であるという また、議員御指摘のように、国の地方交付税 ことで2億3,800万円の減と予想されているわけ 総額は出口ベースで2.8%の増となっております。 で ご ざ い ま す け れ ど も 、 私 は 、 政府 の 出 口 ベ ー この 中に は、 地域活性化・ 雇用対策費と して 1兆 スで5,000億円ぐらい増ということでございます 2,000億 円 の 別 枠 加 算 も 確 保 し て お り ま す の で、 の で 、 総 額 で は そ ん な に 23年 度 は 大 き く 減 ら な これによる増額も期待できると考えているとこ い の で は な い か と い う ふ う に 私は 予 想し て お り ろでございます。 ― 52 ― 〇森 正勝議員 何年か前に枕崎市が農林業セ っと将来の話でございますので、私は現実的な ンサスを行って、農家の戸数をふやして交付税 対策として、例えば牛根あたりは1戸建ての住 をふやしております。農家1戸当たりの交付税 宅を何棟か建てれば、若い人たちも入ってくれ 算定基準額を14万1,421円だっ たようでご ざいま る ん じ ゃ な い か と い う ふ う に 思 っ て お り ま す。 す、交付税算定基準額がですね。このような何 新 城も そ う だ と 思 う ん で す 。 あ る 、 最近 で す け か交付税増に対する取り組みをされてみたらど ど、今、黒神の方が二川地区に空き家を借りら うでしょうか。 れ て 、 1 年ぐ ら い 住 ん で お ら れ た ん で す け れ ど そして、市長にお聞きします。5年間で、ま も、ちょっと建物が古かったせいで、ちょっと だ発表されておりませんけれども、1,674人人口 ま た も と に 戻ら れ ま し た 。 そ う い っ た こ と を 考 が減っているわけです。1年間で334人以上減っ えますと、牛根あるいは新城あたりは、1戸建 て い る わ け で す 。 こ の 勢い と い う の は す さ ま じ て 住宅 を 年 1 棟 で も 2 棟 で も い い で す か ら つ く い勢いだと思うんですが、何か市長、お考えは っていただければ、そういった方々に対応でき ないか、ちょっとお聞きします。 る の で は な い だ ろ う か と い う ふ う に 思い ま す の 〇 財政課長( 北迫睦男) 先 ほ ど 少 し 答 弁 漏 れ で 、 ぜ ひ 、 1 棟で も い い で す 、 と に か く や っ て が あ っ た よ う で ご ざ い ま す が 、 先 ほ ど も 申し 上 みれば結果は出ると思いますので、ぜひ検討し げましたとおり、交付税の測定単位には農家数 て い た だ き た い と い う ふ う に 思い ま す 。 そ れ に を用いる項目もございますので、議員御指摘の つ い て 市 長 、 ち ょ っ と お 答 え を お 願 い し ま す。 ように、農家数がふえれば、結果として交付税 〇市長(尾脇雅弥)今の件についてお答えを の総額が増額になるということになります。 いたします。 そこで、交付税をふやす対策はないかという 私 も 選 挙 戦 を 通 じ て い ろ い ろ 歩 い て い く 中 で、 こ と で ご ざ い ま す け れ ど も 、 基 準 財 政 需 要 額 は、 森 議員 が お っ し ゃ っ た よ う な こ と を 実感 と し て 実際に支出した実績ではなく、あくまで標準的 感じました。そういった意味で、定住対策とし な財政需要を合理的に算定するものでございま て、牛根あるいは新城に2~3棟、住宅を建て すので、算定の基礎となる人口などをふやすし ら れ な い か と い う 御質 問 で ご ざ い ま す け れ ど も、 かないのではないかと考えられます。 この問題は、財政的な課題も1つは考慮しなけ 〇市長(尾脇雅弥)森議員の御質問にお答え れ ば な ら な い と い う 問題 が あ る と 思 い ま す 。 定 をいたします。 住対策は重要課題の1つであり、今申しました 私の公約の中で、先ほど池山議員にもお答え 桜島道路の具体化にあわせて行うことと、また いたしましたように、桜島道路実現への挑戦と 同 時に 、 そ の 事 前 に し っ か り と ま ち づ く り の 一 して「人口3万人のまちづくりを目指します」 環と し て そ の こ と も 検 討 し て い か な け れ ば な ら と 掲 げ て お り ま す 。 鹿 児 島 市 の 中 心 部 ま で 30分 ないと考えておりますので、総合的に勘案をし の道路が実現をすれば、垂水の未来は明るいと て検討させていただきたいと思います。 考えておりますので、鹿児島市のベッドタウン 以上でございます。 としてのまちづくりで3万人の人口増を目指し 〇森 正勝議員 次に、経常収支比率について ていきたいと考えております。精いっぱいの努 お聞きいたします。 力をしてまいりますので、どうかよろしくお願 人 件 費 の 削 減 、 市 債 の 抑 制 、 自 主 財 源 の 確 保、 いをいたします。 経常的経費の圧縮等、比率を下げる方法がある 〇森 正勝議員 市長の言われるのはもうちょ ようです。一般的には、他市との比較、あるい ― 53 ― はまた、一番高いときと低いときの人件費、扶 め て い く 必 要が あ る と 考 え ら れ ま す 。 ま た 、 公 助費、公債費、物件費、維持補修費、繰出金等 債費につきましても、財政改革プログラムを忠 の各項目ごとに分けて、本市にとってどれが一 実 に 実 行 し 、 新 規 の 市 債 発 行 を 抑 制 し な が ら、 番 影 響 し て い る の か と い う よ う な こ と を 調べ て、 公債費の削減を図る必要がございます。 垂水市の動向はどうなのかということを調べる 以上でございます。 ことが必要だと思うんですけれども、垂水市の 〇森 正勝議員 今、定員適正化計画というこ 状況について御説明をいただきます。 とを言われましたけれども、現在の職員数と今 〇 財政課長( 北迫睦男) 御 質 問 に お 答 え し ま の垂水市の人口を考えたときに、どのぐらいが す。 適正 と 考 え ら れ る の か ち ょ っ と お 聞 き い た し ま 本市の経常収支比率が最も高かったのが平成 す。 14年度の100.4%でご ざいます が、平成14年度と 〇 総務課長( 今井文弘) 森 議 員 の 御 質 問 に お 平 成 21年 度 と 比 較 い た し ま す と 、 平 成 21年 度 は 答えいたします。 95.8% で す の で 、 4.6% 改 善 し て お り ま す 。 平 成 17年 に 策 定 い た し ま し た 集 中 改 革 プ ラ ン これを歳出の性質別で比較いたしますと、人 の施策の1つとしまして、新定員適正化計画を 件 費 が 平 成 14年 度 の 41.4% に 対 し 、 平 成 21年 度 策 定 し て お り ま す 。 計 画 は 、 平 成 17年 度 か ら 平 は 34.2%と7.2%の 改善、 物件費が11.9%に 対し、 成 26年 度 ま で の 10年 間 と し 、 こ の 10年 間 で 50人 8.1 % と 3.8 % の 改 善 、 公 債 費 が 26.4 % に 対 し、 の 職 員 を 削 減 し 、 平 成 17年 4 月 1 日 現 在 の 職 員 26.1%と0.3%の改善となっております。反対に、 数 285人 を 、 平 成 27年 4 月 1 日 時 点 で 235人 と す 介 護 保 険 な ど へ の 繰 り 出 し が ふ え た 繰 出 金 や、 ることとしております。 肝属地区一般廃棄物処理組合への負担金などが なお、技能労務職の退職につきましては新規 ふ え た 補 助 費 等 は 、 そ れ ぞ れ 3.6% 、 2.4% の 上 採用者を不補充とし、また、消防職につきまし 昇となっております。 ては、特殊事情があることから当面体制を維持 これらの結果から見ますと、人件費は、定員 することとしております。 適正化計画により着実に職員数を減らしてきて 職員数であ りま すが、 平成22年4月1日現在で おり、また物件費についても、財政改革プログ 249人 、 計 画 当 初 の 285人 と 比 較 し ま す と 、 こ れ ラムによる財政改革でコストの削減が図られて ま で に 36人 の 削 減 と な っ て お り ま す 。 ま た 、 計 い る と 考 え ら れ ま す 。 公 債 費 に つ き ま し て は、 画上の職員数は 、 平成22年4 月1 日現在260人と 市 債 残 高 を 5 年 間 で 約 20億 円 削 減 い た し ま し た 設定しており、それに対する実人員は249人とな が、過去に発行いたしました市債の償還がある っ て お り ま す の で 、 実 際 、 11人 の 前 倒 し で の 削 た め に 、 改 善 額 が 小 さ く な っ て お り ま す 。 一 方、 減ということになっております。 高齢化の影響や環境対策などにより、扶助費や 職員数について、どの程度が適正であるのか 補助費等、繰出金は今後もふえていくと想定さ というようなところでございますけれども、こ れます。 れまで、退職者優遇制度の実施によりまして一 改善策としては、大きく改善が進んだ人件費 般 職 員 が 急 激 に 減 っ た と い う こ と も あ り ま す。 については、単独消防を持つ本市の独自事情も 人件費的には効果が出てきておりますが、事務 あり、県内他市と比較するとまだ高い状況です 量の増加、そしてまた複雑化に十分対応できな ので、今後も、定員適正化計画に基づく人員削 い部署も出てきているのが実情であります。 減を、聖域を設けず、すべての分野において進 そのため今後、職員削減は必要ということで ― 54 ― 考 え て お り ま す け れ ど も 、 こ れ か ら は 組 織の や 償 還で き る も の と で き な い も の が あ る よ う で はり見直し、それから事務事業の見直し、そう ご ざ い ま す け れ ど も 、 そ の 辺の と こ ろ に つ い て いうものを考慮して、職員の削減につきまして 教えていただきたいというふうに思います。 は平準化をした形での削減、そういうものが必 〇 財政課長( 北迫睦男) 繰 り 上 げ 償 還 の 御 質 要であるのではないかというふうに考えており 問にお答えします。 ます。 市債の繰り上げ償還につきましては、公債費 以上でございます。 の有効な軽減策として、第2次財政改革プログ 〇森 正勝議員 今後も職員の削減ということ ラムでも過去の金利の高い市債の繰り上げ償還 も必要かと思いますので、ぜひ適正な職員の数 を 検 討す る こ と と し て い る と こ ろ で ご ざ い ま す。 に 近づ け て い た だ き た い と い う ふ う に 思い ま す。 そ こ で 、 平 成 22年 度 の 繰 り 上 げ 償 還 の 状 況 で ま た 、 ぜ ひ 経 常 収 支 比 率 も 90% を 切 る よ う に 努 ございますが、一般会計債では市町村振興資金 力されますよう要望いたしておきます。 の 有利子分を 約800万円、 公営企業債で は 水道事 次 に 、 市 債 に つ い て で ご ざ い ま す け れ ど も、 業会計の旧資金運用部資金と旧公営企業金融公 市 債 を 減 ら す と 相 当 努 力 し た よ う に 聞 こ え ま す。 庫分を 合わ せ て約6,500万円の 繰り 上げ償還を計 前 市 長 が 在 任 中 に 20億 円 減 ら さ れ ま し た 。 私 は、 画しております。 まだもう少し、数億円は減らせたんじゃないか な お 、 水 道 事 業 に つ き ま し て は 、 平 成 24年 度 というふうに思っているんですけど、ここ数年 まで の3 年間で合計1 億9,400万円余り の繰り上 は 大 幅 な 削減 は で き な い と い う こ と で ご ざ い ま げ償還を予定しており、これによる将来の金利 す け れ ど も 、 通 り 一 遍 で ご ざ い ま す け れ ど も、 負 担 約 6,000万 円 が 節 約 で き る こ と に な り ま す。 起債の抑制策をお聞きいたします。 市債の繰り上げ償還を行う場合、償還に伴う 〇 財政課長( 北迫睦男) 御 質 問 に お 答 え し ま 金利分の補償金免除を受けられるかが問題とな す。 りますが、旧資金運用部などの政府系資金につ 本 市 の 平 成 21年 度 決 算 の 実 質 公 債 費 比 率 は 15 い て は 、 平 成 19年 度 か ら 地 方 財 政 の 健 全 化 を 目 % で、公債費は約14億3,000万円、 うち元金は12 的として、年利5%以上の市債残について、条 億6,000万円でございました。 これだけ毎年返済 件を設けて補償金免除を行っております。 しておりますので、これ以上の借金をしなけれ 一般会計債につきましては、本年度は対象と ば起債残高は確実に減ってまいります。そのた なる市債残がありませんでしたが、今後も国等 めに、財政改革プログラムでは通常債の発行額 からの情報収集に努め、有利な繰り上げ償還を を 6 億 円 以内 と し た と こ ろ で ご ざ い ま す 。 し か 検討していきたいと考えております。 しながら、年度によっては、先ほど申し上げま 〇 森 正 勝 議 員 ぜ ひ 有 利 な も の を 利 用 し て、 したような大規模な普通建設事業の計画もあり 繰り 上 げ 償還 を し て い た だ き た い と い う ふ う に ますので、今後の財政運営は確実な年次計画に 思います。臨時財政対策債を含めた市債ができ 基づく事業の実施と峻別が大変重要ではないか るだけ早く2けたになるように努力されますよ と考えております。そうすることによって起債 う要望して、私の質問を終わります。 の抑制を図り、残高の削減もできるものと思っ ありがとうございました。 ております。 〇議長(川達志) 次に、16番川畑三郎議員の 〇森 正勝議員 次に、繰り上げ償還について 質疑及び質問を許可します。 お聞きします。 [川畑三郎議員登壇] ― 55 ― 〇川畑三郎議員 年末から正月にかけ大雪に見 お知らせください。 舞われ、鹿児島地方は観測史上1位となる積雪 中山間地域総合整備事業について。 で あ り ま し た 。 垂 水 市 内 も 外 は 雪 で 真 っ 白 で、 23年 度 か ら 開 始 さ れ ま す こ の 事 業 は 、 垂 水 市 こんな雪化粧は初めてであり、感激さえいたし に と っ て は 意 義 あ る 事 業 で あ る と 私 は 考 え ま す。 ま し た 私 で あ り ま し た が 、 垂 水 特産 の キ ヌ サ ヤ 今後の事業はどのように進んでいくのか、お知 は 大 打 撃 で あ り ま し た 。 そ の 後 も 低 温 は 続 き、 らせください。 1月の気温は全国各地で平年を下回ったと報道 これで、1回目の質問を終わります。 されておりました。 〇市長(尾脇雅弥)川畑議員の御質問にお答 そういった中、執行されました市長選挙に見 えをいたします。 事当選されました尾脇市長、本当におめでとう 垂水市長に就任いたしましてから1カ月が過 ございます。ついこの前まで我々と一緒に市議 ぎましたが、垂水市民の負託を賜り、市政を担 会 議 員 と し て 市 政 に 携 わ っ て こ ら れ ま し た が、 わ せ て い た だ く こ と に な り ま し た 。 大 変 光栄 で 今度は市長として垂水市のかじ取りをする立場 あ り ま す と と も に 、 課せ ら れ た 使命 の 大 き さ と になられ、現在の心境はいかがでしょうか。就 重責を深く受けとめ、日々職務を務めさせてい 任して1カ月が過ぎました。市長の現在のお気 ただいております現状でございます。 持ちと、これからの4年間をどういったお気持 そ し て こ れ か ら 4 年間 、 リ ー ダ ー と し て ど の ち で 垂 水 市の リ ー ダ ー と し て や っ て い く 考え な ような決意で臨んでいくのかという御質問でご のか、決意のほどをお聞かせください。 ざいますけれども、私は今回、継続と挑戦を旗 降灰対策について。 印に市民の皆様に訴えてまいりました。継続と 霧 島 山 の 新 燃 岳 が 1 月 26日 午 前 か ら 連 続 的 に は、前水迫市長が目指してこられました「住ん 小規模な噴火を繰り返し、夕方には噴煙が高さ で よ か っ た と 思 え る ま ち づ く り 」 の 志 を 継承 す 2,000メート ルに達し 、52年ぶ りの爆発的噴火を る と い う こ と で ご ざ い ま す 。 挑戦 と は 、 新 し い いたしました。その後も活動は活発化し、周辺 時 代 の 変 化 に 43歳 の 若 さ と 情 熱 を 持 っ て 元 気 な は 多 大 な 被 害 を こ う む っ て お り ま す 。 降 灰 量 は、 垂水 を つ く り た い 、 挑戦 し た い と い う こ と で ご 一部地域では想像を絶するような量であり、農 ざいます。 作物も大きな被害を受けて、早く活動がおさま そ の た め に 、 大 き な 5 つ の 政 策 の 柱を 立 て ま ってくれることを望むものであります。 し た 。 タ イ ト ル だ け 申 し 上げ ま す が 、 1 つ 目が、 鹿児島の桜島も活発であります。新燃岳に負 安 心 ・ 安 全 な 垂 水 ま ち づ く り の 継 続 、 2 つ 目 に、 けじと毎日のように爆発し、噴煙を上げており 垂水ブランド販路拡大への挑戦、3つ目に、医 ます。農業も降灰で大きな被害をこうむってお 療、介護、教育、福祉の充実への挑戦、4つ目 ります。防災営農対策事業でハウス事業が取り に、行財政改革断行の継続、5つ目に、桜島道 入れられ、農業の安定化を進めていて、冬場が 路実現への挑戦でございます。以上の柱を中心 主体のキヌサヤ・インゲンはハウス事業でしか と し な が ら 、 10年 先 、 20年 先 の 垂 水 の 未 来 を 描 生 き ら れ な い の で は な い か と 思う 地 域 も あ り ま きながら、今ある現実的な課題にしっかりと取 す 。 23年 度 の 防 災 営 農 事 業 は ど の 程 度 に な る の り組んでまいりたい、そういう覚悟でございま か 、 そ の 内 容 は 、 ま た 22年 度 導 入 し た 事 業 の 効 す。 果はどうなのか、お知らせください。 以上です。 宅 地 内 の 降 灰 除 去 は 順 調 に 進 ん で い る の か、 〇 農林課 長( 森下 利行) 川 畑 議 員 の 防 災 営 農 ― 56 ― の取り組み状況と事業効果についての御質問に ろでございます。 お答えいたします。 以上でございます。 防災営農対策事業の被覆施設の導入につきま 〇 土木課長( 深港 渉) 次 の 降 灰 対 策 の 宅 地 し て は 、 平 成 22年 度 事 業 要 件 の 緩 和 が あ り 、 従 内降灰事業につきましては、所管であります土 来 の ビ ニ ー ル ハ ウ ス に 加 え 、 平 成 21年 度 ま で 農 木課でお答えいたします。 業のリース事業でなければ事業の対象にならな 桜島降灰の状況につきましては、昨年中の爆 かったトンネルハウスの導入が、任意組合にお 発回数が 896回と い う 観測史上の 最高回数を 記録 きましても可能となっております。 し、既に本年も2月末で昨年ペースを超える198 こ の こ と を 受 け ま し て 、 平 成 22年 度 の 事 業 取 回を数えるとともに、爆発に換算されない噴煙 り組み状況でありますが、従来のビニールハウ 活動は連日であり、冬場のこの時期はほとんど ス の 導入が 3組合で 総事業費が 約1億5,000万円、 が 垂水 市 へ 降 り 注 い で い る と こ ろ で ご ざ い ま す。 サヤインゲンのトンネルハウスも3組合で総事 また、本年2月7日には1年4カ月ぶりとなる 業 費 が 1,338万 4,000円 、 キ ヌ サ ヤ エ ン ド ウ の 屋 南 岳 の 噴 火 、 2 月 12日 に は 日 間 最 多 と な る 21回 根かけトンネルハウスは4組合で総事業費が931 の 爆 発 を 記 録 す る な ど 、 議 員 御 指 摘 の と お り、 万 3,000円 と な っ て お り ま す 。 し た が い ま し て、 その活動はますます活発化している傾向と言え 平 成 22年 度 に お け る ビ ニ ー ル ハ ウ ス 等 の 被 覆 施 るところでございます。 設 に つ き ま し て は 、 10の 組 合 が 導 入 し 、 全 体 の このような状況の中、市民が日常生活される 被 覆 面 積 は 3 万 5,188平 米 と な っ て お り ま す 。 中で最も身近で苦慮される1つの対策が、宅地 また、降灰による農地の酸性化や土壌の団粒 内の降灰除去と言えます。降灰のないほかの地 化を軽減するための土壌等矯正事業であります 域に比して特異な労力を余儀なくされる垂水市 が 、 受 益 戸 数 が 74戸 、 受 益 面 積 が 約 46ヘ ク タ ー 民 の た め 、 行 政 と し ま し て も 、 21年 か ら 、 振 興 ル で、事業量としま しては、苦土石灰が 1,252袋 会からの要望によります収集場所の指定をふや の 約 25ト ン 、 バ ー ク 堆 肥 が 1 万 261袋 の 約 205ト し、各家庭からの搬出にかかる労力の軽減を図 ンとなっております。 る よ う 努 め て お り 、 そ の 増 設 に つ き ま し て も、 次に、今年度から事業要件の緩和によりまし 現在でも随時受け付けているところでございま て 導入 す る こ と が で き ま し た ト ン ネ ル ハ ウ ス の す。また、昨年度から、収集及び処理する発注 事業効果でありますが、サヤインゲンのトンネ の校区を2つにふやし、速やかな処理も図って ルハウスにつきましては、播種が現在始まった いるところでございます。 ばかりですので、今後、生育状況等をしっかり 降灰袋の配布につきましても、降灰状況を把 把 握 し て ま い り た い と 思 っ て お り ま す 。 ま た、 握した上で、無駄のないよう地区ごとに枚数設 キ ヌ サ ヤ エ ン ド ウ の 屋根 か け ト ン ネ ル ハ ウ ス に 定し、配布しております。また、配布周期につ つきましては、生育期、収穫期における受精の きましても、計画的な定期配布ではなく、降灰 安定が図られたほか、降灰と降雨が同時にあっ 現状や市民からの要望などかんがみ、できるだ た場合に見られました、かさ焼けの被害も少な け収集に支障のないような実態に即した配布を く、また、年初めの積雪による棚折れや落下の 心がけているところでございます。 被害も軽減されております。このような結果を 直近では、先週に、協和地区、それから辺田 踏まえまして、導入された任意組合員の方々か を 含 む 牛 根 麓 地 区 に は 各 戸 50枚 、 そ の 他 の 地 区 らは導入してよかったと大変喜ばれているとこ に は 30枚 と し て 、 計 約 23万 枚 を 配 布 す る と と も ― 57 ― に、個人的に不足された方には市民相談サービ れ た と い う こ と で す 。 こ れ を 継続 で き る よ う に、 ス 課 の 降 灰 相 談 セ ン タ ー で 随 時 配 布 す る な ど、 4年間一生懸命頑張って垂水市の皆さんから信 市民サービスが低下しないよう留意していると 頼される市長になって、垂水市のために私は頑 ころでございます。市民が実質的な労力を強い 張っ て い た だ き た い と 、 そ う い う 気 持ち で お り られる宅地内降灰除去事業におきましては、今 ますので、ひとつ頑張ってください。 後も、一刻も早い市民生活の安定が図られるよ それと、降灰対策ですけれども、もう皆さん う、さらなる改善施策を研究してまいりたいと も御承知のように、新燃岳だけが今、大きくク 考えております。 ロ ー ズ ア ッ プ さ れ て お り ま す け れ ど も 、 現 実的 以上でございます。 にはもう桜島が一番被害を受けている状況であ 〇 農林 課長 ( 森下 利行 ) 中 山 間 地 域 総 合 整 備 ります。そうした中で、防災営農でハウス事業 事 業 で あ り ま す が 、 平 成 23年 度 か ら 開 始 さ れ る をいろんな面で垂水市も取り入れて、農業のた 予定でありましたが、国の行政刷新会議の事業 めに、農家のために一生懸命やっていられるわ 仕分け等によりまして事業が不採択となり、予 けです。 算が削減されましたが、県の交付金で一部市町 そ し て こ と し は 、 特 に 22年 度 は 、 昨 年 の キ ヌ 村に配分することが見込まれることから、本市 サヤ等が大変灰で被害を受けましたので、新し に お き ま し て は 、 平 成 23年 度 か ら 申 請 す る つ も く 導 入 さ れ た 屋 根 か け の ト ン ネ ル ハ ウ ス 、 今、 りで準備を進めているところであります。 課長のほうから大変喜ばれているという報告を 事業内容につきましては、農道整備、農業用 受けましたけれども、事実、私も海潟のほうで 用 水 施 設 整 備 、 ほ 場 整 備 の ほ か 、 農 業 集 落 道、 そういった方々と接触する中で、ことしは雪が 集落排水路、防火水槽などの農業集落防災安全 降 っ た り 寒 か っ た り し た 、 そ う い う 状況 の 中 で 施 設 整 備 等 を 図 る こ と と し て お り ま す 。 ま た、 こ の ト ン ネ ル ハ ウ ス が 残 っ て 、 価格 的 に も い い 実 施 箇 所 に つ き ま し て は 64カ 所 を 計 画 し て お り 値 段 が し た り し て 大 変 喜 ば れ て い る 状 況 で す。 ますが、今後、県との協議によりましては、事 そういった状況で、今後、この事業をどうして 業 対 象 外 と な る 事 業 箇 所 も あ る と 考 え ら れ ま す。 もまたふやしてやっていきたいという声がござ 以上でございます。 い ま す 。 そ う い っ た 中 で 23年 度 の 予 算 も 、 事 業 〇川畑三郎議員 新市長のお気持ちをお聞かせ も 予 算 化 さ れ て い く わ け で す け れ ど も 、 23年 度 い た だ き ま し た 。 43歳と い う 若さ で 今 ま で に な で 今 後 、 こ れ か ら お 願 い し て 、 こ れ が 23年 度 で い 、 垂 水 市 の 市 長 と し て は 若 い 市 長 で あ り ま す。 こ の 屋根 か け ハ ウ ス な ど が で き る も の か ど う か、 若いということは何もかも吸収力があると私は そこら辺をひとつ農林課長にお伺いいたしたい 考 え て お り ま す 。 で す か ら 、 最初 か ら や っ ぱ り と思います。 で き る 人 は だ れ も い な い ん で す 。 我 々 、 私 も、 宅地内の降灰除去についても、一生懸命市の 議 員 も 若 く て 32 歳 か ら し て お り ま す け れ ど も、 ほうで頑張っていただいて、降灰袋もまた今度 なかなか最初から全体を把握して事業ができる いただきまして、私は協和地区に住んでいるわ と い う の は 、 な か な か 私も で き な か っ た わ け で、 けですけれども、大変な量でございます。適当 やっぱり回を重ねる都度で継続しながら現在に に、適時な時期に業者が降灰袋を積載して運ん 至 っ て 、 議員 と し て 働か せ て い た だ い て い る わ で い ら っ し ゃ る と い う こ と で 大変 喜 ば れ て い る けですけれども、尾脇市長もそういう議員を2 わ け で す け れ ど も 、 そ う い っ た 中で 、 先 日、 皆 期 さ れ て 、 30代 で さ れ て 、 そ し て 市 長 に 当 選 さ さんも御承知のように、都城市に垂水市の降灰 ― 58 ― 袋を寄贈したというようなことが新聞でも報道 以上でございます。 さ れ 、 テ レ ビ で も 放 送 さ れ ま し た 。 私 は 本 当 に、 〇 土木課長( 深港 渉) 都 城 市 へ の 降 灰 袋 の そういう事情に遭った都城市にそういうことが 寄贈についてお答えいたします。 できたということは、私は本当に垂水市として 降 灰 対 策 と し ま し て 、 同 じ 悩 み と い い ま す か、 も大変、全体的に私は大変いいことをしたと思 先 陣 の 対 策 を と っ て お り ま す 垂 水 市 と し ま し て、 っ て い る 状況 で す 。 こ う い っ た 状 況 を 、 さ れ た 同じ苦慮をされている都城市へできる支援とい わ け で す け れ ど も 、 こ の 中 身 を も う 少 し 詳し く た し ま し て 、 そ の 当 時 、 在 庫 を ち ょ う ど 約 50万 教えていただきたいと思います。 枚ほど持っておりまして、その中から、垂水市 それと、中山間の地域総合整備事業について 民へ影響のない数として3万枚を寄贈させてい は 、 今ま で ず っ と こ れ を 西 部 の K A M と い う ん ただいたものでございます。 で す か 、 そ の 事 業 が 終わ り ま し て 、 新 し く こ と また、この3万枚の判断の基準でございます しから取り入れるということで、垂水市の農業 け れ ど も 、 昨 年 の 奄 美 豪 雨 災 害 の と き の 義 援 金、 に 対 し て は 大 変 あ り が た い な と 私は 思 っ て き た これ等を考慮いたしまして、単価が約5.4円でご わけですけれども、国の事業仕分けで、県の交 ざ い ま す の で 、 そ う し た 場 合 に 16万 円 相 当 の 金 付金として配付され、それをまた垂水市に事業 額ベースになるという形の中で3万枚を寄贈さ と し て 取 り 入 れ て く れ る と い う よ う な 状 況で あ せていただいたものでございます。 るようです。どうかこの事業も、一部外れる分 以上でございます。 も あ る で し ょ う け れ ど も 、 積 極的 に お 願 い し て、 〇川畑三郎議員 ありがとうございます。 こういう垂水市の状況です。降灰の多い状況で 最後 、 も う 質 問 は な い わ け で す け れ ど も 、 新 すので、どうしても多くの事業を取り入れられ し い 尾 脇 市長 が ス タ ー ト し た わ け で ご ざ い ま す。 て事業が継続的にできるように、これはひとつ なかなか、これからの垂水市の財政状況を見ま お願いしていきたいと思います。 す と 、 や り た い 仕 事も 思 う よ う に で き な い こ と そ う い う こ と で 、 一 応 2 回 目 は 終 わ り ま す。 も あ る で し ょ う 。 し か し な が ら 、 皆 さ ん の 要望 〇 農林課長( 森下利行) 川 畑 議 員 の 2 回 目 の にはこたえていかにゃいかんということだと思 御質問にお答えいたします。 い ま す 。 農 業 も し か り 、 漁 業 も し か り 。 特 に 今、 当該年度内におきまして、防災営農対策事業 きょう一番バッターで質問された大薗議員がお の キ ヌ サ ヤ の ト ン ネ ル ハ ウ ス 等の 申 し 込 み が あ っ し ゃ っ た よ う に 、 漁 業 に 対 す る 応 援 で す ね、 った場合に、年度内に事業が実施できるかとい 私はこれは本当に基幹産業として一番大事なこ うことでありますが、この防災営農対策事業の と だ と 思 い ま す 。 今 が 一 番 苦 し い 状 況 の 中 で、 実施に当たりましては、県との単年度協議が毎 私もあの市長選挙のさなかに、私も漁協の役員 年、事業実施年度の前年度に実施されておりま で ご ざ い ま す の で 、 出席 さ せ て い た だ き ま し た す。県は、この単年度協議を踏まえまして、各 け れ ど も 、 前向 き に と い う こ と で 、 本 来 な ら ば 市町村からの要望がありました事業量や事業費 漁 業補 償 を お 願 い し た わ け で す け れ ど も 、 そ う を把握しまして、防災営農の予算枠を確保して いう状況はできなかったという中で、幾分振興 いる状況にあります。したがいまして、当該年 資金をプラスして今回の予算案に入れていただ 度内における申し込みにつきましては、県の予 い た と い う こ と は 、 少 し で も そ れ を 実現 し て も 算枠の関係から、事業の実施は困難であると考 ら っ た の か な と 考え て お り ま す 。 そ う し た こ と えられます。 も、今後そのお金についても、牛根漁協、垂水 ― 59 ― 市、両漁協での問題になると思いますので、ど 世界は一寸先は闇でございますので、あえて質 うかいい方向に、水産課長もいらっしゃいます 問の壇上に立たせていただきます。 の で 、 有 効に 使 え る よ う に お 願い し て い き た い さ き の市長選挙で 、有効投票数1万1,565票の と思います。 うち4,748票を獲得され、新市長を迎え ての初の そ れ で 、 あ と は 、 み ん な 管 理 職の 皆 さ ん 方 も、 質問であります。尾脇新市長は、我々と同じこ 若い市長ですので、なかなかうまくいかない面 の垂水市議会からの転身でありますので、垂水 も あ り ま す け れ ど も 、 皆さ ん 方が 支 え て や ら な 市議会、議員についての見解を質問しようと思 い と 垂水 市 は よ く な ら な い わ け で あ り ま す 。 で っ て お り ま し た が 、 今は や り の 電子 メ ー ル で 事 すから、市長を支えながら、垂水市の皆さんが 務 局に 送 っ た の が そ こ だ け 記 載 さ れ て お り ま せ 垂 水 市 を よ く す る ん だ と い う 気 持ち で 、 ひ と つ ん で 、 今 回は こ の 通 告が で き て お り ま せ ん で し 一致団結して尾脇市長を支えて頑張っていただ た。今回はこの件についてはあきらめようと思 い て 、 垂 水 市 が よ く な る よ う に 頑張 っ て く だ さ い ま す が 、 次 回 が あ れ ば 、 次 回 に お 聞き し た い い。 と思います。 終わります。 さ て 、 議 長よ り 許 可を い た だ い て お り ま す の 〇 議 長 ( 川 達 志 ) こ こ で 、 暫 時 休 憩 し ま す。 で、今回は、尾脇新市長があえて水迫順一前市 次 は 、 13時 15分 か ら 再 開 し ま す 。 長の後継者として選挙戦を戦われたことを認識 午 前 11時 52分 休 憩 した上で、通告に従い、順次質問してまいりま す。 午 後 1 時 15分 開 議 まず最初に、行財政改革について、第2次財 〇議長(川達志)休憩前に引き続き会議を 政改革プログラム及び第5次垂水市行政改革大 開きます。 綱の取り組み状況等についてお伺いします。 次に、5番池之上誠議員の質疑及び質問を許 単 独 で の 市 政 運 営 を 余 儀 な く さ れ た 平 成 16年 可します。 の 第 3 次 行 政 改 革 大 綱 以 来 、 平 成 19年 、 平 成 22 [池之上 誠議員登壇] 年と3年間ごとに、見直しを含めまして、基礎 〇池之上 誠議員 皆さん、お疲れさまでご 自治体として持続可能な行政システムの構築を ざいます。昼食後の一番気持ちのよい時間とな 図ってきております。今回の第5次垂水市行政 りました。心静かに目を閉じ、お聞きいただけ 改 革 大 綱 は 、 平 成 22年 度 か ら 24年 度 ま で の 3 年 ればと思います。 間 の 計 画 で あ り ま し て 、 平 成 22年 2 月 に 策 定 さ 小沢問題で民主党内は会派離脱、離党などの れております。 ごたごたが続き、国民不在の菅政権の末期的症 一 方 、 第 2 次 財 政 改 革 プ ロ グ ラ ム は 、 平 成 17 状が連日報道されておりますが、一昨日前原外 年 か ら 21年 度 ま で の 5 年 間 の 第 1 次 財 政 改 革 プ 相 が 、 外 国 人 か ら の 献 金 を 受 け て い た 問 題 で、 ロ グ ラ ム を 受 け 、 平 成 22年 度 か ら 26年 度 ま で の 政治と金の問題で国民の不信を招いたことをお 中 長 期 財 政 シ ミ ュ レ ー シ ョ ン に 基 づ き ま し て、 わびしたいと陳謝し、政治的判断で辞任されて 持 続 可 能 な 財 政 運 営 を 行 う た め 、 同 じ く 平 成 22 おります。いよいよ解散総選挙も近いのではと 年2月に策定されております。 思わせる政局が続いております。 い ず れ も 1 年 が 経 過 し よ う と し て お り ま す。 我 々 市 議 会 も 、 4 年 間 の 任 期 が あ と 50日 と 迫 第2次財政改革プログラムでは、歳出削減の方 っ て ま い り ま し た 。 後 が あ る か な い か 、 政治 の 策として、「国の財政状況を考えると、地方財 ― 60 ― 政においても聖域を設けない徹底した財政改革 日 ・ 日 曜 日 の 休 日 作 業 を さ れ て い た と 思 い ま す。 を進め、歳出の削減に努めなければならず、ま 23年 度 工 事 で は 、 夏 休 み を 利 用 し た 工 事 期 間 ずはみずからの内部努力により人件費の抑制や が と れ る よ う で あ れ ば 、 授 業 に も 影 響が 少 な い 事務経費の徹底した節減策を講じることが不可 だろうし、工事関係者も平日に気兼ねなく作業 欠である」と明記されております。また、垂水 が で き る の で は な い か と 思い ま す 。 ま た 、 引き 市行政改革大綱の推進の方法として、「大綱を 渡し時期も早まり、少しでも改修工事の終わっ 基本として、期間中に成果を確認するため、年 た 新教 室 に 入 れ る の で は な い か と 思 い ま す 。 ま 次ごとに総合計画と連動した推進計画を策定し た、学校内の教室移動は、PTAと生徒、学校 て 計 画 的 に 推 進 し ま す 」 と 明 記 し て あ り ま す。 との奉仕作業で対応しておりますが、冬休みに 21年 度 の 決 算 で は 、 歳 出 の 24% が 人 件 費 と な できれば、年度末の慌ただしい時期に移動する っております。 よりも対応がしやすくなると考えます。 そこで質問いたしますが、人件費の抑制とい そこで、質問というか、要望というか、お尋 うことで、各種委員等の報酬見直し、特別職等 ねいたしますが、今後の工事発注時期を、夏休 の給与削減及び職員給与等の削減に関する平成 みを利用できるように早期発注できないかと思 22年 度 の 評 価 を 、 財 政 課 長 に 伺 い ま す 。 い ま す が 、 ど の よ う に 計 画さ れ て い る の か お 伺 また、財政改革プログラムに掲げる目標値を いいたします。 達成するために推進計画が策定されていると思 以上で、1回目の質問を終わります。 いますが、人件費の抑制ということで、報酬見 〇 企画課長( 山口親 志) 池 之 上 議 員 の 質 問 に 直 し 、 給 与 削 減 等 に 関 す る 計 画 内 容 を 具 体 的 に、 お答えいたします。 企画課長に伺います。 第 5 次 行 政 改 革 大 綱 に 基 づ く 、 平 成 22年 か ら 次に、教育環境整備、垂水中央中学校大規模 24 年 の 3 年 間 の 推 進 計 画 の 策 定 で あ り ま す が、 改造事業についてお伺いいたします。 初めに推進体制の見直しを行い、6月に既存の 再三の質問でいささか恐縮するところもござ 庁内企画系会議を整理統合いたしまして行政改 い ま す が 、 御 答 弁 よ ろ し く お 願 い い た し ま す。 革会議を設置し、取り組んでまいりました。 3年計画で大規模改修工事が行われることは 第4次大綱の推進計画は、各課からの計画に 承知しております。本年は、B棟、C棟、トイ 基づき、その数は108項目でありました。今回は、 レ棟の改修工事が間もなく完了する予定だろう 全庁的視野で取り組むため、半分程度に絞り込 と思いますが、まず、今後の計画内容を簡単に み、成果を高めていくことを行政改革会議で確 説明いただきたいと思います。 認 し 、 共 通 認 識 を 図 っ て い る と こ ろ で あ り ま す。 22年 度 工 事 に つ き ま し て は 、 仮 設 校 舎 等 の 建 また、この会議には5つの部会を設置しまし 設もあり、本体着工が2学期からであったと思 た。共生・協働部会、行政サービス部会、財政 います。危険防止のための仮囲い等を設置して 部 会 、 民 間 活 力 部 会 、 行 政 体 制 部 会 で あ り ま す。 工事が行われていたようです。今のところ生徒 課長は2つ以上の部会に所属し、推進計画に取 には事故は発生していないと思いますが、工事 り組んでいるところであります。 期間中は生徒も工事関係者も大変不便をこうむ なお、給与等の適正化については、この行政 っ た の で は な い か と 思 い ま す 。 工事 内 容 に よ っ 体 制 部 会 で 協 議 を 進 め て い る と こ ろ で あ り ま す。 ては、特に初期段階の解体工事等が含まれる作 すべての部会で取り組むための優先項目を、先 業内容のときには騒音も発生しますので、土曜 ほども申し上げましたとおり、108からの半分程 ― 61 ― 度 の 絞 り 込 ん だ 中 か ら 優 先 順 位 を つ け ま し て、 と呼んでおります。 う ち 2 つ の 部 会 で は 、 本 年 度 22年 度 、 協 議 に 入 本 事 業 は 、 平 成 21年 10月 に 工 事 設 計 委 託 契 約 っ て お り ま す が 、 あ と 3 つ の 部 会が 今 、 準 備 を を行い、土木課、垂水中央中学校、設計業者及 進 め て い る 状況 で あ り ま す 。 そ の よ う な こ と か び 教 育 総 務 課 を 交 え 、 協 議 を 行 い 、 平 成 22年 3 ら、給与等の適正化については行政体制部会で 月に全体事業完了後の予定図及び工事内容につ 協 議 を 進 め て も ら っ て い る と こ ろ で あ り ま す。 いて決定いたしました。 以上であります。 本年度の工事につきましては、最初の着工が 〇 財政課長( 北迫睦男) 財 政 改 革 プ ロ グ ラ ム 平 成 22年 7 月 で ご ざ い ま し た 。 こ の 時 期 の 発 注 の御質問にお答えします。 となった理由といたしましては、国の補助事業 本市の行財政改革は、市民や議会の皆様の御 であるため、補助金の内定通知、もしくは県教 協 力 に よ り 、 さ ま ざ ま な 取 り 組 み を 行 っ た 結 果、 育委員会からの許可が出てから発注するように 第 1 次 の 財 政 改 革 プ ロ グ ラ ム 終 了 時 点 の 平 成 21 と 県か ら 指 導 が あ り ま し た の で 、 7 月か ら の 事 年度末ではほぼ計画に近い実績を上げ、単年度 業開始となりました。 の財源不足を生じない財政への転換が図られて 本年度、最初に着工した工事は、仮設校舎の きたところでございます。 リースによる設置でありました。仮設校舎の設 しかしながら、依然として財政力指数、経常 置につきましては、B棟、C棟の西側及びトイ 収支比率及び将来負担比率などの財務指標につ レ棟の本格的な工事に着工することにより教室 いては、県内各市との比較で下位にとどまって 数が不足するための対策として、仮設校舎を夏 お り ま す 。 今 後 も さ ら に 財 政 改 革 が 必 要 で あ り、 休み期間中に設置いたしました。このため、本 第 2 次 の 財 政 改 革 プ ロ グ ラ ム を 策 定 し 、 平 成 22 年度は、夏休み期間中に本格的な工事に着工す 年度からスタートさせたものでございます。 る こ と が で き ま せ ん で し た 。 B 棟、 C 棟 の 西 側 そこで、御質問の評価でございますが、年度 及 び ト イ レ 棟 の 工 事 に つ き ま し て は 、 平 成 22年 中 途 で あ り 、 総 体 的 な 評 価 は で き ま せ ん の で、 9 月 か ら の 工 事 に 着 工 し 、 平 成 23年 3 月 に 完 了 特 別 職 及 び 職 員 給 与 費 等 の 平 成 22年 度 の 削 減 効 を予定しております。 果見込み額についてお答えいたします。 平 成 23年 度 の 第 2 期 工 事 の 発 注 時 期 に つ き ま 特 別 職 等 の 給 与 削 減 率 は 、 市 長 25% 、 副 市 長 しては、県教育委員会へ確認を行いましたとこ 及び 教育長が10% で 、 削減見込み 額が 約460万円、 ろ、本年度と同様の発注許可になるため、現在 一般職員給料削減率が役職に応じて1%から4 の と こ ろ 、 平 成 23年 7 月 に な る で あ ろ う と の 回 % 、 削減見込み 額は 約3,800万円、 管理職手当に 答 で あ り ま し た 。 し た が い ま し て 、 平 成 23年 度 つきましては30%削減で、削減見込み額は約380 は夏休み期間中に本格的な工事に着工できると 万 円 、 合 計 で 約 4,660万 円 で ご ざ い ま す 。 思われます。 〇 教育総務課長( 三浦敬志) 池之上議員の 垂 な お 、 第 2 期 の 工 事 箇 所 と い た し ま し て は、 水中央中学校大規模改造事業に関するお尋ねに A棟、B棟の東側を予定いたしております。 ついてお答えいたします。 〇池之上 誠議員 一問一答式でお願いいたし 最初に、垂水中央中学校には校舎が4棟ござ ます。 い ま す 。 本 城 川 の ほ う か ら 桜 島 方 面 に 向 か っ て、 まず、大規模改造事業のほうからいきたいと A 棟 、 B 棟 、 C 棟 及 び D 棟 と な っ て お り ま す。 思います。 また、便宜上、国道側を西側、高隈山側を東側 夏休 み 期 間 中 に で き る と い う こ と で 、 そ う い ― 62 ― う騒音とか、授業にも大して影響はないだろう いうソフト面というか、そういう大規模改修の と 。 そ れ で 、 あ と の 工事 の ほ う も 平 日 に で き る 工事 じ ゃ な く て 、 そ う い う 目 に 見え な い と い う と い う こ と で 、 ス ピ ー デ ィ ー な 工事 の 進 捗 が 見 よ う な の も い っ ぱ い 出て き ま す の で 、 そ う い う ら れ る ん じ ゃ な い か と 思っ て お り ま す 。 ぜ ひ そ ところに対しての取り組みというか、今後の教 ういうふうにやっていただきたいと、そのため 育委員会の取り組みの姿勢を一応伺っていきた にも、補正のほうで出るかもしれませんけれど いと思いますが、どうでしょうか、教育長。 も 、 し っ か り と し た 計 画を 上 げ て い た だ き た い 〇 教育 長 ( 肥 後 昌 幸 ) 先 ほ ど 教 育 総 務 課 長 の と思います。 ほうから、進捗状況等についてお答えいたしま そ れ で 1 つ 、 こ の 大 規 模 改 修 に 伴 い ま し て、 し た 。 今 の と こ ろ 順 調 に 作 業 が 進 ん で お り ま す。 今、中央中の教室の利用というのが毎年行われ そ こ で 、 作 業 が 進 み ま す と 、 で き 上が っ た 教 ます。工事前に、その工事をするところを移動 室等に備品等を運ばなければならない。先ほど する。そして工事が終わったらそこにまた仮設 議員 の ほ う か ら 言 わ れ た と お り で ご ざ い ま す が、 校舎から持っていくというようなことを、毎回 そ れ に つ き ま し て は 、 こ の 大 規 模 改 造 と い う、 2 回や っ て い る わ け で す 。 そ れ に つ き ま し て は、 大規模改修というのは、校舎の建築だけじゃな 先 ほ ど も 言 い ま し た よ う に 、 学 校 あ る い は 生 徒、 く て 、 や は り そ う い う こ と も 含ん で い る だ ろ う そしてPTAの奉仕作業という形で対応してお と い う ふ う に 私 も 認識 し て お り ま す 。 す べ て の ります。 ことを学校、それから保護者にだけお願いする そういうところで、今回も図書室の移動があ のもこれはどうかと思いますし、教育委員会と り ま し て 、 書 庫 で す ね 、 棚 を 入れ な い と い け な しましてできるだけのことはやりたいと、でき い。それが今度、協和中だったか、牛根中だっ る範囲内でございますけれども、御期待に沿う たですかね、そういうところから持ってこない ように努力をいたしたいと思います。 といけないとなったときに、じゃどうするかと 〇 池 之 上 誠 議 員 あ り が と う ご ざ い ま し た。 い う 問 題 が 発 生 し ま し た 。 そ の 中で 、 い ろ い ろ 大変うれしい答弁をいただきまして安心をして 協議をしていく中で、教育委員会に頼んだらと おります。 い う こ と で そ う い う こ と を し ま し た け れ ど も、 それでは、この中学校の大規模改修について そのときはこの件につきましては教育委員会の は そ う い う 方向 で よ ろ し く お 願い を す る と い う ほうで善処していただきまして、本当に助かっ ことで、次に移りたいと思います。 たと思います。 この行財政改革なんですけれども、今、5つ そういう観点から、この大規模改修工事とい の部会で、2つが推進計画ですか、できている うのは市がしないといけない、本来であればで と 、 で き て い る 。 3 つ が 今 、 準 備中 だ と い う こ す ね 、 と 思 う ん で す 。 そ う い う と こ ろ で 、 我々 とでよかったですかね。 も、学校もPTAもできるところの奉仕作業は 年次ごとに計画を立てて、それを市の行政に 行 い た い と 思い ま す が 、 そ う い う と こ ろ で 、 市 反映させていくということが一番の推進計画の が し な い と い け な い と い う よ う な と こ ろ も 多分 ね ら い じ ゃ な い か と 思 う ん で す ね 。 で あ れ ば、 出てくるだろうという思いがあります。すべて 今、計画段階と、今、項目を圧縮して、そうい を学校のほうでやってくださいというのが一番 う 作業 も あ っ た で し ょ う け れ ど も 、 22年 度 も も か も し れ ま せ ん け れ ど も 、 対 応が で き な い と こ う あ と 何 日も ご ざ い ま せ ん 。 あ と 20日 も あ る か ろ も あ る と 。 そ う い う と こ ろ で 連 携し た 、 そ う な い か 。 そ う い う と こ ろ で 、 我々 に も そ う い う ― 63 ― 推進計画というのも出てこないし、どういうふ ットを受け入れて行革が進んでいくということ う に な っ て い る の か な と い う 思い も ご ざ い ま す は 、 非 常 に 評 価 を す べ き だ と 思 っ て お り ま す。 が 、 そ の 辺を ス ピ ー デ ィ ー に し な け れ ば い け な 財政課長には、この特別職、こういうカット いんじゃないかなと思うんですよね、この行財 を 今 後 も 続け て い く こ と に つ い て は ど う 思わ れ 政改革の中において、この第5次行財政改革大 るか、お聞きしたい。行財政改革にとって必要 綱、そしてまたその中の推進計画、それは本当 なのかそうでもないのか、その辺について、2 にこの行政改革については本当にスピーディー 回目聞きたいと思います。 さ を 持っ て 進ん で い か な い と い け な い 。 私は こ 〇 企画課長( 山口親志) ま ず 、 22年 度 か ら の れを見直しながら、そして次年度の予算編成と 3年間の推進計画についてでありますが、5つ か そ う い う の に ま た 利用 し て い か な い と い け な の部会は、もう先ほども申したとおり、推進体 いというのが、この行革の中のこの推進計画で 制や計画を6月に見直しましたので若干遅くな あろうと思っております。 り ま し て 、 た だ 、 5 つ の 部会 で ス タ ー ト を す る 再 度聞 き ま す け れ ど も 、 お く れ て い る と 、 い ということで、地域づくりの体制整備というこ ろ い ろ 作業 を ち ゃ ん と や っ て い ら っ し ゃ る で し とで共生・協働部会、それから行政サービスの ょ う け れ ど も 、 な ぜ も う ち ょ っ と ス ピ ー ド 感を 拡 大 に つ い て と い う こ と で 行 政 サ ー ビ ス 部 会、 持 っ て で き な か っ た の か な と い う 思い が あ り ま それから先ほども財政課長が言われておりまし す 。 そ の 点 に つ い て 、 も う 1 回だ け お 願 い し ま た財革についての財政部会、それから中学校跡 す。 地利用調査研究等で民間活力部会、それから定 そ れ と 、 財 政 改 革 プ ロ グ ラ ム で す け れ ど も、 員適正化・機構改革の実施ということで行政体 特 別 職 460万 円 、 職 員 は 数 が 多 い で す か ら 3,800 制部会という5つの部会を作成して、動いてお 万円ですね。そういうところの削減効果があっ ります。 た と い う ふ う に 今、 言わ れ ま し た 。 そ れ で 、 こ 実際動いておりますが、この5つの部会で皆 の財改プロは、そういう人件費というものは定 様にお示しする個票を作成して終了を、済ませ 員 適 正 化 計 画 で 人 員 が 減 っ て い き ま す け れ ど も、 ているところが2つありまして、あと3つがま それを見越した上で策定されているだろうと思 だ推進体制としてお示しする個票をつくってい いますけれども、あとの報酬等に関しては、平 な い と こ ろ で あ り ま す 。 1 回 目で も お 答 え し ま 成 20年 度 の 決 算 を 固 定 化 し て 財 改 プ ロ グ ラ ム を したとおり、推進体制と計画立案及び成果の検 策 定 し て い る と 私 は 理 解 し て お り ま す け れ ど も、 証を行うというために、各課から上がってくる そ う し た 中 で 、 今 回 の 財 改 プ ロ の 22年 か ら 23年 108の 余 り に も 大 き な 計 画 よ り 、 や は り 絞 っ て、 ま で は 、 市 長 職 25% 、 ほ か の 役 職 10% カ ッ ト と す ぐ 計 画 の 成 果 が 出 せ る よ う な と い う こ と で、 い う の が う た わ れ て お り ま す 。 そ れ も 20年度 か そ の あ た り の 項 目 を 絞り 込 ん だ せ い も 、 お く れ ら ず っ と 続 い て お り ま す 、 16年 度か ら 続 い て お て い る 理 由で も あ り ま す し 、 ま た 、 そ の か わ り、 り ま す の で 、 そ れ を ベ ー ス に し た 財改 プ ロ で あ 先ほど言いました行政改革会議という全課長で ると思っております。 組織しておりますこの会議も立ち上げましたの そういう意味から、460万円ですか、特別職が。 で、推進計画の取り組み事項については全課長 そ う い う わ ず か と 言え ば い い の か 、 大き い と 言 は す べ て 確 認 を し な が ら 、 22年 度 、 途 中 か ら 動 えばいいのかわかりませんけれども、そういう いているような状況です。 ふ う な 難 儀 を さ れ て 、 上 に 立 つ 人が そ う い う カ そうした中で、現在、部会の活動や推進計画 ― 64 ― 担当課におきまして推進計画の個票を、あと3 全庁舎でそういうことの認識は統一されている つの部署ですが、作成や具体的な取り組みを進 と い う こ と で よ ろ し い で し ょ う か 。 庁 舎 内だ め て お り ま し て 、 平 成 23年 6 月 ご ろ に は 22年 度 け の そ う い う の で あ れ ば 、 や っ ぱ り 外 か ら 見て、 の取り組みの評価等を取りまとめまして、お示 今ど う い う こ と を や っ て い る の か な と い う の が しできるかと思っております。ただ、先ほど言 な か な か 判 断 が つ か ん と い う 思 い も あ り ま す。 わ れ ま し た と お り 、 22年 度 は も う す ぐ 終 わ る と 本当に、去年始まったばかりじゃないです、第 い う こ と な ん で す が 、 皆様 に お 示 し は で き て は 5次ですから、もうその手法はずっと前からや おりませんが、その個票を作成に対する、目標 っている手法であって、圧縮しようが何しよう とする認識は全課長、全課、意識を持ちながら が、やろうと思えばできるというふうに思って 作 成 し て い る と こ ろ で あ り ま す 。 23年 6 月 ご ろ いるんです。 皆様に推進計画をお示しできると思っておりま それは本当に水迫市政の行財政改革というの す。 は、水迫市政の一番の大きな課題だったわけで 以上です。 す。それを一生懸命やって、公債費、あと借金 〇 財政課長( 北迫睦男) 財 政 改 革 プ ロ グ ラ ム な ん か も 減ら し て き た と い う の も ご ざ い ま す の の御質問にお答えいたします。 で、やはりスピーディー感を持って市民に公表 第2次の財政改革プログラムに掲げておりま するということを考えていただきたいというふ す 歳 出 削 減 方 策 で は 、 1 番 目 に 人 件 費 の 抑 制、 うに思っております。 2番目に義務的経費の徹底した削減、3番目に そして、特別職の給与カットですね、これも 負担金及び補助金等の見直し、その他に事業や 総合的に勘案しながらと、そういう削減案を考 投資的経費の見直し、公債費の縮減等を掲げて え て い く と い う こ と で ご ざ い ま し た が 、 23年度 おります。 までは載っておりましたけれども、その後が載 その中で、人件費の抑制につきましては、各 っていないということで、早く我々にもそのカ 種委員等の報酬の見直し、特別職等の給与の削 ットをどれぐらいするのかというのを示しても 減、職員給与費等の削減を掲げております。 ら わ な い と い け な い と い う ふ う に 思っ て お り ま 特別職の給与の削減につきましては、議員発 す。 言 の と お り 、 現 在 の 削 減 額 は 23年 3 月 ま で と な 次からは尾脇市長に聞きますけれども、そう っております。 いう行財政改革については、水迫前市長からい また、職員給与費等の削減については、定員 ろいろな懸案事項とかそういう問題を引き継が 適正化計画に基づく職員数の縮減や給与制度の れていると思います。そういう中で、選挙戦も 改善による適正化、管理職手当の削減に努める 水迫前市長の後継者ということを標榜されまし ことを掲げておりますので、今後も継続は必要 て 選 挙を 戦 っ て ま い ら れ ま し た 。 そ う い う と こ ではないかと思っております。ただ、財政状況 ろ で 、 こ の 垂 水 市 の 厳 し い 財 政 状 況 と い う の も、 に勘案しながら、削減額等については検討して 水迫市長からもちゃんとした引き継ぎがあった まいりたいと考えております。 だろうと思います。 〇池之上 誠議員 23年度の6月ごろには、そ また、垂水市一般会計及び特別会計予算説明 の推進計画も我々の目に触れるということでよ の中で触れられておりますけれども、これはも ろしいですね。または、今の推進計画は今、我々 う尾脇市長の言葉というふうに思いますが、歳 に は 目 に 触 れ て お り ま せ ん け れ ど も 、 各 課 長、 入増は見込めない状況であると、「本市の厳し ― 65 ― い財政状況を認識し、第2次財政改革プログラ プ ロ は 、 平 成 20年 度 の 報 酬 を 固 定 化 し て 考 え て ムの財政改革の視点で示した聖域を設けない徹 い る と い う 前提 の も と で こ れ が 策定 さ れ て い る 底した財政構造の改革、事務事業の優先度によ というふうに思います。水迫市政が続くのであ る峻別・重点化などを予算編成方針として、歳 れば、財政が改革、回復していても、まだまだ 入・歳出両面から徹底した見直しを進め、効率 厳しいという状況は変わらんと、だから、首長 的な財源配分を行い、予算を編成したところで である私が先頭に立って一番の大きい削減率を あ り ま す 」 と い う ふ う に 言わ れ て お り ま す 。 本 するんだと、そういうところであとの職員の人 市の厳しい財政状況は認識をされていると思っ た ち に も 削 減 を お 願 い す る と い う 気 持ち で や っ ております。 てこられただろうと思います。 そういうところから、水迫前市長から引き継 そういうところで、言いたいのは、水迫市政 ぎ を さ れ た そ う い う 行 財 政 改 革 に つ い て 、 今、 の、水迫順一市長の心持ち、そういう心を引き 尾脇市長はどのようなふうに思っておられるの 継が れ る と い う こ と で ご ざ い ま す の で 、 ぜ ひ そ か。そしてまた、どのようにその行財政改革を ういうことを考えていただきまして、削減のほ 実 行 さ れ て い か れ る の か 、 聞 き た い と 思 い ま す。 うもこの財革プランに沿ったところで、何年間 特に今、私が問題にしている、みずから歳出 か は 25% 、 「 も う 市 長 、 よ か ど 」 と 我々 の 声 が 削 減 の 大 な た を 振 る う と い う と こ ろ で 、 市 長 25 上が る ま で は そ う い う 方 向で い っ て い た だ け れ %の給与削減を水迫市長は首長としてやってこ ばと思います。それが、選挙戦を戦った市長の ら れ た わ け で す が 、 そ う い う と こ ろ の 給 与の 削 言 葉を 実 行 す る と こ ろ で は な い か と 思っ て お り 減 等 に つ い て は ど の よ う に お 考え に な っ て い る ます。 のか、お聞きをいたします。 市長 後 継 と い う こ と で 、 そ の 1 点 に つ い て し 〇市長(尾脇雅弥)池之上議員の質問にお答 か 今 言っ て お り ま せ ん け れ ど も 、 そ の 1 点 が す えをいたします。 べ て に 通じ て い く わ け で ご ざ い ま す の で 、 よ ろ 私は、水迫市長の志をしっかりと継承して頑 し く お 願 い を し た い と 。 市の リ ー ダ ー で ご ざ い 張っていくということで選挙戦を戦ってまいり ます。そういうわずかな、わずかというか、大 ました。今、御質問がありました行財政改革の きな削減率でございますが、それが垂水市民に 特別職及びそういった職員給与の削減について も 返っ て い き 、 市 役 所 に も 返 っ て い く と い う ふ ということでございますけれども、現状、財政 う に 思っ て お り ま す の で 、 そ う い う と こ ろ は 市 状況は改善をしてきているとはいうものの、今 長、 苦 し い で し ょ う が 、 苦 し い こ と だ と 思い ま 後 も 厳 し い 状 況 は 続 く も の と 考 え て お り ま す。 す が 、 そ の 辺 の こ と を お 含 み い た だ き ま し て、 そのために給与の減額は必要だと考えておりま 今後 や っ て い た だ き た い と 思 い ま す 。 そ う い う し て 、 平 成 23年 度 の 特 別 職 の 給 与 削 減 を 検 討 し 姿が見られれば、我々議会のほうも、「もうえ て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 ま た 、 職 員に つ き や ね な 」 と い う 言 葉が 出 て く る か も し れ ま せ ん。 ましても、給与減額の協力を現在お願いしてい 6 月 以降 、 こ こ に い る か ど う か も わ か り ま せ ん るところでございます。 け れ ど も 、 私は そ う い う ふ う に 思 っ て お り ま す。 以上でございます。 そ う い う と こ ろ で 今回 、 本 来 で あ れ ば 、 こ の 〇池之上 誠議員 今、23年度以降も給与の削 3 月 31日 ま で の 期 限 つ き の 条 例 で ご ざ い ま す の 減 を 考 え て い る と い う お 言 葉 を い た だ き ま し た。 で 、 出な い と い け な い と 思っ て お り ま し た け れ 先ほども言いましたけれども、第2次の財改 ど も 、 今 回 、 議 案 の ほ う に 出 さ れ て お り ま せ ん。 ― 66 ― そういうところで、これについては出すのか出 管理について伺います。 されないのか。多分、副市長人事とともに出て 今回の指定管理をするに当たっての経緯につ く る で し ょ う が 、 そ の 1 点だ け 、 い つ 出さ れ る いては、議案の提案理由の説明や全員協議会で か 、 そ の 1 点だ け を お 聞き い た し ま し て 、 終 わ の説明などもありましたが、私なりに十分に理 りますが。 解で き た と は 言 え ま せ ん の で 、 も う 一 度 、 な ぜ 〇市長(尾脇雅弥)今の御質問にお答えをい 今回は公募になったのか、また、現状の問題点 たします。 は何なのかを伺います。 初日に、最終日に上程をさせていただくとい 次に、生活弱者についてですが、日本の経済 う こ と を お 話を さ せ て い た だ い て お り ま す の で、 が低迷する中で、働きたくても仕事がない、ま そのような方向で今、考えております。 た体に障害が少しあるために仕事ができないな この特別職の給与は、報酬審議会の審議を踏 ど 、 生 活 を す る の に 大 変 な 方 々 が お ら れ ま す。 まえて、議会の議決を得て、適正な額が定めら そ こ で 、 ま ず お 聞 き し ま す が 、 本市 に お い て 生 れ て お り ま す の で 、 そ の た め に も 、 減 額に つ き 活保護を受給されている方々が何名ぐらいいら ましても、財政状況を考慮して、原則、特別職 っ し ゃ る の か 、 20年 前 、 10年 前 、 5 年 前 、 そ し も職員もみずからの了解のもと、協力という形 てここ数年間の推移を伺います。 で行うものだと考えおりますので、今後そのよ 次に、中学校跡地についてですが、4校の中 うなことも勘案しながら、職員の皆さんにも今 学校が統合されて垂水中央中学校となり、1年 お願いをしているところでございました。 になります。そして、廃校になった学校の跡地 以上でございます。 利 用に つ い て は 、 今 ま で も い ろ い ろ の 意 見 な ど 〇池之上 誠議員 もう質問をすべて終わりま を聞かされたりします。特に南中学校の跡地利 したので、最後、最終日にそういう条例が提出 用 に つ い て は 、 平 成 22年 9 月 議 会 に お い て 、 住 さ れ る と い う こ と で ご ざ い ま す が 、 後 継と い う 民の意向を把握することの必要性について質問 こ と で 我々 は 思 っ て お り ま す 。 そ う い う と こ ろ した折に、アンケート調査の実施を予定してい が も し 違 っ た 場 合 は 十 分 な 審 議 時 間 を 、 議 長、 るとのことでありましたが、そのアンケート調 とっていただくようにお願いをして、私の質問 査の結果はどうであったのか、また、当初、物 を終わります。 産 館 で の 整 備 計 画 を 言 わ れ て お ら れ ま し た が、 〇議長(川達志)次に、6番田平輝也議員 そ れ ら の 計 画 は ど う な っ て い る の か 伺 い ま す。 の質疑及び質問を許可します。 以上で、1回目の質問を終わります。 [田平輝也議員登壇] 〇 商工観光課長( 倉岡孝昌) 道の 駅の 指定管 〇田平輝也議員 皆さん、お疲れさまでござい 理についての御質問にお答えいたします。 ます。 公の施設の指定管理の指定は、条例による公 農家にとりましては春の収穫時期になってき 募を原則としておりますが、1期目であった平 ま し た が 、 い ま だ に 寒 い 日 が 続 い て お り ま す。 成 17年 度 か ら 平 成 19年 度 の 3 年 間 は 、 開 設 当 初 早 く 春 ら し い 日 に な る こ と を 願 っ て お り ま す。 で運営に関するノウハウや収支の見込みなどの そ れ で は 、 議 長 の お 許し を い た だ き ま し た の 基礎的資料がなく、また、当初の設置目的をス で、さきの通告に従い、一般質問させていただ ム ー ズ に 遂 行 さ せ る た め の 試 行 的 な 考 え も あ り、 きます。 任意団体の垂水市長を長とする道の駅交流施設 まず、道の駅についてですが、道の駅の指定 管理組合を設立し、公募によらない方法で指定 ― 67 ― 管理者として指定しております。 169人 と な っ て お り ま す 。 次 の 2 期 目 の 平 成 20年 度 か ら 平 成 22年 度 に お 以上でございます。 いては、選定委員会で公募にする必要はないか 〇 商工観光課長( 倉岡孝昌) 中学校跡地利用 と の 意 見 も 一 部 に あ り ま し た が 、 3 年 間 の 収 益、 についてお答えいたします。 管理体制ともに特段に問題もなく管理を続けて 宮脇地区の物販施設に関するマーケティング きたこと、3年間に蓄積したノウハウを今後の 調 査 を 平 成 22年 10月 に 、 中 央 地 区 及 び 柊 原 、 新 管理においても引き続き活用できることなどを 城 地 区 住 民 の 1,500人 と 垂 水 フ ェ リ ー 利 用 者 949 理由に、公募によらない方法で、引き続き同管 人を対象に実施いたしました。 理組合を指定管理者に指定しております。 中央、柊原、新城地区住民を対象にしたアン な お 、 2 期 目 の 指 定 管 理 者 の 指 定 に つ い て は、 ケ ー ト 調 査 は 、 回 収 率 36.7% で 、 買 い 物 行 動 の 議案の提案説明をいたしました際に、組織を充 実態、買い物場所を選ぶ基準、日常的な買い物 実させるために今後の2年間をめどに法人化を での新たな物販施設の利用意向、新たな物販施 目指せるよう指導いたしたいと御説明いたして 設に欲しいサービス、出荷者としての参加動向 おりました。 な ど 、 調 査し て お り ま す 。 ま た 、 フ ェ リ ー 利 用 そこで、3期目に当たる今後の指定管理の選 者調査では、移動の状況、目的、物販施設の利 定に関しましては、この6年間で運営の方法や 用実態、新たな物販施設に対する利用意向、新 収 支 の 目 安な ど も つ く よ う に な り ま し た 。 ま た、 たな物販施設に求めることなど、調査しており 2期目の公募によらない指定管理の理由として ます。 お り ま し た 収 益 は 、 努力 は し て も ら っ た も の と 調査結果は、「買い物場所を選ぶ際に重視す 見 て お り ま す が 、 2 年 続 け て 赤 字に な る よ う で る こ と 」 と い う 項 目 に つ い て は 、 1 番目 に 、 商 あ り ま す 。 法 人 化 も 検 討 は 進 め ら れ ま し た が、 品の鮮度、品質がよい。以下、値段が安い、品 結果的に実現いたしませんでした。 ぞろえが豊富の順でありました。 こ の よ う な こ と で 、 同 管 理 組 合 を 引 き 続 い て、 物販施設ができた場合の利用意向につきまし 前回のような公募によらない方法で指定管理者 ては、柊原、新城地区はぜひ利用したいとの回 と し て 指 定 す る こ と は 難 し い 状 況と な り ま し た。 答の割合が高く、時々利用したいとの回答を合 また、少子高齢化や燃料高騰の兆しなど、今後 わせると、6から8割の人が利用したいとの意 の経営環境は厳しさが続きそうであり、温浴施 向で、中央地区につきましては、ぜひ利用した 設の収支問題や、温浴施設を初め、施設の経過 いと、時々利用したいとの回答を合わせると5 年数がたつことによる維持管理が今後ももっと 割の人が利用したいと回答しております。 ふ え る で あ ろ う と 見 込ま れ る こ と な ど 考 慮い た 物販施設に併設してほしいサービス機能につ しまして、今回は、公募により、幅広い提案の い て は 、 飲 食 店 ・ レ ス ト ラ ン が 47.8% で 最 も 高 中から指定管理者を選定する方法をとったとこ く、次いで、地域住民の介護、医療、健康増進 ろでございます。 の た め の 設 備 が 40% 、 ド ラ イ バ ー の 休 憩 場 所 が 〇保健福祉課長(城ノ下 剛) 田平議員の 生 33.1% の 順 と な っ て お り ま す 。 今 後 は 、 今 回 の 活保護受給者の推移についてお答えします。 アンケート調査結果も参考にしながら事業計画 数 字 で ご ざ い ま す が 、 20年 前 が 188世 帯 、 244 を進めたいと考えております。 人、 10年前が 124世帯、 161名、 5 年前が 135世帯、 今後の物販施設等の事業計画については、平 167 、 2 年 前 が 134 世 帯 、 174 名 、 現 在 132 世 帯、 成 23年 度 当 初 予 算 に お い て 事 業 実 施 の た め の 設 ― 68 ― 計調査委託料を計上いたしております。 となどを考慮しましても、なるべく幅広く多様 なお、まだ調査中で詳細に申し上げられる段 な候補者の中から最も適切な団体を選定するこ 階 で は な い よ う に あ り ま す が 、 平 成 22年 12月 末 とが大事であると思われ、公募に当たっての原 に 民 間 法 人 か ら 用 地 取 得 の 申 し 出 が あ り ま し て、 則的な考え方に基づきまして、市内外から提案 今後、これまでの事業計画との整合など検討し を受けることにしたものでございます。 ていくことになろうと思います。 〇田平輝也議員 指定管理者を選定されるまで 〇田平輝也議員 一問一答でお願いします。 にはいろいろと委員会で審議されたと思います 道の駅につきましては、私ども垂水市にとっ が、その委員の方々はどのような方々で構成さ て は 観 光 の か な め と し て 、 す ば ら し い 施 設だ と れているのか伺います。 思っております。今まで私どもも、道の駅の経 また、道の駅が開業してから現在までの経営 営は十分黒字だと思っておりました。 内容、特に、入場者、売り上げ、そして収支な そこで、道の駅などの公の施設の管理は、直 ど は ど う な の か 、 そ れ ら の 推 移を お 伺い い た し 営と指定管理による方法との二通りだと思って ます。 おりますが、指定管理を導入することの優位な 〇 商工観光課長( 倉岡孝昌) 選定委員会の 委 点 は ど ん な と こ ろ に あ る の か 。 ま た 、 今 回の 公 員は、指定管理者の指定手続等に関する条例施 募を市内外から募ったのはなぜなのか、そこを 行規則の第8条に規定がございまして、委員長 お聞きいたします。 は副市長、副委員長は企画課長、委員として総 〇 商工観光課長( 倉岡孝昌) 道の 駅の 指定管 務課長、財政課長、教育総務課長と主管課長の 理 に つ い て の 2 回 目 の 御 質 問 に お 答 え し ま す。 商工観光課長の私でございまして、今回は副市 議員の御質問にありましたように、公の施設 長が在職しておりませんので、5名の委員にな の管理は、直営か指定管理者制度によるものか ります。 になります。指定管理者制度によって、医療関 また、今回は道の駅交流施設の選定というこ 係、生活、文化、スポーツ、観光関係など幅広 とで、その他に必要と認める者を出席させるこ い公の施設の運営がなされております。 と が 規定 で で き る よ う に な っ て お り ま し て 、 よ 指定管理者制度により期待される効果は、一 り広い角度から審議いただくために、市長の委 般的に、公の施設のサービスの向上、住民ニー 嘱で、道の駅交流施設は農水産物の取り扱いな ズへの効果的対応、公の施設の効率化、経費削 ど い た し て お り ま す の で 、 そ の 取り 扱 い の 関 係 減が図れると言われております。特に、道の駅 から農林課長、水産課長を、また、今回提案の 交流施設のような施設においては、民間の有す ありました企業の企業経営の状況を見るという る ノ ウ ハ ウ を 活 用 す る こ と で サ ー ビ ス の 向 上、 必要がございましたことから、金融機関から鹿 管理の効率化、経費の削減効果を期待できると 児島銀行の垂水支店長、そして、市民の意見の 思います。 反映という立場から市議会の議長、産業厚生委 次に、市内外からの公募についてでございま 員長、振興会連絡協議会の会長さんに委員をお すが、道の駅交流施設は本市の観光の拠点施設 願 い し 、 合 計 11名 の 委 員 で 審 議 を し て い た だ い であり、大きな支出・収入を伴う施設でありま たところでございます。 すことから、しっかりとした安定した施設管理 次に、道の駅の来館者数でございますが、平 が求められます。道の駅交流施設での運営の状 成 17年 度 は 78万 4,000人 、 18年 度 は 84万 3,000人、 況や、特に温浴施設の収支に問題がありますこ 19年度は90万3,000人でございます。これをピー ― 69 ― クに、20年度は86万7,000人、21年度は84万3,000 それぞれでございまして、道の駅交流施設の過 人 と 推 移 い た し て お り ま し て 、 21年 度 は ピ ー ク 去の 収 支 を 示 し て お り ま し た の で 、 そ れ を ベ ー 時 の 93% に 減 っ て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 スに皆さん、収支計画を組んでおられたようで 次 に 、 売 り 上 げ に つ き ま し て は 、 平 成 17年 度 ございます。先般の全員協議会の席でも簡単に が 4 億 600万 円 、 18年 度 は 4 億 6,800万 円 、 19年 御 説 明 し ま し た が 、 平 成 23年 度 の 収 入 を 4 億 4, 度 は 4 億 7,300 万 円 、 20 年 度 は 4 億 5,500 万 円、 900万 円 ほ ど か ら 5 億 7,200万 円 ま で の 範 囲 で 見 21年度が4億3,200万円となっておりまして、21 込んでおられまして、その中で、今回提案いた 年度とピーク時を対比いたし ますと4,100万円ほ し ま し た 芙 蓉商 事 さ ん に お か れ ま し て は 、 ピ ー ど減少しているところでございます。 ク時に 近い4 億8,000万円の収入を見込ん でおら なお、収支に関しましては、長期リース契約 れます。 等ありますので、単純に比較はできないところ 次に、収支はすべてプラスに皆さん、見込ん で ご ざ い ま す が 、 平 成 17年 度 か ら 19年 度 の 間 は でおられまして、範囲で申し上げますと、非常 1,200万 円 か ら 200万 円 ほ ど の 黒 字 で ご ざ い ま し に高い収支を見込んでおられたところは6,300万 た。20年度までは100万円ほどの黒字でありまし 円ほどから450万円ほどの範囲で想定されており た が、21年度は500万円を超す 赤字となっており ま す 。 な お 、 芙 蓉 商 事 さ ん に お か れ ま し て は、 まして、本年22年度の見込みにつきましても400 760万円ほどの収支を見込んでおられます。なお、 万円ほどの赤字が見込まれると報告を受けてい 1団体において多目の収入、収支を見込まれて るところでございます。 い る も の が あ り ま し た が 、 ほ か の 団体 の も の に な お 、 先ほ ど も お 答え い た し ま し た が 、 温 浴 つ い て は そ ん な に 大 き な 差は ご ざ い ま せ ん で し 施設の20年度か ら 22年度にお け る収支は3,000万 た。 円 か ら 2,100万 円 、 平 均 い た し ま し て 2,600万 円 次に、提案書が守れるかという御趣旨の御質 ほどの赤字が続いている状況でございます。 問だったと思いますが、今後は、提案書に基づ 以上でございます。 き、協定書の策定に入ることになりますが、提 〇田平輝也議員 入場者や売り上げの減少、ま 案された基本的な事項や、特に注意をするよう た収益も最近マイナス、赤字とのことでありま な事項を協定項目として明記いたすことになり すが、応募者の方々はこの収支をどのように見 ます。 込んでおられるのか。 この協定書が、市と芙蓉商事さんのいわば約 また、指定管理者が提案のとおり、本市との 束事、契約事項となりますので、もし協定事項 契約のとおり履行できなかった場合は、その対 が履行されなかった場合は不履行となりますの 応はどうされるのか。 で、協定書の破棄、つまり指定を取り消すとい それから、地元の方々が現在、農産物や水産 う こ と に な ろ う か と 思い ま す 。 ま た 、 指 定を 取 物 な ど 、 そ し て ま た 雇 用な ど 、 い ろ い ろ あ り ま り消すということになった場合は、今後の公の すが、それらの保護と今後の育成は大丈夫なの 施 設の 管 理 者 に は な れ な い と い う よ う な こ と も か、あわせて伺います。 条例に規定されているところでございます。 最後に、市長はこの道の駅の今後の管理につ 次に、もう1点の質問でございました、出荷 い て ど の よ う に 考え て お ら れ る の か 、 お 伺 い い 者の皆さんとのことでございますが、芙蓉商事 たします。 さんの提案書には、販売商品や食材等について 〇 商工観光課長( 倉岡孝昌) 収支の 見込み は は地元の農水産物及び特産品を優先的に取り扱 ― 70 ― い 、 出 荷 者 協 議 会 と は 、 施 設 内 の 商 品 の 販 売、 以上です。 自主事業の共催、イベントへの協賛などによる 〇保健福祉課長(城ノ下 剛) それでは、169 連携を図っていくと考え方を示されておりまし 名の受給者の年齢構成でございますが、3月1 て、出荷者協議会や地域との連携したイベント 日 現 在 、 ゼ ロ 歳 か ら 10歳 が 4 名 、 11歳 か ら 20歳 の 開 催 な ど 計 画 さ れ て い る と こ ろ で ご ざ い ま す。 が 10名 、 21歳 か ら 30歳 が 2 人 、 31歳 か ら 40歳 が 〇市長(尾脇雅弥)田平議員の質問にお答え 4 名 、 41歳 か ら 50歳 が 11名 、 51歳 か ら 60歳 が 30 をいたします。 名 、 61歳 か ら 70歳 が 36名 、 71歳 か ら 80歳 が 38名、 道の駅は、本市にとって北部の観光拠点であ 81歳から90歳が31名、91歳から100歳が2名、100 るとともに、大隅半島単位で見ても、本市自慢 歳以上が1名でございます。 の 交 流 人 口 の 多 い 場 所 で あ り ま す 。 道 の 駅 に は、 近年、どれくらいの方が相談され、何人の方 今後、九州一の道の駅に発展してほしいと思っ が 受 給 開 始 さ れ た か に つ い て で ご ざ い ま す が、 ておりますし、その可能性は十分にあると考え こ こ 数 年 を 言 い ま す と 、 平 成 19年 度 が 23件 、 12 て い ま す 。 そ の よ う な 位置 づ け を 考 え た と き に、 世 帯 さ れ ま し て 、 人 員 が 22名 で ご ざ い ま す 。 平 今後の道の駅には、より安定した管理状況が望 成 20年 度 が 37件 の う ち 13世 帯 、 平 成 21年 度 が 39 まれるところであります。 件 で 17世 帯 、 24名 、 平 成 22年 度 が 49件 、 8 世 帯、 今回の指定管理の経緯は先ほど担当課長の説 9人ということでございます。 明にあったとおりでございますが、市内の団体 今年度は、相談件数は多いものの保護開始決 に と い う 声 が あ る こ と は 承 知 し て お り ま す が、 定が少ない状況でございます。開始決定が少な 今回の選定の経緯から、市内の団体にという思 い理由は、入院をされたりすると入院代を心配 いはありますものの、選考の結果は尊重いたし して相談に来られるケースが多くあり、障害年 たいと思いますので、芙蓉商事さんには、もし 金があることや預貯金、生命保険があり、該当 議会の議決をいただければ、地域や市民の声を しない内容のものが多く、開始決定に至らない 大事にしてもらい、道の駅のサービス向上に努 ということでございます。 めてもらいたいと思っております。 以上でございます。 〇田平輝也議員 それでは、次に入ります。 〇田平輝也議員 以前、民生委員の方にお願い 生 活 弱 者 へ の 対 応 に つ い て で ご ざ い ま す が、 しまして、校区の方々が生活保護の受給申請に 日本の経済が低迷する中で、働きたくても仕事 相談 に 行 っ た と い う こ と で ご ざ い ま す 。 と こ ろ がない、また、体に障害が少しあるために仕事 が、本人名義の原野が少し、1反近くありまし もできないとなると、生活するのに大変な方が て、その資産を処分してからだという指導のよ お られます。先ほど、受給者の方々が現在169名 う で あ っ た よ う で ご ざ い ま す 。 い ろ い ろ 私ど も とのことでございましたが、受給者の年齢構成 も相談を受けますが、現在、その資産を処分す を伺います。 る と こ ろ で あ り ま す が 、 買い 手も な い 、 ま た も 私も生活保護の申請の手続などについていろ ら い 手も な い と い う の が 現状 で ご ざ い ま す 。 こ いろ相談を受けたりしますが、まず、そして民 のようなケースは非常に多いと思いますが、本 生委員の方々に相談いたしますが、本市で近年 市はどのような対応、指導をされておられるの ど れ ぐ ら い の 方 々 が 相 談さ れ て く る の か 、 そ し か 、 こ の こ と は ま た 全国 統 一 な の か 、 そ こ を お てまたその中の何名ぐらいの方々が適用されて 聞きしたいと思います。 い る の か 、 あ わ せ て お 伺 い し た い と 思 い ま す。 〇保健福祉課長(城ノ下 剛) 生活保護申請 ― 71 ― に つ い て の 対 応 、 指 導 等 に つ い て お 答 え し ま す。 た 、 法 第 61条 で は 届 け 出 の 義 務 、 法 第 62条 で は 資産活用につきましては、生活保護での資産 指示等に従う義務がございます。保護者が一般 には、保護決定において保有や利用を容認する 市民から批判を招くような行為をしているとい 資産と、容認しない資産等がございます。質問 う苦情が来たり、民生委員から情報の提供があ の趣旨から判断しますと、保有を容認しない資 った際には、本人から聞き取りを行い、事実を 産についての福祉事務所の対応を問われている 認めた際には口頭指示を行うようにしておりま と考えます。原則として、処分の上、最低限度 す。それでも指導指示に従わない場合は、法第 の生活の維持のために活用させるということに 27条 の 文 書 指 示 を 行 う こ と に な り ま す 。 さ ら に なっております。 文書指示にも違反したときは、聴聞を行い、事 なお、御質問のような場合は、保護開始決定 実確認の後、保護の停止または廃止を行うこと 後 に 法 第 27条 に よ り 売 却 指 示 を し て 、 売 却 し た に な っ て お り ま す 。 こ れ か ら に つ き ま し て も、 際 に 、 法 第 63条 に よ り 費 用 返 還 さ せ る よ う に し 批判のないように指導を徹底してまいりたいと ております。この対応等につきましては全国統 考えております。 一ということでございます。 以上でございます。 〇田平輝也議員 以前、ひとり暮らしの方が都 〇田平輝也議員 それでは、中学校跡地につい 会から帰られ、そして資産の処分を一部をいた て伺います。 し ま し て 、 生 活 を さ れ て お ら れ た 。 そ の 方 も、 アンケート調査の結果を聞きますと、内容は お金を使い果たし、生活に困り、自分の山林の 地 元 で 聞 く よ う な 要 望 と 同 じ よ う で ご ざ い ま す。 少 し あ る 山の と こ ろ だ っ た ん で す が 、 自 殺を さ 当初、物産館などの計画には反映されているの れ て お ら れ た と い う こ と が あ り ま し た よ う で す。 か。また、物産館計画については進捗が非常に 恐 ら く だ れ に も 相 談が で き な か っ た ん だ ろ う と お く れ て い る よ う に 思い ま す が 、 い か が で し ょ みんなが話をされておられました。 うか。 本当に生活するのに困っている方への生活保 また、垂水南中学校跡地については、その後 護だと思いますが、一方では、生活保護を受け ど う な っ て い る の か と よ く 聞か れ た り す る こ と ながらも一般市民から批判を招くような行為を があります。今後、地元説明会などの開催をし し た り し て い る 人も い る と 、 よ く 聞い た り し ま て ほ し い と 思い ま す が 、 そ れ ら の 計 画は な い の す。本当に困っている人のため、市の調査は十 か、伺います。 分だと思っておられますか。また、今後の対応 そして、先ほどの答弁で企業誘致のような話 について伺います。 を ち ょ こ っ と さ れ た よ う で す が 、 も う 少し 詳し 以上でございます。 く内容は話せないのか、お伺いいたします。 〇保健福祉課長(城ノ下 剛) 市の 対応等に 以上です。 ついてお答えいたします。 〇 商工観光課長( 倉岡孝昌) 中学校跡地利用 市 の 調 査 は 今 の と こ ろ 、 平 成 22年 度 が そ う い に つ い て の 2 回 目 の 御 質 問 に お 答 え い た し ま す。 う件数がやはり2件ほど、市民の方、匿名で情 宮脇地区の物販施設に関するマーケティング 報がございましたので、そのときの対応をお答 調査の結果は先ほどお答えしたとおりでござい えします。 ま す が 、 現 在 の 物 産 館 の 計 画 に は 、 物 販 施 設、 保 護 開 始 時 と 毎 回 の 訪 問 時 に 、 法 第 60条 の 生 飲食施設、運動施設などが計画されているとこ 活上の義務について説明を行っております。ま ろでございます。 ― 72 ― 事業の進捗につきましては、中学校全体の跡 の 有 効 利 用 に つ い て と の 提 案 」 と い う こ と で、 地利用の検討が、閉校行事の取り組みに集中し 3回目の要望書が提案をされております。これ た こ と の 影響 に よ り ま し て 事 務が お く れ て お り は、社会福祉法人の設立と、法人による跡地買 ますが、その後、行政改革会議の中での協議が 収をはっきりと明示されております。融資につ 進められているところでございます。 いても、銀行等の内諾を得ているということで もう1点の今後の事業計画を進めるに当たっ ございます。 て、住民説明会などするかとのことでございま 全体計画としましては、垂水・新城・柊原地 したけれども、地域住民の方にはこの事業につ 区に地域包括ケアシステムの構築ということで いて十分御承知いただきたいと思っております ございます。住宅、介護、生活支援等を含めた ので、住民説明会など計画いたしまして進めて 複合的な高齢者の医療、福祉等に対する施設で まいりたいというふうに思っております。 ございます。中身としましては、特別養護老人 〇保健福祉課長(城ノ下 剛) 今、 御質問の ホ ー ム 、 先 ほ ど 申 し ま し た 50床 か ら 60床 、 住 宅 件 に つ き ま し て は 、 私 ど も の ほ う に 出さ れ て お 型老人ホームの整備、それと在宅療養支援診療 ります鹿屋のクリニック院長から、介護老人福 所 と 訪 問 介 護 事 業 所 の 設 立 、 そ れ と 物 産 館 と、 祉施設整備要望書というのが来ております。昨 ケアマネとか社会福祉の配置事業の施設、もろ 年 の 8 月 24日 、 要 望 書 と い う 形 で 出 さ れ て お り もろということでございます。 ます。 学校の施設を利用しまして大まかに計画はあ 内 容 に つ き ま し て は 、 特 養 80床 、 シ ョ ー ト ス り ま す の で 、 ち ょ っ と 説 明 し た い と 思 い ま す。 テ イ 、 在 宅 型 有 料 老 人 ホ ー ム 20名 、 デ イ サ ー ビ 教室を利用しまして診療所をつくるというこ ス 20名 、 そ の 他 温 泉 施 設 、 物 産 館 と い う こ と で とでございます。デイサービス施設、町内会の 出されております。 ス ペ ー ス と し て 会 議場 と か 、 そ れ も つ く り ま す 要望につきましては、今出しております第4 と。給食室もつくります。屋内運動場、体育館 期介護保険事業計画の中でということでござい を 利 用し ま し て デ イ サ ー ビ ス を 行 い た い と 。 そ ま し た の で 、 今 の 段 階 で は 保 険 料 等 含 め ま し て、 れと、地区の災害避難所としても利用してくだ 今 、 計 画 が 載 っ て お り ま せ ん の で 、 8 月 24日 付 さいと、利用可能ということでした。校庭のプー で 出 さ れ た 分 に つ き ま し て は 不 可能 と い う こ と ルにつきましては、整備してリハビリ関係に使 でお断りしております。 い た い と い う こ と で ご ざ い ま す 。 屋 外の 運 動 場 そ の 後 、 昨 年 の 12月 3 日 、 要 望 書 の 手 直 し が につきましては、在宅型老人ホームの建設を予 ございました。中身につきましては、特養、特 定 し て い る と い う こ と で ご ざ い ま す 。 そ れ と、 別 養 護 老 人 ホ ー ム 、 こ れ を 80床 か ら 、 50か ら 60 物産館をつくり、駐車場をつくり、残った部分 床 に し た い と い う こ と で ご ざ い ま す 。 跡 地に つ に 芝 を 敷 き 詰め 、 パ ー ク ゴ ル フ 、 グ ラ ウ ン ド ゴ き ま し て は 賃貸 と い う こ と で ご ざ い ま し た 。 そ ル フ 場 を 整 備 し た い と い う こ と で ご ざ い ま す。 れ も 含 め ま し て 、 前 市 長 に 報 告 を し て お り ま す。 大 体 概 略 と し て は 今 の と こ ろ で こ う い う 形 で、 その中でも、第5期の介護保険計画の中、平成 フ リ ー ハ ン ド で す け ど 、 図 面 が 出 て お り ま す。 22年 か ら 23年 に 計 画 を 予 定 し て お り ま す そ の 中 以上でございます。 での具体的な計画、案の提示を実際される分で 〇田平輝也議員 今、先ほど回答いただきまし あればということで、求めております。 たけど、私の考えでは、本当にすばらしい企業 結 果 と し ま し て 、 12月 24日 付 「 南 中 学 校 跡 地 の あ れ が あ る ん だ な と び っ く り し て お り ま す。 ― 73 ― 垂水南中学校跡地利用につきましては、特に 〇 議 長 ( 川 達 志 ) こ こ で 、 暫 時 休 憩 し ま す。 柊原、新城ですけれども、地区住民にとりまし 次 は 、 2 時 45分 か ら 再 開 し ま す 。 ても非常に感心事の多い1つの問題でございま 午 後 2 時 34分 休 憩 す 。 先 ほ ど お 話 を 聞 き ま し た 。 そ う い う 話も あ る よ う で ご ざ い ま す の で 、 ぜ ひ 住民 説 明 会 な ど 午 後 2 時 45分 開 議 を開催して周知に努めていただきたいと思って 〇 議 長 ( 川 達 志 ) 休 憩 前 に 引 き 続 き 会 議 を おります。 開きます。 特に、私ども新城校区におきましては、もう 次に、7番北方貞明議員の質疑及び質問を許 高 齢 化 率 が 50% ぐ ら い と い う こ と で 年 寄 り が 多 可します。 くて、何か「新城だけやっどな、そういう介護 [北方貞明議員登壇] の 医 療 関 係が な い の は 」 と い う の で 、 そ う い う 〇北方貞明議員 それでは、早速質問をいたし 話 が よ く 出ま す 。 ぜ ひ そ う い う 、 先 ほ ど の お 話 ます。 を十分に検討していただきたいと思っておりま 尾 脇 新 市 長 の 公 約 に つ い て お 尋 ね い た し ま す。 す。 まず、安心・安全な垂水のまちづくりの継続 最後に、垂水南中学校跡地利用について、市 について。 長の考えを簡単にお願いします。 市民の生命、身体、財産を守るため、自主防 〇市長(尾脇雅弥)中学校跡地利用について 災体制の強化、災害現場を検証し、確実な不安 の3回目の御質問にお答えをいたします。 の解消と災害対策のさらなる実現を目指すとさ 南中学校跡地及び宮脇公園の利活用につきま れておりますが、どのようなことかお聞かせく しては、県下でも珍しいアコウの巨木並木や錦 ださい。 江湾を目の前にしての夕日の沈む景観などは大 2 番 目 に 、 垂 水 市 ブ ラ ン ド 販 売 拡 大 へ の 挑 戦。 変にすばらしく、議員時代にもたびたびこのこ 垂水 市 の ト ッ プ セ ー ル ス マ ン と し て 、 地 元 の と に つ い て も 質 問を さ せ て い た だ い た こ と も ご 質の高い農・畜・水産の環境資源をブランド化 ざいます。特に思い入れがあります。 し、攻めの姿勢で国内、アジアを中心とした国 鹿 児 島 県 の 御 尽 力 で 宮 脇 公 園 が 整 備 を さ れ、 際的な販路拡大とはどのような方策か。 アコウ並木が一層映えて、地元の方々が朝夕に 3番目に、医療、介護、教育、福祉の充実へ 散歩される姿もよく見受けられます。宮脇公園 の挑戦。この中で、教育についてお尋ねいたし は 、 道 の 駅 た る み ず や 高 峠 公 園 、 猿 ヶ 城 渓 谷、 ます。 森の駅たるみずと並んで、本市南部の観光の拠 子 育 て 世 代 の 住 み よ い 環 境 づ く り を 強 化 し、 点施設として位置づけております。 教育の充実に努めるとされていますが、教育の 南中学校跡地につきましては、地域住民の皆 充 実 に つ い て 、 市 長 の 考 え を お 聞 か せ く だ さ い。 さんの御期待にこたえられるような土地利用を 4番目に、行財政改革断行の継続。 進めたいと思っておりますので、さきに担当課 尾脇市長は、前水迫市長の行財政改革を立派 長がお答えしましたように、住民説明会を開催 な業績と大変評価されています。そして、無駄 するなどして周知に努めながら、よりよい活用 にしない、引き継ぐ責任感と、やり遂げる使命 を総合的に考慮しながら今後は取り組んでまい 感が あ る と 述べ ら れ て お り ま す 。 み ず か ら の 給 りたいと思います。 与を一部カットされると公約されています。ど 〇田平輝也議員 ありがとうございました。 の よ う な 考 え の も と カ ッ ト さ れ る の か 、 ま た、 ― 74 ― 現 在 25% カ ッ ト を 4 年 間 、 任 期 中 は 継 続 さ れ る だ き 、 感 謝し て い る と こ ろ で ご ざ い ま す 。 前 回 のか、お聞かせください。 の祝日開館については質問いたしましたが、答 次に、桜島道路実現への挑戦について。 弁 は 、 本 市 で は 市 民 、 学 校 側 か ら 要 望 が な い。 薩摩・大隅両半島を結ぶ錦江湾横断交通ネッ また、他の市町村の状況、推移を見守りたいと トワークについて、鹿児島県では、鹿児島・桜 の答弁でした。 島ルート案をトンネル方式で検討することが適 垂水市が教育のまち、文化のまちとまちを誇 当と、建設の可否の判断は、時期については明 る な ら ば 、 市 民 、 学 校 側 か ら 要 望 が な く て も、 ら か に で き な い 、 段階 で は な い と し な が ら 、 総 本市独自で前向きに祝日開館は考えられないの 合的に勘案し、必要性を判断したいとしており か 、 教 育 委 員 会 の 考 え 方 を お 聞 か せ く だ さ い。 ます。市長の人口3万人まちづくりは、桜島道 これで、1回目の質問を終わります。 路実現での数字であると思いますが、何年後を 〇市長(尾脇雅弥)北方議員の1番目の、自 目指しているのか、お聞かせください。 主防災体制の安心・安全さらなる実現を目指す 観光事業について。 とはどのようなことなのかという御質問にお答 まず、誘致支援補助金の創設について。 えいたします。 九州新幹線の全線開通に伴い、他の市町村も 本市での災害は、これまでに主に台風や大雨 観光事業に力を入れて交流人口増に努力されて による土砂災害の発生でありますが、このこと いるようです。本年度は、垂水市で観光誘致支 につきましては、市内全域、県の土砂災害警戒 援補助金制度を創設されましたが、誘致支援補 区域の指定を受け、それに基づきまして、被害 助金の趣旨、内容と事業計画をお聞かせくださ 想定区域などを表示しましたハザードマップの い。 作成、配布をしまして、地域の皆さんには危険 次に、錦江湾しおかぜ街道事業について。 区域 の 認 識を し て も ら っ て い る と こ ろ で あ り ま 本 年 度 鹿 児 島 県 で は 、 九 州 新 幹 線 開 通 に 伴 い、 す。 観光事業で大隅地域レンタカー無料プラン事業 また、本市で災害が心配されますのが、桜島 など力を注いでおられます。私は以前、垂水新 火 山 爆 発 に よ る 災 害 で あ り ま す 。 本 市 で は 毎 年、 港の駐輪場が強風で自転車、単車等が倒れ、景 大正3年の大爆発の日に合わせまして、災害発 観が悪く、屋根つきの整備はできないかと質問 生に際しての防災体制の確立と防災意識を高め した経緯があります。そのときの答弁は、県の てもらうために、小浜地区、牛根麓地区の住民 ほうは港湾整備では鹿児島港、桜島港とも事例 の皆さんの参加をもらいまして、爆発に備えて が な い と の こ と で 、 で き な い と の こ と で し た。 の桜島火山爆発防災訓練を実施してきていると 港湾事業ではできないのであれば、県が観光事 ころであります。 業として、錦江湾しおかぜ街道事業での垂水新 平 成 23年 度 は 、 牛 根 麓 、 海 潟 地 区 の 住 民 を 対 港の現駐輪場に屋根つきのサイクリングステー 象にしまして、桜島の火山活動の状況や今後の シ ョ ン の 設 置は で き な い の か 、 お 聞 か せ く だ さ 見通しなどについて、京都大学火山研究所の専 い。 門 の 講 師 に よ る 講 演 会 の 開 催 や 、 火 口 か ら 10キ 次に、図書館の祝日開館について。 ロメートル以内の住民の皆様に、桜島火山ハザー さ き の 12月 議 会 で も 図 書 館 の こ と に 対 し て 質 ドマップを策定し、配布を予定しているところ 問いたしました。これまでに、年末年始の休館 であります。 の短縮や時間延長など前向きに取り組んでいた 災害はいつ起こるかわかりません。災害時の ― 75 ― 情 報 伝 達 や 、 ま た 被 災 し た と こ ろ へ 駆 け つ け、 す。 救助や応急対策ができるのは、やはり地域の方々 2番目の、地元の水産物を加工し、アジアを の協力、共助によってできるものと思っていま 中 心 と し た 国 際 的 な 販 路 拡 大 に つ き ま し て は、 す。そのことから、これまでの自主防災組織の けさほど池山議員御質問で答弁した内容のとお 結 成 促 進 に 努 め て き て い る と こ ろ で も あ り ま す。 り で す が 、 か い つ ま ん で 述 べ た い と 思 い ま す。 本 市 の 自 主 防 災 組 織 で あ り ま す が 、 平 成 17年 まず、国内での販売では、各種イベントや量 の 5 名 の 犠 牲 者 を 出 し た と き 、 わ ず か 10% の 設 販 店な ど で の ブ リ ・ カ ン パ チ の P R 販売 を 初 め、 立状況でありました。その後、災害を教訓とし 機会 が あ れ ば ト ッ プ セ ー ル ス マ ン と し て 地元 の まして、市では市民の皆様に対し、市内の至る ブ ラ ン ド 魚 の P R に 努 め た い と 考 え て い ま す。 ところで同時に災害が発生したときは市役所で 国外への販売では、現在、牛根麓にある水産加 十分な対応ができなくなることや、災害発生が 工会社が、特殊な加工によるぶり大将の加工販 予想されるときに、早期避難する際の声かけや 売がアメリカへの輸出用として順調に進んでい 安全避難支援を地域ぐるみで行うことで人的被 るため、今後、輸出拡大が図れるように支援し 害を防ぐことができることなど、共助の部分に てまいりたいと考えております。 つ い て 理 解 を も ら い な が ら 、 設 立の お 願 い を し また、経済発展の著しい中国を初めとするア て ま い り ま し た 。 そ の 結 果 、 現 在 84.6% ま で 設 ジアを主なターゲットとして、昨年鹿児島県が 立ができたところであります。 開設しました上海事務所などの情報を大いに活 しかしながら、組織内の役員の高齢化等もあ 用し、中国市場の情報収集を行い、水産商社等 りまして、各組織での思うような活動、訓練も の 協力 を い た だ き な が ら 、 両 漁 協 の ブ リ ・ カ ン 厳しい状況が出てきておりますことから、昨年 パ チ の 販 売 支 援 を し て い き た い と 考 え て い ま す。 の秋に市内全体での自主防災組織連合会が設立 また、農畜産品につきましては、高品質な農 されたところでありました。連合会組織が設立 畜産物の安定生産を図りながら、銘柄確立に努 さ れ た こ と で 、 各 自 主 防 災 組 織 同 士 の 連 携 や、 め、地産地消の推進とともに販路拡大にも取り ま た 市と の 連携 が で き る よ う に な り ま す こ と か 組んでまいりたいと考えております。 ら、これまで以上の組織活動の充実が図ってい 次に、3点目の教育の充実についての御質問 け る も の と 期 待 し て い る と こ ろ で ご ざ い ま す。 にお答えをいたします。 これからも、垂水市のさらなる安心・安全の 本市では、生涯学習の観点に立ち、知育・徳 た め に も 、 ハ ー ド 面 の 整 備 は も ち ろ ん の こ と、 育・体育に食育を加え、調和のとれた教育を充 ソ フ ト 面 に つ い て 、 こ れ ま で 同 様、 さ ら に 市 民 実するとともに、垂水市の海・山・川など恵ま の皆様に防災意識の高揚を図っていただくため れた自然や、伝統・文化・歴史を生かした特色 に、市総合防災訓練への参加のお願いや、リー あ る 学 校 づ く り を 進 め 、 感 性 豊 か で た く ま し く、 ダー育成のためのスキルアップ研修会も継続し ふるさと垂水を愛し、誇りにする子供の育成を て 開 催 し て ま い り ま す 。 ま た 、 既に 設 立 さ れ て 目指しております。 い る と こ ろ に つ き ま し て は か ね て か ら の 訓練 実 さて、本年度、4中学校が統合し、垂水中央 施のお願いや、また未設置の地域につきまして 中学校が開校いたしました。本市の唯一の中学 は設立のお願いをしながら、そして自主防災組 校として現在、新しい伝統づくりに努力してお 織連合会との連携をしながら、自主防災組織の られます。また、本市には県立垂水高等学校が 充実・強化に努めてまいりたいと考えておりま あり、本市の教育の充実に大きな貢献をしてい ― 76 ― ただいております。 〇 商工観光課長( 倉岡孝昌) 御質問の 2 点目 そこで、今後とも、8小学校、1中学校、1 の観光事業についての、まず1点目の誘致支援 県立高等学校という恵まれた環境を生かしてい 補助金の創設についての御質問にお答えいたし くことが大切だと考えております。現在、小・ ます。 中・高連携の面では、授業をお互いに参観する 教 育 旅 行 の 誘 致 に つ き ま し て は 、 平 成 22年 度 機会を設けております。さらに、中・高の連携 は垂水市漁業協同組合が取り組まれているえさ では、6月に垂水中央中学校の3年生が垂水高 やり体験に、関西方面の中学校3校が日帰りで 校を訪問したり、7月には垂水高校で1日体験 訪れております。また、漁家、農家等での民泊 入学を実施し、各学科の魅力ある教育活動や高 と農・漁業体験等による教育旅行では、広島市 等学校の授業を体験する機会を設定し、中学生 の中学校1校が訪れており、この取り組みは予 が参加したりしています。9月には垂水高校が 定より1年早い取り組みになったところでござ 中 学 校 に お い て 高 校 説 明 会 を 行 っ て お り ま す。 います。 今後とも、小・中・高の連携を充実し、本市の 教育旅行の誘致活動は、垂水市漁業協同組合 教育の充実を目指してまいりたいと考えており や県観光連盟、先進地のNPO法人などと連携 ます。 し な が ら P R 活 動 な ど 行 っ て き て お り ま す が、 次に、4点目、桜島道路と人口3万人の考え 現在の鹿児島県における教育旅行は、先進地で 方につきましては、池山議員にも質問にお答え あ り ま す 薩 摩 半 島 が 主 な 旅 行 先 と な っ て お り、 を し た と お り で あ り ま す が 、 何 年後 を 目 指 し て 大隅半島へ導くには新たな旅費負担が発生する い る か と い う こ と に つ い て は 、 垂 水 市に と っ て ことになります。まだ民泊や教育旅行への取り 非常にチャンスでありますので、大隅地域の近 組みに日の浅い本市にとっては、まず垂水市に 隣市町村、そして鹿児島市や鹿児島県、そして 一度来てもらい、取り組みを体験してもらうこ 国や関係者の皆様方と協力をして、早期の実現 とが大事でございます。 へ向けて精いっぱい努力してまいりたいと思っ そこで、教育旅行を本市へ誘致するには、鹿 ております。 児島市から垂水市への旅費補助という手段が効 次に、5番目の市長の給与カットは4年間か 果のある説得力になりますことから、民泊を伴 という御質問にお答えをいたします。 う教育旅行に対して、フェリー代相当額を垂水 前水迫市長につきましては、毎年市の財政状 市ふるさと応援基金を活用して補助しようとす 況や職員の給与減額状況等を考慮した上で、単 るものでございまして、事業費は160万円でござ 年度の減額として毎年3月議会に諮り、減額を い ま す 。 こ の よ う な 誘 致 活 動 に よ り 、 平 成 23年 実施してきておられまして、その結果、8年間 度は関西方面を中心に中学校3校、高校2校の 続 け て 減 額 を し て き た こ と と な っ て お り ま す。 計 5 校 の 垂 水 市 へ の 誘 致 を 目 指 し て お り ま す。 私も前市長と同様に、市の財政状況はもちろん 教育旅行による波及効果は、地域への経済効 の こ と で す が 、 職 員 の 給 与 減 額 等 を 考 慮 の 上、 果もさることながら、子供たちとの新たな出会 減額については、毎年3月議会に諮り、決めた いは受け入れ家庭に感動を与えたり、交流人口 いと考えております。現在、市長、副市長、教 の拡大による地域の活性化にもつながるものと 育長の特別職分について、減額することで準備 思っております。 を進めているところでございます。 次に、2点目の錦江湾しおかぜ街道事業につ 以上でございます。 いてでございますが、県におかれましては、九 ― 77 ― 州新幹線全線開業効果を大隅半島へも導くため 利用される方々の不便をできる限り解消してま に、大隅地域レンタカー無料プラン事業など力 いりたいと考えております。 を注いでいただいているところであります。 ただいまの北方議員の質問の祝日開館につい 垂水新港へのサイクリングステーションの設 ての御質問ですけれども、今後、祝日の図書館 置は、垂水しおかぜ街道構想にも設置を盛り込 の開館につきましては、財政課等と協議を進め んでおります。今後、道の駅たるみずや海潟漁 るとともに、規則改正等の条件整備を行いなが 港、宮脇公園にもサイクリングステーションを ら、開館に向けて前向きに検討したいと考えて 設置して、自転車での周遊を楽しんでもらうこ おります。 とを計画いたしております。 以上です。 また、サイクリングステーションには貸し出 〇北方貞明議員 それでは、2回目の質問を一 し自転車を置くことも想定しておりまして、例 問一答でお願いいたします。 えば車なしで鹿児島市からフェリーでお越しい ま ず 、 順 序は 入 れ か わ る か も し れ ま せ ん け ど、 た だ き 、 サ イ ク リ ン グ ス テ ー シ ョ ン に 置い て あ 市長の給与カットの御答弁に対して質問いたし る貸し出し自転車を使用して市内の観光施設や ます。 史跡、文化財めぐりなどを楽しんでいただくな 先ほどの池之上議員の答弁の中に、水迫市長 ど、交通アクセスに課題のあります中、身軽に の功績をたたえてそれを継続していくというよ 垂水市へおいでいただけるような環境を整えた う な 趣 旨 の 答 弁 が あ っ た と 思 い ま す け れ ど も、 いと考えているところでございます。 だから、水迫市長の業績をかなり高く評価され 垂水新港へのサイクリングステーションの設 ている尾脇市長、ここは就任されてまだ1カ月 置につきましては、垂水しおかぜ街道構想にも 余 り 、 確 か に 3 月 31日 ま で の 期 限 は 切 れ る わ け 計画していることでありますので、議員御指摘 な ん で す け れ ど も 、 立派 な 、 立 派な と い う ふ う に あ り ま し た よ う に 、 屋 根つ き の サ イ ク リ ン グ に も う い ろ ん な と こ ろ で 言 う て お ら れ ま す が、 ス テ ー シ ョ ン が で き な い も の か 、 県 へ も 要望 い こ れ を は っ き り と 私は 25% カ ッ ト を 続け て い き たしてみたいと思います。 ま す と い う よ う な 返 事は い た だ け な い も の な の 〇 社会教育課長( 瀬角龍平) 北方議員の 御質 か 。 聖 域 な き 徹 底 し た 財 政 改 革 を 進 め る と か、 問にお答えいたします。 人件費の抑制を徹底すると、そのようにいつも まず初めに、垂水市立図書館は、市民の方々 人件費のことでは前向きに答弁されておるわけ に 気 持 ち よ く 利 用 し て い た だ く た め に 、 現 在、 で す け れ ど も 、 こ こ で 皆 さ ん が 聞 い て お り ま す。 長年の懸案でありました雨漏り防止工事と内装 25% を 続 け ま す と い う よ う な 返 事は い た だ け な 工 事 の た め に 休 館 中 で あ り ま す 。 た だ 、 33日 間 いでしょうか。 にわたる工事期間中、市民の皆様には多大な御 〇市長(尾脇雅弥)先ほど池之上議員の質問 迷惑をおかけすることになりましたが、御理解 にもお答えをいたしましたとおり、今いろんな と 御 協 力 を お 願 い し た い と 存 じ ま す 。 あ わ せ て、 形で 検 討 を し て い る と こ ろ で ご ざ い ま し て 、 水 休館に際しては、工事着工日がなかなか決まら 迫市長の確かに継続という立場ではございます なかったために、市民の方々への周知がおくれ けれども、基本的には、住んでよかったと思え ましたことをまことに申しわけなく思っており る 志 を し っ か り と 継続 を し て い っ て と い う こ と ます。工事期間が終了予定日よりも早く終了い で ご ざ い ま す の で 、 す べ て を 継続 を し て い く と たしました場合は、早急に開館して、図書館を い う こ と で は ご ざ い ま せ ん の で 、 そ の 点 は 御理 ― 78 ― 解をいただきたいと思います。 っているのかは私も承知をしておりません。た 〇北方貞明議員 公約の中では、すべてをそう だ、私が公約の中で申し上げたことは、行財政 い う 継続 す る と は 書い て な い わ け な ん で す け れ 改革の断行の継続という中で、市長の一部給与 ども、いいところ、また自分なりで判断したと の カ ッ ト と い う こ と は 申 し 上 げ て お り ま す の で、 ころ、これは自分にはちょっと無理だな、実行 そ の こ と は 確実 に 実 行を し て い き た い と い う ふ は し か ね る な と い う の は 、 こ れ は 今の 言わ れ た うに思っております。 よ う に 、 す べ て は と い う ふ う な 言 葉に な っ て き 〇北方貞明議員 そうしたら、しつこいようで た と 思う ん で す け れ ど も 、 私 が も う 1 つ 、 次 の す け れ ど も 、 今 、 何% を 考え て お ら れ る か 、 ひ 案 件 で お 聞 き し ま す け ど 、 こ の 給料 カ ッ ト の こ とつ。 と で 、 私 は 議 会 が 始 ま っ た そ の 日で し た け れ ど 〇市長(尾脇雅弥)今、職員給与との交渉も も、一般の方から電話が来まして、「今度の市 ございまして、総合的に今、判断をして検討し 長 は 給 料 カ ッ ト を 今 度 は 10% に す っ と か 」 と い ているところでございます。 うふうな一般の方からの電話をいただいて、あ 〇北方貞明議員 そうしたら、次のほうに移り れ っ 、 私 た ち に は ま だ こ う い う 議案 も 何 も 聞 い ます。 て い な い 、 見て い な い と い う こ と だ っ た ん で す 先ほ ど 、 桜 島 架 橋 の こ と な ん で す け ど 、 ベ ッ けど、こういうような一般の方から既に私たち ドタウン化、確かに私も市長、桜島道路ができ に そ う い う の が 耳に 入る と い う こ と は 、 だ れ か る こ と は 大 い に 賛 成し て お る と こ ろ で す 。 そ う が、執行部か、市長か、そういうふうなのを口 いう早急に実現するのを望んでいる1人なんで 走 っ た か ら こ そ 、 そ う い う ふ う に 一 般 の 方か ら す。 入ってくると思うんですけど、そういうような そこで、3万人は、やはりどうしても開通後 ことはなかったのか。 で な い と で き な い 問 題と 私 は 思 っ て い ま す 。 そ だ か ら 、 10% カ ッ ト さ れ た ら 、 今 現 在 、 78万 れで、市長が任期中は、まず4年間を標準にし 円が市長の基本的な給料と思うんですけど、垂 て 私た ち は 一 応 こ う し て 質 問 す る わ け な ん で す 水では。それで25%カットで 58万5,000円が今現 けれども、市長の在職中というか任期中4年間 在 の 報 酬 と 思 い ま す 。 10% に な れ ば 、 10万 円 相 で 、 ど れ だ け 目 標 と さ れ て い る か 、 増 な の か、 当のほうがアップするわけですけど、そういう 減なのか。国勢調査で今回、5年前からしたら ふうにして一般の方々も、「今度は市長はまた 1,600名ほどですかね、減しておるわけですけれ 水迫氏よっか余計もろたらいね」とそういうよ ど も 、 こ れ か ら 4 年間 は ま た そ れ ぐ ら い の 減が う な の が 聞こ え て く る も ん で す か ら 、 こ う い う あると思うんですけど、市長が自分の任期中は ような質問するわけですけれども、執行部、あ これぐらいでは抑えたいというような目標があ るいは先ほど言いましたように、市長からその れば、教えてください。 よ う な の を 、 10% に す る と い う よ う な の は あ っ 〇市長(尾脇雅弥)今の桜島道路との関連も た の か 、 な い の か 。 な ぜ 市民 か ら そ う い う の が、 あ り ま す の で 、 少し 話を さ せ て い た だ き ま す け 声が私たちに聞こえてくるのか、その点、教え れ ど も 、 い ろ ん な 説が あ り ま す け れ ど も 、 桜島 てください。 道 路、 ト ン ネ ル な の か 橋 な の か と 、 工法 に よ り 〇市長(尾脇雅弥)北方議員の質問にお答え ましては3年から5年で工事自体はすることが をいたします。 で き る と 、 完成 す る こ と が で き る と 言わ れ て お ど こ で ど う い う 経 緯で そ う い っ た う わ さ が あ り ま す 。 た だ 、 い つ の 段 階 で 着 工し て い く の か。 ― 79 ― 県も可能性調査を2年経過をして、今年度には っては、牛根麓であれば霧島市を見ながら、新 判 断を す る と い う こ と で ご ざ い ま す の で 、 そ う 城で あ れ ば 鹿屋 を 見 な が ら と い う こ と に な ろ う いった状況を勘案して、それが前向きに大きく かと思いますので、その辺もひっくるめて現実 報道されていけば、それに付随して人口もふえ のあるさまざまな課題があることは十分承知を ていくというふうに思っております。 し て お り ま す の で 、 ど の 地域 に ど う い っ た 形で い つ ま で に ど れ ぐ ら い と い う の は 、 先ほ ど も 求 め て い く の が い い の か 、 あ ら ゆ る 可能 性 を 模 申しましたけれども、いろんな条件が整ってと 索しながら、将来的な1つのよりよい方策の1 い う こ と で あ り ま す の で 、 は っ き り と 明 確な 数 つ と し て 、 桜島 の ト ン ネ ル が 実 現を す れ ば 、 さ 字 と い う の は 申 し 上げ る こ と は で き に く い ん だ らにそういった医療体制の充実をした鹿児島市 と思っています。 との連携ができるということになれば、結果的 〇 北 方 貞 明 議 員 そ し て 、 こ の 道 路 に 関 し て、 に全方向的に安心・安全が担保されていくんじ 市長はたびたび救急医療のことも述べられてい ゃないかという思いで申し上げているところで ま す 。 こ れ 道路 が で き る こ と に よ っ て 、 確か に ございます。 30分 以 内 で 行 け れ ば 救 急 医 療 の ほ う も 助 か る わ 〇北方貞明議員 そのことは理解いたしました。 けなんですけれども、私は、この救急医療に対 今、鹿児島・桜島横断道路で、民間との共同 し て は 、 鹿児 島 に 行 く と い う よ り も 、 ま だ で き 事業 で P F I と い い ま す か ね 、 あ れ 。 あ の 事 業 て い な い わ け で す か ら 、 救 急 医 療の こ と を 考 え は新聞紙上でこの間見たわけですけど、僕は資 るんでしたら、鹿屋に立派な県の施設もあるわ 料を ち ょ っ と 持 ち 合わ せ な か っ た ん で す け れ ど け で す か ら 、 そ っ ち の ほ う を 充実 す る の に も 力 も、そのとき料金的なほうは有料度が高くなる を 注い で い た だ け れ ば な と 思 っ て い る ん で す け のかなという心配をされる人もおるんですけれ ど、余りにも、桜島道路をしなくちゃ救急医療 ども、市長はどっちのほうを一応望んでおられ ができないような、今までの市長の公約の中で ま す か 。 ち ょ っ と 余 計な こ と で す が 、 ち ょ っ と も、街頭演説の中でもたびたび聞くもんですか ひとつPFIのことについて。 ら 、 そ の 医療 の こ と を 1 点 だ け 教 え て く だ さ い。 〇市長(尾脇雅弥)桜島道路につきましては 鹿児島のほうがどうしても必要なのか、鹿屋を い ろ ん な 考 え 方 が ご ざ い ま し て 、 正 確さ を 欠 く 充実したほうがいいんじゃないかと、私は鹿屋 か も し れ ま せ ん け れ ど も 、 伊 藤 知事 が お っ し ゃ の ほ う を 思 っ て い る も ん で す か ら 、 市長 と そ こ っておられるのは、国の公共的な部分とその民 が ち ょ っ と 違う も ん で す か ら 、 ち ょ っ と 教 え て 間のPF Iを活用し ながら、 大体450億円程度ぐ ください。 らいずつで県費も使わないでという方向性を考 〇市長(尾脇雅弥)桜島道路の話で、付随し えておられるようでございます。基本的に、架 てそういった話をさせていただくことはよくあ 橋と い う よ り は ト ン ネ ル と い う 考 え 方で あ る よ ります。利便性、経済効果だけではなくて、命 う で ご ざ い ま す の で 、 そ の こ と は 先ほ ど 申 し ま を 守る 橋あ る い は ト ン ネ ル と い う こ と で 、 そ の し た よ う に 今年 度 に 決め て い く と い う こ と で あ 考え方には変わりはないんですけれども、決し ろうかと思います。 て 、 だ か ら と い っ て 鹿児 島 だ け を 向 い て い る と また、民間の方々の中では、自分たちが全面 いうことではございません。 的にそういった形でやるんだと、中には600億円 垂水市といえども、新城麓から牛根境まで大 程度 で ト ン ネ ル を と い う よ う な 業者 さ ん も あ る 変立地条件が違ってまいりますので、場合によ よ う で ご ざ い ま す の で 、 い ず れ に し て も 、 早く ― 80 ― つながってほしいということが私の思いであり か な り し か ら れ た と い う こ と を 、 垂 水の 方 々 が ます。 しかられたということを聞いております。とい 〇北方貞明議員 ありがとうございました。 う こ と は 、 要望 ば っ か い せ じ 、 我 が と こ ろ を み 次は、観光事業について。 ご と せ え よ と い う よ う な 言葉 で 突 っ ぱ ね ら れ た 誘致支援補助金のことは十分理解いたしまし こ と が あ っ た ら し い で す よ 。 そ う い う こ と で、 た。ありがとうございました。 伊藤知事は今こうして観光事業に大変力を入れ し お か ぜ 街 道 の 新 港の サ イ ク リ ン グ ス テ ー シ て お ら れ ま す 。 そ う い う こ と で 、 こ ち ら の 垂水 ョンですか、そのことをお伺いいたします、も 市みずからもそういう景観には十分気をつけて う一遍。以前も私はこれを質問したわけですけ い っ て ほ し い と 思っ て い ま す か ら 、 そ の 辺 も ひ れ ど も 、 以 前 は 、 先 ほ ど も 言 い ま し た よ う に、 と つ よ ろ し く お 願 い い た し ま す 。 答 弁 は 要り ま 港湾分ではできないというような回答をいただ せん。 い て い た わ け で す け れ ど も 、 今度 は そ の し お か 図書館のことにお願いいたします。 ぜ街道で前向きに取り組んでいただければ、か 先ほど、財政課とまた規則などは検討すると な り 進 む ん じ ゃ な い か と 思っ て お る と こ ろ で す、 いうふうに前向きな答弁をいただいて、大変あ 私自身は。だから、観光課長、このことで力を りがたく思っておるところです。前も言ったよ 入れていただいて、ぜひ実現の方向に向けて頑 うに、以前はそこに図書館には職員が1人張り 張っていってほしいと思っています。 ついて、そしてパートさんがおられたわけです 私はこの間、実はまた現場に行ってみたんで よ ね 。 そ れ で 今 現 在 、 職 員 の 方 は お ら れ な い、 すよ。今現在、皆さんも御存じと思いますけれ パ ー ト さ ん だ け で 運 営 さ れ て お る と 思 い ま す。 ども、そこには駐輪場から屋根つきの歩道があ だから、人件費的にはかなり行財政改革がされ ると思うんですけれども、そこには目の不自由 てお金は浮いておると思います。 な 方 々 の た め の 点 字ブ ロ ッ ク が あ る わ け で す よ。 だ か ら 、 前向 き だ か ら 、 恐 ら く し て い た だ け 今現在、この間も行ったんですけれども、自転 る と 思 い ま す け れ ど も 、 祝 日 が 15日 、 大 体 あ り 車等が倒れておりまして、点字ブロックが目の ま す 。 だ か ら 、 15日 と い う こ と は 約 30万 円 ぐ ら 不自由な方々が使えないような状態なんですよ いの経費で祝日は開館できるんじゃないかなと ね、自転車が倒れて。そういうのは、管轄は県 私は思っておりますので、ぜひこれは開館へ向 でしょうけれども、垂水の観光課としても、表 け て い っ て ほ し い と 思っ て お り ま す 。 そ の 辺の 玄関ですから、あそこは何しろ、そういうこと と こ ろ を 、 ま だ 教 育 長さ ん が お 答え に な っ て い で や は り 景 観 が 観 光 に は 大 事 な こ と で す か ら、 ないから、何か前向きな返事がいただければ大 その辺も県の施設だからというふうに任すんじ 変ありがたいんですが。 ゃ な く し て 、 観 光 課 の ほ う も そ の 辺 を 目 配 り、 〇 教育 長 ( 肥 後 昌 幸 ) 図 書 館 の 日 曜 開 館 に つ 気配りをしていただければなと思っております きましては、先ほど社会教育課長のほうでお答 の で 、 今 後、 屋 根 が で き る ま で は や は り こ ち ら え い た し ま し た け れ ど も 、 具 体的 な こ と を ち ょ も努力して、受け入れ体制をやはり準備したほ っとお話しいたします。 うがいいんじゃないかと思っております。 行革前と現在のスタッフの経費比較について 私が な ぜ こ の よ う な こ と を 言う か と い い ま す ですけれども、行革前と現在の図書館業務に従 と 、 以前 な ん で す け れ ど も 、 あ る と こ ろ が 県 の 事するスタッフの費用というのは、図書館費全 ほうに別なことで要望されたら、伊藤知事から 体の も の で 原則 変 わ ら な い わ け で ご ざ い ま す け ― 81 ― れども、図書館に常駐するスタッフの経費の比 較をいたしますと、正規職員が市民館へ異動し たわけでございますので、その分が浮くという ことでございます。 祝日に開館した場合の人件費等、先ほど議員 が 言 わ れ ま し た と お り 、 15 日 あ る わ け で す ね。 大 体 30 万 円 程 度 と い う こ と に な る と 思 い ま す。 祝日開館に当たりましては、今年度、垂水市教 育委員会が策定いたしました垂水市教育振興計 画に、子ども読書活動の推進というのをうたっ ております。そして、その具体的な施策の展開 の中で、子どもが読書に親しむ機会の提供と諸 条件の整備に努めますというふうに書いており ます。したがいまして、この基本計画の観点か ら、児童生徒の利用を特に推進するために、当 面、こどもの日とか海の日とか秋分の日とか文 化 の 日と か 、 ま だ こ の ほ か に も あ る だ ろ う と 思 い ま す け れ ど も 、 こ の 日 等 を 開館 を し て ま い り たいというふうに考えております。 そ の た め に は 条 件 整備 を し な い と い け ま せ ん。 今、年度末になっておりますので、先ほど課長 が言いました規則の改定というのもございます し 、 ま た 補 正を 組 ま な け れ ば な ら な い と い う こ と も ご ざ い ま す 。 こ う い う の が で き 次第 、 進 め てまいりたいというふうに思っております。 〇北方貞明議員 大変ありがたい答弁だと思っ て お り ま す 。 ど う か よ ろ し く お 願い い た し ま す。 これで終わります。 〇 議 長 ( 川 達 志 ) 本 日 は 、 以 上 で 終 了 し ま す。 △日程報告 〇 議 長 ( 川 達 志 ) 次 は 、 明 日 午 前 9 時 30分 から本会議を開き、質疑及び一般質問を続行し ます。 △散 会 〇 議 長 ( 川 達 志 ) 本 日 は 、 こ れ を も ち ま し て散会します。 午 後 3 時 28分 散 会 ― 82 ― 平 成 23 年 第 1 回 定 例 会 会 議 録 第 3 日 平 成 23 年 3 月 9 日 本 会 議 第 3 号( 3 月 9 日 ) ( 水曜 ) 出 席 議 員 12名 1番 ( 欠 員 ) 9番 森 正 勝 2番 大 薗 藤 幸 10番 持 留 良 一 3番 ( 欠 員 ) 11番 宮 迫 泰 倫 4番 堀 添 國 尚 12番 川 達 志 5番 池 之 上 誠 13番 ( 欠 員 ) 6番 田 平 輝 也 14番 ( 欠 員 ) 7番 北 方 貞 明 15番 篠 原 則 8番 池 山 節 夫 16番 川 畑 三 郎 欠 席 議 員 0名 地 方 自 治 法 第121条 に よ る 出 席 者 長 尾 脇 雅 弥 商工観光課長 倉 岡 孝 昌 総 務 課 長 今 井 文 弘 土 木 課 長 深 港 渉 企 画 課 長 山 口 親 志 会 計 課 長 尾 迫 逸 郎 財 政 課 長 北 迫 睦 男 水 道 課 長 白 木 修 文 税 務 課 長 川井田 志 郎 監査事務局長 礒 脇 正 道 市 民 課 長 葛 迫 隆 博 消 市 防 長 宮 迫 義 秀 市 民 相 談 サービス課長 前木場 強 也 教 育 総 務 課 保健福祉課長 城ノ下 剛 庶 務 係 長 港 裕 幸 生活環境課長 感王寺 八 郎 学 校 教 育 課 農 林 課 長 森 下 利 行 課 長 補 佐 角 野 毅 水 産 課 長 塚 田 光 春 社会教育課長 瀬 角 龍 平 議会事務局出席者 事 務 局 長 松 浦 俊 秀 書 記 篠 原 輝 義 書 記 有 馬 英 朗 ― 83 ― 平 成 23年 3 月 9 日 午 前 9 時 30分 開 議 る の か お 聞 か せ く だ さ い 。 ま た 、 市 政運 営 で ど のように生かしていくのか伺います。 2点目は、憲法や法律に基づく公正な選挙の △開 議 あり方について伺います。 〇 議 長 ( 川 達 志 ) 定 刻 、 定 足 数 に 達 し て お 選挙は本来、自由な言論活動を通じて公平に りますので、ただいまから本日の会議を開きま 競うものです。主権者である市民が伸び伸びと す。 選挙活動を行い、市民の意思が選挙結果に反映 これより、議事に入ります。 で き る も の で な く て は な り ま せ ん 。 こ の 保 障が 本日の議事日程は、お手元に配付いたしたと 住民自治の構築がなる基本でもあると考えます おりであります。 が、見解をお聞かせください。 △平成23年度各会計予算案に対する質疑・ 選挙管理委員会には、組織ぐるみ選挙の法的 一般質問 な問題について伺います。 〇議長(川達志)日程第1、昨日に引き続 さらに、憲法9条についてどのような見解を き 、 平 成 23年 度 各 会 計 予 算 案 に 対 す る 質 疑 及 び お持ちなのか、伺います。 一般質問を続行します。 次に、市政運営について伺います。 それでは、通告に従って、順次質疑及び質問 1点目は、行政運営についてです。 を許可します。 地方自治の本旨は、住民自治と団体自治であ 最 初 に 、 10番 持 留 良 一 議 員 の 質 疑 及 び 質 問 を り、この関係が相まって地方自治は発展するも 許可します。 のだと言われています。憲法及び地方自治に基 [持留良一議員登壇] づく、住民の暮らしを守るという本来の役割と 〇持留良一議員 おはようございます。 公 共 性 の 発 揮 を ど の よ う に 具 現 化 さ れ て い く か、 それでは、任期最後の質問に入っていきたい 方針を伺います。 と思います。 次に、財政運営について伺います。 そもそも議会の役割は、憲法や法律、条例に 少子高齢化の中で、環境、福祉、教育などの 沿って行政の厳しいチェックを行うことと、住 ソ フ ト ウ ェ ア 需 要 が さ ら に 高 ま り 、 こ こ 数 年 間、 民の切実な要求を議会に届け、その実現のため 各自治体でも積極的に施策の推進が図られてい に私たちは役割を果たす、それが議会の責務だ て 、 本 市 で も 同 様 の 動 き に な っ て き て い ま す。 というふうに思います。そのことを改めて確認 これは、成長社会から成熟社会への移行で必要 し、訴えて、私は質問に入っていきたいと思い な施策であり、自治体の役割が発揮されつつあ ます。 ると考えます。当然、経常的経費は増大します 最初に、政治姿勢と憲法に関しての質問を行 が、投資的経費については、既存のインフラ維 います。 持管理に力を入れ、長期的に活用する政策を推 今 回 、 新 し く 尾 脇 市 長 が 市 長 に な ら れ ま し て、 進し、土木・投資的経費から、環境・教育・福 改めて基本的な立場で自治体の長としてこの問 祉型財政へのさらなる推進が今後の財政運営の 題 に つ い て ど う い う お 考え を お 持 ち な の か 、 そ 中心になっていくと考えますが、市長の見解を う い う 基 本的 な 点 を た だ し て い き た い と い う ふ 求めます。 うに思います。 3 番 目 に 、 平 成 23年 度 一 般 会 計 に 関 す る 質 疑 1点目は、憲法をどのようにとらえておられ に入ります。 ― 84 ― 今回の予算案は、いわゆる骨格予算ではあり ります。 ますが、求められている政策の観点から、取り 市長は、公開質問状では前向きに検討したい 組 み 方 や 今 後 の 方 針 の あ り 方 に つ い て 伺 い ま す。 と回答されました。また、選挙後の談話でも景 私は、1月に市民アンケートに取り組みまし 気 対 策 を 早 急 に や り た い と 語 ら れ て い ま し た が、 た。目的は、市民生活の中にどのような声や要 見解を求めます。 望及び願いがあるかを調査し、どのように取り 2点目は、子育て支援の取り組みです。 組むか。また、その結果をどのように政策化し 当初予算で、子育て支援や市民の健康を守る て い く か と い う こ と で し た 。 そ の 中で 、 暮 ら し 事業など重点的に予算を配分したと説明されま 向 き に つ い て は 、 64% が 大 変 厳 し く な っ て き て した。アンケートの声や要望で、他市町でも取 いるとの回答でした。次に、不安等についてで り 組 ん で い る 医 療 費 の 窓 口 を 無 料 に し て ほ し い、 は、複数回答でしたが、最も多かったのは年金 枠の拡大はあったが、実際には市町間の格差は など老後の問題、2番目が国保税が高い、3番 広がっているとありました。 目は税金が高い、4番目は子供の病気や老人の 市長も、子育て支援では積極的に発言をして 病気問題、5番目は雇用となっています。これ こられましたが、安心して子育てができる環境 らの結果を見ても、市民生活の切実な生活実態 づくりのためにも、子供の医療費の窓口負担の がうかがえます。 無料化と、相談窓口としての子育て専用サイト 私は、この切実な声や要望を受け、実現を求 の 開 設 が 必 要 と 考 え ま す が 、 見 解 を 伺 い ま す。 める立場から、3点について質疑をします。 3点目は、高齢者対策です。 1点目は、経済・雇用対策問題です。 アンケートでも、医療や介護問題では切実で 地方の課題として、住民の暮らしと地域経済 す。特に介護においては、保険料と利用料の負 の 立 て 直 し が 求 め ら れ て い る こ と は も う 皆さ ん 担が低所得者に大きな負担になっているのは資 も御承知のことだと思います。この問題につい 料等でも周知の事実です。さらに、この間、高 ては幾度となく提案しているのが、住宅リフォー 齢者をめぐっては控除等の廃止や医療での窓口 ム助成制度でした。この政策は、緊急景気対策 負担などの負担がふえ、一方、収入は年金の削 及び雇用対策として全国でも大きな効果を上げ 減で減少しています。アンケートにも、生活で ていて、その結果の資料等については市長にも きない、何とか負担を軽減してほしい、必要な 提出をしています。県内でも、出水市は4月か サ ー ビ ス も 受 け た い と 切 実 な 願 い が 届い て い ま ら、曽於市、西之表では既にこの制度が始まっ す。 ています。 保険料や利用料についても法に基づき減免が この制度は、民間の潜在需要を大きく引き出 可能ですので、高齢者の生活を守る観点や必要 し、住宅の安全性を高め、地球温暖化を初め環 と し て い る サ ー ビ ス が 受け ら れ る よ う に す る た 境対策にも有効な施策であることと、地域経済 めにも、改めて対策を求めますが、市長の見解 への波及効果、解体作業や塗装業など関連業種 を求めます。 にも仕事が回っていくと評価されています。ま 包括支援センターは、少ないスタッフで数多 た、小規模工事登録制度は、入札資格も持たな くの案件を処理しています。高齢者が住みなれ い小さな建設業者が小規模な公共事業を受注で た地域で暮らし続けるためには、地域で安心・ きるような仕組みです。この制度は、発注側の 安全な医療、介護、福祉などの連携したサービ 自治体にも安心性や緊急性などのメリットがあ ス が 受 け ら れ る ま ち づ く り が 必 要で あ り 、 国 や ― 85 ― 自治体の責務が重要と考えます。体制の強化が 2点目は、公の施設の果たす意味、公共性や 必 要 と 考 え ま す が 、 見 解 を お 聞 か せ く だ さ い。 継続性及び安定性、専門性を発揮していくため 次 に 、 国 民 健 康 保 険 関 係 に つ い て 伺 い ま す。 に 、 管 理 運 営 の 内 容 と 質 、 働 く 人 た ち の 雇 用、 国保運営協議会では、税制改定の議論が始ま 賃金及び労働条件の確保が必要と考えます。そ ろうとしています。今でも、高い、負担が大変 のためには行政が公的責任を果たしていくこと だと市民も声を上げています。引き上げられる が基本であり、責務と考えます。官製ワーキン と 、 生 活 や 健 康 面 で 大 き な 影 響 が 心 配 さ れ ま す。 グ プ ア を つ く ら な い た め に も 、 公 務 員準 拠 な ど 私は、可能な努力をして、引き上げにならない を選定の条件にすべきであると考えますが、見 ように議論していくことが議会や行政の責任と 解をお聞かせください。 考えます。 2点目は、選定問題について伺います。 そ こ で 伺 い ま す が 、 平 成 22年 度 補 正 予 算 で は、 1点目は、市外業者の場合のデメリットはど 一般会計から初めて法定外の繰り入れが実施さ のように考えているか、伺います。 れました。私は、国保財政を悪化させてきたの 2つ目は、選定委員会の構成について伺いま は、国庫負担が減額されてきたのが大きな要因 す。 と考えます。また、市民の命と暮らしを守る責 現在の委員の構成は、圧倒的に行政関係者が 任から、一般会計からの繰り入れは妥当と考え 占めています。管理者の選定は、事実上は、選 ます。そこで、繰り入れの意味について伺いま 定委員会での審議を踏まえて市当局が決めてい す。 ま す 。 委 員 会 構 成 は 、 選 定 の 透 明 性 、 客 観 性、 2 点 目 は 、 平 成 23年 度 国 保 会 計 に よ る 歳 入 確 癒着の排除などを担保する上から重要です。委 保のための起債発行がされていますが、その目 員には、利用者、住民代表、専門家、会計士な 的と被保険者への影響について伺います。 どを入れることがこれらの担保を確保する上で 3点目は、国保税の負担が重たいという意見 欠かせません。そこで、財政上の把握はされた が 寄 せ ら れ て い ま す が 、 そ の 認識 に つ い て 伺 い の か 。 市 民 や 利 用 者 の 声 が 反 映 さ れ て い る の か。 ます。 結果、委員の構成は問題ないか伺います。 4点目に、以上のような対策や課題から、財 3つ目は、地域経済、とりわけ牛根地域への 政危機への対策と、被保険者の生活を守るため 影響について伺います。 にもこれ以上の増税は回避すべきだと考えます こ れ ま で 共 存 共 栄 を う た わ れ て き ま し た が、 が、対策について伺います。 実際 ど う だ っ た の か 。 こ れ ま で の 結 果 と 、 ど の 最後に、提出議案になっている道の駅交流施 ように対応してきたか伺います。 設 指 定 管 理 者 の 選 定 に つ い て 、 問 題 点 を た だ し、 私は、以上のような点や、施設の目的や指定 選 定 の 再 考 を 求 め た い と い う ふ う に 思 い ま す。 管 理 者 制 度 に 関 す る 運 用 基 本 方 針 の 観 点 か ら、 最初は基本的な事項で、1点目は、公募の理 選定方法からも、今回の公募の方法には問題が 由として、経営改善の必要性があると認識を示 あり、再考する必要があると考えます。見解を されましたが、行政責任はどのように所在する 伺います。そして簡潔な答弁を求めます。 のか、認識を伺います。 以上で、質疑、質問を終わりますが、不十分 現 在 の 道 の 駅 の 管 理 に つ い て 、 周 り の 評 価 は、 な点や納得できない点については再質問を行い 適切な運営をしていると評価されてきています ます。 が、どのような認識なのか伺います。 〇選挙管理委員会事務局長(前木場強也) 公 ― 86 ― 正な選挙のあり方について。選挙は本来、自由 ことにつきましては、最終的に私1人で決めた な言論活動を通じて公平に競うものであり、そ ものでございます。その後、私の政治理念に賛 の保障が市民の意思が選挙結果に反映できるも 同し て く だ さ っ た 方 々 が 応 援 し て く だ さ っ た も の で あ る 。 ま た 、 住 民 自 治 の 構 築 の 基 本 で あ る、 ので、結果的にそういった支援の輪が広がった どのような見解かという御質問にお答えいたし ものと考えております。支援してくださった方々 ます。 が個人であったり、企業や団体であったりした 憲 法 第 11条 で は 、 国 民 は す べ て の 基 本 的 人 権 だけであって、あえて組織選挙を行ったという の 享 有 を 妨 げ ら れ な い 。 第 13条 で は 、 す べ て 国 ことではございません。 民は個人として尊重されると規定されておりま 憲法9条の考え方についての御質問にお答え す。また、公職選挙法におきましては、この法 をいたします。 律の目的として、第1条で、「選挙が選挙人の 憲法は、国家の組織や統治の基本原理・原則 自由に表明せる意思によって公明かつ適正に行 を定める根本規範であることから、国民すべて われることを確保し、もって民主政治の健全な が遵守すべきものであり、私個人としても憲法 発達を期することを目的とする」と規定されて を遵守し、市長としての職責を全うしたいと考 お り ま す 。 こ の こ と か ら 、 選 挙は だ れ に も 強 制 えております。 されるものではなく、個人の意思が尊重される 次に、憲法及び地方自治法に基づく、住民の ものであり、そのことが住民自治の基本である 暮らしを守るという本来の役割と公共性の発揮 と理解しております。 をどのように具現化されていく方針かという質 次に、組織ぐるみ選挙の法的な問題点はどこ 問にお答えをいたします。 に あ る の か と い う 御 質問 に つ い て お 答 え い た し 地方自治法第1条の2第1項に、「地方公共 ます。 団体は、住民の福祉の増進を図ることを基本と 公職選挙法では、地位を利用した選挙運動に して、地域における行政を自主的かつ総合的に つ い て は 公 務 員 等 の み が 禁 止 さ れ て い る だ け で、 実施する役割を広く担うものとする」と地方公 一般の会社や各種団体については明確な規定は 共団体の役割が定められています。私は、憲法 ありません。しかしながら、第225条では選挙の と地方自治法に基づき、市民参加のもと、公正 自由妨害を規定しており、選挙人、候補者、選 の確保、透明性の向上を図りながら、住んでよ 挙運動者、当選人等に対する債権、寄附、その か っ た と 思え る ま ち づ く り を 進め て ま い り ま す。 他特殊の利害関係を利用して、これらの者を威 次に、財政運営の御質問にお答えをいたしま 迫した場合に罰則を規定しております。法的に す。 は 、 い わ ゆ る 組 織 ぐ る み 選 挙 に お き ま し て も、 本市の財政状況につきましては、議員も十分 利害関係を利用して脅しをかけるような行為を 認識していただいていると思いますが、前市長 した場合は違反となる可能性があると考えられ の 市 民 と 一 体 と な っ た 行 財 政 改 革 の 推 進 に よ り、 ます。 一時の危機的状況から脱出をし、少しずつでは 〇 市 長 ( 尾 脇雅 弥 ) 皆 さ ん 、 お は よ う ご ざ い ありますが、好転しているものと私も感じてお ます。 ります。しかしながら、県下各市と比較しまし 持留議員の質問にお答えをいたします。 ても指標等は下位にあり、基本的な行財政改革 まず、公正な選挙のあり方についてですけれ の 継 続 は 必 要 で あ る と 私 も 認 識 し て お り ま し て、 ども、今回の市長選挙におきまして立候補する 皆様の御協力も改めてお願いするものでござい ― 87 ― ます。 場合、現行の負担割合に基づく一般会計の繰入 御質問にありました環境・教育・福祉型財政 金以外に財政的な猶予もなく、仮に減免した場 への転換につきましては、前市長とも基本的に 合、その分を県に設置された介護保険財政安定 一 致し て い た と の こ と で ご ざ い ま し た が 、 い ず 化 基 金 か ら 借 り 入 れ 、 そ の 分 に つ き ま し て は、 れも重要な分野であり、空調設備などの教育環 24年 度 か ら 第 5 期 計 画 の 介 護 保 険 料 で 償 還 す る 境 の 整 備 や 医 療 費 の 中 学 生 ま で の 無 料 化 な ど、 こととなり、結果的には次の介護保険料を上げ 福祉行政にも力を入れて取り組んでこられたも ざるを得なくなり、負担を軽減したことにはな のと認識をしております。 らないほか、そのしわ寄せは高齢者全体に及ぶ 私も基本的に同じ思いであり、公約にも、医 ことになります。 療・介護・教育・福祉の充実への挑戦と掲げさ このため、本市では従来から、独自の軽減策 せていただきました。さまざまな環境問題や教 をとることが根本的な解決策にならないという 育環境の整備促進、予防医療などの福祉の充実 考えのもと、全国市長会等を通じて、国の責任 に積極的な財政運営を図ってまいりたいと考え において、介護保険料で5割、公費、国・県・ ております。また、一方で、必要な土木事業等 市で5割という現行財源割合を見直し、公費負 に も 状 況 に 応 じ て 対 処 し た い と 考 え て お り ま す。 担率を高めることによって高齢者の負担軽減を 次に、介護保険料や利用料の減免関係につい 図るといった高齢者の負担のあり方についての てお答えをいたします。 検討が必要ということで、意見・要望を寄せて 議員御指摘のとおり、高齢者や低所得者を取 きたところであります。 り 巻 く 環 境 は ま す ま す 厳 し く な っ て お り 、 23年 また、利用料、保険料とも、減免措置に関し 度の年金の受け取り額も、これまでの同額から ましては、台風や火事などの被災した方々など 減免へ転じているところであり、また、国民健 の減免には税務課等の減免措置と連動して行っ 康保険や後期高齢者の税負担や、来年度からの ているところでございますが、一部の保険者で 第5期の介護保険事業計画の保険料負担もあわ 行っているような収入等を基準にした減免策は せ、先行きに対する不安を駆り立てるものとな 行っておりません。 っております。月額3万円程度で暮らしていら 次に、地域包括支援センターの体制強化の必 っしゃる低所得者を初め、あらゆる所得階層か 要性は、についての御質問にお答えをいたしま ら も 不 満 が 出 て き て い る と こ ろ で ご ざ い ま す。 す。 このような状況の中で、国は、自治体が低所 御 存 じ の よ う に 、 地 域 包 括 支 援 セ ン タ ー は、 得者対策をするに当たっては、負担と受益の関 平 成 18年 4 月 1 日 か ら 介 護 保 険 法 の 改 正 に 伴 い 係の明確化から、収入のみに着目した一律減免 創設された機関で、地域住民の心身の健康維持 は行わない、保険料の全額免除は行わない、保 や生活の安定、保健・福祉・医療の向上、財産 険料減免に対する一般財源の繰り入れは行わな 管理、虐待防止などさまざま課題に対して、地 いという、いわゆる保険料減免の3原則の遵守 域における総合的なマネージメントを担い、課 を求めております。 題解決に向けた取り組みを実施していくことを 昨年8月に厚生労働省が行った介護保険事務 その主な業務としております。 調 査 に よ り ま す と 、 こ の 原 則 の 範 囲 内 を 含 め て、 基本的な機能としましては、地域の高齢者の 全国の自治体のちょうど3分の1に当たる529自 実態把握や虐待への対応など、権利擁護を含む 治体で単独減免を実施しておりますが、本市の 総合的な相談窓口機能を行う社会福祉士、予防 ― 88 ― 給付の予防プラン作成を含む介護予防マネージ が実情でございます。 メントを担う保健師、また介護サービス以外の しかしながら、助成制度に類するものとしま さまざまな生活支援など包括的・継続的なマネー して、今年度末までに策定します建築物耐震改 ジ メ ン ト を 行 う 主 任 ケ ア マ ネ ー ジ ャ ー を 配 置 し、 修促進計画で、このうち特に一般住宅の耐震改 業務を行っているところでございます。開設以 修の実施につきましては、改修に係る費用を助 来、介護給付費の伸びも、さまざまな施策と相 成 す る 制 度 を 設 け て 推 進 す る こ と と な っ て お り、 まって緩やかな伸びにとどまっているなど、一 本 計 画 が 27 年 度 ま で と な っ て い ま す こ と か ら、 定の評価が得られる状況でございます。 この耐震改修助成制度につきましては来年度中 本市の現状を申しますと、地域包括支援セン の確立を目指しているところでございます。 ター職員は、開設当時から、コスモス苑の派遣 次に、小規模工事事業者登録制度でございま 職員、社会福祉士、主任介護支援専門員と嘱託 すが、国内の景気低迷の施策として、国も経済 職員、ケアマネで対応しており、昨年3月から 活性化のための各種臨時交付金を創設していま は 主 任 介 護 支 援 専 門 員 の 引 き 揚 げ 、 平 成 23年 度 すとおり、各自治体におきましても地元経済浮 は社会福祉士の派遣についても、派遣があるか 揚の対策が求められており、本制度もまさにこ 危惧されている状況にもあります。 の 趣 旨 に 沿 っ た 制 度 の 1 つ と 言 え る と 思 い ま す。 このような中、介護保険事業の先行きの不透 この制度は、入札参加者以外の小規模事業者 明さから、市内居宅事業所においてはケアマネー や個人事業者を対象に、地方公共団体が発注す ジャーの雇用が思うように確保できず、予防プ る限度額を設けた工事や修繕の受注に参加でき ランを委託したくても委託できず、地域包括支 るよう、あらかじめ一定の要件により登録して 援センターで抱えるケースがふえる傾向にもあ いただく制度でございますが、既に全国で400以 ります。また、高齢化の進展から、介護の問題 上 の 自 治 体 が 実 施 し て い る よ う で ご ざ い ま す。 が家族関係や地域の問題へ発展し、自分たちで 近隣では霧島市、曽於市などが実施しておるよ 解 決 で き な い 処 遇 困 難 事 例 が ふ え て き て お り、 うでございます。 職責の重圧から職員の負担は年々大きくなって この制度が確立されますと、実質論としまし きております。 て、さきの耐震改修の推進にも寄与し、入札事 市 民 の さ ま ざ ま な ニ ー ズ に 対 す る た め に も、 務 の 軽 減 に よ る 早 期 の 完 成 が 図 れ る と と も に、 また地域包括ケア体制整備の拠点として地域包 培われた卓越した技術の継承などにもつながる 括支援センターの安定した運営を行っていくた こととなりますので、緊急経済対策の一環とし めにも、処遇改善や体制強化を図っていきたい て資するよう、早急に確立の実現性について真 と考えております。 の庁内調整を図ってまいりたいと考えていると 私のほうからは以上でございます。 ころでございます。 〇 土木課長( 深港 渉) 次に 、 住宅 リ フ ォ ー 以上でございます。 ム制度及び小規模工事登録制度につきましてお 〇保健福祉課長(城ノ下 剛) 持留議員の 子 答えいたします。 供医療費窓口負担の無料化を早急にの御質問に 両制度につきましては、御指摘のとおり、緊 お答えします。 急経済対策としての地元中小零細事業者の振興 子供医療費の無料化につきましては、子育て や地域経済の活性化など、その趣旨は重々承知 中の親にとりましては大変魅力的な制度改正で し て お り ま す も の の 、 い ま だ 確立 し て い な い の あるとは思います。ただ、過去におきまして老 ― 89 ― 人医療費が無料の時代がございましたが、御承 厳しい試算での繰入額といたしました。 知のように、受診がしやすくなった反面、行き 次 に 、 23年 度 国 保 会 計 に お け る 起 債 発 行 に 関 過ぎた受診を招く結果となり、必要以上の受診 する御質問ですが、借入先は鹿児島県国民健康 をする多受診が増加し、各医療保険財政を圧迫 保険広域化支援基金を予定しております。 しました。結果としまして、現在の医療費負担 23年 度 の 予 算 編 成 に 当 た り ま し て は 、 先 ほ ど につながったという経緯がございます。 申 し ま し た よ う に 、 22年 度 で 基 金 す べ て を 繰 り 子供の病気となりますと、とりわけ心配で不 入れしており、国保財政の運営上、歳入財源の 安なものでございます。この診療が多受診に拍 確保が急務でございました。歳入財源確保の方 車をかけ、薬の重複投与といったことにつなが 策としましては、収納向上とあわせ、5通りご ることも懸念されます。現行制度におきまして ざいます。1つ目は、一般会計からの法定外繰 も 、 3,000円の 自己負担で 希望す る 受診・ 医療を り入れであります。2つ目は、例外的に認めら 受けることが可能であるわけですから、子供医 れ て お り ま す 前 年 度 繰 り 上 げ 充 用 で ご ざ い ま す。 療費の無料化につきましては、市の財政状況と 3つ目は国保税改正です。4つ目は赤字決算補 もかんがみまして、なお慎重に検討しなければ てんの借入金です。そして5つ目ですが、以上 ならないものと考えております。 申しました4つをそれぞれ組み合わせる方法で ちなみに、本年度全額無料となった場合を想 あります。 定しま すと、 推計で 450万円程度、新たに支出が しかしながら、どの方策で国保財政安定化を あるということでございます。 図 る か に つ き ま し て は 、 新 市 長 の 政 策 も 考 慮 し、 以上でございます。 決 定す る こ と が 重 要 で ご ざ い ま す の で 、 県 と の 〇 市民 課長 ( 葛迫 隆博 ) 平 成 23年 度 国 民 健 康 事前協議によりまして、赤字補てんを借入金に 保 険 会 計 に 関 す る 御 質 問 に お 答 え い た し ま す。 より財源確保するという予算編成といたしまし 平 成 22年 度 国 保 会 計 補 正 予 算 ( 第 4 号 ) 案 に た 。 被 保 険 者 の 方 々 へ の 影 響 に つ き ま し て は、 おいて、歳入財源確保として初めて一般会計か 償還額の確保も並行して行う必要がありますた らの法定外繰り入れを余儀なくされたところで め に 、 相 応 分 の 負 担 を 求 め る こ と と な り ま す。 あ り ま す が 、 こ の 件 に 関 し て 説 明 申 し 上 げ ま す。 次に、国保税の負担が重いとの認識はという 本年度の医療費が対前年度と比較し、8月医 御質問でございますが、国保会計は、被保険者 療費分ま で が毎月1,000万円を超え る増加が続い の方々が医療を受けた病院に対し、毎月の支払 ており、第3号補正において基金全額を繰り入 いを要しており、その財源は、主に国、県など れ し た と こ ろ で あ り ま す 。 こ の 第 3 号 補 正で は、 からの交付金、そして国保税で賄うという独立 8月分の医療費分までが確定している中で編成 採算制方式であります。 をいたしましたが、その後も依然と保険給付費 そこで、1つの例で申しますが、収入額320万 がふえ続けており、このことは全く予測してい 円で 所得が 206万円の 3 人世帯、そ し て固定資産 ない事態でもありましたことから、歳入額を厳 税 が 3 万 円 と い う 設 定 で 国 保 税 を 算 定 し ま す と、 しく試算の上、財政課との協議により、法定外 医療給付費分24万1,200円、 後期高齢者支援分6 繰り入れによる財源確保を行ったところであり 万 1,600円 、 介 護 納 付 金 分 3 万 9,600円 、 合 計 34 ま す 。 12月 医 療 費 分 を 先 日 確 認 し た と こ ろ 、 減 万2,400円となります。すなわちこの世帯では収 少する傾向にありまして、また交付金等の確定 入 の 10.7% 、 所 得 の 16.6% を 納 税 し て い る こ と 通 知 等 に よ り 最 終 的 に 繰 入 額 が 決 定 し ま す が、 となります。特に、非課税の被保険者をカバー ― 90 ― する中間所得者層の方々の国保税の負担が重い お答えいたします。 ということは認識しております。 さきの田平議員の御質問に、公募の経緯と現 次に、国保財政危機対策と国保税増税回避に 在の問題点についてはお答えしたとおりでござ 関する御質問ですが、まず、国保財政安定化に い ま す 。 そ の 中 で 、 平 成 21年 度 以 降 の 収 支 が 赤 向けた計画を早急に策定し、決定、実行するこ 字でありますこと、組織形態が任意組織であり とが重要でございます。現在、国保担当部署に ま す こ と か ら 、 組 織 と し て の 位 置づ け 、 つ ま り お い て 、 22年 度 か ら 10年 間 の 財 政 運 営 に つ い て 民間組織としての形態の明確性や社会的信用性 さまざまな角度から検討している最中でござい などの組織的課題がございました。このような ま す が 、 先 般 、 国 保 運 営 協 議 会 で 23年 度 予 算 案 ことには現在の管理組合もいろいろと検討、努 を諮問し、あわせて国保税の改正も喫緊の課題 力され、行政も運営委員会や経営委員会を通じ である旨を説明しておりまして、再度財政安定 て協議してまいったところでありますが、結果 化について協議することとしております。 として、収支が赤字に転じたり、法人化できな それから、国保税増税回避に関する御質問で か っ た こ と は 、 管 理 組合 だ け で な く 、 か か わ っ す が 、 平 成 17年 度 の 改 正 以 来 6 年 が 経 過 し て お てきた行政も含めて全体に責任があると考える り 、 こ の 間 、 20年 度 の 後 期 高 齢 者 医 療 制 度 の 導 ことになると思います。 入もあり、その他の制度改正等により国保運営 また、現在の評価は、利用者や住民の評価と も さ ま 変 わ り し て お り ま す 。 ま た 、 22年 度 の 医 いう観点もございますが、具体的な評価として 療費の増加と今後の推移を考慮しますと、改正 は判定しにくく、例えば足湯や景観など全体的 を行うべき時期であると考えております。ただ な評価がよくても、物販の商品やレストランの し、歳入不足の財源確保をすべて国保税でとい 評価がよくなければ収入につながらず、運営が うことになりますと、大幅な増税となり、理解 結果 と し て う ま く い か な く な り ま す 。 こ の よ う を得られることは不可能であると考えておりま な こ と で 、 収支 が ど う で あ る か と い う こ と は 大 す。国保税だけでなく、他の市税あるいは手数 事な評価点であり、また組織運営が効率よく機 料等もあり、市民の負担が重いという現実を認 能 し て い く か と い う 点 も 大 事 な 点 で ご ざ い ま す。 識のもと、改正に向けた作業を進めているとこ 現状においては、経営的な面、組織的な、それ ろであります。 ぞれ課題がございます。 国保財政危機対策上、国保税の改正は避けて 道の駅交流施設が、利用者の良好な休憩場所 通れない案件でもありますので、検討資料を早 であったり、地域情報の発信、地域特産物の販 急に策定しまして、税改正に関して国保運営協 売など、垂水市の観光拠点であり、大きな収入・ 議会へ諮問することとしております。 支出を伴う複合施設でもありますことから、公 〇 商工観光課長( 倉岡孝昌) 5 点目の 道の 駅 募 に よ り 、 な る べ く 幅 広 く 多 様 な 提 案 の 中 か ら、 交流施設の指定管理者の選定問題についてお答 最も適切な提案を持った団体を選定することが えいたします。 今回は必要であったと考えております。 まず、道の駅交流施設の指定管理者の選定問 次に、公の施設の管理運営の内容と質につい 題についての基本的な問題への認識についてお ての御質問でございますが、公務員準拠などと 答えいたします。 いう視点は、1つの指標として活用することに 御質問の経営改善の必要性と、評価の適切な は評価できると思いますものの、当然、賃金や 運営の観点は関連がございますので、あわせて 労 働条 件 を 下 げ て よ い と い う こ と で は ご ざ い ま ― 91 ― せんが、一方の指定管理者には、施設管理の効 成を 図 っ た と こ ろ で ご ざ い ま す 。 以 上 で ご ざ い 率化、経費削減ということを期待し、市の負担 ます。 の軽減を図ろうとする観点からしますと、公募 もう1点、漏れました。 の条件にすることは人件費に縛りを設けること 次に、地域経済への影響についてお答えいた になり、なじまないことではないかというふう します。 に思われます。また、民間企業には民間企業の これまでに牛根地区の既存商店において、道 考え方の基準がございますので、その点も考慮 の駅交流施設ができて以来、売り上げが減った する必要があると思います。 と い う 話 を 聞 く 折 は ご ざ い ま し た 。 一 方 で は、 次に、選定者への問題についてお答えいたし 道の駅の販売に積極的にかかわっておられる商 ます。 店さんがあったりとか、果樹や農産物の道の駅 ま ず 、 選 定者 の デ メ リ ッ ト に つ い て で ご ざ い での販売で喜んでおられる方もございます。 ますが、1つには地域事情に精通していないと 道の駅交流施設では、農水産物など地域にあ い う 点が あ る と 思 い ま す 。 こ の 点 に つ き ま し て るものは地域のものを優先して取り扱っており は、芙蓉商事さんの指定管理者への申請した理 ますし、例えば食事メニューにしましても、近 由 と し て 、 こ れ ま で の 経 験 か ら 、 地 域 の 団 体、 くの飲食店と競合するものを除いたりとか、燃 住民、利用者と一緒になって運営に取り組むこ 料を地元の店から購入したり、酒類の購入も地 とが地域貢献、地域活性化につながると実感で 元店 か ら す る な ど 考 慮し て き て い る と こ ろ で ご きていると強調されております。また、地域事 ざいます。 情を精通するという点においては、業務を進め 以上です。 る中で実情を把握することによって解消できる 〇 持 留 良 一 議 員 回 答 が 1 点 抜 け て い る の は、 こともあると思っております。 子育て専用支援サイトの問題について。 また、緊急時に市外業者だと対応におくれを 〇保健福祉課長(城ノ下 剛) 子育て 支援の 生じないかという心配も想定されるところでご 公式ウェブサイトに子育て支援サイトの開設で ざいますが、提案書には、緊急時の体制、対応 支 援を と い う こ と で ご ざ い ま す が 、 現在 、 市 の の マ ニ ュ ア ル 等 、 こ れ ま で の 経 験を 踏 ま え た 内 ホームページ上で提供しております子育て関係 容 の あ る 提 案が な さ れ て い る と こ ろ で ご ざ い ま の情報は、乳幼児等医療費制度等の説明と子育 す。 て相談支援センター等でございます。子育て相 次に、選定委員会の委員の構成についてでご 談支援センターの活動状況やお知らせなどをタ ざいますが、このことにつきましても、さきの イムリーに提供できるよう、ただいま関係課と 田平議員の御質問にお答えしたとおりでござい 調整に入っているところでございます。 ますが、選定につきましては、公の施設に係る 当 面 本 市 で は 、 平 成 23年 度 の 電 算 機 更 新 時 に 指定の手続等に関する条例施行規則に基づき選 市ホ ー ム ペ ー ジ の リ ニ ュ ー ア ル も 検 討さ れ て い 定したもので、1つ目には関係課長から成る委 るようです。その際に、改めて内容について協 員、それともう1つは、その他、市長が委嘱す 議 し て い き た い と い う ふ う に 考 え て お り ま す。 る委員という構成になっておりまして、今回は 以上でございます。 道の駅交流施設ということでございまして、先 〇持留良一議員 では、一問一答方式でお願い ほど議員御指摘のことなども考慮の上、より広 したいと思います。 い角度から御審議いただくために今回の委員構 まず憲法問題、それから憲法9条、それから ― 92 ― 市政の財政運営、市政運営等については一定の 先 ほ ど も 少し 申 し 上げ ま し た け れ ど も 、 あ く 互いに共通するところがあったかなというふう までも今回の市長選挙の立候補に際しては私1 に思います。今後もそういう立場でぜひ市政運 人で決断をして、その志に対して、個人であり 営には当たっていただきたいと。特に憲法問題 ま す と か 企 業さ ん と か が 支 援 を し て い た だ い た で は 、 や は り 憲 法 を 暮 ら し に 生 か し て い く と、 ということでございますので、決して組織ぐる も っ と も っ と 憲 法 を 大 切 に し て 暮ら し て い け る み の 選挙 を 行っ た と い う こ と で は な い と い う ふ ような視点でぜひ施策には取り組んでいただき うな認識をしております。 たいというふうに思います。 〇持留良一議員 でもやっぱり、この記者会見 1点、気がかりなのが、公正な選挙のあり方 で は そ の こ と を 認め て い ら っ し ゃ る ん で す 、 み の問題です。 ず か ら お 願い し た こ と で は な い と 。 と い う こ と 市長は記者会見で、政争のまちから融和のま は、組織選挙だったということを一方では認め ち へ と 、 頑 張 り た い と 抱 負 を さ れ て い ま し た。 ていらっしゃるんですよ。そんなふうにだれも そして一方では、記者が組織選挙についてとい がこれは受け取る問題だろうと思うんです。 う こ と で 質 問し た と き 、 み ず か ら お 願い し た こ これは議論の時間的な余裕もないので、余り と で は な い と い う こ と で 、 こ こ で は 組 織 選挙 を な い ん で す け れ ど も 、 要 は や は り こ う い う 点で、 認めていらっしゃるんですよね。そうなってき 先ほど言いましたとおり法的にもさまざまな問 た と き に 、 こ の 2 つ の 観 点 か ら 考 え た と き に、 題があり、私もいろんな方から聞きました。票 や は り こ れ を な く し て い く 、 こ れ が あ る 意 味で を ま と め な き ゃ な ら な い ん だ と か 、 名前 を 書い は融和へ向けた大きな一歩だと私は認識をする て く れ と か 、 い ろ ん な こ と を 言わ れ ま し た 。 な ん で す 。 そ う で な い と 、 や は り そ れ が あ る 意味 ぜ か と 言 っ た ら 、 そ れ は も う 組織 で そ ん な ふ う では温床になって、今後もやっぱりこの政争と に 命令 が 、 指 令 が 出 て い る ん だ と い う こ と で あ いうのは、組織ぐるみ選挙も含めたところで非 りました。 常に問題を提起しているんじゃないかなと。 であるならば、市長がそういう法的な認識が 先ほど言ったとおり法律上も、ただ単に公職 あ る な ら ば 、 そ れ は や っ ぱ り 排除 し て い く 、 市 選挙法だけではなくて労働基準法、それからあ 民の自由な選挙を守るという立場が法的に、先 と 刑 法 に も 抵 触 す る 点 が 多 々 あ り ま す 。 だ か ら、 ほど憲法の問題を言いましたけれども、やっぱ そういう点では、やはり市民が自由な選挙、自 り そ う で あ る な ら ば 、 市 長 が そ の 立 場に 立 た な 由 に 選挙 を し た い と な っ た と き に 、 や っ ぱ り こ ければいけない。みずからがお願いしたことだ の政争とかいろんな問題点で、いろいろな環境 とかどうとかという問題じゃなくて、やはり法 を つ く り 出し て い る こ の 要 因 を ど う や っ ぱ り 脱 律を守ると、条例を守ると、憲法を守るという 却 し て い く か と い う こ と が 、 市長 が 言 わ れ て い 立場であったら、やっぱり自由な選挙をつくっ る、政争のまちから融和のまちへの一歩のスター て い く 、 そ れ が 責 任だ ろ う と 思う ん で す よ 。 こ ト だ と 思 う ん で す け れ ど も 、 こ の 点 に つ い て、 れ は も う 指 摘だ け し て お き た い と い う ふ う に 思 今後、この組織ぐるみ選挙についての対応をど います。 ん な ふ う に 考え て お ら れ る の か 、 お 聞 か せ く だ 2 点 目 に 移 り ま す 。 平 成 23年 度 の 一 般 会 計 の さい。 問題について移ります。 〇市長(尾脇雅弥)持留議員の質問にお答え 先ほど、住宅リフォームの問題とそれから小 をいたします。 規 模 工 事 登 録 制 度 の 問 題 を 言 わ れ ま し た け ど、 ― 93 ― 一定前向きな点もあったかというふうに思いま は、私の公開質問状には前向きに検討していき す。ただ、私は、今の耐震化だけは非常に限定 たいと、この問題では回答していらっしゃいま された中身だと思うんですよね。耐震化という し た け れ ど も 、 こ の 点 に つ い て 、 市 長は ど の よ 限定された中身です。やはり経済対策としては うに前向きということを言われたのか、お聞か 弱いし、ほかにもバリアフリー、環境対策、エ せいただきたいと思います。 コ 対策 も あ る わ け で す の で 、 や っ ぱ り そ う い う それから、高齢者の問題、包括支援センター と こ ろ ま で 含め て き ち っ と 対 応し て い く 、 こ れ の問題は理解したいと思います。 が私は大事だろうというふうに思います。 高齢者の介護保険料、利用料の軽減ですけれ 今の政治でも、新成長戦略というのがありま ども、先ほど3原則の問題を言われましたけれ す。財源も社会資本整備総合交付金などとこう ど も 、 こ れ は 法 的 な 根 拠 は あ る ん で し ょ う か。 い う 形で も あ り ま す の で 、 ぜ ひ こ れ は そ う い う 一般会計から入れたらだめという法的な根拠は 幅 広 い 観 点 で 地 域 の 経 済 を 活 性 化 し て い く と、 あるんでしょうか。 そしてやっぱり中小業者、零細業者に仕事おこ それで、私は、4つの項目が先ほど減免にあ し を や っ て い く と 、 そ し て 結 果、 雇 用 に も つ な る と 言わ れ ま し た け れ ど も 、 特に 私 は 、 も う 1 が っ て い く 、 そ し て さ ら に 税 収に も ア ッ プ に つ 点加えることが必要だと思うんですね。市長が な が っ て い く と 、 や っ ぱ り そ う い う 投 資を き ち 特 別に 認 め る と き と 、 こ れ は い ろ ん な 他 の 税 の っとやっていくことが緊急の経済対策だという 減免 に も い っ ぱ い あ り ま す 。 こ の 前の 議 論、 12 ふうに思いますので、そういう観点でぜひいま 月 議 会 に 議 論 し た 保 育 料 の 問 題 に も あ り ま す。 一度、これは議論をしていただいて、そういう と こ ろ が 、 こ れ だ け は な い ん で す よ ね 、 介 護の 観 点 で の 施 策 を 十 分 検 討 を し て い た だ く よ う、 保険料だけには市長が特別に認めるという項目 こ れ は も う 要望 だ け に し て お き た い と い う ふ う がないんですよ。そうしますと、やっぱりそう に思います。 いう項目もきちっと設けて対応していく必要が それから、子育て支援の問題なんですけれど あると考えますが、その点について、この項目 も、あるお医者さんは、無料化することによっ についての質問をします。 て早期発見・早期治療につながると、逆に言う 〇市長(尾脇雅弥)持留議員の今の子育て関 と 、 医 療 費 が 抑 制 さ れ て い く ん だ と い う 論 法 も、 係についてお答えをいたします。 考え方も持っていらっしゃいます。実際、私も 私も、議員の時分にも、持留議員とともに子 そ う じ ゃ な い か な と い う ふ う に 思い ま す 。 い つ 育て支援関係は力を入れてきたつもりでござい で も 安 心 し て 病 院 に か か れ る 。 重た く な っ て か ます。昨日の池山議員の質問にもお答えしまし ら病院にかかったら、当然医療費が高くなりま たように、子育て関係、さらに充実をしていか す 。 だ か ら 、 県 下 で も 21の 市 町 村 が も う 既 に 実 なければならないと考えております。 施をしています、窓口負担無料化をですね。 この医療費の問題に関しましても、財源の問 そ う い う こ と を 考え る と 、 や は り 私は こ の 問 題も あ り ま す の で 、 そ う い っ た こ と で 今 お 話が 題は、そういう観点に立った取り組みだと。診 ありましたけれども、両方の可能性が考えられ 療 が い っ ぱ い ふ え る と か と い う こ と じ ゃ な く て、 ま す の で 、 そ う い っ た と こ ろ を 総合 的 に 考え な やっぱり医療費を抑える観点からもそのことに が ら 、 ど う い う 方 向が い い の か と い う こ と を 前 対して、やっぱり早期発見・早期治療の観点に 向きに検討していきたいと思っています。 立った取り組みが必要だと思うんですが、市長 〇保健福祉課長(城ノ下 剛) 先ほ ど 減免の ― 94 ― 3原則のことにつきましては、その法的な根拠 体と な っ て や っ ぱ り こ の こ と に は 取 り 組 ん で い と言われましたけど、国から遵守を求める文書 かなければいけないと思っています。 が来ております。 その1つとして、子育て支援ということを打 それと、減免の制度につきまして、持留議員 ち 出し を し て い る わ け で す け れ ど も 、 つ ま り は、 が再三言われます横出しサービス、上乗せにつ 子育て支援をするということは、子育ての世代 きましては、やはり財源が第1号被保険者の保 を 支 援す る と い う こ と に つ な が っ て い く と 思い 険料となることを考えますと、保険料の値上げ ます。そして、子育ての世代が安心して住み続 等 に つ な が っ て い く も の と 解 釈 し て お り ま す。 け ら れ る ま ち と い う こ と に な れ ば 、 結 果 的 に、 その辺を考えまして今、鹿児島県内でも、鹿児 高齢者の問題も含めて解決をしていけるという 島市を含めまして、横出し、上乗せはしており 考え方で基本的には考えております。総合的に ま せ ん の で 、 そ の 辺は 理解 し て い た だ き た い と その辺のところも今後の問題として、私も、医 いうふうに思います。 療・介護・福祉の充実ということを公約で述べ 〇持留良一議員 今の高齢者の問題は、これは て お り ま す の で 、 い ろ ん な こ と を 総 合的 に 考 慮 法的根拠は何もないんですよね。自治事務でも し な が ら 、 前向 き に 検討 し て い き た い と い う ふ ありますし、自治体がどう判断するかというこ うに思っております。 と で 、 国は 単な る そ う い う 、 し ち ゃ い け な い よ 以上です。 みたいな形での抑制をしていますが、法的根拠 〇 持 留 良 一 議 員 答 弁 あ り が と う ご ざ い ま す。 は全くないんですよね。 やはり今の現実的な問題としたら、やっぱり だ か ら 、 そ う い う こ と を 考 え る と 、 自 治体 で、 そ う い う 高 齢 者 へ の 施 策 を や っ て い く こ と が、 高齢者の実態を考えたときにどういうやっぱり 現実生きていらっしゃる、そして一方では苦し 今、対策が必要なのか、高齢者を守るためにど ん で い ら っ し ゃ る 、 そ う い う 人 た ち が 本 当に 市 ういう対策が必要なのかということを考えたと 長が言う、安心して住み続けられるとなったと き に 、 今 、 報告 が あ っ た と お り 、 全国 で も 約 33 きに、やっぱりもっともっと現実的な問題とし %でしたかね、自治体が取り組んでいるんだと てそのことを提起していかなきゃいけないと思 いうことだろうと思うんです。 っ て い ま す の で 、 ぜ ひ そ の あ た り を 検 討し て い このやっぱり観点は、市長が言われる、安心 ただきたいというふうに思います。 して住み続けられるまちづくり、本当に高齢者 それから次、4番目の国民健康保険について が安心してこれで住み続けられるのかと、今の 移りたいというふうに思います。 現 状 の 中 で 。 安 心 し て サ ー ビ ス も 受 け ら れ な い、 きのう議長の許可を得て、皆さんのお手元に 保険料の負担で苦しんでいる、本当にこれで市 も 資 料 を お 配 り し て い る か と い う ふ う に 思い ま 長は安心して高齢者が住み続けられるまちにな す 。 こ の 中 で 特 に 注 目 し て い た だ き た い の は、 っていくと思いますか。 緑でマーカーをつけています国庫支出金と繰入 〇市長(尾脇雅弥)福祉全般のこととしてお 金の問題です。要するに、これだけ数年間にわ 答えをさせていただきたいと思います。 たって国庫負担金が減り、そして、じゃ、減っ 垂水市の現状を申し上げますと、高齢化率が た 分 が 一 般 財 源 化 さ れ た の も あ り ま す け れ ど も、 県 下 46市 町 村 の 中 で 9 番 目 と い う 高 さ で あ り ま じ ゃ そ の 分 が 繰 り 入れ さ れ て い る か ど う か と い す。一方の年少人口率ですね、子供の数という うのは非常に不透明な部分もありますが、実際 のも下から2番目の現状でございますので、一 上 や は り 大 き く 国 庫 支 出 金 が 減 っ て き て い る。 ― 95 ― そのことが逆に被保険者へのしわ寄せ、いわゆ ません。しかしながら、国保加入者の負担も限 る国保税の値上げにもつながっているんだとい 界がございますので、支援事業として、歳入財 う こ と を 見て い た だ く 資 料 と し て 、 こ れ は 皆 さ 源について法定外繰り入れを実施する方向で考 んのお手元に届けさせていただきました。 えております。第2次財政改革プログラムとの そ こ で 、 1 点 だ け 、 国 保 の 問 題に つ い て は お 関連も考慮しつつ、対処してまいりたいと思っ 聞きしますけれども、今、県下でもそういう立 ております。 場でやはり行政が、市民の健康、命を守るため 〇持留良一議員 私たちのアンケートでも、国 には一般会計からの繰り入れをやっている自治 保 税 値 上 げ に 反 対 が 75% で す 。 そ れ は 先 ほ ど の 体がふえてきているわけです。これはやっぱり 重たい負担の認識の問題も含めてだろうと思い 当然私は、今の国庫負担金、それから法定内の ま す け れ ど も 、 可 能 な 努 力 を し て い た だ い て、 繰り入れも含めて、法定外での一般会計からの 国保税の値上げを避けていただくように求めて 繰 り 入れ が な く て は な ら な い と い う こ と が 言 え おきたいというふうに思います。 ると思います。 最後の質問に移ります。 第一義的にはやはり国が国庫負担をもとに戻 もう時間等も若干少なくはなってきています す 、 見 直 し を す る と い う こ と が 第一 だ ろ う と 思 けれども、非常に私は重要な問題をこれは提起 いますけれども、現実的な問題としては、やっ しているというふうに思います。先ほど言われ ぱり一般会計からの繰り入れをしていくという たとおり、行政の責任問題も言われました。そ ことが重要だと思いますが、その点について市 れ は そ の は ず で す 。 み ず か ら 自分 た ち で こ の 計 長の、簡単に、簡潔に見解をお願いします。 画書はつくって、3年前に私たちの認定を受け 〇市長(尾脇雅弥)お答えをいたします。 た わ け で す 。 そ の と き 、 次 は 必 ず 管 理者 の ほ う 毎年、法定外繰り入れにより収支の均衡を図 でつくっていただくようにということを強く要 っている保険者もありますが、この法定外繰り 望し ま し た 。 そ う で な い と 、 や っ ぱ り そ れ に 耐 入れに関しては、厚生労働省より自粛するよう えられない内容だったからであります。 に と 通 達 が な さ れ て お り ま す 。 し か し な が ら、 ところが、今回こういう形で選定をされてき 少子高齢化の進展が著しい自治体では法定外繰 たわけですけれども、私は選定の中で非常に問 り入れを余儀なくされているのが現実となって 題を改めて発見しました。募集要項と議会への おります。 資料とは違っているんです。私たちの資料と要 本市の場合は、これまで、基金の一部繰り入 項に は 欠 け て い る 点が あ り ま す 。 そ れ と も う 1 れ、あるいは繰越金でもって何とか運営をして 点は、市長が必要を認めるという新しい基準が きており、また、一般会計の予算編成も大変厳 新たに入ったということです。これは南大隅町 しい状況でありますことから、法定外繰り入れ にもなかったものでありますけれども、この2 は 行 っ て こ な か っ た と こ ろ で あ り ま す が 、 22年 つ の 点 が あ り ま し て 、 こ の 点 に つ い て は 何ら 説 度は緊急的な対策として補正で初めて繰り入れ 明もありません。 を行ったところであります。 そ れ と 、 委 員 の 構 成 の 問 題 で す 。 私 は 先 ほ ど、 法定外繰り入れについての問題点ですが、各 委員の構成は、選定の透明性、客観性、癒着の 部署での事業にも大きく影響することが懸念さ 排 除な ど が 大 事 だ と 言 い ま し た け れ ど も 、 3 つ れ、また、国保加入者以外の市民の負担につい の問題点があります。1つは、行政が多数を占 て理解が得られるかも念頭に置かなければなり めているという問題です。そして、利用者と言 ― 96 ― い ま す け れ ど も 、 議 員の 方 々 も 入 っ て い ら っ し 午 前 10時 45分 開 議 ゃ い ま す 。 こ れ は 慎 重に 審 議 を す る こ と が で き 〇 議 長 ( 川 達 志 ) 休 憩 前 に 引 き 続 き 会 議 を ません。なぜ議員が入ったのかという問題もあ 開きます。 り ま す 。 も う 1 つ は 銀 行 、 こ れ が も し 業 者 と、 次 に 、 11番 宮 迫 泰 倫 議 員 の 質 疑 及 び 質 問 を 許 メ イ ン バ ン ク だ っ た ら ど う す る の か と い う 問題 可します。 も 出 て ま い り ま す 。 こ の よ う に 、 私 は 、 委員 の [宮迫泰倫議員登壇] 構 成 上 の 問 題 か ら も 、 い わ ゆ る 選 定 の 透 明 性、 〇宮迫泰倫議員 おはようございます。 客観性、癒着の排除など、いわゆる担保しなき 平 成 23年 第 1 回 の 定 例 会 が 私 た ち に と っ て は ゃならない選定の委員がこういう観点から構成 最後の定例会になります。また、4月に選挙で 上 問 題 が あ る 、 こ の こ と を や は り 指 摘 し な い と、 ここに帰ってくることを努力して、私はきょう この点について私は、非常に重要な問題を私た は こ こ に 書 い て あ る と お り の 趣 旨 で 質問 い た し ち自身が議論できないという点があります。 ますので、よろしくお願いいたします。 その点について何ら資料の説明もありません 垂 水 市 の 首 長 と し て 尾 脇 市 長 が 誕 生 し ま し た。 でしたし、それに関する資料も出されていませ 市 長 と し て 、 行 政 と 市 民 が パ ー ト ナ ー と し て、 ん 。 こ れ で は と て も じ ゃ な い け れ ど も 、 議 論に よりよいまちづくりを行う仕組みをつくり、進 値 し な い 、 私 は そ の よ う に 考 え ま す 。 だ か ら、 めることが必要でしょう。職員は、市民と一緒 こ こ で 改 め て 議 論 す る こ と は 私は い た し ま せ ん。 に、より考え、より行動するという気持ちで仕 と い う の は 、 こ れ だ け 資 料が な い か ら で あ り ま 事を進めてほしいと私は考えております。 す。 また、世論の風が吹いて、たこは舞い上がり そ う い う 意 味 で は 、 改 め て こ れ は 差 し 戻 し て、 ま す 。 風 が と ま っ た ら す ぐ 、 た こ は 落 ち ま す。 議会にかけるということが、これは議会との関 このようにならないため、自分の所信、つまり 係でも重要な点だと思います。そのことを指摘 信じ る と こ ろ を 曲げ な い で し っ か り や る こ と が を し た い と い う ふ う に 思 い ま す 。 こ れ は ま た、 大事な要素と思います。自分の所信を曲げない 委 員 会 で も 議 論 に な ろ う か と 思 い ま す け れ ど も、 で し っ か り や る と い う こ と は 、 意 思 の 明 確 化、 しかし、そこのところが私はやはり重要な視点 つまり言葉と心、言葉は方向性、心は意思表示 で な け れ ば な ら な い と い う ふ う に 思 い ま す の で、 です。主義主張ではないでしょうか。同じ努力 そ の 点 を 提言 だ け し て お き た い と い う ふ う に 思 を積んでも、心の意思表示のあり方によって結 います。 果は違ってきます。一般論として、みずからの 以上で私の質問を終わりますけれども、今後 利益を代弁してもらったつもりで送り出した人 もやはり市長は憲法の立場に立って、そして何 物が、逆に不利益を生む役割を課してしまうこ よりも住民の暮らしを守る立場に立って、今後 とは、国政、地方政治にかかわらず起こること の財政運営に積極的に取り組んでいただきたい だ そ う で す 。 選 ぶ だ け で は だ め な の で す 。 選ぶ と思います。 側の関心を持続し、高めていかなければ、投票 以上で、私の質問を終わります。 日1日だけの主人になってしまいます。後は奴 〇 議 長 ( 川 達 志 ) こ こ で 、 暫 時 休 憩 し ま す。 隷に成り下がってしまいます。このことを前提 次 は 、 10時 45分 か ら 再 開 し ま す 。 条件に質問いたします。 午 前 10時 32分 休 憩 理想の選挙について。 新 し い 時 代 に 向 け て 43歳 の 若 い 力 で 挑 戦 し て ― 97 ― いき、元気な垂水をつくっていきたいという強 お 尋 ね の 私の 勝 因 は と い う こ と で ご ざ い ま す い 思 い で 市 政 を 運 営 し て い き た い と あ り ま す。 けれども、私は、皆様に私の思いを訴えて、そ 先ほど申しました意思の明確化、つまり言葉と してそのことを基準にいろんなことを総合的に 心の主義主張で、水迫前市長の後継者として今 判断をされて、有権者の方々が投票してくださ 現に市長の座にあります。市民に特に訴えたこ っ た と い う こ と で ご ざ い ま す の で 、 原因 は 何か とで勝因は何であったかお聞かせください。 と 聞か れ れ ば 、 明 確 に わ か ら な い 部 分も ご ざ い 次に、新市長としての心構えについて。 ますけれども、総合的な判断だったということ 議会の出身者として、市政のチェック機関と じゃないかというふうに思っております。 し て 議会 を ど の よ う に 考え て お ら れ る の か 。 ま それから、垂水の首長として心構えというこ た、市政のチェック機関として議会に何を望ん と で 、 議 会 を ど の よ う に 考え て い る か と い う こ で お ら れ る の か 。 ま た 、 前 水 迫 市 長 は 12月 議 会 と で ご ざ い ま す が 、 ま ず こ れ に 関 し ま し て は、 で、後継者をつくらないと申されましたが、尾 垂 水 市 が 明 る く 住 み よ い ま ち で あ る た め に は、 脇 市 長 は 、 選 挙 戦 や き の う の 同 僚 議 員 の 質 疑、 市民が話し合い、そして決められたことを実行 一般質問の答弁で、後継者として発言されてお し て い く こ と が 最も 望ま し い こ と で あ り ま し て、 ります。これは、前市長の答弁は議会軽視に当 市民全体が集まって話し合うことは大変難しい たると思われます。また、尾脇市長は勝手に後 わ け で あ り ま す か ら 、 そ こ で 、 市民 の 中 か ら 代 継 者 と し て 言 っ て い る の で は な い で し ょ う か。 表者が選ばれておりますのが、市議会議員と市 この2人の違いは何でしょうか、明らかにして 長であります。 ください。そして、後継者として何を後継され そして、市議会議員の皆様には、市議会を構 たのか、されるのか、お答えください。 成 し 、 市 民 の 要 望 を 市 政 に 反 映 さ せ る た め に、 以上で、1回目の質問を終わります。よろし 市の予算や条例など、議案を初め、請願などに くお願いいたします。 つ い て 細 か く 審 議 を し 、 ど の よ う に 処理 す べ き 〇市長(尾脇雅弥)宮迫議員の質問にお答え か 判 断を し て い た だ い て い る わ け で あ り ま す か をいたします。 ら、市議会は大事な議決機関であると思ってお 今、話をされました理想の選挙についてとい ります。 うことに関しては、もう全く私も同感でござい そ し て 、 議会 に 何 を 望 ん で お ら れ る か と い う ます。勝因は、先ほど持留議員の質問の中でも こ と で あ り ま す け れ ど も 、 議 会で 決 め ら れ た こ 担当課長が御答弁申し上げましたとおり、選挙 とに基づきまして、実際市政を進めていきます は、だれにも強制されるものではなくて、個人 のが私ども執行機関でありますので、市議会に の 意 思 が 尊重 さ れ る も の で あ り ま し て 、 そ の こ は、市政の方針や行政が公平かつ公正、効率的 とが住民自治の基本であると理解をしておりま に運営されているか、執行機関が行う事務や事 す。また、選挙は本来、自由な言論活動を通じ 業などについて、市民の代表者としましてチェ て公平に競うものであると思っております。理 ッ ク を お 願い し た い と 考 え て お り ま す 。 そ し て、 想の選挙ということでありまして、今申し上げ 市議会と執行機関は、独立した立場からお互い ま し た と お り 、 基 本 的 に は 同 じ 考え で あ り ま す 牽制をし合いながら、車の両輪のように市民の し、公職選挙法に基づきました違反のない公平 生活向上のために活動していかなければならな に行われるものが理想の選挙であると思ってお いと考えております。 ります。 最後になります、水迫前市長の後継者という ― 98 ― こ と に つ い て で あ り ま す が 、 確か に 9 月 9 日 等 分 の 意 思 だ と 思 い ま す け ど 、 そ こ ら 辺 の 違 い。 でも、新聞等の報道によりましても、水迫市長 そ れ か ら 25% に 、 前 の 市 長 と 同 じ で あ れ ば 、 も は 後 継者 を つ く ら な い と い う こ と で あ り ま し た う1回そこら辺を。 ことは承知をしております。私の中で後継者と それから、そういう水迫市長と同じ考えであ いいますのは、前市長の、住んでよかったと思 る と い う こ と で 、 25% で 投 票 さ れ た 方 も い っ ぱ え る ま ち づ く り に 取り 組ん で こ ら れ た そ の 志 を いいらっしゃると思います。もう1回、そこら 継承していくということでございますので、昨 辺を は っ き り し た い と 思 い ま す の で 、 よ ろ し く 日から申し上げているとおりでございます。 お願いします。 以上でございます。 〇市長(尾脇雅弥)宮迫議員の2回目にお答 〇宮迫泰倫議員 では、次に行きます。 えをいたします。 ト ー ン が ち ょ っ と 落ち た ん じ ゃ な い か と 、 答 少 々 ニ ュ ア ン ス が 違う の か も し れ な い ん で す 弁がですね、きのうからすれば。元気出してや け れ ど も 、 43歳 の 若さ で し っ か り と や っ て い き ってください。 ますということを申し上げたことは事実でござ 言葉、つまり方向性ですね、それから心、意 い ま し て 、 そ の 段 階 に お い て 43歳で ご ざ い ま し 思 表 示。 そ れ は さ っ き わ か っ て も ら え た で す ね、 た の で そ う い う こ と で 申 し 上 げ ま し た 。 た だ、 市長。はい。 政策に関しましては、年齢等は関係なくて、年 こ れ は 、 選挙 の と き は こ れ で よ か っ た の が 来 齢が 44歳 に な っ た か ら と い っ て 変わ る も の で は 年 は 変わ る こ と が あ る ん で す 。 も う す ぐ 変わ り な い と 、 基 本 的 に そ う い う 形 で 考 え て お り ま す。 ま す 。 な ぜ か と い い ま す と 、 43歳の 若 さ で 当 選 そ し て 、 給 与 の こ と に 関 し て で す け れ ど も、 されて、来年はこの心が変わるわけです、心が 公約の中で私は、4番目の行財政改革断行の継 な 。 44歳 に な り ま す 。 し か し 、 43と 44の 違 い は 続という中に、みずからの市長給与を一部カッ わ か る ん で す け れ ど も 、 来 年 も 43で や る つ も り ト し ま す と い う こ と で 掲げ て お り ま す の で 、 き で お ら れ る と い う こ と で 理 解 し て い い で す ね、 のうも申し上げました、今の特別職、その他職 まず。はい。 員、その辺も含めて検討しているところでござ それで、後継者として現市長の座にあります い ま す の で 、 そ の よ う な 状況 で あ る と い う こ と が、そうであれば、1票を投じた人々や財政改 を御理解いただきたいと思います。 革プログラムの取り組みをされる御当人にとっ 〇宮迫泰倫議員 であれば、もう言葉としての て は 、 報 酬 の 25% カ ッ ト は 当 然 で は な い か ど う 方向 性と い う の は な く な っ た と い う こ と で よ ろ か と 思い ま す け れ ど も 、 そ こ ら 辺 、 ど う お 考 え し い ん で す ね 、 25% は な い と い う こ と で い い ん か。 で す ね 。 そ う 私 た ち は 理 解 し た い と 思 い ま す。 結局は、水迫市長の後継者というのは私ども そこら辺の常識が、ちょっとそちらの常識とこ は全部だと思っております。行財政、そこら辺 っ ち は 違 う と 思 う ん で す け れ ど も 、 そ こ ら 辺を をきのうもですね、ちょっとばっかりだれかの もう1回。 とき、これは何と言いやったっけ。報酬審議会 〇 市 長 ( 尾 脇雅 弥 ) 繰 り 返 し に な る か も し れ にかけなければいけないというのがあったんで ませんけれども、私が公約の中で申し上げてお すが、それは報酬審議会というのは今の報酬を りますのは、4番目の行財政改革断行の継続と 上 げ る か 下 げ る か で す 。 で な く て 、 今あ る の を いう中で、給与に関しましては、みずからの市 下げるのはもう何も要らんと思うんですよ、自 長給与を一部カットしますということを申し上 ― 99 ― げ て お り ま す 。 さ ま ざ ま な 状 況 等 を 考 慮 し て、 き言いました心と言葉をもう1回整理したいと 今、検討しているところでございます。 思いますので、その点、お願いします。 〇宮迫泰倫議員 また、今度は心が変わりまし 〇市長(尾脇雅弥)先ほども申し上げました たね。意思表示がないと思うんですよ。さまざ けれども、私は、水迫市長の志を継承していく ま な 状況 、 そ れ は ど う い う こ と か 。 そ こ を 言 っ ということで申し上げているわけでございます て も ら わ ん な 、 僕ら も 、 も し そ う い う お た く の の で 、 そ う い う こ と で 御 理解 を い た だ き た い と 25% か 、 あ る い は 30% で も 構 い ま せ ん け れ ど も、 思います。 そ う い う 案が 出 た と き 、 そ う い う の が 出 る と 後 〇宮迫泰倫議員 その点はちょっとばっかり理 で困りますので、もう1回、今のところを。 解できませんので。 〇市長(尾脇雅弥)同じような形になると思 もう時間がありません、次に行きます。 いますけれども、私の所見でちょっと申し上げ 市長は議員時代、議会選出の監査委員に任命 たいと思いますが、前回、合併が破綻をされた されました。されましたですね。そのときの言 時 期 に 単 独 運 営 が 決 ま っ て 余 儀 な く さ れ た 中 で、 葉 と 心 は 、 平 成 22年 4 月 か ら 辞 任 さ れ る ま で の 行財政改革、そういった給与のカット等、職員 間 、 監 査 委 員 と し て 50 % の 出 席 も な か っ た と、 もひっくるめて始まったものと理解をしており この前、さきの決算委員会でわかりました。自 ますけれども、そのとき議会の皆様方にも、単 分 で 手 を 挙 げ て 選 任 さ れ て 、 こ の 出 席 率 で す。 年度ではございましたけれども、そういった形 そのときの言葉と心は、先ほどの理想の選挙に で お 願い を し て や っ て き た わ け で ご ざ い ま す け つ い て の 質 問や ら さ っ き の チ ェ ッ ク 機 関 と し て れども、継続と挑戦ということでお訴えをさせ の 答 え と は 異な る と い う こ と は 、 ど う い う こ と て い た だ い て お り ま す の で 、 基本 的 に 、 先ほ ど ですか。御答弁をお願いいたします。 も申しました水迫市長の志を、住んでよかった また、議会の選任としてこの出席率は、議会 と 思 え る ま ち づ く り の 志 を 継 承し て い く と い う 軽視、そして他の議員にも迷惑をかけているこ こ と で ご ざ い ま し て 、 挑 戦 と い う の は 、 一方 で と で も あ り ま す 。 ま た 、 背 任 行 為 に 当た る も の 新 し い 時 代 の 状 況 に 43歳 の 若 さ で 挑 戦 を し て い で は な い で し ょ う か 。 見 解を 、 そ の 点に つ い て。 く と い う 意味 合 い で ご ざ い ま す の で 、 そ の 辺 も 出 な か っ た と 、 理 由 や ら い ろ い ろ と も ろ も ろ、 総合的に勘案をして決めさせて、上程をさせて お願いします。 いただくということでございます。 〇市長(尾脇雅弥)通告にない質問でござい 〇宮迫泰倫議員 残念です。 ま す が 、 質 問で ご ざ い ま す の で お 答 え を い た し 次に、新市長としての心構えについて。 たいと思います。 チェック機関として議会をどのように考える 御承知のとおり、監査業務というのは基本的 か 、 そ れ と 何を 望 む か 。 そ の と お り だ と 思い ま に月3日程度の定期監査を基本として行ってお す 。 そ れ か ら 、 前 市 長 が 12月 議 会 で 、 私 は 後 継 る わ け で す け れ ど も 、 出 席で き な い こ と が あ っ 者をつくらないと言われたことは事実だと思い た の は 事 実 で ご ざ い ま す の で 、 そ の こ と に 関し ますけれども、尾脇市長がそういうことを選挙 て は 率 直 に お わ び を 申し 上 げ た い と い う ふ う に 中に言えば、水迫市長は議会軽視じゃないかと 思っております。 思うんですよ。自分は勝手に後継者と言ってお ただ、出席規定等に違反しているわけではご るのは、今度は詐欺行為じゃないかと思うんで ざ い ま せ ん の で 、 そ の こ と も あ わ せ て 御 理 解を すが、そこら辺のちょっと心と、そういうさっ いただきたいと思います。 ― 100 ― 〇宮迫泰倫議員 議員代表として非常に残念で お願いします。 す、行かれて、欠席されたということは。皆さ 〇市長(尾脇雅弥)御質問にお答えをいたし んに迷惑かかっているんですよ。代表で行かれ ます。 た ん で す 。 そ れ を 自 分の 都 合 で や め ら れ た 。 そ 市 議 会 議 員 の み の 倫 理 条 例 の と こ ろ 、 ま た、 れ は 認 識さ れ ま す ね 。 そ の と お り で す ね 。 い や 市長や副市長、教育長まで含めたところの倫理 い や 、 も う い い ん だ よ 、 答え は 要 ら ん 。 そ の と 条例の制定、全国ではさまざまのようでござい お り で す ね 。 わ か り ま し た 、 は い 。 で あ れ ば、 ます。本市は、市議会議員の倫理条例は制定済 お願いしておきます。 みでありますが、公正で開かれた民主的な市政 次に、自分たちは与えられた仕事をしなけれ の発展のためにも、今後、制定の必要性につき ばいけないんです。市長は昔、監査委員でそう ま し て は も う 少 し 勉 強さ せ て い た だ き た い と 思 い う 与え ら れ た 仕 事を し な か っ た と い う こ と を っております。 認 め ら れ ま し た 、 今。 そ う い う こ と で す ね 、 監 以上です。 査 委 員 の 出 席 率 が 悪 い と い う こ と は 。 い や い や、 〇 議 長 ( 川 達 志 ) こ の 際 、 宮 迫 議 員 に お 尋 今言った、答えはいいんだから。 ねをします。 であれば、皆さん、聞いてください。ここで 私にも質問があったようですが、倫理条例に 議長にもお願いします。政治倫理条例の何かそ 基づいて委員会を開催をしてくれということで ういうつくる委員会をできないのか。まず御提 よろしいんでしょうか。 案申し上げます。それから今、質問を申し上げ 〇宮迫泰倫議員 政治倫理条例検討特別委員会 ます。 をつくったらどうかと。 議員及び市長等は、市民の代表者として市政 〇 議 長 ( 川 達志 ) そ の こ と に つ い て は 、 議 に携わる権能と責務を深く自覚し、その使命の 員必携、それから条例等を精査をして検討をさ 達成に努めます。1つ、市民全体の利益の実現 せていただきます。 を目的として行動すること、2つ、地方自治の 〇 宮 迫 泰 倫 議 員 よ ろ し く お 願 い い た し ま す。 本 旨 に の っ と り 、 本 来 の 責 務 を 全 う す る こ と、 (発言する者あり) 3、みずからの行動を厳しく律し、品位と見識 〇 議 長 ( 川 達志 ) わ か り ま し た 。 そ の よ う を養うこと、4、公正かつ清廉な選挙運動及び にいたします。 政治活動を通じて、市民の支持と信頼を培うこ 〇議長(川達志) 以上で、平成23年度各会計 と、5番、政治倫理に反する事実があるとの疑 予 算 案 に 対 す る 質 疑 及 び 一 般 質 問 を 終 わ り ま す。 惑 を 持 た れ た と き は 、 み ず か ら 進ん で 真 摯 か つ △委員会付託 誠実にその疑惑を解明し、その責任を明らかに 〇議長(川達志)お諮りします。 すること。これは、議員及び市長等の行動基準 平 成 23年 度 各 会 計 予 算 案 を 各 所 管 常 任 委 員 会 として政治倫理条例の一部です。政治倫理審査 に そ れ ぞ れ 付 託 の 上 、 審 査 し た い と 思 い ま す。 会の設置もできます。これは、地方自治法第134 これに御異議ありませんか。 条の4第3項の規定にあります。垂水市でも政 [「異議なし」と呼ぶ者あり] 治倫理条例検討特別委員会をつくり、政治倫理 〇議長(川達志)異議なしと認めます。 条例の制定を考えております。市長の見解をお よ っ て 、 平 成 23年 度 各 会 計 予 算 案 は 、 各 所 管 願 い し ま す 。 そ う す れ ば 、 お 互い ク リ ー ン な 政 常任委員会にそれぞれ付託することに決定しま 治ができるのではないかと思います。よろしく した。 ― 101 ― △日程報告 〇議長(川達志)本日の日程は、以上で全 部終了しました。 明 10日 か ら 17日 ま で は 、 議 事 の 都 合 に よ り 休 会とします。 次 の 本 会 議 は 、 3 月 18日 午 前 10時 か ら 開 き ま す。 △散 会 〇 議 長 ( 川 達 志 ) 本 日 は 、 こ れ を も ち ま し て散会します。 午 前 11時 8 分 散 会 ― 102 ― 平 成 23 年 第 1 回 定 例 会 会 議 録 第 4 日 平 成 23 年 3 月 18 日 本 会 議 第 4 号( 3 月 18 日 ) (金曜) 出 席 議 員 11名 1番 ( 欠 員 ) 10番 持 留 良 一 2番 大 薗 藤 幸 11番 宮 迫 泰 倫 3番 ( 欠 員 ) 12番 川 達 志 5番 池 之 上 誠 13番 ( 欠 員 ) 6番 田 平 輝 也 14番 ( 欠 員 ) 7番 北 方 貞 明 15番 篠 原 則 8番 池 山 節 夫 16番 川 畑 三 郎 9番 森 正 勝 欠 席 議 員 1名 4番 堀 添 國 尚 地 方 自 治 法 第121条 に よ る 出 席 者 長 尾 脇 雅 弥 商工観光課長 倉 岡 孝 昌 総 務 課 長 今 井 文 弘 土 木 課 長 深 港 渉 企 画 課 長 山 口 親 志 会 計 課 長 尾 迫 逸 郎 財 政 課 長 北 迫 睦 男 水 道 課 長 白 木 修 文 税 務 課 長 川井田 志 郎 監査事務局長 礒 脇 正 道 市 民 課 長 葛 迫 隆 博 消 防 長 宮 迫 義 秀 サービス課長 前木場 強 也 教 育 長 肥 後 昌 幸 保健福祉課長 城ノ下 剛 教育総務課長 三 浦 敬 志 生活環境課長 感王寺 八 郎 学校教育課長 有 馬 勝 広 農 林 課 長 森 下 利 行 社会教育課長 瀬 角 龍 平 市 市 民 相 談 水 産 課 長 塚 田 光 春 議会事務局出席者 事 務 局 長 松 浦 俊 秀 書 記 篠 原 輝 義 書 記 有 馬 英 朗 ― 103 ― 平 成 23年 3 月 18日 午 前 10時 開 議 さ せ て お り ま す 。 昨 日 17日 午 後 に は 、 集 結 指 示 を受けておりました宮城県遠田郡涌谷町に到着 を し 、 本 日 18日 朝 か ら は 、 石 巻 消 防 本 部 周 辺 の △開 議 捜索を開始しております。5名の消防隊員が無 〇 議 長 ( 川 達 志 ) 定 刻 、 定 足 数 に 達 し て お 事 に 帰 還 し て く れ る こ と を 切 に 願 っ て お り ま す。 りますので、ただいまから休会明けの本日の会 本 日 18日 午 後 1 時 か ら は 、 市 内 の 温 泉 水 業 者 議を開きます。 の 方 々 か ら も 御 協 力 を い た だ き 、 温 泉 水 20リ ッ この際、申し上げます。 トルパ ック1,200個を宮城県石巻市に 向け て、垂 去 る 3 月 11日 、 東 北 地 方 太 平 洋 沖 で 発 生 し た 水市からの援助物資としてお送りする出発式を 巨大地震、津波により、多くのとうとい人命と 予定しております。今回被災された多くの皆様 財産が失われました。 の避難生活において少しでもお役に立てていた ここで、この大震災で犠牲になられた方々に だければと思います。 謹 ん で 哀 悼 の 意 を 表 し 、 黙 を さ さ げ た い と 思 また、被災して避難されている方々に対しま います。 して、昨年4月に開設いたしました「猿ヶ城渓 御起立を願います。 谷森の駅たるみず」のコテージ3棟程度を一時 〇 議会事務局長(松浦俊秀)黙。 的に、限られた人数ではございますが、近日中 [黙 ] に御提供できるよう準備を進めているところで 〇 議会事務局長( 松浦俊秀) 黙を 終わ り ま あります。他の公共施設につきましても、環境 す。 が整い次第、順次提供を開始したいと考えてお 〇議長(川達志)御着席願います。 ります。 ここで、市長から発言の申し出がありますの 今後も、被災された多くの皆様への支援につ で、これを許可します。 きまして、市民の皆様からも御協力をいただき 〇 市 長 ( 尾 脇雅 弥 ) 皆 さ ん 、 お は よ う ご ざ い ながら、職員一丸となって取り組んでまいりま ます。 す。 お許しをいただきまして、東北地方太平洋沖 結びに、今回の地震、津波及びこの地震に伴 地 震 に て 被 災 を さ れ ま し た 方 々 に 対 し ま し て、 う福島原発事故により避難等を余儀なくされて 垂水市の支援体制につきまして御報告をさせて いる避難者の皆様方の一日も早い復興を心から いただきたいと存じます。 祈 念い た し ま し て 、 私 か ら の 報 告 と さ せ て い た まずは、広く市民の皆様からも支援をいただ だきます。 け ま す よ う に 、 災 害 義 援 金 の 募 金 箱 を 3 月 14日 ありがとうございました。 から、市役所1階ロビーを初め、牛根・新城の 〇 議 長 ( 川 達 志 ) 本 日 の 議 事 日 程 は 、 お 手 両支所と市民館、道の駅の市内5カ所に設置い 元に配付いたしたとおりであります。 たしております。4月末をめどに日本赤十字社 △ 議 案 第 1 号 ~ 議 案 第 6 号 、 議 案 第 17号 鹿児島県支部を通じまして被災地へ送金してい ~ 議 案 第 28号 、 陳 情 第 27号 ・ 陳 情 第 28 ただき、復興の支援に役立てていただきたいと 号、請願第2号・請願第3号一括上程 考えております。 〇 議 長 ( 川 達 志 ) 日 程 第 1 、 議 案 第 1 号 か 同 じ く 3 月 14日 の 午 後 に は 、 垂 水 市 消 防 職 員 ら日程第6、議案第6号まで及び日程第7、議 5名と消防車1台を被災現場に向けて派遣出動 案 第 17号 か ら 日 程 第 18、 議 案 第 28号 ま で の 議 案 ― 104 ― 18 件 並 び に 日 程 第 19 、 陳 情 第 27 号 、 日 程 第 20、 議 案 第 27号 平 成 23年 度 垂 水 市 簡 易 水 道 事 業 特 陳 情 第 28号 、 日 程 第 21、 請 願 第 2 号 及 び 日 程 第 別会計予算 案 22、 請 願 第 3 号 を 一 括 議 題 と し ま す 。 議 案 第 28号 平 成 23年 度 垂 水 市 水 道 事 業 会 計 予 件名の朗読を省略いたします。 算 案 陳 情 第 27号 子 ど も ・ 子 育 て 新 シ ス テ ム の 基 本 議案第1号 垂水市財産の交換・譲与・無償貸 制度案要綱に反対する意見書の採択要請 付等に関する条例の一部を改正する条例 について 案 陳情第28号 350万人の ウ イ ル ス性肝炎患者の 救 議案第2号 垂水市特別会計条例の一部を改正 済に関する意見書採択の陳情 する条例 案 請願第2号 子ども医療費助成制度の窓口負担 議案第3号 内ノ野辺地に係る総合整備計画の 支払いの無料化を求める請願 策定について 請願第3号 国民健康保険税の大幅引き上げ計 議案第4号 大隅広域市町村圏協議会の廃止に 画の見直しを求める請願 ついて 議案第5号 人権擁護委員候補者推薦につき意 〇 議 長 ( 川 達 志 ) こ こ で 、 各 委 員 長 の 審 査 見を求めることについて 報告を求めます。 議案第6号 垂水市道の駅交流施設の指定管理 最初に、産業厚生委員長北方議員。 者の指定について [産業厚生委員長北方貞明議員登壇] 議 案 第 17号 平 成 23年 度 垂 水 市 一 般 会 計 予 算 〇産業厚生委員長(北方貞明) 皆さ ん 、 お は 案 ようございます。 議 案 第 18号 平 成 23年 度 垂 水 市 国 民 健 康 保 険 特 去 る 2 月 24日 及 び 3 月 9 日 の 本 会 議 に お い て 別会計予算 案 産業厚生委員会付託となりました各案件につい 議 案 第 19号 平 成 23年 度 垂 水 市 後 期 高 齢 者 医 療 て 、 3 月 10 日 委 員 会 を 開 き 審 査 し ま し た の で、 特別会計予算 案 その結果を報告いたします。 議 案 第 20号 平 成 23年 度 垂 水 市 交 通 災 害 共 済 特 最初に、議案第6号垂水市道の駅交流施設の 別会計予算 案 指定管理者の指定については、審査の過程でさ 議 案 第 21号 平 成 23年 度 垂 水 市 介 護 保 険 特 別 会 まざまな質疑が行われました。 計予算 案 主 な 質 疑 に つ い て 申 し 上 げ ま す と 、 「 現 在、 議 案 第 22号 平 成 23年 度 垂 水 市 老 人 保 健 施 設 特 道の駅で働いている方々は再雇用されるのか」 別会計予算 案 との質問に対し、「選定業者によると、現在働 議 案 第 23号 平 成 23年 度 垂 水 市 病 院 事 業 会 計 予 いている方を積極的に採用し、配置・給与に関 算 案 しても現在と同様の状況を継続していくとの提 議 案 第 24号 平 成 23年 度 垂 水 市 と 畜 場 特 別 会 計 案を受けている」との答弁がありました。 予算 案 次に、「選定委員の構成についてはどうなっ 議 案 第 25号 平 成 23年 度 垂 水 市 漁 業 集 落 排 水 処 ているか」との質問に対し、「条例施行規則に 理施設特別会計予算 案 のっとった形で選定し、市長の委嘱という形で 議 案 第 26号 平 成 23年 度 垂 水 市 地 方 卸 売 市 場 特 委員の選定を行っている」との答弁がありまし 別会計予算 案 た。 ― 105 ― 次に、「業務の引き継ぎはできるのか」との 口 負 担 支 払 い の 無 料 化 を 求 め る 請 願 に つ い て は、 質問に対し、「選定業者からは、期間がないの 採択することに決定いたしました。 で当面は今の形で継続する形で組織の配置など 次に、閉会中の継続審査となっておりました を行い、経営していくと聞いている」との答弁 陳 情 第 27号 子 ど も ・ 子 育 て 新 シ ス テ ム の 基 本 制 がありました。 度案要綱に反対する意見書の採択要請について 次 に 、 「 な ぜ 3 月 議 会 に 議 案 提 出 し た の か、 は、採択することに決定いたしました。 12月 議 会 に 提 案 す べ き で は な か っ た か 」 と の 質 以上で報告を終わります。 問 に 対 し 、 「 12 月 議 会 で 対 応 す る 事 例 も あ り、 〇議長(川達志) 次に、総務文教委員長田平 当初検討したが、年度途中で新たな選定業者が 議員。 決定した後の状況などを考慮し、3月議会に議 [総務文教委員長田平輝也議員登壇] 案提出した」との答弁がありました。 〇総務文教委員長(田平輝也) 去る 2 月24日 その他、指定管理者の選定基準や選定条件に 及び3月9日の本会議において総務文教委員会 関する質疑及び施設の維持管理についての質疑 付 託 と な り ま し た 各 案 件 に つ い て 、 3 月 14日 委 が 行 わ れ 、 意 見 も 出 尽 く し た の で 質 疑 を 終 わ り、 員会を開き審査いたしましたので、その結果を 議案第6号を原案のとおり決することに異議が 報告いたします。 な い か と 諮っ た と こ ろ 、 異 議 が あ っ た た め 、 挙 最初に、議案第1号垂水市財産の交換・譲与・ 手 に よ る 採 決 を 行 い 、 挙 手 少 数 と な り ま し た。 無償貸付等に関する条例の一部を改正する条例 したがって、議案第6号垂水市道の駅交流施 案及び議案第2号垂水市特別会計条例の一部を 設の指定管理者の指定については、否決されま 改正する条例案については、いずれも原案のと した。 おり可決されました。 次 に 、 議 案 第 17号 平 成 23年 度 垂 水 市 一 般 会 計 次に、議案第3号内ノ野辺地に係る総合整備 予算案中の所管費目については、原案のとおり 計画の策定について及び議案第4号大隅広域市 可決されました。 町村圏協議会の廃止については、いずれも原案 議 案 第 21号 平 成 23年 度 垂 水 市 介 護 保 険 特 別 会 のとおり可決されました。 計 予 算 案 、 議 案 第 22号 平 成 23年 度 垂 水 市 老 人 保 次に、議案第5号人権擁護委員候補者推薦に 健 施 設 特 別 会 計 予 算 案 、 議 案 第 23号 平 成 23年 度 つ き 意 見 を 求 め る こ と に つ い て は 、 適任 と す る 垂 水 市 病 院 事 業 会 計 予 算 案 、 議 案 第 24号 平 成 23 ことに決定しました。 年 度 垂 水 市 と 畜 場 特 別 会 計 予 算 案 、 議 案 第 25号 次 に 、 議 案 第 17号 平 成 23年 度 垂 水 市 一 般 会 計 平 成 23年 度 垂 水 市 漁 業 集 落 排 水 処 理 施 設 特 別 会 予算案の所管費目・歳入全款については、原案 計 予 算 案 、 議 案 第 26号 平 成 23年 度 垂 水 市 地 方 卸 のとおり可決されました。 売 市 場 特 別 会 計 予 算 案 、 議 案 第 27号 平 成 23年 度 次 に 、 議 案 第 18号 平 成 23年 度 垂 水 市 国 民 健 康 垂水市簡易水道事業特別会計予算案及び議案第 保 険 特 別 会 計 予 算 案 、 議 案 第 19号 平 成 23年 度 垂 28号 平 成 23年 度 垂 水 市 水 道 事 業 会 計 予 算 案 に つ 水市後期高齢者医療特別会計予算案及び議案第 い て は 、 い ず れ も 原 案の と お り 可 決 さ れ ま し た。 20号 平 成 23年 度 垂 水 市 交 通 災 害 共 済 特 別 会 計 予 次に、 陳情第28号350万人のウ イ ルス 性肝炎患 算案については、いずれも原案のとおり可決さ 者 の 救 済 に 関 す る 意 見 書 採 択 の 陳 情 に つ い て は、 れました。 採択することに決定いたしました。 次に、請願第3号国民健康保険の大幅引き上 次に、請願第2号子ども医療費助成制度の窓 げ計画の見通しを求める請願については、採択 ― 106 ― とすることに決定しました。 して地域内に経済効果が及ぶように区域内の事 以上で報告を終わります。 業者を指定したり、管理者の情報交換などを通 〇 議 長 ( 川 達 志 ) こ れ か ら 質 疑 を 行 い ま す。 じて実際の働き手の雇用の安定や労働条件の確 質疑はありませんか。 保を図るなどの工夫や取り組みが必要です。そ [「なし」と呼ぶ者あり] れが行政の責任ではないでしょうか。 〇議長(川達志)質疑なしと認めます。 そこで、これらを前提として、以下の問題点 これで質疑を終わります。 を指摘し、議案に反対をします。 これから討論を行います。 1つは、行政の責任問題です。 討論の通告がありますので、順次発言を許可 この3年間の事業計画は、行政が責任を持っ します。 て、前回の選定のときに資料として提出をされ 持留良一議員。 ま し た 。 運 営 上 は 管 理 組 合 が 担 っ た と し て も、 [持留良一議員登壇] そ の 責 任 を 求 め る の は 問 題 で は な い で し ょ う か。 〇持留良一議員 おはようございます。 あくまでも赤字経営の責任があると言われるの まず討論に入る前に、今回の東北地方太平洋 であれば公募になぜ参加させたのか、理解に苦 沖地震に遭われた、犠牲になられた方々に心か しむところであります。 ら冥福をお祈りするとともに、被災者に心から 2つ目は、議会への説明責任が果たされてい お見舞いを申し上げたいと思います。また、私 ないということです。 たちも被災者及び被災地への支援に全力で取り 議会に提出された資料の選定基準には、(4) 組んでいく決意であります。 に、「公の施設の設置の目的を達成するために それでは、反対討論を行っていきたいと思い 十分な能力を有している者であること」と記載 ます。 さ れ て い ま す 。 と こ ろ が 、 募 集 要項 に は こ の 4 まず最初に、議案第6号垂水市道の駅交流施 が記載されていません。さらに、今回の選定基 設の指定管理者の指定について、議案に反対の 準には新たに、その他市長が必要と認める選定 立場で討論をします。 基準が加わっています。市長の裁量権が加わっ 以前、公共施設の管理は公的団体に限定され たことであり、選定の客観性を薄くするものと て い ま し た が 、 規 制 緩 和 の 中 、 2003年 の 法 改 正 指摘 さ れ て も お か し く は あ り ま せ ん 。 ち な み に、 で一般企業やNPOにも管理者が開放されまし 南 大 隅 町 の 選 定 基 準 に は こ の 項 目 は あ り ま せ ん。 た。総務省の調査によると、全国約7万の公の この点について十分な説明がなかった中、選定 施設に指定管理者が指定されています。民間業 の結果を疑いもなく受けとめていいのか、疑問 者 で は コ ス ト が 下 げ ら れ る と 言わ れ て い ま す が、 を持ちます。そして、公募が年度末ということ 民間事業者の利益の確保が必要となり、物的経 で、議会の審査や手続に、また現場の手続に混 費 は ほ と ん ど 減 ら ず に 人 件 費 が 大 き く 下 げ ら れ、 乱 を 来 す こ と で す 。 南 大 隅 町 は 昨 年 の 11月 か ら 非 正 規 労 働 者 が ふ え て い る と い う の が 現 状 で す。 準備を進め、1月の臨時議会で審査し、決定を 要は、企業の参入で利益が優先され、安全性の しています。 低下や雇用の不安定化、労働者の低賃金化が問 3つ目は、選定に関する問題です。 題になっているところです。 選定委員会の構成は、選定の透明性、客観性 そ こ で 、 基 本 的 に 考 え な き ゃ な ら な い 点 が、 及び癒着の排除などの担保上からもこれは求め 指定管理にする場合でも、自治体の権限を活用 られています。しかし、今回の委員の構成はこ ― 107 ― れらの担保を欠く内容ではないでしょうか。今 自治体に認識していただくよう意思を伝えたい」 回の構成を見ても、行政主体であること、銀行 と 語 っ て い ま す 。 総 務 省 に は 、 通 知 を 受 け て、 や議員の参加と透明性、客観性の確保が担保さ 「これまではコスト削減に力点があった。通知 れ る 癒 着 の 排 除 な ど の 問 題 も あ る と 考 え ま す。 の指摘どおり、制度を活用したい」と声が寄せ 選定でもう1つの問題は、公の施設の指定管 ら れ て い る と の 報道 も あ り ま し た 。 こ の よ う な 理者の選定に関する運用基本方針の中で、選定 ことからも極めて行政が公的責任を果たしてい 方法という項目には、「地域に密着した運営が く こ と が 求 め ら れ て い ま す 。 官製 ワ ー キ ン グ プ 求められる施設については、地域住民が主体と アをつくらないためにも、公務員準拠など選定 なった組織であることについて、一定の運営点 の条件にすべきであるのは当然ではないでしょ を付与するなどの施設の特性に応じた、より的 うか。千葉県野田市の市長は、「通知を受けと 確な評価を行うように努めること」と記してあ めて、募集要項に条件をつけて最低賃金を決め ります。委員会でこの点は考慮されていないこ て い る 。 官製ワ ー キ ン グ プ ア を つ く り た く な い とが明らかになりました。これは、大きな問題 と 思 っ て い る 」 と 答え て い ま す 。 こ の よ う な 点 です。また、回答の中で、地域密着施設ではな で行政として責任を果たさずに、公の施設が求 い趣旨の発言がありましたが、道の駅の交流施 める公共性や継続性及び安定性、専門性を発揮 設の設置目的には、「地域の活性化を促し、あ していくことが保障できるのでしょうか。 わせて市民の健康増進と福利厚生を図るために 私は、指摘した点を考慮して選定の再考を強 道 の 駅 交 流 施 設 を 設 置 す る 」 と な っ て い ま す。 く求め、議案6号垂水市道の駅交流施設の指定 こ れ で も 地 域 密 着 施 設 で は な い の で し ょ う か。 管理者の指定については反対をいたします。 昨 年 の 12月 総 務 省 は 、 公 の 施 設 の 管 理 を 民 間 業 次 に 、 議 案 18号 平 成 23年 度 垂 水 市 国 民 健 康 保 者などにゆだねる指定管理制度について適切な 険特別会計予算案に反対の立場で討論をいたし 運 用 を 求 め る 通 知 を 出 し て い ま す 。 そ の 中 で、 ます。 「選定については、地方公共団体において施設 予算説明では、国民健康保険制度は、国民皆 の態様等に応じて適切に選定を行うこと」と記 保険制度としての中核として地域医療の確保と しています。運用指針や通達の趣旨が生かされ 地域住民の健康増進に、また福祉の向上に大き ていないのは問題です。 な役割を果たしていると、社会保障制度として 最後の問題は、公の施設の果たす意味、公共 の役割を担っていることを認めています。一方 性や継続性及び安定性、専門性を発揮していく で は 、 各 種 制 度 改 革 や 内 部 努 力 に も か か わ ら ず、 ために、管理運営の内容と質、働く人たちの雇 少子高齢化の進展や雇用の不安定化、無職者や 用や賃金及び労働条件の確保が必要だというこ 停職者などの増加などにより、国民健康保険制 とです。先ほどの通知から、今日の指定管理者 度が抱える脆弱な財政基盤の構造問題は一層深 制度への問題提起が片山総務大臣から出されて 刻さを増してきていると、国民健康保険制度の います。その内容は、「指定管理者制度はサー 根本的な問題も指摘をしています。 ビスの質を上げるのが目的であったが、競争性 そ し て 、 一 般 会 計 、 平 成 22年 度 の 補 正 予 算 で の 導 入に よ っ て コ ス ト を 下 げ る ツ ー ル 、 い わ ゆ 初めて一般会計から法定外繰り入れを計上しま る道具として使われている。その結果、低賃金 し た 。 さ ら に 、 23年 度 で は 、 歳 入 不 足 額 を 借 入 や安全性が問題になっている。サービス向上が 金で確保することにより、今後の財政財源確保 目的で、経費削減が目的ではないことを改めて のための選択の1つとして国保税の税率改定を ― 108 ― 検討していると説明がありました。要は、国保 こ の こ と を 最 後 に 訴 え て 、 議 案 18号 平 成 23年 財政の危機を国保税の増税で打開するという考 度国民健康保険特別会計予算案に反対をいたし え で す 。 こ の 取 り 組 み だ け で い い の で し ょ う か。 ます。 増税になると、質問でも明らかなように、現在 〇 議 長 ( 川 達 志 ) ほ か に 討 論 は あ り ま せ ん で も 国 保 税 の 負 担 が 重 た い と い う 認 識 で あ り、 か。 行政もそのことを認められました。その実態は [川畑三郎議員登壇] 中 間 層 だ け で な く 、 低 所 得 者 層 も 同 じ 内 容 で す。 〇川畑三郎議員 私は、議案第6号の指定管理 現在、負担が重たいということで滞納者もふえ 者の指定について、次のような思いで賛成討論 てきています。増税になると、被保険者の負担 いたします。 能力をさらに超えていくことは明らかです。そ まず現状の認識ですが、現状の運営状況が赤 うなると、さらに滞納者がふえ、国保財政はさ 字であり、今後の運営についても、温浴施設の ら に 悪 化 し て い く こ と で し ょ う 。 そ う な る と、 問 題 や 今 後 の 施 設 の 維 持 管 理 の 増 加 懸 念 、 ま た、 さらに増税になり、滞納者がさらにふえるとい 経済は今回の東日本大震災により一層厳しくな う悪循環に陥っていくと考えます。 ると思われます。少子・高齢による人口減少や 国保財政の危機を打開していくためには、財 類似施設がふえたことでの人の分散など、今後 政の危機をつくり出してきた最大の原因となっ の運営の先行きには難しさなど、現状認識を理 ている国庫負担の復元・見直しを国に求めてい 解する必要があると言えます。 くことと、市民の要望である命と暮らしを守る そして今回の指定管理者の選定には、市内の 立場、責任から、払える国保税にしていくこと 団体及び市外の団体のいろいろな考えを示され です。そのためには、一般会計からの法定外の た中から選考されたことは、市内の団体への期 繰り入れをして市民の負担を軽減していくこと 待感が市民の皆さんにあることは理解いたしま ではないでしょうか。 すが、状況の変化に対応する能力は、より広く もう1つの観点は、国保財政の再建の方向が 求め る こ と は 理 解 し な け れ ば な ら な い こ と で し 示されていないということであります。 ょう。 全国でも来年度から国保税を引き下げる自治 先ほども申しました、現状の認識に立ち、ま 体があります。特徴は、保健・予防活動に力を た行政側も反省すべきは反省し、今回の条例の 注いでいることです。このような取り組みの結 提案が、今後の垂水市道の駅交流施設の運営の 果、医療費の伸びが落ちつき、国保税引き下げ 改善、また、さらなる発展のための1つの契機 の要因になっています。職員の皆さんの努力に になりますことを期待いたしまして、今回の提 は敬意を表しますが、これまでのような取り組 案に私は賛成いたします。 みは残念ながら具体化しませんでした。このよ 〇 議 長 ( 川 達 志 ) 以 上 で 、 通 告 に よ る 討 論 う な 取 り 組 み を 推 進 し て い く 主 体 は 行 政 で あ り、 は終わりました。 その責任も重たいと考えます。そのような方向 ほかに討論はありませんか。 が示される中、国保税の値上げで現状の危機を [大薗藤幸議員登壇] 打開するのは問題ではないでしょうか。私たち 〇大薗藤幸議員 おはようございます。 の 今 回 の ア ン ケ ー ト で も 、 75% の 市 民 が 国 保 税 今、賛否両論に分かれております議案第6号 値上げ反対です。市民の必死な声に増税で回答 道の駅交流施設の指定管理の指定について、私 を出されるのでしょうか。 は、先ほど持留議員から反対討論がございまし ― 109 ― た が 、 さ ら に 詳 し く 、 そ し て 現 実的 な お 話 を さ 次に、組合の職員及び臨時の従業員等さんも せていただきたいと思います。 含めて、過去にどのような手法で採用されてい まず第1点ですね、この指定管理者の公募並 るのか。組合長の決裁事項の中に職員及びパー びに決定がなぜ今の時期なのか。議会に早く手 トタイマーの採用、任免、懲罰及び解任。現実 法を示して、議会の意見も取り入れるべきであ はそうじゃないです。管理組合にどのような人 ったのではないか。次に、公募の案内の提示方 が い る か ら 作業 に つ か せ て も ら え な い か 、 ほ と 法 及 び 時 期 で す ね 、 な ぜ 本 当 に 12月 議 会 あ た り ん ど が そ う じ ゃ な い で す か 。 な の に 、 管 理組 合 に か け ら れ な か っ た の か 。 説 明を 聞 い て お り ま の責任なんですか。赤字を出すこと自体が、出 す と 、 12月 議 会 で 、 仮 に 今 の 段 階 で あ る な ら ば したこと自体が。皆さん、本当にしっかり考え 現在働いていらっしゃる方々がやる気を失って てみてくださいよ、自分たちのやったことが正 し ま う の じ ゃ な い か と い う よ う な 説明 も ご ざ い しいのか。 ました。 まだございますよ。温泉券の配布、無料券で この道の駅は広く国民から愛されておりまし すね、私も相当見ております。これは、330円の て、もともと大きな財源を国民にいただいて垂 温泉券をサ ービス券で発行し て、1,000円の買い 水市のためにできた施設なはずなんです。垂水 物を し て い た だ け れ ば そ れ は あ り が た い こ と で 市 の 活 性 化 と 健 康 増 進 、 そ し て 最 大 の テ ー マ は、 す 。 し か し な が ら 、 こ れ が 一 部 に 出 回 っ て い る。 この垂水市における外貨の獲得、雇用の増加等 事 実、 私 は 見 て お り ま す 。 も ら っ た 人か ら も は が上げられると思います。垂水市にはこの道の っきり聞いております。50枚、100枚という単位 駅を閉鎖することはできないのです。現状のま もございます。食事つきの温泉券も一部で出回 まいくと、累積赤字が加算して閉鎖に追い込ま っております。なぜなんですか。温泉が、温泉 れる可能性がある、もしくは一般財源から運営 施設が赤字で運営に支障を来す。ならば、なぜ 費を投入しなければならない、このような説明 そ ん な で た ら め な 手 法を と る ん で す か 。 だ れ で で ご ざ い ま す が 、 そ れ で は 、 過去 の 私 が 知っ て す か 、 そ う い う こ と を さ れ た の は 。 総 合 的に 考 い る 範囲 で お 話 を さ せ て い た だ き ま す が 、 こ の えまして、道の駅の幹部の方々はアピールのた 道の駅の管理運営に関しては、一切行政側は口 めに少々の温泉券の配布はされていると思いま 出しをしていないという回答を執行部はされた す。しかし、それが果たして100%アピールのた はずです。しかし、現実的には稟議書もござい めなのか、宣伝効果があるのか。無料温泉券を ま し て 、 30万 円 以 上 の 決 裁 に 関 し て は す べ て 市 い た だ か な く て も 温 泉に 来 ら れ る 方 も い ら っ し 長、執行部と。これ口出しをしてないんでしょ ゃるはずなんです。 うか。あれはするな、これはするな、こういう この指定管理にしましても、今回の公募にし ふ う に し て 指 導 さ れ た の は 執 行 部じ ゃ な い で し ましても、インターネット及び市の掲示板等で ょうか。なのに、管理組合だけに赤字の責任が 公募 さ れ た よ う で ご ざ い ま す が 、 後 に 、 1 月20 あるという判断をされること自体が間違ってい 日前後に市に広報で市内に回覧が回っておりま る。一切執行部が担当課も含めて口出しをされ す 。 こ の 公 募 を 本 当 に 正 常 だ と 考 え ら れ る な ら、 なかったのであれば、管理組合、あなた方が自 なぜ早目に出されなかったのか。私も何回も申 分たちの考え方で運営をして、赤字が出ないよ し て お り ま す が 、 イ ン タ ー ネ ッ ト な ど は 全く わ うに施設の運営をしていただきたい。これは表 かりません。わからない人にわかれというほう 向きなんです。実際は違いますがね。 が お か し い 。 私が お か し い の か も わ か り ま せ ん ― 110 ― が、インターネットだけで本当に垂水の道の駅 委員長の報告は、可決であります。 を、「湯っ足り館」を垂水市民に公募をしてい 委員長の報告のとおり決することに賛成の方 る ん だ と い う こ と を 知ら し め る 手 法 で 正 し い の は、御起立願います。 か。過去にも私が議席をいただいていない時期 [賛成者起立] に、話は別なんですが、垂水の財産を、土地を 〇議長(川達志)起立多数です。 坪3万円で売られたことがございますね。その よ っ て 、 議 案 第 18号 は 委 員 長 の 報 告 の と お り ときもインターネット及び市の掲示板。付近の 決定しました。 住民さえ知らない。これはどういう手法なんで 次 に 、 陳 情 第 27号 及 び 陳 情 第 28号 を 委 員 長 の すか。私はおかしいと思います。市民がわかる 報 告 の と お り 決 す る こ と に 御 異 議 あ り ま せ ん か。 ように広報するのが行政の務めじゃないでしょ [「異議なし」と呼ぶ者あり] うか。しかも、この大事な道の駅を。 〇議長(川達志)異議なしと認めます。 以上のような理由で、この議案第6号に関し よ っ て 、 陳 情 第 27号 及 び 陳 情 第 28号 は 採 択 と ましては反対の立場で討論をさせていただきま することに決定しました。 した。 次に、請願第2号及び請願第3号を委員長の 〇 議 長 ( 川 達 志 ) ほ か に 討 論 は あ り ま せ ん 報 告 の と お り 決 す る こ と に 御 異 議 あ り ま せ ん か。 か。 [「異議なし」と呼ぶ者あり] [「なし」と呼ぶ者あり] 〇議長(川達志)異議なしと認めます。 〇議長(川達志)討論なしと認めます。 よって、請願第2号及び請願第3号は採択す これで討論を終わります。 ることに決定しました。 最初に、議案からお諮りします。 △ 議 案 第 29号 ~ 議 案 第 32号 一 括 上 程 産業厚生委員長の報告で否決とありました議 〇議長(川達志) 日程第23、議案第29号から 案 第 6 号 、 及 び 異 議 の あ り ま し た 議 案 第 18号 を 日 程 第 26、 議 案 第 32号 ま で の 議 案 4 件 を 一 括 議 除き、各議案は、各委員長の報告のとおり決す 題とします。 ることに御異議ありませんか。 件名の朗読を省略いたします。 [「異議なし」と呼ぶ者あり] 〇議長(川達志)異議なしと認めます。 議 案 第 29号 垂 水 市 副 市 長 の 選 任 に つ い て よ っ て 、 議 案 第 6 号 、 議 案 第 18号 を 除 き 、 各 議 案 第 30号 垂 水 市 教 育 委 員 会 教 育 長 の 給 与 に 議 案 は 、 各 委 員 長 の 報 告 の と お り 決 定 し ま し た。 関する条例等の一部を改正する条例 案 次に、議案第6号に対する委員長の報告は否 議 案 第 31号 垂 水 市 職 員 の 給 与 に 関 す る 決でありますので、原案について採決をいたし 条例の一部を改正する条例 案 ます。 議 案 第 32号 平 成 22年 度 垂 水 市 一 般 会 計 補 正 予 議案第6号は、原案のとおり決することに賛 算 ( 第 12号 ) 案 成の方は、御起立願います。 [賛成者起立] 〇議長(川達志)説明を求めます。 〇議長(川達志)起立少数です。 〇市長(尾脇雅弥) 議案第29号の垂水市副市長 よって、議案第6号は否決されました。 の選任についてを御説明申し上げます。 次 に 、 議 案 第 18号 は 、 起 立 に よ り 採 決 い た し 前副市長の辞職に伴い、現在副市長が不在で ます。 あることから、新たに寺地浩一氏を副市長とし ― 111 ― て選任しようとするものでございます。 分の 75を乗じ て得た 額58万5,000円、 副市長にあ 選任しようとする寺地浩一氏の住所は鹿児島 っ て は 100分 の 95を 乗 じ て 得 た 額 56万 5,250円 と 市 中 山 二 丁 目 29番 41号 で 、 生 年 月 日 は 昭 和 35年 し 、 附 則 第 28項 に お き ま し て 、 こ の 減 額 は 、 期 5 月 22日 、 50歳 で ご ざ い ま す 。 末手当の算定の基礎となる給料月額には適用し なお、副市長在職中は垂水市内に居住してい ない旨を規定するものでございます。 た だ く こ と と し て お り 、 着 任 日 は 平 成 23年 4 月 次に、改正案第3条、垂水市長等の退職手当 1日を予定しております。 に関する条例の一部改正につきまして御説明申 こ の 議案の上程は 、 地方自治法第162条の 規定 し上げます。 に基づき、議会の同意を求めるものでございま 附則第2項におきましては、市長、副市長の す。 給料減額は、退職手当の算定の基礎となる給料 御同意いただきますようよろしくお願いを申 月額には適用しない旨を規定するものでござい し上げます。 ます。 〇 総務課長( 今井文弘) お は よ う ご ざ い ま す。 な お 、 こ の 条 例 は 、 平 成 23年 4 月 1 日 か ら 施 議 案 第 30号 垂 水 市 教 育 委 員 会 教 育 長 の 給 与 に 行しようとするものでございます。 関する条例等の一部を改正する条例案について 引 き 続 き ま し て 、 議 案 第 31号 垂 水 市 職 員 の 給 御説明申し上げます。 与に関する条例の一部を改正する条例案につき 市長、副市長及び教育長の給料月額を昨年に まして御説明申し上げます。 引き続き減額しようとするもので、関係のある 本議案は、チェックオフの整備、職員の給料 3条例を一括して改正しようとするものでござ 減額及び管理職手当の減額について一部改正し います。 ようとするものでございます。 添付してあります新旧対照表で御説明申し上 聞 き な れ な い 言 葉の 「 チ ェ ッ ク オ フ 」 に つ い げます。 て で ご ざ い ま す が 、 チ ェ ッ ク オ フ と は 、 給 与を まず、改正案の第1条、垂水市教育委員会教 職員本人へ支払う前に給与から天引きを行うこ 育長の給与に関する条例の一部改正でございま とをいうものでございます。 す が 、 附 則 第 25項 に お き ま し て 、 平 成 23年 4 月 それでは、添付しております新旧対照表で御 1 日 か ら 平 成 24年 3 月 31日 ま で の 間 の 教 育 長 の 説明いたします。 給料月額を、本則に規定する額57万1,000円に100 ま ず 、 第 19条 の 2 で ご ざ い ま す が 、 給 与 か ら 分の 95を 乗じて 得た額54万2,450円とし 、 附則第 の 控除 、 先 ほ ど の チ ェ ッ ク オ フ に つ い て の 規 定 26項 に お き ま し て 、 こ の 減 額 は 、 期 末 手 当 及 び でございます。 退職手当の算定の基礎となる給料月額には適用 昨年、国から、職員の給与からの控除に関す しない旨を規定するものでございます。 る 調 査 が ご ざ い ま し て 、 そ れ と あ わ せ ま し て、 次に、改正案の第2条、垂水市長等の給与に 「給与から差し引くべき控除については、規定 関する条例の一部改正につきまして御説明申し にできるだけ明確に定めるべき」との通知がさ 上げます。 れたところでございます。それを受け、第3号 附 則 第 25項 に お き ま し て 、 平 成 23年 4 月 1 日 で、生命保険や傷害保険等の給与から控除がで か ら 平 成 24年 3 月 31日 ま で の 間 の 市 長 及 び 副 市 きるように、また第4号では、職員本人が給与 長 の 給 料 月 額 は 、 本 則 に 規 定 す る 額 、 市 長 78万 から控除を申し出た場合も認められるように規 円、副市長59万5,000円、2、市長にあっては100 定しようとするものでございます。 ― 112 ― 次 に 、 附 則 第 30項 で あ り ま す が 、 一 般 職 員 の 補正の款項の区分及び区分ごとの金額並びに 給 料 月 額 の 減 額 を 規 定 す る も の で ご ざ い ま す。 補正後の歳入歳出予算の金額は、2ページの第 期 間 は 平 成 23年 4 月 1 日 か ら 平 成 23年 9 月 30日 1表歳入歳出予算補正に掲げてあるとおりでご までの半年間で、職務の級ごとに給料減額の率 ざいます。 を定めるものでございます。 地方自治法第213条第1 項の 規定に よ り 、翌年 下段のほうから次のページの表をごらんくだ 度に繰り越して使用する経費は、3ページの第 さい。 2表繰越明許費にお示ししております。 3 級 は 2 % の 削 減 、 4 級 と 5 級 は 3 % の 削 減、 繰り越し事業の内容といたしましては、補正 6級は4%の削減をするものでございます。ま 第 10号 で 計 上 し ま し た 地 域 活 性 化 ・ き め 細 か な た、同項のただし書きでは、地方自治法に定め 交付金事業のうち環境センター修繕事業など6 られております各種手当等のうち、期末・勤勉 事業、住民生活に光をそそぐ交付金事業は特別 手当など給料月額を基礎とする手当及び勤務1 支援学級改修事業など3事業、そのほか交付金 時 間 当 た り の 給 与 額 算 出 の 基 礎 給 料 月 額 に は、 事業以外の岳野線災害復旧事業など3事業でご 給 料 減 額 分 は 反 映 さ せ な い こ と と し て お り ま す。 ざいます。 次 に 、 附 則 第 31項 に つ き ま し て は 、 管 理 職 手 繰り越しに要する財源は、国庫補助金と一般 当の減額に関するものでございます。 財源でございます。 現在、管理職手当は定額制で、手当額は5万 次に、6ページからの歳入事項別明細につい 1,100円とな っており ますが、 歳出削減策の一環 て説明申し上げます。 と し ま し て 、 平 成 23年 4 月 1 日 か ら 平 成 24年 3 総務管理費の財産管理費、積立金は、冒頭申 月31日ま で の1 年間、 管理職手当の 額には 100分 し上げました追加交付金等により財政調整基金 の 70を 乗 じ た 額 、 つ ま り 30% を 昨 年 同 様 に カ ッ へ積み立てるものでございます。 トしようとするものでございます。 そのほか、企画費以降説明欄に「財源更正」 な お 、 こ の 条 例 は 、 平 成 23年 4 月 1 日 か ら 施 と記載のあるものは、住民生活に光をそそぐ交 行しようとするものでございます。 付金事業として一般財源を充当しておりました 以上で説明を終わりますが、御審議のほどよ 分について、追加による交付金を充当したもの ろしくお願いいたします。 でございます。 〇 財政 課長 ( 北迫 睦男 ) 議 案 第 32号 平 成 22年 また、民生費分については対象外となり、一 度 垂 水 市 一 般 会 計 補 正 予 算 ( 第 12号 ) 案 を 御 説 般財源を充当するものでございます。 明申し上げます。 これに対する歳入は、前に戻っていただきま 今回の補正は、国の地域活性化交付金事業の して5ページの歳入事項別明細にお示ししてお 住民生活に光をそそぐ交付金の2次配分と、市 りますが、国庫補助金と雑入の鹿児島県市町村 町村振興宝くじ収益金に係る市町村交付額が増 振興協会市町村交付金で収支の均衡を図ってお 額されたことから、財政調整基金への積み立て ります。 と翌年度へ繰り越す事業の繰越明許費の設定を な お 、 鹿 児 島 県 市 町 村 振 興 協 会 の 交 付 金 は、 するものでございます。 市町村振興宝くじの収益金が市町村へ配分され 今回、 歳入歳出とも 6,000万円を 追加しま すの るものでございます。日本で発売されている宝 で 、 こ れ に よ る 補 正 後 の 歳 入 歳 出 予 算 総 額 は 94 く じ の う ち 、 サ マ ー ジ ャ ン ボ 宝く じ と オ ー タ ム 億 6,301万 4,000円 に な り ま す 。 ジャンボ宝くじが市町村振興宝くじとされてお ― 113 ― り ま す が 、 こ れ ま で オ ー タ ム ジ ャ ン ボ 宝く じ 分 情勢としても変わらない状況がある中、問題と だけが配分され、サマージャンボ宝くじ分は積 して、やはり今、私たちの垂水市、地域経済も み 立て ら れ て い た も の で ご ざ い ま す 。 こ れ に つ そ う で す け れ ど も 、 財 政 そ の も の が 大変 厳 し い、 いても配分することが市長会等の要望により決 回復困難な中にあるという問題、それからこの 定し、本年度に限って交付されたものでござい 30号 に お い て は 、 や は り 私 は 一 時 的 な 対 策 で は ます。 なくて、今日の状況を考えたときには本則の改 な お 、 本 年 度 の 特 別 交 付 税 額 の 公 表 が 15 日、 定が必要だということが、これらの状況から見 交 付 が 16日 に 予 定 さ れ て お り ま し て 、 今 回 の 補 て も 求め ら れ て い る と い う ふ う に 考 え ま す 。 一 正予算で計上する予定でありましたが、東北地 方、職員へは給与を引き下げる給与構造改革を 方太平洋沖地震によりまして公表が延期となり 実施 を さ れ て い ま す 。 こ の よ う な 対 策 を と る の まして、現在、交付額がまだわかっておりませ で あ れ ば 、 や は り 市 長に お い て も 同 じ よ う な 対 ん。このことも御報告申し上げます。 応を し て い く の が 本筋 で は な い で し ょ う か 。 こ 以上で説明を終わりますが、御審議のほどよ のような現状を改めて、本則の私は改定が必要 ろしくお願い申し上げます。 だというふうに思います。 〇 議 長 ( 川 達 志 ) こ こ で 、 暫 時 休 憩 し ま す。 よ っ て 、 議 案 第 30号 垂 水 市 教 育 委 員 会 教 育 長 休憩時間中、全員協議会室におきまして全員 の給与に関する条例等の一部改正条例案には反 協議会を開きますので、ただいまの議案を持っ 対をいたします。 て御参集願います。 議 案 第 31号 垂 水 市 職 員 の 給 与 に 関 す る 条 例 等 午 前 10時 49分 休 憩 の一部を改正する条例案への反対の立場での討 論ですが、引き続き確かに地域財政は厳しい状 午 前 11時 20分 開 議 況にあるというのは私たちの状況の中でも明ら 〇議長(川達志)休憩前に引き続き会議を かであります。しかし、一方では、地域経済の 開きます。 再 生 と い う 大 き な 題 目 が あ り ま す 。 そ う い う 中、 先ほど議題としました議案に対し、これから やはり給与の削減の影響は地域、特に本市にお 質疑を行います。 い て は 大 き な も の が あ る し 、 ま た 民 間企 業 へ の 質疑はありませんか。 賃金への影響も大きいものというふうに思いま [「なし」と呼ぶ者あり] す 。 や は り そ う い う こ と を 考 え た と き に 、 市民 〇議長(川達志)質疑なしと認めます。 生活の生活の向上、地域再生、そういうことを これで質疑を終わります。 願う立場からも、やはり削減は問題だというふ これから討論を行います。 うに思います。 討論の通告がありますので、発言を許可しま よ っ て 、 議 案 第 31号 垂 水 市 職 員 の 給 与 に 関 す す。 る条例等の一部を改正する条例案には反対をい [持留良一議員登壇] たします。 〇持留良一議員 それでは、議案30号と議案31 以上で、反対討論を終わります。 号に対して反対の立場で討論をさせていただき 〇 議 長 ( 川 達 志 ) ほ か に 討 論 は あ り ま せ ん ます。 か。 昨年もこの関係する議案については反対の立 [「なし」と呼ぶ者あり] 場 で 討 論 さ せ て い た だ き ま し た 。 基 本 的 に は、 〇議長(川達志)討論なしと認めます。 ― 114 ― これで討論を終わります。 意 見 書 案 第 33号 「 子 ど も ・ 子 育 て 新 シ ス テ ム お諮りします。 の基本制度案要綱」に反対する意見書 ま ず 、 議 案 第 29号 に つ い て 、 同 意 す る こ と に 案 御異議ありませんか。 意見書案第34号 350万人の ウ イ ルス 性肝炎患者 [「異議なし」と呼ぶ者あり] の救済に関する意見書 案 〇議長(川達志)異議なしと認めます。 意 見 書 案 第 35号 外 国 資 本 等 に よ る 土 地 売 買 等 よ っ て 、 議 案 第 29号 垂 水 市 副 市 長 の 選 任 に つ に関する法整備を求める意見書 案 いては同意することに決定しました。 次 に 、 議 案 第 30号 を 起 立 に よ り 採 決 い た し ま 〇 議 長 ( 川 達 志 ) 案 文 は 配 付 い た し て お り す。 ますので、朗読を省略いたします。 本 案 を 原 案 の と お り 決 す る こ と に 賛 成 の 方 は、 御起立願います。 「子ども・子育て新システムの基本制度案 [賛成者起立] 要綱」に反対する意見書(案) 〇議長(川達志)起立多数です。 よ っ て 、 議 案 第 30号 は 原 案 の と お り 可 決 さ れ 「子ども・子育て新システムの基本制度案要 ました。 綱」の中で提示された「子ども・子育て新シス 次 に 、 議 案 第 31号 を 起 立 に よ り 採 決 い た し ま テム」(以下「新システム」という)は、現在 す。 の保育制度を大きく変えようとするものである 本 案 を 原 案 の と お り 決 す る こ と に 賛 成 の 方 は、 が、子どもの権利保障の観点から看過できない 御起立願います。 深刻な問題がある。 [賛成者起立] 新システムは、保育制度を市場化し、営利企 〇議長(川達志)起立多数です。 業の参入などを進め、公費の大幅な増額なしに よ っ て 、 議 案 第 31号 は 原 案 の と お り 可 決 さ れ 安上がりに、保育サービスの供給量の増大を図 ました。 ろうとするもので、まさに介護保険と同じ仕組 次 に 、 議 案 第 32号 を 起 立 に よ り 採 決 い た し ま みである。 す。 昨年、介護現場では、介護従事者の労働条件 本 案 を 原 案 の と お り 決 す る こ と に 賛 成 の 方 は、 が急速に悪化し、人員配置基準の手薄さによる 御起立願います。 介護事故が頻繁に起こり、介護の質は著しく低 [賛成者起立] 下する傾向にある。 〇議長(川達志)起立多数です。 さ ら に 、 市 町 村 の 保 育 の 実 施 義 務 を な く し、 よ っ て 、 議 案 第 32号 は 原 案 の と お り 可 決 さ れ 国の保育責任を放棄することになる新システム ました。 導入は、最も保育を必要としている子どもたち △ 意 見 書 案 第 33号 ~ 意 見 書 案 第 35号 一 括 や家族が、今後はその支援を受けられなくなる 上程 可能性がある。 〇 議 長 ( 川 達 志 ) 日 程 第 27、 意 見 書 案 第 33 そればかりか、公的責任の後退や保育料の応 号 か ら 日 程 第 29、 意 見 書 案 第 35号 ま で の 意 見 書 益負担化は、保育の質の低下と介護保険のよう 案3件を一括議題とします。 な深刻な保育従事者の不足をもたらすことは確 実である。 ― 115 ― また、地域主権改革の名のもと、保育所最低 フェロン治療の助成以外は何の救済策もないま 基準が廃止され、地方条例化されようとしてい まであり、病気の進行、高い治療費負担、生活 るが、そうなれば、ますます自治体間格差が拡 困難にあえ ぎ、毎日120人ほど の患者が 命を奪わ 大していくことになる。 れている。感染に気付かず、治療しないまま肝 今、国が早急に取り組むべきことは、新シス 炎が進行している人も少なくない。 テムの導入ではなく、現在の公的保育制度を充 肝炎患者のうち、フィブリノゲンなど特定血 実させ、早急に待機児童解消のための保育所整 液製剤を投与して感染したことが、カルテなど 備計画を策定し、必要な財政支援を行い、認可 で証明できた薬害C型肝炎被害者のみ、裁判手 保育所を増やすことと考える。 続きを経て国が給付金を支払う、「薬害肝炎救 憲 法 第 25条 と 児 童 福 祉 法 第 24条 に も と づ く 現 済特別措置法(以下「救済特措法」)」が平成 在の公的保育制度こそ、子どもの権利、保護者 20年 1 月 に 制 定 さ れ た 。 や保育従事者が人間らしく働く権利を保障しう しかし、C型肝炎患者の多くは、感染してか る制度であり、子どもの最善の利益の保障(子 ら長い年月を経て発症するので、気付いた時に ど も の 権 利 条 約 第 3 条 ) に か な う 制 度 で あ る。 はカルテの保存義務の5年がすぎており、ほと 現在の公的保育制度を変えようとする「子ども・ んどの患者はカルテ等による血液製剤投与の証 子育て新システム」の導入に強く反対する。 明が難しく、救済特措法による対象から除外さ 以 下 、 地 方 自 治 法 第 99条 の 規 定 に よ り 、 意 見 れている。救済特措法制定の際の衆参両議院の 書を提出する。 付帯決議にあるように、①手術記録、母子手帳 平 成 23年 3 月 18日 等の書面、②医師等の投与事実の証明、③本人 鹿児島県垂水市議会 議長 川 達志 家族等による証言によって、特定血液製剤によ る感染の可能性のある患者は薬害肝炎被害者と 衆 議 院 議 長 横路 孝弘 殿 して認め、特措法を適用し広く救済する枠組み 参 議 院 議 長 西岡 武夫 殿 にしなければ救済されない。 内閣総理大臣 菅 直人 殿 また集団予防接種の際の注射器の連続使用に 総 務 大 臣 片山 善博 殿 よってB型肝炎感染被害を出した予防接種禍事 厚生労働大臣 細川 律夫 殿 件では、最終の司法判断が下され、国の責任が 文部科学大臣 髙木 善明 殿 確定しているにもかかわらず、今なお係争が続 いており、B型肝炎患者救済のために早期の解 350万人のウイ ルス性肝炎患者の 救済に 関す 決が求められている。 る意見書(案) 以上のようなB型・C型肝炎感染の経緯をふ まえて、国内最大の感染者被害をもたらしたこ わが国にはB型・C型肝炎感染者・患者が350 とに対する国の責任が明記され、すべての肝炎 万 人 も お り 、 そ の 大 半 は 血 液 製 剤 の 投 与 、 輸 血、 患者を救済することを国の責務と定めた「肝炎 集団予防接種における針・筒の使い回しなどの 対 策 基 本 法 」 が 、 平 成 21 年 11 月 に 制 定 さ れ た。 医療行為による感染、国の責任による医原病と 患 者 救 済 の 根 拠 と な る 「 基 本 法 」 は で き た が、 される。ウイルス性肝炎は慢性肝炎から高い確 国の肝炎対策基本指針の策定、必要な個別法の 率で肝硬変・肝臓がんに進行し、命が危険とな 制定、予算措置がなければ、患者の救済は進ま る重大な病気である。肝炎患者の大半はインター ない。よって、国会及び政府におかれては、こ ― 116 ― れらの患者を救済するため、下記の事項につい 法 務 大 臣 江田 五月 殿 て 速 や か に 必 要 な 措 置 を 行 う よ う 強 く 要 望 す る。 記 外国資本等による土地売買等に関する法整 1、肝炎対策基本法をもとに、患者救済に必要 備を求める意見書(案) な法整備、予算化をすすめ、全患者の救済策 を実行すること。 わが国においては、大切な国土資源である土 2 、 「 救 済 特 措 法 」 に よ る 救 済 の 枠 組 み を 広 げ、 地に関して、外国人及び外国法人(以下合わせ カルテ以外の記録、医師らの証明、患者・遺 て、「外国資本等」という。)が、日本人と同 族の記憶・証言などをもとに特定血液製剤使 様に所有権を取得できるようになっている。他 用 可 能 性 の あ る C 型 肝 炎 患 者 を 救 済 す る こ と。 国においては、外国資本等による土地の所有権 3、集団予防接種が原因とされるB型肝炎患者 を認めない、または外国資本等の土地取得にお の救済策を講じること。 いて事前許可制とするなど、外国資本等が土地 4、肝庇護薬、検査費用、通院費への助成をは 取得することについて、様々な制限を課してい じめ、肝炎治療費への支援、生活保障を行う る事例が多い。 こと。基本法が定めた肝硬変・肝がん患者へ 林 野 庁 及 び 国 土 交 通 省 が 発 表 し た 、 平 成 22年 の支援策をすすめること。 12月 9 日 付 「 外 国 資 本 に よ る 森 林 買 収 に 関 す る 5、ウイルス性肝炎の治療体制・治療環境の整 調査の結果について」によれば、国内各地にお 備、治療薬・治療法の開発促進、治験の迅速 いて、外国資本等による土地取得の事例が数多 化などをはかること。 く確認された。このまま、外国資本等による土 6、医原病であるウイルス性肝炎の発症者に一 地取得が無制限に拡大することになれば、日本 時金もしくは健康管理手当などを支給する法 国民の安全保障及び国土保全の視点から国家基 制度を確立すること。 盤を揺るがす問題に発展しかねないとの危惧が 7、肝炎ウイルスの未検査者、ウイルス陽性者 ある。 の未治療者の実態を調査し、早期発見・早期 特に、わが国にとって重要な水資源をはぐく 治療につなげる施策を講じるとともに、ウイ んでいる森林については、国土の約7割を占め ルス性肝炎への偏見差別の解消、薬害の根絶 るにもかかわらず、民有林の売買に関する規制 をはかること。 はなく、自由に売買することが可能である。今 以 上 、 地 方 自 治 法 第 99条 の 規 定 に よ り 意 見 書 後、世界的な人口増加や経済発展による水需要 を提出する。 の増加が見込まれる中で、河川の上流域などの 平 成 23年 3 月 18日 水源地域において、地元の合意がないまま森林 鹿児島県垂水市議会 川 達志 売買が増加していけば、森林の適切な管理が一 層困難となり、水資源の保全や良好な環境づく 衆 議 院 議 長 横路 孝弘 殿 りに大きな影響を及ぼすことが懸念される。 参 議 院 議 長 西岡 武夫 殿 こ の よ う な こ と か ら 、 わ が 国に お け る 現 行の 内閣総理大臣 菅 直人 殿 土地制度については、近年急速に進行している 財 務 大 臣 野田 佳彦 殿 世界規模での国土や水資源の争奪に対して無力 総 務 大 臣 片山 善博 殿 であると言わざるを得ない。 厚生労働大臣 細川 律夫 殿 よって、国においては、日本国民の共有の資 ― 117 ― 産である国土保全の観点から、外国資本等によ した。 る土地の売買や適切な管理体制を構築するため △決議案第3号上程 の法整備に取り組むよう強く要望する。 〇議長(川達志) 日程第30、決議案第3号東 以 上 、 地 方 自 治 法 第 99条 の 規 定 に よ り 提 出 す 北地方太平洋沖地震の救援・支援に関する決議 る。 案についてを議題とします。 平 成 23年 3 月 18日 提出者の説明を求めます。 鹿児島県垂水市議会 議長 川 達志 [篠原則議員登壇] 〇篠原則議員 お疲れさんです。 衆 議 院 議 長 横路 孝弘 殿 東北地方太平洋沖地震の救援・支援に関する 参 議 院 議 長 西岡 武夫 殿 決議について説明を申し上げます。 内閣総理大臣 菅 直人 殿 決議案第3号東北地方太平洋沖地震の救援・ 内閣官房長官 枝野 幸男 殿 支 援 に 関 す る 決 議 に つ い て 、 会 議 規 則 第 14条 の 総 務 大 臣 片山 善博 殿 規定により提出をいたします。 農林水産大臣 鹿野 道彦 殿 提 案 理 由 で ご ざ い ま す が 、 去 る 3 月 11日 14時 国土交通大臣 大畠 章宏 殿 46分ごろ、マグニチュード9.0という世界最大級 経済産業大臣 海江田 万里 殿 の地震、津波が発生し、東北地方を中心に甚大 国家戦略担当大臣 玄葉 光一郎 殿 な 被 害 が 出 ま し た 。 犠 牲 者 も 相 当 な 数 に 及 び、 また、消防、警察、自衛隊などにより懸命な捜 〇議長(川達志)お諮りします。 索 活動 な ど が 行 わ れ て お り ま す が 、 い ま だ に 多 ただいまの意見書案3件については、提出者 数の住民が孤立し、救助を求めております。安 の説明及び委員会付託を省略したいと思います 否不明の住民も数え切れません。 が、これに御異議ありませんか。 ま た 、 避 難 さ れ て い る 方 々 に つ き ま し て も、 [「異議なし」と呼ぶ者あり] 物資の不足などによりつらい避難所生活を強い 〇議長(川達志)異議なしと認めます。 られており、早急な被害者救済及び被害地復旧 よ っ て 、 い ず れ も そ の よ う に 決 定 し ま し た。 のための支援が求められております。 これから質疑を行います。 さらには、原子力発電所の事故も発生し、被 質疑はありませんか。 曝された方もおり、政府に対し、人命救助に全 [「なし」と呼ぶ者あり] 力を挙げつつ、被災者救済及び被災地復旧に積 〇議長(川達志)質疑なしと認めます。 極的な措置を早急にとり、国民の不安を早急に これで質疑を終わります。 解 消 す る よ う に 強 く 要 望 す る も の で あ り ま す。 お諮りします。 なお、決議案につきましては、お手元に配付 意 見 書 案 第 33号 か ら 意 見 書 案 第 35号 ま で の 意 されておりますので、朗読は省略して提案とさ 見書案3件を原案のとおり決することに御異議 せていただきます。 ありませんか。 以上、議員各位の賛同を賜りますようお願い [「異議なし」と呼ぶ者あり] 申し上げまして、説明といたします。 〇議長(川達志)異議なしと認めます。 よろしくお願いします。 よ っ て 、 意 見 書 案 第 33号 か ら 意 見 書 案 第 35号 までの意見書案3件は原案のとおり可決されま 東北地方太平洋沖地震の救援・支援に関す ― 118 ― る決議 案 これらのことを強く要請する。 以上、決議する。 東北地方を中心に、各地を襲った大きな地震 平 成 23年 3 月 18日 と津波は、捜索活動が本格化するとともに、文 垂 水 市 議 会 字通り甚大な被害をもたらしたことが明らかに なってきた。亡くなった人や行方不明者の数で 〇 議 長 ( 川 達 志 ) こ こ で 、 暫 時 休 憩 し ま す。 も、自宅などが被害にあい公共施設などに避難 休憩時間中、全員協議会室におきまして全員 を余儀なくされている人の数でも、かつてない 協議会を開きますので、ただいまの決議案を持 規模に達する。まだ見つかっていない人たちの って御参集願います。 救出は、一刻を争うものである。同時に被災し 午 前 11時 29分 休 憩 た 人 た ち の 切 実 な 求 め に 応 え て 、 避 難 所 や 食 事、 燃料や日用品などへの緊急の支援を直ちに実施 午 前 11時 46分 開 議 す べ き で あ る 。 こ の よ う な こ と か ら も 政 府は 被 〇 議 長 ( 川 達 志 ) 休 憩 前 に 引 き 続 き 会 議 を 災 者 の 救 出 に あ ら ゆ る 手 だ て を 尽 く す と と も に、 開きます。 避難した人への支援に全力をあげることが求め 先ほど議題としました決議案に対し、これか られている。 ら質疑を行います。 さ ら に 、 福 島 原 発 震 災 は 炉 心 で 燃 料 棒 が 溶 解、 質疑はありませんか。 建 物 も 爆 発 ・ 崩 落 す る な ど 被 害 が 拡 大 し て い る。 [「なし」と呼ぶ者あり] 大震災と津波に痛めつけられたうえでの放射能 〇議長(川達志)質疑なしと認めます。 汚染の拡大に住民の不安は限界にきている。緊 これで質疑を終わります。 急 の 対 策 を 尽 く し 、 住 民 の 不 安 に 応 え る の は、 お諮りします。 政府の最低限の責任である。大震災の救援とと 決議案第3号は、原案のとおり決することに もに、原発震災での対応でも、「人命第一」が 御異議ありませんか。 求められている。 [「異議なし」と呼ぶ者あり] 大きな災害に際してなによりも大切にされな 〇議長(川達志)異議なしと認めます。 ければならないのは、人の命である。国民の生 よって、決議案第3号は原案のとおり可決さ 命をまもり、安全を確保することこそ、政治の れました。 使命である。 以上で、日程は全部終了しました。 垂水市議会は、犠牲となられた方々にご冥福 こ こ で 、 私の ほ う か ら 一 言 ご あ い さ つ を 申 し をお祈りし、被災者に心からお見舞いを申し上 上げたいと思いますので、副議長と交代をいた げるとともに、被災者及び被災地への支援に全 します。 力で取り組み、関係方面からの広範な支援を願 [副議長、議長席に着席] うものである。 〇 副議長 ( 池山 節夫) し ば ら く の 間 、 会 議 の 政府は人命を最優先して取り組み、あらゆる 進行を務めさせていただきます。 可能な措置を取り被災者救済及び被災地支援復 ここで、議長からあいさつのための発言の申 旧を進めるとともに、原発震災については事態 し出がありましたので、これを許可します。 を悪化させないように全力をあげ、周辺住民だ [議長川達志登壇] け で な く 広 く 国 民 に 説 明 を 尽 く す べ き で あ る。 〇 議 長 ( 川 達 志 ) 去 る 2 月 24日 か ら 本 日 ま ― 119 ― で 23日 間 に わ た り 、 議 員 各 位 に お か れ ま し て は、 いと思います。 時 節 柄 何 か と 御 多 忙 中 に も か か わ ら ず 、 本 会 議、 今、東北地方の地震を初めとして、我が国は 委員会を通じ、熱心に議案等の審査をしていた 大変な国難の時代であります。国、県、地方と だ き 、 そ し て 本 日 を も っ て 平 成 23年 度 予 算 の 成 も 同じ 状 況 で あ り ま す が 、 各 位 に お か れ ま し て 立を見ましたこと、議長として厚く御礼を申し は、今後とも御自重、御自愛の上、公僕精神に 上げたいと思います。 徹せられ、市民の幸せと本市の発展のためにお さ て 、 時の 流 れ は ま こ と に 早い も の で 、 既 に 励みをいただくこと、心からお願いを申し上げ 4 年 と い う 月 日 が た っ て し ま い ま し た 。 私ど も ます。 の 任 期 は 来 月 29日 ま で 、 あ と 1 カ 月 余 り を 残 し 以上をもって私のあいさつといたします。 ておりますけれども、特に緊急な案件のない限 皆さん、本当にありがとうございました。(拍 り、今任期中にお互いがこの席で顔を合わせる 手) のは本日が最後になろうかと存じます。 〇 副議長( 池山節夫) そ れ で は 、 終 わ り ま し この4年間、各位におかれましては、議員と たので、議長と交代させていただきます。 しての政治活動を通じ、本市発展と市民生活の ありがとうございました。 向上、福祉増進のために懸命に努力、精進をさ [議長、議長席に着席] れましたことに対し、改めて衷心より感謝の意 〇 議 長 ( 川 達 志 ) こ の 際 、 市 長 か ら 発 言 を を表したいと存じます。 求 め ら れ て お り ま す の で 、 こ れ を 許 可 し ま す。 私 は 未 熟 者 の 議 長 で は ご ざ い ま し た け れ ど も、 [市長尾脇雅弥登壇] 大 過 な く 職 責 を 全 う す る こ と が で き ま し た こ と、 〇市長(尾脇雅弥)市議会の皆様も本日をも ひとえに議員各位の御支援と御協力のたまもの っ て 任 期 最 後 の 議 会 に な る か と 思 い ま す の で、 であります。心から改めて厚く感謝を申し上げ 一言ごあいさつを申し上げます。 る次第であります。 議員の皆様方におかれましては、4年間にわ ときに、来月はいよいよ私どもの選挙でござ た る 議 員 活 動 を 通 じ 市 勢 発 展 に 御 尽 力 を 賜 り、 いまして、市民の審判を仰がなければならない 衷心より敬意と感謝の意を表する次第でござい わけですが、再選を期して出馬をされる各位に ます。 は 、 全 員 そ ろ っ て こ の 席 で 顔 を 合わ せ ら れ る こ 引き続き御出馬なされる方々におかれまして とができますように御健闘を心から御祈念を申 は 、 御 健 闘 を い た だ き 、 め で た く 御 当 選 に な り、 し上げます。 再びこの議場でお目にかかれますよう、心から 次に、執行部の方々に一言申し上げます。 お待ちを申し上げております。 過去4年間、議会運営に対しまして御協力を 地方交付税の減少による財源確保や税収の減 いただいたことに対し、心から厚く感謝を申し 少、高齢化など、本市の抱える課題は山積いた 上げます。 し て お り ま す が 、 こ れ か ら の 課 題 を 一つ 一 つ 解 私どもは議員としての立場からさまざまな問 決 を し 、 一 層 の 市 政 の 飛 躍 を 果 た す た め に は、 題提起をし、また、相当手厳しい議論も行いま 市議会と市執行部が一丸となって取り組んでい した。時としては失礼な点もあったかと思いま く必要がございます。そのためには、議会運営 すが、これもすべて市民の福祉の向上と市の発 に堪能な皆様方が必要とされております。ぜひ 展を願う一念からの言動でありましたこと、ど 頑張って当選をしていただきたいと願う次第で うか御理解の上、御了承をお願いを申し上げた ございます。 ― 120 ― 私 も 、 初当 選 さ せ て い た だ い た こ れ か ら の 4 年間を、行財政改革を初め、市民との協働のも と、「安心安全なまちづくり」、「住んでよか っ た と 思 え る ま ち づ く り 」 、 「 元気 で 活 力 の あ るまちづくり」を目指しまして、職員一同結集 して行政の運営に当たってまいりたいと思いま す。 最後に、くれぐれも健康に御留意くださいま すようお願いを申し上げまして、ごあいさつと させていただきます。 4 年間 、 お 疲 れ さ ま で し た 。 あ り が と う ご ざ いました。 △閉 会 〇 議 長 ( 川 達 志 ) こ れ を も ち ま し て 、 平 成 23年 第 1 回 垂 水 市 議 会 定 例 会 を 閉 会 い た し ま す。 午 前 11時 55分 閉 会 ― 121 ― 地 方 自 治 法 第 123 条 第 2 項 の 規 定 に よ っ て 、 こ こ に 署 名 す る 。 垂 水 市 議 会 議 長 垂 水 市 議 会 議 員 垂 水 市 議 会 議 員
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