EKドバイ研修レポート 2003 年 5 月 19 日(月)〜2003 年 5 月 22 日(木) ・チェックイン〜出国 関西空港国際線チェックインカウンターにて行う。今回の出発時間は 22 時と遅かった事もあ り SARS の影響に関係なく閑散としていた。実際、マスクをしている人間もあまり見あたらな かった。関空から就航してかなりの時間が経つにも関わらず、チェックインにかなりの時間を 要した。少し早めに到着してもらうように案内した方がよいかも知れないが出国審査等で時間 はかからないので問題はなさそうである。 空港は 22 時だと閑散としていてセキュリティーチェックも出国審査もスムーズに通過できる。 空港の免税店は通常 22 時までの営業だが、JL/EK の運行曜日(月、火、木、土)は一店舗 のみ 22 時 30 分まで営業している。 ・エミレーツ航空(EK) 往復共エコノミークラスに搭乗。往路は 11 時間、復路は 9 時間(気流に乗るので実質 8 時間) のフライトでエコノミークラスの割にはシートの間隔が広く、前の人がシートを倒さない限り窮 屈には感じない。映画や音楽は日本語対応のものも多く時間を有効に使えるが時間が長い ためエコノミーでは肉体的にかなり厳しい。客室乗務員の対応は良く、常時客室乗務員は全 員で14名、うち日本人が6名。 ・ドバイ国際空港(Sheikh Rashid Terminal) 入国 横に細長い構造になっている為、ゲートによってはかなり長い距離を進まなくてはならない。 突き当たりのホールで入国審査を終えたら、受託手荷物を引き取って税関へ。 (入国審査は厳しいかと想像していたが、入国カードも不要でパスポートを提示して終了。 あっさり通過できた) 出国 EK は Y と F,C のチェックインカウンターだけでなく、入国審査、セキュリティーチェックまで分 かれている。F,C と Y の同行者がいる場合はセキュリティーチェック終了後に合流可能。 出国時のセキュリティーは厳しい。同行者の中には靴やベルトまで外されている人もいた。 空港に着いた時間が遅く EK のラウンジを見学する事が出来ず残念であった。 ホテルインスペクション Burj Al Arab ホテル建築としては、ギネス・ブックにも認定された世界最高層の 321mを誇る。全ての部屋 がスイートのメゾネットタイプになっている。バスルームのアメニティは全てエルメスのものを 使用。27 階にあるレストランはアラビア湾上空 200mという高さ。ホテルにはレセプションがな く、訪れた宿泊客をそのまま部屋まで案内してくれる。(Rackrate で 10 万円〜約 90 万円!) 全室 200 部屋に対して 1200 名の従業員が働いている。 The Jumeirah Beach Hotel 今回、宿泊させて頂いたホテルで印象としてはカップルやファミリー向け。敷地内に Wild Wadi というウォーターパークが無料で利用できる。(宿泊客以外も利用できるが有料にな る)波をイメージした 26 階建ての外観はガラス張りで輝いているので遠くからもかなり目立つ。 従業員のサービスも良く、部屋の掃除も頻繁におこなわれていた。基本的に国自体が裕福な ので部屋内の盗難など神経質になる必要はなさそうだ。ドバイで唯一のアルゼンチン料理の レストランがあり、タンゴショーも楽しめる。 ←これが Wald Wadi です。 ウォータースライダーや流れる プールがある。 ここのウォータースライダーは是 非体験してみてください。 Royal Mirage(The Palace) アラビックスタイルの落ち着いた内装で高級感があり、主観だが今回、訪れたホテルの中で は一番気にいった。特に気にいったのは新館の The Arabian Court でスタンダードの部 屋の割には豪華であった。(Rackrate で 5 万〜3 万円程度)海外の有名人も多数宿泊に訪れ るとのこと。 Ritz Carlton Hotel 欧州スタイルの高級ホテルで世界中にあるリッツ・カールトンの中でも豪華なビーチリゾートで 全室から海が見えるテラスがある。どこのホテルもそうだがスパやジム施設が特に充実して いる。アフターヌーンティーがお薦め!(Rackrate で 5 万円程度) Al Maha Desert Resort ドバイ市内から車で 45 分程の位置し、遊牧民(ベドウィン)のテントをモチーフにした部屋は 27 棟全てがコテージタイプのスイート。内装も全てアラビアン・スタイルで砂漠の隠れ家的ホ テル。現在の敷地面積が25k㎡であるが砂漠の自然を確保する為に250k㎡に拡大中。こ の砂漠にはオリックスやガゼルといった生物も生息していてホテルにたまに顔をみせると か・・・。砂漠の真ん中で周りに何もない為、食事は全てホテルにて。 (Rackrate で 15 万円程度) そ の 他 訪 問 個 所 Dubai Museum 博物館ではろう人形、音響・照明効果を使って油田発見前の生活を細かく描写したものやク リークの風景、伝統的なアラビアの家並み、モスク、スーク、ナツメヤシ畑、砂漠と海洋の生物 などが色鮮やかに展示されています。 水上タクシー ドバイにはバール・ドバイとデイラの間を流れるクリークの渡り方として通称 アブラ と呼ばれ る伝統式な水上タクシーがある。もともとは貨物を運ぶ船として利用されており、古きドバイを 味わう意味でも貴重な体験。 City Center ドバイ市内の中心部にあり、アメリカのモールを思わせる巨大なショッピングセンターです。 フランスの カルフール (スーパーマーケット)などが入っていて、基本的には生活で必要なも のはここで揃うようです。 やはり 金 が有名でヨーロッパの方は買われていくようです。 Desert Safari 砂漠のアドベンチャーでホテルから最新型の 4WD に乗って出発します。見渡す限り一面の 砂漠を縦横無尽に駆け巡るのは快感です。まず、日本では体験できません。途中で砂漠の 夕日を見た後はキャンプ地でビールを飲みながらバーベキューに舌鼓。ラクダに騎乗したり、 ベリーダンスを見たりなどこれはお薦めです。 参 加 後 記 今回、初めて中東に行かせて頂きました。イラク戦争や SARS の影響もありこの時期に中 東?と正直、気が重かったのですが、U.A.E.に関してはまったく危険を感じませんでした。 ドバイはイスラムの中でも戒律が厳しくなく、外国人が多いせいか自由に生活している人が多 いようです。現在は多くの旅行者が外貨を落としていくのでドバイの旅行産業も飛躍的に伸び ているそうです。実際に自分の目で見てみることが大事だということを痛感したと同時に中東 に対する偏見(中東=危険)が一掃されました。 以 上
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