心臓血管外科重点コース (心臓血管外科、外科)

外科専門医取得プログラム:心臓血管外科重点コース
(心臓血管外科、外科)
心臓血管外科・後期研修・マニフェスト5箇条
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広島・全国で活躍できる心臓血管外科医を育てます。
国外・国内留学への道を作ります。
3年間で心臓手術の執刀をさせます。
3年間で論文・学会発表を10以上できます。
休暇・夏休みもしっかりとってメリハリのある仕事ができます。
心臓血管外科スタッフ
後期研修3年目
(1)目的
卒後臨床研修の修了後、専門分野の高度の知識と技術の修得を図り、心臓
血管外科の診療に関する優れた専門医を育成する事を目的とする。卒後研修
2年終了後の医師が、心臓血管外科専門医を目指す医師を対象としている。
修練期間は原則として3年間で、終了後は心臓血管外科チームのリーダーと
しての診療ができる基礎を作り、併せて外科専門医試験の受験資格を取得す
ることを目的としている。具体的には研修後、倉敷中央・榊原病院など国内
留学やフランス国外留学を優遇斡旋し、広島・日本で心臓血管外科執刀医と
して巣立つことを目的とする。
(2)研修期間:3 年間(2008年4月から2011年3月)の代表例
2008.4~2009.7
心臓血管外科
16ヶ月
2009.8
2009.9~2009.11
広島市民病
前半:麻酔
院
心臓
科
後
血管外科
半:ICU
1ヶ月
3ヶ月
2009.12~2010.6
心臓血管外
科
7 ヶ月
2010.7~2010.9
2010.10~2011.3
外科
心臓血管外科
3ヶ月
6 ヶ月
(3)修練内容
A.初期修練(1 年目)
外科手技
血管の処理を中心に基本手技を訓練。
具体的には腹部末梢血管の第一助手と心臓胸部大動脈の第二助手
人工心肺装置の着離脱の第一助手
知識
周術期の病態把握をしっかり行い、呼吸循環器管理を訓練。
具体的には術前カンファレンスとICU・病棟管理
学会発表:3回以上
論文投稿:1編以上
B.後期修練(2・3年目)(この間に、一般外科修練:C)
外科手技
血管手術を中心に訓練。
具体的には腹部末梢血管の術者と心臓胸部大動脈の第一助手
人工心肺装置の着離脱の術者
知識
心臓血管外科の専門知識の取得
具体的には外来診療(初診・再診患者の診療)
手術症例の第一主治医と後輩研修医の指導
学会報告:5回以上
論文投稿:2編以上
C.外科専門医のための修練
卒後5年間で外科専門医を取得すべく一般外科修練
具体的には約3~6ヶ月間、消化器外科・呼吸器外科にて修練
これにより外科専門医の必修疾患を経験
(4)指導体制
心臓血管外科専門医認定修練基幹施設
研修責任者
内田直里(心臓血管外科部長)
S63 年卒 広島大 日本胸部外科学会指導医
心臓血管外科専門医認定修練基幹施設・指導責任者
心臓血管外科専門医
日本外科学会専門医
広島大学医学部臨床教
指導医
片山 暁(フランスボルドー大学、倉敷中央病院研修後)
指導医
田村 健太郎(岡山榊原病院、フランスボルドー大学研修後)
(5)学会発表(2009年度)実績:
全国学会:26題(うちシンポジウム3題)
投稿論文:4編(うち英文3編)
(6)取得できる専門医:外科専門医、心臓血管外科専門医
(7)年間別手術症例数
年間手術件数
症例数
450
400
350
300
250
200
150
100
50
0 2003年
その他
下肢静脈瘤手術
末梢動脈手術
腹部大動脈手術
胸部大動脈手術
他の心臓手術
弁膜症手術
冠動脈バイパス術
2004年
2005年
2006年
2007年
2008年
2009年
(8)この数年の後期研修後の進路動向
① 呉共済病院(一般外科)→ 聖路加病院(一般外科)チーフレジデント
→ 静岡がんセンタースタッフ
② 岡山榊原病院(心臓血管外科)→ フランスボルドー大学心臓血管外科
(臨床留学済み)→広島大学病院心臓血管外科スタッフ
③
④
⑤
アメリカ基礎研修留学 →東広島医療センター心臓血管外科スタッフ
広島記念病院 外科スタッフ
神戸海星病院 外科スタッフ
手術修練中(後期研修3年目)