心臓血管外科を 覗いてみませんか 飯塚病院 心臓血管外科 対象 心臓外科、血管外科を志す専修医 外科専門医取得のため心臓血管外科症例経 験を必要とする専修医 心臓外科、血管外科を体験したい専修医 たとえば… 救急医を目指すも血管外傷、ある程度の血管外科緊急症例などの処 置を経験したい 循環器科を目指すも心臓外科周術期の実態を経験したい 最終専攻を決めかねているがとりあえず心臓外科血管外科を今の視 点で見てみたい 麻酔科、集中治療医をめざすも開心術周術期を経験したい 心臓血管外科の仕事内容 成人心臓外科 虚血性心疾患手術 弁膜症手術 大血管手術(胸部、胸腹部、解離含む) 成人先天性心疾患 不整脈デバイス手術(ペースメーカー、ICD) 小児心臓外科(先天性心疾患) 血管外科 腹部大動脈瘤 末梢動脈バイパス(閉塞性動脈硬化症etc) 急性動脈閉塞 血管損傷 静脈瘤 シャント造設 手術症例数の推移 例数 450 400 350 300 250 200 150 100 50 01988 1990 1992 1994 1996 1998 2000 2002 2004 2006 2008 2010 その他 MSP ICD ペースメーカー 下肢静脈瘤 閉塞性動脈硬化症 腹部大動脈瘤 胸部大動脈瘤 先天性心臓病 弁膜症 虚血性心臓病 2010年症例内訳 単独冠動脈バイパス術80例 (うち心拍動下バイパス57例) 弁膜症手術49例 (うち冠動脈バイパス術併施16例) 胸部大動脈手術43例 (うちステント治療21例) 先天性心臓病1例 心臓腫瘍2例 (心臓胸部大動脈手術総数) 175例 腹部大動脈瘤57例 (うちステント22例) 閉塞性動脈硬化症手術(下肢バイパス術) 15例 血栓除去術 6例 末梢動脈瘤 6例 下肢静脈瘤 18例 ペースメーカ手術 102例(うち新規植え込み73例) 他の不整脈デバイス手術 25例 その他 9例 総計413例 心拍動下冠動脈バイパス術 Off pump CABG(OPCAB) 現在ほぼ全例人工心肺を使わずに手術、早期回復への取り組み 大動脈ステント治療 増加する高齢者の 大動脈治療をより低侵襲化 次の目標;MICS(Minimally invasive Cardiac Surgery) もちろん、急性動脈の血栓除去、腹部大動脈破裂症例 の救命手術、急性大動脈解離手術など 救命の最前線の治療も”no refusal policy”を合言葉 に積極的に取り組んでいます 元気があれば何でもできる!! 心臓血管外科の世界をのぞいてみませんか… 心臓血管外科医の育成過程 循環器専門医 脈管専門医 血管内治療専門医 大動脈ステント実施医 大動脈ステント指導医 不整脈デバイス手術実施医 静脈瘤レーザー治療実施医 心臓血管外科修練指導医 心臓血管外科専門医取得 3年~ 外科専門医取得 2~3年 初期研修 設定コース 心臓血管外科医志望コース まずは外科専門医取得が必須であるため外科とタイアップし て外科専門医コースに所属。 ただし心臓血管外科在籍時期、期間に関しては希望にも応じ ます。(期間中の他施設での短期研修も可能性あり) 心臓外科血管外科体験コース (当院の後期研修医に限らず他院在籍中でも興味があるかたはぜひどうぞ) 基本は3ヶ月以上、相談に応じます どこまで経験できるか 手術手洗い;週2-3回 担当(上級医とペア);週1-2回 (3ヶ月間で外科専門医の心臓、血管分野のノルマである各10例の経験は必ず経 験できます。) 3ヶ月では;開心術第二助手(到達度によって第一助手まで) 末梢血管、不整脈デバイス第一助手 (終了時、到達度によって執刀、部分担当もあり) 勿論それまでの外科経験によって個人差はあり、3ヶ月の研修終了時に腹部大動 脈瘤の執刀を経験した後期研修医もいます 担当症例も希望をなるべく考慮します(救急に関する部分を希望する場合の血管症 例優先など…) 詳しい問い合わせ、相談は 内田 もしくは 松元 まで。 気軽に相談してください
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