~第 1 回校内実習を終えて~

中学部
~第 1 回校内実習を終えて~(中学部:富樫明子)
中学部の校内実習は 5 日間好天に恵まれ,全員が目標の「最後までがんばる」を
達成することができました。
今年度は小学部から中庭の砂場の整備を,高等部からは玄関前の砂場を花壇にす
る作業の依頼を受け,午前中は2グループに分かれて作業に取り組みました。
1 年生にとっては,道具の名前や使い方を覚えたり,1 輪車 8 台分もの砂を掘り
出したりと,初めは 70 分ずつ 2 回の作業は大丈夫か心配でしたが,日々作業が進
む中でペアの息も合い,最終日は時間を延長してもがんばり通す精神的成長を感じ
ました。また,2・3 年生は昨年度の経験もあり,花壇の場所まで,一人で繰り返
し土を運ぶことができました。
午後は,全員で学校で使用する雑巾作りに取り組みました。ミシングループと手
縫いグループに分かれて,ミシンの操作をしたり,縫い目の印をつけたりしました。
自分の役割や仕事を覚えて,できた時の報告や分らないときに「教えてください。」
と,お願いができるようになり,5 日間で 52 枚の雑巾を完成することができまし
た。
暑くても時間いっぱい作業に取り組み,花壇や砂場の完成の報告をする際に先生
方から「大きな石がなくなりとてもきれいに整備していただきました。ありがとう
ございます。」とお礼を言われると,8 名の生徒全員に笑顔がこぼれました。
今回の実習では,働くことを経験しながら自分の得意なことを発見し,やりがい
や充実感を感じることができました。これからの職業生活の基礎を学ぶことができ
た良い機会でした。
花壇作り
砂ふるい
雑巾作り
6月9日(木)に 進路指導部主任を講師として,「今から取り組む『キャリア教育』
として、家庭ではどんなことができるのか?」をテーマに小学部保護者進路学習会が行
われました。
学習会に参加していただいた保護者の方にお願いしたアンケートの一部をご紹介します。
・また聞きたい
・とてもためになりました
・普段の生活の中に、親子共に勉強になることが、たくさんあることに改めてハッと
させられました。
・ゆったりとした気持ちで子供の成長を見守りながら自分も勉強していきたいと思い
ます。
今回は,秋田県特体連のサッ
カー部で活躍している,平成
12年度と15年度卒業のT
さんとKさん兄弟を紹介しま
す。
先輩紹介
二人は、秋田県特別支援学校体育連盟強化サッカーチームのメンバーとして,毎週1回
(土曜か日曜)秋田市での練習に参加しています。2人とも仕事をしながら,練習に参
加することをとても楽しみにしているそうです。今回は,そんな二人にインタビューを
しましたので紹介します。
勤務先は・・・?
休みは・・・?
休みの日は・・・?
練習は・・・?
Tさん
大湯リハビリセンター
日曜日
強化チームの練習
楽しい
Kさん
鹿角NCL
日曜日
強化チームの練習
楽しい
合同の練習だけでなく、日ごろから自主トレーニングを積んでいるそうです。
Kさんはレギュラーとして活躍しています。全国大会には、わか杉大会以降
出場できていないので、「打倒札幌!!」を目指して頑張っているそうです。