平成26年度 第5回名張市社会教育委員会議 会議録(概要)

平成26年度 第5回名張市社会教育委員会議 会議録(概要)
◇開催日時:平成27年1月7日(水) 午後1 時30 分∼午後 3 時
(その後、学校・家庭・地域連携部会、公民館部会開催)
◇開催場所:名張市役所 303・304 会議室
◇出席委員:福原委員、今村委員、斉藤委員、澤田委員、山本委員、須曽野委員、若山委員、増岡委員、
岡田委員(11 名) (◇欠席:安藤委員、耕野委員、古谷委員、板井委員)
◇事務局等 長田図書館長、担当監、文化生涯学習室長、生涯学習担当副室長、文化生涯学習室主査
(◇欠席:教育次長、
)
1.斉藤委員長挨拶
2.松尾教育委員挨拶
3.議事
○全体会
(1) 公民館の活用推進答申案について
答申(案)朗読
・答申(案)下から 7 行目「施設の指定管理者との協定書等には」とあるが、類似施設は含ま
ないのか。指定管理している公民館だけでなく、類似施設も視野に入れた内容にして欲しい。
答申(案)にいれるかどうかは問題だが、趣旨としてはそういう内容にして欲しい。
⇒現在、類似施設で講座を実施している所もあるが、教育委員会からは指示は出来ない。
・良い評価をさせていただくが、ここだけは守って欲しいという言葉が必要ではないか。
社会教育というものがどういった形で継続し、遂行されていくのかというものが欲しい。文章
が優しすぎる。
・館長の任命について会長推薦であっても、教育委員会が委嘱出来ないのか。
・館長の任命は地域に任せるしかない。前の前の段階に戻ってしまい、教育委員会としても拒
否権が出てしまう。地域も極端な人を館長には選ばないと思う。
・館長の意識だけは教育委員会の考え方を持ちながら、進めていく中でその立場を発揮する。
⇒公民館長のポストは地域の社会教育の中心を担っていただく方という位置づけをしっ
かり示す必要がある。
・公民館のハード面、建物管理は会長でもいいと思うが、ソフト面は館長の役割。極端な話
館長でなくても、専任職員や部会長を設ければいい。公民館だけで社会教育は出来ない。あ
らゆる組織と連携している。社会教育は手薄になるとは思わない。各地域、手を抜こうとは
思っていない。
・組織をどう動かすということではなく、市長部局と教育委員会が連携してぶれない線を作ら
ないといけない。
・公民館では十分なコミュニティ活動も出来ないので、コミュニティセンター化したほうがい
いという文面があって、それが極端に出過ぎているのではないか。社会教育の公民館の活動が
何かおろそかにされるのではないかという捉え方が出来、不安がある。
・コミュニティセンター化に移行するというよりも、今の社会教育の場である公民館の拡張を
更に進めていくと、その分地域活動等を融合させるための場を作っていくが、公民館ですると
社会教育法の制約が入っているので難しい分がある、という課題があるためにコミュニティセ
ンター化するというのが本来の形ではないか。答申(案)に具体的に個別の内容まで条例を入
れることは適切ではないと思うので、基本的な部分を押さえて入れて欲しい。よりよく機能し
ていくためのコミュニティセンター化という考え方を出してもらったほうがいい。
・公民館活動等とまちづくり活動を融合させ、良いところを強化していくためにはコミュニテ
ィセンター化にするというふうに持っていく。
・
「公民館」=(英)コミュニティセンター
日本では 70 年前から公民館という学習する場がある。場がないと学習出来ない。場は大切で
ある。今までやってきたものを融合させる。答申の中に細かい部分を書くのは難しいと思う。
・条例は地域部が作成する。機能部分について網羅していく。
・コミュニティビジネスという文言が諮問に入っているが、答申に入れるのかどうか。会議録
の事務局の発言にコミュニティビジネスという文言がある。
・社会教育としての担保が短い。もっと強く強調したほうが積極的になる。
<まとめ>
1. 市の現状・考え方 ”名張市はいち早くから・・・取り組み”
↓
2. 課題
”少子高齢化・・・”
↓
3. 発展
”個性豊かで活力・・・” ”コミュニティビジネス”
↓
4. 社会教育的な部分を膨らませる ”まなぶ・つどう・むすぶ”
↓
5. 生涯学習 ”例えば、コミュニティセンター化するための・・・”
↓
6. 他の施設も含めた ”今後も・・・”
(2) その他
・2/14 皇學館大学ふるさと講座「名張の言語調査」の開催
・次回の開催について
2月23日(月)午前 9:30∼12:00
○学校・家庭・地域連携部会
・素案について、特に異議等はないが気になる点について事務局へ質問や討議を行う。
【学校支援地域本部事業について】
・先に行われた公民館の活用推進についての全体会で討議した内容にも共通するが、答申の流
れとして、
「①現状があって、②課題があり、③その課題を解決したりより充実させたりす
るための手法を具体的に述べる」というように、順序立てて説明しているほうがわかりやす
いのではないか。
・細かな助詞の使い方「て、に、を、は」については、事務局へ一任。修正した素案を部会長
と相談されたい。
【放課後子ども教室について】
・特に意見なし。
・いただいた意見をもとに事務局で素案を修正し、部会長へ相談する。そのうえでもう一度素
案を委員へ送付して意見をまとめ、答申としたい。
○公民館部会
別紙資料
以上
平成26年度 名張市社会教育委員会議(公民館部会) 会議録(概要)
◇開催日時:平成27年1月7日(水) 午後3 時00 分∼午後 4 時 30 分
◇開催場所:名張市役所 303 会議室
◇出席委員:今村委員、斉藤委員、山本委員、須曽野委員、増岡委員、岡田委員(11 名)
(◇欠席:古谷委員)
◇事務局等 長田図書館長、担当監、生涯学習担当副室長
1.議事
○答申(案)について
答申(案)朗読
<公民館>
・現在、公民館の活用推進について、コミュニティセンター化ということで、答申(案)がま
とまってくるとなると、公民館部会では諮問という形は難しくなると思うので、社会教育委員
の会議の中で意見をいただき、地域部に反映する形になっていくのでは。
・
「なお、
」から2行の部分で、冒頭から諮問の形を否定しているので、最後にしたほうがいい。
・4 行目「生きる力を育てるための家庭教育が必要であることは言うまでもなく」は削除
・
「教育基本法第 10 条に定められているように、名張市においては」として子育ての現状を。
・
「身近な地域に公民館がふさわしい」とあるが、公民館だけに限定せず、地域の集会所や公
的施設も含めた意味で「公民館等」とする。
・事業評価やアンケートなどの資料作成は大変だが、公民館訪問によりフィードバックしてい
ただけるのは公民館の弱点が分かるので助かる。
・公民館と区では歴史が違うので、
上手くいっていない地域があるのも仕方がない部分もある。
・指定管理料の仕組みの見直し
・館長の推薦は地域から行っており教育委員会ではないが、地域で選んでいただくことは悪い
わけではない。連絡協議会は地域部と教育委員会が連携し、開催している。
<家庭教育>
・家庭教育の場として学校も大切である。学校という教育の場がもう少し複合的な機能を持っ
た施設、社会教育を行う場であるという意味で「等」としていただきたい。
・家庭教育を学校で実施することでPTAも巻き込んでいきたい。
・下から7行目「受講者が各公民館で講座を開催するなど、実施に向けたプロセスの構築が必
要であるとともに、受け皿である公民館事務員の研修が必要である」ということで、受け皿側
との連携が出来るという意味を含めて欲しい。事務員が企画していくことになるので、意識が
ないと出来ない。
以上