所得の 所得の種類と 種類と所得金額の 所得金額の計算方法 所得の 所得の種類 所得金額の 所得金額の計算方法 利 子 所 得 公債、社債、預貯金 などの利子(源泉分 離分は除く) 2 配 当 所 得 収入金額-株式などの元本取得のために要し 株式や出資の配当な た負債の利子 ど =配当所得の金額 3 不動産所得 地代、家賃、権利金 など 1 4 事 業 所 得 事業から生じる所得 収入金額=利子所得の金額 収入金額-必要経費 =不動産所得の金額 収入金額-必要経費 =事業所得の金額 5 給 与 所 得 給料、賃金、賞与な ど 収入金額-給与所得控除額 6 退 職 所 得 退職金、一時恩給な ど (収入金額-退職所得控除額)×1/2 7 8 9 10 =給与所得の金額 =退職所得の金額 収入金額-必要経費-特別控除額 山 林 所 得 山林を売った場合に 生じる所得 譲 渡 所 得 土地、建物などの財 産を売った場合に生 じる所得 収入金額-資産の取得費や譲渡経費 -特別控除額 収入金額-必要経費-特別控除額 一 時 所 得 生命保険の満期返 戻金、クイズの賞金 など一時的に生じる 所得 雑 公的年金、原稿料な ど他の所得にあては まらない所得 所 得 =山林所得の金額 =譲渡所得の金額 =一時所得の金額 次の①と②の合計額 ①公的年金等の収入金額-公的年金等控除 ②上記①を除く雑所得の収入金額 -必要経費 ■給与所得控除額 給与所得の金額は、前年中の給与等の収入金額から給与所得控除額を差し引いた残額をいいます。 したがって、給与所得の金額の計算の仕組みは、事業所得などのように収入金額から必要経費を控除すると いう形ではなく、収入金額から収入金額に応じた一定金額を差し引いて、所得金額を計算するところに特徴が あります。 □給与所得の速算表 給与の 給与の収入( 収入(A) 給与所得の 給与所得の金額の 金額の計算 650,999円以下 651,000円~1,618,999円 1,619,000円~1,619,999円 1,620,000円~1,621,999円 1,622,000円~1,623,999円 1,624,000円~1,627,999円 1,628,000円~1,799,999円(※) 1,800,000円~3,599,999円(※) 3,600,000円~6,599,999円(※) 6,600,000円~9,999,999円 10,000,00円以上 0 (A)-650,000 969,000(定額) 970,000(定額) 972,000(定額) 974,000(定額) (A)'×0.6 (A)'×0.7-180,000 (A)'×0.8-540,000 (A)'×0.9-1,200,000 (A)'×0.95-1,700,000 <表の見方> (1)表の左側の「給与収入(A)」欄にあてはめたら、表の右側の「給与所得の金額の計算」をします。 (2)「給与収入(A)」に(※)印が付いているところは、次の計算をした「(A)'」を「給与収入」とします。 (A)'=(「給与収入(A)」÷4000(小数点以下切り捨て))×4000 ※収入金額が660万円未満の場合には、実際には「簡易給与所得表」によって求めた額になります。 ■公的年金等控除額 公的年金等にかかる雑所得の金額は、次の計算式により計算します。 平成21年中の公的年金等の収入金額の合計額(A)-公的年金等控除額(B)=雑所得の金額 平成21 平成21年中 21年中の 年中の公的年金等 受給者の 公的年金等控除額(B) 受給者の年齢 の収入金額の 公的年金等控除額(B) 収入金額の合計額( 合計額(A) 330万円未満 1,200,000円 65歳以上の人 330万円以上 410万円未満 (A)×25%+ 375,000円 昭和20年1月1日 以前生まれの人 410万円以上 770万円未満 (A)×15%+ 785,000円 (A)× 5%+1,555,000円 770万円以上 700,000円 130万円未満 65歳未満の人 130万円以上 410万円未満 (A)×25%+ 375,000円 昭和20年1月2日 以後生まれの人 410万円以上 770万円未満 (A)×15%+ 785,000円 770万円以上 (A)× 5%+1,555,000円
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