学校だより「創造調和」

平成 27 年6月1日
半田市立半田中学校
第 6 号
学
校
だ
よ
り
中間テストを終えて 10 日あまり。結果も出そろい、さまざまな反省をしていることと思います。
しかし、
「次はがんばるぞ!」という単純な反省だけでは不十分です。
「なぜ」を大切にして客観
的に自分を見つめ直すことが大切です。特に重要なことは、テスト
に至る過程です。
「テストに向けて立てた計画は確実に実行できた
か?」
「勉強の仕方、勉強の充実度はどうであったか?」
「テスト勉
強の教科別の時間配分はどうであったのか?」
「テストそのものは冷
静に受けることはできたか?(イージーミスはなかったか?思い違
いや思い込みはどうであったか?)
」等を、しっかり振り返りましょ
う。
「入試や試験は、結果が大切!」と言われます。だから、得点も
順位も気になります。しかし、得点や順位だけに注目することは、どうなのでしょう。テストは難
易度によって、得点が上下します。だから、単純に得点をとれた・とれないことを反省しても、努
力が報われたかどうかの判断はつけづらいものです。順位も同様です。他人との比較で、自分の努
力の度合いをはかることにどれほどの意味があるのでしょうか。
「自分の求める結果を残すために、自分でやろうと決めたことを実行できたかどうか?」
「自分の求める結果を出すために、実行したことの方法は正しかったかどうか?」
得点や順位に関係なくできる反省を、大切にしましょう。そうすることが、最終的には結果にも
つながっていくものです。
「報われない努力はあるかもしれないが、無駄な努力はない。
」
という諺があります。しかし、どうせ努力するなら、報われる努力をしたいものです。だとした
ら、努力が最終的に報われるようにするために、無駄の少ない努力を積み上げていきたいものです。
そのために大切なことは、
「がんばるゾ!」という意欲とともに、冷静に、客観的に、自分のあ
り方を見つめる目です。よい振り返り、よい反省をしましょう。
<期末テストの日程>
6月 25 日(木)
6月 26 日(金)
1限
2限
3限
4限
1限
2限
3限
1年
社会
理科
国語
保健体育
1年
英語
数学
技術・家庭
2年
国語
社会
理科
保健体育
2年
技術・家庭
英語
数学
3年
理科
国語
社会
保健体育
3年
数学
技術・家庭
英語
10 組
国語
社会
-
-
10 組
数学
理科
英語
今週水曜日(6/3)から3年生は修学旅行に出かけます。よい思い出となるように以下のこと
に注意しましょう。
□TPOに気を配ろう。
300人という大きな集団で行動します。公共のマナーを
意識して、各自が、時(Time)
、場所(Place)
、場合(Occasion)
をわきまえて行動しましょう。
□正しい服装・身なりで出かけよう。
大げさな言い方かもしれませんが、修学旅行中は全員が半
田中学校の看板を背負うことになります。中学生らしいさわ
やかな服装・身なりで過ごしましょう。
□級友とのふれあいを楽しもう。
3日間、級友とともに行動します。会話やふれあいを楽しみましょう。
□学年で決めたルールや約束事を守ろう。
よい思い出は、ルールや約束事を守った正しい行動によって作られます。見られたら隠さな
ければならないような物(携帯電話や携帯型の音楽プレイヤーなど)をもってきたり、事前に
立てた計画を無視して行動したりしないようにしましょう。
□いざという時ほど冷静な行動を!
平穏無事に旅行できることが一番ですが…。もし「班別研修中に気分が悪くなった仲間が出
た」
「電車に乗り間違えて、自分たちの居場所がわからなくなってしまった」
「変な人にからま
れそうになった」「大きな地震が起きたら」などのトラブルが発生したら、そんなときほど、
冷静に、仲間と協力して行動・対処しましょう。(
「いざ!!」というときは、緊急連絡をして、
先生たちの指示を確実に仰ぎましょう。
)
命は、星の数ほどの偶然があって存在するからこそ、大切。
命は、いつか終わりを迎える。つまり、限りあるからこそ大切。
命は、ずっとずうっとむかしから受け継がれて受け取ったものであり、そして、受け継いでいか
なければならないからこそ、大切。
そして、命は、自分一人のものではない。命は、家族、仲間、周りの人たちに喜びを与えられる
からこそ、大切。
また、命は、そこに存在するだけで輝くが、磨けばもっと輝かすことができるからこそ、大切。