7.リストランテ イル・ノド イタリア語で絆、縁を意味するイル・ノドはサルディーニャ島の本店と姉妹提携し、本 場のサービスの提供を目指し、2005年3月にオープン。イタリアと日本を結びつける 総合プロデューサー兼総料理長のダントニオ・サべリ氏とフロアマネージャーのデ・ファル コ・マウリツィオ氏の二人三脚で名古屋のグルマンをうならせています。 場所は中区役所東隣広小路プレイスビル1F にあり、石造り様の外観が眼をひきます。ドアを開けるとマウリツィオ氏ら数名のスタッ フがにこやかに「ボナ・セーラ」と云って迎えてくれました。 中はイタリアの酒蔵の様な雰囲気で入ってすぐにウエイティングバー、中ほど左にオー プンキッチン、正面奥にパーティー・ルーム、左奥に個室があります。席数が150の大 店で、主に南イタリア料理を提供し、150種以上1500本のイタリアンワインが常備 しているとのことでした。 2007年3月4日のメニューは以下の如く でした。 1)アンティパスティ ①ハムの盛り合わせ ワンチャ―レ(熟成ホホ肉)、パルマ生ハム(2年熟成)、ナポリ・サラミ、ブス ケッタ・ローストピーマン乗せ ②ズッキーニの花のモッツァレラチーズ・アンチョビ入りフリット 2)プリミ・ピアッティ ①オマールエビのリゾット(イタリア米) ②マノレッグス~カタガナ風(サルディーニャのニョッキ、ソーセージ・トマトの煮 込みサフラン風味) 3)セコンディ・ディ・ペスケ 大間産大トロの炭火焼~サンモリユ・ソ ース お口直しのリモーネ・ジェラート 4)セコンディ・ディ・カルネ 飛騨牛の炭火焼~ルッコラ添え 5)ドルチェ オレンジ、マンゴ、ラズベリー・ムース 6)カフェ・マッキャート(エスプレッソの 少量ミルク入り) ヴィーノはグラスで楽しみました。おすすめの白がピエモンテのガヴィ・ディ・ガヴィ “ラスコルカ”で香りはそれほどではないがコクが有りました。 赤がヴィノ・ノビレ・ディ・モンテプルチアーノ1998年で、香りが良く渋みもほど ほどでバランスがとれて良い感じでした。 次のバルベーラ・ダスティ“アルビオラ”2000年は少し渋みが強くボルドーのフル ボディーの様な感じでした。 サービスは日本語が出来、フレンドリーなデ・ファルコ・マウリツィオ氏等4名でなされ、 とても良かったと思います。 料理は南イタリアの伝統で、余り手を加えず、この地方の良質な食材の持ち味を生かし ており良かったと思います。又、あえて日本人向きにアレンジせず現地と同じ味を出して いる点で正に本場の味と云え、評価は名古屋三ツ星に決定。 住所:名古屋市中区栄4-2-29 電話:052-263-1600 休日:無休 PS: 残念ですが閉店しました。
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