平成 26 年5月 29 日 半田市立半田中学校 学 第 6 号 校 だ よ り 中間テストが終わって1週間。ほぼ結果が出たことと思います。 結果を見て、どう感じているのでしょう。がんばった成果が出たとう れしい気分の人もいれば、 結果が出なくて落ち込んでいる人もいること と思います。いずれにしても、結果は結果として自分なりに受け止めて、 次の学習につなげることが大切です。しっかりと振り返りをしましょう。 がんばった結果が成果として表れた人はそのことを自信として、次の テストでも結果を残すことができるように、 今回の勉強で足りなかった ことを補充していくようにしていきましょう。 また、結果を出せなかった人は、テストに臨む姿勢や勉強の仕方を冷静に分析して、同じ過ちを 繰り返すことのないようにしましょう。教科担任の先生からも指導されると思いますが、間違いを 間違いのままにしておくことなく、やり直しをする。そして、改めて自分なりの目標を確認すると ともに、勇気をもって同じ誤りを繰り返さないための取り組みに挑戦しましょう。 がんばりましょう。 来週月曜日から3年生は修学旅行に出かけます。よい思い出となるように以下のことに注意しま しょう。 □TPOに気を配ろう。 300人という大きな集団で行動します。公共のマナーを意識して、各自が、時(Time)、 場所(Place)、場合(Occasion)をわきまえて行動しましょう。 □正しい服装・身なりで出かけよう。 大げさな言い方かもしれませんが、修学旅行中は全員が半田中学校の看板を背負うことにな ります。中学生らしいさわやかな服装・身なりで過ごしましょう。 □級友とのふれあいを楽しもう。 3日間、級友とともに行動します。会話やふれあいを楽しみましょう。 □学年で決めたルールや約束事を守ろう。 よい思い出は、ルールや約束事を守った正しい行動によって作られます。 見られたら隠さなければならないような物(携帯電話や携帯型の音楽プレイ ヤーなど)をもってきたり、事前に立てた計画を無視して行動したりしない ようにしましょう。 □いざという時ほど冷静な行動を! 平穏無事に旅行できることが一番ですが…。もし「班別研修中に気分が悪 くなった仲間が出た」 「電車に乗り間違えて、自分たちの居場所がわからなく なってしまった」 「変な人にからまれそうになった」などのトラブルが発生し たら、そんなときほど、冷静に、仲間と協力して行動・対処しましょう。 ( 「い ざ!!」というときは、緊急連絡をして、先生たちの指示を確実に仰ぎましょう。) 早いもので、5月も終わろうとしています。1学期も半分過ぎようとしています。 緊張感を持続できていますか? 慣れによって大きくゆるんできていませんか? 学校だよりの第5号でも紹介しましたが、 「やる気」は上がったり下がったりする ものです。大切なのはその下げ幅を小さくすることです。自分で「ゆるんできたな あ」と感じたなら、原点に立ち返り、改めて目標を確認するようにしましょう。も し完全にゆるんでしまったものがあったなら、一度リセットして、新たな歩みを始 めるようにしましょう。 小さなことを積み重ねることが大きなことを為すために最も大切なことだと言われます。生活の 乱れやゆるみは、積み重ねの障害となります。自分自身の力でそうした障害を取り除くようにして いきましょう。 5月27日から 1 年生は部活動に本入部となりました。次の2つのことに注意してがんばりまし ょう。 □休まず続けることが大切 早朝練習、午後からの練習、土日の練習と、慣れるまでは、体力的に苦しい思いをするかも しれませんが、2・3年生が当たり前のように活動できているように、しばらくすれば適応で きます。それまでの間、極力休まないようにして練習に参加するようにしましょう。 そのためには、2年後(中学校3年生になったとき)の姿をイメージするように心がけまし ょう。レギュラーとして試合で活躍する姿、先輩として後輩に向かって技術指導する姿などを イメージできれば、目の前の苦しい練習にも前向きに取り組めるかと思います。がんばりまし ょう。 □家の手伝いも家庭学習もしっかりする 部活動は自分自身を鍛えるために行うものです。部活動を続ければ続けるほど、成長してい くのが本来の姿です。したがって、部活動を、言い訳や甘えに使わないようにしてほしいと思 います。具体的に言うと、部活動を理由にして、家の手伝いや家庭学習を怠けないということ です。家族の一員として与えられた役割を確実に行う。時間をうまく生み出して家庭学習に確 実に取り組む。それが部活動にしっかりと取り組む生徒のあるべき姿だと考えます。 6月2日(月)から教育実習生が5名やってきます。1年6組(男・数学)・1年7組(女・英 語)・1年9組(男・社会)・2年1組(女・保健)・2年6組(男・国語)に配属になります。将 来、学校の先生になることを夢見る大学生たちです。よろしくお願いします。 私たちは、お互いに気持ちよく過ごすことができるよう相手を尊敬する気持ちを、あいさつや言 葉遣い、マナーなどの礼儀を通して表現しています。日本の礼儀は、伝統として長く受け継がれて います。外国にも、形は違いますが、様々な礼儀があり、お互いを尊重する気持ちが交わされてい ます。礼儀はただ形にするだけでなく、気持ちを込めることによって、相手に伝わります。様々な 礼儀があることを学び、その根底には相手に対する敬愛の気持ちがあることを理解し、時と場に応 じて適切な行動がとれるようにしたいものです。 (参考 文科省「私たちの道徳」から)
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